JPH04265386A - ヒンジ枠 - Google Patents

ヒンジ枠

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Publication number
JPH04265386A
JPH04265386A JP3311023A JP31102391A JPH04265386A JP H04265386 A JPH04265386 A JP H04265386A JP 3311023 A JP3311023 A JP 3311023A JP 31102391 A JP31102391 A JP 31102391A JP H04265386 A JPH04265386 A JP H04265386A
Authority
JP
Japan
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mounting flange
locking
hinge frame
door
socket plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3311023A
Other languages
English (en)
Inventor
Horst Lautenschlaeger
ホルスト、ラウテンシユレーガー
Reinhard Lautenschlaeger
ラインハルト、ラウテンシユレーガー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Karl Lautenschlaeger GmbH and Co KG Moebelbeschlafabrik
Original Assignee
Karl Lautenschlaeger GmbH and Co KG Moebelbeschlafabrik
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Karl Lautenschlaeger GmbH and Co KG Moebelbeschlafabrik filed Critical Karl Lautenschlaeger GmbH and Co KG Moebelbeschlafabrik
Publication of JPH04265386A publication Critical patent/JPH04265386A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05DHINGES OR SUSPENSION DEVICES FOR DOORS, WINDOWS OR WINGS
    • E05D7/00Hinges or pivots of special construction
    • E05D7/12Hinges or pivots of special construction to allow easy detachment of the hinge from the wing or the frame
    • E05D7/123Hinges or pivots of special construction to allow easy detachment of the hinge from the wing or the frame specially adapted for cabinets or furniture
    • E05D7/125Hinges or pivots of special construction to allow easy detachment of the hinge from the wing or the frame specially adapted for cabinets or furniture the hinge having two or more pins
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05DHINGES OR SUSPENSION DEVICES FOR DOORS, WINDOWS OR WINGS
    • E05D5/00Construction of single parts, e.g. the parts for attachment
    • E05D5/02Parts for attachment, e.g. flaps
    • E05D5/08Parts for attachment, e.g. flaps of cylindrical shape
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05YINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES E05D AND E05F, RELATING TO CONSTRUCTION ELEMENTS, ELECTRIC CONTROL, POWER SUPPLY, POWER SIGNAL OR TRANSMISSION, USER INTERFACES, MOUNTING OR COUPLING, DETAILS, ACCESSORIES, AUXILIARY OPERATIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, APPLICATION THEREOF
    • E05Y2900/00Application of doors, windows, wings or fittings thereof
    • E05Y2900/20Application of doors, windows, wings or fittings thereof for furniture, e.g. cabinets
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S16/00Miscellaneous hardware, e.g. bushing, carpet fastener, caster, door closer, panel hanger, attachable or adjunct handle, hinge, window sash balance
    • Y10S16/43Hinge mounting bracket

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Hinges (AREA)
  • Holders For Apparel And Elements Relating To Apparel (AREA)
  • Greenhouses (AREA)
  • Medicines Containing Material From Animals Or Micro-Organisms (AREA)
  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
  • Compounds Of Unknown Constitution (AREA)
  • Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)
  • Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Seasonings (AREA)
  • Pivots And Pivotal Connections (AREA)
  • Refrigerator Housings (AREA)
  • Auxiliary Devices For And Details Of Packaging Control (AREA)
  • Table Devices Or Equipment (AREA)
  • Ladders (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、家具のドアの内側面に
設けられたほぞ穴に嵌入せしめられることが可能で、上
縁からドアへの適当な取付け位置に一体的に取付けフラ
ンジが突出していて上記ほぞ穴に隣接するドアの内側部
分に重なる金属製のカップ部を有し、前記上縁はドアの
内側へ湾曲せしめられて、上記取付けフランジにはドア
の内側に開口している浅い凹陥部が形成されるようにな
っており、且つ上記取付けフランジとドアへの内側面と
の間に配設されて該取付けフランジとドアとに取外し可
能に結合されたプラスチック製のソケット板を有する、
カップ型のヒンジ枠に関する。
【0002】
【従来の技術】以前支配的に使用されていたプラスチッ
ク製ヒンジ枠に対して、近年は、ドア装着式のヒンジ部
品として役立ち且つモダンな多継ぎ手式キャビネットヒ
ンジのドアの内側に設けたほぞ穴に固定され得るヒンジ
枠を従来と同様に形成すること、即ち取付けフランジと
ドアに固定されるかドア内に固定されるかして実際には
見えないプラスチック製のソケットを備えた金属製のカ
ップ部品から成るヒンジ枠状に形成することが、増々人
気を呼ぶようになって来た。金属シートを型打ちするか
プレスすることにより又は合金を加圧鋳造することによ
って作られる上記金属部品は、一方ではヒンジ枠の外観
を決定し、他方では必要な大きな強度を保証し、又、取
付け状態では見えないか殆ど見えないプラスチック製の
ソケットは、ドアに設けられたほぞ穴に上記金属部品が
精密に整合するのを保証する。このヒンジ枠は、金属部
品の取付けフランジに明けられた皿穴は、その下にある
プラスチック製のソケット部分に明けられた穴とに挿通
された一個または二つのねじにより固定され、これらの
ねじは、ドア内部へ直接ねじ込まれるか、ソケットに設
けられた取付け柱にねじ込まれるかして、カップ部品用
のほぞ穴から或る距離の所でドアに明けられた取付け孔
内に保持される。射出成形によって好ましくはソケット
と一体に作られるこれらの取付け柱は、取付けられたヒ
ンジ枠がドアにしっかりと結合されるように、ドアに穿
設された取付け孔の内径より大き目に作られている。こ
の取付け柱を、取付けねじによって開かされ得るように
開きプラグ式に構成することによって、ヒンジ枠をドア
の上または中にしっかりと据え付ける点で更に改良する
ことができる。然しながら、ソケットの金属部品の取付
けは外せるので、取付けねじを取り去ることによって、
ドアからヒンジ枠を取り外すことは可能である(例えば
ドイツ特許第2606181号及び同第2636767
号参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このねじに
よる取付けは労力を要し、又ソケットが繰り返し取り外
されたり取り付けられたりすると、取付け柱のねじ部の
ねじ山やドアの取付け孔の壁はすり減って、ドアにヒン
ジ枠をしっかりと安全に取り付けることが出来なくなる
【0004】本発明の目的は、このような従来技術の有
する問題点に鑑み、公知のヒンジ枠を改良して、工具を
使用することなしにヒンジ枠をドアに容易且つ迅速に取
付けることができるばかりか、必要に応じて取り外すこ
とができ、而も着脱を繰り返しても嵌着の完全性を少し
も損なうことのないようにすることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段及び作用】この目的は、本
発明によれば、カップ部を、ソケット板に対して、ドア
の内面に直交する回転軸の周りに所定角度回すことによ
り、バヨネット式に、ソケット板とカップ部の取付けフ
ランジとを解放可能に結合する、ロック装置を設けるこ
とにより達成される。
【0006】本発明の好適実施例によれば、ドアに面し
た取付けフランジの底部に、少なくとも断面で見たとき
放射方向に延びていて、カップ部を収容するために設け
られたドアのほぞ穴の長手方向中心軸に対して取付け板
の底部から或る距離だけ離れた位置に或る間隔を置いて
設けられた、少なくとも二つのロック用突起を備え、該
ロック用突起は、ドアの内側面とほぼ平行な平面内にく
り抜かれたロック用溝に嵌合するように関連せしめられ
、且つ該ロック用溝は、端部に、ロック用突起の入口と
なるべき取付けフランジ側の頂面に向かって開放した部
分を夫々有するように構成されている。従って、金属製
のカップ部を、予めドアに装着したソケット板に、簡単
且つ迅速にロックすることが可能である。この場合、ロ
ック動作は、先ずカップ部をほぞ穴内へ導入してソケッ
ト板に対して回すことによりバヨネット式に行われて、
ロック用突起はロック用溝の入口部へ入る。次に、カッ
プ部が挿入されて取付けフランジがソケット板と対向す
るに至った時、カップ部は適正な取付け位置まで回され
、ロック用突起は、ロック用溝内に入って、ドアのほぞ
穴からカップ部が脱出することのないようにする。 ロック用溝に僅かの傾斜を付けることによって、金属製
カップ部の取付けフランジは、ソケット板と強固に接触
するように付加的に引張られて、ロックされた時ドアの
内面としっかり接触せしめられ得るようにされる。
【0007】カップ部が金属シートから型打ちにより作
られる場合には、ロック用突起は、取付けフランジの材
料部分から三辺が切り離されて、先づドアの内面に対し
て直角に折り曲げられ、次にその自由端部分が取付けフ
ランジとほぼ平行に放射方向外側へ曲げられる、突出部
であれば好都合である。その後、取付けフランジの部分
は、ロック用突起を形成するために切除された材料部分
に対応して成形される。ソケット板のプラスチック材料
を適当に着色することによって、取付けフランジに形成
されたこれらの切除口は目立たないにようにすることが
できる。これに対して、意識的に違った色を用いること
により、切除口が目立つようすることができる。
【0008】カップ部が取付けフランジと一緒に、家具
の金物類によく使われる亜鉛ダイカスト合金(Zama
k)のような合金から加圧鋳造によって作られる場合は
、ロック用突起は、取付けフランジの底面上に一体に鋳
造される接続用突起の自由端から放射方向へ突出せしめ
られる。鋳型を適当に設計することにより、取付けフラ
ンジに切除開口を全く設けずにカップ部を製造すること
ができるが、この場合には、かかる開口を別途設けるこ
とができる。更に、鋳型は、ロック用突起を形成するた
めに他の方法では必要とされるスライダーの代わりに、
取付けフランジに上記開口を作るための突起を鋳型の上
半分に形成することによって、簡単にされる。
【0009】ロック用突起は、取付けフランジに対して
ロック方向から離れた位置に面する両側縁を結合する材
料部分により、付加的に安定にさせられ得る。
【0010】これに対して、ロック用突起がカップ部に
向けられた湾曲縁の自由端から取付けフランジの凹陥部
内へ突出するように、構成することもできる。
【0011】カップ部に対面する部分において、ソケッ
ト板は少なくとも断面が弧状に画成されて、弧の半径中
心が、カップがドアに固定されたとき、ドアに設けられ
たカップ用のほぞ穴の中心軸と一致するようにされてい
る。弧の半径は、ほぞ穴の半径にほぼ対応するように選
定されるのが好ましい。
【0012】ロック用溝は、ソケット板の弧状境界部に
開いているように配設される。
【0013】ロック用突起が取付けフランジの湾曲縁の
自由端上に設けられている場合には、ソケット板は、ロ
ック用溝が取付けフランジの湾曲縁と関連したソケット
板の外周限定領域内へ延びるように、構成される。
【0014】プラスチック製のソケット板は取付けフラ
ンジに形成された凹陥部の深さを越える厚さに作られる
が、この場合、ドアに面し且つ上記凹陥部から突き出た
ソケット板の下部は、取付けフランジの外形に対応する
ように成形される。ヒンジが取り付けられた時、ソケッ
ト板の薄い層は、カップの取付けフランジの自由端とド
アの内側面との間に見える。
【0015】取付けフランジの凹陥部内に在るソケット
板の上部は凹陥部の一部分のみを満たすように成形され
ており、ソケット板と取付けフランジが所定位置に適正
にロックされた時には、ソケット板の上部材料によって
は形成されない空洞部は、取付けフランジが、ドアのほ
ぞ穴の中心軸の周りに或る角度回された位置でソケット
板上に載置され且つ適正なロック位置へ回すことができ
るように形状が限定され、又、許容され得る上記回転角
は、取付けフランジのロック用突起がロック用溝の入口
部の上側開口と同じ高さに位置に持ち来され得るように
選定されている。
【0016】上述の各種例とは逆に、取付けフランジと
ソケット板との間のロック機構は、取付けフランジが隔
置された少なくとも二つのロック孔を持っていて、その
各ロック孔は弧状に延びた溝状ロック部と該溝状ロック
部の一端に設けられた拡大入口部を有し、また取付けフ
ランジに面したソケット板の上側からは、ソケット板か
ら突き出ていて自由端に大径のロックヘッドを有する軸
で形成されたロック用突起が突き出ており、その軸の直
径は上記の溝状ロック部の巾より僅かに小さく且つロッ
クヘッドは該溝状ロック部の巾よりは大きいが、何れに
しても上記ロック孔の入口部の直径よりは小さいか又は
それと等しいように、設計することもできる。
【0017】何れの場合も、上記ロック孔は、深さ方向
に形成された取付けフランジの部分に穿設されるのが有
利である。又、ロックヘッドの高さは、低くされた取付
けフランジ部の深さと等しくされるのが最良である。従
って、ロックヘッドは、適正なロック位置では、取付け
フランジの頂面よりも突出することはない。
【0018】なお、金属カップ部をドアの適正位置に確
実に固定するために、ソケット板は、取付けフランジの
縁部を越えて一部が外方へ突出していてドアの内面に対
し直角方向へ動き得る少なくとも一つの舌状部を有して
おり、適正なロック位置において取付けフランジの湾曲
縁部の自由端とは反対側の部分に該湾曲部に適合する溝
状の凹部があり、上記舌状部はドアの内面から持ち上げ
られていて取付けフランジの周縁部分を受け入れる位置
へ向けて弾圧されるように、構成されるのが好ましい。 カップ部は、取付けフランジの湾曲縁部が舌状部の溝状
凹部から自由になるように該舌状部の外方突出部分を押
圧することによりロック解除された時にのみ、ドアから
取り外すことができる。
【0019】舌状部は、二つの側部境界溝によりソケッ
ト板とは側方が切り離されており且つ取付けフランジ側
の内端でのみソケットと一体に接続されるようにするこ
とにより、ソケット板と一体に構成することができる。
【0020】舌状部の一部は、金属カップ部がソケット
板に対してロック位置まで回された時舌状部に乗り上る
取付けフランジの湾曲縁部が、溝状凹部と該湾曲縁部が
一線に揃うまで舌状部がその弾力に抗してドアの内面に
向けて次第に度を増しながら押し付けられるように、頂
部が面取りされるのが最良である。金属カップがドアに
取り付けられたとき、上部の斜面として役立つ上記面取
部により、溝状凹部が取付けフランジの湾曲縁部と係合
するようにすばやく立ち直るために、適正な取付け位置
に一杯に回されると、舌状部は取付けフランジの湾曲縁
部によって自動的に押し戻される。
【0021】
【実施例】以下、図示した実施例に基づき本発明を詳述
する。図1及び2に全体が符号10により指示されてい
るヒンジは四点連結ヒンジであって、支持アーム12と
して設計され且つキャビネットの側壁に固定された(図
示しない)取付け板上に普通の方法で調整可能に装着さ
れた支持壁関連ヒンジ部は、図3乃至8に関連して以下
に説明される本発明に従い、二本のヒンジリンク14及
び16により、ヒンジ枠に回動可能に連結されている。 ヒンジ枠は、キビネットドアの裏面に設けられたほぞ穴
に嵌着することのできる公知のカップ状をなしていて、
金属製のカップ部20を有しており、その上縁部からは
、ドアの適正位置に取り付けられた時上記ほぞ穴に隣接
した内側面部分に重合する取付けフランジが一体的に突
き出ている。図示の実施例では、カップ部20とこれと
一体に形成された取付けフランジ22は金属シートを型
打ちすることによって作られるが、家具用金具として広
く使用されている亜鉛鋳造合金(ザマク:Zamak)
のような適当な合金から加圧鋳造法によって作ることも
できる。
【0022】取付けフランジ22の外周縁24はドアの
内側に向けて丸く湾曲せしめられて、取付けフランジの
底部に浅い凹陥部26を形成しており、その中にプラス
チック製のソケット板28が設置されている。ソケット
板の厚さは凹陥部26の深さよりも僅かに大きくて、ヒ
ンジ枠18がドアに固定された時、ソケット板28の周
縁部分30は取付けフランジ22とドアの内側面との間
に見えるようになっている。ヒンジ枠18の反対側の対
称な平面には二つの開口32が設けられているが、それ
については図3,7乃び8に基づいて次に説明する。
【0023】カップ部20は、図3及び7に明示された
ように、平坦な側面と丸い幅の狭い端縁を持つ浴槽の形
をしていて、弧状壁の外径はドアに設けられた円形のほ
ぞ穴の半径と等しい。ヒンジ枠がドアに正しく取り付け
られた時は、カップ部20の側面が平らになっているた
めカップ部20とほぞ穴の壁との間の隙間は、一部は取
付けフランジ22により一部は取付けフランジから段差
のある位置で該カップ部に取り付けられた円形の覆面部
分34によって、隠されている。開口32は取付けフラ
ンジ22の材料を三辺打ち抜いて突出部36を形成する
ことにより穿設され、この突出部は、図7と図8に明示
されたように、凹陥部26内へ最初直角に折り曲げられ
、次にその自由端が取付けフランジとほぼ平行に半径方
向外向きに折り返されている。各突出部36の外方へ向
けられている尖端部分はロック用突起36aを形成し、
このロック用突起36aは、ソケット板28に形成され
たロック用溝(図4及び5参照)と共に、バヨネットロ
ック手段の一部をなしている。
【0024】ロック用突起36aは、それを上述のよう
に単純に突出部を折り曲げて作るのではなく、図9に示
された如く取付けフランジ22にロック用突起を接合し
ている材料部分36bによって一側が追加的に安定化せ
しめられるようにすれば、より強い設計のものが得られ
る。即ち、凹陥部内へ直角に折り曲げられた突出部36
の部分は、材料部分36bとアングル状に融合している
【0025】ソケット板28はカップ部20と対面する
側が符号38で示すように円弧状に形成されていて、弧
の半径はドアのほぞ穴の半径と等しい。即ち、ソケット
板28の弧状壁部分38は、取付けフランジ22の下側
のカップ部20の弧状壁部分に嵌合する。
【0026】開口32から切り出された突出部36の位
置は、凹陥部26内へ直角に折り曲げられた部分が弧状
壁部分の半径位置に来るように、作られている。一方、
取付けフランジ22と平行に半径方向外側に向けられた
位置へ折り返されたロック用突起36aは、ソケット板
28の弧状壁部分38にあるロック用溝40と係合しな
い時は、ソケット板と接触する。ロック用溝40は、ソ
ケット板の頂部と弧状壁部分38に開けられた入口部分
40aと、取付けフランジ22と平行に円弧状に延び且
つ弧状壁部分に同様に開けられたロック部分40bから
成っている。ロック部分40bの一端に設けられた入口
部分40aは、ロック用突起36aが垂直に即ちドアの
ほぞ穴の中心軸と平行に、取付けフランジ22がソケッ
ト板の上面に停止するまで、挿入され得るような横断面
寸法を有している。カップ部20をロック部分40bに
向けて回すことによって、ロック用突起36aはロック
部分40bに入り、そしてカップ部はソケット板にロッ
クされ、反対方向へ回すことにより取り外すことができ
る。
【0027】ソケット板は、カップ部20の取付けとは
別にドアに予め据え付けることができるが、このように
する可能性は種々考えられる。例えば、ソケット板は(
図示しない)ねじによりドアの内側面に固定することが
できる。実施例では、このねじを収容するため皿孔42
が穿設されている。図4には又、ドアに対面した取付け
板の底面に柱44を一体に形成して、これを打ち込むか
又は取付けねじにより拡張するかできるようにした可能
性が、一点鎖線で示されている。
【0028】図4及び図5には、ロック用溝40の入口
部分40aが時計方向に延びるロック部分40bの先端
に設けられていて、カップ部20を取付けフランジ22
を介してソケット板28にロックするには、ロック用突
起36aがロック用溝40の入口部分40aと一線に揃
うように、意図とした取付け位置よりも適当量だけ反時
計方向へずれた位置にカップ部が置かれなければならな
いことが、示されている。
【0029】カップ部とヒンジリンク14及び16を介
してカップ部に取付けられた支持アーム12が不意に反
時計方向に戻るのを防止するため、ソケット板28に二
つの隣接した側溝48を切り込むことにより舌状部46
が形成されており、その自由端はロック位置にある取付
けフランジ22の端縁24を越えて延びている。ドアに
面する舌状部の底面からは材料が切除されていて、舌状
部がドアの内側面に向かって弾性的に曲げることができ
るようになっており、一方その上側には溝状の凹部50
が設けられていて、適正なロック位置でその中へ取付け
フランジの端縁24がぱちんと入るようになっている。 取付けフランジの端縁24を越えて突出している把持部
となるべき舌状部46の先端部分が押し下げられて端縁
24が溝状凹部50から離脱せしめられた時のみ、カッ
プ部20をロック解除方向へ回すことによりロック解除
することができる。把持部を形成する舌状部46の突出
部分は上面が面取りされていて、カップ部がソケット板
に対して回された時、取付け板22の端縁24はロック
位置にある舌状部の自由端に接近すると、舌状部の面取
りされた上側面上に乗り上がり、ロック位置へ向かって
の回転を続けると、溝状凹部が端縁24と一線に揃って
舌状部がそのロック位置までぱちんと上がるまで、取付
けフランジは舌状部の偏倚力によってドアの内側面に除
々に強く押し付けられるであろう。
【0030】凹陥部26内にあるソケット板28の上部
は、凹陥部内にソケット板が完全に入っている場合は、
ソケット板に対してカップが回転するのを防止する。従
って、この上部は、図4及び5に示されたように構成さ
れて、図4において一点鎖線で示した回転防止領域が切
除されるか、一点鎖線で示された領域が形成されないよ
うに射出成形金型を作るかされる。その故、取付けフラ
ンジ22の凹陥部26は、この領域においては、ソケッ
ト板により満たされず、ソケット板28に対するカップ
部20のバヨネットロック強度が弱められる結果となる
であろう。
【0031】図10乃至12には、取付けフランジのロ
ック用突起36aと取付けフランジのロック用溝40b
の構成と配置の点で、図1乃至9を参照して上述した実
施例とは異なる実施例が示されている。従って、これら
両実施例において同一の部品には同じ数字符号を付し、
変更部分のみについて説明し、他は上述の説明を参照す
れば足りるであろう。
【0032】前記実施例との重要な差異は、ロック用突
起36aが内側へ向けられていること、即ち取付けフラ
ンジ22の湾曲縁部の自由端縁の対角線上の対向領域か
ら凹陥部26内へロック用突起が向けられている点であ
る。ロック用突起36aの形状と長さに合わせて、ソケ
ット板28の外縁部分にロック用溝40bが設けられて
いて、取付けフランジ22が適正な取付け位置に固定さ
れ得るようになっている。ロック用溝40bは上記外縁
部分内に開口している。
【0033】この実施例では、ソケット板28は舌状部
46の領域を除いて上側面がほぼ平らであり、そのため
、取付けフランジ22は、その湾曲端縁24の自由端を
ソケット板の上側面に載置することによって支持される
【0034】図13乃至15には、本発明によるヒンジ
枠の更に別の実施例が示されており、この実施例は前記
最初の実施例とはロック用突起とロック用溝の関係が反
対になるように構成されている。即ち、ロック用突起1
36はソケット板が設けられており、ロック用突起を受
け入れるロック孔140は取付けフランジ22に形成さ
れている。従って、この実施例では、二つのロック孔1
40は、カップ部20を挾んで反対側の取付けフランジ
部分に離れて設けられていて、夫々弧状のロック用溝部
分140bと、その端に設けられた拡大された入口部分
140aとを有し、全体が取付けフランジの凹まされた
部分に形成されている。又、ロック用突起136は、取
付けフランジ22に対面するソケット板26の上側面か
ら突き出ていて、小径の軸部の上には大径のロックヘッ
ド136aが設けられている。このロックヘッド136
aの直径は、ロック孔140の入口部分140aに挿入
できるような大きさに選定されている。従って、カップ
部20が時計方向へ回されると、ロック用突起136の
軸部はロック孔140のロック用溝部分140b内に入
り、取付けフランジ22は持ち上げられている対向した
ロック部分により固定される。ロック用溝部分140b
の側方に隣接しているロック孔140の部分は、(図面
では見えないが)ドアの内側面に向かって僅かに傾斜す
るように作られているため、正しいロック位置に来ると
、取付けフランジはソケット板に対して強く押し付けら
れて、或る引張力が生じる。この実施例においても、ソ
ケット板は上側面がほぼ平らで、取付けフランジは取付
け位置にある時ソケット板の縁部分によってのみ支持さ
れる。
【0035】本発明の範囲内で、バヨネットロック機構
を構成するロック用突起とこれに対応するロック用溝の
数や設置位置に関し、上記実施例を種々変形し且つ改良
することができることは明白である。皿孔42や柱44
の位置も変えることは可能である。唯一基本的なことは
、全体的に厚さの薄いソケット板はドアの内側面に設け
られたほぞ穴の領域に予め取り付けることができ、又カ
ップ部は後でほぞ穴に嵌挿してソケット板にロックする
ことができるようになっている点である。ヒンジ枠は、
図示した四点連結ヒンジのみならず、ドア関連部品がド
アに設けられたほぞ穴内に嵌没し得るカップであるよう
な他の形式のキャビネットヒンジに対しても同様に使用
できることは明白である。即ち、ヒンジ枠18は、ソケ
ット板28が別の種類のヒンジに対しても同じであると
ころの一点連結ヒンジ又は広角ヒンジに対しても又同様
に使用することができる。従って、ソケット板28を予
め取り付けたドアは、上述の各種ヒンジの何れを使うこ
ともでき、例えば図1及び2に示された四点連結ヒンジ
のような一つの形式のヒンジを、ドアの開き角をより大
きくするために、他の形式の所謂広角ヒンジ即ちクロス
リンクヒンジと交換することができる。又、取外し自在
なキャビネットを輸送するときは、ドアを完全に包装で
きるように、ドアからヒンジのカップ部を取り外すこと
も可能である。
【0036】ソケット板28とカップ部20の取付けフ
ランジ22との間の専用のロック機構の重要な利点は、
カップ部20の深さは重要でない、即ちカップ部を収容
するためドアに設けられるべきほぞ穴の深さが十分であ
る限り、異なった深さのカップ部を有する何れのヒンジ
枠でも、ソケット板を予め取り付けてある何れのドアに
も装着できる、という事実に見ることができる。又、打
ち込み又は拡張式の柱44或いはねじ用に異なった孔タ
パーンが設けられているドアを付けるために、本発明に
よるヒンジ枠を持ったヒンジが使用される場合、カップ
部とソケット板以外のヒンジ部品は変えずに、ソケット
板だけをそれに合ったものと交換して使用する必要があ
る、という点も注目されるべきである。
【0037】上述のロック用突起の位置を変更する可能
性に関して指摘されるべきことは、ヒンジ枠が金属シー
トから作られる場合、カップ部即ちドアに設けられたほ
ぞ穴内に嵌没されるべき部品の壁材料からロック用突起
のための舌状片を型打ちし、次に取付けフランジから或
る距離だけ離してこれと平行に放射方向へロック用突起
を突き出すようにその舌状片を壁部から離して折り曲げ
ることが可能である、という点である。云うまでもなく
、この方法で作られたロック用突起の領域にあるカップ
部の壁は、ドアに設けられたほぞ穴の壁の直接近傍にあ
る。好ましくは、この可能性は、既述のようにカップ部
を対向した側部でソケット板に連結する二つのロック用
突起が、カップ部がロック領域で十分に大きい直径を有
する場合には、この方法で作ることができるとは言うも
のの、取付けフランジの幅の狹い中心部分の下側に、他
の二つのロック用突起の間の中央に置かれた第三のロッ
ク用突起を形成するのに役立つであろう。
【0038】
【発明の効果】上述の如く本発明によれば、工具を用い
ることなしに各種形式のドアに容易且つ迅速に取り付け
ることができるばかりか、必要に応じて取り外すことが
でき而も着脱を繰り返しても常に正しい位置に取り付け
ることができるヒンジ枠を提供することができる。又、
本発明によれば、一部の部品を交換するだけであらゆる
種類のドアに取り付けることのできる極めて汎用性に富
んだヒンジ枠を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明により構成されたヒンジ枠を具備した開
放状態にある四点連結ヒンジとして設計されたキャビネ
ットヒンジの斜視図である。
【図2】図1に示されたヒンジのヒンジ枠,連結用のヒ
ンジリンク及び支持アームの前端部を含む中央縦断面で
ある。
【図3】図1及び2に示されたヒンジ枠のカップ部の斜
視図である。
【図4】図1及び2に示されたヒンジ枠のソケット板の
斜視図である。
【図5】図4の矢印5の方向に見たソケット板の上面図
である。
【図6】図5の矢印6の方向に見たソケット板の側面図
である。
【図7】図3の矢印7の方向に見たカップ部の上面図で
ある。
【図8】図7の矢印8−8の方向に見た取付けフランジ
部の部分断面図である。
【図9】ロック用突起の領域の変形構造を持つ取付けフ
ランジの図7における左側部分に相当する上面図である
【図10】本発明のヒンジ枠の変形実施例のカップ部の
上面図である。
【図11】図10の矢印11−11の方向に見たカップ
の断面図である。
【図12】図10に示されたカップ部に適するソケット
板の斜視図である。
【図13】本発明に従うヒンジ枠の別の変形実施例のカ
ップ部の上面図である。
【図14】図13の矢印14−14の方向に見たカップ
部の取付けフランジの部分断面図である。
【図15】図13に示されたカップ部に適するソケット
板の斜視図である。
【符号の説明】
10          ヒンジ 12          支持アーム 14,16    ヒンジリンク 18          ヒンジ枠 20          カップ部 22          取付けフランジ24    
      湾曲縁 26          凹陥部 28          ソケット板 30          周縁部分 32          開口 34          覆面部分 36          突出部 36a        ロック用突起 38          弧状境界壁 40          ロック用溝 40a        入口部分 40b        ロック部分 42          皿孔 44          柱 46          舌状部 48          側溝 50          溝状凹部 136        ロック用突起 136a      ロックヘッド 140        ロック孔 140a      入口部 140b      ロック部

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  家具のドアの内側面に設けられたほぞ
    穴に嵌入せしめることが可能で、上縁からドアへの適当
    な取付け位置に一体的に取付けフランジ(22)が突出
    していて上記ほぞ穴に隣接するドアの内側部分に重なる
    金属製のカップ部(20)を有し、前記上縁はドアの内
    側へ向って湾曲せしめられて、上記取付けフランジ(2
    2)にはドアの内側に開口している浅い凹陥部が形成さ
    れるようになっており、且つ上記取付けフランジ(22
    )とドアの内側面との間に配設されて該取付けフランジ
    とドアとに取外し可能に連結されるプラスチツク製のソ
    ケット板(28)を有する、押し込み又は打ち込みカッ
    プ型のヒンジ枠において、上記カップ部(20)を、上
    記ソケット板(28)に対して、ドアの内側面に直交す
    る回転軸の周りに所定角度回すことにより、バヨネット
    ロック式に、ソケット板(28)とカップ部(20)の
    取付けフランジ(22)とを離脱可能に結合する、ロッ
    ク装置が設けられていることを特徴とするヒンジ枠。
  2. 【請求項2】  ドアに向いた前記取付けフランジ(2
    2)の底部に、カップ部(20)を収容するために設け
    られた前記ほぞ穴の長手方向中心軸に対して上記底部か
    ら或る距離だけ離れた位置に、少なくとも二つのロック
    用突起(36a)が互いに離れて設けられており、且つ
    該ロック用突起にはドアの内側面とほぼ平行にくり抜か
    れていて該ロック用突起を受け入れるロック用溝(40
    b)が関連せしめられており、該ロック用溝は各端部に
    前記取付けフランジの上面まで開けられた入口部分を持
    っていることを特徴とする、請求項1に記載のヒンジ枠
  3. 【請求項3】  前記ロック用突起(36a)は、取付
    けフランジ(22)の材料部分から三辺が切り離されて
    いる突出部(36)に形成されていて、先ずドアの内側
    面に対し直角に折り曲げられ、その自由端部分は、取付
    けフランジ(22)とほぼ平行に半径方向外側へ更に折
    り曲げられていることを特徴とする、金属シートを型打
    ちすることにより作られたカップ部(20)を有する請
    求項2に記載のヒンジ枠。
  4. 【請求項4】  前記ロック用突起(36a)は、取付
    けフランジ(22)の底部上に一体的に形成された連結
    用突出部の自由端から半径方向へ突き出していることを
    特徴とする、カップ部が加圧鋳造により合金で作られて
    いる請求項2に記載のヒンジ枠。
  5. 【請求項5】  前記ロック用突起(36a)は、夫々
    、ロック方向から離れて取付けフランジ(22)に対面
    している該ロック用突起の側縁に接合した材料部分(3
    6b)により付加的に安定化せしめられていることを特
    徴とする、請求項3又は4に記載のヒンジ枠。
  6. 【請求項6】  湾曲縁(24)の自由端縁から離れた
    位置でカップ部(20)に向けられた前記ロック用突起
    (36a)は、取付けフランジ(22)の凹陥部(26
    )内に突出していることを特徴とする、請求項2に記載
    のヒンジ枠。
  7. 【請求項7】  ソケット板(28)は、カップ部(2
    0)に面した部分が少なくとも弧状壁(38)に習って
    弧状に成形されていて、弧状境界壁(38)の半径中心
    が、ドアにヒンジ枠が固定された状態で、カップ部(2
    0)を収容するドアのほぞ穴の中心軸と一致しているこ
    とを特徴とする、請求項1乃至4の何れか一つ又は請求
    項6に記載のヒンジ枠。
  8. 【請求項8】  弧状境界壁(38)の半径はドアのほ
    ぞ穴の半径にほぼ対応していることを特徴する、請求項
    7に記載のヒンジ枠。
  9. 【請求項9】  ロック用溝(40b)はソケット板(
    28)の弧状境界壁(38)に穿設されていることを特
    徴とする、請求項2又は8に記載のヒンジ枠。
  10. 【請求項10】  ロック用溝(40b)は取付けフラ
    ンジ(22)の湾曲縁(24)と関連した外周境界面に
    穿設されていることを特徴とする、請求項6乃至8の何
    れか一つに記載のヒンジ枠。
  11. 【請求項11】  ソケット板(28)は取付けフラン
    ジ(22)に形成された凹陥部(26)の正味深さを越
    える厚さを有しており、又ドアに面し且つ上記凹陥部(
    26)から突出するソケット板(28)の底部は取付け
    フランジ(22)の外形に対応して成形されていること
    を特徴とする、請求項1乃至6の何れか一つ又は請求項
    8又は9に記載のヒンジ枠。
  12. 【請求項12】  凹陥部(26)内にあるソケット板
    (28)の上部は該凹陥部(26)の一部分を埋めてお
    り、ソケット板(28)と取付けフランジ(22)がロ
    ック位置にある時、ソケット板の上部材料により形成さ
    れていない空洞部分は、ドアのほぞ穴の中心軸の周りに
    ソケット板に対し或る角度回された位置で取付け板(2
    2)がソケット板(28)上に置かれて適正なロック位
    置まで回され得るように、画成されており、その可能な
    回転角は、取付けフランジ(22)のロック用突起(3
    6a)が、何れも関係するロック用溝の入口部分(40
    a)の上部開口と整合する位置へ持ち来たされ得るよう
    に、選定されていることを特徴する、請求項11に記載
    のヒンジ枠。
  13. 【請求項13】  取付けフランジ(22)は隔置され
    た少なくとも二つのロック孔(140)を持っていて、
    該ロック孔は夫々弧状に延びた溝状ロック部(140b
    )と該ロック部の一端に設けられた拡大入口部(140
    a)を有し、又取付けフランジ(22)に面したソケッ
    ト板(28)の上側からは、ソケット板(28)から突
    き出ていて自由端に大径のロックヘッドを有する軸で形
    成されたロック用突起が、突き出ており、該軸の直径は
    溝状ロック部(140b)の巾よりも僅かに小さく、且
    つロックヘッド(136a)は溝状ロック部(140b
    )の巾よりは大きいが、何れにしてもロック孔(140
    )の入口部(140a)の直径よりも小さいか又はその
    直径と等しいことを特徴とする、請求項1に記載のヒン
    ジ枠。
  14. 【請求項14】  ロック孔は夫々凹陥部(26)内に
    突き出た取付けフランジ(22)の部分に形成されてい
    ることを特徴とする、請求項13に記載のヒンジ枠。
  15. 【請求項15】  ソケット板(28)は、取付けフラ
    ンジ(22)の縁部を越えて一部が外方へ突出していて
    ドアの内側面に対し直角方向へ動き得る少なくとも一つ
    の舌状部(46)を有しており、該舌状部は適正なロッ
    ク位置で湾曲縁(24)の自由端に対向する部分に該湾
    曲縁(24)と嵌合する溝状の凹部(50)を持ってお
    り、又上記舌状部(46)はドアの内側面から離れて持
    ち上げられて取付けフランジ(22)の上記湾曲縁を受
    け入れる位置へ弾圧されていることを特徴とする、請求
    項1乃至6の何れか一つ,請求項8又は9又は請求項1
    2乃至14の何れか一つに記載のヒンジ枠。
  16. 【請求項16】  舌状部(46)はソケット板(28
    )の一部であることを特徴とする、請求項15に記載の
    ヒンジ枠。
  17. 【請求項17】  舌状部(46)は、二つの側部境界
    溝(48)によりソケット板(28)とは側方が切り離
    され、取付けフランジ側の内端でのみソケット板(28
    )と一体に接続されていることを特徴とする、請求項1
    6に記載のヒンジ枠。
  18. 【請求項18】  舌状部(46)の一部は上側が面取
    りされており、カップ部(20)をソケット板(28)
    に対してロック位置へ回したとき、取付けフランジ(2
    2)の湾曲縁(24)は、前記溝状凹部(50)が回さ
    れた湾曲縁(24)と一線になるまで舌状部(46)を
    ドアの内側面に向う弾力に抗して次第に度を増しながら
    そるようになっていることを特徴する、請求項16又は
    17に記載のヒンジ枠。
  19. 【請求項19】  舌状部(46)の一部は上側が面取
    りされており、カップ部(20)をソケット板(28)
    に対してロック位置へ回したとき、取付けフランジ(2
    2)の湾曲縁(24)は、前記溝状凹部(50)が回さ
    れた湾曲縁(24)と一線になるまで舌状部(46)を
    ドアの内側面に向う弾力に抗して次第に度を増しながら
    そるようになっていることを特徴する、請求項15に記
    載のヒンジ枠。
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