JP3046802B2 - 分電盤の扉の蝶番構造 - Google Patents

分電盤の扉の蝶番構造

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JP3046802B2
JP3046802B2 JP10234365A JP23436598A JP3046802B2 JP 3046802 B2 JP3046802 B2 JP 3046802B2 JP 10234365 A JP10234365 A JP 10234365A JP 23436598 A JP23436598 A JP 23436598A JP 3046802 B2 JP3046802 B2 JP 3046802B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、分電盤のカバーの表面
を覆う扉の蝶番構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の分電盤の扉の蝶番構造は、図7に
示すようにカバー21の表面を覆う扉22の裏面にヒン
ジ23を取り付け、該ヒンジ23の軸杆24をカバー2
1の表面上部に取り付けた支持金具25に取り付けて、
軸杆24の回動下に扉22の開閉を行うものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
従来のものはヒンジ23及び支持金具25がカバー21
と扉22の上部間に設けられるため、ヒンジ23を設置
するために扉22の上部を前方に膨出させた形状としな
ければならずデザインの制約となっていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めになされた本発明は、ボックス本体を施蓋する窓孔付
きのカバーの表面を扉で覆う分電盤において、扉の裏面
一側に該扉の裏面に添って設けた係合凹部に先端を差し
込み固定したアーム金具の基端をカバーに設けた透孔を
介してカバーの裏面に臨ませたうえ該アーム金具の基端
を前記カバーの裏面に取り付けたヒンジの軸杆に固定し
たことを特徴とするものである。そうして、アーム金具
を薄板製とするとともにカバーに設けた透孔をスリット
状に形成することが好ましい。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明の好ましい実施の形態を図
面に基づいて詳細に説明する。1は分岐用ブレーカ、漏
電ブレーカ等を取り付ける分電盤のプラスチック製のボ
ックス本体、2は該ボックス本体1を施蓋して分岐用ブ
レーカ、漏電ブレーカ等を覆うプラスチック製のカバー
であり、該カバー2には分岐用ブレーカ、漏電ブレーカ
等の操作ハンドル部を露出させる窓孔3が透設されてい
る。4はカバー2の表面を覆って窓孔3や露出している
操作ハンドル部を隠蔽する扉である。
【0006】前記扉4は裏面一側即ち裏面上側の左右両
側をアーム金具5の先端に取り付けられており、また、
このアーム金具5は基端をカバー2に設けた透孔2aを
介して該カバー2の裏面に臨ませたうえ該基端をカバー
2の裏面に取り付けたヒンジ6の軸杆7に固定されてい
る。また、ヒンジ6は軸杆7を軸支した円筒状の軸受部
6aに設けた開口部6bの外側に連設した鍔板部6c、
6cをカバー2の裏面に突設したボス部2bにネジ止め
して取り付けられている。さらに、前記アーム金具5
は、先端に係合爪部5aを設けた取付板部5bの基端両
側下方に折曲形成したアーム板部5c、5cの下端に角
孔5d、5dを透設した金属薄板製のもので、アーム板
部5c、5cの下端をカバー2に設けたスリット状の透
孔2a、2aから該カバー2の裏面に挿通して角孔5
d、5dを前記軸杆7の端部に形成した角状の取付軸部
7aに嵌合させ、また、アーム金具5の先端である係合
爪部5aは扉4の裏面に形成した係合凹部4aに差し込
み固定されている。
【0007】なお、前記した係合爪部5aは図3及び図
4、図5に示すように先端側が狭まるように先端面から
中央に向け中央拡大部を設けた切欠部11を設けるとと
もに先端両側に案内傾斜面12、12を形成したうえ該
案内傾斜面12、12に続く係合用切欠部13、13を
設けたものである。そうして、アーム金具5の先端であ
る係合爪部5aを差し込み固定する係合凹部4aは図4
及び図5に示すように、扉4の裏面に添って設けた偏平
状の角筒部14の下方に挿入口15を設けるとともに該
角筒部14の両側内面に前記係合爪部5aの係合用切欠
部13、13が係合する楔部16、16を突設したもの
である。従って、係合爪部5aの先端を挿入口15から
挿入すれば案内傾斜面12、12が楔部16、16の傾
斜面16a、16aにより内側に押圧されて係合爪部5
aの先端側が狭められて楔部16、16の間を通過した
後に該係合爪部5aの先端側が旧状に復帰して係合用切
欠部13、13が楔部16、16に合致して係合爪部5
aが係合凹部4aに自動的に嵌合して差し込み固定され
るものである。また、鍔板部6c、6c間にスペース部
材を介在させることにより軸受部6aと軸杆7との抵抗
を調節して扉4が任意の角度で停止して開口状態を保持
できるものとしている。
【0008】このように構成されたものは、図1に示す
ようにボックス本体1に取り付けた分岐用ブレーカ、漏
電ブレーカ等のハンドル部を窓孔3から露出させたカバ
ー2の表面を扉4により覆って、窓孔3から露出してい
る操作ハンドル部を隠蔽して体裁よく壁面に設置してお
き、操作ハンドル部の操作が必要な場合に扉4を開けて
使用するものである。この扉4の開閉のための扉の蝶番
構造は、ヒンジ6をカバー2の裏面に取り付けたもので
あるが、扉4は裏面に先端を取り付けたカバー2に設け
た透孔2aを挿通させたアーム金具5が該アーム金具5
の基端を固定した軸杆7を起点に回動して図2に示すよ
う扉4を的確に開けることができる。しかも、扉4とカ
バー2との間にはヒンジ6が設置されていないことによ
り、扉4の形状がヒンジ6により影響を受けることなく
デザインすることができ、敢えて扉4の上部を前方に膨
出させた形状とするようなことが不要である。また、ヒ
ンジ6はスペースにゆとりのあるカバー2の裏面に取り
付けられているので該カバー2の裏面にヒンジ取付用の
ボス部2bを設けるだけでよいので安価に製造できるも
のである。
【0009】また、アーム金具5を先端に係合爪部5a
を設けた取付板部5bの基端両側下方に折曲形成したア
ーム板部5c、5cの下端に角孔5d、5dを透設した
ものとすることにより、製造が容易であるうえ金属薄板
製であっても充分に強度が確保できるものである。しか
も、アーム金具5即ちアーム板部5c、5cを挿通させ
るカバー2に設けた透孔2aを図6に示すようにカバー
2の両側上部に2条に金属薄板の板厚の幅のスリット状
として設けることができるので、該スリット状の透孔2
aが装飾効果を発揮して扉4を取り除いて使用した場合
においても体裁のよいものとなる。さらに、アーム金具
5の先端を扉4の裏面に添って設けた係合凹部4aに差
し込み固定することにより、ネジ固定に比べ扉4を薄く
することができるうえ部品点数を少なくでき組立も容易
で安価な分電盤を提供できる。
【0010】
【発明の効果】本発明は前記説明によって明らかなよう
に、ボックス本体を施蓋する窓孔付きのカバーの表面を
扉で覆う分電盤において、扉を開閉するためのヒンジを
前記カバーの裏面に取り付けたので、扉の開閉は的確に
確保できることは勿論、扉とカバーとの間にはヒンジが
設置されていないことにより、扉の形状がヒンジにより
影響を受けることなくデザインすることができる。さら
に、部品点数を少なくでき組立も容易で安価な分電盤を
提供できるものである。従って、本発明は従来の分電盤
の扉の蝶番構造の問題を解決したものとして、業界に寄
与するところ大なものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す一部切欠側面図であ
る。
【図2】本発明の実施の形態を態様を異にして示す一部
切欠側面図である。
【図3】本発明の実施の形態に使用するヒンジを分解し
て示す斜視図である。
【図4】本発明の実施の形態に使用する扉とアーム金具
の関係を分解して示す斜視図である。
【図5】本発明の実施の形態に使用する扉とアーム金具
の関係を示す断面図である。
【図6】本発明の実施の形態に使用するカバーを示す一
部切欠正面図である。
【図7】従来例を示す一部切欠側面図である。
【符号の説明】
1 ボックス本体 2 カバー 2a 透孔 3 窓孔 4 扉 4a 係合凹部 5 アーム金具 6 ヒンジ 7 軸杆
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02B 1/38 H02B 1/44 H05K 5/03

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボックス本体(1) を施蓋する窓孔(3) 付
    きのカバー(2) の表面を扉(4) で覆う分電盤において、
    扉(4) の裏面一側に該扉(4) の裏面に添って設けた係合
    凹部(4a)に先端を差し込み固定したアーム金具(5) の基
    端をカバー(2) に設けた透孔(2a)を介してカバー(2) の
    裏面に臨ませたうえ該アーム金具(5) の基端を前記カバ
    ー(2) の裏面に取り付けたヒンジ(6) の軸杆(7) に固定
    したことを特徴とする分電盤の扉の蝶番構造。
  2. 【請求項2】 アーム金具(5) を薄板製とするとともに
    カバー(2) に設けた透孔(2a)をスリット状に形成した請
    求項1に記載の分電盤の扉の蝶番構造。
JP10234365A 1998-08-20 1998-08-20 分電盤の扉の蝶番構造 Expired - Fee Related JP3046802B2 (ja)

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JP5085772B1 (ja) * 2011-07-11 2012-11-28 株式会社東芝 壁掛け具、および表示装置
JP7049947B2 (ja) * 2018-06-28 2022-04-07 河村電器産業株式会社 分電盤ハウジング

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