JPH06156681A - 薄板状物品の整送装置 - Google Patents

薄板状物品の整送装置

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JPH06156681A
JPH06156681A JP33244892A JP33244892A JPH06156681A JP H06156681 A JPH06156681 A JP H06156681A JP 33244892 A JP33244892 A JP 33244892A JP 33244892 A JP33244892 A JP 33244892A JP H06156681 A JPH06156681 A JP H06156681A
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Abstract

(57)【要約】 [目的] 乾蒲鉾をリニア振動フィーダから所定時間に
所定個数カップラーメンの容器に供給すること。 [構成] ボウル13の内周壁面に螺旋状のトラック1
4を形成させ、この一部に円弧状の切欠き29を形成さ
せる。上流側からここに到来した乾蒲鉾mの内、その直
線状縁部をトラック14の移送面に当接させて移送され
ているものは、ボウル13の内周壁面に傾倒した姿勢で
そのまま下流側へと導かれるが、円弧状縁部をトラック
14の移送面に当接させて移送されてきた乾蒲鉾mは、
その円弧状縁部の一部が円弧状の切欠き29に嵌込み、
ボウル13の内周壁面に沿って下方へと滑落する。振動
パーツフィーダ11の乾蒲鉾mの移送速度は、リニア振
動フィーダ12のこれの移送速度より大であるので、オ
ーバフローの状態でこの接合部13aに至り、ここでは
突条の高さが、乾蒲鉾mの厚みより若干小さいので、重
なっている乾蒲鉾mは全てボウル13内に戻される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は薄板状物品、例えばラー
メンの具として供給される乾蒲鉾を整送して供給するた
めの薄板状物品の整送装置に関する。
【0002】
【従来の技術及びその問題点】図12には、カップラー
メンの具として乾蒲鉾mを供給するための振動供給装置
を示すものであるが、振動パーツフィーダ1は公知のよ
うに構成されており、そのわん状のボウル3内には、そ
の逆円錐形状の内周壁面に沿って細い薄板を螺旋状に巻
装させ、その内周壁面に溶接することにより、トラック
4が形成されている。このようなボウル3の底部には、
公知のねじり振動駆動部が設けられているのであるが、
これによりその中心軸の回りにねじり振動を行ない、ト
ラック4に沿ってほぼ半円形状の乾蒲鉾mが、その直線
状縁部又は円弧状縁部を移送面に当接させ、かつボウル
3の内周壁面に傾倒した姿勢で、振動により移送され
る。このトラック4上には、ワイパーブロック7が形成
されており、その下縁部とトラック4の移送面の間は、
乾蒲鉾mの高さよりは大で、その2倍の高さよりは充分
に小である。このようなワイパーブロック7を、図に示
すような2列に積み重なった乾蒲鉾m”は通過すること
ができず、乾蒲鉾m”はその移送方向に向かって、かつ
ボウル13の径内方に向かって漸次傾斜しているガイド
面に沿って移送され、ボウル3内方に滑落する。更に、
トラック4上に切欠き4aが形成されていることによ
り、ここでは狭路とされているが、ここに到来した乾蒲
鉾mで重なっているものはボウル3内方へと滑落し、こ
れ以後単層、単列で矢印aで示す方向に、振動により移
送され、隙間をおいて配設されているリニア振動フィー
ダ2のトラフ5上に1個ずつ転送される。リニア振動フ
ィーダ2は、振動パーツフィーダ1のボウル3の排出端
部を、図示するようにL字状に切欠き、この切欠き3a
内にトラフ5の上流側端部を挿入させた状態で配設され
ており、又、このリニア振動フィーダ2上の乾蒲鉾mの
移送速度は、振動パーツフィーダ1上の乾蒲鉾mの移送
速度とほぼ等しく設定されている。又、このトラフ5
は、振動パーツフィーダ1のボウル3の内方に向かって
下向きに傾斜しており、トラフ5の移送方向に沿って、
かつ下縁部に形成されたレール状の突出部6に、図示す
るように乾蒲鉾mは、傾倒しながら直線振動により移送
されるのであるが、この排出端部に一点鎖線で示すよう
に、カップラーメンの容器A内にほぼ所定個数(例えば
4個又は5個)宛供給したいのであるが、このためには
リニア振動フィーダ2は単位時間当たり所定個数を排出
しなければならない。しかし、リニア振動フィーダ2の
トラフ5上では、直線状縁部を突出部6に当接させて移
送されている乾蒲鉾mは、安定した姿勢で突出部6に沿
って移送されるのであるが、振動パーツフィーダ1のボ
ウル3内のトラック4で、円弧状縁部を移送面に当接さ
せて移送されてきた乾蒲鉾m’は、リニア振動フィーダ
2のトラフ5上では直線状縁部を突出部6に当接させて
移送されている前後の乾蒲鉾mにより上方へと押し出さ
れる形となり、乾蒲鉾m間にスペースを開けたり、ある
いはその姿勢を崩したり、重なったりしながらその排出
端部に至るので、リニア振動フィーダ2は厳密に単位時
間当たり一定個数の乾蒲鉾mを移送するとしても、スペ
ースや重なりのためにカップラーメンの容器Aには重な
って落込んだり、あるいは1個か2個しか供給されない
場合があるが、カップラーメンの容器Aは、トラフ5の
排出端部で図示する位置の直下に所定時間停止した後、
次工程に移送されることになる。
【0003】
【発明が解決しようとする問題点】本発明は上述の問題
に鑑みてなされ、例えばカップラーメンの容器に常に所
定個数の乾蒲鉾を供給することのできる薄板状物品の整
送装置を提供することを目的とする。
【0004】
【問題点を解決するための手段】以上の目的は、逆円錐
形状の内周壁面に螺旋状のトラックを形成させたわん状
容器を、ねじり振動させる振動パーツフィーダと、該振
動パーツフィーダのトラックの排出端に近接させて配設
され、直線的なトラフを直線振動させるリニア振動フィ
ーダとから成る薄板状物品の整送装置において、前記振
動パーツフィーダの物品移送速度を、前記リニア振動フ
ィーダの物品移送速度より大とし、前記振動パーツフィ
ーダのトラックの一部に円弧状の切欠きを形成し、かつ
前記リニア振動フィーダのトラフの底面を、薄板状物品
移送方向に関して一側方に下向きに傾斜させ、かつ少な
くともトラフの上流側端部の近傍では、この下方側縁部
に整送されるべきほぼ半円形状で、かつ薄板状物品の厚
さより小さく前記トラフに沿って突条を形成し、前記振
動パーツフィーダのトラックに、前記薄板状物品を前記
わん状容器の内周壁面に傾倒した姿勢で、振動により移
送し、前記切欠きでは円弧状縁部をトラックに当接させ
て移送されている薄板状物品を、該切欠きを通って下方
へと落下させ、直線状縁部をトラックに当接させて移送
させている薄板状物品のみを下流側へと移送して、前記
リニア振動フィーダのトラフに導き、オーバフローの薄
板状物品は前記突条を越えて、前記わん状容器内に戻す
ようにしたことを特徴とする薄板状物品の整送装置によ
って達成される。
【0005】
【作用】振動パーツフィーダのわん状容器内のトラック
上では、薄板状物品例えば乾蒲鉾がわん状容器の内周壁
面に傾倒した姿勢で移送されるのであるが、このトラッ
クの円弧状の切欠きに至ると、直線状縁部をこのトラッ
クに当接させて移送されている乾蒲鉾は、この上をその
姿勢を維持して下流側へと導かれるが、円弧状縁部をこ
のトラックの移送面に当接させて移送させているもの
は、この切欠きに至ると、この切欠きに円弧状縁部の一
部が嵌込み、かつ内周壁面は逆円錐形状を呈しているの
で重力により下方へと滑落する。従って、ここを通過す
る乾蒲鉾は全て直線状縁部をトラックの移送面に当接さ
せて、かつ内周壁面に傾倒した姿勢で移送され、この排
出端部からリニア振動フィーダのトラフに供給される。
又、振動パーツフィーダの移送速度は、リニア振動フィ
ーダの移送速度より大であるので、この接合部において
オーバフローの状態にあるものは全て振動パーツフィー
ダのわん状容器内に戻され、又、リニア振動フィーダの
突条は乾蒲鉾の厚みよりは小さいので、以後重なること
なく単層、単列で移送される。又、オーバフローの状態
で、振動パーツフィーダからリニア振動フィーダへ転送
されたので、リニア振動フィーダのトラフ上では隙間な
く、かつ全て直線状縁部を突条に当接した姿勢で相連接
して移送されるので、この排出端部に対向して配設され
ている容器(例えばカップラーメンの容器)には所定時
間、所定個数の乾蒲鉾が供給されることができる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例による乾蒲鉾の整送装
置について図面を参照して説明する。
【0007】図1及び図2は本装置の全体を示すもので
あるが、この全体は整送装置10として示され、主とし
て振動パーツフィーダ11及びリニア振動フィーダ12
とから成っている。
【0008】振動パーツフィーダ11は公知のように構
成されるが、そのボウル13は、ほぼ逆円錐形状を呈し
ており、この内周壁面に沿ってスパイラル状にトラック
14が形成されている。トラック14の移送路巾は、図
3に明示されるように乾蒲鉾mの厚みより若干大きい。
ボウル13の底面には可動コア15が一体的に固定され
ており、これは下方のベースブロック16と等角度間隔
で配設された重ね板ばね17により結合されており、ベ
ースブロック16上には電磁コイル18を巻装させた電
磁石19が固定されており、これは可動コア15と空隙
をおいて対向している。以上のように電磁ねじり振動駆
動部は構成されるが、その全体は筒状のカバー20によ
り被覆されている。又、振動パーツフィーダ11全体
は、防振ゴム21により架台22上に、後に詳述するリ
ニア振動フィーダ12に対向して高さを調節して取付け
られている。尚、ボウル13は、可動コア15に対しボ
ルト23により螺着締付けされている。
【0009】振動パーツフィーダ11は以上のように構
成されるのであるが、そのボウル13内には、本発明に
かかわる整送部25、26が設けられている。整送部2
5、26は、それぞれトラック14の最上方段部の上流
側及び下流側にほぼ180度の角度間隔をおいて設けら
れているが、これらは同一の構成であるので一方の整送
部25についてのみ説明する。図3ないし図8において
ボウル13の内周壁面でトラック14の直上方には、乾
蒲鉾mの移送方向に向かってかつボウル13の径内方に
向かって漸次傾斜したガイド面30aを形成させたブロ
ック30が一体的に形成されている。又、このブロック
30の直下方でトラック14との間には図4に示すよう
に、乾蒲鉾mの高さhよりは小さい高さの選別凹所27
を設けており、更にこの中央部に対向して、かつトラッ
ク14に連接して、図4に明示される円弧状の切欠き2
9が設けられている。これは、図5に明示されるよう
に、ボウル13の中央底部に向かって傾斜した滑落面2
8aとも連接している。滑落凹所28はボウル13の内
周壁面に対し、ボウル13の上端部に向かって下向きに
傾斜した上記滑落面28aを形成させている。円弧状の
切欠き29は正面から見ると半円弧状であるが、図5に
明示されるようにボウル13の中央底部に向かって上向
きの傾斜が設けられており、滑落面28aの傾斜は再び
水平線に対し、角度を大としている。
【0010】リニア振動フィーダ12の上流側端部は、
振動パーツフィーダ11のボウル13の排出端部を、L
字形状に切欠いて形成された接合部13aに挿入近接し
た配置とされており、この接合部13aの構成は、図1
0に明示されるが、ボウル13を切欠いて形成される接
合部13aとの間には隙間S2 をおいて、かつトラック
14の排出端部とは隙間S1 をおいて配設されている。
但し、この隙間S1 、S2 は乾蒲鉾mの厚みよりは小さ
い。リニア振動フィーダ12も公知のように構成される
が、直線的に伸びるトラフ31を備え、この底壁部には
板ばね取付けブロック40を一体的に固定させており、
これは下方のベースブロック41と前後一対の傾斜板ば
ね42により結合されており、ベースブロック41上に
は電磁コイル43を巻装させた電磁石44が固定されて
いる。これは板ばね取付けブロック40から下方に垂下
して設けられた可動コア45と空隙をおいて対向してい
る。リニア振動フィーダ12の全体は、防振ゴム50に
より基台51を介して上述の架台22上に高さ調節して
取付けられている。
【0011】トラフ31は、上述したように直線的に伸
びているが、振動パーツフィーダ11との接合部13a
においては、断面がL字形状の切欠き31aを形成させ
ており、上端部にエッジを形成させている薄板32を、
ボルト33によりトラフ31に固定させており、又、こ
のエッジとしての突出部はトラフ31の移送面31cの
傾斜角と平行であり、移送面31cからの突出量は図9
で明示されるように乾蒲鉾mの厚みより若干小さく構成
されている。尚、薄板32には長孔32aが形成されて
おり、この範囲内でボルト33を緩めることにより移送
面31cからの突出量を調節可能としている。
【0012】リニア振動フィーダ12のトラフ31の上
流側端部は以上のように構成されるのであるが、この領
域から下流側においては図11に示すように突出部31
bとして構成されており、この高さは乾蒲鉾mの厚さよ
り充分に大きく形成されている。従って、オーバフロー
を想定して構成されている上流端部を通過した乾蒲鉾m
は、全て安定した姿勢でトラフ31の下流端部より、乾
蒲鉾mを要求するカップラーメンの容器A内に供給され
ることになる。その後、カップラーメンの容器Aは、ベ
ルトコンベヤB上を移送される。
【0013】以上、本発明の実施例による乾蒲鉾mの整
送装置10の構成について説明したが、次にこの作用に
ついて説明する。
【0014】図2の振動パーツフィーダ11のボウル1
3内には、散在的にしか乾蒲鉾mは図示されていない
が、これは図を分かり易くするためであって、実際には
更に高密度で投入されているものとし、電磁ねじり振動
駆動部を駆動すると、ボウル13はその中心軸の回りに
ねじり振動を行ない、トラック14に沿って図示するよ
うに乾蒲鉾mはボウル13の内周壁面に傾倒した姿勢で
移送されるのであるが、整送部25又は26に至ると、
乾蒲鉾mの直線状縁部をトラック14の移送面に当接さ
せて移送されている乾蒲鉾mは、選別凹所27の上縁部
でその円弧状縁部の一部を支持させた姿勢で下流側に移
送され、そのままの姿勢で下流側に導かれる。他方図3
で示されるように、内周壁面に沿って重なった姿勢の乾
蒲鉾m’は、ブロック30のガイド面30aに沿って移
送され、このガイド面30aが下流側方向に向かって、
径内方向に向かって漸次傾斜しているので、乾蒲鉾m’
はガイド面30aに当接しながら、結局はボウル13内
方へと落下させられる。又、図6において円弧状縁部を
トラック14の移送面に当接させた姿勢の乾蒲鉾m’
は、円弧状の切欠き29の上方にいたると、図7及び図
8に示されるように、円弧状の切欠き29が図7に明示
されるような形状を呈しているので、その乾蒲鉾m’の
円弧状縁部の一部がこれに嵌込み、更に選別凹所27の
上縁部の支持が失われると、この選別凹所27に嵌り、
更にこの下方に連接した滑落凹所28の滑落面28aを
滑走して、ボウル13の内方へと滑落する。尚、図8に
はこの滑落の状況が示されており、実線で示す位置か
ら、一点鎖線で示す位置へと姿勢を変化させて滑落して
いく。
【0015】振動パーツフィーダ11のボウル13内に
は以上のような整送部25、26が2か所設けられてい
るが、高密度で乾蒲鉾mが投入されて、整送部25より
下流側のボウル13のトラック14内に投入された乾蒲
鉾mは、下流側の整送部26により上述のような整送作
用を受けて、乾蒲鉾mの直線状縁部をトラック14の移
送面に当接し、かつボウル13の内周壁面に傾倒した姿
勢で、リニア振動フィーダ12に供給される。
【0016】この時、振動パーツフィーダ11の移送速
度はリニア振動フィーダ12の移送速度より大であるの
で、当然のことながらその接合部13aでオーバフロー
の状態を呈し、図9に明示されるように、トラフ31に
転送された乾蒲鉾mで重なったものは、トラフ31の上
流側に配設されている薄板32の突出部の上方を通り、
切欠き31aに落下する。更に、乾蒲鉾mの重心が隙間
2 よりリニア振動フィーダ12側にある場合には、そ
の直線振動により、又、振動パーツフィーダ11側にあ
る場合には、そのねじり振動により、振動パーツフィー
ダ11のボウル13の内方に向かって移送され、ボウル
13内に戻される。従って、この薄板32を通過した乾
蒲鉾mは、全て単層、単列でトラフ31の下流側へと導
かれ、その下流側に形成されている突出部31bは、乾
蒲鉾mの厚みよりははるかに大とされているが、再び重
なることなく下流側へと移送される。以上のようにし
て、リニア振動フィーダ12のトラフ31上では、乾蒲
鉾mは全てその直線状縁部を突出部31bに当接した姿
勢で移送させ、図2に明示されるように隙間なく整然と
して所定の移送速度で移送されるので、カップラーメン
の容器Aには所定時間、所定個数の乾蒲鉾mが供給され
るのである。
【0017】以上、本発明の実施例について説明した
が、勿論、本発明はこれに限定されることなく、本発明
の技術的思想に基いて種々の変形が可能である。
【0018】例えば以上の実施例では、薄板状物品とし
て乾蒲鉾を説明したが、これに限定されることなくほぼ
半円形状であれば、乾玉子やその他の具でも良く、又、
このような乾燥食品に限ることなく、ほぼ半円形状の薄
板状部品にも本発明は適用可能である。
【0019】以上の実施例では、整送部25、26を2
ケ所設けたが、勿論1ケ所でも良い。その時は勿論、乾
蒲鉾mをトラック14の上流側の整送部25より下方の
段部より下方にのみ供給するような投入の仕方をすれば
整送部25の1ケ所でも良い。
【0020】更に、以上の実施例では整送部25におい
ては円弧状の切欠き29の他に、更にこれに連接して選
別凹所27及び滑落凹所28が形成されるようにした
が、ボウル13の内周壁面の傾斜、あるいはトラック1
4の巾を更に小さくする等すれば、これらは省略可能で
ある。
【0021】又、リニア振動フィーダ12のトラフ31
上においては、その上流側と下流側の構造を異にしてい
るが、下流側の突出部31bの高さを乾蒲鉾mの厚みよ
りほぼ小とし、上流側の切欠き31aを形成するが薄板
32をトラフ31に固定させた構造に代えてその最上流
側端部まで延長してもよい。
【0022】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の薄板状物品
の整送装置によれば、薄板状物品、例えば乾蒲鉾をカッ
プラーメンの容器に所定時間、所定個数確実に供給する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例による乾蒲鉾の整送装置の部分
破断側面図である。
【図2】同装置における平面図である。
【図3】同装置における要部の拡大斜視図である。
【図4】同装置における要部の拡大正面図である。
【図5】図4における[5]−[5]線方向断面図であ
る。
【図6】図4と同様な要部の拡大正面図である。
【図7】図7における[7]−[7]線方向断面図であ
る。
【図8】同要部を内周壁面に沿って上方から見て一部破
断した平面図である。
【図9】図2における[9]−[9]線方向断面図であ
る。
【図10】同装置における振動パーツフィーダとリニア
振動フィーダとの接合部の拡大斜視図である。
【図11】同装置におけるリニア振動フィーダの最下端
部の拡大斜視図である。
【図12】従来例の乾蒲鉾の整送装置の平面図である。
【符号の説明】
10 整送装置 11 振動パーツフィーダ 12 リニア振動フィーダ 13 ボウル 14 トラック 25 整送部 26 整送部 29 切欠き 31 トラフ 32 薄板 m 乾蒲鉾

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 逆円錐形状の内周壁面に螺旋状のトラッ
    クを形成させたわん状容器を、ねじり振動させる振動パ
    ーツフィーダと、該振動パーツフィーダのトラックの排
    出端に近接させて配設され、直線的なトラフを直線振動
    させるリニア振動フィーダとから成る薄板状物品の整送
    装置において、前記振動パーツフィーダの物品移送速度
    を、前記リニア振動フィーダの物品移送速度より大と
    し、前記振動パーツフィーダのトラックの一部に円弧状
    の切欠きを形成し、かつ前記リニア振動フィーダのトラ
    フの底面を、薄板状物品移送方向に関して一側方に下向
    きに傾斜させ、かつ少なくともトラフの上流側端部の近
    傍では、この下方側縁部に整送されるべきほぼ半円形状
    で、かつ薄板状物品の厚さより小さく前記トラフに沿っ
    て突条を形成し、前記振動パーツフィーダのトラック
    に、前記薄板状物品を前記わん状容器の内周壁面に傾倒
    した姿勢で、振動により移送し、前記切欠きでは円弧状
    縁部をトラックに当接させて移送されている薄板状物品
    を、該切欠きを通って下方へと落下させ、直線状縁部を
    トラックに当接させて移送させている薄板状物品のみを
    下流側へと移送して、前記リニア振動フィーダのトラフ
    に導き、オーバフローの薄板状物品は前記突条を越え
    て、前記わん状容器内に戻すようにしたことを特徴とす
    る薄板状物品の整送装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09183415A (ja) * 1995-12-27 1997-07-15 Nitto Seiko Co Ltd 物品供給装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09183415A (ja) * 1995-12-27 1997-07-15 Nitto Seiko Co Ltd 物品供給装置

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