JP2861602B2 - 振動パーツフィーダの部品受容器及びその製造方法 - Google Patents

振動パーツフィーダの部品受容器及びその製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は振動パーツフィーダの部
品受容器及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術及びその問題点】本出願人は先に図7〜図
10に示すような部品受容器(以下、ボウルとよぶ)を
開発した。(特願昭59−63831号)。
【0003】図7において本従来例の振動部品供給機
(振動パーツフィーダ)は全体として14で示され、ボ
ウル15は中高となった中央底部28でボルト16によ
りねじり振動駆動部の可動コア17に螺着固定される。
可動コア17は等角度間隔で傾斜配設された複数の板ば
ね21によりベース18と結合され、ベース18上には
コイル19を巻装させた電磁石20が固定される。ねじ
り振動駆動部は電磁石20、板ばね21、可動コア17
などによって構成され、その全体はカバー22によって
被覆される。振動部品供給機14全体は防振ゴム23に
より基盤上に支持される。
【0004】ボウル15のほぼ逆円錐形状の内周壁面2
7には、これに沿ってスパイラル状に切込溝が部品移送
用トラック24として形成されている。このトラック2
4は上方に向かうに従って漸次、移送路の巾を小さくす
るように形成されている。
【0005】本従来例によれば、ボウル15の中高とな
った中央底部28の周辺には渦巻状で断面がほぼV字状
の切込溝25が形成されている。これは上述のスパイラ
ル状のトラック24の下端登り口に連接される。図9で
明示されるように切込溝25は一対の側壁部25a、2
5bから成り、一方の側壁部25aはボウル15の内周
壁面27と平行であり、トラック24の側壁面27’
(内周壁面27と平行)に連接する。また他方の側壁部
25bはトラック24の底壁面24’(移送路面)と平
行であり、これと連接する。なおトラック24の底壁面
24’と側壁面27’との成す角は90度とされる。従
って切込溝25の両側壁部25a、25bの成す角も9
0度であり、各々水平面に対し、45度傾いている。
【0006】本従来例は以上のように構成されるが、次
にこの作用について説明する。
【0007】整送すべき部品mとして丸形の薄いセラミ
ック・コンデンサが適用される。多量の部品mがボウル
15内に投入される。内周壁27、27’上に落下した
部品mでトラック24に載らなかった部品mはすべて中
央底部28に向かって落下する。中央底部28上にある
部品mは斜面上を重力作用及びねじり振動による遠心力
作用を受けて切込溝25内へと導かれる。切込溝25内
では図8及び図9に示すように部品mは両側壁部25
a、25bのいずれか一方に傾倒する。しかもほぼ均等
な割合でいずれか一方に傾倒する。
【0008】スパイラル状のトラック24の登り口、す
なわちトラック下方部24bの下端に切込溝25は連接
しているので(図9参照)、部品m、m’は滑らかにト
ラック24に導入される。切込溝25内で他方の側壁部
25bに傾倒して導入された部品m’はトラック24の
移送路巾が漸次小さくなるので、いくらかトラック24
上を進行すると下方へと落下するが、一方の側壁部25
aに傾倒して導入された部品mはそのままの姿勢で、す
なわち立った姿勢で切込溝としてのトラック24の底壁
面27’に傾倒して進行する。なお、重なって立った姿
勢で進行する部品mのうちボウル内方側にある部品mは
トラック24の移送路の巾が漸次小さくなることによ
り、いくらか進行するとボウル15の内周壁面27上を
滑落して直下方のトラック24部分に至る。この場合、
部品mは最下方にまで落下することがないので、部品の
整送効率を向上させることができる。かくして部品mは
立った姿勢で排出口26から効率良く供給されることが
できる。なお、図においてボウル15内の部品mは実際
には更に高密度で存在するが、図を分かりやすくするた
めに散在的に示している。
【0009】中央底部28周辺で部品mはうろこ状に重
なることなく、滑らかに順次切込溝25へと導入され
る。従来は、うろこ状に重なってトラックの登り口に導
入された部品mはそのまま連なって下方へと落下するこ
とが多かった。従って、トラック内で部品間に大きな間
隔が生じることが多かったが、本従来例によれば、この
ような大きな間隔が生ずることなく、極めて効率よく部
品mを外部へと供給することができる。
【0010】しかるに上述するように薄板状のセラミッ
ク・コンデンサ(部品m)は中央底部28の上方のスパ
イラル状のトラック24から一団として登り口から落下
するということがなく、トラック上方部24aへと移送
されていき、この部品mの巾より充分に小さい移送路巾
の底壁面24’と、これにほぼ垂直な側壁面27’とか
らなるスパラル状のトラック24の登り口から効率よく
上方へと移送されたとしても、トラック上方部24aに
おいて円滑に移送されなければ次工程への効率的な供給
はできない。
【0011】しかるに薄板状の部品mであるがために側
壁面27’の表面粗さ(研磨状態)によっては、この薄
板状の部品mが、あたかも2枚のガラスを合わせて、そ
の間に水を介在させている場合のようにへばりついて振
動が加えられているにも拘わらず、移送されない場合が
ある。このように場合には、ここで部品mが停滞して下
方へと一団として落下してしまう。
【0012】
【発明が解決しようとする問題点】本発明は上述の問題
に鑑みてなされ、薄板の部品であって、立てた姿勢で移
送される場合でも側壁部になんら止着されることなくね
じり振動を受けて円滑に部品を移送することができる振
動パーツフィーダの部品受容器及びその製造方法を提供
することを目的とする。
【0013】
【問題点を解決するための手段】以上の目的は、ねじり
振動を受け、多数の板状の部品を受容するわん状容器
のほぼ逆円錐形状の内周壁面に沿って該内周壁面に対し
ほぼ垂直で移送すべき部品の巾の半分より充分に小さい
巾の底壁面とこれにほぼ垂直で部品の巾より大きい巾の
側壁部とから成るスパイラル状のトラックを形成させ、
該トラックの前記底壁面上を前記薄板状の部品を立てた
姿勢で移送するようにした振動パーツフィーダの部品受
容器において、前記トラックの側壁部にほぼV字形状の
溝を等ピッチで複数個、形成させたことを特徴とする振
動パーツフィーダの部品受容器によって達成される。
は、ねじり振動を受け、多数の薄板状の部品を受容する
わん状容器のほぼ逆円錐形状の内周壁面に沿って該内周
壁面に対しほぼ垂直で移送すべき部品の巾の半分より充
分に小さい巾の底壁面とこれにほぼ垂直で部品の巾より
大きい巾の側壁部とから成るスパイラル状のトラックを
形成させ、該トラックの前記底壁面上を板状の部品を立
てた姿勢で移送するようにし、前記わん状容器の底部上
に断面がV字状の切込溝をその両側壁部が水平面に対し
反対方向に同角度を成すように渦巻状に形成し、前記両
側壁部のうち前記わん状容器の径内方側の一方は前記底
壁面の下端に連接し、前記わん状容器の径外方側の他方
は前記トラックの側壁部に連接しており、前記切込溝の
一方の側壁部に傾倒当接して前記底壁面の下端に至った
部品はその重心が前記底壁面の縁部より内方にあるため
に下方へと落下し、前記切込溝の他方の側壁部に傾倒当
接して前記トラックの側壁部に至った部品はそのまゝ前
記トラックの側壁部に傾倒当接して立った姿勢で移送さ
れるようにした振動部品供給機の部品受容器において、
前記トラックの側壁部及び前記切込溝の前記他方の側壁
部にほぼV字形状の溝を等ピッチで複数個、形成させた
ことを特徴とする振動パーツフィーダの部品受容器。に
よって達成される。
【0014】又は、ねじり振動を受け、多数の板状の
部品を受容するわん状容器のほぼ逆円錐形状の内周壁面
に沿って該内周壁面に対しほぼ垂直で移送すべき部品の
巾の半分より充分に小さい巾の底壁面とこれにほぼ垂直
で部品の巾より大きい巾の側壁部とから成るスパイラル
状のトラックを形成させ、該トラックの前記底壁面上を
前記薄板状の部品を立てた姿勢で移送するようにした振
動パーツフィーダの部品受容器の製造方法において、前
記トラックの側壁部にバイトをあてがい、該バイトを取
りつけた旋盤の回転駆動により、前記側壁部の始端部よ
り終端部にまでスパイラル状にV字形状の溝を切削加工
し、順次、前記始端部より前記終端部にまで所定ピッチ
でスパイラル状にV字形状の溝を切削加工していくこと
により、前記側壁部に鋸歯状に等ピッチで複数個のスパ
イラル状の溝を形成するようにしたことを特徴とする振
動パーツフィータの部品受容器の製造方法によって達成
される。
【0015】
【作用】立てた姿勢で移送するため、スパイラル状のト
ラックの側壁部には複数のV字形状の溝が形成されてい
るので、この上に傾倒した薄板状の部品が振動により移
送されるときに空気が側壁部と部品との間に侵入して部
品の表面と、この側壁部の部品との当接面との間で空気
の圧力差が生じて薄板状の部品を側壁部に押えつけるよ
うな作用が働くことなく、常に空気が、部品が傾倒して
いる側壁部に形成される多数の溝を流れ、部品の両側で
同圧にすべく空気圧で流通する。これにより薄板状の部
品が側壁部にへばりつくことなくねじり振動を受けて円
滑に移送されることができる。
【0016】部品受容器はわん状容器であるので、その
底部の中央部を旋盤に取り付け、これを回転させなが
ら、バイトを側壁部に当てて、直角座標でx、y、z軸
に所定のプログラムで移動させることにより、容易にス
パイラル状の溝が形成される。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例による振動パーツフィ
ーダの部品受容器であるボウル及びその製造方法につい
て説明する。
【0018】図1はいわゆる未加工ボウルとよばれ、そ
の全体は50で示されるが、全体はすり鉢形状であり、
その中央底部に貫通孔51を形成させている。この部分
でこの未加工ボウル50を旋盤のバイトに対向する回転
軸に取り付け、公知のスパイラル状のトラックが形成さ
れるのであるが、aなる点がトラックの切り込み部であ
り、ここから図において反時計方向にバイトでトラック
が切削加工で施され、b点において紙面に対し垂直方向
に所定距離移動させて、更に反時計方向に切削加工が施
され、cの点で切り上げられる。すなわち、スパイラル
状のトラックの終端部である。
【0019】図1は旋盤のバイトにより切削加工を施さ
れる工程を模式的に示すものであるが、このような工程
で加工された半加工のボウル52が図2に示されてい
る。すなわちこの半加工のボウル52においては従来例
と同様に部品mを立てた姿勢で移送するためのトラック
53が形成されており、ほぼ円錐形状であるが、この円
錐壁面に対し、垂直方向で部品mの巾の半分よりはるか
に小さい巾のトラック53の底壁面としての移送路53
a及び部品mを傾倒させる側壁部53bからなってい
る。なお、本実施例でも従来例と同様に、このようなト
ラック53の移送路53aの巾はボウル52の登り口か
ら出口までにわたって漸次、小となるように形成されて
いる。又中央底部54の周縁部には従来例と同様に断面
がV字形状の切込溝56を形成させており、従来例と同
様な効果を奏するものとする。
【0020】本発明によれば更に図3に示すような鋸歯
状の細い切込溝55が側壁部53bに形成されている。
これは旋盤のバイトホルダーに取り付けられたバイトT
の刃部Taを側壁部53bにあてがい、旋盤を回転駆動
させることにより、すなわちこの半加工のボウル52は
前記の貫通孔51の周りに回転駆動されるのであるが、
これと共にバイトTの送りにより、スパイラル状に切込
溝55がボウル52の中央底部54の外周縁部に形成さ
れる。始端部Rから終端部Qまで形成される。終端部Q
に至ると、再び始端部RにバイトTを移動させ、先に形
成した切込溝55aに連接して次の切込溝55bを始端
部Rから終端部Qに向けてスパイラル状に切削加工す
る。以下、同様にして55c、55d・・・・と鋸歯状
のV字形状の切込溝を形成している。なお、始端部R
は、例えば部品mの径より若干、巾が大となる側壁部の
位置であり、終端部Qは例えば、図2においてボウルの
周壁部分のP位置からQ位置までを外部への部品の排出
口を形成するため切欠くとすれば、トラック53の排出
端となる位置である。
【0021】本発明の実施例によるボウル52は以上の
ように構成されるのであるが、次にこの作用について説
明する。
【0022】従来と同様に薄板状の部品であるセラミッ
ク・コンデンサmはボウルの中央底部54より始端部R
へと移送されるのであるが、トラック53では立った姿
勢で、すなわち側壁部53bに傾倒して移送されるので
あるが、側壁部53bには今、図3に明示されるような
鋸歯状の切込溝55が形成されており、これに当接して
移送されることとなる。なお、部品mの全体は鋸歯状の
切込溝55の上に傾倒していることにより、従来のよう
に空気がロックされることなく常に流通されているの
で、側壁部にへばりつくことがない。よって部品mはね
じり振動を効率よく受けて移送される。
【0023】図4及び図5は本発明の第2実施例による
ボウル62の要部の断面図であるが、本実施例によれば
トラック53の他にトラック53とトラック53との間
の凸部58及び中央底部54上にも多数の切込溝60が
スパイラル状に形成されている。この切込溝60も第1
実施例と同様に旋盤に取り付けられたバイトによりボウ
ル52の中央底部54から上方部に向けてスパイラル状
に形成され、終端部(位置Qに対応する凸部58上の位
置)に至ると、再び中央底部54に至り、ここで再び次
の切込溝60が形成される。
【0024】本実施例によれば上述の効果の他に部品が
上方のトラック部から下方のトラック部に落下するとき
に、切込溝60の上を通過することにより、ここにへば
りつくことがない。したがって円滑に下方へと落下する
ことができる。
【0025】図6は本発明の第3実施例による振動パー
ツフィーダのボウル72の要部の斜視図であるが、この
ボウル72は従来のボウル15と同様な構造を有するも
のであるが、その側壁部53b’に上述の実施例と同様
な鋸歯状の切込溝80が形成されている。更に本実施例
ではV字形の切込溝56の側壁部53b’と連接する側
壁部56aにも複数の溝80が形成される。この実施例
の効果は上記実施例とほぼ同様である。
【0026】以上、本発明の各実施例について説明した
が、勿論、本発明はこれらに限定されることなく、本発
明の技術的思想に基いて種々の変形が可能である。
【0027】例えば以上の第1実施例ではスパイラル状
のトラック53にはバイトTにより鋸歯状の切込溝55
が加工され、又これらトラック53間には第2実施例に
おいては更にきめの細かい切込溝60が形成されたが、
これらは同一の切込溝であってもよい。なお、この加工
においてはスパイラル状のトラック53を形成した後に
上述のような鋸歯状の切込溝55又は60を形成するよ
うにしているが、スパイラル状のトラック53に鋸歯状
の切込溝55を形成させた後又はこれと同時にトラック
53の間の凸部58に第2実施例のような切込溝60又
は53を形成するようにしてもよい。又、複数の溝の始
端部R及び終端部Qも図示の位置に限定されない。
【0028】
【発明の効果】以上述べたように本発明の振動パーツフ
ィーダの部品受容器及びその製造方法によれば、薄板状
の部品を立てた姿勢でねじり振動で円滑に移送させるこ
とができ、またこのような部品受容器を確実に容易に製
造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例によるボウルの未加工状態
を示す平面図である。
【図2】同未加工状態から半加工を施した半加工ボウル
の断面図である。
【図3】同要部及び製造工程を示す部分拡大断面図であ
る。
【図4】本発明の第2実施例によるボウルの要部の部分
拡大断面図である。
【図5】同ボウルの他要部の部分拡大断面図である。
【図6】本発明の第3実施例によるボウルの要部の部分
拡大斜視図である。
【図7】従来例の振動パーツフィーダの部分破断正面図
である。
【図8】同振動パーツフィーダのボウルの斜視図であ
る。
【図9】同ボウルの中央底部付近の拡大斜視図である。
【図10】同ボウルの要部の拡大斜視図である。
【符号の説明】
53 トラック 53b 側壁部 55 切込溝 60 切込溝

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ねじり振動を受け、多数の板状の部品
    を受容するわん状容器のほぼ逆円錐形状の内周壁面に沿
    って該内周壁面に対しほぼ垂直で移送すべき部品の巾の
    半分より充分に小さい巾の底壁面とこれにほぼ垂直で部
    品の巾より大きい巾の側壁部とから成るスパイラル状の
    トラックを形成させ、該トラックの前記底壁面上を前記
    板状の部品を立てた姿勢で移送するようにした振動パ
    ーツフィーダの部品受容器において、前記トラックの側
    壁部にほぼV字形状の溝を等ピッチで複数個、形成させ
    たことを特徴とする振動パーツフィーダの部品受容器。
  2. 【請求項2】 ねじり振動を受け、多数の薄板状の部品
    を受容するわん状容器のほぼ逆円錐形状の内周壁面に沿
    って該内周壁面に対しほぼ垂直で移送すべき部品の巾の
    半分より充分に小さい巾の底壁面とこれにほぼ垂直で部
    品の巾より大きい巾の側壁部とから成るスパイラル状の
    トラックを形成させ、該トラックの前記底壁面上を板状
    の部品を立てた姿勢で移送するようにし、前記わん状容
    器の底部上に断面がV字状の切込溝をその両側壁部が水
    平面に対し反対方向に同角度を成すように渦巻状に形成
    し、前記両側壁部のうち前記わん状容器の径内方側の一
    方は前記底壁面の下端に連接し、前記わん状容器の径外
    方側の他方は前記トラックの側壁部に連接しており、前
    記切込溝の一方の側壁部に傾倒当接して前記底壁面の下
    端に至った部品はその重心が前記底壁面の縁部より内方
    にあるために下方へと落下し、前記切込溝の他方の側壁
    部に傾倒当接して前記トラックの側壁部に至った部品は
    そのまゝ前記トラックの側壁部に傾倒当接して立った姿
    勢で移送されるようにした振動部品供給機の部品受容器
    において、前記トラックの側壁部及び前記切込溝の前記
    他方の側壁部にほぼV字形状の溝を等ピッチで複数個、
    形成させたことを特徴とする振動パーツフィーダの部品
    受容器。
  3. 【請求項3】 前記トラックの前記底壁面の巾はその前
    記下端から上方に向かうに従って一定の割合で小さくな
    るように形成されている請求項1又は請求項2に記載の
    振動部品供給機の部品受容器。
  4. 【請求項4】 ねじり振動を受け、多数の板状の部品
    を受容するわん状容器のほぼ逆円錐形状の内周壁面に沿
    って該内周壁面に対しほぼ垂直で移送すべき部品の巾の
    半分より充分に小さい巾の底壁面とこれにほぼ垂直で部
    品の巾より大きい巾の側壁部とから成るスパイラル状の
    トラックを形成させ、該トラックの前記底壁面上を前記
    板状の部品を立てた姿勢で移送するようにした振動パ
    ーツフィーダの部品受容器の製造方法において、前記ト
    ラックの側壁部にバイトをあてがい、該バイトを取りつ
    けた旋盤の回転駆動により、前記側壁部の始端部より終
    端部にまでスパイラル状にV字形状の溝を切削加工し、
    順次、前記始端部より前記終端部にまで所定ピッチでス
    パイラル状にV字形状の溝を切削加工していくことによ
    り、前記側壁部に鋸歯状に等ピッチで複数個のスパイラ
    ル状の溝を形成するようにしたことを特徴とする振動パ
    ーツフィーダの部品受容器の製造方法。
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JPH11286322A (ja) 部品整送装置

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