JP2000246181A - カレット整列供給装置 - Google Patents

カレット整列供給装置

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JP2000246181A
JP2000246181A JP11049278A JP4927899A JP2000246181A JP 2000246181 A JP2000246181 A JP 2000246181A JP 11049278 A JP11049278 A JP 11049278A JP 4927899 A JP4927899 A JP 4927899A JP 2000246181 A JP2000246181 A JP 2000246181A
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JP
Japan
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circular
cullet
conveyor
sieve
aligning
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JP11049278A
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English (en)
Inventor
Yota Nakamura
陽太 中村
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Hitachi Zosen Corp
Original Assignee
Hitachi Zosen Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】コンパクトに構成するとともにカレットが詰ま
ることなく整列できる。 【解決手段】略水平で2段に配置され弾性支持された円
形篩器2A,2Bと、これら円形篩器2A,2Bに円形
振動成分と垂直振動成分とを付与する振動モータ4と、
各円形篩器2A,2Bの外周一端部に形成された排出口
5A,5Bとを具備した円形振動篩装置1を設け、円形
振動篩装置1の所定の排出口5Aから下流側に低速から
高速に搬送する複数のベルトコンベヤ6A〜6Cからな
る整列コンベヤを配置するとともに、前記中速ベルトコ
ンベヤ6Bを、ガイドローラ21により搬送ベルト22
の両縁部を上方中央側に変形させて円形断面に形成する
パイプコンベヤに形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、分別収集された廃
瓶カレットを色選別するために整列させるカレット整列
供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の整列装置として、たとえ
ば特開平8−281218号公報には、振動ふるい機の
下流側にV字形断面のフィーダが搬送方向に三段に配設
され、このフィーダにはカレットのかたまりをほぐすた
めの移送妨害片が突設されている。さらにその下流側に
ほぐされたカレットを1個ずつに間隔を空けて整列する
ためのコンベヤ装置が開示されている。
【0003】また特開平4−16273号公報の整列装
置は、水平軸心周りに回転される篩部付きの円筒体によ
りカレットを選別する回転式寸法選別装置を使用し、そ
の下流側に、幅がせまくなるガイド板を有するカレット
整列レーンと、搬送用ベルトコンベヤと、この搬送ベル
トコンベヤより10倍程度高速の色識別用コンベヤがが
配置されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記先の従来
構成では、ふるい分け、整列、間隔あけとそれぞれの装
置を配置する必要があり、設置スペースを多く必要とす
る。またカレットのかたまりをほぐすのに、三角柱また
は三角錐あるいは板状の移送障害物が設けられている
が、これにカレットが引っ掛かって詰まるおそれがあ
る。また後者のものも、整列レーンの出口部の両側に、
カレットを中央部に案内するガイド板が配置されてお
り、向きによってはカレットが引っ掛かるおそれがあっ
た。
【0005】本発明は上記問題点を解決して、コンパク
トに構成できるとともに、カレットをスムーズに中央部
に整列できるカレット整列供給装置を提供することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1記載の発明は、略水平で複数段に配置され弾
性支持された円形篩器と、これら円形篩器に円形振動成
分と垂直振動成分とを付与する振動モータと、各円形篩
器の外周一端部に形成された排出口とを具備した円形振
動篩装置を設け、この円形振動篩装置の所定の排出口か
ら下流側にカレットを搬送する整列コンベヤ装置に、ガ
イド部材により搬送ベルトの両縁部を上方中央側に変形
させて円形断面に形成するパイプコンベヤを設けたもの
である。
【0007】上記構成によれば、円形振動篩装置により
振動で外周側に移動されるとともに、周回経路を移動さ
れて排出口から排出されるカレットは、塊になることな
く1つ1つが分離されて順次排出されるので、狭いスペ
ースでカレットを1個ずつ分離整列させることができ
る。また、整列コンベヤ装置のパイプコンベヤによりカ
レットが詰まることなく中央部に整列され、整列コンベ
ヤ装置の下流側に配置された色識別装置の識別精度を向
上させることができる。
【0008】また請求項2記載の発明は、上記構成の整
列コンベヤ装置を、低速から高速に搬送する複数のベル
トコンベヤから構成し、これらベルトコンベヤの1台を
前記パイプコンベヤとしたものである。上記構成によれ
ば、下流側のベルトコンベヤほど搬送速度が上がること
で整列されたカレットの間隔が広げられて、色識別装置
の識別精度を向上させることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】ここで、本発明に係るカレット整
列供給装置の実施の形態を図1〜図5に基づいて説明す
る。図1,図2において、1は下流側の識別装置(図示
せず)により色識別が可能な大きいカレットと、色識別
が不可能な小さいカレットとに分離する円形振動篩装置
で、略水平で上下2段に配置され弾性支持された円形篩
器2A,2Bおよび貯留庫3と、これら円形篩器2A,
2Bおよび貯留庫3に円形振動成分と垂直振動成分とを
付与する振動モータ4と、各円形篩器2A,2Bの外周
一端部に形成された排出口5A,5Bとが具備されてい
る。そしてこの円形振動篩装置1の排出口5Aから下流
側に、低速ベルトコンベヤ6A、中速ベルトコンベヤ6
B、高速ベルトコンベヤ6Cからなる整列コンベヤ装置
6が配置されている。
【0010】この円形振動篩装置1は、図3に示すよう
に、架台11上に複数の防振用コイルばね12を介して
下段円形篩器2Bおよび上段円形篩器2Aが配設され、
上段円形篩器2A上に貯留庫3が積層配置されている。
この貯留庫3は、供給されるカレットの層が厚い場合
に、色識別できない小片カレットが上段円形篩器2Aか
ら排出口5Aに排出されるのを防止するためのもので、
天板中央にカレット投入口13が形成されるとともに、
ガイド底板3aの外周部の一端に整列排出口14が形成
され、この整列排出口14から排出されるカレットを上
段円形篩器2Aの中央部に案内するガイドシュート15
が設けられている。
【0011】上段円形篩器2Aの底部には、色識別不可
能なカレットを落下させる網状またはパンチングメタル
状の網板16が配置され、その下部には振動により網板
16に当たって目詰まりを防止する複数のボール17が
配設されている。そして、排出口5Aに取付けられた排
出シュート18Aは、低速ベルトコンベヤ6Aの上部に
伸び開口されている。
【0012】下段円形篩器2Bの下部には、外周が少し
低く形成された鈍角円錐形の傾斜底板19が設置され、
色識別不可能な小片カレットが排出口5Bからシュート
18Bを介して分別コンベヤ20に排出される。下段円
形篩器2Bの底部には、上部アンバランスウエイト4a
および下部アンバランスウエイト4bを有する振動モー
タ4が配設され、これら上部アンバランスウエイト4a
により得られる水平方向の円振動と、下部アンバランス
ウエイト4bにより得られる垂直直線振動とが合成され
て円形篩器2A,2Bおよび貯留庫3が3次元振動さ
れ、上下部アンバランスウエイト4a,4bの取付け角
(位相角)を調整することにより、図4(a)(b)に
示すように、カレットの移動方向を調整することができ
る。
【0013】したがって、カレット投入口13から一度
に多くのカレットが供給された場合でも、振動モータ4
による3次元振動によりカレットが外周側に分散されて
旋回移動されつつ整列され、整列排出口14からカレッ
トがガイドシュート15を介して上段円形篩器2Aの中
央部に順次送り出される。これにより、上段円形篩器2
Aで色識別できない小片カレットが網板16を通過せず
に上段円形篩器2Aの排出口5Aから排出されるのを防
止することができる。また、上段円形篩器2Aでも、カ
レットが周方向に旋回移動されつつ、順次排出口5Aか
ら送り出されるので、カレットが塊状に重なって排出さ
れることもない。
【0014】前記整列コンベヤ6は、下流側ほど高速に
なることにより、排出口5Aから順次送り出されるカレ
ットの間隔を広げて下流側の色識別装置による識別精度
を上げるように構成されている。また図5に示すよう
に、低速ベルトコンベヤ6A、中速ベルトコンベヤ6
B、高速ベルトコンベヤ6Cのうち、中速ベルトコンベ
ヤ6Bは、少なくとも上面の搬送経路部でガイド部材で
ある複数のガイドローラ21により、搬送ベルト22の
両縁部を上方中央側に変形させて円形断面に形成された
パイプコンベヤにより構成されている。すなわち、平面
状の搬送ベルト22を順次両外縁部から湾曲させて円形
に形成するように構成され、円形部では、図5に示すよ
うに、基台23上に一定間隔毎に搬送方向に直交して立
設された支持プレート24に、搬送ベルト22が通過可
能な円形の切欠き部25が形成され、切欠き部25の周
囲に60度ごとに変位された3個のガイドローラ21が
表面と裏面に30°ずれて配置されている。これによ
り、カレットが掛止されて詰まることなくスムーズに搬
送ベルト22の中央部に寄せられて整列され、下流側の
色識別装置による識別精度がさらに向上される。
【0015】上記実施の形態において、図示しないカレ
ット供給装置により、カレット投入口13から円形振動
篩装置1にカレットが供給され、振動モータ4による3
次元振動によりカレットを外周側に分散させて旋回移動
させつつ整列させ、整列排出口14から順次ガイドシュ
ート15を介して上段円形篩器2Aに送り出される。そ
して、上段円形篩器2Aでも、カレットが周方向に旋回
移動されつつ、順次排出口5Aから送り出され、塊状に
重なって排出されることもない。
【0016】さらに前記整列コンベヤ6では、低速ベル
トコンベヤ6A、中速ベルトコンベヤ6B、高速ベルト
コンベヤ6Cと下流側ほど高速に搬送されて、排出口5
Aから順次送り出されるカレットの間隔を広げるととも
に、円形断面のパイプコンベヤに構成される中速ベルト
コンベヤ6Bにより、カレットがスムーズに搬送ベルト
22の中央部に寄せられて正確に整列され、下流に配置
されたカレットの色識別装置による識別精度をより向上
させることができる。
【0017】図6は本発明に係るカレット整列供給装置
の他の実施の形態を示し、整列コンベヤ装置6をパイプ
コンベヤ31でのみ構成したものである。すなわち、カ
レットの供給量および振動の調整により、円形振動篩装
置1から排出されるカレットの間隔が色識別装置により
識別可能な場合には、低速〜高速ベルトコンベヤは不要
となり、このようにパイプコンベヤ31のみでもよい。
【0018】これにより、色識別が可能な間隔をあけて
円形振動篩装置1から排出されるカレットを、詰まらせ
ることなく搬送ベルト22の中央部に整列させることが
できる。なお、図6では、先の実施の形態と同一の部材
には、同一の符号を付して説明を省略した。
【0019】
【発明の効果】以上に述べたごとく請求項1記載の発明
によれば、円形振動篩装置により振動で外周側に移動さ
れるとともに、周回経路を移動されて排出口から排出さ
れるカレットは、塊になることなく1つ1つが分離され
て順次排出されるので、狭いスペースでカレットを1個
ずつ分離整列させることができる。また、整列コンベヤ
装置のパイプコンベヤによりカレットが詰まることなく
中央部に整列され、整列コンベヤ装置の下流側に配置さ
れた色識別装置の識別精度を向上させることができる。
【0020】また請求項2記載の発明によれば、下流側
のベルトコンベヤほど搬送速度が上がることで整列され
たカレットの間隔が広げられて、色識別装置の識別精度
を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るカレット整列供給装置の実施の形
態を示す全体側面図である。
【図2】同カレット整列供給装置を示す全体平面図であ
る。
【図3】同カレット整列供給装置の円形振動篩装置を示
す側面半断面図である。
【図4】(a)(b)はそれぞれ同円形振動篩装置によ
るカレットの運動状態を示す概略平面図である。
【図5】同カレット整列供給装置の中速ベルトコンベヤ
を示す拡大横断面図である。
【図6】本発明に係るカレット整列供給装置の他の実施
の形態を示す全体側面図である。
【符号の説明】
1 円形振動篩装置 2A,2B 円形篩器 3 貯留庫 4 振動モータ 5A,5B 排出口 6 整列コンベヤ装置 6A 低速ベルトコンベヤ 6B 中速ベルトコンベヤ 6C 高速ベルトコンベヤ 12 防振用コイルばね 14 整列排出口 16 網板 19 底板 21 ガイドローラ 22 搬送ベルト 31 パイプコンベヤ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】略水平で複数段に配置され弾性支持された
    円形篩器と、これら円形篩器に円形振動成分と垂直振動
    成分とを付与する振動モータと、各円形篩器の外周一端
    部に形成された排出口とを具備した円形振動篩装置を設
    け、 この円形振動篩装置の所定の排出口から下流側にカレッ
    トを搬送する整列コンベヤ装置に、ガイド部材により搬
    送ベルトの両縁部を上方中央側に変形させて円形断面に
    形成するパイプコンベヤを設けたことを特徴とするカレ
    ット整列供給装置。
  2. 【請求項2】整列コンベヤ装置を、低速から高速に搬送
    する複数のベルトコンベヤから構成し、これらベルトコ
    ンベヤの1台を前記パイプコンベヤとしたことを特徴と
    する請求項1記載のカレット整列供給装置。
JP11049278A 1999-02-26 1999-02-26 カレット整列供給装置 Pending JP2000246181A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003211446A (ja) * 2002-01-17 2003-07-29 Mitsubishi Rayon Co Ltd アクリル樹脂フィルムの製造方法
CN102416379A (zh) * 2011-12-27 2012-04-18 新乡市高服筛分机械有限公司 一种输料管道防堵振动筛
CN103407750A (zh) * 2013-07-23 2013-11-27 无锡市大通混凝土有限公司 一种混凝土生产用传送装置
CN107051882A (zh) * 2017-05-26 2017-08-18 郴州金通信息科技有限公司 一种多功能莲子筛芯机

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