JPH06156076A - ウインドゥガラスの位置決め用クリップ - Google Patents

ウインドゥガラスの位置決め用クリップ

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JPH06156076A
JPH06156076A JP4329869A JP32986992A JPH06156076A JP H06156076 A JPH06156076 A JP H06156076A JP 4329869 A JP4329869 A JP 4329869A JP 32986992 A JP32986992 A JP 32986992A JP H06156076 A JPH06156076 A JP H06156076A
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JP
Japan
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window glass
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dam
clip
attached
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JP4329869A
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Keisuke Uchiyama
圭介 内山
Keiichi Fukushima
啓市 福島
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Toyota Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ダムを部分的に切り欠くことなく、ウインド
ゥガラスに貼り付けることができる、ウインドゥガラス
の位置決め用クリップを提供すること。 【構成】 エッジ(23)から間隔をおいて裏面(2
4)にダム(26)を貼り付けたウインドゥガラス(2
2)を支持体(28)に取り付けるときの位置決め用ク
リップ(20)である。クリップ(20)は、エッジ
(23)に当てがわれる位置決め部(30)と、ダム
(26)を乗り越えるように形成され、位置決め部(3
0)から伸びる連結部(31)と、切断可能な薄肉の切
取り部(33)を介して連結部(31)に結合され、裏
面(24)に貼り付けられるストッパ部(32)とを一
体に有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はウインドゥガラスの位置
決め用クリップに関し、たとえば、自動車のウインドゥ
ガラスを車体に取り付けるべきとき、ウインドゥガラス
の車体に対する位置を正確に定めることの可能なクリッ
プに関する。
【0002】
【従来の技術】図8に示すように、ウインドゥガラス1
0のエッジ11に当てがわれる位置決め部12と、位置
決め部12から伸びる連結部13と、切断可能な切取り
部14を介して連結部13に結合され、ウインドゥガラ
ス10の裏面に貼り付けられるストッパ部15とを一体
に有する、自動車のウインドゥガラスの位置決め用のク
リップが提案されている(実開平4-83815 号公報)。
【0003】前記クリップでは、位置決め部12によっ
てストッパ部15を所定の位置にもたらした後、切取り
部14を切断する。ウインドゥガラスに残ったストッパ
部15を車体の支持体に当てがい、ウインドゥガラス1
0の車体に対する位置を定める。
【0004】ところで、自動車のウインドゥガラスで
は、裏面にダム17を貼り付け、その後ウレタンシーラ
のようなシール材16を塗布し、ダム17によってシー
ル材16の食み出しを防いでいる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記ウインドゥガラス
を車体に正確に取り付けるために、前記提案に係る位置
決め用のクリップを使用する場合、クリップを先付けす
るとそのストッパ部15がダム貼り付け用の治具と干渉
する。そこで、まずダムを貼り付け、その後クリップを
貼り付けている。そのため、クリップを貼り付けるべき
箇所では、クリップの幅以上の範囲Aにわたってダム1
7を部分的に切り欠かねばならず、この切欠き部分から
のシール材の食み出しによる見栄えの悪さや水漏れのお
それがある。
【0006】本発明の目的は、ダムを部分的に切り欠く
ことなく、ウインドゥガラスに貼り付けることができ
る、ウインドゥガラスの位置決め用クリップを提供する
ことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、エッジから間
隔をおいて裏面にダムを貼り付けたウインドゥガラスを
支持体に取り付けるときの位置決め用クリップであっ
て、前記エッジに当てがわれる位置決め部と、前記ダム
を乗り越えるように形成され、前記位置決め部から伸び
る連結部と、切断可能な薄肉の切取り部を介して前記連
結部に結合され、前記裏面に貼り付けられるストッパ部
とを一体に有する。
【0008】
【作用および効果】クリップの連結部をダムの下方に位
置させ、位置決め部をエッジに当てがうと、連結部がダ
ムを乗り越え、ストッパ部がエッジから所定の距離とな
る。この状態でストッパ部をウインドゥガラスの裏面に
貼り付け、切取り部を切断する。
【0009】連結部がダムを乗り越えるため、ダムを部
分的に切り欠くことなく、クリップのストッパ部を所定
の位置に貼り付けることができる。したがって、ダムを
部分的に切り欠くことによるシール材の食み出しや、切
欠き部分からの水漏れは起こらない。また、ダムを切り
欠く必要がないため、ダムをウインドゥガラスに貼り付
けるときの作業性が良好となる。
【0010】
【実施例】クリップ20は、図1に示すように、ウイン
ドゥガラス22のエッジ23から間隔をおいて裏面24
にダム26を貼り付けたウインドゥガラス22を支持体
28に取り付けるべきとき、ウインドゥガラス22の支
持体28に対する位置を正確に定めるものであって、図
1ないし図4に示すように、位置決め部30と、連結部
31と、ストッパ部32とを一体に有する。クリップ2
0はプラスチックで成形される。
【0011】ウインドゥガラス22は、図示の実施例で
は、自動車のウインドゥガラスである。ウインドゥガラ
ス22の裏面には、ウレタンシーラ36を塗布し、ダム
26によって食み出しを防止している。ダム26は、治
具によってウインドゥガラスの裏面の所定位置に前もっ
て貼り付けておく。この場合、ダム26に部分的な切欠
きを設けることなく、ダム26を連続した状態で貼り付
ける。
【0012】クリップ20の位置決め部30は、ウイン
ドゥガラス22のエッジ23に当てがわれ、ストッパ部
32をエッジ23から所定の距離に位置させる。
【0013】ストッパ部32をエッジ23から所定の距
離に位置させるためには、位置決め部30がエッジ23
に密接することが好ましい。図示の実施例では、位置決
め部30は垂直部分30aと、これに直交する水平部分
30bとからなり、垂直部分30aがエッジ23に、水
平部分30bが裏面24に接するようになっている。さ
らに、垂直部分30aと水平部分30bとの密接性を確
保するため、それぞれの中央部分に凹所30cを設けて
いる。
【0014】図示の実施例では、さらに、補強部38が
位置決め部30から後方へ、すなわちウインドゥガラス
22から離れる方向へ向けて伸びており、リブ29が垂
直部分30aとの間に、またリブ40が水平部分30b
との間に設けられている。これにより、位置決め部30
の変形を防止することができる。
【0015】連結部31はダム26を乗り越えるように
形成され、位置決め部30から伸びたものである。
【0016】図示の実施例では、連結部31は、垂直部
分31aと水平部分31bとによって断面がL字形を呈
するように形成されている。そして、垂直部分31aが
位置決め部30の水平部分30bの端から、ウインドゥ
ガラス22の裏面24から離れる方向へ向けてダム26
の高さより長く伸び、かつ、水平部分31bが裏面24
に沿う方向へ向けてダム26の厚みより長く伸びてい
る。その結果、連結部31がダム26を乗り越えてい
る。
【0017】ストッパ部32は、切断可能な薄肉の切取
り部33を介して連結部31に結合され、ウインドゥガ
ラス22の裏面24に貼り付けられる。
【0018】図示の実施例では、連結部31の水平部分
31bがコ字形を呈するように形成され、一方、ストッ
パ部32が2本の脚部分32aを有し、各脚部分32a
が切取り部33を介して水平部分31bに結合されてい
る。切取り部33は、位置決め部30および連結部31
をウインドゥガラス22から引き離すように、切取り部
33に曲げ力を加えることによって切断する。
【0019】図示の実施例では、さらに、ストッパ部3
2は、2つの脚部分32aの上端からウインドゥガラス
22の裏面に沿って伸びている、ほぼ長方形状の平坦な
当接部分32bと、当接部分32bから間隔をおいた各
脚部分32aの部位から位置決め部30の方へ向けて斜
めに伸びている係合部分32cと、当接部分32bの2
つの脚部分32aの間の部位から下方へ伸びている受け
部分32dとを有する。両面テープ42を当接部分32
bに貼り付け、両面テープ42によって当接部分32b
をウインドゥガラス22の裏面に貼り付ける。
【0020】クリップ20を使用するとき、図5に示す
ように、ウインドゥガラス22の裏面24の所定位置に
ダム26を連続的に貼り付けておき、一方、クリップ2
0のストッパ部32の当接部分32bに両面テープ42
を貼り付け、連結部31の垂直部分31aとストッパ部
32の脚部分32aとがダム26をまたぐようにクリッ
プ20をウインドゥガラス22の下方にもたらす。
【0021】次いで、図6に示すように、クリップ20
の位置決め部30をウインドゥガラス22のエッジ23
に当てがってストッパ部32をエッジ23から所定の位
置に置き、ストッパ部の当接部分32bを両面テープ4
2によってウインドゥガラス22の裏面24に貼り付け
る。その後、位置決め部30と連結部31とをウインド
ゥガラス22から引き離すように、切取り部33に曲げ
力を加えて切取り部33を切断する。その結果、図7に
示すように、ストッパ部32だけがウインドゥガラス2
2の裏面24の所定位置に貼り付けられる。このウイン
ドゥガラス22を、ストッパ部32を利用して支持体2
8の所定の位置に取り付ける。
【0022】図1に示した実施例では、支持体28は、
自動車のルーフパネル44とヘッダインナパネル46と
を接合した部分である。ウインドゥガラス22を支持体
28の所へ搬送し、ストッパ部32の受け部分32dを
支持体28の受け壁29に当てがい、ストッパ部32の
係合部分32cをヘッダインナパネル46の端面に係合
させる。その結果、ウインドゥガラス22は支持体28
に対して所定の位置となり、ウインドゥガラス22のエ
ッジ23とルーフパネル44との間に所定の間隔Dが形
成される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るウインドゥガラスの位置決め用ク
リップをウインドゥガラスに取り付けた状態を示す側面
図である。
【図2】本発明に係るウインドゥガラスの位置決め用ク
リップの実施例の平面図である。
【図3】図2に示したウインドゥガラスの位置決め用ク
リップの側面図である。
【図4】図2に示したウインドゥガラスの位置決め用ク
リップの斜視図である。
【図5】本発明に係るウインドゥガラスの位置決め用ク
リップをウインドゥガラスに取り付ける状態を示す側面
図である。
【図6】本発明に係るウインドゥガラスの位置決め用ク
リップをウインドゥガラスに取り付けた後、位置決め部
と連結部とを切断する状態を示す側面図である。
【図7】本発明に係るウインドゥガラスの位置決め用ク
リップをウインドゥガラスに取り付けた後、位置決め部
と連結部とを切断し、ストッパ部だけが残った状態を示
す側面図である。
【図8】従来のウインドゥガラスの位置決め用クリップ
の一部を示す斜視図である。
【符号の説明】
20 クリップ 22 ウンドウゥガラス 23 エッジ 24 裏面 26 ダム 28 支持体 30 位置決め部 31 連結部 32 ストッパ部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エッジから間隔をおいて裏面にダムを貼
    り付けたウインドゥガラスを支持体に取り付けるときの
    位置決め用クリップであって、前記エッジに当てがわれ
    る位置決め部と、前記ダムを乗り越えるように形成さ
    れ、前記位置決め部から伸びる連結部と、切断可能な薄
    肉の切取り部を介して前記連結部に結合され、前記裏面
    に貼り付けられるストッパ部とを一体に有する、ウイン
    ドゥガラスの位置決め用クリップ。
JP04329869A 1992-11-17 1992-11-17 ウインドゥガラスの位置決め用クリップ Expired - Fee Related JP3082484B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5785377A (en) * 1995-06-19 1998-07-28 Minnesota Mining And Manufacturing Company Article fixture and method of fitting article by using the fixture

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5785377A (en) * 1995-06-19 1998-07-28 Minnesota Mining And Manufacturing Company Article fixture and method of fitting article by using the fixture

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