JPH06155182A - サークリップ組付装置 - Google Patents

サークリップ組付装置

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JPH06155182A
JPH06155182A JP4320550A JP32055092A JPH06155182A JP H06155182 A JPH06155182 A JP H06155182A JP 4320550 A JP4320550 A JP 4320550A JP 32055092 A JP32055092 A JP 32055092A JP H06155182 A JPH06155182 A JP H06155182A
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JP
Japan
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work
circlip
press
insertion guide
punch
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JP4320550A
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English (en)
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Hiromi Ema
廣美 江間
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Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 ベアリングの装着されたワークのリング溝に
確実にサークリップを装着させる。 【構成】 ワーク100の上部開口と当接する位置決め
テーパ面を下端外周に備えたサークリップ挿入ガイド1
0を上下動自在に設け、圧縮スプリング20によってワ
ーク100に圧接させるべく下方に付勢する。ワークリ
フタ80を設けるとともに、ワーク100が所定の作業
位置に占位したことを検出するワークセット確認手段3
0を設ける。ワーク100のベアリングの中心軸孔に嵌
合する位置決めピンを下端に備えた圧入パンチ40およ
びパンチ動作確認手段50を設ける。さらに、圧入パン
チ40に対して上下動自在に検出スリーブ60を設け、
サークリップ装着確認手段70を、圧入パンチ40と検
出スリーブ60との間に設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、予めベアリングの装着
された円筒状を成すワークのリング溝にサークリップを
装着させるためのサークリップ組付装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】例えば、ブレーキドラム等の軸孔に嵌め
込まれたベアリングの抜け止め手段として、上記軸孔の
内周に形成したリング溝にサークリップを嵌合させる構
成が広く採用されており、昨今ではサークリップ組付装
置によって上記サークリップの装着作業が行なわれてい
る。図12に示すサークリップ組付装置Aでは、パレッ
トPに載置されて装置本体Bに送り込まれたワークWの
上部にテーパ管Cを装着し、このテーパ管Cの内部にサ
ークリップSを置いた後、シンリンダアクチュエータD
によって押し金Eを下降させてテーパ管C内のサークリ
ップSをワークWの軸孔Waに押し込むことにより、上
記軸孔Waのリング溝WbにサークリップSを嵌着させ
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記サーク
リップ組付装置Aでは、サークリップSが上記ワークW
のリング溝Wbに装着されたか否かを確認するため、装
置本体Bに設けたリミットスイッチFを押し金Eのドグ
Gによって動作させている。しかし上記構成では、押し
金Eが装置本体Bに対する所定の高さ位置に占位したこ
とが確認されるに過ぎない。このため、加工誤差等によ
るワークWの高さ寸法のばらつきに起因して、組付け作
業時おいてサークリップSがワークWのリング溝Wbに
達しない場合や、あるいは上記テーパ管Cにサークリッ
プSを置き忘れた場合であっても、これらの作業エラー
を発見することができず、サークリップの脱落や未装着
等の不具合を招来していた。本発明は上記実状に鑑み
て、ワークに対してサークリップを確実に装着させ得る
サークリップ組付装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明に関わるサークリ
ップ組付装置では、下端外周に円筒状を成すワークの上
部開口と当接する位置決めテーパ面を備えたサークリッ
プ挿入ガイドを、固定設置された装置本体に対して上下
動自在に設けるとともに、上記装置本体との間に介装し
た付勢手段によってワークに圧接させるべく下方に向け
て付勢する一方、上記サークリップ挿入ガイドの下方域
に、ワークをサークリップ挿入ガイドに当接させつつ所
定の作業位置へ上動させるワークリフタを設けるととも
に、ワークが所定の作業位置に占位したことを検出する
ワークセット確認手段を装置本体とサークリップ挿入ガ
イドとの間に設けており、またワークに予装着されたベ
アリングの中心軸孔に嵌合する位置決めピンを下端に備
えた圧入パンチを装置本体に対して上下方向に進退自在
に設けるとともに、この圧入パンチがワークに対する所
定の圧入位置に占位したことを検出するパンチ動作確認
手段を上記装置本体と上記圧入パンチとの間に設けてお
り、さらに下端に爪の突設された検出スリーブを、圧入
パンチの底部に対して上記爪を出没させる態様で圧入パ
ンチに対して上下動自在に設けるとともに、検出スリー
ブの爪が圧入パンチの底部より下方に占位した状態を検
知して、サークリップがワーク内のリング溝に嵌着され
たことを確認するためのサークリップ装着確認手段を、
圧入パンチと検出スリーブとの間に設けることによって
上記目的を達成している。
【0005】
【作用】上述した構成によれば、ワークリフタによって
上動される円筒状を成すワークの上部開口に、付勢手段
によってサークリップ挿入ガイドの位置決めテーパ面を
圧接させることにより、上記サークリップ挿入ガイドと
ワークとの相対的な位置決めが為されるとともに、ワー
クに装着されたベアリングの中心軸孔に圧入パンチのガ
イドピンを挿入することにより、上記圧入パンチとワー
クとの相対的な位置決めが為され、さらに上記ワークセ
ット確認手段とパンチ動作確認手段とによってワークに
対する圧入パンチの相対位置の確認が為されるととも
に、サークリップ装着確認手段によってワークのリング
溝にサークリップが装着されたか否かの確認が為され
る。
【0006】
【実施例】以下、一実施例を示す図面に基づいて、本発
明を詳細に説明する。図1ないし図11に、本発明に関
わるサークリップ組付装置を、スクーター用ドリブンフ
ェースの軸孔にサークリップを嵌着させるための装置と
して構成した例を示す。
【0007】上記サークリップ組付装置1は、図1およ
び図2に示す如くフロアに固定設置された装置本体2を
具備しており、この装置本体2はフロアに設置されたベ
ースフレーム2Aと、該ベースフレーム2Aの上部に立
設されたコラム2Bとを備えている。また、上記装置本
体2には、コラム2Bの中央域を貫通する態様でワーク
コンベア(フリーフローコンベア)3が配設されてい
る。
【0008】図3および図4に示すように、上記コラム
2Bにはブラケット4aと一対のガイドロッド4bとを
介してプレート4cが上下動自在に支承されており、こ
のプレート4cにはサークリップ挿入ガイド10が固設
されている。
【0009】上記サークリップ挿入ガイド10は、内部
に下細りのガイドテーパ面10aを有して成る略円筒部
材であって、上部周壁の一部にハンド導入用の切欠き1
0bが形成されている一方、下端外周には後述するワー
ク100の上部開口100aと当接する下細りの位置決
めテーパ面10cが形成されている。
【0010】上記ブラケット4aとプレート4cとの
間、言い換えれば装置本体2とサークリップ挿入ガイド
10との間には、上記ガイドロッド4bに遊嵌する態様
で付勢手段を構成する圧縮スプリング20が介装されて
おり、この圧縮スプリング20によって上記サークリッ
プ挿入ガイド10は下方に向けて付勢されている。
【0011】さらに、上記ブラケット4aには、図6に
示すように対峙した光源5aと光電スイッチ5bとから
成るセンサ5Aが配設されている一方、上記プレート4
cにはスリットを有するドグブロック5Bが設けられて
おり、上記センサ5Aとドグブロック5Bとによってワ
ークセット確認手段30が構成されている。言い換えれ
ば、装置本体2とサークリップ挿入ガイド10との間に
はワークセット確認手段30が介装されている。
【0012】一方、図3および図4に示すように、上記
装置本体2のコラム2Bには、ブラケット4dを介して
シリンダアクチュエータ6が取り付けられており、この
エアシリンダアクチュエータ6における作動ロッド6a
の先端(下端)には、プレート7およびスプール8を介
して圧入パンチ40が固設されている。
【0013】上記圧入パンチ40は、略円板形状を呈す
るとともに、その底部40aの中央域には位置決めピン
41が下方に向けて突設されており、上記エアシリンダ
アクチュエータ6における作動ロッド6aの伸張縮退に
基づいて昇降動作される。
【0014】図1および図5に示すように、圧入パンチ
40を支持するプレート7には、ブラケット4dを貫通
して延びるガイドロッド7Aが設けられており、上記ブ
ラケット4dにフレームを介して取り付けられた一対の
近接スイッチ9a,9bと、上記ガイドロッド7Aの上
部に取り付けられたドグ9cとによって、パンチ動作確
認手段50が構成されている。すなわち、装置本体2と
圧入パンチ40との間には、上記圧入パンチ40が所定
の圧入位置に占位したか否かを検出するためのパンチ動
作確認手段50が介装されている。
【0015】図9および図11に示すように、プレート
7に支持されたスプール8には、検出スリーブ60が上
下方向に沿って移動自在に装着しており、この検出スリ
ーブ60の下端には相対向する2個の爪61,61が突
出形成されている。一方、上記スプール8にはピストン
8Aが形成されており、該ピストン8Aと上記検出スリ
ーブ60との間には、該検出スリーブ60を上方に付勢
する圧縮スプリング65が介装されている。
【0016】上記スプール8にはエア供給通路8aが設
けられており、エアの供給量に基づいて、上記検出スリ
ーブ60は図9に示すように爪61が圧入パンチ40の
底面40aよりも上方に位置する待機位置と、図11に
示すように爪61が圧入パンチ40の底面40aよりも
下方に突出する検出位置との間を出没動作する。
【0017】また、図9および図11に明示するよう
に、プレート7の下部には、上記検出スリーブ60の移
動域を挟んで対峙する光源70aと光電スイッチ70b
とから成るセンサ70Aが取り付けられている一方、上
記検出スリーブ60の上部外周には、図7に示すように
上記センサ70Aの光軸に沿って略水平方向に延びるス
リット62が形成されており、上記センサ70Aとスリ
ット62とによってサークリップ装着確認手段70が構
成されている。すなわち、圧入パンチ40と検出スリー
ブ60との間には、サークリップ装着確認手段70が介
装されている。
【0018】図1および図2に示す如く、上記サークリ
ップ挿入ガイド10の下方域には、ワークコンベア3を
介して搬入されたワーク100を、サークリップ挿入ガ
イド10に当接させつつ所定の作業位置へ上動させるワ
ークリフタ80が設けられており、このワークリフタ8
0は装置本体2のベースフレーム2Aに固設されたシリ
ンダアクチュエータ81と、該シリンダアクチュエータ
81の作動ロッドに取り付けられたプッシュロッド82
から構成されている。
【0019】また、上記装置本体2におけるワークリフ
タ80の上方域には、後述するように、上記ワークリフ
タによって上動されるワーク100と当接するプレート
状のワークストッパ部材90が、水平面上に延在する態
様で固設されている。
【0020】さらに、上記装置本体2におけるコラム2
Bには、ワーク100にサークリップSを供給するため
のローダ95が設けられており、このローダ95は互い
に直交する3軸方向に移動自在なハンド95Aを具備し
ている。
【0021】上記サークリップ組付装置1によって、ワ
ーク100にサークリップSを装着するには、先ずパレ
ット3Aに載置されてワークコンベア3上を移送される
ワーク100を、図1に示す如く上記ワークコンベア3
のワークストッパ3a,3bによってサークリップ挿入
ガイド10の直下に停止させる。
【0022】なお、図3に示すように、上記ワーク(ド
リブンフェース)100は、円筒状を成すハブにフェー
スプレートを取り付けて構成されており、上記ワーク1
00のハブには、前工程において既にベアリング200
が装着されている。
【0023】ワーク100をサークリップ挿入ガイド1
0の直下で停止させたのち、ワークリフタ80のプッシ
ュロッド82を上動させて、図5に示すように上記ワー
ク100をパレット3Aと共に上昇させる。
【0024】ワーク100が上昇することにより、該上
記ワーク100の上部開口100a(図3参照)にサー
クリップ挿入ガイド10の下端が挿入され、上記サーク
リップ挿入ガイド10はワーク100とともに上動す
る。
【0025】上記ワークリフタ80の動作に基づいてワ
ーク100が所定の作業位置に達すると、確認手段30
におけるセンサ5Aがドグブロック5Bのスリットを検
出することにより確認が為され、ワークリフタ80は上
動を停止する。
【0026】ここで、圧縮スプリングン20の付勢力に
よって、ワーク100における上部開口100aに、サ
ークリップ挿入ガイド10の位置決めテーパ面10cが
圧接されることにより、上記位置決めテーパ面10cの
ワーク100に対する球芯作用に基づいて、サークリッ
プ挿入ガイド10とワーク100との相対的な位置決
め、すなわちサークリップ挿入ガイド10の中心軸とワ
ーク100の中心軸との芯合せが為される。
【0027】また、上記ワーク100が上動して作業位
置に占位する途中、上述したワークストッパ部材90に
ワーク100のフェースプレートが当接することによ
り、上記ワーク100は姿勢を調整され、不用意に傾く
ことなく所定の作業位置に占位することとなる。
【0028】上記ワーク100が所定の作業位置に占位
したのち、図8に示す如く上記サークリップ挿入ガイド
10の内部に、ローダ95(図1参照)によってサーク
リップSを収容載置する。ここで、図示するようにロー
ダ95のハンド95Aは、サークリップ挿入ガイド10
の切欠き10bに侵入して、サークリップ挿入ガイド1
0の内部にサークリップSを供給する。また、何らの外
力も加えられていない上記サークリップSは、開いた状
態で上記サークリップ挿入ガイド10に載置されている
ことは言うまでもない。
【0029】サークリップ挿入ガイド10にサークリッ
プSを置いたのち、エアシリンダアクチュエータ6によ
って圧入パンチ40を図5に示すように下降させる。こ
のとき、上記圧入パンチ40に突設されたガイドピン4
1が、ワーク100に装着されているベアリング200
の中心軸孔200aに挿入されることによって、圧入パ
ンチ40とワーク100との相対的な位置決め、すなわ
ち圧入パンチ40の中心軸とワーク100の中心軸との
芯合せが為される。
【0030】上記圧入パンチ40を更に下降させ、サー
クリップ挿入ガイド10のガイドテーパ面10bによっ
て外径を縮小させつつ、上記サークリップSをワーク1
00に押し込むことにより、上記圧入パンチ40がサー
クリップ挿入ガイド10に対する所定の圧入位置に占位
した時点で、上記サークリップSは所定の装着位置に占
位し、これによりサークリップSは上記ワーク100の
リング溝100bに臨んで拡張し、図10に示す如く上
記リング溝100bに嵌合してワーク100に組み付け
られる。
【0031】ここで、上記圧入パンチ40がサークリッ
プ挿入ガイド10に対する所定の圧入位置に占位してい
ること、言い換えれば上記ワーク100のリング溝10
0bにサークリップSが嵌着したことは、上述したパン
チ動作確認手段50における近接スイッチ9bがドグ9
cを検出することによって確認される。
【0032】また、上述した組み付け作業時において、
サークリップ挿入ガイド10の内部にサークリップSを
供給し忘れた場合には、上記圧入パンチ40がサークリ
ップ挿入ガイド10に対する所定の圧入位置を越えて下
降するため、図3および図4に示すようにブラケット4
dに対峙して設けられた光源75aと光電スイッチ75
bとから成るセンサ75Aが、プレート7に立設された
ガイドロッド7Bの上端におけるドグブロック75Bの
スリットを検出することによって、上記サークリップS
の供給忘れが確認されることとなる。
【0033】一方、上述した組み付け作業時において、
パンチ動作確認手段50により圧入パンチ40がサーク
リップ挿入ガイド10に対する所定の圧入位置に占位し
ていることが確認されたのち、上記圧入パンチ40に対
して検出スリーブ60が下降を開始する。
【0034】ここで、サークリッブSがリング溝100
bに嵌着している場合、上記検出スリーブ60に設けら
れた各爪61,61は、図11に示す如く上記サークリ
ッブSに邪魔されることなく、圧入パンチ40の底部4
0aよりも下方に突出した検出位置に占位し、サークリ
ッブ装着確認手段70におけるセンサ70Aが、検出ス
リーブ60のスリット62を検出することによって、上
記リング溝100bにサークリッブSの全周が確実に嵌
合している状況が確認される。
【0035】一方、何らかの要因によってサークリッブ
Sがリング溝100bに完全に嵌着されていない場合に
は、上記圧入パンチ40に対して検出スリーブ60を下
降させた際、上記検出スリーブ60の爪61,61が上
記サークリッブSに当接して下降動作が阻止されること
となり、サークリッブ装着確認手段70におけるセンサ
70Aが検出スリーブ60のスリット62を検出しない
ことで、上記リング溝100bにサークリッブSが確実
に嵌合していない状況が確認される。
【0036】上記パンチ動作確認手段50およびサーク
リップ装着確認手段70によって、サークリップSがワ
ーク100に対して確実に装着されていることが確認さ
れると、上記組装置1におけるワークリフタ80のプッ
シュロッド82は初期位置へ下降し、パレット3Aと共
にワークコンベア3上に載置されたワーク100は、上
記ワークコンベア3によって装置本体2から搬出されて
次工程へと搬送されて行く。
【0037】このとき、上記ワークリフタにおけるプッ
シュロッド82の下降に伴って圧縮スプリング20の付
勢力により初期位置に復帰するサークリップ挿入ガイド
10と共に、圧入パンチ40を上昇させて初期位置に復
帰させることにより、次なるワークの搬入に対する待機
状態となる。
【0038】なお、上述した実施例ではワークとしてス
クーター用ドリブンフェースを例示したが、本発明に関
わるサークリップ組付装置は、上記ドリブンフェースの
みならず、各種ワークに対してサークリップを装着する
ための装置として有効に適用し得ること言うまでもな
い。
【0039】
【発明の効果】以上、詳述したように、本発明に関わる
サークリップ組付装置によれば、ワークリフタによって
上動される円筒状を成すワークの上部開口に、付勢手段
によってサークリップ挿入ガイドの位置決めテーパ面を
圧接させることにより、上記サークリップ挿入ガイドと
ワークとの相対的な位置決めが為されるとともに、ワー
クに装着されたベアリングの中心軸孔に圧入パンチのガ
イドピンを挿入することにより、上記圧入パンチとワー
クとの相対的な位置決めが為され、さらに上記ワークセ
ット確認手段とパンチ動作確認手段とによってワークに
対する圧入パンチの相対位置の確認が為されるととも
に、サークリップ装着確認手段によってワークのリング
溝にサークリップが装着されたか否かの確認が為される
ので、ワークに対してサークリップを確実に装着させる
ことが可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に関わるサークリップ組付装置を示す全
体正面図。
【図2】本発明に関わるサークリップ組付装置を示す全
体側面図。
【図3】本発明に関わるサークリップ組付装置の要部正
面図。
【図4】本発明に関わるサークリップ組付装置の要部側
面図。
【図5】本発明に関わるサークリップ組付装置の動作態
様を示す要部側面図。
【図6】図3のa−a線断面図。
【図7】図5のb−b線断面図。
【図8】サークリップの供給態様を示すサークリップ挿
入ガイドの平面図。
【図9】本発明に関わるサークリップ組付装置の動作態
様を示す要部断面側面図。
【図10】図9のc−c線断面図。
【図11】本発明に関わるサークリップ組付装置の動作
態様を示す要部断面側面図。
【図12】従来のサークリップ組付装置を示す概念図。
【符号の説明】
1…サークリップ組付装置、 2…装置本体、 10…サークリップ挿入ガイド、 10a…ガイドテーパ面、 10c…位置決めテーパ面、 20…圧縮スプリング(付勢手段)、 30…ワークセット確認手段、 40…圧入パンチ、 40a…底部、 41…位置決めピン、 50…パンチ動作確認手段、 60…検出スリーブ、 61…爪、 70…サークリップ装着確認手段、 80…ワークリフタ、 90…ワークストッパ部材、 100…ワーク、 100a…上部開口、 100b…リング溝、 200…ベアリング、 200a…中心軸孔、 S…サークリップ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定設置された装置本体に対して上
    下動自在に設けられ、内部に下細りのガイドテーパ面を
    有するとともに、円筒状を成すワークの上部開口に当接
    する態様で挿入される位置決めテーパ面を下端外周に有
    して成るサークリップ挿入ガイドと、 上記装置本体と上記サークリップ挿入ガイドとの間に介
    装され、上記サークリップ挿入ガイドを上記ワークに圧
    接させるべく下方に付勢する付勢手段と、 上記サークリップ挿入ガイドの下方域に設けられ、上記
    ワークを上記サークリップ挿入ガイドに当接させつつ、
    該サークリップ挿入ガイドと共に所定の作業位置へ上動
    させるワークリフタと、 上記装置本体と上記サークリップ挿入ガイドとの間に設
    けられ、上記ワークが上記ワークリフタの動作に基づい
    て上記所定の作業位置に占位したことを検出するワーク
    セット確認手段と、 上記装置本体に対し上下方向に沿って進退自在に設けら
    れ、下端に上記ワークに予装着されたベアリングの中心
    軸孔に嵌合する位置決めピンを有し、上記サークリップ
    挿入ガイドの内部に載置されたサークリップを上記ワー
    ク内における所定の装着位置まで押下する圧入パンチ
    と、 上記装置本体と上記圧入パンチとの間に設けられ、上記
    圧入パンチが上記ワークに対する所定の圧入位置に占位
    したことを検出するパンチ動作確認手段と、 下端に突設された爪を上記圧入パンチの底部に対して出
    没させる態様で、上記圧入パンチに対して上下動自在に
    設けられた検出スリーブと、 上記圧入パンチと上記検出スリーブとの間に設けられ、
    上記サークリップが上記ワーク内の所定の装着位置にお
    けるリング溝に嵌着されたことを確認すべく、上記検出
    スリーブの爪が上記圧入パンチの底部より下方に占位し
    たことを検知するサークリップ装着確認手段と、 を具備して成ることを特徴とするサークリップ組付装
    置。
  2. 【請求項2】 上記ワークリフタの上方域に設けら
    れ、該ワークリフタによって上動される上記ワークと当
    接して、上記所定の作業位置において上記ワークを保持
    するワークストッパ部材を具備して成ることを特徴とす
    る請求項1記載のサークリップ組付装置。
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