JPH0445776Y2 - - Google Patents

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JPH0445776Y2
JPH0445776Y2 JP1986132495U JP13249586U JPH0445776Y2 JP H0445776 Y2 JPH0445776 Y2 JP H0445776Y2 JP 1986132495 U JP1986132495 U JP 1986132495U JP 13249586 U JP13249586 U JP 13249586U JP H0445776 Y2 JPH0445776 Y2 JP H0445776Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、圧入ヘツドにより、リング部材とと
もに圧入部品をワークに圧入する圧入装置に関す
るものである。
[従来技術] 従来より、圧入ラムにより圧入ヘツドを駆動し
てワークに圧入部品を圧入するようにした圧入装
置はよく知られており、例えば、実開昭58−
27031号公報には、トーシヨナルダンバプーリに
ダンパゴムを圧入するようにしたダンパゴム圧入
装置が開示されている。
しかしながら、この種の従来の圧入装置におい
ては、圧入操作時に圧入部品が実際に圧入された
か否かを確認することができず、作業ポカの発生
を有効に防止することができない問題があつた。
とりわけ、例えば、ベアリングをそのリテーニ
ングリングとともに圧入装着するといつたよう
に、圧入部品とこれに付随する部品とを同時に組
込むような場合には、圧入部品の確認のみならず
付随する部品の装着をも確認しなければならない
問題があり、付随する部品が実際に装着されなか
つた場合には、上記の例ではベアリングの脱落と
いつた事故を生ずるおそれがあつた。
[考案の目的] 本考案の目的は、圧入部品とともにリテーニン
グリングを装着する場合に、リテーニングリング
が確実に圧入されたか否かを検出することができ
る圧入装置を提供することである。
[考案の構成] このため、本考案は、受台上のワークに対して
接離可能な圧入ヘツドを設け、この圧入ヘツドに
よりワークの所定の穴部に圧入部品を略C字形状
のリテーニングリングを介して圧入するととも
に、ワークの穴部に設けたリング溝に上記リテー
ニングリングを装着する装置であつて、上記圧入
ヘツドの軸部に軸方向にスライド可能に設けら
れ、圧入ヘツドの押し切り位置で圧入部品に当接
可能な移動部材と、該移動部材に設けられ、リテ
ーニングリングの縮径時には嵌合不能で拡開時に
リテーニングリングの内周に設けられた複数の突
起部に当接し嵌合する確認部材と、上記移動部材
を圧入ヘツドに相対してスライドさせる移動手段
と、上記圧入ヘツドに設けられ、移動部材の圧入
ヘツドに対する移動量から内周に複数の突起部の
設けられたリテーニングリングの装着を検出する
装着検出手段とを備えたことを特徴としている。
[考案の効果] 本考案によれば、リテーニングリングが突起部
を有しているので、この突起部によりリテーニン
グリングと確認部材との中心を一致させることが
でき、リテーニングリングのワークへの圧入操作
時にリテーニングリングの装着を確実に検出する
ことができ、作業ポカを確実に防止することがで
きる。
[実施例] 以下、本考案の実施例を添付の図面を参照しな
がら具体的に説明する。
第2図に圧入装置の全体を示すように、ワーク
Wを載置する基台1の上方には、圧入ヘツド2が
ヘツド支持フレーム3によつてコイルスプリング
4で上下方向に変位可能に支持され、圧入ヘツド
2の上方には、圧入ヘツド2を押下げて圧入部品
の圧入を行わせる圧入ラム装置5が設置されてい
る。
圧入されるべき部品は、スイングアーム6にセ
ツトされた状態で保持されており、圧入ラム装置
5により圧入ヘツド2が押下げられると、圧入部
品はスイングアーム6によつてガイドされなが
ら、ワークW内に圧入され、圧入が完了すると、
圧入ヘツド2が上昇されるとともに、スイングア
ーム6も退避され、その状態で基台1側に設置し
た持上げバー7を持上げ用シリンダ8により作動
させ、ワークWを持上げて、搬出台9に受け渡
す。
第3図に示すように、スイングアーム6は、装
置本体フレーム11の側壁に固定された支持アー
ム12の自由端にヒンジ軸13により水平面内で
揺動自在に支持されており、自由端側には、第
1、第2セツト部14,15が設けられている。
このスイングアーム6のヒンジ軸13側の端部に
は、ブラケツト16により装置本体フレーム11
の側壁に結合された2連のシリンダ装置17のプ
ランジヤ17aの先端が、連結用ブラケツト18
を介して連結されている。上記第1、第2セツト
部14,15は夫々ベアリング(リテーニングリ
ング)およびオイルシールをセツトするとともに
第1図に示すようなテーパ状のガイド筒14aに
よつて圧入部品をガイドするためのものであり、
第1、第2セツト部14,15は、各々の中心が
ヒンジ軸13の中心軸からみて、例えば30°の角
度を有するように設けられていて、2連のシリン
ダ17のうち、ストロークの短い第1シリンダ1
7Aを作動させることにより、スイングアーム6
を上記の角度に等しい角度30°だけ揺動させて、
第2セツト部15を第1セツト部14の位置に移
動させることができるようにしている。また、ス
トロークの長い第2シリンダ17Bは、スイング
アーム6を図に仮想線Aで示す、圧入部品供給位
置(退避位置)に移動させるためのもので例えば
60°だけ、スイングアーム6を揺動させるだけの
ストロークを有し、したがつて、2連のシリンダ
17は、第1、第2シリンダ17A,17Bの両
方のフル作動により、スイングアーム6を90°に
揺動させることができるようになつている。な
お、第3図において、19はスイングアーム6に
対して装置本体フレーム11側に設けたストツパ
である。
第1図に圧入ヘツド2の構造を示すように、圧
入ヘツド2は全体が肉厚の円筒体として形成され
ており、下端には、ベアリング40をリテーニン
グリング41を介してワークWに圧入するための
圧入部材21がボルト22によつて固定されてい
る。
この圧入ヘツド2の上部には、シリンダ装置2
3が同軸をなすように設置されていて、そのプラ
ンジヤ24は下方に長く伸長され、下端には、圧
入ヘツド2の下部小径部2aにスライド可能に嵌
合するガイド筒25がボルト26によつて固定さ
れている。このガイド筒25の下部側には、圧入
部材21の内周に嵌合するフランジ25aが設け
られ、このフランジ25aの下面側には、第4図
に示すようなリテーニングリング41に嵌合する
リング状のリテーニングリング装着確認部材27
をボルト28により固定する。
上記リテーニングリング41は略C字形状を有
し、その内周から略等間隔に突出させた突起部4
1a,41b,41cを有する。これら突起部4
1a,41b,41cは次のような理由で設けら
れる。
すなわち、リテーニングリング41の内周と外
周とは、一般に、偏心した円で形成され、また、
その端部は、サービス時等に針金等を通してリテ
ーニングリング41を縮径させてワークWから取
り外すための穴51,51を形成するために、内
方に突出している。このため、リテーニングリン
グ41の中心をリテーニングリング装着確認部材
27の中心に合致させるのが難しい。しかし、上
記のように、リテーニングリング41の内周から
突起部41a,41b,41cを突出させておけ
ば、これら突起部41a,41b,41cの先端
がリテーニングリング装着確認部材27に当接
し、リテーニングリング41の中心がリテーニン
グリング装着確認部材27の中心に合致し、検出
時に容易にリテーニングリング確認部材27がリ
テーニングリング41に嵌合する。
また、上記ブランジヤ24の上端は、シリンダ
装置23の端部ケーシングを兼ねる圧入ヘツド2
の頂部ブロツク29の中央に設けた断面円形の穴
29a内に突出するように伸長させ、この穴29
aにスライド自在に嵌合する検出ヘツド30を形
成する。
この検出ヘツド30には、第5図にも示すよう
に、直径方向に貫通する検出孔31を設ける一
方、頂部ブロツク29側には、検出孔31と同じ
直径方向に一対の光電スイツチ32,33を所定
の高さに検出孔31をはさんで相対向するように
設置する。この検出孔31と一対の光電スイツチ
32,33との位置関係は、第1図右半分に示す
ように、シリンダ装置23が上昇位置にあつて、
検出ヘツド30上面と頂部ブロツク29の上面と
が一致した状態、換言すれば、リテーニングリン
グ装着確認部材27が、リテーニングリング41
に嵌合していない状態では、検出孔31の方が上
方に位置するように設定してある。そして、シリ
ンダ装置23の上側のポート23aから圧力流体
が供給されてプランジヤ24が下降され、第1図
左半分に示すように、リテーニングリング装着確
認部材27がリテーニングリング41に嵌合して
ベアリング40の上面に当接した状態では、検出
孔31と一対の光電スイツチ32,33の高さが
一致し、したがつて、発光素子から射出された光
が、検出孔31を通して受光素子により受光され
るようになり、これによつてリテーニングリング
41の装着が確認される。
即ち、リテーニングリング41が装着されてい
なかつた場合には、圧入ラム5によつて圧入ヘツ
ド2がリテーニングリング41のない分だけ全体
的に押し込まれるため、リテーニングリング装着
確認部材27とベアリング40とは最初から当接
状態にあり、シリンダ装置23を下降作動させよ
うとしてもそれ以上は下降しないため、検出孔3
1と一対の光電スイツチ32,33の高さは不一
致のまゝであり、光電スイツチは動作しない。こ
のようにして、リテーニングリング41の装着の
有無が確認できることになる。
したがつて、上記のように、圧入ヘツドにリテ
ーニングリング41の装着の有無を検出するため
の手段を組込んでおけば、圧入作業の完了時に、
リテーニングリング41が実際に装着されたか否
かを検出することができ、いわゆる作業ポカを防
止できることになる。
なお、上記の実施例では検出孔と光電スイツチ
とでリテーニングリング装着の有無を確認するよ
うにしたが、検出手段としては、マイクロスイツ
チ等を用いることができる。
また、上記実施例では、ベアリングとそのリテ
ーニングリングを例にとつて説明したが、本考案
はこれに限られるものでないことはいうまでもな
い。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の実施例にかかる圧入装置の
要部断面図、第2図は上記圧入装置の正面図、第
3図は第2図に示したスイングアームの平面図、
第4図はリテーニングリングとリテーニングリン
グ装着確認部材を示す平面図、第5図は圧入ヘツ
ド頂部の一部断面平面図である。 2……圧入ヘツド、5……圧入ラム、23……
シリンダ装置、24……プランジヤ、27……リ
テーニングリング装着確認部材、30……検出ヘ
ツド、31……検出孔、32,33……光電スイ
ツチ、W……ワーク、40……ベアリング、41
……リテーニングリング、41a,41b,41
c……突起部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 受台上のワークに対して接離可能な圧入ヘツド
    を設け、この圧入ヘツドによりワークの所定の穴
    部に圧入部品を略C字形状のリテーニングリング
    を介して圧入するとともに、ワークの穴部に設け
    たリング溝に上記リテーニングリングを装着する
    装置であつて、 上記圧入ヘツドの軸部に軸方向にスライド可能
    に設けられ、圧入ヘツドの押し切り位置で圧入部
    品に当接可能な移動部材と、該移動部材に設けら
    れ、リテーニングリングの縮径時には嵌合不能で
    拡開時にリテーニングリングの内周に設けられた
    複数の突起部に当接し嵌合する確認部材と、上記
    移動部材を圧入ヘツドに相対してスライドさせる
    移動手段と、上記圧入ヘツドに設けられ、移動部
    材の圧入ヘツドに対する移動量から内周に複数の
    突起部の設けられたリテーニングリングの装着を
    検出する装着検出手段とを備えたことを特徴とす
    る圧入装置。
JP1986132495U 1986-08-28 1986-08-28 Expired JPH0445776Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1986132495U JPH0445776Y2 (ja) 1986-08-28 1986-08-28

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JP1986132495U JPH0445776Y2 (ja) 1986-08-28 1986-08-28

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JPS6338926U JPS6338926U (ja) 1988-03-12
JPH0445776Y2 true JPH0445776Y2 (ja) 1992-10-28

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8998613B2 (en) 1997-01-02 2015-04-07 511 Innovations Inc. Apparatus and method for measuring optical characteristics using a camera and a calibration chart imaged with the camera

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