JP2000263182A - かしめ装置 - Google Patents

かしめ装置

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JP2000263182A
JP2000263182A JP11073914A JP7391499A JP2000263182A JP 2000263182 A JP2000263182 A JP 2000263182A JP 11073914 A JP11073914 A JP 11073914A JP 7391499 A JP7391499 A JP 7391499A JP 2000263182 A JP2000263182 A JP 2000263182A
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Yoshitaka Kaneda
喜隆 金田
Hisao Nakakita
尚夫 中北
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Denso Ten Ltd
Original Assignee
Denso Ten Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 かしめ手段21が重いために作業者の負担が
大きく、ブラインドリベット10のかしめ孔16a、1
7aへの挿入が難しいためにワーク16、17の損傷、
かしめ不良が生じ易く、かつかしめ後のワーク16、1
7の取り出しが困難であった。 【解決手段】 かしめ手段21と、保持手段46と、テ
ーブル31bやかしめ手段21を位置決め移動させる移
動手段31と、駆動制御手段48とを備えた装置40に
おける保持手段46の両側面に凹部46eを形成すると
共に、これに嵌合する突起部44a、44bと、保持手
段46を水平面内移動可能に支持する支持部43と、こ
れらを収容する枠体42とを備えた位置決め支持手段4
1をテーブル31b上に設置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はかしめ装置に関し、
より詳細にはワークどうしをブラインドリベットにより
かしめる際に用いられるかしめ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図8は従来のこの種かしめ装置の主要部
を概略的に示した正面断面図であり、(a)はかしめ前
の状態、(b)はかしめ後の状態を示している。略直方
体板形状をした保持手段91上部には所定形状の穴部9
1aが形成され、穴部91a下方の所定箇所には所定深
さの孔部91bが形成されている。
【0003】保持手段91の穴部91a内にはワーク1
6、17が嵌合・収容される。ワーク16、17の所定
箇所にはこれらを貫通するかしめ孔16a、17aが形
成されており、このかしめ孔16a、17aとブライン
ドリベット10の外筒部11とのクリアランスは極めて
小さく設定されている。
【0004】かしめ孔16a、17a内には所定の外径
及び長さ寸法を有する略円筒形状をした金属製の外筒部
11が挿入されており、外筒部11の下端部には正面視
略円弧形状のリベット頭部12が一体的に形成されてい
る。外筒部11は複数個の筒部11a及び溝部11bに
より構成されており、外筒部11及びリベット頭部12
内には貫通孔11cが形成されている。貫通孔11cに
は芯部13b、切欠部13c、把持部13dより構成さ
れた金属製の軸本体部13aが挿通されており、軸本体
部13aの上端部には略球形状の軸頭部13eが一体的
に形成されている。これら軸本体部13a、軸頭部13
eを含んで軸部13が構成されている。これら軸部1
3、外筒部11、リベット頭部12を含んでかしめ前の
ブラインドリベット10が構成されている。
【0005】一方、保持手段91下部にはかしめ手段9
2が上向きに取り付けられており、先端部92aはリベ
ット頭部12に当接するように設定されている。この先
端部92aには孔部92cが形成され、孔部92cの下
端部からは穴部92bが延設されており、穴部92b内
にはチャック部92dが上下方向摺動可能に配設されて
いる。他方、軸部13の把持部13d側は孔部92cを
通ってチャック部92d内に挿入されており、油圧機構
(図示せず)が駆動すると、把持部13dがチャック部
92dにより把持されると共に図中矢印A方向に引っ張
られるようになっている。これら先端部92a、孔部9
2c、穴部92b、チャック部92d等を含んでかしめ
手段92が構成されている。これらかしめ手段92、保
持手段91等を含んでかしめ装置が構成されている。
【0006】このように構成された装置を用い、ブライ
ンドリベット10によりワーク16、17をかしめる場
合、まず作業者が所定のブラインドリベット10を持
ち、この軸部13の把持部13d側をかしめ手段92の
孔部92c、チャック部92dに挿入する。次いでかし
め孔17a、16a内に軸頭部13e、外筒部11を挿
入しつつ、ワーク17、16を保持手段91の穴部91
a内にセットする(図8(a))。次に前記油圧機構を
駆動し、軸部13をチャック部92dにより把持させた
後、これを引き下げると、軸頭部13eとリベット頭部
12との間に圧縮力が作用し、ワーク16、17どうし
が密接させられると同時に、筒部11a内に軸頭部13
eが押し込まれて略こぶ形状をしたかしめ部14が形成
され、リベット10aの抜け落ちが阻止される。また各
筒部11aが膨らんでかしめ孔16a、17aと密接さ
せられると共に、各溝部11b近傍が貫通孔11c側に
押されて軸部13と密接させられ、これらの間に摩擦力
が発生する。これらの結果、複数個の筒部11a、溝部
11b及び芯部13b等からなるリベット軸部15と、
リベット頭部12と、かしめ部14とから構成されたリ
ベット10aにより、ワーク16、17が接合・固定さ
れる。さらにチャック部92dを引き下げると、切欠部
13cにおいて軸本体部13aが破断され(図8
(b))、かしめられたワーク16、17が保持手段9
1より取り出される。また前記油圧機構を駆動してチャ
ック部92dを緩めると、破断した把持部13dが取り
外される。
【0007】上記した従来のかしめ装置では、ブライン
ドリベット10をかしめ手段92の孔部92c及びチャ
ック部92dにその都度挿入するのが面倒であるという
問題があった。この問題に対処するため、近年、リベッ
ト供給ユニット付きの装置が開発されている。
【0008】図9は従来のこの種かしめ装置を概略的に
示した斜視図であり、また図10はこのかしめ装置の主
要部を概略的に示した正面断面図である。図8に示した
ものと略同様、略直方体板形状をした保持部本体93a
上部には所定形状の穴部93dが形成されており、穴部
93d内にはワーク16、17が嵌合・収容されるよう
になっている。保持部本体93a側壁部には切欠部93
cが形成されており、切欠部93cによりかしめ工程後
のワーク16、17が取り出し易いようになっている。
保持部本体93a下方には略板形状のフランジ部93b
が形成され、フランジ部93bには複数個の取り付け孔
93fが形成されており、この取り付け孔93fを介し
て保持手段93が作業台(図示せず)に取り付けられる
ようになっている。穴部93d下部の所定箇所には、軸
頭部13e等が挿入される孔部93eが形成されてい
る。これら保持部本体93a、フランジ部93b、穴部
93d等を含んで保持手段93が構成されている。
【0009】一方、保持手段93の上方にはかしめ手段
21が配設されており、図8に示したものと略同様、先
端部21aには孔部21cが形成され、孔部21cの上
端部からは穴部21bが延設され、穴部21b内には油
圧機構(図示せず)により駆動されるチャック部21d
が配設されている。先端部21a上には円筒部21eが
連結され、円筒部21e上部にはエアーホース21f、
油圧ホース21gが接続されている。これら先端部21
a、チャック部21d、円筒部21e、ホース21f、
21g等を含んでかしめ手段21が構成されている。他
方、かしめ手段21の近傍にはリベット供給ユニット2
2が設置され、リベット供給ユニット22はリベット搬
送ホース22aを介してかしめ手段21に接続されてい
る。リベット供給ユニット22の内部にはブラインドリ
ベット(図示せず)が複数個貯蔵されており、ユニット
22を駆動すると、1個のリベット10が搬送ホース2
2aを介してかしめ手段21に供給され、把持部13d
がチャック部21dにより把持された態様で自動的に装
着されるようになっている。これらかしめ手段21、リ
ベット供給ユニット22、保持手段93等を含んでかし
め装置が構成されている。
【0010】このように構成された装置を用い、ブライ
ンドリベット10によりワーク16、17をかしめる場
合、まずワーク16、17を保持手段93の穴部93d
内にセットする。次にかしめ手段21を持ちつつ、リベ
ット頭部12下部がワーク17上面に当接するまで押し
下げ、リベット10をかしめ孔17a、16a内に挿入
する(図10)。それ以降の工程は図8に示した場合と
略同様であるので、ここではその工程の詳細な説明は省
略することとする。
【0011】上記した従来の別のかしめ装置では、ブラ
インドリベット10の供給が自動化される一方、かしめ
手段21が比較的重いため、作業者の負担が大きくなり
易いという問題があった。この問題に対処するため、本
発明者等はかしめ手段及び保持手段が機械的に位置決め
移動させられるような移動手段を備えた装置の検討を行
った。
【0012】図11はこの種かしめ装置を概略的に示し
た斜視図であり、図中31aはベッドを示している。略
直方体形状をしたベッド31a上部には略直方板形状を
したテーブル31bが配設され、テーブル31bはベッ
ド31a内に設置されたモータ(図示せず)によりY軸
方向に移動させられるようになっている。ベッド31a
上部の所定箇所には正面視略鳥居形状をしたコラム31
cが立設され、コラム31c上部の前面には略直方板形
状をしたプレート31dが配設されており、プレート3
1dはコラム31c内に設置されたモータ(図示せず)
によりX軸方向に移動させられるようになっている。プ
レート31dには取付板31eが取り付けられ、取付板
31eの前面からは上部ブラケット31f、下部ブラケ
ット31gがそれぞれ前方に延設されている。上部ブラ
ケット31fにおけるそれぞれの所定箇所には、空気圧
シリンダ31hが垂直に取り付けられると共に、図9、
図10に示したものと同様のかしめ手段21がZ軸方向
摺動可能に配設されている。シリンダ31h内にはピス
トンロッド31iのピストン(図示せず)が摺動可能に
配設される一方、ピストンロッド31i端部側は下部ブ
ラケット31gにより摺動可能に支持されている。ピス
トンロッド31iの所定箇所には連結体31jの一端部
が取り付けられ、連結体31jの他端部はかしめ手段2
1の円筒部21eに取り付けられている。また空気圧シ
リンダ31h上部にはエアーホース31kの一端部が接
続され、エアーホース31kの他端部は電磁弁等を介し
てエアータンク(共に図示せず)に接続されている。そ
してエアーホース31k等を介して空気圧シリンダ31
h内にエアーを供給すると、ピストンロッド31i、連
結体31jを介してかしめ手段21がZ軸方向に移動さ
せられるようになっている。これらベッド31a、テー
ブル31b、コラム31c、プレート31d、空気圧シ
リンダ31h、ピストンロッド31i等を含んで移動手
段31が構成されている。
【0013】図9、図10に示したものと同様、かしめ
手段21にはリベット搬送ホース22aを介してリベッ
ト供給ユニット22が接続されている。またかしめ手段
21におけるエアーホース21fの他端部は電磁弁等を
介してエアータンク(共に図示せず)に接続される一
方、油圧ホース21gの他端部は電磁弁、油圧ポンプ
(共に図示せず)等に接続されている。
【0014】ベッド31aの所定箇所には駆動回路、C
PU(共に図示せず)、スイッチ32a、キー32b等
を含んで構成された駆動制御手段32が配設されてお
り、この駆動制御手段32にはテーブル31bやプレー
ト31dを駆動する前記各モータ、前記各電磁弁、前記
油圧ポンプ、リベット供給ユニット22の駆動手段(図
示せず)等が電気的に接続されている。
【0015】テーブル31b上には図9、図10に示し
たものと同様の保持手段93が取り付けられており、保
持手段93の穴部93d内にはワーク16、17が収容
されている。これらかしめ手段21、リベット供給ユニ
ット22、移動手段31、テーブル31b、駆動制御手
段32、保持手段93を含んでかしめ装置30が構成さ
れている。
【0016】このように構成されたかしめ装置30の場
合、駆動制御手段32にかしめ孔16a、17aの直
径、位置等のデータをキー32b入力してスイッチ32
aをオンすると、リベット供給ユニット22とかしめ手
段21のチャック部21dとが駆動し、所定のブライン
ドリベット10がかしめ手段21の先端部21aに自動
的に装着される。次にテーブル31b、プレート31d
が位置決め移動すると共にかしめ手段21が所定高さ
(リベット頭部12下部がワーク17上面に当接する位
置)まで下降し、ブラインドリベット10がかしめ孔1
7a、16a内に挿入される。次にかしめ手段21のチ
ャック部21dが駆動し、ブラインドリベット10が引
っ張り上げられ、ワーク16、17がかしめられる。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】図8に示した従来のか
しめ装置においては、上述したように、ブラインドリベ
ット10をかしめ手段92の孔部92c及びチャック部
92dにその都度挿入するのが面倒であるという問題が
あった。また加工精度上の制約により、かしめ孔16
a、17aの中心軸18とワーク16、17の端部面1
6b、17bとの距離L1 を常時一定にすることが難し
い。この結果、かしめ孔17a、16a内に軸頭部13
e、外筒部11を挿入する際、ワーク17、16が穴部
91aの入口側壁部に当接し易く、ワーク17、16を
保持手段91にセットするのが難しいという問題があっ
た。またかしめ後、保持手段91よりワーク16、17
を取り出すのが面倒であるという課題があった。
【0018】図9、図10に示した従来の別のかしめ装
置においては、上述したようにかしめ手段21が比較的
重いため、作業者の負担が大きくなり易い。またかしめ
後、保持手段93よりワーク16、17を取り出すのが
面倒であるという課題があった。
【0019】また加工精度上の制約により、例えばX−
Y軸制御基準点S1 とかしめ孔16a、17aの中心軸
18との距離L2 や、Z軸制御基準面S2 とワーク17
上面との距離H(共に図10)等を常時一定にすること
が困難である。同様に移動手段31の加工・組み立て精
度や、駆動駆動制御手段32の制御精度上の制約によ
り、テーブル31b、プレート31d、ピストンロッド
31i(図11)等の移動距離を常時一定に設定・維持
することが困難である。したがって図11に示したかし
め装置においては、作業者の負担は軽減されるものの、
ブラインドリベット10がかしめ孔16a、17aの入
口側壁部に当接してリベット10の挿入が不可能とな
る。あるいはリベット頭部12下部、ワーク17上面間
に隙間が生じてかしめが不十分となったり、リベット頭
部12とワーク17上面とが衝突してワーク17、ブラ
インドリベット10等に損傷を生じさせるおそれがあ
る。またかしめ後、保持手段93よりワーク16、17
を取り出すのが面倒であるという課題があった。
【0020】本発明は上記課題に鑑みなされたものであ
り、ブラインドリベットをかしめ孔に自動的に挿入して
ワークを確実にかしめると共に、かしめ後のワークを容
易に取り出すことができ、ワークとブラインドリベット
あるいはかしめ手段との衝突を阻止して品質、安全性を
高めることができ、かつ作業者の負担を軽くしてコスト
を削減することができるかしめ装置を提供することを目
的としている。
【0021】
【課題を解決するための手段及びその効果】上記目的を
達成するために本発明に係るかしめ装置(1)は、ブラ
インドリベットをワークのかしめ孔内に挿入してかしめ
るかしめ手段と、前記ワークが収容される穴部を有する
保持手段と、該保持手段が載置されるテーブルと、該テ
ーブル及び/又は前記かしめ手段を位置決め移動させる
移動手段と、該移動手段及び前記かしめ手段の駆動を制
御する駆動制御手段とを備えたかしめ装置であって、前
記保持手段の少なくとも両側面に凹部が形成されると共
に、これら凹部に嵌合可能な突起部と前記保持手段を水
平面内移動可能に支持する支持部と該支持部及び前記保
持手段が収容される枠体とを備えた位置決め支持手段が
前記テーブル上に設置されていることを特徴としてい
る。
【0022】上記したかしめ装置(1)によれば、前記
保持手段の少なくとも両側面に凹部が形成されると共
に、これら凹部に嵌合可能な突起部と前記保持手段を水
平面内移動可能に支持する支持部と該支持部及び前記保
持手段が収容される枠体とを備えた位置決め支持手段が
前記テーブル上に設置されているので、前記突起部を前
記凹部に挿入すると共に前記移動手段を水平方向に駆動
させることにより、前記かしめ孔を前記かしめ手段の下
方に位置決め移動することができる。次いで前記突起部
を前記凹部から開放すると共に前記移動手段を下方向に
駆動させると、たとえ前記かしめ手段の軸心と前記かし
め孔の中心軸とがずれている場合でも、前記ブラインド
リベットの先端部が前記かしめ孔の入口側壁部に当接し
た際、前記ブラインドリベットに生じる押圧力の水平分
力により、前記ワークが移動してこの位置を自動的に微
調整することができ、前記ブラインドリベットを前記か
しめ孔内に円滑に挿入して前記ワークを確実にかしめる
ことができる。この結果、作業者の負担を軽減すること
ができ、前記ブラインドリベットと前記ワークとの衝突
・挿入不良を阻止することができ、品質及び安全の確
保、製造コストの削減を図ることができる。
【0023】また本発明に係るかしめ装置(2)は、上
記かしめ装置(1)において、前記支持部が複数個のボ
ールとこれらのボールを回転可能に支承する支承部とか
ら構成されていることを特徴としている。
【0024】上記したかしめ装置(2)によれば、前記
支持部が複数個のボールとこれらのボールを回転可能に
支承する支承部とから構成されているので、前記ブライ
ンドリベットが前記かしめ孔の入口側壁部に接触した
際、前記支持部を介して前記保持手段及び前記ワークを
一層円滑、かつ確実に水平移動させることができる。
【0025】また本発明に係るかしめ装置(3)は、上
記かしめ装置(1)又は(2)において、前記凹部が鉛
直方向に延びたV字溝であることを特徴としている。
【0026】上記したかしめ装置(3)によれば、前記
凹部が鉛直方向に延びたV字溝であるので、前記凹部に
前記突起部を挿入することにより、前記かしめ孔を前記
かしめ手段の下方に確実に位置決め移動させることがで
きる。
【0027】また本発明に係るかしめ装置(4)は、上
記かしめ装置(1)又は(2)において、前記凹部が円
錐、円柱、多角錐、又は多角柱のいずれかの形状をした
穴であると共に、前記支持部が常時上方に付勢されたも
のであることを特徴としている。
【0028】上記したかしめ装置(4)によれば、前記
凹部が円錐、円柱、多角錐、又は多角柱のいずれかの形
状をした穴であると共に、前記支持部が常時上方に付勢
されたものであるので、前記凹部に前記突起部を挿入す
ると共に前記移動手段を水平方向に駆動させることによ
り、前記かしめ孔を前記かしめ手段下方の所定高さに確
実に位置決め移動することができる。次いで前記突起部
を前記凹部から開放すると共に前記移動手段を下方向に
駆動させると、たとえ前記かしめ手段の軸心と前記かし
め孔の中心軸とがずれていたり、前記ワークが高く位置
決めされている場合でも、前記支持部を介して前記ワー
クが水平方向に移動してこの位置を自動的に微調整する
と共に、該ワークと前記ブラインドリベットとの衝突を
弱めることができ、前記ワークを傷付けることなく、該
ブラインドリベットを前記かしめ孔内に一層確実に挿入
することができる。
【0029】また本発明に係るかしめ装置(5)は、ブ
ラインドリベットをワークのかしめ孔内に挿入してかし
めるかしめ手段と、前記ワークが収容される穴部を有す
る保持手段と、該保持手段が載置されるテーブルと、該
テーブル及び/又は前記かしめ手段を位置決め移動させ
る移動手段と、該移動手段及び前記かしめ手段の駆動を
制御する駆動制御手段とを備えたかしめ装置であって、
前記保持手段における前記ワークのかしめ孔の下方に突
上用穴部が形成され、該突上用穴部に突き上げ軸が上方
に付勢されつつ摺動可能に配設されていることを特徴と
している。
【0030】上記したかしめ装置(5)によれば、前記
保持手段における前記ワークのかしめ孔の下方に突上用
穴部が形成され、該突上用穴部に突き上げ軸が上方に付
勢されつつ摺動可能に配設されているので、かしめ後、
前記かしめ手段を上昇させた際、前記付勢力が作用し、
前記突き上げ軸を介して前記ブラインドリベット及び前
記ワークを突き上げることができ、該ワークを前記保持
手段の穴部より容易に取り出すことができる。
【0031】また本発明に係るかしめ装置(6)は、上
記かしめ装置(5)において、前記突き上げ軸の上端部
に前記ブラインドリベットの先端部が入る窪み部が形成
されていることを特徴としている。
【0032】上記したかしめ装置(6)によれば、前記
突き上げ軸の上端部に前記ブラインドリベットの先端部
が入る窪み部が形成されており、前記かしめ手段の軸心
と前記かしめ孔の中心軸とがずれている場合でも、前記
窪み部に前記ブラインドリベットの先端部が入り込み易
いので、前記保持手段を水平面内移動可能に支持するこ
とにより、前記移動手段を下方に駆動させると、前記突
き上げ軸を介して前記ワークが水平方向に押されてこの
位置を容易に微調整することができ、この結果、前記ブ
ラインドリベットを前記かしめ孔内に容易に挿入するこ
とができる。
【0033】また本発明に係るかしめ装置(7)は、ブ
ラインドリベットをワークのかしめ孔内に挿入してかし
めるかしめ手段と、前記ワークが収容される穴部を有す
る保持手段と、該保持手段が載置されるテーブルと、該
テーブル及び/又は前記かしめ手段を位置決め移動させ
る移動手段と、該移動手段及び前記かしめ手段の駆動を
制御する駆動制御手段とを備えたかしめ装置であって、
前記かしめ手段が水平方向に移動可能で、かつ常時軸心
方向に付勢されるように構成されたコンプライアンス機
構を介して前記かしめ手段の移動手段に装着されている
ことを特徴としている。
【0034】上記したかしめ装置(7)によれば、前記
かしめ手段が水平方向に移動可能で、かつ常時軸心方向
に付勢されるように構成されたコンプライアンス機構を
介して前記かしめ手段の移動手段に装着されているの
で、前記移動手段を水平方向に駆動させることにより、
前記かしめ手段を前記かしめ孔の上方に位置決め移動さ
せることができる。次いで前記移動手段を下方に駆動さ
せると、たとえ前記かしめ手段の軸心と前記かしめ孔の
中心軸とがずれている場合でも、前記コンプライアンス
機構を介して前記かしめ手段の軸心の位置を前記かしめ
孔の中心軸側に自動的に移動・調整することができ、前
記ブラインドリベットを前記かしめ孔内に円滑に挿入す
ることができる。一方、かしめ後は前記コンプライアン
ス機構の付勢力が作用するため、前記かしめ手段を元の
位置に確実に復帰させることができる。この結果、かし
め装置(1)と略同様の効果を得ることができる。
【0035】また本発明に係るかしめ装置(8)は、上
記かしめ装置(1)〜(7)のいずれかにおいて、前記
位置決め支持手段に前記ワーク又は前記保持手段の有無
を検出する検出手段が設置され、前記駆動手段は前記検
出手段の検出結果に応じた制御を行うことを特徴として
いる。
【0036】上記したかしめ装置(8)によれば、前記
位置決め支持手段に前記ワーク又は前記保持手段の有無
を検出する検出手段が設置され、前記駆動制御手段は前
記検出手段の検出結果に応じた制御を行うので、前記保
持手段に前記ワークが保持されていない場合、あるいは
前記位置決め支持手段に前記保持手段が支持されていな
い場合、前記移動手段及び前記かしめ手段の駆動をただ
ちに停止させることや、その旨を報知(表示、警報音出
力)することができ、安全の確保を一層図ることができ
る。
【0037】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るかしめ装置の
実施の形態を図面に基づいて説明する。なお、従来例と
同一機能を有する構成部品には同一の符号を付すことと
する。図1は実施の形態(1)に係るかしめ装置を概略
的に示した斜視図である。また図2は実施の形態(1)
に係るかしめ装置の主要部を示した概略図であり、
(a)は平面図、(b)は(a)におけるA−A線断面
図である。また図3は実施の形態(1)に係るかしめ装
置の駆動方法を工程順((a)〜(d))に示した正面
断面図であり、説明を容易にするために凹部46e及び
突起部44近傍のみは平面断面を示している。図11に
示したものと同様のテーブル31b上には、略直方板形
状をした取付台42aが取り付けられ、取付台42a上
には脚部42bを介して略箱形状の筐体42cが取り付
けられている。これら取付台42a、脚部42b、筐体
42c等を含んで枠体42が構成されている。
【0038】図2に示したように、筐体42c下部内側
の所定箇所には複数個の穴部43aが形成され、穴部4
3a上には略リング板形状をした支承部43bがそれぞ
れ取り付けられ、支承部43bにはボール43cが回転
可能に配設されている。これら支承部43b、ボール4
3c等を含んで支持部43が構成されている。
【0039】一方、筐体42c側壁部の所定箇所には略
直方形状をした複数個の孔部42dが対向して形成さ
れ、各孔部42dには平面視略U字形状をした突起部4
4a、44bが水平方向摺動可能に配設されている。
【0040】図2に示したように、各突起部44a、4
4bの他端部は連結板45a上部に取り付けられ、連結
板45a下部中央にはピストンロッド45bの一端部が
それぞれ取り付けられ、ピストンロッド45bのピスト
ン(図示せず)側は空気圧シリンダ45c内に摺動可能
に配設されている。各空気圧シリンダ45cは筐体42
c下部外側に取り付けられ、空気圧シリンダ45cの所
定箇所にはエアー配管45dの一端部が接続され、エア
ー配管45dの他端部は電磁弁等を介してエアータンク
(共に図示せず)に接続されている。この電磁弁は駆動
制御手段48と電気的に接続されている。そしてエアー
ホース45d等を介して空気圧シリンダ45c内にエア
ーを供給すると、ピストンロッド45b、連結板45a
を介して突起部44a、44bが水平方向に移動させら
れるようになっている。これら連結板45a、ピストン
ロッド45b、空気圧シリンダ45c、エアーホース4
5d等を含んで係合機構45が構成されている。これら
枠体42、支持部43、突起部44a、44b、係合機
構45を含んで位置決め支持手段41が構成されてい
る。
【0041】位置決め支持手段41上部には略直方体形
状をした保持部本体46aが配設され、保持部本体46
a上部には所定形状の穴部46cが形成されており、図
2に示したように、穴部46c内にはワーク16、17
が嵌合・収容されている。保持部本体46aの側壁上部
には切欠部46bが対向して形成されており、切欠部4
6bによりかしめ工程後のワーク16、17が取り出し
易いようになっている。保持部本体46aの両側壁外部
には平面視略V字形状をした複数個の凹部46eが形成
されており、図2の仮想線で示したように、この凹部4
6eには突起部44a、44bがそれぞれ嵌合されるよ
うになっている。保持部本体46a上部には略鈎形状の
把手46fが形成されており、この把手46fにより保
持手段46の筐体42cへの挿脱が容易なようになって
いる。またかしめ孔16a、17a下方の保持部本体4
6a下部には、ブラインドリベット10の軸頭部13e
等が挿入される孔部46dが形成されている。これら保
持部本体46a、穴部46c、凹部46e、把手46f
等を含んで保持手段46が構成されている。
【0042】筐体42c下部の所定箇所には反射式光電
センサ49aが上向きに取り付けられ、筐体42c、保
持部本体46aにおける反射式光電センサ49aの光軸
49b上には孔部42e、46gがそれぞれ形成されて
いる。反射式光電センサ49aは駆動制御手段48と電
気的に接続されており、反射式光電センサ49aにより
放射された光46gがワーク16に反射して再入射した
ことが検出されると、駆動制御手段48により保持手段
46にワーク16、17が保持されていると判断され、
移動手段31を駆動させるようになっている。一方、セ
ンサ49aにより再入射していないことが検出される
と、駆動制御手段48によりワーク16、17が保持さ
れていないと判断され、移動手段31の駆動を停止する
ようになっている。これら反射式光電センサ49a、孔
部42e、46gを含んで検出手段49が構成されてい
る。
【0043】移動手段31の近傍には略円筒形状をした
パーツフィーダ本体47aが設置され、パーツフィーダ
本体47a上部には略樋形状をしたフィーダ47bの一
端部が取り付けられ、フィーダ47bの他端部側はベッ
ド31aの上方に設定されている。パーツフィーダ本体
47aの内部には図8に示したものと同様のブラインド
リベット(図示せず)が複数個貯蔵されており、パーツ
フィーダ47を駆動すると、ブラインドリベットが所定
方向に整列させられつつ、取出口47c側へ送り出され
るようになっている。これらパーツフィーダ本体47
a、フィーダ47b等を含んでパーツフィーダ47が構
成されている。
【0044】ベッド31aの所定箇所には駆動回路、C
PU(共に図示せず)、スイッチ32a、キー32b等
を含んで構成された駆動制御手段48が配設されてお
り、この駆動制御手段48にはテーブル31bやプレー
ト31dを駆動する前記各モータ、前記各電磁弁、前記
油圧ポンプ、パーツフィーダ47の駆動手段(図示せ
ず)、検出手段49等が電気的に接続されている。その
他の構成は図11に示したものと略同様であるので、こ
こではその構成の詳細な説明は省略することとする。こ
れらかしめ手段21、移動手段31、位置決め支持手段
41、保持手段46、パーツフィーダ47、駆動制御手
段48、検出手段49を含んでかしめ装置40が構成さ
れている。
【0045】このように構成された装置40を用い、ブ
ラインドリベット10によりワーク16、17をかしめ
る場合、まずワーク16、17が収容された保持手段4
6を筐体42c内の支持部43上にセットした後、かし
め孔16a、17aの直径、位置等のデータを駆動制御
手段48にキー32b入力してスイッチ32aをオンす
る。すると駆動制御手段48により、ワーク16、17
が搭載されていることが検出手段49を介して検出・確
認された後、パーツフィーダ47、プレート31d、ピ
ストンロッド31i、かしめ手段21が駆動させられ、
先端部21aが取出口47cまで移動し、所定のブライ
ンドリベット10がチャック部21dに装着される。一
方、ワーク16、17が搭載されていないことが検出さ
れた場合、図示しない報知手段(表示、警報音出力)が
作動すると同時に装置40の駆動が停止する。
【0046】次にテーブル31bが位置決めされ、係合
機構45の駆動により突起部44a、44bが凹部46
eに嵌合し、かしめ孔16a、17aの中心軸18が位
置決めされる。またプレート31d、ピストンロッド3
1iの駆動により、かしめ手段21が所定の高さH1
位置決めされると共に、軸心21hが位置決めされる。
このとき中心軸18には、軸心21hに対して例えば左
方向に距離d1 のずれが生じている(図3(a))。
【0047】次に係合機構45の駆動により突起部44
a、44bが凹部46eより開放され、保持手段46が
ボール43c上に移動可能となる。この際、距離d1
ずれは維持される(図3(b))。
【0048】次にピストンロッド31iの駆動により、
かしめ手段21が下方に移動し、ブラインドリベット1
0の軸頭部13e、外筒部11がかしめ孔17aの入口
部や側壁部に接触する。するとワーク17を介して保持
手段46が図中矢印方向に押され、ずれが距離d2 に減
少し、リベット10がかしめ孔17aに挿入される(図
3(c))。
【0049】引き続いて軸頭部13e、外筒部11がか
しめ孔16aの入口部や側壁部に接触すると、ワーク1
6を介して保持手段46が図中矢印方向にさらに押さ
れ、中心軸18、軸心21h間のずれがなくなる。そし
てリベット10がかしめ孔16aを通って孔部46dま
で挿入され、リベット頭部12下部がワーク17上面に
当接する。するとかしめ手段21のチャック部21d
(図9)が駆動し、ブラインドリベット10が引っ張り
上げられてワーク16、17がかしめられる(図3
(d))。
【0050】上記説明から明らかなように、実施の形態
(1)に係るかしめ装置40では、保持手段46の両側
面に凹部46eが形成されると共に、これら凹部46e
に嵌合可能な突起部44a、44bと、保持手段46を
水平面内移動可能に支持する支持部43と、支持部43
及び保持手段46が収容される枠体42とを備えた位置
決め支持手段41がテーブル31b上に設置されている
ので、突起部44a、44bを凹部46eに挿入すると
共に移動手段31のプレート31d、テーブル31bを
X−Y軸方向に駆動させることにより、かしめ孔16
a、17aをかしめ手段21の下方に位置決め移動する
ことができる。次いで突起部44a、44bを凹部46
eから開放すると共に移動手段31のピストンロッド3
1iを下方向に駆動させると、たとえかしめ手段21の
軸心21hとかしめ孔16a、17aの中心軸18とが
ずれている場合でも、ブラインドリベット10の軸頭部
13e、外筒部11がかしめ孔16a、17aの入口側
壁部に当接した際、ブラインドリベット10に生じる押
圧力の水平分力により、ワーク16、17が移動してこ
の位置を自動的に微調整することができ、ブラインドリ
ベット10をかしめ孔16a、17a内に円滑に挿入し
てワーク16、17を確実にかしめることができる。こ
の結果、作業者の負担を軽減することができ、ブライン
ドリベット10とワーク16、17との衝突・挿入不良
を阻止することができ、品質及び安全の確保、製造コス
トの削減を図ることができる。
【0051】また、支持部43が複数個のボール43c
とこれらのボール43cを回転可能に支承する支承部4
3bとから構成されているので、ブラインドリベット1
0がかしめ孔16a、17aの入口側壁部に接触した
際、支持部43を介して保持手段46及びワーク16、
17を一層円滑、かつ確実に水平移動させることができ
る。
【0052】また、凹部46eが鉛直方向に延びたV字
溝であるので、凹部46eに突起部44a、44bを挿
入することにより、かしめ孔16a、17aをかしめ手
段21の下方に確実に位置決め移動させることができ
る。
【0053】また、位置決め支持手段41にワーク16
の有無を検出する検出手段49が設置され、駆動制御手
段48は検出手段49の検出結果に応じた制御を行うの
で、保持手段46にワーク16が保持されていない場
合、移動手段31及びかしめ手段21の駆動をただちに
停止させることやその旨を報知することができ、安全の
確保を一層図ることができる。
【0054】また、パーツフィーダ47が設置されてい
るので、ブラインドリベット10をかしめ手段21に自
動的に供給することができると共に、リベット供給ユニ
ット22(図11)に比べてコストを削減することがで
きる。
【0055】図4は実施の形態(2)に係るかしめ装置
の主要部を示した概略図であり、(a)は平面図、
(b)は(a)におけるA−A線断面図である。筐体5
2c下部内側の所定箇所には、複数個の穴部53aが形
成され、各穴部53a内には略キャップ形状をした支承
部53bが上下方向摺動可能に配設され、支承部53b
に形成された孔53c上にはボール53dが回転可能に
配設されている。穴部53a内には圧縮バネ53eが配
設されており、ボール53dは圧縮バネ53e、支承部
53bを介して常時上方に付勢されるようになってい
る。これら支承部53b、ボール53d、圧縮バネ53
e等を含んで支持部53が構成されている。
【0056】一方、筐体52c側壁部の所定箇所には側
面視略円形状をした複数個の孔部52dが対向して形成
され、各孔部52dには略円錐形状をした突起部54
a、54bが水平方向摺動可能に配設されている。各突
起部54a、54bの他端部は図1、図2に示したもの
と同様の連結板45a上部に取り付けられている。その
他の構成は図1、図2に示したものと略同様であるので
ここではその構成の詳細な説明は省略することとする。
これら取付台42a、脚部42、筐体52c等を含んで
枠体52が構成され、枠体52、支持部53、突起部5
4a、54b、係合機構45を含んで位置決め支持手段
51が構成されている。
【0057】位置決め支持手段51上部には略直方体形
状をした保持部本体56aが配設され、保持部本体56
aの両側壁外部には略円錐形状をした複数個の凹部56
eが形成されており、この凹部56eには突起部54
a、54bがそれぞれ嵌合されるようになっている。そ
の他の構成は図1、図2に示したものと略同様であるの
で、ここではその構成の詳細な説明は省略することとす
る。これら保持部本体56a、穴部46c、凹部56
e、把手46f等を含んで保持手段56が構成されてい
る。これら位置決め支持手段51、保持手段56、検出
手段49及びかしめ手段21、移動手段31、パーツフ
ィーダ47、駆動制御手段48(共に図1)を含んで実
施の形態(2)に係るかしめ装置が構成されている。
【0058】上記説明から明らかなように、実施の形態
(2)に係るかしめ装置では、凹部56eが円錐形状を
した穴であると共に、支持部53が常時上方に付勢され
たものであるので、凹部56eに突起部54a、54b
を挿入すると共に移動手段31のプレート31d(図
1)、テーブル31bをX−Y軸方向(図1)に駆動さ
せることにより、かしめ孔16a、17aをかしめ手段
21(図1)下方の所定高さに確実に位置決め移動する
ことができる。次いで突起部54a、54bを凹部56
eから開放すると共に移動手段31のピストンロッド3
1i(図1)を下方向に駆動させると、たとえかしめ手
段21の軸心21h(図3)とかしめ孔16a、17a
の中心軸18(図3)とがずれていたり、ワーク17、
16が高く位置決めされている場合でも、支持部53、
保持手段56を介してワーク16、17がX−Y軸方向
に移動してこの位置を自動的に微調整すると共に、ワー
ク17と軸頭部13eやリベット頭部12(共に図1)
との衝突を弱めることができ、ワーク17を傷付けるこ
となく、ブラインドリベット10をかしめ孔16a、1
7a内に一層確実に挿入することができる。
【0059】なお、実施の形態(2)に係るかしめ装置
では、凹部56eが略円錐形状をした穴であり、かつ突
起部54a、54bが凹部56eに嵌合する形状である
場合について説明したが、別の実施の形態のものでは、
凹部が円柱形状、多角錐形状、多角柱形状のいずれかの
ものであり、かつ突起部がこの凹部に嵌合するものであ
ってもよい。
【0060】また、実施の形態(1)、(2)に係るか
しめ装置では、保持手段46、56に穴部46cが1個
形成されている場合について説明したが、別の実施の形
態のものでは、図5に示したように複数個の穴部が形成
されてもよい。
【0061】図5は実施の形態(3)に係るかしめ装置
の収容部を概略的に示した正面断面図である。また図6
は実施の形態(3)に係るかしめ装置の駆動方法を工程
順((a)〜(d))に示した正面断面図である。図
1、図2に示したものと略同様の位置決め支持手段41
上部には略直方体形状をした保持部本体66aが配設さ
れ、保持部本体66a上部には複数個の穴部66cが形
成されており、穴部66c内にはワーク16、17がそ
れぞれ嵌合・収容されている。穴部66c下部における
かしめ孔16a、17aの中心軸18上にはそれぞれ突
上用穴部66hが形成されている。この突上用穴部66
hはかしめ孔16a、17aの内径と略同様に設定され
たくびれ部66pと、かしめ孔16a、17aの内径よ
り大きく設定された穴部本体66qとを含んで構成され
ている。各穴部本体66q内にはスライド部66jが上
下方向摺動可能に配設される一方、かしめ孔16a、1
7a及びくびれ部66p内には所定高さの突き上げ部6
6kが挿入されている。これら突き上げ部66k、スラ
イド部66jを含んで正面視略凸字形状の突き上げ軸6
6iが構成されている。また突き上げ軸66iの上端部
には曲率半径rの窪み部66nが形成されている。突上
用穴部66h内における突き上げ軸66iの下方には所
定の弾力を有する圧縮バネ66mが配設されており、圧
縮バネ66mにより突き上げ軸66iが常時上方に付勢
される一方、くびれ部66pにスライド部66jが当接
すると、突き上げ軸66iの上昇が規制されるようにな
っている。
【0062】図1、図2に示したものと略同様、保持部
本体66aの両側壁外部には平面視略V字形状をした複
数個の凹部66eが形成され、この凹部66eには突起
部44a、44bがそれぞれ嵌合されるようになってい
る。また保持部本体66aにおけるワーク16の下方に
は孔部66gがそれぞれ形成されている。その他の構成
は図1、図2に示したものと略同様であるので、ここで
はその構成の詳細な説明は省略することとする。これら
保持部本体66a、穴部66c、凹部66e、突上用穴
部66h、突き上げ軸6i、圧縮バネ66m、窪み部6
6n、把手46f等を含んで保持手段66が構成されて
いる。
【0063】筐体42cにおける孔部66gの下方には
孔部42eがそれぞれ形成され、孔部42e下部には反
射式光電センサ49aがそれぞれ取り付けられており、
各センサ49aは駆動制御手段48(図1)と電気的に
接続されている。これら孔部66g、42e、反射式光
電センサ49a等を含んで検出手段69が構成されてい
る。その他の構成は図1、図2に示したものと略同様で
あるので、ここではその構成の詳細な説明は省略するこ
ととする。これら保持手段66、検出手段69、位置決
め支持手段41、及びかしめ手段21、移動手段31、
パーツフィーダ47、駆動制御手段48(共に図1)を
含んで実施の形態(3)に係るかしめ装置が構成されて
いる。
【0064】このように構成された装置を用い、ブライ
ンドリベット10によりワーク16、17をかしめる場
合、まずかしめ孔16a、17aに突き上げ軸66iを
通しつつ、ワーク16、17を複数個の穴部66c内に
それぞれ挿入する。次にワーク16、17が収容された
保持手段66を筐体42c内の支持部43上にセットす
る。次いで図1に示した場合と略同様、駆動制御手段4
8(図1)を駆動させると、検出手段69、テーブル3
1b、係合機構45、及びパーツフィーダ47、プレー
ト31d、ピストンロッド31i、かしめ手段21(共
に図1)が駆動する。
【0065】すると、水平面内移動可能に設定された保
持手段66を介してワーク16、17の中心軸18が位
置決めされる一方、ブラインドリベット10が装着され
たかしめ手段21がかしめ孔16a、17a、突き上げ
軸66iの上方に位置決めされる(図6(a))。
【0066】次にピストンロッド31i(図1)の駆動
によりかしめ手段21が下降し、ブラインドリベット1
0が突き上げ軸66iに当接してこれを押し下げると共
に、軸頭部13eが窪み部66nに侵入する。すると突
き上げ軸66iを介して保持手段66が例えば図中矢印
方向へ押され、かしめ孔16a、17aの中心軸18が
かしめ手段21の軸心21h側に移動・修正される(図
6(b))。
【0067】リベット頭部12がワーク17上面に当接
するとかしめ手段21が停止し、チャック部(図示せ
ず)の駆動によりブラインドリベット10が引っ張り上
げられてワーク16、17がかしめられる(図6
(c)。
【0068】次にピストンロッド31iの駆動によりか
しめ手段21が上昇してゆくと、圧縮バネ66mの付勢
力により、突き上げ軸66iを介し、リベット10aと
共にワーク16、17が突き上げられて穴部66cより
離脱する。かしめ手段21が所定高さ以上に上昇する
と、突き上げ軸66iが停止してワーク16、17が取
り外せる。
【0069】上記説明より明らかなように、実施の形態
(3)に係るかしめ装置では、保持手段66におけるワ
ーク16、17のかしめ孔16a、17aの下方に突上
用穴部66hが形成され、突上用穴部66hに突き上げ
軸66iが上方に付勢されつつ摺動可能に配設されてい
るので、かしめ後、かしめ手段21を上昇させた際、圧
縮バネ66mの付勢力が作用し、突き上げ軸66iを介
してブラインドリベット10と共にワーク16、17を
突き上げることができ、ワーク16、17を保持手段6
6の穴部66cより容易に取り出すことができる。
【0070】また突き上げ軸66iの上端部にブライン
ドリベット10の軸頭部13eが入る窪み部66nが形
成されており、かしめ手段21の軸心21hとかしめ孔
16a、17aの中心軸18とがずれている場合でも、
窪み部66nにブラインドリベット10の軸頭部13e
が入り込み易いので、保持手段66を水平面内移動可能
に支持することにより、移動手段31を下方に駆動させ
ると、突き上げ軸66iを介してワーク16、17が図
中矢印方向に押されてこの位置を容易に微調整すること
ができ、この結果、ブラインドリベット10をかしめ孔
16a、17a内に容易に挿入することができる。
【0071】なお、実施の形態(3)に係るかしめ装置
では、支承部43bの高さが固定された態様の支持部4
3を用いた場合について説明したが、別の実施の形態の
ものでは、図4に示したように支承部53cが圧縮バネ
53eにより付勢されるように構成された支持部53を
用いてもよい。
【0072】また、実施の形態(1)、(3)に係るか
しめ装置では、いずれもボール43cを含んで構成され
た支持部43を用いた場合について説明したが、支持部
43は何らこれに限定されるものではなく、別の実施の
形態のものでは、潤滑材やキャスタ等を用いてもよい。
【0073】また、実施の形態(1)〜(3)に係るか
しめ装置では、いずれも突起部44a、44b、54
a、54bが係合機構45により駆動される場合につい
て説明したが、別の実施の形態のものでは、係合機構4
5が省略され、突起部44a、44b、54a、54b
が手動により駆動されてもよい。
【0074】また、実施の形態(1)〜(3)に係るか
しめ装置では、いずれも凹部46e、56e、66eが
保持部本体46a、56a、66aの両側壁外部に形成
されている場合について説明したが、別の実施の形態の
ものでは、凹部が保持部本体46a、56a、66aの
4個の側壁外部に形成されてもよい。
【0075】図7は実施の形態(4)に係るかしめ装置
の主要部を概略的に示した側面断面図であり、図中31
d、31iは図1に示したものと同様のプレート、ピス
トンロッドをそれぞれ示している。ピストンロッド31
iには連結体70aが取り付けられ、連結体70aの所
定箇所には所定の内径を有する貫通孔70bが垂直方向
に形成されており、貫通孔70b内には図1に示したも
のと同様のかしめ手段21が配設されている。連結体7
0aの上下面には複数個のボール70cを介して略リン
グ形状をしたガイド板70d、70eが水平方向に摺動
可能にそれぞれ配設されている。一方、ガイド板70
d、70eの各孔部70fにはかしめ手段21の所定箇
所が固定されている。また円筒部21eと連結体70a
との間には略円筒形状をした硬質ゴム等の弾性部材70
gが介装されている。そしてガイド板70d、70eに
よりZ軸方向の移動が規制されつつ、かしめ手段21が
水平方向に移動可能である一方、弾性部材70gにより
常時軸心21h方向に付勢されるようになっている。そ
の他の構成は図1に示したものと略同様であるので、こ
こではその構成の詳細な説明は省略することとする。こ
れら連結体70a、ガイド板70d、70e、弾性部材
70g等を含んでコンプライアンス機構70が構成され
ている。
【0076】テーブル31b(図1)上には図11に示
したものと同様の保持手段93を介してワーク16、1
7(図1)が搭載されている。その他の構成は図1に示
したものと同様であるので、ここではその構成の詳細な
説明は省略することとする。これらコンプライアンス機
構70、かしめ手段21、移動手段31、保持手段9
3、及び位置決め支持手段41、パーツフィーダ47、
駆動制御手段48、検出手段49(共に図1)を含んで
実施の形態(4)に係るかしめ装置が構成されている。
【0077】上記説明から明らかなように、実施の形態
(4)に係るかしめ装置では、かしめ手段21が水平方
向に移動可能で、かつ常時軸心方向に付勢されるように
構成されたコンプライアンス機構70を介してピストン
ロッド31iに装着されているので、移動手段31を水
平方向に駆動させることにより、かしめ手段21をかし
め孔16a、17a(図1)の上方に位置決め移動する
ことができる。次いでピストンロッド31iを下方に駆
動させると、たとえかしめ手段21の軸心21hとかし
め孔16a、17aの中心軸18(図2)とがずれてい
る場合でも、コンプライアンス機構70を介してかしめ
手段21の軸心21hの位置をかしめ孔16a、17a
の中心軸18側に自動的に移動・微調整することがで
き、ブラインドリベット10をかしめ孔16a、17a
内に円滑に挿入することができる。一方、かしめ後はコ
ンプライアンス機構70の付勢力が作用するため、かし
め手段21を元の位置に確実に復帰させることができ
る。この結果、かしめ装置(1)と略同様の効果を得る
ことができる。
【0078】なお、実施の形態(1)〜(4)に係るか
しめ装置では、いずれもY軸方向に駆動されるテーブル
31b、X軸方向に駆動されるプレート31d、Z軸方
向に駆動されるピストンロッド31i等より構成された
移動手段31を用いた場合について説明したが、移動手
段31は何らこれに限定されるものではなく、別の実施
の形態のものでは、例えばかしめ手段21の所定箇所が
装置に固定される一方、テーブル31bがX、Y、Z軸
方向に駆動されてもよく、あるいはテーブル31bが固
定される一方、かしめ手段21がX、Y、Z軸方向に駆
動されてもよい。
【0079】また、実施の形態(1)〜(4)に係るか
しめ装置では、いずれも検出手段49、69によりワー
ク16の有無を検出する場合について説明したが、別の
実施の形態のものでは、保持手段46、66に孔部46
g、66gが形成されておらず、検出手段49、69に
より保持手段46、66の有無を検出するように構成さ
れてもよく、さらに別の実施の形態のものでは、検出手
段49、69が設置されなくともよい。
【0080】また、実施の形態(1)〜(4)に係るか
しめ装置では、いずれもパーツフィーダ47を用いてリ
ベット10を供給する場合について説明したが、別の実
施の形態のものでは、パーツフィーダ47の代わりにリ
ベット供給ユニット22(図11)を用いてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るかしめ装置の実施の形態(1)を
概略的に示した斜視図である。
【図2】実施の形態(1)に係るかしめ装置の主要部を
示した概略図であり、(a)は平面図、(b)は(a)
におけるA−A線断面図である。
【図3】実施の形態(1)に係るかしめ装置の駆動方法
を工程順((a)〜(d))に示した正面断面図であ
る。ただし、説明を容易にするために凹部46e及び突
起部44近傍は平面断面で示している。
【図4】実施の形態(2)に係るかしめ装置の主要部を
示した概略図であり、(a)は平面図、(b)は(a)
におけるA−A線断面図である。
【図5】実施の形態(3)に係るかしめ装置の収容部を
概略的に示した正面断面図である。
【図6】実施の形態(3)に係るかしめ装置の駆動方法
を工程順((a)〜(d))に示した正面断面図であ
る。
【図7】実施の形態(4)に係るかしめ装置の主要部を
概略的に示した側面断面図である。
【図8】従来のかしめ装置の主要部を概略的に示した正
面断面図であり、(a)はかしめ前の状態、(b)はか
しめ後の状態を示している。
【図9】従来の別のかしめ装置を概略的に示した斜視図
である。
【図10】従来の別のかしめ装置の主要部を概略的に示
した正面断面図である。
【図11】従来のさらに別のかしめ装置を概略的に示し
た斜視図である。
【符号の説明】
10 ブラインドリベット 16、17 ワーク 16a、17a かしめ孔 21 かしめ手段 31 移動手段 31b テーブル 40 かしめ手段 41 位置決め支持手段 42 枠体 43 支持部 44 突起部 46 保持手段 46c 穴部 46e 凹部 48 駆動制御手段

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブラインドリベットをワークのかしめ孔
    内に挿入してかしめるかしめ手段と、前記ワークが収容
    される穴部を有する保持手段と、該保持手段が載置され
    るテーブルと、該テーブル及び/又は前記かしめ手段を
    位置決め移動させる移動手段と、該移動手段及び前記か
    しめ手段の駆動を制御する駆動制御手段とを備えたかし
    め装置であって、前記保持手段の少なくとも両側面に凹
    部が形成されると共に、これら凹部に嵌合可能な突起部
    と前記保持手段を水平面内移動可能に支持する支持部と
    該支持部及び前記保持手段が収容される枠体とを備えた
    位置決め支持手段が前記テーブル上に設置されているこ
    とを特徴とするかしめ装置。
  2. 【請求項2】 前記支持部が複数個のボールとこれらの
    ボールを回転可能に支承する支承部とから構成されてい
    ることを特徴とする請求項1記載のかしめ装置。
  3. 【請求項3】 前記凹部が鉛直方向に伸びたV字溝であ
    ることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のかしめ
    装置。
  4. 【請求項4】 前記凹部が円錐、円柱、多角錐、又は多
    角柱のいずれかの形状をした穴であると共に、前記支持
    部が常時上方に付勢されたものであることを特徴とする
    請求項1又は請求項2記載のかしめ装置。
  5. 【請求項5】 ブラインドリベットをワークのかしめ孔
    内に挿入してかしめるかしめ手段と、前記ワークが収容
    される穴部を有する保持手段と、該保持手段が載置され
    るテーブルと、該テーブル及び/又は前記かしめ手段を
    位置決め移動させる移動手段と、該移動手段及び前記か
    しめ手段の駆動を制御する駆動制御手段とを備えたかし
    め装置であって、前記保持手段における前記ワークのか
    しめ孔の下方に突上用穴部が形成され、該突上用穴部に
    突き上げ軸が上方に付勢されつつ摺動可能に配設されて
    いることを特徴とするかしめ装置。
  6. 【請求項6】 前記突き上げ軸の上端部に前記ブライン
    ドリベットの先端部が入る窪み部が形成されていること
    を特徴とする請求項5記載のかしめ装置。
  7. 【請求項7】 ブラインドリベットをワークのかしめ孔
    内に挿入してかしめるかしめ手段と、前記ワークが収容
    される穴部を有する保持手段と、該保持手段が載置され
    るテーブルと、該テーブル及び/又は前記かしめ手段を
    位置決め移動させる移動手段と、該移動手段及び前記か
    しめ手段の駆動を制御する駆動制御手段とを備えたかし
    め装置であって、前記かしめ手段が水平方向に移動可能
    で、かつ常時軸心方向に付勢されるように構成されたコ
    ンプライアンス機構を介して前記かしめ手段の移動手段
    に装着されていることを特徴とするかしめ装置。
  8. 【請求項8】 前記位置決め支持手段に前記ワーク又は
    前記保持手段の有無を検出する検出手段が設置され、前
    記駆動制御手段は前記検出手段の検出結果に応じた制御
    を行うことを特徴とする請求項1〜7のいずれかの項に
    記載のかしめ装置。
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