JPH0520828U - スナツプリング装着装置 - Google Patents

スナツプリング装着装置

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JPH0520828U
JPH0520828U JP6955791U JP6955791U JPH0520828U JP H0520828 U JPH0520828 U JP H0520828U JP 6955791 U JP6955791 U JP 6955791U JP 6955791 U JP6955791 U JP 6955791U JP H0520828 U JPH0520828 U JP H0520828U
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JP
Japan
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snap ring
guide hole
notch
press
tubular portion
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Pending
Application number
JP6955791U
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English (en)
Inventor
正和 佐藤
Original Assignee
株式会社アツギユニシア
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 被装着部材に傷等を付けることなくスナップ
リングを筒状部内にスムーズに、かつ、正確に圧入出来
るようにする。 【構成】 スナップリング50の切欠き51と係合して
スナップリング50の回転を規制する回り止め部材10
と、スナップリング50の切欠き51側の端部の落下を
規制する当駒11とをガイド孔3に臨ませて設け、供給
口9から供給されたスナップリング50がガイド孔3内
で傾斜するようにし、当駒11に当接したスナップリン
グ50の切欠き51の縁部を押圧する押圧爪12と、ス
ナップリング50を筒状部41に押し込む圧入ポンチ4
を設け、ガイド孔3内で傾斜したスナップリング50が
押圧爪12によって縮径され、この状態で圧入ポンチ4
によって筒状部41内に押し込まれるようにする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、被装着部材の筒状部内に形成した環状溝にスナップリングを装着す るスナップリング装着装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種のスナップリング装着装置としては、被装着部材の筒状部開口に同心状 に重ね合わせられるテーパ状のガイド孔と、このガイド孔に挿入されたスナップ リングをガイド孔のテーパ面に沿って縮径しつつ被装着部材の筒状部内に押し込 む圧入ポンチとを備えたものが開発されている。
【0003】 尚、この関連技術は、例えば実開昭59−17131号公報等に示されている 。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上述した従来のスナップリング装着装置の場合、ガイド孔に挿入されたスナッ プリングをそのまま圧入ポンチによって筒状部内に押し込むため、スナップリン グは筒状部の開口と略直角な姿勢のまま開口内を通過することとなる。このため 、スナップリングは筒状部の開口に達するまでにその径を大きく縮めなければな らなず、その結果スナップリングの反力が大きくなって筒状部の開口に傷等を付 ける可能性が大きくなる。そして、特に、被装着部材の筒状部開口の径よりも長 径が大きい楕円状のスナップリングを筒状部に圧入する場合には、スナップリン グの長径部側を無理に変形させなければならないため、筒状部に対するスナップ リングの反力が大きくなって筒状部に傷等を付ける可能性がより大きくなり、ま た、筒状部内にスナップリングを正確に装着すること自体も難しくなる。
【0005】 そこで本考案は、被装着部材に傷等を付けることなくスナップリングを筒状部 内にスムーズに、かつ、正確に圧入することが出来るスナップリング装着装置を 提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は上述した課題を解決するための手段として、被装着部材の筒状部開口 に重ね合わされるガイド孔と、このガイド孔にスナップリングを供給する供給口 と、前記ガイド孔に臨んで設けられスナップリングの切欠きと係合してスナップ リングの回転を規制する回り止め部材と、前記ガイド孔に臨んで設けられスナッ プリングの切欠き側端部の落下を規制する落下規制部材と、この落下規制部材の 両側に設けられスナップリングの切欠き縁部を押圧する押圧爪と、押圧爪によっ て縮径されたスナップリングを被装着部材の筒状部に押し込む圧入ポンチとを備 えるようにした。
【0007】
【作用】
供給口からガイド孔にスナップリングを供給すると、スナップリングは回り止 め部材によって回転を規制された状態でガイド孔内を落下する。このとき、スナ ップリングの切欠き側端部の落下が落下規制部材によって規制されるため、スナ ップリングは切欠き側を上にして傾斜する。次に、この状態から押圧爪によりス ナップリングの切欠き縁部を押圧して、スナップリングの下端側を筒状部内周壁 に押し付けると同時にスナップリングの径を縮め、この状態で圧入ポンチによっ てスナップリングの上端側を筒状部内に押し込む。
【0008】
【実施例】
次に、本考案の一実施例を図1〜図5に基づいて説明する。
【0009】 この実施例のスナップリング装着装置は、楕円状のスナップリング50を被装 着部材40の筒状部41に形成された環状溝42に装着するものであり、図中1 は、このスナップリング装着装置の基台、2は、縦方向に貫通するガイド孔3を 備えたガイドブロック、4は、図示しないアクチュエータによって昇降動する圧 入ポンチである。基台1の端部には貫通孔5が形成されていて、圧入ポンチ4の 昇降動作をガイドするポンチガイド6がこの貫通孔5に上面側から嵌着固定され ている。前記圧入ポンチ4は、ポンチガイド6との間に介装されたリターンスプ リング7によって上方に付勢されると共に、ポンチガイド6に立設されたガイド ピン8に摺動自在に嵌合してポンチガイド6との相対回転が規制されている。
【0010】 一方、ガイドブロック2は、そのガイド孔3が貫通孔5と偏心するように基台 1の下面に取付けられていて、圧入ポンチ4が下降した際にその先端がガイド孔 3内の偏心位置に遊挿されるようになっている。ガイド孔3はその上端部だけが テーパ状に開き、その下方側はストレート状に(同径に)形成されている。基台 1とガイドブロック2の間にはガイド孔3と連通する供給口9が形成されていて 、図示しないスナップリング搬送装置によって水平姿勢のまま搬送されてきたス ナップリング50がこの供給口9からガイド孔3の内部に挿入されるようになっ ている。
【0011】 さらに、ガイドブロック2には、ガイド孔3内に挿入されてきたスナップリン グ50の回転を規制する回り止め部材10がガイド孔3に臨んで設けられている 。この回り止め部材10は、一端が断面テーパ状に形成された平板状の部材によ って構成されていて、その一端のテーパ部10aがガイド孔3の内部に所定量突 出するようになっている。そして、この回り止め部材10はテーパ部10aが前 記供給口9とガイド孔3の中心を結ぶ線分上に位置され、切欠き51を後方側に 向けて搬送されてきたスナップリング50がガイド孔3内に挿入されたときに、 スナップリング50の切欠き51がこのテーパ部10aに係合するようになって いる。
【0012】 回り止め部材10の下面には、スナップリング50の切欠き51側の端部が落 下するのを規制する落下規制部材として当駒11が固着されている。この当駒1 1は端部がガイド孔3内に所定量突出しており、スナップリング50が前記テー パ部10aに回転を規制された状態で落下してくると、切欠き51側の端部が当 駒11の端部コーナに当接しそれによってスナップリング50が切欠き51側を 上にした所定角度の傾斜姿勢に維持されるようになっている。
【0013】 また、ガイドブロック2の前記当駒11の両側に位置される部位には、当駒1 1に当接したスナップリング50の切欠き51の縁部を外周側から押圧する押圧 爪12が設けられている。この押圧爪12はシリンダ装置等のアクチュエータ1 3に連結されていて、このアクチュエータ13の作動により、ガイドブロック2 に設けられた溝14に沿って進退動するようになっている。また、押圧爪12の 先端には段部15が形成されていて、スナップリング50が当駒11に当接した 状態で押圧爪12が前進すると、この段部15がスナップリング50の上縁部と 係合してスナップリング50の浮き上がりを押さえ付けるようになっている。
【0014】 尚、図中43は、被装着部材40の筒状部41の軸心位置に設けられた突起で あり、16は、圧入ポンチ4が下降した際にこの突起43が遊挿される逃がし穴 である。
【0015】 以上の構成において、スナップリング50の装着を行う場合には、まず、ガイ ドブロック2のガイド孔3を被装着部材40の筒状部41開口上に重ね合わせる 。このとき、ガイドブロック2のガイド孔3が筒状部41に対して回り止め部材 10方向に所定量偏心するようにセットする。
【0016】 この状態において、図示しないスナップリング搬送装置によって供給口9から ガイド孔3内にスナップリング50が挿入されると、スナップリング50はその 切欠き51が図2に示すように回り止め部材10のテーパ部10aに係合し、こ の状態でガイド孔3の内部を自然落下する(この落下の状態は、図4中、50a ,50b,50cで示す)。このとき、スナップリング50はテーパ部10aに ガイドされた状態で落下するため、回転することなく常に一定方向を向くことと なる。そして、スナップリング50は所定量落下すると、切欠き51側の端部が 当駒11と当接し、他側の端部だけが被装着部材40の筒状部41内に落下して 切欠き51を上にした所定角度の傾斜姿勢になる。
【0017】 つづいて、この状態からアクチュエータ13の作動によって押圧爪12が前進 し、図5に示すように押圧爪12がスナップリング50の切欠き51の両縁部を 押圧する。すると、スナップリング50は、下方側の端部が筒状部41の底面上 を摺動して筒状部41(環状溝42)の内周壁に押し付けられると共に、上方側 の端部、即ち、切欠き51の両縁部が内径方向に押し縮められる。
【0018】 次に、この状態から圧入ポンチ4が図示しないアクチュエータの作動によって 下降し、その先端がスナップリング50を筒状部41内に押し込む。この結果、 スナップリング50が水平姿勢になって環状溝42に装着される。
【0019】 本考案にかかるこのスナップリング装着装置の場合、スナップリング50を一 旦傾斜された状態で筒状部41内に押し込むため、筒状部41を通過させるのに 要するスナップリング50の変形量が少なくなり、その分スナップリング50の 反力も小さくなって環状溝42内にスムーズに装着出来るようになる。
【0020】
【考案の効果】
以上のように本考案は、被装着部材の筒状部開口に重ね合わされるガイド孔と 、このガイド孔にスナップリングを供給する供給口と、前記ガイド孔に臨んで設 けられスナップリングの切欠きと係合してスナップリングの回転を規制する回り 止め部材と、前記ガイド孔に臨んで設けられスナップリングの切欠き側端部の落 下を規制する落下規制部材と、この落下規制部材の両側に設けられスナップリン グの切欠き縁部を押圧する押圧爪と、押圧爪によって縮径されたスナップリング を被装着部材の筒状部に押し込む圧入ポンチとによって構成し、スナップリング を決まった角度で傾斜させ、その状態からスナップリングを縮径させて筒状部内 に押し込めるようにしたため、スナップリングを無理に変形させたりすることな く筒状部内にスムーズ、かつ、正確に圧入出来るようになり、被圧入部材に傷等 を付ける心配も無くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す断面図。
【図2】同実施例を示す図1のA−A線に沿う断面図。
【図3】同実施例を示す図2のB−B線に沿う断面図。
【図4】同実施例を示す断面図。
【図5】同実施例を示す断面図。
【符号の説明】
3…ガイド孔、4…圧入ポンチ、9…供給口、10…回
り止め部材、11…当駒(落下規制部材)、12…押圧
爪、40…被装着部材、41…筒状部、50…スナップ
リング、51…切欠き。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被装着部材の筒状部開口に重ね合わされ
    るガイド孔と、このガイド孔にスナップリングを供給す
    る供給口と、前記ガイド孔に臨んで設けられスナップリ
    ングの切欠きと係合してスナップリングの回転を規制す
    る回り止め部材と、前記ガイド孔に臨んで設けられスナ
    ップリングの切欠き側端部の落下を規制する落下規制部
    材と、この落下規制部材の両側に設けられスナップリン
    グの切欠き縁部を押圧する押圧爪と、押圧爪によって縮
    径されたスナップリングを被装着部材の筒状部に押し込
    む圧入ポンチとを備えたことを特徴とするスナップリン
    グ装着装置。
JP6955791U 1991-08-30 1991-08-30 スナツプリング装着装置 Pending JPH0520828U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107538203A (zh) * 2017-09-26 2018-01-05 杭州沃镭智能科技股份有限公司 一种传动轴的卡箍安装装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107538203A (zh) * 2017-09-26 2018-01-05 杭州沃镭智能科技股份有限公司 一种传动轴的卡箍安装装置
CN107538203B (zh) * 2017-09-26 2023-10-20 杭州沃镭智能科技股份有限公司 一种传动轴的卡箍安装装置

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