JPH045222Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH045222Y2 JPH045222Y2 JP5667386U JP5667386U JPH045222Y2 JP H045222 Y2 JPH045222 Y2 JP H045222Y2 JP 5667386 U JP5667386 U JP 5667386U JP 5667386 U JP5667386 U JP 5667386U JP H045222 Y2 JPH045222 Y2 JP H045222Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- press
- fitting
- oil seal
- component
- asymmetrical
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 24
- 230000013011 mating Effects 0.000 claims description 13
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 238000012790 confirmation Methods 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 230000005856 abnormality Effects 0.000 description 1
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 239000000314 lubricant Substances 0.000 description 1
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 1
- 230000035945 sensitivity Effects 0.000 description 1
- 239000002699 waste material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Automatic Assembly (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、表の面と裏の面とで凹凸形状の異な
る非対称部品を相手部材の圧入部へ圧入する部品
圧入装置に係わり、特に、非対称部品を相手部材
の圧入部へ圧入する前に、この非対称部品の表裏
の向きを検出する機能付きの部品圧入装置に関す
る。
る非対称部品を相手部材の圧入部へ圧入する部品
圧入装置に係わり、特に、非対称部品を相手部材
の圧入部へ圧入する前に、この非対称部品の表裏
の向きを検出する機能付きの部品圧入装置に関す
る。
車両用のトランスミツシヨン、デフアレンシヤ
ル等の回転機器の軸受部には、この軸受部への異
物の進入阻止および潤滑剤のモレ防止のためのオ
イルシールが圧入されている。
ル等の回転機器の軸受部には、この軸受部への異
物の進入阻止および潤滑剤のモレ防止のためのオ
イルシールが圧入されている。
また、車両用エンジンのシリンダブロツクにお
いては、加工の都合上シリンダブロツクに開口さ
せた孔に、この孔を塞ぐ封止栓が圧入嵌合されて
いる。
いては、加工の都合上シリンダブロツクに開口さ
せた孔に、この孔を塞ぐ封止栓が圧入嵌合されて
いる。
これらオイルシール、封止栓等の部品は、一般
には、シリンダを用いて自動的に相手部材の圧入
部へ圧入嵌合されている。
には、シリンダを用いて自動的に相手部材の圧入
部へ圧入嵌合されている。
従来、これらオイルシール、封止栓等の部品を
自動的に相手部材の圧入部へ圧入する部品圧入装
置としては、第6図に示すようなオイルシールを
回転機器の軸受部に圧入する部品圧入装置があ
る。
自動的に相手部材の圧入部へ圧入する部品圧入装
置としては、第6図に示すようなオイルシールを
回転機器の軸受部に圧入する部品圧入装置があ
る。
第6図において、符号31は部品圧入装置であ
り、圧入シリンダ32により作動する圧入ヘツド
33でもつてその下方に送給されたオイルシール
34を保持し、その保持した状態で、さらに下方
に置かれている図示してない回転機器の構成部材
である軸受部材35のオイルシール圧入部36へ
押し込んで圧入する。
り、圧入シリンダ32により作動する圧入ヘツド
33でもつてその下方に送給されたオイルシール
34を保持し、その保持した状態で、さらに下方
に置かれている図示してない回転機器の構成部材
である軸受部材35のオイルシール圧入部36へ
押し込んで圧入する。
符号37は、前記部品圧入装置31にオイルシ
ール34を送給する部品送給装置であり、この部
品送給装置37に設置された部品送給マガジン3
8より落下して送られてくるオイルシール34を
送給シリンダ39により一個ずつ順次、前記部品
圧入装置31の圧入ヘツド33の真下へ供給す
る。
ール34を送給する部品送給装置であり、この部
品送給装置37に設置された部品送給マガジン3
8より落下して送られてくるオイルシール34を
送給シリンダ39により一個ずつ順次、前記部品
圧入装置31の圧入ヘツド33の真下へ供給す
る。
一般的に、これらオイルシール、封止栓等の部
品は、表の面と裏の面とで凸凹形状の異なつてお
り、表裏の向きを揃えて相手部材の圧入部へ圧
入、嵌合される。
品は、表の面と裏の面とで凸凹形状の異なつてお
り、表裏の向きを揃えて相手部材の圧入部へ圧
入、嵌合される。
ところで、前記部品送給マガジン38へのオイ
ルシール34の詰め込みは、一般に人手によつて
行われているが、作業者の勘違いにより、オイル
シール34が逆向きにセツトされてしまうことが
稀に発生する。
ルシール34の詰め込みは、一般に人手によつて
行われているが、作業者の勘違いにより、オイル
シール34が逆向きにセツトされてしまうことが
稀に発生する。
しかし、従来の部品圧入装置31は、圧入ヘツ
ド33に保持されたオイルシール34の向きを、
検出する機能がないため、逆向きのままオイルシ
ール34を軸受部材35のオイルシール圧入部3
6へ圧入してしまうことがる。
ド33に保持されたオイルシール34の向きを、
検出する機能がないため、逆向きのままオイルシ
ール34を軸受部材35のオイルシール圧入部3
6へ圧入してしまうことがる。
このオイルシール34は逆向きにセツトされる
と、シール効果が低下してしまうので、これを防
止するために、オイルシール34の圧入状態の検
査および手直し工程が必要であり、手直しのため
に余分な作業時間がかかると云う問題があつた。
と、シール効果が低下してしまうので、これを防
止するために、オイルシール34の圧入状態の検
査および手直し工程が必要であり、手直しのため
に余分な作業時間がかかると云う問題があつた。
また、このオイルシール34は、逆向きに押し
込まれると損傷してしまうことがあり、一旦逆向
きに押し込まれたオイルシール34は、手直し工
程で全数廃棄処分しなければならず、その分ムダ
になると云う問題があつた。
込まれると損傷してしまうことがあり、一旦逆向
きに押し込まれたオイルシール34は、手直し工
程で全数廃棄処分しなければならず、その分ムダ
になると云う問題があつた。
従つて、本考案の目的は、表の面と裏の面とで
凹凸形状の異なる非対称部品を相手部材の圧入部
へ圧入する前に、この部品圧入装置に保持された
非対称部品の向きを自動的に検出し、逆向きでの
非対称部品の圧入を未然に防止することにある。
凹凸形状の異なる非対称部品を相手部材の圧入部
へ圧入する前に、この部品圧入装置に保持された
非対称部品の向きを自動的に検出し、逆向きでの
非対称部品の圧入を未然に防止することにある。
そこで、本考案は、表の面と裏の面とで凹凸形
状の異なる非対称部品を圧入ヘツドに保持した状
態で、この圧入ヘツドに保持された非対称部品の
表裏の向きを検出するようにしたことを特徴とす
る。
状の異なる非対称部品を圧入ヘツドに保持した状
態で、この圧入ヘツドに保持された非対称部品の
表裏の向きを検出するようにしたことを特徴とす
る。
具体的には、表の面と裏の面とで凹凸形状の異
なる非対称部品を圧入する部品圧入装置であつ
て、非対称部品を保持する圧入ヘツドと、この圧
入ヘツドを前記相手部材の圧入部へ向けて進退動
させるシリンダと、前記圧入ヘツドに保持される
非対称部品の表の面と裏の面とで形状の異なる部
位に対応する圧入ヘツドの所定の位置に設けられ
て非対称部品の前記部位とこの非対称部品を保持
する圧入ヘツドの押圧面との距離を検出する距離
検出装置とからなり、非対称部品の前記部位と圧
入ヘツドの押圧面との距離から圧入ヘツドに保持
された非対称部品の向きを検出することを特徴と
する。
なる非対称部品を圧入する部品圧入装置であつ
て、非対称部品を保持する圧入ヘツドと、この圧
入ヘツドを前記相手部材の圧入部へ向けて進退動
させるシリンダと、前記圧入ヘツドに保持される
非対称部品の表の面と裏の面とで形状の異なる部
位に対応する圧入ヘツドの所定の位置に設けられ
て非対称部品の前記部位とこの非対称部品を保持
する圧入ヘツドの押圧面との距離を検出する距離
検出装置とからなり、非対称部品の前記部位と圧
入ヘツドの押圧面との距離から圧入ヘツドに保持
された非対称部品の向きを検出することを特徴と
する。
本考案の部品圧入装置の圧入ヘツドの直下へ表
の面と裏の面とで凹凸形状の異なる非対称部品が
送給されてくると、本考案の部品圧入装置の圧入
ヘツドが前進、下降してこの非対称部品を保持す
るが、この時、圧入ヘツドに保持された非対称部
品の表の面と裏の面とで凹凸形状の異なる部位と
圧入ヘツドの押圧面との距離を距離検出装置で検
出し、非対称部品の前記部位と圧入ヘツドの押圧
面との距離から圧入ヘツドに保持された非対称部
品の向きが検出される。
の面と裏の面とで凹凸形状の異なる非対称部品が
送給されてくると、本考案の部品圧入装置の圧入
ヘツドが前進、下降してこの非対称部品を保持す
るが、この時、圧入ヘツドに保持された非対称部
品の表の面と裏の面とで凹凸形状の異なる部位と
圧入ヘツドの押圧面との距離を距離検出装置で検
出し、非対称部品の前記部位と圧入ヘツドの押圧
面との距離から圧入ヘツドに保持された非対称部
品の向きが検出される。
次に、本考案の実施例を、表の面と裏の面とで
凹凸形状の異なる非対称部品としてオイルシール
を例にとり、第1図乃至第5図を参照しながら説
明する。
凹凸形状の異なる非対称部品としてオイルシール
を例にとり、第1図乃至第5図を参照しながら説
明する。
第1図は本考案に係わる部品圧入装置およびこ
の部品圧入装置へオイルシールを送給する部品送
給装置の正面図、第2図は第1図の部品圧入装置
の側面図、第3図は第1図の部品圧入装置の圧入
ヘツドの部分の拡大部分断面図でありオイルシー
ルが正規の向きで保持された状態を示す、第4図
は第3図の側面視の部分断面図、第5図は第3図
においてオイルシールが逆向きに保持された状態
を示す。
の部品圧入装置へオイルシールを送給する部品送
給装置の正面図、第2図は第1図の部品圧入装置
の側面図、第3図は第1図の部品圧入装置の圧入
ヘツドの部分の拡大部分断面図でありオイルシー
ルが正規の向きで保持された状態を示す、第4図
は第3図の側面視の部分断面図、第5図は第3図
においてオイルシールが逆向きに保持された状態
を示す。
第1図において、符号1は本考案に係わる部品
圧入装置、符号2は前記部品圧入装置へオイルシ
ール3を送給する部品送給装置を示す。
圧入装置、符号2は前記部品圧入装置へオイルシ
ール3を送給する部品送給装置を示す。
前記部品圧入装置1は、装置本体4に垂直に固
定された圧入シリンダ5と、この圧入シリンダ5
より突出するピストンロツド6に固定された圧入
ヘツド7と、この圧入ヘツド7に摺動自在に貫装
された検出ロツド8およびこの検出ロツド8の移
動スロトークを検出する近接スイツチ9とで構成
される距離検出装置10と、前記オイルシール3
が圧入される圧入部11aを有する相手部材11
を載置するテーブル12とからなつている。
定された圧入シリンダ5と、この圧入シリンダ5
より突出するピストンロツド6に固定された圧入
ヘツド7と、この圧入ヘツド7に摺動自在に貫装
された検出ロツド8およびこの検出ロツド8の移
動スロトークを検出する近接スイツチ9とで構成
される距離検出装置10と、前記オイルシール3
が圧入される圧入部11aを有する相手部材11
を載置するテーブル12とからなつている。
前記圧入ヘツド7には、第2図に示すようにガ
イド棒13が立設され、さらに前記装置本体4に
摺動自在に支持されて、圧入ヘツド7の移動時の
装置本体4に対するガイドをおこなつている。
イド棒13が立設され、さらに前記装置本体4に
摺動自在に支持されて、圧入ヘツド7の移動時の
装置本体4に対するガイドをおこなつている。
また、前記部品圧入装置1へオイルシール3を
送給する部品送給装置2は、オイルシール3を多
数収容した部品供給マガジン14と、この部品供
給マガジン14よりオイルシール3を一個受け取
る部品送給プレート15と、この部品送給プレー
ト15を第1図の矢印Aの方向へ駆動しこの部品
送給プレート15に載置されたオイルシール3を
部品圧入装置1の圧入ヘツド7の真下へ送る送給
シリンダ16とからなつている。
送給する部品送給装置2は、オイルシール3を多
数収容した部品供給マガジン14と、この部品供
給マガジン14よりオイルシール3を一個受け取
る部品送給プレート15と、この部品送給プレー
ト15を第1図の矢印Aの方向へ駆動しこの部品
送給プレート15に載置されたオイルシール3を
部品圧入装置1の圧入ヘツド7の真下へ送る送給
シリンダ16とからなつている。
次に、第3図乃び第4図に示すように、前記部
品圧入装置1の圧入ヘツド7は、多段の円柱形状
であり、前記ピストンロツド6の先端に螺合され
る胴体部18と、この胴体部18の下方に延設す
る前記オイルシール3の外径より大径のオイルシ
ール押圧部19と、このオイルシール押圧部18
の下方に延設するオイルシール3の内径よりやや
大径のオイルシール保持部20とからなり、この
オイルシール保持部20でオイルシール3を保持
し、前記オイルシール押圧部19の下面すなわち
押圧面19aでオイルシール3を押圧する。
品圧入装置1の圧入ヘツド7は、多段の円柱形状
であり、前記ピストンロツド6の先端に螺合され
る胴体部18と、この胴体部18の下方に延設す
る前記オイルシール3の外径より大径のオイルシ
ール押圧部19と、このオイルシール押圧部18
の下方に延設するオイルシール3の内径よりやや
大径のオイルシール保持部20とからなり、この
オイルシール保持部20でオイルシール3を保持
し、前記オイルシール押圧部19の下面すなわち
押圧面19aでオイルシール3を押圧する。
前記オイルシール押圧部19には、オイルシー
ル3の裏側のリング状の溝部21に交わる位置に
軸方向に、第1の摺動孔22が貫通形成されてい
る。
ル3の裏側のリング状の溝部21に交わる位置に
軸方向に、第1の摺動孔22が貫通形成されてい
る。
さらに、オイルシール保持部20の外周には、
オイルシール3の内径より大きい外径のリング状
凸部20aが形成されている。
オイルシール3の内径より大きい外径のリング状
凸部20aが形成されている。
この圧入ヘツド7の胴体部18に、前記検出ロ
ツド8、ストローク検出器である近接スイツチ
9、およびガイド棒13が設けられた方形のガイ
ドプレート17が嵌合され、第4図に示すように
2個のボルト23で圧入ヘツド7のオイルシール
押圧部19に固定されている。
ツド8、ストローク検出器である近接スイツチ
9、およびガイド棒13が設けられた方形のガイ
ドプレート17が嵌合され、第4図に示すように
2個のボルト23で圧入ヘツド7のオイルシール
押圧部19に固定されている。
このガイドプレート17のオイルシール押圧部
19の前記第1の摺動孔22に対応する位置に、
第2の摺動孔24が前記第1の摺動孔21と一体
に貫通形成され、これら第1および第2の摺動孔
22,24を通して、前記オイルシール3の表の
面に当接する検出ロツド8が、摺動自在に貫装さ
れ、オイルシール押圧部19の下面である押圧面
19aより突出している。
19の前記第1の摺動孔22に対応する位置に、
第2の摺動孔24が前記第1の摺動孔21と一体
に貫通形成され、これら第1および第2の摺動孔
22,24を通して、前記オイルシール3の表の
面に当接する検出ロツド8が、摺動自在に貫装さ
れ、オイルシール押圧部19の下面である押圧面
19aより突出している。
この検出ロツド8の上部の段付大径の検出部8
aとされ、この検出ロツド8の下降時のストツパ
の役目を果たすとともに、前記近接スイツチ9に
検出感度を上げる役目も担つている。
aとされ、この検出ロツド8の下降時のストツパ
の役目を果たすとともに、前記近接スイツチ9に
検出感度を上げる役目も担つている。
前記近接スイツチ9は、ガイドプレート17に
固定された取付ブラケツト25に、取り付けら
れ、前記検出ロツド8の移動ストロークの大小に
より作動する。
固定された取付ブラケツト25に、取り付けら
れ、前記検出ロツド8の移動ストロークの大小に
より作動する。
次に、本実施例の作用ついて述べる。
部品供給装置2の部品送給プレート15が、第
1図の矢印Aの方向へ押し出され、この部品送給
プレート15によりオイルシール3が、本考案の
部品圧入装置1の圧入ヘツド7の直下へ送給され
てくると、圧入シリンダ5により圧入ヘツド7が
オイルシールの送給位置まで下降してオイルシー
ル3に押し付けられ、オイルシール保持部20が
オイルシール3の内側に嵌入してこのオイルシー
ル3を保持する。
1図の矢印Aの方向へ押し出され、この部品送給
プレート15によりオイルシール3が、本考案の
部品圧入装置1の圧入ヘツド7の直下へ送給され
てくると、圧入シリンダ5により圧入ヘツド7が
オイルシールの送給位置まで下降してオイルシー
ル3に押し付けられ、オイルシール保持部20が
オイルシール3の内側に嵌入してこのオイルシー
ル3を保持する。
オイルシール3を保持した後、圧入ヘツド7は
一旦上昇し、部品送給装置2の部品送給プレート
15が、後退して部品送給装置2の内部へ格納さ
れ次のオイルシール3を部品供給マガジン14よ
り受け取る。
一旦上昇し、部品送給装置2の部品送給プレート
15が、後退して部品送給装置2の内部へ格納さ
れ次のオイルシール3を部品供給マガジン14よ
り受け取る。
この部品送給プレート15が後退した後、圧入
ヘツド7は、再度下降し、保持しているオイルシ
ール3を相手部材11のオイルシール圧入部11
aへ押し込む。
ヘツド7は、再度下降し、保持しているオイルシ
ール3を相手部材11のオイルシール圧入部11
aへ押し込む。
ところで、第3図に示すように、圧入ヘツド7
にオイルシール3が保持されたときにこのオイル
シール3が正規の向きだと、オイルシール3の表
面で検出ロツド8が押されて第3図の矢印Bの方
向へ上昇し、近接スイツチ9が作動して、オイル
シール確認信号を出力するので、オイルシール3
を保持した後の圧入動作が続行されオイルシール
7が相手部材11のオイルシール圧入部11aへ
押し込まれる。
にオイルシール3が保持されたときにこのオイル
シール3が正規の向きだと、オイルシール3の表
面で検出ロツド8が押されて第3図の矢印Bの方
向へ上昇し、近接スイツチ9が作動して、オイル
シール確認信号を出力するので、オイルシール3
を保持した後の圧入動作が続行されオイルシール
7が相手部材11のオイルシール圧入部11aへ
押し込まれる。
ところが、第5図のように、オイルシール3が
逆向きの姿勢だと、検出ロツド8の先端はオイル
シール3の環状の溝部21に入り込みこのオイル
シール3から押されず、近接スイツチ9は作動し
ない。
逆向きの姿勢だと、検出ロツド8の先端はオイル
シール3の環状の溝部21に入り込みこのオイル
シール3から押されず、近接スイツチ9は作動し
ない。
そのため、近接スイツチ9からオイルシール確
認信号が出力されず、図示してない制御装置より
の信号で第5図の異常表示ランプ27を点灯さ
せ、部品装着異常を知らせるとともに、圧入ヘツ
ド7は一旦上昇した状態で停止され、それ以降の
圧入動作が停止される。
認信号が出力されず、図示してない制御装置より
の信号で第5図の異常表示ランプ27を点灯さ
せ、部品装着異常を知らせるとともに、圧入ヘツ
ド7は一旦上昇した状態で停止され、それ以降の
圧入動作が停止される。
なお、部品送給装置2に装着されている部品供
給マガジン14から部品送給装置2の部品送給プ
レート15へオイルシール3が供給されなかつた
り、あるいはオイルシール3がうまく圧入ヘツド
7に保持されなかつた場合も近接スイツチ9は作
動せず、圧入ヘツド7は一旦上昇した状態で停止
され、それ以降の圧入動作が停止される。
給マガジン14から部品送給装置2の部品送給プ
レート15へオイルシール3が供給されなかつた
り、あるいはオイルシール3がうまく圧入ヘツド
7に保持されなかつた場合も近接スイツチ9は作
動せず、圧入ヘツド7は一旦上昇した状態で停止
され、それ以降の圧入動作が停止される。
本実施例の場合、圧入ヘツド7に保持された非
対称部品であるオイルシール3の向きを検出する
距離検出装置10を、接触式の検出ロツド8とこ
の検出ロツド8の移動ストロークを検出する近接
スイツチ9とで構成したが、検出ロツド8の移動
ストロークを検出するものとしては、この他に、
差動トランス、光電スイツチあるいはマイクロス
イツチでも良い。
対称部品であるオイルシール3の向きを検出する
距離検出装置10を、接触式の検出ロツド8とこ
の検出ロツド8の移動ストロークを検出する近接
スイツチ9とで構成したが、検出ロツド8の移動
ストロークを検出するものとしては、この他に、
差動トランス、光電スイツチあるいはマイクロス
イツチでも良い。
また、距離検出装置10そのものとしては、非
接触式のもの、例えは超音波式、光学式の距離検
出装置でも良い。
接触式のもの、例えは超音波式、光学式の距離検
出装置でも良い。
以上述べたように、本考案に係わる部品圧入装
置は、表の面と裏の面とで凹凸形状の異なる非対
称部品を保持した状態で、相手部材へ圧入する前
に、非対称部品の向きを事前に検出するので、非
対称部品の逆向きでの圧入および逆向きでの圧入
による非対称部品の損傷を未然に防止できる。
置は、表の面と裏の面とで凹凸形状の異なる非対
称部品を保持した状態で、相手部材へ圧入する前
に、非対称部品の向きを事前に検出するので、非
対称部品の逆向きでの圧入および逆向きでの圧入
による非対称部品の損傷を未然に防止できる。
また、非対称部品の欠品も未然に防止できると
云う優れた効果を奏する。
云う優れた効果を奏する。
第1図乃至第5図は本考案に係わる部品圧入装
置の実施例を示し、第1図は本考案に係わる部品
圧入装置およびこの部品圧入装置へオイルシール
を送給する部品送給装置の正面図、第2図は第1
図の部品圧入装置の側面図、第3図は第1図の部
品圧入装置の圧入ヘツドの部分の拡大部分断面図
でありオイルシールが正規の向きで保持された状
態を示す、第4図は第3図の側面視の部分断面
図、第5図は第3図においてオイルシールが逆向
きに保持された状態を示す、第6図は従来の部品
圧入装置を示す。 1……部品圧入装置、3……オイルシール(非
対称部品)、5……押圧シリンダ、7……圧入ヘ
ツド、10……距離検出装置、11……相手部
材、11a……オイルシール圧入部(圧入部)、
19a……押圧面。
置の実施例を示し、第1図は本考案に係わる部品
圧入装置およびこの部品圧入装置へオイルシール
を送給する部品送給装置の正面図、第2図は第1
図の部品圧入装置の側面図、第3図は第1図の部
品圧入装置の圧入ヘツドの部分の拡大部分断面図
でありオイルシールが正規の向きで保持された状
態を示す、第4図は第3図の側面視の部分断面
図、第5図は第3図においてオイルシールが逆向
きに保持された状態を示す、第6図は従来の部品
圧入装置を示す。 1……部品圧入装置、3……オイルシール(非
対称部品)、5……押圧シリンダ、7……圧入ヘ
ツド、10……距離検出装置、11……相手部
材、11a……オイルシール圧入部(圧入部)、
19a……押圧面。
Claims (1)
- 表の面と裏の面とで凹凸形状の異なる非対称部
品を相手部材の圧入部へ圧入する部品圧入装置で
あつて、非対称部品を保持する圧入ヘツドと、こ
の圧入ヘツドを前記相手部材の圧入部へ向けて進
退動させる圧入シリンダと、前記圧入ヘツドに保
持される非対称部品の表の面と裏の面とで形状の
異なる部位に対応する圧入ヘツドの所定の位置に
設けられて非対称部品の前記部位とこの非対称部
品を保持する圧入ヘツドの押圧面との距離を検出
する距離検出装置とからなることを特徴とする部
品圧入装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5667386U JPH045222Y2 (ja) | 1986-04-15 | 1986-04-15 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5667386U JPH045222Y2 (ja) | 1986-04-15 | 1986-04-15 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62168223U JPS62168223U (ja) | 1987-10-26 |
| JPH045222Y2 true JPH045222Y2 (ja) | 1992-02-14 |
Family
ID=30885697
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5667386U Expired JPH045222Y2 (ja) | 1986-04-15 | 1986-04-15 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH045222Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2600698Y2 (ja) * | 1992-06-12 | 1999-10-18 | エヌオーケー株式会社 | オイルシールのバックアップリングの向き検出装置 |
| JP5791168B2 (ja) * | 2010-12-27 | 2015-10-07 | ダイハツ工業株式会社 | シール部材の組付け装置 |
-
1986
- 1986-04-15 JP JP5667386U patent/JPH045222Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62168223U (ja) | 1987-10-26 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CN110142600B (zh) | 一种鼓式制动器防漏装半自动装配设备 | |
| KR101248856B1 (ko) | 핀위치결정지그 및 핀장착장치 | |
| CN107877132A (zh) | 一种多工位带反力支撑的油封及轴承压装设备 | |
| CN109807603A (zh) | 一种柱塞主缸密封皮碗自动装配系统 | |
| KR20190101075A (ko) | 고무링 자동 삽입장치 | |
| JPH045222Y2 (ja) | ||
| CN215146496U (zh) | 轮毂总成内轴承装配机 | |
| US3830633A (en) | Method and apparatus for adjusting tapered roller bearings and for assembling devices employing such bearings as journals | |
| JP2008144922A (ja) | シール材の圧入装置 | |
| CN108372415B (zh) | 一种夹具 | |
| US3890015A (en) | Single row tapered roller bearing assembly capable of taking thrust loading in both axial directions and method of adjusting the same | |
| JP2562114B2 (ja) | 円筒体のシール検査装置 | |
| CN111702457A (zh) | 一种衬套防错装置及压装机 | |
| JPH058017Y2 (ja) | ||
| JPH0347795Y2 (ja) | ||
| JP2535710Y2 (ja) | 燃料圧力センサの取付け装置 | |
| CN222188618U (zh) | 压板压力检测装置及压板压力检测设备 | |
| JPH0737792Y2 (ja) | 圧入装置 | |
| CN206321423U (zh) | 轴承防尘盖盖检模 | |
| JPH049098Y2 (ja) | ||
| CN222800644U (zh) | 火花塞旋转检测装置 | |
| CN210208349U (zh) | 一种轮毂单元齿圈及端盖安装装置 | |
| CN220945112U (zh) | 一种装夹夹具和压装装置 | |
| JPH0135788Y2 (ja) | ||
| KR19990028588U (ko) | 오일 시일 검사 장치 |