JPS6234734A - 引張りばねの取付け装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、たとえば磁気テープカセットを用いる記録／
再生装置に、引張りばねを取付ける際に好適に用いられ
る引張りばねの取付は装置に関する。

背景技術 磁気テープカセットを用いる記ｉ＆／再生装置では引張
りばねが用いられており、引張りばねのばね力によって
磁気テープの走行制御などが行なわれる。

従来では、このような引張りばねの装着は人手作業によ
って行なわれている。したがって引張りばねの取付は位
置を間違えたり、または取付けが不完全であるなどの品
質の低下が発生していた。

発明が解決しようとする問題点 本発明の目的は、上述の問題点を解決し引張りばねを自
動的がり確実に取付けることができる引張りばねの取付
は装置を提供することである。

問題点を解決するための手段 本発明は、引張りばねの端部を取付けるための取付手段
と、 取付手段を上下の第１方向と横の第２方向とに移動する
移動手段とを含み、 前記取付手段は、 引張りばねの端部に挿通されかつ上下ｌ二延びるばね掛
け棒と、 ばね掛け棒を下方に弾発的に付勢するばねと、ばね掛け
棒の遊端に当接離反可能なばね止め部材と、 ぼね止め部材をばね掛け棒に対して当後離反変位駆動す
る手段と、 ばね掛け棒が挿通し、ばね止め部材よりも上方でかっば
ね掛け棒のｉｙａ部の前記ばねによる移動範囲内に設け
られるばね押し部材とを含むことを特徴とする引張りば
ねの取付は装置である。

作　　用 本発明になる引張りばねの取付は装置は、引張りばねの
端部を取付けるための取付手段と、取付手段を上下の第
１方向と横の第２方向とに移動する移動手段とを含んで
構成されるようにした。したがって取付けられるべき引
張りばねの上方に、取付手段を移動手段によって移動で
きる。取付手段は移動手段によって上下の＠１方向に変
位され、取付手段に含まれるばね掛け棒は、引張りばね
の端部に挿通され得る位置に変位される。ばね止め部材
をばね掛け棒のｉ端に当接させ、ばね掛け棒を引張りば
ねの端部に挿通する６次に引張りばねの他端部を所定の
筒所に取付け、引張りばねが伸長された状態で、引張り
ばねの前記端部が取付けられる凹所に引張りばねの前記
端部が臨むような位置に変位する。次に取付手段に含ま
れるばね押し部材によって、引張りばねの前記端部を下
方に押圧し、この端部を所定の箇所に引掛ける。このよ
うにして引張りばねを自動的にかつ確実に取付けること
ができる。

実施例 １１図は本発明の一実施例の構成を示す斜視図である。

水平方向に延びる取付台１から鉛直上方に、昇降手段２
が立設される。昇降手段２の１ｌ１１１部には、水平方
向に延びる移動手段３が設けられる。

移動手段３は、たとえばｘ−Ｚスライドテーブルによっ
て実現することができる。移動手段３は昇降手段２によ
って、上下の第１方向である矢符Ａ１、Ａ２で示すＺ方
向である上下方向に変位されることができる。また移動
手段３の下面には、支持片４が取付けられる。

支持片４は移動手段３に沿って、横の第２方向である矢
符Ａ３．Ａ４で示されるＸ方向である水平方向に変位さ
れることができる。この支持片４と対向して、昇降板５
が設けられる。支持片４から下方に、丸棒状のばね止め
部材６が突出する。

また昇降板５の支持片４に臨む表面７に、ばね止め部材
６方向に延びる丸棒状のばね掛け棒８が固定される。こ
こで前記参照符４〜８で示される構成が、取付手段を構
成する。また前記取付台１〜ばね掛け棒８を含む構成が
、引張りばね９の取付は装置１０を構成する。

取付は装置１０に、引張りばね９を供給するにあたって
は、振動フィーダ１１によってシュート１２を介して、
引張りばね９が１個ずつ位置決めジグ１３に送られる１
位置決めジグ１３は、取付は装置２！ｉｏに関連して予
め定められる所定の位置に設けられ、またこの位置決め
ジグ１３において引張りぽね９は、その軸線が鉛直方向
と平行となるように収納される。

＊た取付は装ｒ！１１０によって引張りばね９が取付け
られるシャーシ１４は、パレット１５に固定されて、た
とえば矢符Ａ５方向に搬送される。シャーシ１４上には
、引張りばね９が伸長されて取付けられるプ２クツ）１
６．１７が、矢符Ａ３方向に沿って立設され、それぞれ
係合泪切欠１８゜１９が矢符Ａ３に関する相互に反対方
向に形成される。

昇降板５の前記表面７において、ばね掛け棒８の上方に
は、ばね止め部材６方向に延びる平板状のばね押し部材
２０が固定される。ばね押し部材２０には、ばね止め部
材６が嵌込むＵ字状の係合凹所２１が形成されている。

第２図は第１図の取付は装置ｉ１０の断面図である。第
２図を参照して、取付は装ｒｆｔｌＯの構成をさらに詳
しく説明する。支持片４は天井板２２、底板２３および
側板２４．２５を有し、これらによって囲まれて形成さ
れる収納凹所２６には、ぼね止め部材６と一体的に形成
され、収納凹所２６内で矢符Ａ１．Ａ２方向に摺動自在
な摺動片２７が配置される。摺動片２７の軸線方向の長
さは、収納凹所２６の同方向の長さよりも短く形成され
、摺動片２７と天井板２２との間には、摺動片２７を矢
符Ａ１方向にばね付勢するばね２８が設けられる。ばね
止め部材６は、底板２３に形成された挿通孔２９を介し
て下方に突出する。

支持片４の側板２５の所定の位置にシリンダ３０が設け
られ、たとえば圧縮空気などによって駆動棒３１が矢符
Ａ６．Ａ？方向に変位される。駆動棒２１のシリンダ３
０と反対側の端部は、昇降板５に固定される。したがっ
て昇降板５は、支持片４と近接離反可能となる。

前記位置決めジグ１３には、引張りばね９を収納する収
納凹所３２が形成される。収納凹所３２は上方から、引
張りばね９のばね本体３３がほぼぴったり嵌込む第１収
納部３４と、引張りばね９の一端部に、ばね本体３３と
連続して一体に形成されている環状の係合１１！ｌ５３
５が、はぼぴったり嵌込む第２収納部３６とを含む。引
張りばね９の他端部にも、係合部３５と同様な形状の係
合部３７が形成される。

ばね止め部材６の下端部とばね掛け棒８の下端部とは、
それぞれ鉛直方向の位置がほぼ一致するように構成され
る。またぼね掛け棒８の第２図の右方端は、ばね押し部
材２０の係合凹所２１の左方端より距離ノ１だけ第２図
の右方に延びて形成される。

ｆｊｆＪ３図はばね押し部材２０付近の斜視図であり、
第４図は第３図の平面図である。第１図、第３図および
第４図を参照して、取付は装置１０で位置決めジグ１３
に収納されている引張りばね９を取出す動作について説
明する。引張りばね９は位置決めジグ１３に内に、がた
つきがないように収納されており、また環状の係合部３
７の軸線がばね掛け棒８の軸線と平行であるように位置
決めされる。

このように位置決めされた引張りばね９に関して、移動
手段３によって支持片４および昇降板５を矢符Ａ３方向
に変位し、昇降手段２によって移動手段３を、したがっ
て支持片４および昇降板５を矢符Ａ１方向に変位する。

一方、ばね掛け棒８の細線は、ばね止め部材６の軸線と
交わるように構成されている。したがって前述したよう
な変位を組合わせることによって、引張りぽね９の係合
部３７の軸線が、ばね掛け棒８の軸線と一致するような
位置に支持片４および昇降板５を移動することができる
。また係合凹所２１にはばね止め部材６が挟持され、後
述されるようにばね押し部材２０が、ばね止め部材６に
関して相対的に下方に変位するとき、がたつかないよう
に案内される。

係合凹所２１の幅方向の長さＤｌは、ばね止め部材６の
外径Ｄ２よりわずかに太き（形成される。

またばね掛け棒８の外径Ｄ４は、引張りばね９の係合部
３７の内径Ｄ３より小さく形成される第５図は前記ばね
止め部材６およびばね掛け棒８で引張りぽね９を把持し
た状態の断面図である。

前述したように、ばね掛け棒８の細線が引張りばね９の
係合部３７の軸線と一致するように移動された後、シリ
ンダ３０に連結された駆動棒３１を、矢符Ａ６方向に縮
退させる。したがって昇降板５およびばね掛け棒８が、
引張９ばね９の環状の保合部３７を挿通し、ばね掛け棒
８の遊端がぽね止め部材６に当接して、引張りぼね９を
把持することができる。

第１図を参照して、このように引張りばね９をばね止め
部材６およびばね掛け棒８によって把持した後、昇降手
段２によって移動手段３を矢符Ａ２方向に上昇し、次に
移動手段３によって支持片４を矢符Ａ４方向に移動し、
引張りばね９がシャーン１４上のブラケット１６の上方
に位置するように変位する。

第６図は引張りばね９をシャーシ１４上のブラケット１
６に係合した状態を示す正面図である。

前述したように引張りばね９の係合部３７はばね掛け棒
８に挿通され把持されている。このような引張りばね９
を把持しｒ：、昇降板５を、第１図に示す昇降手段２お
よび移動手段３をそれぞれ動作させ、引張りばね９の係
合部３５が、ブラケット１６の係合突起３９１こ挿通さ
れるように変位する。

したがって保合突起３つの最大径Ｄ７は保合部３５の内
径Ｄ３よりも小さく形成されている。

第７図および第８図は係合部３５がブラケット１６に係
止された引張りばね９を伸長する状態を示す断面図であ
る。第１図、第７図および１８図を参照して、第１図に
示す昇降手段２および移動手段３を用いて、ばね掛け棒
８およびばね止め部材６を、矢符Ａ４方向に水平に移動
する。このとき、引張りばね９は伸長される。引張りば
ね９を伸長させつつ、ばね止め部材６の遊端がブラケッ
ト１７の上端に当接し、ばね止め部材６の矢符Ａ４方向
端部がブラケット１７の係合突起４０の矢符Ａ４方向端
部と、同一鉛直位置になるように前記取付手段を移動す
る。

＠９図は引張りばね９の係合部３７をブラケット１７に
係合する状態を示す正面図であり、第１Ｏ図は第９図の
一部分の平面図である。第１図、第２図、第３図、第９
図および第１０図を参照して、前述したように取付手段
を移動した後、駆動棒３１を矢符Ａ６方向に伸長する。

ばね掛け棒８を係合部３７から離反させる。次に昇降手
段２によって、移動手段３を下方に変位させる。このと
き昇降板５も降下し、したがってばね押し部材２０のｌ
１１４１部２０　ａ＊２０　ｂ　カ、引張’）　Ｉｆ　
ｈ　９　ノ（ｉ％　ｏ　Ｆｎ３７に当接し、これを下方
に押圧する。この抑圧動作によって保合部３７が下方に
変位され、保合用切欠１９付近に到達したとき引張りば
ね９のばね力によって係合用切欠１９に嵌り込む、この
ようにして引張りぽね９をプラテン）１６．１７に自動
的にかつ確実に取付けることができる。

効　　果 以上のように本発明に従えば、取付は装置を、引張りば
ねの端部を取付けるための取付手段と、取付手段を上下
のｆ５１方向と横の第２方向とに移動する移動手段とを
含んで構成した。この上うな情或によって、まず引張り
ばねの端部を取付手段に含まれるばね掛け棒とぼね止め
部材とによって把持する６次に引張りばねのｔａ部を角
′Ｉ１位自在に固定し、取付手段を移動手段によって移
動し、引張りばねを引張る。次に引張りばねの端部が取
付けられるべき位置に引張りばねの端部を位ｒ！１させ
、駆動手段によってばね掛け棒をぼね止め部材から離反
させる。次に取付手段を降下させる。

このとさ、ばね掛け棒と相対的に固定して設けられてい
るぼれ押し部材が下方に降下するとともに、ばね止め部
材は、ぼね掛け棒を下方に弾発的に付勢するばねのばね
力に抗して、上方に変位する。したがって前記ばね止め
部材はさらに下に降下して、引張りばねの前記端部を下
方に押圧することができる。このようにして、引張りば
ねを引張った状態で、取付は動作を行なうことができる
。

このようにして引張りばねを自動的にかつ確実に取付け
ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の構成を示す斜視図、第２図
は取付は装置１０のＮｌｓ成を示す断面図、第３図はぼ
ね押し部材２０付近の斜視図、第４図は第３図の簡略化
した平面図、第５図は支持片４に関連する構成を示す断
面図、第６図は引張りぼね９をブラケット１６に係合し
た状態を示す正面図、第７図は引張りばね９を伸長して
いる状態を示す正面図、第８図は引張りばね９の係合部
３５をブラケット１７付近に移動した状態の正面図、第
９図は引張りぽね９の係合部３７をブラケット１７に係
合した状態を示す正面図、第１０図は第９図の簡略化し
た平面図である。 ２・・・昇降手段、３・・・移動手段、４・・・支持片
、５・・・昇降板、６・・・ばね止め部材、８・・・ば
ね掛け棒、９・・・引張りばね、１０・・・取付は装置
、２０・・・ばね押し部材、２８・・・ばね、３０・・
・シリング、３１・・・駆動棒、３５，３７・・・係合
部、３８・・・′Ｒ端代理人　　弁理士　西教　圭一部 第１図 第２図 第４図 第５図 ム 第７図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 引張りばねの端部を取付けるための取付手段と、取付手
   段を上下の第１方向と横の第２方向とに移動する移動手
   段とを含み、 前記取付手段は、 引張りばねの端部に挿通されかつ上下に延びるばね掛け
   棒と、 ばね掛け棒を下方に弾発的に付勢するばねと、ばね掛け
   棒の遊端に当接離反可能なばね止め部材と、 ばね止め部材をばね掛け棒に対して当後離反変位駆動す
   る手段と、 ばね掛け棒が挿通し、ばね止め部材よりも上方でかつば
   ね掛け棒の遊端部の前記ばねによる移動範囲内に設けら
   れるばね押し部材とを含むことを特徴とする引張りばね
   の取付け装置。