JPH0615342Y2 - 磁気センサの押圧固定機構 - Google Patents

磁気センサの押圧固定機構

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JPH0615342Y2
JPH0615342Y2 JP8191687U JP8191687U JPH0615342Y2 JP H0615342 Y2 JPH0615342 Y2 JP H0615342Y2 JP 8191687 U JP8191687 U JP 8191687U JP 8191687 U JP8191687 U JP 8191687U JP H0615342 Y2 JPH0615342 Y2 JP H0615342Y2
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fixed
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忠信 天野
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Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
この考案は、磁気センサを所定の固定面に対して押圧し
て固定する機構に関し、とくに磁気センサが紙幣鑑別用
のものであり、その固定の際に固定面に沿っての位置の
微調整を必要とし、しかもこの微調整が正確かつ容易に
できるようにしたものである。
【従来の技術】
磁気センサとしての磁気ヘッドや磁気抵抗素子の押圧固
定方式には、従来つぎの2つの方式がある。第1の方式
は、磁気ヘッドなどをいったん取付枠に取り付けた後、
この取付枠全体を基板に取り付ける方式で、第2の方式
は、磁気ヘッドなどを直接基板に取り付ける方式であ
る。 以上のことを、図面によって説明する。第5図〜第7図
は第1の方式の従来例、第8図〜第10図は第2の方式に
属する従来例をそれぞれ示す。 第1の従来例を第5図(a)の斜視図と第5図(b)の側断面
図とを参照しながら説明する。磁気ヘッド1にはねじ孔
があけられており、L字形取付金具21の一方の側面から
小ねじ7によってねじ止めされ、これ全体を2点鎖線で
示した基板2に対して取付金具21の他方の側面でねじ固
定する。したがって、磁気ヘッド1の表面と、同じく2
点鎖線で示したローラ40の表面との隙間aの調整は、あ
らかじめ磁気ヘッド1と取付金具21との取り付けの際
に、それを見込んでおこなっておく。 第2の従来例を第6図の斜視図で示す。図のように、磁
気ヘッド1を取付枠22の中空部22Aに挿入し、側面から
小ねじ7によってねじ止めする。磁気ヘッド1の位置調
整は、この小ねじ7によるねじ止めの際におこなう。し
たがって、この第2の従来例では磁気ヘッド1にねじ孔
をあけない点では前の例よりすぐれている。 つぎに、第3の従来例を第7図の斜視図によって説明す
る。磁気ヘッド1の取付枠23への取付けが、磁気ヘッド
1を取付枠23の中空部23Aに挿入した後に、スリット23B
を小ねじ7の締結により接近させることによっておこな
われる。したがって、磁気ヘッド1に直接ねじ孔加工し
たり、ねじ止めしたりしないので、機械的な損傷を与え
ない点で前記2つの従来例より優れている。 以上が第1方式に属する3つの従来例である。つぎに、
磁気ヘッド1を直接基板に取り付ける第2方式の従来例
について説明する。 第8図に側断面図を示した第4の従来例は、磁気ヘッド
1を側圧金具24によって基板2に固定する例である。基
板2には、磁気ヘッド1を押圧固定する固定面2A,中空
部2B,圧接面2C,阻止突起2Dを設けておく。また、阻止
突起2Dには、固定面2Aに対向する側に阻止面2Eを設け
る。 磁気ヘッド1を基板2の中空部2Bに挿入し、両側の先端
を互いに反対方向にほぼ直角に折り曲げた側圧金具24
を、両先端面をそれぞれ磁気ヘッド1と阻止面2Eとに接
触させた状態で、小ねじ7によって圧接面2Cに向かって
ねじ締めする。こうすることによって、側圧金具24は、
基板2の圧接面2Cと阻止面2Eとの交点辺りと接触し、そ
の右側端部を支点として、反時計方向に回動する形をと
る。したがって、側圧金具24の左側端部が磁気ヘッド1
を固定面2Aにたいして押圧する。 この押圧の程度を調整する小ねじ7を図の上方向から操
作できるので、前述の第1〜第3の従来例と比べてその
作業はやりやすくなる。 つぎの第5の従来例は、第9図のように、U字状に折り
曲げられた側圧金具25が設けられて、ほぼ第4の従来例
と同様に構成される。この例は、側圧金具25に小ねじ7
が結合され一つのユニットになっているので、調整作業
が非常に容易になる。なぜなら、狭いスペースでの作業
では、小ねじ7を基板2に設けられたねじ孔に嵌めるこ
とが難しいからである。 第6の従来例を、第10図(a)の斜視図と第10図(b)の側断
面図とを参照しながら説明する。側圧ばね板26は、図に
示したように、円弧状に湾曲形成されたほぼ方形のばね
板で、その対向する2つの辺で、磁気ヘッド1と阻止面
2Eとにそれぞれ接触するとともに、圧接面2Cに対して凹
になるように設置されている。まず磁気ヘッド1を基板
2の中空部2Bに挿入し、側圧ばね板26を小ねじ7によっ
て圧接面2Cに対して押圧して、対向する両辺の間隔を伸
ばすように変形する。これによって、磁気ヘッド1を基
板2の固定面2Aに対して緩く仮止めする。この状態で磁
気ヘッド1を固定面2Aに沿って動かし、微細に位置調整
する。そして、位置調整が終わったら、小ねじ7を本締
めして磁気ヘッド1を押圧固定する。 この際、側圧ばね板26の磁気ヘッド1と接触する辺は、
固定面2Aに対してほぼ直角方向に移動するから、押圧固
定時に磁気ヘッド1の位置を固定面に沿ってずらせる方
向に力を加えることはない。しかも、小ねじ7を締める
方向は、第10図(b)の上方向からで、基板2に取り付け
られた他の部品が邪魔になって作業がやりにくいという
ことはない。なお、側圧ばね板26に設けられた小ねじ7
用の孔径は、前記伸長変形量に応じ得る隙間を小ねじ7
の外径との間に備えている。
【考案が解決しようとする問題点】
第1の従来例では、取付金具21を基板2に取り付ける際
の誤差もあり、正確な隙間aを得ることが難しい。ま
た、取付金具1を基板2に取り付けた後に、磁気ヘッド
1の先端位置を微調整する場合には、小ねじ7を磁気ヘ
ッド1の側方から緩めたり締めたりして調整しなければ
ならないため、非常にやりにくい。 第2の従来例では、磁気ヘッド1の位置調整という点で
は第1の従来例の場合と同様な欠点をもつ。 第3の従来例では、磁気ヘッド1の位置精度が出しにく
い欠点を依然残している。 第4の従来例では、小ねじ7の締めつけ調整に伴って、
磁気ヘッド1には図で下方向に力が作用し、これが磁気
ヘッド1を微小に位置ずれさせる。そして、これが位置
精度を出すための障害となる。また、側圧金具24は、そ
の両端折り曲げ部で塑性変形がおこり、繰返し使用がで
きなくなる。この側圧金具24の繰返し使用は、磁気ヘッ
ド1の位置調整に必要なことであり、これでは実用上不
都合である。 第5の従来例では、磁気ヘッド1を固定させる際に働く
下方向の力によって、磁気ヘッド1を微小に位置ずれさ
せる欠点と、側圧金具25の上側の部分が塑性変形して繰
返し使用が不能になる支障とが残っている。 第6の従来例では、側圧ばね板26を基台2に小ねじ7に
よって固定するとき、側圧ばね板26の、磁気ヘッド1と
接触する側の辺の両端の角によって、磁気ヘッド1が損
傷を受ける。また、阻止面2Eも、これと接触する側の側
圧ばね板26の両端の角によって損傷を受け、しかもその
角が阻止面2Eに食い込むことによって、対向辺が磁気ヘ
ッド1の外側面と接触することが妨げられ、安定した押
圧固定が得にくいという問題点がある。 この考案の目的は、従来の技術がもつ以上の問題点を解
消し、磁気センサを所定の固定面に対し確実に押圧固定
するとともに、固定面に沿っての位置の微調整が正確か
つ容易にできるようにした磁気センサの押圧固定機構を
提供することにある。
【問題点を解決するための手段】
この目的を達成するために、本願考案においては、 一方の側に平らな基面(2C)を有する基板(2)にこれと直
角の方向に方形の中空部(2B)を設け、この中空部の基面
(2C)に対向する側の内周面を外方に延長させて基板(2)
に固定面(2A)を立設し、ほぼ方形体状の磁気センサ(1)
を中空部(2B)に挿通させるとともに固定面(2A)に押圧固
定させる機構を、 固定面(2A)と平行にかつこれと対向させて基面(2C)に立
設された阻止面(2E)と、 方形状の板部(3a)と方形状の押圧面(3b)とがほぼL字状
に配設された弾性材料からなる押圧部材(3)と、から構
成し、 板部(3a)を、押圧面(3b)から隔たり且つこの押圧面(3b)
に対向する一辺の両隅に丸み部(3c)を有し、前記一辺に
直交する面内において押圧面(3b)側に凸状に湾曲し、こ
の湾曲の凹側を基面(2C)側に向けてこの基面(2C)に載置
され、前記一辺側の外周面が阻止面(2E)に当接されて、
基面(2C)に対して押圧されるものとし、かつ、 押圧部材(3)の押圧面(3b)が、磁気センサ(1)に押圧され
るものとした。 なお、押圧部材(3)に代えて、方形状の対向する一対の
辺に直交する面内において湾曲した湾曲板(5A)と、方形
状の押圧面を有しL字状に折曲された押圧板(5B)と、か
らなる押圧部材(5)を用い、 湾曲板(5A)を、前記一対の辺の一方の辺側の両隅に丸み
部(5C)を有し、前記湾曲の凸側を押圧板(5B)の押圧面側
に前記湾曲の凹側を基面(2C)側にそれぞれ向けてこの基
面(2C)に載置されるとともに、前記一対の辺のうちの他
方の辺側が押圧板(5B)の折曲部に、前記一方の辺側が阻
止面(2E)にそれぞれ当接されて、基面(2C)に対して押圧
されるものとし、かつ、 押圧板(5B)の押圧面が磁気センサ(1)に押圧されるもの
としてもよい。
【作用】
押圧部材の板部を基板の基面に対して押圧させると、板
部は阻止面と基板の固定面との間で、これらの面と直角
方向に伸長する。 この伸長によって、押圧部材はその押圧面により、固定
対象物である磁気センサを、基板の固定面に対して直角
に押圧し固定する。しかも、磁気センサ表面と当接する
のは押圧部材の押圧面であり、また、阻止面と当接する
のは押圧部材の板部の両端の丸み部のいずれか一方であ
るため食い込むことがなく、磁気センサ表面に押圧部材
の押圧面が倣うように当接することを助ける。
【実施例】
この考案の一実施例を、以下に図を参照しながら説明す
る。なお、第1図はこの実施例の主要部品の斜視図、第
2図はこの一実施例の側断面図である。 第1図における主要部品の押圧部材3は、ほぼL字状の
弾性材料からなる板状部材で、主として板部3aと押圧面
3bからなっている。板部3aは方形をなし、一つの直線を
中心として湾曲しており、この直線と平行に1対の辺が
とられる。この1対の辺の一方に折曲部が設けられ、そ
の外側面が押圧面3bになる。板部3aの前記1対の辺のう
ちの他方の辺の両端には丸み部3cが設けられ、また、板
部3aの中心部に小ねじ用の穴3dが開けられている。 次に第2図において、磁気センサとしての磁気ヘッド1
を押圧固定すべき基板2には、磁気ヘッド1を挿通させ
るべき方形状の中空部2B、この一方の辺側の内周面(図
の左側の面)を外方に延長させた固定面2A、これと対向
する阻止面2Eをもつ阻止突起2D、固定面2Aと阻止面2Eと
の間にあるこれらと直角な基面2Cが設けられ、また、こ
の基面2Cのほぼ中心部に符号を付してないネジ穴が開け
られる。 以上説明したような構成であるから、この一実施例の作
用は次のようになる。第2図において、磁気ヘッド1
を、その一方の表面を固定面2Aに接触させて空中部2Bに
挿通させる。次に、押圧部材3を、その凹側を基面2Cと
対向させ、押圧面3bを磁気ヘッド1の他方の表面と接触
させ、板部3aの、丸み部3cをもつ側の辺を阻止面2Eの根
元に接触させて、小ねじ7によって基板2に対して締め
付ける。 この締め付けによって、押圧部材3は伸長し、その押圧
面3bで磁気ヘッド1を基板2の固定面2Aに対して押圧す
る。このとき、押圧面3bは磁気ヘッド1の対応する面に
倣うように動く。しかも、小ねじ7を回すにつれて押圧
部材3がその方向にわずかに回り、阻止面2Eの根元部に
おいて丸み部3cのいずれか一方が当接することになる。
しかし、丸み部3cのために食い込むことがないから、押
圧面3bが磁気ヘッド1の対応する面と倣うことを助け
る。したがって、押圧固定が安定した形で確実におこな
われる。 ところで、磁気ヘッド1の先端(図の下端)と二点鎖線
で表示した対向ローラ40との隙間aの微小調整は、極め
て容易におこなえる。その理由は、小ねじ7を締め込む
とき、押圧部材3の押圧面3bは、この面と直角方向に磁
気ヘッド1に力を加えるから、隙間aを変化させること
がないからである。また、小ねじ7の回転が基面2Cと直
角方向からおこわれることは、押圧固定作業をし易くす
る。 別の実施例について、第3図,第4図を参照しながら説
明する。第3図はこの実施例の主要部品である押圧部材
5の斜視図、第4図はこの実施例の側断面図である。押
圧部材5は、湾曲板5Aと押圧板5Bからなる。湾曲板5Aは
弾性材料からなり、一つの直線を中心として湾曲され、
この直線と1対の辺が平行になる。また、この1対の辺
の一方の両端には、丸み部5cが設けられる。押圧板5Bは
普通の金属材料からなり、L字状に折曲形成される。こ
の押圧板5Bの折曲隅部に、湾曲板5Aの前記の1対の辺の
他方のものが当接するように配置される。すなわち、前
記の一実施例における押圧部材3(第1図参照)が、湾
曲板5Aと押圧板5Bとに分解された、とみることができ
る。 この実施例の作用は、第4図で示されるように、前記の
一実施例とまったく同様である。押圧板5Bの左側面が磁
気ヘッド1の右側面に当接し、湾曲板5Aの右側の辺の両
側の丸み部5c(第3図参照)が阻止面2Eの根元部に当接
する。また、湾曲板5Aの伸長は小ねじ7の締め込みによ
る。 この別の実施例が、前記の一実施例と異なる点は、押圧
部材5の製作が容易になることである。すなわち、簡単
な形状の二つの部材に分けることでそれぞれが製作し易
くなるからである。弾性材料からなる湾曲板5Aは、方形
に形成され湾曲されるだけであり、前記の押圧部材3の
ように、さらに加えて折曲形成されることがない。ま
た、押圧板5Bは普通の材料でよい。しかもなお、押圧板
5Bを軟らかい材料にすることで、磁気ヘッド1を損傷さ
せることなく、かつその表面に倣いやすくし押圧効果を
上げることができる。
【考案の効果】
以上説明したように、この考案においては、押圧部材の
板部を基板の基面に対して押圧させると、板部は阻止面
と基板の固定面との間で、これらの面と直角方向に伸長
し、この伸長によって、押圧部材はその押圧面により、
固定対象物である磁気センサを、基板の固定面に対して
直角に押圧し固定する;しかも、磁気センサ表面と当接
するのは押圧部材の押圧面であり、また、阻止面と当接
するのは押圧部材の板部の両端の丸み部のいずれか一方
であるため食い込むことがなく、磁気センサ表面に押圧
部材の押圧面が倣うように当接することを助ける。 したがって、この考案によれば、従来の機構に比べ次の
ようなすぐれた効果がある。 (1)磁気センサが直接基板に固定されるから、関係位置
を正確に出しやすい。 (2)磁気センサを固定する作業が、その固定面と平行な
方向からできるから、磁気センサの基板との関係位置を
見ながら微調整ができ、その作業が容易であるととも
に、位置精度を出しやすい。 (3)磁気センサの固定が、固定面と直角な押圧力による
から、固定時に位置ずれを起こすおそれがなくなる。 (4)磁気センサ表面と当接するのは押圧部材の押圧面で
あるから、押圧部材の板部をネジによって、基板の基面
に対して押圧したとき、この部分が磁気センサ表面に食
い込んで損傷を加えるおそれがなく、しかも押圧が面で
おこなわれるから、安定した確実な押圧が得られる。 (5)阻止面と当接するのは押圧部材の板部の両端の丸み
部のいずれか一方であるから、押圧部材の板部をネジに
よって、基板の基面に対して押圧したとき、そのいずれ
かの丸み部が阻止面に食い込むことがないため、押圧部
材の押圧面が磁気センサ表面に倣って当接され、安定し
確実に固定されることを助ける。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係る一実施例の主要部品の斜視図、 第2図はこの一実施例の側断面図、 第3図は別の実施例の要部の斜視図、 第4図はこの別の実施例の側断面図、 第5図は第1の従来例を示し、同図(a)はその斜視図、
同図(b)はその側断面図、 第6図は第2の従来例の斜視図、 第7図は第3の従来例の斜視図、 第8図は第4の従来例の側断面図、 第9図は第5の従来例の側断面図、 第10図は第6の従来例を示し、同図(a)はその斜視図、
同図(b)はその側断面図である。 符号説明 1:磁気ヘッド、2:基板、2A:固定面、2B:空中部、
2C:基面、2D:阻止突起、2E:阻止面、3,5:押圧部
材、3a:板部、3b:押圧面、3c:丸み部、5A:湾曲板、
5B:押圧板、5a:丸み部。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】一方の側に平らな基面を有する基板にこれ
    と直角の方向に方形の中空部を設け、この中空部の前記
    基面に対向する側の内周面を外方に延長させて前記基板
    に固定面を立設し、ほぼ方形体状の磁気センサを前記中
    空部に挿通させるとともに前記固定面に押圧固定させる
    機構において、 前記固定面と平行にかつこれと対向させて前記基面に立
    設された阻止面と、 方形状の板部と方形状の押圧面とがほぼL字状に配設さ
    れた弾性材料からなる押圧部材と、 を備え、 前記板部は、前記押圧面から隔たり且つこの押圧面に対
    向する一辺の両隅に丸み部を有し、前記一辺に直交する
    面内において前記押圧面側に凸状に湾曲し、この湾曲の
    凹側を前記基面側に向けてこの基面に載置され、前記一
    辺側の外周面が前記阻止面に当接されて、前記基面に対
    して押圧されるものであり、 前記押圧面は、前記磁気センさに押圧されるものであ
    る、 ことを特徴とする磁気センサの押圧固定機構。
  2. 【請求項2】押圧部材が、方形状の対向する一対の辺に
    直交する面内において湾曲した湾曲板と、方形状の押圧
    面を有しL字状に折曲された押圧板と、からなり、 前記湾曲板は、前記一対の辺の一方の辺側の両隅に丸み
    部を有し、前記湾曲の凸側を前記押圧板の押圧面側に前
    記湾曲の凹側を前記基面側にそれぞれ向けてこの基面に
    載置されるとともに、前記一対の辺のうちの他方の辺側
    が前記押圧板の折曲部に前記一方の辺側が前記阻止面に
    それぞれ当接されて、前記基面に対して押圧されるもの
    であり、 前記押圧板は、その押圧面が前記磁気センサに押圧され
    るものである、 ことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項に記載
    の磁気センサの押圧固定機構。
JP8191687U 1987-05-28 1987-05-28 磁気センサの押圧固定機構 Expired - Lifetime JPH0615342Y2 (ja)

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