JP2507071Y2 - 磁気記録装置用バンド - Google Patents
磁気記録装置用バンドInfo
- Publication number
- JP2507071Y2 JP2507071Y2 JP1986076918U JP7691886U JP2507071Y2 JP 2507071 Y2 JP2507071 Y2 JP 2507071Y2 JP 1986076918 U JP1986076918 U JP 1986076918U JP 7691886 U JP7691886 U JP 7691886U JP 2507071 Y2 JP2507071 Y2 JP 2507071Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- band
- head
- magnetic recording
- carriage
- fitting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Moving Of Heads (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は磁気記録装置用のバンドの改善に関するも
のである。
のである。
従来、磁気記録装置例えば第2図及び第3図に示す磁
気ディスクのヘッド搭載用キャリッジ(以下;キャリッ
ジとする)1の駆動に用いられているバンド2は、その
一端がキャリッジ1にねじ3等によつて固定され、他端
はテンション金具4にねじ5で固定され、このテンショ
ン金具4はキャリッジ1にテンション金具4のばね性を
利用して矢印F(第2図)方向に付勢するように取り付
けられている。
気ディスクのヘッド搭載用キャリッジ(以下;キャリッ
ジとする)1の駆動に用いられているバンド2は、その
一端がキャリッジ1にねじ3等によつて固定され、他端
はテンション金具4にねじ5で固定され、このテンショ
ン金具4はキャリッジ1にテンション金具4のばね性を
利用して矢印F(第2図)方向に付勢するように取り付
けられている。
このように従来のバンドは、自己安定手段を介さず
に、キャリッジに両端が固定されているので、バンドの
平行度が、部品精度等により決定され、組み付けが非常
に難かしいという欠点があった。
に、キャリッジに両端が固定されているので、バンドの
平行度が、部品精度等により決定され、組み付けが非常
に難かしいという欠点があった。
ここにおいてこの考案は、磁気ヘッドが搭載されたヘ
ッド搭載用キャリッジを、金属の薄板状バンドを介し
て、ステッピングモータによつて、直線軌道上を往復移
動させる構造の磁気記録装置において、一端は前記ヘッ
ド搭載用キャリッジに固定されると共に、他端には剛性
を有するバンド金具が固着されていて、前記ヘッド搭載
用キャリッジの前記他端側近傍に取り付けられたばね性
を有する前記他端側近傍に取り付けられたばね性を有す
るテンション金具の一部の平面部分が、前記バンド金具
の中心に設けた孔の内側に、前記バンドの固定部方向に
突出したR状のピボット部を前記バンドの固定部方向と
は反対側に付勢される構造を有する、磁気記録装置用バ
ンドを提案するものである。
ッド搭載用キャリッジを、金属の薄板状バンドを介し
て、ステッピングモータによつて、直線軌道上を往復移
動させる構造の磁気記録装置において、一端は前記ヘッ
ド搭載用キャリッジに固定されると共に、他端には剛性
を有するバンド金具が固着されていて、前記ヘッド搭載
用キャリッジの前記他端側近傍に取り付けられたばね性
を有する前記他端側近傍に取り付けられたばね性を有す
るテンション金具の一部の平面部分が、前記バンド金具
の中心に設けた孔の内側に、前記バンドの固定部方向に
突出したR状のピボット部を前記バンドの固定部方向と
は反対側に付勢される構造を有する、磁気記録装置用バ
ンドを提案するものである。
この考案の上述の構造によればバンドはその一端の自
己安定用ピボット部分を介して、キャリッジに接続され
るので、部品精度、組付精度と無関係に常に一定した組
付効果が得られるのである。
己安定用ピボット部分を介して、キャリッジに接続され
るので、部品精度、組付精度と無関係に常に一定した組
付効果が得られるのである。
次にこの考案を図示の実施例について説明する。
第1図はバンドの自己安定接続部の詳細を示すもので
あつて、従来例では第3図のAで示す部分である。なお
従来と同一又は同等の部分には同じ符号を与えその説明
又は図示を省略する。
あつて、従来例では第3図のAで示す部分である。なお
従来と同一又は同等の部分には同じ符号を与えその説明
又は図示を省略する。
バンドアッセンブリ6はバンド2と、その一端に溶接
された剛性を有するバンド金具7とからなり、このバン
ド金具7はその中心に設けた孔8の内側にR形状のピボ
ット部9を有し、ばね性を有するテンション金具10の一
部の平面部分が第1図のB方向に働く弾性戻し力によ
り、ピボット部9に圧接されている。また前記テンショ
ン金具10はキャリッジ1にねじで固定されている。
された剛性を有するバンド金具7とからなり、このバン
ド金具7はその中心に設けた孔8の内側にR形状のピボ
ット部9を有し、ばね性を有するテンション金具10の一
部の平面部分が第1図のB方向に働く弾性戻し力によ
り、ピボット部9に圧接されている。また前記テンショ
ン金具10はキャリッジ1にねじで固定されている。
バンドアツセンブリ6をテンション金具10を介して、
キャリッジ1に組み付ける際に、部品精度、組付精度等
により、テンション金具10はバンド2の中心線に対して
直角に取り付けられることは殆んどなく、第1図のC,D
方向に曲がって組み付けられることが往々にしてあり、
これに圧接しているバンド2も、C,D方向にならい組み
付けられてしまう。
キャリッジ1に組み付ける際に、部品精度、組付精度等
により、テンション金具10はバンド2の中心線に対して
直角に取り付けられることは殆んどなく、第1図のC,D
方向に曲がって組み付けられることが往々にしてあり、
これに圧接しているバンド2も、C,D方向にならい組み
付けられてしまう。
しかしながら、この考案のバンドアセッンブリ6は、
ピボット部9を有するため、バンド金具7がC,D方向に
曲がって取り付けられても、バンド2とテンション金具
10の圧接点は、常にバンド2の中心点の近傍にあり、そ
の引張り方向を常に一定方向に組み付けることができ
る。
ピボット部9を有するため、バンド金具7がC,D方向に
曲がって取り付けられても、バンド2とテンション金具
10の圧接点は、常にバンド2の中心点の近傍にあり、そ
の引張り方向を常に一定方向に組み付けることができ
る。
この考案によれば、上述のようにバンドの一端に自己
安定用ピボットを設けたことにより、部品精度、組付精
度に関係なく、常に一定した組付効果が得られるもので
ある。
安定用ピボットを設けたことにより、部品精度、組付精
度に関係なく、常に一定した組付効果が得られるもので
ある。
第1図はこの考案の一実施例の要部側面図で、第2図及
び第3図は従来例の平面図及び側面図である。 なお図において、 1……キャリッジ 2……バンド 4……テンション金具 6……バンドアッセンブリ 9……ピボット部 10……テンション金具 である。
び第3図は従来例の平面図及び側面図である。 なお図において、 1……キャリッジ 2……バンド 4……テンション金具 6……バンドアッセンブリ 9……ピボット部 10……テンション金具 である。
Claims (1)
- 【請求項1】磁気ヘッドが搭載されたヘッド搭載用キャ
リッジを、金属の薄板状バンドを介して、ステッピング
モータによつて、直線軌道上を往復移動させる構造の磁
気記録装置において、一端は前記ヘッド搭載用キャリッ
ジに固定されると共に、他端には剛性を有するバンド金
具が固着されていて、前記ヘッド搭載用キャリッジの前
記他端側近傍に取り付けられたばね性を有する前記他端
側近傍に取り付けられたばね性を有するテンション金具
の一部の平面部分が、前記バンド金具の中心に設けた孔
の内側に、前記バンドの固定部方向に突出したR状のピ
ボット部を前記バンドの固定部方向とは反対側に付勢さ
れる構造を有する、磁気記録装置用バンド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986076918U JP2507071Y2 (ja) | 1986-05-23 | 1986-05-23 | 磁気記録装置用バンド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986076918U JP2507071Y2 (ja) | 1986-05-23 | 1986-05-23 | 磁気記録装置用バンド |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62190962U JPS62190962U (ja) | 1987-12-04 |
JP2507071Y2 true JP2507071Y2 (ja) | 1996-08-14 |
Family
ID=30924439
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986076918U Expired - Lifetime JP2507071Y2 (ja) | 1986-05-23 | 1986-05-23 | 磁気記録装置用バンド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2507071Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6273465A (ja) * | 1985-09-26 | 1987-04-04 | Seiko Epson Corp | 位置決め機構 |
-
1986
- 1986-05-23 JP JP1986076918U patent/JP2507071Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62190962U (ja) | 1987-12-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR880001208Y1 (ko) | 모우터축의 수직조정장치 | |
JP2507071Y2 (ja) | 磁気記録装置用バンド | |
JPS59177065U (ja) | 磁気ヘツドの保持装置 | |
JPS62171051U (ja) | ||
JP2501195Y2 (ja) | 磁気ヘツド組立体 | |
JPH0643892Y2 (ja) | ヘッド支持部材 | |
JPH0627026Y2 (ja) | 変換器移動装置 | |
JPS6228972A (ja) | 磁気ヘツド | |
JPH0345338Y2 (ja) | ||
JPH0518662Y2 (ja) | ||
JPH0732704U (ja) | 磁気ヘッド | |
JPH0627027Y2 (ja) | ヘッドキャリッジ駆動装置 | |
JPH0347350Y2 (ja) | ||
JPH0237199Y2 (ja) | ||
JPS62187432U (ja) | ||
JPH0314726U (ja) | ||
JP2529978Y2 (ja) | カセットテープレコーダー | |
JPH0345337Y2 (ja) | ||
JPH0538474Y2 (ja) | ||
JPH0543501Y2 (ja) | ||
JPS62231477A (ja) | フロツピ−デイスク装置のキヤリツジ機構 | |
JPS62142784U (ja) | ||
JPS61271679A (ja) | 磁気ヘツド | |
JPH03125321A (ja) | 磁気ヘッド | |
JPH02113888U (ja) |