JP2501195Y2 - 磁気ヘツド組立体 - Google Patents

磁気ヘツド組立体

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JP2501195Y2
JP2501195Y2 JP1985159255U JP15925585U JP2501195Y2 JP 2501195 Y2 JP2501195 Y2 JP 2501195Y2 JP 1985159255 U JP1985159255 U JP 1985159255U JP 15925585 U JP15925585 U JP 15925585U JP 2501195 Y2 JP2501195 Y2 JP 2501195Y2
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magnetic head
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淳 高橋
敦 岩永
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Alps Electric Co Ltd
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/48Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
    • G11B5/58Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head for the purpose of maintaining alignment of the head relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
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    • G11B5/4833Structure of the arm assembly, e.g. load beams, flexures, parts of the arm adapted for controlling vertical force on the head

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  • Supporting Of Heads In Record-Carrier Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の利用分野〕 本考案はフロツピーデイスクドライブなどに用いられ
る磁気ヘツド組立体に係り、特に、アームがキヤリツジ
に回動可能に保持されてなる磁気ヘツド組立体に関する
ものである。
〔考案の背景〕
従来の磁気ヘツド組立体を第6図乃至第8図に基づき
説明する。
第6図は本考案による磁気ヘツド組立体の一実施例を
示す断面図、第7図はアームとキヤリツジとのヒンジ部
分を示す要部平面図、第8図は同ヒンジ部分の断面図で
あつて、第7図、第8図では煩雑さを避けるために部品
の一部を省略して描いてある。
これらの図において、磁気ヘツド組立体は、キヤリツ
ジ20とアーム21とリーフヒンジバネ22等からなり、図示
せぬパルスモータにより案内軸23に沿つて磁気デイスク
24の半径方向に移送される。
まず、キヤリツジ20の構成について述べる。25はキヤ
リツジ20の基材で、絶縁性の合成樹脂からなる。26はそ
の基材25の先端部に取り付けられたヘツドホルダー、27
はヘツドホルダー26に取り付けられた下側磁気ヘツド、
28は下側磁気ヘツド27から導出されたリード線で、中継
端子29を介して外部導出用のリード線30に接続されてい
る。31は半田、32は前記リード線30を固定するための接
着剤である。また、33は前記基材25の後端部上方に配置
されたスペーサで、このスペーサ33の先端部両側には押
え部34が突出し、基材25との間に凹部35を画成してい
る。
次に、アーム21の構成について述べる。36はアーム21
の基材で、絶縁性の合成樹脂からなる。37はその基材36
の先端部に取り付けられた金属性バネ薄板よりなるジン
バル、38はジンバル37に支承された上側磁気ヘツドであ
る。39は上側磁気ヘツド38から導出されたリード線で、
半田31によつてフレキシブルプリント基板40に接続さ
れ、このフレキシブルプリント基板40は半田31によつて
外部導出用のリード線41に接続されている。また、この
リード線41は接着剤32によつて複数個所が固定されてい
る。42は基材36の後端部両側に形成された略円柱状の支
持部で、その円弧状に膨出した部分42a(第8図参照)
はキヤリツジ20の前記凹部35内において、前記基材25の
上面に直接当接しているとともに前記押え部34の下面と
僅かな隙間を介して対向している。43はアーム21を上方
へ移動させるための持上げ用突部で、基材36の先端部片
側に設けられている。
一方、リーフヒンジバネ22は、リン青銅板やステンレ
ス板等の金属製一枚板よりなり、その一端はアーム21の
基材36の後端部中央、つまり前記一対の支持部42に挾ま
れた部分(第7図参照)に埋設されており、他端は取付
け金具44を介してネジ45によつてキヤリツジ20に固着さ
れている。なお、46はネジ45用の止め金具である。47は
前記取付け金具44とアーム21の基材36との間に介装され
た圧縮バネで、アーム21をキヤリツジ20側へ常時弾圧し
ている。
上記構成において、磁気デイスク24の非挿入状態で
は、アーム21はその持上げ用突部43を図示せぬ持上げ機
構によつて持ち上げられ、一対の支持部42を回動中心と
して第6図の矢印方向に移動した位置に拘束されてお
り、上側磁気ヘツド38を下側磁気ヘツド27から所定量離
間させている。また、磁気デイスク24が挿入されてその
クランプが行われると、これと連動して前記持上げ機構
によるアーム21の上方持上げ拘束状態が解除され、アー
ム21は圧縮バネ47の弾性力によつて下降し、両磁気ヘツ
ド27,38が磁気デイスク24を挾持して情報の書込み・読
取りを行うようになつている。なお、この挾持に際して
の両磁気ヘツド27,38の相対的な位置関係は、リーフヒ
ンジバネ22によつて保持されている。
そして、アーム21の基端部では、その回動中心たる支
持部42の円弧状部分42aがキヤリツジ20に滑らかに当接
してリーフヒンジバネ22の幅方向両側でヒンジ機能を果
たし、アーム21が急激に持ち上げられた場合には支持部
42と押え部34とが当接し、リーフヒンジバネ22に過大な
曲げ応力が発生しないようになつている。
また前記スペーサ33の押え部34とアーム21の支持部42
との間には間隙Aを形成し、アーム21の持上げ時にアー
ム21の回動を拘束しないようにし、さらに組立時にアー
ム21に設けた上側磁気ヘツド38とヘツドホルダー26に設
けられた下側磁気ヘツド27とが当接しないように、アー
ム21をキヤリツジ20へ装着する際の逃げとして作用させ
ている。
しかしながら、上述した従来装置において間隙Aが存
在することは、外部振動によつてアーム21の振動を呼び
起すことになり、記録・再生時に不用意にアーム21が振
動し、オフトラツクを生させる原因となり、記録・再生
特性に悪影響を与えていた。また、上側磁気ヘツド38と
磁気デイスク24との摺動によつてジンバル37とアーム21
が共に振動し、この振動が可聴域音の発生、いわゆるヘ
ツド鳴きの原因となつていた。
〔考案の目的〕
本考案の目的は、上記従来技術の問題点を解消し、外
部振動の影響を排除し、さらにヘツド鳴きを防止できる
磁気ヘツド組立体を提供するにある。
〔考案の概要〕
この目的を達成するために、本考案は、磁気ヘツドを
搭載したキヤリツジと、このキヤリツジに端部を固定さ
れたリーフヒンジバネを介してキヤリツジに回動可能に
連結されたアームとを備えた磁気ヘツド組立体におい
て、前記キヤリツジにアームの一側と当接する回動支点
部を突設し、この回動支点部と対向するキヤリツジとア
ームの他側との間に弾性体を介在させ、前記回動支点部
と弾性体とによりアームを支持したことを特徴とする。
〔考案の実施例〕
以下、本考案の実施例を図面に基づき説明する。
第1図は本考案に係る磁気ヘツド組立体の一実施例を
示す一部断面側面図、第2図は同実施例の要部の平面
図、第3図は同実施例の要部の拡大側面断面図である。
これらの図において、磁気ヘツド組立体は、キヤリツ
ジ1と、アーム2と、アーム2をキヤリツジ1に回動可
能に連結するためのリーフヒンジバネ3等からなる。キ
ヤリツジ1は絶縁性の合成樹脂からなる基材4を主体と
し、この基材4の先端部にヘツドホルダー5aに取り付け
られた下側磁気ヘツド5を設け、また基材4の後端部上
方にスペーサ6をネジ7を介して固着し、このスペーサ
6の先端部6aと基材4との間に凹部8を形成している。
前記スペーサ6と基材4との間には、リン青銅板ある
いはステンレス鋼板等の金属製一枚板よりなり、一端が
アーム2の後端部中央、つまり一対の支持部2aに挟まれ
た部分(第2図参照)に埋設されており、かつ他端が取
付け金具9を介して前記ネジ7によつてキヤリツジ1の
基材4に固着されるリーフヒンジバネ3を配置する。
前記アーム2は絶縁性の合成樹脂よりなり、先端部に
金属製バネ薄板よりなるジンバル10を設け、このジンバ
ル10によつて上側磁気ヘツド11を支承している。
またアーム2の前記凹部8における後端部の下側は、
キヤリツジ1の基材4より上面を湾曲して突設した回転
支点部12に載置され、アーム2の後端部の上側は、前記
回転支点部12と対向するキヤリツジ1のスペーサ先端部
6aに設けたスポンジ、ゴム材等よりなる弾性体13と弾接
している。従つて、アーム2の後端部は、弾性体13の弾
性力を受けて弾性的に、かつ前記回転支点部12を中心に
回動可能にキヤリツジ1に対し支承されることになる。
なお、取付け金具9は前記スペーサ6上にネジ7によ
つて端部を固着した側面視クランク状をしており、この
取付け金具9とアーム2の上側部分との間に圧縮バネ15
を介装し、この圧縮バネ15によつてアーム2をキヤリツ
ジ1の基材4方向へ常時弾圧している。
上記構成において、磁気デイスク16の非挿入状態で
は、アーム2はその持上げ用突起2bを持ち上げ、一対の
支持部2dが回転支点部12を中心として、弾性体13を変形
しつつ第1図の矢印方向に移動した位置に拘束されてお
り、上側磁気ヘツド11を下側磁気ヘツド5から所定量離
間させている。また磁気デイスク16が挿入されてそのク
ランプが行われると、これに連動して上述のアーム2の
上方持上げ拘束状態が解除され、アーム2は圧縮バネ15
の弾性力によつて下降し、両磁気ヘツド5,11が磁気デイ
スク16を挾持して情報の書込み・読取りを行うようにな
つている。
なお、上述した挟持に際しての両磁気ヘツド5,11の相
対的な位置関係をリーフヒンジバネ3によつて保持する
ことは従来装置と同じである。
そしてアーム2の後端部では、上述のようにキヤリツ
ジ1の回転支点部12の円弧面と接触して滑らかな回転が
行える。またキヤリツジ1に外部から何等かの振動が加
わつたとしても、アーム2の後端部は弾性体13にて支持
されており、不用意な動きが阻止され、さらに弾性体13
により外部振動が吸収されるため、アーム2に大きな振
動が加わることを防げる。従つて、情報の書込み・読取
りの際の磁気ヘツドの磁気デイスクに対するオフトラツ
ク発生を防止でき、良好な書込み・読取り特性がえられ
ることになる。また、上側磁気ヘツド11と磁気デイスク
16とが摺動して起こるアーム2の共振を弾性体13が吸収
し、さらに、アーム2がキヤリツジ1の回転支点部12に
弾圧されているために、アーム2の共振をより質量の大
きいキヤリツジ側に逃がすことができるので、アーム2
の共振が原因となるヘツド鳴きを防止することができ
る。
なお、前記弾性体13としては、スポンジ材、ゴム材の
他方にコイルバネ、リーフバネ等の弾性材が使用でき
る。
次に、第4図、第5図に弾性体13として側面視略コ字
状をした板バネを使用した第2実施例を示す。
第4図は第2実施例の要部を示す側面断面図、第5図
は同実施例の要部の平面図である。同図において第1図
乃至第3図にて既述した部材と対応する部材には同一符
号を付してある。
第4図、第5図において、コ字状の弾性体13の上辺部
13aはスペーサ6の先端部6aに螺着した支えネジ17に固
着しており、弾性体13の下辺部13bはアーム2の一対の
支持部2a内壁に各々形成した受突起18に弾接している。
アーム2の下側には、キヤリツジ1の基材4に突設した
回転支点部12が当接しており、さらにアーム2の一対の
支持部2a間には、前記受突起18の存在によつ前記弾性体
13の下辺部13bと当接しないようにリーフヒンジ3の一
端を埋設している。このリーフヒンジ3の他端はキヤリ
ツジ1の基材4とスペーサ6間にてネジなどによつて挟
持固定される。従つて、この第2実施例において、支え
ネジ17のスペーサ6に対する螺入程度を変化させること
により、弾性体13のアーム2への押圧力の調整ができか
つアーム2の後端部は、弾性体13の弾性力を受けて弾性
的に、かつ前記回転支点部12を中心に回動可能にキヤリ
ツジ1に対し支承されることになり、弾性体13の存在に
よつてアーム2への外部振動の伝達が防止できるため、
読取り・書込み時のオフトラツク防止がなされる。さら
に、アーム2の共振によるヘツド鳴きも防ぐことができ
る。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案は、アームの回転作動に
影響を与えずに、弾性体によつて外部振動がアームに伝
達することを防止できるため、磁気デイスクに対する情
報の書込み・読取り時のオフトラツク防止がなされ、書
込み・読取り特性の良好な磁気ヘツド組立体を提供でき
る。さらに、弾性体によつて、アームをキヤリツジに弾
圧しているため、デイスク回転時のアームの共振が原因
となるヘツド鳴きを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本考案の第1実施例を示し、第1図
は一部断面側面図、第2図は要部の平面図、第3図は要
部の拡大側面断面図、第4図、第5図は本考案の第2実
施例を示し、第4図は要部の側面断面図、第5図は要部
の平面図、第6図乃至第8図は従来例を示し、第6図は
側面断面図、第7図は要部の平面図、第8図は要部の拡
大側面断面図である。 1……キヤリツジ、2……アーム、3……リーフヒンジ
バネ、5,11……磁気ヘツド、12……回転支点部、13……
弾性体。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】磁気ヘツドを搭載したキヤリツジと、この
    キヤリツジに端部を固定されたリーフヒンジバネを介し
    てキヤリツジに回動可能に連結されたアームとを備えた
    磁気ヘツド組立体において、前記キヤリツジにアームの
    一側と当接する回動支点部を突設し、この回動支点部と
    対向するキヤリツジとアームの他側との間に弾性体を介
    在させ、前記回動支点部と弾性体とによりアームを支持
    したことを特徴とする磁気ヘツド組立体。
JP1985159255U 1985-10-19 1985-10-19 磁気ヘツド組立体 Expired - Lifetime JP2501195Y2 (ja)

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US06/920,842 US4748522A (en) 1985-10-19 1986-10-17 Magnetic head assembly having vibration controlling member

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JPS6269865U JPS6269865U (ja) 1987-05-01
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JPS6269865U (ja) 1987-05-01

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