JPS6273465A - 位置決め機構 - Google Patents

位置決め機構

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JPS6273465A
JPS6273465A JP21295685A JP21295685A JPS6273465A JP S6273465 A JPS6273465 A JP S6273465A JP 21295685 A JP21295685 A JP 21295685A JP 21295685 A JP21295685 A JP 21295685A JP S6273465 A JPS6273465 A JP S6273465A
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JP
Japan
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band
pin
capstan
carriage
positioning
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JP21295685A
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Inventor
Kaneo Yoda
兼雄 依田
Yoshiyuki Kodama
良幸 児玉
Noriyuki Kamijo
紀幸 上條
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Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は磁気ディスク装置、フロッピーディスク装置に
代表される磁気記録装置や、光記録装置や自動組立機、
ロボットzど高稍度の位置決め?要求されるアクチュエ
ーターの位置決め機構に関する。
〔発明の概要〕
本発明は位置決め機構において、キャリッジまたはアー
ムと、バンドに固定した補強板との連結が、ピン、該ピ
ンと2カ所で係合する位置決め穴、前記ピンと位置決め
穴の間に相対的予圧力金与える予圧手段とから成る事に
より、それぞれの保合部の相対位Ijtは一意に決りか
つ、完全に再現し、更にピン中心に対し保合部の相対位
置がかわらずに回転できるのでバンドがゆがむ事がない
ため、1)バンドに加わるせん断力全低下又は消失させ
るため、バンド内発生応力は著しく減少し静最大応力に
よるバンドの破断の危険性を下げる事を可能にした。
2)バンドの平均応力、最大応力金共に大幅に低下させ
るため、バンドの疲労強度全同上させた。
5)上記1)2)のためバンド破断という許されざる事
故の可能性紮非常に小さくし、本位置決め機構を使用す
る装置、例えば磁気ディスクや、これに連なるホストコ
ンピューターシステムの機械的信頼性全向上させた。
リ 上記1)+ 2)より、バンドは高剛性、高強度の
特殊材料全使用する事なく、安価で、加工性、組立性に
優れた材料が使用できるため、大幅コストダウンを可能
にした。
5)駆動量と従勤量との間に優れた直線性が達成でき高
精度位置決めが可能になった。
6)キャプスタンとバンドが密着して巻かれるので、位
置決めの再現性が非常に向上した。
7)過度な外力全党け、保合部がはずれても、外力を除
くと、保合部の相対位fは、完全に再現するため、振動
、衝撃に対し極めて安定した再現性を発揮できた。
3)  4) 5) 6)より高精度位置決めが実現し
、本位置決め装を全使用する例えば磁気ディスク装置及
びこれに連なるホストコンピューターのデーター信頼性
を大幅に向上したものである。
〔従来の技術〕
近年、自動組立機、ロボットに於いては、増々、高t#
反で再現性に優れたアクチュエーターが要求されている
。また、情報機器分野に於いて、磁気、光記録装置が急
速に発達している中で、特に該装置の高番オ化即ち高ト
ラツク密度化の要求が非常に高まり、高精度かつ再現性
に優れ、高機械的信頼性のヘッド位置決め機構に寄せる
期待が大きくなって来ている。
第2図は従来のリニア方式の磁気ディスク装置の位置決
め機構の一例全示す平面図である。インターフェース誌
ム84,1984年5月(CQ出版)の第211ページ
に述べであるように、駆動モーターの回転軸に固定しで
あるキャプスタン8にバンド1は止めネジ10で固定さ
れ、その一端は補強板乙に固定してあり、該補強板6は
止めネジ12を用いてキャリッジ9に固定している。ま
たバンド1の他の一端は予圧バネ7に固定してあり、該
予圧バネ7は止めネジ11を用いてキャリッジ9に固定
している。予圧バネ7の予圧力19により、バンド1は
ゆるみ、たわみのない状態でキャプスタン8とキャリッ
ジ9ケ連結する。
キャプスタン8が円弧矢印Aの方向に回転運動するとキ
ャプスタン8に巻付けられているバンド1が巻きつきあ
るいは送り出され、キャリッジ9は直線矢印Bの方向に
直線移動する。このようにして駆動モーターの回転でキ
ャリッジ(磁気記録装置等はキャリッジにヘッドが固定
されている)の位置決めを行う事ができた。
第5図は従来のバンド固定部分の断面図である。
バンド1は補強板6に固定され、該補強板6は止めネジ
12でキャリッジ9に移動することなく固定されている
〔発明が屏決しようとする問題点及び目的〕しかし、前
述の(第2図、第3図に示す)従来の位置決め機構では
、バンド1とキャプスタン8の固定中心とキャリッジ9
と補強板6の固定中心の間にXなるズレ全土じる。また
同様にバンド1とキャプスタン8の固定中心とキャリッ
ジ9と予圧バネ7の固定中心との間にY7jるズレ全土
じる。
第4図にバンド固定部のズレがバンドに及ぼす影Sk示
す。バンド1はキャプスタン8にバンド補強板16にて
固定されている。またキャリッジ9はスライド軸14.
15に沿って直線運動をする。
キャプスタン8側の固定中心とキャリッジ9側の固定中
心との間のズレXによりバンド1は図中に示す様に変形
する。バンド1にはせん断力20が作用する。また該せ
ん断力20は、図中の角度θの大きさにほぼ比例してい
ると考えてよい。キャプスタン8が回転し、キャリッジ
9が移動すると距[Lは変化する。従ってLが小さい場
合は、角匪θが非常に犬きくなりバンド1が破断する可
能性があった。また、せん断力20は距離りの変化に対
応して増加減少するため、バンド1はくり返しせん断力
會受ける事となり、疲労強度を大幅に低減させてしまう
。これは、位置決め機構の破壊に直接つながる重大な欠
陥であり、該位置決め機構を使用する装置の信頼性を大
幅にそこなうものであった。
更にバンド1がゆがむことからキャプスタン8の回転量
とキャリッジ9の直線移動量との間には、もはや直線的
関係は成立しないので高精度位置決めを達成できなかっ
た。
また、バンド1がゆがんだ状態でキャプスタン8に巻付
く事から、バンド1とキャプスタン8の巻付接触状態が
不安定となり、位置決めの再現性もはなはだ悪くなった
第5図に従来のバンド取付部の他の一例七示す。
バンド1は円形の位置決め穴4全有する補強板6に固定
されており、この円形穴4がキャリッジ9に固定された
ピン2にはまり、また予圧力19が加わる事により円形
穴4とピン2は保接してい−しかし、第4南に示すよう
にずれXが存在し、キャリッジ9が移動し、距離L、角
度θが変化するとピン2と円形穴4の保合状態は不安定
になる。
これはピン2と円形穴4の保合部は微視的にはでこぼこ
しており、少しでも補強板6の角度がかわると保合状態
が変化し、数ミクロン以上の非再現性を発生した。特に
磁気配分装置では1ミクロン以下の非再現性も、装置の
信頼性金はなはだしく悪化させる事から、この保合状態
の変化による非再現性に、決して許容できないものであ
った。
以上のように、従来の位置決め機構でに、バンドとキャ
プスタン側の固定中心とキャリッジ側の固定中心とのズ
レが発生する事により、リ 前記ズレによジバンド1は
変形し、せん断力を受ける。バンド距MLが小さい場合
せん断力は非常に大きくなジ、バンド1が破断する可能
性が大きかった。
2)キャリッジ9の移動に伴ない、バンド距離りが変化
するとせん断力は大きさが変化するため、バンド1は繰
返しせん断力全党ける事となり、疲労強度全大幅に低減
させ、最終的にはバンド1の破断につながつ几。
5)前記1)、 2)に位置決め機構を使用する装置、
例えば、磁気ディスク装ば及びこれに連なるホストコン
ピューターシステムにとって構成部品が破壊するという
重大な欠陥となり、これらの信頼性?大幅にそこなうも
のであった。
4)前記1)、 2)のためバンドは強度の非常に縞い
材料上使用する必要があり、材料費が両画であった。ま
た、藺強度材料なため加工が非常にしずらく加工費もか
かり、バンドはたいへん高価な構成要素となっていた。
5)バンド1がゆがむ事から駆動t(キャプスタン8の
回転量)と従動量(キャリッジ9の移動f)との間に直
線関係が成立しなくなり、高n1度位置決めが不可能と
なつyt。
リ バンド1がゆがむので、バンド1とキャプスタン8
の巻付接触状態が不安定となり、位置決めの再現性が非
常に悪かった。
7)ピン2と円形穴4の保合位置がキャリッジ9の移動
に伴い変化しかつ不安定となるため、大きな非再現性が
発生した。
3)前記6)、 7)は、特に磁気記録長(f等では、
1ミクロン以下の再現性が要求されるのに対し、数ミク
ロンの非再現性?発生してしまうことから磁気記録長]
iLのデーター信順性ケはなはだしく悪化させ、ひいて
はホストコンピューターの信頼性を低下させる重大な欠
点であった。
本特許はかかる欠点?解決するもので、その目的は、バ
ンドの両画足部のズレよジ発生する、バンドのせん断力
音低減させ、静的強度、疲労強度を向上させ、機械的の
信頼式の高い、安価で組立性の良好な、シ〃為も位置決
め機構に必須な条件である駆動量と従@量の直線関係が
良好でかつ再現性に優nた位置決め機構を提供するとこ
ろにある。
〔問題点上解決する念めの手段〕
本発明の位置決め機構は、キャプスタンのLlmに巻い
たバンド?介し、前記キャプスタンの回転運塙勿直線ス
ライド運動?するキャリッジの直線運動、又は、ピボッ
ト’l中心に回転するアームのM転運動に変換するアク
チュエーターにおいて、n1ノ記ギヤリツジまたはアー
ムと、前記バンドに固定した補強板との連結が、ピン、
該ピンと2カ所で保合する位置決め穴、前記ピンと位置
決め穴の間に相対的予圧力を与える予圧手段とから成る
事を%徴とする。
〔作 用〕
第6図に本発明の位置決め機構に用いた原理?示す。ピ
ン2は2カ所の支点17.18により支持され、予圧1
9を受けることにより、ピン2と支点17.18の相対
位置は安定して一意に決定する。
第7図に上記原理の本発明の詳細な説明する。
バンド1は位置決め穴4會有する補強板6に固定され、
予圧19i受けることによりピン2と点17゜18に於
いて係接している。ここで位置決め穴の2点17と18
が前記原理の2カ所の支点に相当する。補強板6(−を
位置決め穴の2力Pfr17,18に於いて予圧19全
受けつつピン2と係合する事により、ピン2と補強板6
は安定係接し、相対位置は一意に決る。又、補強板6が
円弧矢印方向に回転しても、接触点17.18は変わら
ないためピン2と補強板乙の相対位置はズレない。従っ
て補強板乙の回転によジ位置決め精度が低下する事はな
い。
以上により、本発明の上記の構成によれば、ピン2に補
強板6の位置決め穴4の2カ所が、予圧力19會受けつ
つ安定係合するので、補強板6とピン2の相対位置は一
意に、安定して決まり、更に補強板が回転しても、両者
の保合状態が変化しないので、相対位置ズレは発生せず
、正碓で安定した、しかも再現性のある位置決めができ
る。
〔実施例〕
本発明の実施例を詳細に説明する。
第1図は本特許第1項記載の位置決め機構の一例を示す
概略図である。
バンド1はキャプスタン8に巻かれ止めネジ10で固定
されている。バンド1の−14iは補強板乙に固定して
いる。該補強板6にに位置決め穴4があり、キャリッジ
9に固定したピン2と予圧力19によ!72カ所で係合
している。またバンド1の他の一端は予圧力19を発生
する予圧手段f補強板7V=固定されており、該予圧手
段7は位置決め穴5を有し、予圧力19の作用でキャリ
ッジ9に固定したピン6に2カ所で係合している。キャ
プスタン8が円弧矢印A方向に回転すると、バンド1け
キャプスタンに巻きつきあるいは送り出されキャリッジ
9Vi直線矢印B方向に直線移動する。
第7図で説明したように補強板6の位置決め穴4とピン
2、また予圧手段7の位置決め′に5とピン3は予圧力
を受けつつおのおの2カ所で安定係接している。
従って、それぞれの保合部の相対位置は一意に決まり高
精度な送シが可能となる。またバンド1のキャプスタン
8での固定部中心とバンド1両端部での固定中心がそれ
ぞれX、Yの蓋ずれている場合、位置決め精度、機械的
強度に於いて格別な長所を有する。次にこれを説明する
第8図に本特許の位置決めa!!構に於いてバンド保合
部、固定部にずれがある場合の挙動を示す。
キャプスタン8側でバンド1は止めネジ10により固定
し、バンド1の一端は補強板6を介しピン2と係合して
いる。この両者間にはXなる位置ずれがちりバンド1は
角度θをもって張られている。ピン2と位置決め穴は2
カ所で係合しているためピン側の保合部にはネジ止めの
場合と異なり、拘束力は生じない。従って固定板6は自
由に回転でき予圧力19によ逆角度θの方向で自動的に
位置が決まる。キャプスタン8が円弧矢印A方向に回転
すると回転量はバンド1でキャリッジ9に伝達され、キ
ャリッジ9Fi直線矢印B方向に移動する。
距離りが変化してもズレtXは変らないので、角度θは
キャリッジ9の移動に伴い変化し、その関係はθ= t
an (X/L )である。角度θの変化に伴ない補強
板6は回転するが、ピン6と位置決め穴4は同じ2カ所
で係合しているため、補強板6とピン2の相対位置に変
化はない。従って、距離りが変動し、角度θが変わって
も、距離Mは必ず一意に安定して自動的に決定し、かつ
再現性が保たれる。これは位置決め機構に最も重要な特
性である位置決めの再現性全oT酢にするものである。
キャリッジ9に振動、衝撃等の外力が加わり、保合部に
すきまが生じても、外力が解放された後には、すきまが
生じる以前と同じ係合状態が再現され、位置決め装置の
再現性?′i、児全に達成される。
更に、キャリッジ9側のバンド1は補強板6が回転自由
である。ゆえにバンド1にはせん断力が生じない。また
、補強板6が回転するので、キャプスタンε側の固定部
でのバンドの変形も小さいため、発生するせん断力20
も微小である。従ってバンド1に加わる応力はいちぢる
しく減少し、バンド1の破断り危険性は非常に減少し、
位置決め機構の信頼性は大幅に向上する。
また、本位置決め機構を使用する装置、例えば磁気ディ
スクitやこれに連なるホストコンピューターシステム
にとって構成部品が破壊するという致命的欠陥が改善さ
れ、これらの信頼性ケ大幅に向上させる事が可能となっ
た。
バンド1は、ピン2側で回転できることから、従来のも
のに比べゆがみ量が非常に小さくなる。
従って、このゆがみから発生する駆@量(キャブスタフ
80回転りと従動童(キャリッジ9の移動t)との間の
非直線性は格段に小さくなり、直線性の優れた高精度な
位置決めが可能となった。
更に、バンド1のゆがみが小さいことから、バンド1と
キャプスタン8の巻付き状態が安定し、正確に密着しつ
つ巻かnるため位置決めの再現性が、非常に向上した。
特に磁気記録装置等ではサブミクロンの非再現性でもデ
ーター信頼性?いちぢるしく低下させるので、本発明の
位置決め機構は、磁気ディスク装置のデーター信頼性を
大幅に向上させ、ひいてはホストコンピューターシステ
ムのデーター信頼性全向上させる事が可能になった。
バンド1にかかる応力は低くなるため、従来のよ51高
強度で711]工や組立性の悪い、しかも非常に高価な
材料?使用する必要がなくなジ、安価で加工性、組立性
に優れた材料全使用でき、コストダウンに犬@に貢献す
る。
W;9図は本特許第2項記載の位置決めP&横の一例を
示す概略□□□である。
位置決め穴4はピン2と係合する2カ所の近傍が直線も
しくは直線に近い辺で形成さnている。
特に位置決め穴の形状が多角形りり成る場合は、補強板
6とバンド1の固定の際の精度出しが容易となる。
第10因は本特許第2項記載の位置決め機構のスイング
アーム式磁気ディスク装置への応用の一例全示す説明図
である。
ここで構成要素は磁気ディスク21、ヘッドアセンブリ
22、ピボット25、アーム24、バンド補強板15、
駆動モーター23、バンド予圧バネ7、残りは前記し次
構成要素と同じである。
第11−に本特許第3項記載の位置決め機構の概略図を
示す。
バンド1の一端は補強板46に固定され、該補強板46
の位置決め穴44の2カ所で予圧力19をうけつつキャ
プスタン8に固定されたピン42に係合している。オた
他の一端は前述のようにピン2に保合している。バンド
41の一端は補強板36に固足さ−n該補強板36の位
置決め穴54の2カ所で予圧力19を受けつつキャプス
タン8((固足さnたピン32に係合している。又他の
一端は前述のようにピン3に係合している。
他の構成要素は前述した構成要素と一致する。
第12図は本特許第3項記載の位置決め機構の説明図で
ある。
バンド1について、ピン2の中心とピン42の中心の間
にXなる位置ズレがあった場合、各々の保合部は回転が
自由であるため角度θで、バンド1は一直線にし7)為
もゆがむ事なく張られる。
また、キャプスタン側もキャリッジ側も2力所係合であ
るため、ベルトの位置は自動的に一意に決定する。キャ
プスタン8が円弧矢印A方rEiJl’lJ転し1、キ
ャリッジ9が直線矢印B方向に移動し、距′I!!IT
7、角度θが変化しても、前記した理由から、保合部の
相対位置の変化、バンド1のゆがみは全くないので長さ
Mはいつも一定である。また外力がバンド1に加わり一
時的に保合がはすれても、伺力?除くと、2力所係合で
あるので、はずれる前の保合状態を完全に再現し、位置
ズレは生じない。よってほとんど理想的な再現性?Mす
る位置決め機構が可能となった。のみならず、キャプス
タン8側の係合部にゆがみがないため、駆動量と、従動
量の間に完全な直線性金Mする事が可能となった。
更に、キャプスタン89111の係合部も回転するため
、バンドIKはゆがみによるぜん断力が全く作用しな′
ハのでバンド1の応力は非常に小さくなり、破断の可能
性はほとんどなくなり、機械的4g傾性を飛躍的に向上
させることができた。
本特許第5項記載の位置決め機構は、第1項及び第2項
で示した特徴を倍化させるものである。
第13図は不特許第6項記載の位置決め機構のスイング
アーム式磁気ディスクg7c直への応用例?示す説明図
である。図中の構成要素は前記し念ものと陶−である。
〔発明の効果〕
以上に述べたように本発明によnば、バンド保合部と位
置決め穴の2カ所で係合させ、予圧力によりこnらを自
己安定係合させることから、(1)  バンドとキャプ
スタンの固定中心とバンドとキャリッジの保合中心との
間にズレが発生してもバンドがズレに対応して回転する
ため、バンドは保合部ではせん断力を受けない。またキ
ャプスタン側の固定部でも変形量が小さいため発生する
せん断力は小さい。更にバンドとキャプスタンを係合さ
せる不特許第3項の機構に於いては、キャプスタン側で
もせん断力は発生しない。従ってバンドに加わる応力は
いちぢるしく減少し、静応力によるバンドの破断の危険
性は非常に減少し、位置決め機構の機械的信頼性全大幅
に向上させる事が可能となった。
(2)  バンドに加わる繰返しせん断力も大幅に減少
するため、バンドに加わる平均応力、最大応力共に低下
し、疲労強度を飛躍的に向上させ、機械的イご頼性全烏
める事が可能となつ之。
′3)上記(1)、(2)のため、位置決め機構に於い
て多発してい之バンドの破断という許されざる事故の可
能性tバンドVC発生する応力全劇的に低下させる事に
より非常に小さくでき之ため、この位置決め機構を使用
する1Tlt、例えば磁気ディスク装置やこれに連なる
ホストコンピューターシステムの機械的信頼性を飛躍的
に同上させる事ができた。
(4)上記(1)、(2)のためバンドに発生する応力
は小さくなるので、従来のような高強度、高剛性で加工
性、組立性の患い、しかも非常に高価な材料全使用する
必要がなくなり、安価で、加工性、組立性に優れた材料
全使用でき装置の大幅なコストダウンに貢献した。
(5ン  バンド保合部が回転できる事からバンドをゆ
がむ事なく張る事ができるので、駆動Il(キャプスタ
ンの回転量)と従動量(キャリッジの移動量)との間に
優れ之直線性が達成でき、高稍度位置決めが可能となっ
た。
(6)バンドがゆがまないもしくはゆがみが小さいため
、バンドはキャプスタンに正しくしかも安定して[1し
て巻付くため、バンド?巻き付は又は送り出しても位置
決めの再現性が非常に向上した。
(γン ピンは位置決め穴の2カ所といつも綱じ状態で
係合するため、キャリッジの位置が移動し、バンドとキ
ャリッジ、キャプスタンとの相対位置が変化しても、保
合の相対位置関係は変化しないので再現性の非常に良好
な位置決めが可能となった。
(3)サブミクロンの非再現性がデーター信頼性音大き
く悪化させる磁気ディスク装置等では、前記(6)、(
7)に示す良好な再現性は磁気ディスク装置のデーター
信頼性全大幅に向上させ、ひいてはホストコンピュータ
ーシステムのデーターia性r向上させることを町症と
した。
(9)ピンと位置決め穴は2カ所で予圧力上受けつつ自
動安定係合するため、振動、衝撃等の外力が力av9係
合部がはずnても、外力全域り去った後では前保合状態
は完全に再現するため、振動、衝撃7加えても良好な再
現性を有する位置決め機構が可能となった。
という効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明第1項記載の位置決め機構の一例金示す
平面概略図。 第2図は従来のlJニア方式の磁気ディスク装置の位置
決め機構の一例を示す平面図。 第6図は従来のバンド固定部分の断面図。 第4囚は従来のバンド固定部のズレがバンドに及ぼす影
響を示す平面説明図。 第5図は従来のバンド取付部の他の一例勿示す斜視説明
図。 第6図は本発明の位置決め機構に用いた原理を示す平面
説明図。 第7図は原理の本発明への応用を示す平面説明図。 第8図は本発明の位置決め機構において、バンド保合部
、固定部にズレがある場合の挙動を示す平面説明図。 第9図は本発明第2項記載の位置決め機構の一例全示す
斜視説明図\。 第10図は本発明第2項記載の位置決め機構のスイング
アーム式磁気ディスクitへの応用の一例ケ示す斜視説
明図。 第11図は本発明第3項記載の位置決め機構の平面概略
図。 第12心は不発明第3項記載の位置決めa構の平面説明
図。 第13図は本発明第3項記載の立直決め機構のスイング
アーム式磁気ディスク装置への応用例を示す斜視説uA
囚である。 全図中、 1.41        バンド 2.5,32.42    ピン 4.5,54.44    位置決め穴6.56.46
      補強板 7           予圧手段兼補強板8    
        キャプスタン9          
 キャリッジ 10 11 12     止めネジ 13          バンド補強板1415   
    スライド軸 19          予圧力 20          せん断力 1718        支点 21          磁気ディスク22     
      ヘッドアセンブリ23         
  駆動モーター24           アーム 25           ピボット 塩   上 第1図 従来。ヌ56kl”;−’+ 7.フit。 )+L3−th夙講pi圀 万2図 4釆のへ伴゛1]L部分の詫面圀 第3図 第4図 んを来のノぐンF°取4オ名9の伶止ネ見カ明1第5図 辰9タイ、ゴ平面故叶Z 第6図 !J里のj匈粍明へのノロ用tイに1乎i鵠a閾I国第
7図 イボL覆五ター/)熾オリち2ヂ2 幻椹悦明1閏 第9図 秀 7藩彰′株7某1ゾ も卿多丞づ斜親訛時到 第1O図 イml klづ玉t4り斗p6−n卒巳」515インロ
第11図 ィf乙3【とヌーpフオづζ、1り左弓1Lシ鍼仁Jリ
コ1jq第12図 第13図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)キャプスタンの外周に巻いたバンドを介し前記キ
    ャプスタンの回転運動を直線スライド運動をするキャリ
    ッジの直線運動、又はピボットを中心に回転するアーム
    の回転運動に変換するアクチュエーターにおいて、前記
    キャリッジまたはアームと、前記バンドに固定した補強
    板との連結が、ピン、該ピンと2ヵ所で係合する位置決
    め穴、前記ピンと位置決め穴の間に相対的予圧力を与え
    る予圧手段とから成る事を特徴とする位置決め機構。
  2. (2)前記補強板の位置決め穴の前記ピンと係合する2
    ヵ所の近傍を略直線辺で形成する事を特徴とする本特許
    請求の範囲第1項記載の位置決め機構。
  3. (3)前記バンドが2本から成り、1本は前記キャプス
    タンと、前記アームまたは前記キャリッジの一端とを連
    結し、他の1本は前記キャプスタンと、前記アームまた
    は前記キャリッジの他の一端とを連結する事を特徴とす
    る本特許請求の範囲第1項記載の位置決め機構。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62190962U (ja) * 1986-05-23 1987-12-04

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JPS62190962U (ja) * 1986-05-23 1987-12-04

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