JPH0736926Y2 - マガジン保持装置 - Google Patents
マガジン保持装置Info
- Publication number
- JPH0736926Y2 JPH0736926Y2 JP3653389U JP3653389U JPH0736926Y2 JP H0736926 Y2 JPH0736926 Y2 JP H0736926Y2 JP 3653389 U JP3653389 U JP 3653389U JP 3653389 U JP3653389 U JP 3653389U JP H0736926 Y2 JPH0736926 Y2 JP H0736926Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magazine
- electronic component
- concave groove
- groove
- holding device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Chutes (AREA)
- Special Conveying (AREA)
- Warehouses Or Storage Devices (AREA)
- De-Stacking Of Articles (AREA)
- Feeding Of Articles To Conveyors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、電子部品の検査装置において、電子部品の供
給・回収に用いられるマガジンを装着するためのマガジ
ン保持装置に関するものである。
給・回収に用いられるマガジンを装着するためのマガジ
ン保持装置に関するものである。
[従来の技術] 第2図は、電子部品の伝送特性(振幅,位相,遅延時間
等)を測定して良否を自動選別する検査装置1である。
この検査装置1は、制御部2の上方に傾斜角度を調整で
きるシュート部3を有している。シュート部3の上面中
央には、傾斜方向に沿って電子部品4が滑走する凹溝5
が形成されている。凹溝5のほぼ中央には、支柱6をガ
イドにして上下動自在な測定部7が設けられている。こ
の測定部7の下面には、内部の測定回路に接続する接続
子8が突出している。そして、凹溝5内を滑り落ちてき
た電子部品4が、測定部7の下方で図示しない係止手段
によって保持されると、前記測定部7が支柱6を案内に
下降し、電子部品4の外部端子に接触子8を接触させて
検査を行なうようになっている。
等)を測定して良否を自動選別する検査装置1である。
この検査装置1は、制御部2の上方に傾斜角度を調整で
きるシュート部3を有している。シュート部3の上面中
央には、傾斜方向に沿って電子部品4が滑走する凹溝5
が形成されている。凹溝5のほぼ中央には、支柱6をガ
イドにして上下動自在な測定部7が設けられている。こ
の測定部7の下面には、内部の測定回路に接続する接続
子8が突出している。そして、凹溝5内を滑り落ちてき
た電子部品4が、測定部7の下方で図示しない係止手段
によって保持されると、前記測定部7が支柱6を案内に
下降し、電子部品4の外部端子に接触子8を接触させて
検査を行なうようになっている。
ところで、このシュート部3の凹溝5の上端部には、凹
溝5内に電子部品4を供給するための供給マガジン9が
取付けられている。また凹溝5の下端部には、検査済み
の電子部品4を回収するための回収マガジン10が取付け
られている。第3図及び第4図は、供給マガジン9を例
にとり、シュート部3に対するマガジンの取付け構造を
示したものである。供給マガジン9(以下、マガジン9
と呼ぶ。)が挿入される凹溝5の上端部には、マガジン
9の外形に合せた幅広の挿入溝11が形成されている。さ
らに、該挿入溝11に連続する凹溝5の内幅Wは、マガジ
ン9の内幅W′よりも若干大きく設定され、電子部品4
が滑走しやすいようになっている。第3図及び第4図に
示すように、マガジン9が装着されるシュート部3の端
部の一側面には、挿入溝11内に突出するように調整ねじ
12が設けられている。そして、この調整ねじ12でマガジ
ン9の一側面を押圧することにより、該マガジン9を挿
入溝11の一方の内面に押付けて位置決めするようになっ
ている。
溝5内に電子部品4を供給するための供給マガジン9が
取付けられている。また凹溝5の下端部には、検査済み
の電子部品4を回収するための回収マガジン10が取付け
られている。第3図及び第4図は、供給マガジン9を例
にとり、シュート部3に対するマガジンの取付け構造を
示したものである。供給マガジン9(以下、マガジン9
と呼ぶ。)が挿入される凹溝5の上端部には、マガジン
9の外形に合せた幅広の挿入溝11が形成されている。さ
らに、該挿入溝11に連続する凹溝5の内幅Wは、マガジ
ン9の内幅W′よりも若干大きく設定され、電子部品4
が滑走しやすいようになっている。第3図及び第4図に
示すように、マガジン9が装着されるシュート部3の端
部の一側面には、挿入溝11内に突出するように調整ねじ
12が設けられている。そして、この調整ねじ12でマガジ
ン9の一側面を押圧することにより、該マガジン9を挿
入溝11の一方の内面に押付けて位置決めするようになっ
ている。
[考案が解決しようとする課題] マガジン9の一側面を調整ねじ12で押圧し、該マガジン
9を挿入溝11の一方の内面に押し付ける従来の取付け構
造によれば、次のような問題が生じることがあった。即
ち、マガジン9の外形寸法のバラツキ,変形,凹溝5の
内幅Wのバラツキ等によて、マガジン9の内面と凹溝5
の内面との間に、第5図に示すような段差aを生ずるこ
とがあった。
9を挿入溝11の一方の内面に押し付ける従来の取付け構
造によれば、次のような問題が生じることがあった。即
ち、マガジン9の外形寸法のバラツキ,変形,凹溝5の
内幅Wのバラツキ等によて、マガジン9の内面と凹溝5
の内面との間に、第5図に示すような段差aを生ずるこ
とがあった。
また、前記従来の構造によれば、片持梁のように装着さ
れたマガジン9が自重によってわん曲し、第6図に示す
ように、マガジン9の端部が浮き上がって凹溝5との接
続部分で段差を生ずることがあった。
れたマガジン9が自重によってわん曲し、第6図に示す
ように、マガジン9の端部が浮き上がって凹溝5との接
続部分で段差を生ずることがあった。
以上のような段差が生じると、マガジン9内の電子部品
4が段差のところで引掛り、落下しにくくなったり詰ま
ってしまうことがあるという問題があった。
4が段差のところで引掛り、落下しにくくなったり詰ま
ってしまうことがあるという問題があった。
[課題を解決するための手段] 本考案のマガジン保持装置は、電子部品が滑走する凹溝
を備えたシュート部と凹溝内に保持された電子部品を検
査する測定部とを具備した電子部品の検査装置に電子部
品のマガジンを装着するマガジン保持装置において、マ
ガジンの端部が挿入される凹溝の対向面にそれぞれ設け
られ、マガジンの端部を両側面から押圧して位置決めす
る調整自在の押圧手段と、前記マガジンの端部の上面を
押圧する調整自在の押圧手段とを具備することを特徴と
している。
を備えたシュート部と凹溝内に保持された電子部品を検
査する測定部とを具備した電子部品の検査装置に電子部
品のマガジンを装着するマガジン保持装置において、マ
ガジンの端部が挿入される凹溝の対向面にそれぞれ設け
られ、マガジンの端部を両側面から押圧して位置決めす
る調整自在の押圧手段と、前記マガジンの端部の上面を
押圧する調整自在の押圧手段とを具備することを特徴と
している。
[作用] 凹溝に取付けられたマガジンの端部は、押圧手段によっ
て左右両側面から押圧されて凹溝の中心に正確に位置決
めされる。また、凹溝に取付けられたマガジンの端部
は、他の押圧手段によって上面を押圧されるので自重に
よって浮き上がってしまうことはない。
て左右両側面から押圧されて凹溝の中心に正確に位置決
めされる。また、凹溝に取付けられたマガジンの端部
は、他の押圧手段によって上面を押圧されるので自重に
よって浮き上がってしまうことはない。
[実施例] 本考案の一実施例を第1図によって説明する。
この実施例は、[従来の技術]の項で説明した電子部品
の検査装置に設けられるマガジン保持装置に関するもの
である。要部であるマガジン保持装置以外の構成は従来
と同一であり、説明を省略する。
の検査装置に設けられるマガジン保持装置に関するもの
である。要部であるマガジン保持装置以外の構成は従来
と同一であり、説明を省略する。
シュート部30の端部には、マガジン9を挿入するための
凹溝である挿入溝31が設けられている。また、シュート
部30の端部の左右両側面には、前記挿入溝31に貫通する
ねじ孔32がそれぞれ設けられている。そして、これらの
ねじ孔32には、本体33の外周面にねじ部が形成されたボ
ールプランジャ34が、挿入溝31内に先端のボール35を向
けてそれぞれ螺入されている。このボールプランジャ34
は、本体33の内部に設けられたばね36の伸縮によって先
端のボール35が移動できるように構成された押圧手段で
ある。なお、ボールプランジャ34は少くとも左右1個づ
つ設けなければならないが、左右2個以上づつ設けるの
が好ましい。
凹溝である挿入溝31が設けられている。また、シュート
部30の端部の左右両側面には、前記挿入溝31に貫通する
ねじ孔32がそれぞれ設けられている。そして、これらの
ねじ孔32には、本体33の外周面にねじ部が形成されたボ
ールプランジャ34が、挿入溝31内に先端のボール35を向
けてそれぞれ螺入されている。このボールプランジャ34
は、本体33の内部に設けられたばね36の伸縮によって先
端のボール35が移動できるように構成された押圧手段で
ある。なお、ボールプランジャ34は少くとも左右1個づ
つ設けなければならないが、左右2個以上づつ設けるの
が好ましい。
次に、シュート部30の端部の上面には、マガジン9の端
部を上面から押えるために、第2の押圧手段としての押
え具37が設けられている。シュート部30の上面には、上
端にフランジ38を備えた心軸39が固定されており、この
心軸39は押え具37の本体40内に挿入されている。そして
本体40の内部において、前記フランジ38と本体40の下端
部との間にはコイルばね41が設けられている。このコイ
ルばね41の力によって、押え具37の本体40は、シュート
部30の上面に圧着されるようになっている。前記本体40
の上端には、側方に向けてアーム42が突設されている。
このアーム42の先端には、マガジン9の上面に対して垂
直なねじ孔43が貫設されている。そして、このねじ孔43
にはボールプランジャ44がボール45を下方に向けて進退
自在に螺入されている。
部を上面から押えるために、第2の押圧手段としての押
え具37が設けられている。シュート部30の上面には、上
端にフランジ38を備えた心軸39が固定されており、この
心軸39は押え具37の本体40内に挿入されている。そして
本体40の内部において、前記フランジ38と本体40の下端
部との間にはコイルばね41が設けられている。このコイ
ルばね41の力によって、押え具37の本体40は、シュート
部30の上面に圧着されるようになっている。前記本体40
の上端には、側方に向けてアーム42が突設されている。
このアーム42の先端には、マガジン9の上面に対して垂
直なねじ孔43が貫設されている。そして、このねじ孔43
にはボールプランジャ44がボール45を下方に向けて進退
自在に螺入されている。
以上の構成において、まず、コイルばね41の力に抗して
押え具37の本体40を持ち上げ、心軸39を中心として本体
40及びアーム42を旋回させる。これによって、挿入溝31
の上方位置から押え具37を側方に移動させることができ
る。
押え具37の本体40を持ち上げ、心軸39を中心として本体
40及びアーム42を旋回させる。これによって、挿入溝31
の上方位置から押え具37を側方に移動させることができ
る。
次に、挿入溝31にマガジン9の端部を挿入し、左右のボ
ールプランジャ34を調節して位置決めする。即ち、ねじ
孔32に対してボールプランジャ34の本体33を回転させ、
挿入溝31内への突出量を調整する。これによって、挿入
溝31内に設定されたマガジン9の端部を、ボールプラン
ジャ34によって左右両側面から適当な力で押圧すること
ができ、該マガジン9を所定の位置に正確に位置決めす
ることができる。
ールプランジャ34を調節して位置決めする。即ち、ねじ
孔32に対してボールプランジャ34の本体33を回転させ、
挿入溝31内への突出量を調整する。これによって、挿入
溝31内に設定されたマガジン9の端部を、ボールプラン
ジャ34によって左右両側面から適当な力で押圧すること
ができ、該マガジン9を所定の位置に正確に位置決めす
ることができる。
次に、前記押え具37の本体40を持ち上げた状態で旋回さ
せ、再びマガジン9上に設定する。そして、マガジン9
の上面に当接したボールプランジャ44によってマガジン
9の上面を押圧する。このボールプランジャ44の下方へ
の突出量を調整することにより、シュート部30の凹溝5
とマガジン9との位置合せをすることができる。
せ、再びマガジン9上に設定する。そして、マガジン9
の上面に当接したボールプランジャ44によってマガジン
9の上面を押圧する。このボールプランジャ44の下方へ
の突出量を調整することにより、シュート部30の凹溝5
とマガジン9との位置合せをすることができる。
[考案の効果] 本考案によれば、シュート部に装着されるマガジンの端
部を、調整自在の2つの押圧手段によって左右方向から
押圧すると共に上面からも押えて位置決めしている。従
って本考案によれば、シュート部とマガジンの接続位置
において、マガジンの位置ずれ又は浮き上がりによる段
差が発生しないという効果がある。
部を、調整自在の2つの押圧手段によって左右方向から
押圧すると共に上面からも押えて位置決めしている。従
って本考案によれば、シュート部とマガジンの接続位置
において、マガジンの位置ずれ又は浮き上がりによる段
差が発生しないという効果がある。
第1図は本考案の一実施例を示す断面図、第2図は従来
のマガジン保持構造を有する電子部品の検査装置を示す
図、第3図は第2図におけるマガジン取付部の拡大斜視
図、第4図は第2図におけるマガジン取付部の断面図、
第5図及び第6図は従来のマガジン保持構造における段
差の発生を示す断面図である。 1…電子部品の検査装置、4…電子部品、5…凹溝、7
…測定部、9…供給マガジン(マガジン)、30…シュー
ト部、31…凹溝としての挿入溝、34…押圧手段としての
ボールプランジャ、37…押圧手段としての押え具。
のマガジン保持構造を有する電子部品の検査装置を示す
図、第3図は第2図におけるマガジン取付部の拡大斜視
図、第4図は第2図におけるマガジン取付部の断面図、
第5図及び第6図は従来のマガジン保持構造における段
差の発生を示す断面図である。 1…電子部品の検査装置、4…電子部品、5…凹溝、7
…測定部、9…供給マガジン(マガジン)、30…シュー
ト部、31…凹溝としての挿入溝、34…押圧手段としての
ボールプランジャ、37…押圧手段としての押え具。
Claims (1)
- 【請求項1】電子部品が滑走する凹溝を備えたシュート
部と凹溝内に保持された電子部品を検査する測定部とを
具備した電子部品の検査装置に電子部品のマガジンを装
着するマガジン保持装置において、マガジンの端部が挿
入される凹溝の対向面にそれぞれ設けられ、マガジンの
端部を両側面から押圧して位置決めする調整自在の押圧
手段と、前記マガジンの端部の上面を押圧する調整自在
の押圧手段とを具備することを特徴とするマガジン保持
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3653389U JPH0736926Y2 (ja) | 1989-03-31 | 1989-03-31 | マガジン保持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3653389U JPH0736926Y2 (ja) | 1989-03-31 | 1989-03-31 | マガジン保持装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02129316U JPH02129316U (ja) | 1990-10-25 |
JPH0736926Y2 true JPH0736926Y2 (ja) | 1995-08-23 |
Family
ID=31542845
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3653389U Expired - Lifetime JPH0736926Y2 (ja) | 1989-03-31 | 1989-03-31 | マガジン保持装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0736926Y2 (ja) |
-
1989
- 1989-03-31 JP JP3653389U patent/JPH0736926Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02129316U (ja) | 1990-10-25 |
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