JPH06148900A - ブラシローラ及び平版印刷版処理装置 - Google Patents

ブラシローラ及び平版印刷版処理装置

Info

Publication number
JPH06148900A
JPH06148900A JP30400392A JP30400392A JPH06148900A JP H06148900 A JPH06148900 A JP H06148900A JP 30400392 A JP30400392 A JP 30400392A JP 30400392 A JP30400392 A JP 30400392A JP H06148900 A JPH06148900 A JP H06148900A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
brush
roller
brush roller
printing plate
waterless planographic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP30400392A
Other languages
English (en)
Inventor
Susumu Yoshida
進 吉田
Yoshinori Seguchi
佳則 瀬口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP30400392A priority Critical patent/JPH06148900A/ja
Publication of JPH06148900A publication Critical patent/JPH06148900A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 平版印刷版の表面に擦りむらが生じるのを防
止するブラシローラを得る。 【構成】 ブラシローラ42は、6本のチャンネルブラ
シ48を互いの基部50が密着するようにして、ローラ
本体44の周面に螺旋状に密着巻きされている。このチ
ャンネルブラシは、ブラシ素材46の中間部を芯金を中
心としてU字形の断面をもつ長尺の金属基部へ屈曲させ
て圧入し、この金属基部でブラシ素材と芯金とを共に覆
うように基部をかしめることにより作られる。このた
め、ブラシ素材が抜け落ちることがない。また、チャン
ネルブラシは、水なし平版の搬送方向(矢印A方向)に
対して、比較的大きな角度θ(従来の角度θ1と比較し
て)となっているため、このブラシローラを回転させて
水なし平版の表面を擦れば、水なし平版の表面に筋状の
擦りむらが生じることがない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、感光性平版印刷版のブ
ラッシングに使用するブラシローラ及び平版印刷版処理
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】シリコーンゴム層をインキ反撥層とする
水なし感光性平版印刷版(以下「水なし平版」という)
には、特公昭44−23042号公報、特公昭46−1
6044号公報に記載されているような基板板上に光可
溶性あるいは光不溶化性感光層とシリコーンゴム層を積
層した水なし平版や、特開昭48−94504号公報、
特開昭50−50102号公報に記載されているよう
な、基板上に光接着性感光層とシリコーンゴム層を積層
した水なし平版が提案されている。これらは、湿し水を
用いることなく数万枚の印刷が可能である。
【0003】一般に用いられる水なし平版は、アルミ板
等の支持体上の感光層の上面にシリコーンゴム層が形成
され、シリコーンゴム層の表面に保護フィルムが貼付さ
れている。この水なし平版に画像露光を行うと、露光量
に応じて感光層が硬化し、よりシリコーンゴム層に接着
する。この水なし平版の表面に現像液を塗布すると、例
えば未露光部分及び露光量の少ない部分ほど感光層が現
像液によって膨潤しシリコーンゴム層が剥離し易くな
る。このように剥がれ易くなったシリコーンゴム層を支
持体から除去することによって、所望の印刷版を得るこ
とができる。
【0004】水なし平版の表面から剥がれ易くなったシ
リコーンゴム層を除去する方法には、水なし平版の表面
にスプレー等によって高圧の現像水を吹き付ける方法が
あるが、これは装置が大型化してしまう等の欠点があ
り、強力なブラシローラを水なし平版に押し付けながら
高速で回転させることによって水なし平版の表面を擦る
方法が適用されている。
【0005】ところで、ブラシローラによって水なし平
版の表面を擦る場合、強力にブラシングする必要がある
ため、ブラシが抜け落ちてしまう等の問題のない耐久性
の高いブラシローラを使用する必要がある。このような
耐久性のあるブラシローラとしては、実開昭62−16
7253号、実開平4−63447号、実開平4−64
128号の各公報に開示されているような、長尺のいわ
ゆるチャンネルブラシ(帯状ブラシ)を、ローラ本体表
面に螺旋状に巻付けたものが用いられる。しかし、ブラ
シ基部に幅があるため、ブラシをできるだけ密に巻付け
ても、隣接するブラシ間に隙間ができ、また巻付け角度
もローラの回転軸に対し直角に近くなる。したがって、
単にブラシローラを回転させただけでは、この隙間が原
因の植え込みむらに起因する擦りむらが生じることがあ
る。ブラシローラによる擦りむらは、特に300〜90
0線/インチの高精細な網点画像を得ようとする場合、
僅かな擦りむらでも水なし平版の版面に筋状のむらとな
って現れてしまう。
【0006】このブラシローラによる擦りむらの発生を
防止するためには、ブラシローラの回転軸を水なし平版
の搬送幅方向に対して傾けて配置することが考えられる
が、この方法では、ブラシローラの配置スペースを搬送
方向に沿って広く取る必要があること、ブラシローラを
長くする必要があること等、装置の大型化をまねいてし
まう。これに対して、ブラシローラを回転させながら、
さらにブラシローラをその軸方向に揺動させる方法が提
案されている。これによれば、複数本のブラシローラを
回転させながら僅かに揺動させるだけで、網点の周囲の
エッジの切れが良く、筋状の擦りむらの生じることのな
い水なし平版を得ることができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、複数本
のブラシローラを同時に高回転させながら揺動させるた
めには、個々のブラシローラに揺動機構を設ける必要が
あると共に、この揺動機構の発する騒音が作業環境の悪
化をまねいてしまうと言う問題が生じている。
【0008】本発明は、上記事実を考慮してなされたも
のであり、擦りむらの生じることのないブラシローラを
提供することを目的とすると共に、騒音を抑え高精細の
画像を得ることができる平版印刷版処理装置を提供する
ことを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達するための
本発明の請求項1に係るブラシローラは、平版印刷版処
理装置に用いられ平版印刷版の表面をブラッシングする
ためのブラシローラであって、ブラシローラを基部に固
定した2本以上の長尺のチャンネルブラシを、順に隣接
させた状態でローラ本体の外周面に螺旋状にかつ隣接す
るチャンネルブラシの基部が密着するように巻付けて固
定したことを特徴とする。
【0010】本発明の請求項2に係るブラシローラは、
請求項1のブラシローラであって、前記ローラ本体の外
周面に1本のチャンネルブラシを所定の間隔をおいて螺
旋状に巻き付けたのち、他のチャンネルブラシを前記間
隔を埋めるように螺旋状に巻付けたことを特徴とする。
【0011】本発明の請求項3に係るブラシローラは、
請求項1のブラシローラであって、前記ローラ本体の外
周面に2本以上のチャンネルブラシをそれらの基部を順
に密着させた状態で螺旋状に巻付けたことを特徴とす
る。
【0012】本発明の請求項4に係る平版印刷版処理装
置は、画像が露光された平版印刷版を搬送する搬送手段
と、前記平版印刷版の表面に処理液を供給する処理液供
給手段と、複数本の長尺チャンネルブラシを順に隣接さ
せてローラ本体の外周面に螺旋状に密着巻きした構成を
もつブラシローラと、前記ブラシローラを回転駆動して
前記搬送手段によって搬送される前記平版印刷版の表面
をブラッシングするブラシローラ回転駆動手段と、を備
えたことを特徴とする。
【0013】本発明の請求項5に係る平版印刷版処理装
置は、請求項4の平版印刷版処理装置であって、複数の
処理工程を含み、各処理工程が前記処理液供給手段、前
記ブラシローラ及び前記ブラシローラ回転駆動手段を少
なくとも1つ宛有し、前記ブラシローラ回転駆動手段の
うちの1つが対応する前記ブラシローラを他のブラシロ
ーラと逆方向へ回転させることを特徴とする。
【0014】
【作用】本発明に係るブラシローラに用いられるチャン
ネルブラシは、芯金を中心にブラシ素材を屈曲させ、こ
の芯金の周囲に基部を圧着して覆う構造をもっているた
め、ブラシ素材にかなり大きな力を与えてもそれがチャ
ンネルブラシから抜け落ちることがない。このようなチ
ャンネルブラシを複数本順に互いに密着させて螺旋状に
ローラ本体へ巻付けている。
【0015】通常のチャンネルブラシを巻付けたブラシ
ローラは、1本のチャンネルブラシを螺旋状に密着巻き
したものであるため、ブラシローラの回転方向に対して
チャンネルブラシの角度が小さくなっている。
【0016】これに対して、本発明のブラシローラによ
れば、チャンネルブラシの基部を互いに密着させて巻付
けることにより、互いに隣接するブラシ素材の隙間を小
さくすると共に、複数のチャンネルブラシを順に隣接さ
せて巻付けるのでブラシ素材の隙間をブラシローラの回
転方向に対して比較的大きな角度とすることができるた
め、ブラシローラを回転させたときこの隙間の移動量を
大きくすることができるので、ブラッシングしたときに
この隙間の影響をなくすことができる。このようなブラ
シローラを用いれば、平版印刷版の表面をむらなく擦る
ことが可能となえる。
【0017】本発明に記載の平版印刷版処理装置では、
複数本のチャンネルブラシを螺旋状に密着巻きした前記
のような構成をもつブラシローラを複数本備えている。
また、これらのブラシローラの少なくとも1本が他のブ
ラシローラと回転方向が逆になっている。これによっ
て、例えば、水なし平版をブラッシングする場合でも、
網点の周囲をむらなく擦ることができるため、ブラシロ
ーラに揺動を加えなくともエッジの切れの良い網点画像
が形成された水なし平版を得ることが可能となる。ま
た、複数本のブラシローラの1本だけに揺動を加えれば
さらにブラッシング効果を高めることができる。
【0018】
【実施例】図1には、本実施例に適用した水なし平版処
理機200が示されている。露光済の水なし平版12
は、箱形のフィーダ202に積層されており、フィーダ
202の受け台204は、圧縮コイルばね206を介し
てフィーダ202の底部に支持されている。これによっ
て、受け台204に積層された水なし平版12の最上層
の高さは、略一定に保たれるようになっている。
【0019】本実施例に使用する水なし平版12は、ア
ルミニウムの基板上にプライマー層、感光層、シリコー
ンゴム層及び保護フィルムを順次積層したものである。
この水なし平版12は、例えば、ネガフィルムに記録さ
れた画像を密着露光した後、本実施例の水なし平版処理
機200によって処理される。
【0020】フィーダ202の上方には、水なし平版1
2を吸着する吸盤機構部210及びこの吸盤部210を
移動可能に支持するレール部212によって構成される
給版機構部208が配設されている。レール部212に
は、長手方向に沿って長孔214が形成され、吸盤部2
10の基部が軸216を介して移動可能に収容されてい
る。吸盤部210は図示しない駆動手段によって軸21
6が長孔214に沿って移動することにより、吸盤部2
10に吸着したフィーダ202内の最上層の水なし平版
12を水なし平版印刷版処理装置(以下「水なし平版現
像装置10」という)方向へ搬送するようになってい
る。
【0021】また、フィーダ202と水なし平版現像装
置10の間には、ガイド板218、一対のローラ220
及び剥離爪222が備えられており、フィーダ202か
ら水なし平版現像装置10へ水なし平版12が搬送され
るととき、ガイド板218によって案内され、ローラ2
20によって挟持されて水なし平版現像装置10へ送り
込まれる。このとき、剥離爪222が水なし平版12の
表面に貼付してある保護フィルムを剥がすようになって
いる。
【0022】水なし平版現像装置10によって処理の終
了した水なし平版12は、水なし平版現像装置10の排
出側に配置されたオートストッカ226へ案内される。
オートストッカ226は、側壁228と側壁230が略
V字形状に組合せれた構造を有しており、側壁228は
下端部を中心に側壁230側へ回動可能となっている。
水なし平版現像装置10から排出された水なし平版12
は、側壁228と側壁230の間で側壁228に立て掛
けられるように収容され、この後、側壁228が側壁2
30側へ回動することによって、水なし平版12が側壁
230へ順次立て掛けられた状態で積層されてストック
されるようになっている。
【0023】なお、水なし平版現像装置10の上流側の
フィーダ202等及び下流側のオートストッカ226
は、水なし平版処理機200の構成を限定するものでは
ない。
【0024】次に、本発明が適用された水なし平版現像
装置10について説明する。図2に示されるように、水
なし平版現像装置10は、ケーシング10A内に現像部
14、染色部16、ケーシング10B内に水洗部18、
乾燥部20を備えており、画像が焼付けられた水なし平
版12を現像部14で現像処理した後に、検版作業を容
易にするために染色部16で染色処理を行い、さらに、
水洗部18、乾燥部20で水洗及び乾燥処理して仕上げ
るようになっている。なお、染色部16で水なし平版1
2の染色に使用する染色液としては、クリスタルバイオ
レット、アストラゾンレッド等を含む染色液を用いるこ
とができる。
【0025】図3に示されるように、現像部14と染色
部16は、上方が内部ケイーシング11によって覆わ
れ、隔壁11Aによって区画されている。この内部ケー
シング11及び隔壁11Aには、搬送される水なし平版
12が挿通可能な開口が設けられている。
【0026】現像部14は逆山形状の現像槽本体22と
浅底の補助槽26によって構成され、現像槽本体22の
底部が現像水を収容する現像水回収槽24となってい
る。補助槽26は現像槽本体の上流側(図3の紙面左
側)に配置され、底部が現像槽本体22側へ向かって次
第に低くなっており、現像水回収槽24の上端に接して
いる。
【0027】この現像水回収槽24に収容する現像水と
して、本実施例では、その成分中に有機物が含まれてお
らず水道水等の単純な水を現像水として現像水回収槽2
6に貯留している。なお、この水に消泡剤を混ぜて、例
えば、現像水を循環させたときの泡の発生を防止しても
よく、キレート剤を混入して、水の硬度を調整してもよ
い。さらに、防腐剤を入れて循環利用の使用回数を増加
させるようにしてもよく、防腐剤と同等の効果を得るこ
とができるオゾン発生装置を装着してもよい。
【0028】現像部14には、補助槽26の上部に水な
し平版12の搬送方向上流側から順に搬送ローラ対2
8、搬送ローラ36、搬送ローラ対30、搬送ローラ3
6が順に配置され、現像槽本体22の上部の上流部及び
下流部に搬送ローラ対32、34が配設されている。こ
れらの搬送ローラ対28、30、32、34及び搬送ロ
ーラ36は、図示しない側板に回転可能に支持されてお
り、搬送ローラ対28、30、32、34は、図示しな
い駆動手段から駆動力が伝達されて回転するようになっ
ている。このため、現像部14へ挿入された水なし平版
12は、現像部14を矢印A方向へ搬送される。このと
き、搬送ローラ36がローラコンベアの役目をして水な
し平版12を略水平状態で下流側へ案内する。
【0029】搬送ローラ対28、30の各々の下流側に
は、スプレーパイプ38、40が配設されている。スプ
レーパイプ38、40は、内部が中空であり水なし平版
12の搬送幅方向に沿って所定間隔で複数の吐出口(図
示省略)が形成されており、後述する現像水供給装置と
連通している。スプレーパイプ38、40は、この現像
水供給装置から供給された現像水を補助槽26の上部を
搬送される水なし平版12の表面に均一に塗布するよう
になっている。
【0030】搬送ローラ対32、34の間には、ブラシ
ローラ42が配設されている。このブラシローラ42
は、搬送ローラ対32及び34による水なし平版12の
搬送速度より早い周速度で図示しない駆動手段の駆動力
によって回転して水なし平版12の表面を擦るようにな
っており、これによって、水なし平版12は補助槽26
の上方でスプレーパイプ38、40から表面に供給され
た現像水によって膨潤したシリコーンゴム層が除去され
る。
【0031】本実施例では、腐蝕を考慮してSUS30
4等のステンレス製のローラ本体44の外周面にブラシ
素材46が植えられた6本の長尺のチャンネルブラシ4
8を純に隣接密着させて螺旋状に巻き付けたものをブラ
シローラ42として使用している。図5に示されるよう
に、チャンネルブラシ48は、ステンレス製(例えばS
US304)の帯板をU字状の断面をもつように構成し
た基部50に、所定長さのブラシ素材46の中間部を対
向させ、このブラシ素材46の中間部をステンレス線の
芯金52と共に基部50のスリット状開口へ押し込ん
で、芯金52とブラシ素材46の中間部を覆った後基部
50の開口の両端部でブラシ素材46を挟むように基部
50を圧縮する。これによって、ブラシ素材46が抜け
落ちることのないチャンネルブラシ48が完成する。
【0032】ブラシローラ42は、6本のチャンネルブ
ラシ48の基部50を順に密着させてローラ本体44の
周面に螺旋状に密着させて巻き付ける。すなわち、図6
Aに示すように、1本づつのチャンネルブラシ48を、
ローラ本体44の周面に比較的荒く(ピッチPで)螺旋
状に巻付けて溶接する。ブラシローラ42全体として
は、この螺旋状の1本のチャンネルブラシ48の間に残
りの5本のチャンネルブラシ48を順に巻き付けて溶接
して(図6Bに示す)、最終的にチャンネルブラシ48
を密着巻きした状態のブラシローラ42を得ている(図
6Cに示す)。この状態でブラシ素材46の先端をロー
ラ本体44の回転軸に対して所定の寸法に揃えて刈り込
んでブラシローラ42を仕上げている。これによって、
チャンネルブラシ48の巻付け角(ローラ本体の周方向
Aに対する角度θ)を、1本のチャンネルブラシ48を
密着巻きした場合(図6D)の巻付け角θ1より大きく
することができる。
【0033】本実施例では、一例としてポリブチレンテ
レフタレート(PBT)(東レモノフィラメント社
製)、直径200ミクロンの単糸をブラシ素材46を深
さ4mm、幅3.5mmのU字型断面をもつ基部50に上記
のように固定して毛足の長さ17mmのチャンネルブラシ
48を製作した。このように完成したチャンネルブラシ
48を6本、ローラ本体44に螺旋状に密接して巻付け
て直径130mmとなるように現像ブラシローラ42を仕
上げた。ブラシ素材46であるポリブチレンテレフタレ
ートは、乾引張り強度3.0g/d 、乾引張り伸度30.
0%、屈曲回復率75.7%、沸騰水収縮率1.7%、
湿曲げ硬さ3.11gのものを使用し、チャンネル幅D
(図5に示す)は3.5mmとしており、1本の巻付けピ
ッチP(図6A乃至図6Cに示す)を25mmとして6条
巻のブラシローラ42を使用した。
【0034】なお、チャンネルブラシ48を1本宛ロー
ラ本体44の周囲に巻付ける従来の作り方の他、6本の
チャンネルブラシ48を同時に巻付けることも可能であ
る。この場合、6本のチャンネルブラシ48を基部50
を密着させて同一面上に平行に保ったまま、ローラ本体
44に巻付けて固定する。
【0035】ブラシローラ42は、6本のチャンネルブ
ラシ48を互いに密着させて螺旋状に巻付け、かつ、チ
ャンネルブラシ48のブラシ方向(長手方向)を水なし
平版12の搬送方向に対して比較的大きな角度θをなす
ように使用することによって、水なし平版12の表面に
チャンネルブラシ48の巻付けにより生じるブラシ密度
の変化による筋状のブラシむらが生じるのを防止してい
る。
【0036】なお、本実施例では、後述する染色部16
のブラシローラ100との組み合わせで水なし平版12
の表面を均一にブラシングするようにしている。このブ
ラシローラ42、100の回転の組み合わせは、以下の
通り選択可能である。
【0037】 (現像部14) (染色部16) ・正転 −−−−− 逆転 ・正転 −−−−− 正転 ・正転揺動 −−−−− 逆転(本実施例の組み合わせ) ・正転揺動 −−−−− 正転 好ましくは、正転−逆転又は正転揺動−逆転であり、ブ
ラシローラ42、100によってブラッシング効果を向
上させているため双方を揺動する必要はない。なお、ブ
ラシローラ42の正転揺動とは、ブラシの接触部が水な
し平版の搬送方向と同方向へ相対移動するように回転さ
せると共に、ブラシローラ42を水なし平版12の搬送
幅方向に沿って往復移動させるものであり、本実施例で
は、ブラシローラ42を毎分415回転させると共に毎
分100往復で揺動幅30mmの揺動を行っている。
【0038】現像ブラシローラ42の下方には、ローラ
54が回転自在に配置されており、また、ローラ54の
下流側に隣接してガイド板56が配置されている。水な
し平版12は、ローラ54とブラシローラ42によって
挟持されたとき、ブラシローラ42の回転によってブラ
ッシングされる。このとき、ガイド板56は、ブラシロ
ーラ42とローラ54によって送り出された水なし平版
12を水平状態にして下流側へ案内すると共に、水なし
平版12のケラレ防止の役目も有している。
【0039】このローラ54は、回転自在となっている
ため、ブラシローラ42が回転を停止した状態で水なし
平版12が送り込まれても、ローラ54が水なし平版1
2に移動に伴って従動回転してブラシローラ42とロー
ラ54の間へ水なし平版12を挿入することができるよ
うになっている。このような状態を得ることは、ブラシ
ローラ42によるブラッシング状態、すなわちブラシ幅
を検査するときに有用となっている。
【0040】ブラシ幅の検査は、未露光の水なし平版1
2をブラシローラ42とローラ54の間に挿入し、この
状態でブラシローラ42を回転させて行い、ブラシロー
ラ42のブラシ幅が適正か否かを判断する。このとき、
ブラシローラ42の回転を停止した状態でも、容易に水
なし平版12をブラシローラ42とローラ54の間から
抜き差しでき、水なし平版12を引き出すときに水なし
平版12上に残ったシリコーンゴム層が剥がれてしまう
ことがなく、ブラシ幅を正確に調整することができる。
【0041】ブラシローラ42の周囲には、ブラシロー
ラ42へ向けて複数の吐出口(図示省略)が形成された
スプレーパイプ58がブラシローラ42の上流側上方に
配置され、搬送ローラ対34の上下のローラの間へ向け
て複数の吐出口(図示省略)が形成されたスプレーパイ
プ60がブラシローラ42の下流側上方に配置されてい
る。これらのスプレーパイプ58、60は、現像水供給
装置へ連通されており、現像水供給装置から供給された
現像水をブラシローラ42、搬送ローラ対34へ向けて
噴出し、これによって、ブラシローラ42を介して現像
水を水なし平版12の表面へ均一に塗布するようになっ
ている。また、スプレーパイプ60から噴出された現像
水は搬送ローラ対34の表面を洗浄し、搬送ローラ対3
4の回転によって下流側へ「かす(主に水なし平版12
の表面から除去されたシリコーンゴム層)」が持ち出さ
れるのを防止している。
【0042】なお、搬送ローラ対32の上側のローラの
周面にはブレード33の先端部が接触しており、搬送ロ
ーラ対32の周面に付着した「かす」が搬送ローラ対3
2の回転によって上流側へ持ち出されるのを防止してい
る。また、ブラシローラ42の上方は断面形状が略矩形
状のブラシカバー62で覆われ、現像水等が装置内に飛
散するのを防止している。
【0043】図4に示されるように、現像水供給装置
は、現像水回収層24の底部と循環ポンプ64を連通す
る配管66及び、中間部にフィルタ部68が配置され循
環ポンプ64と各スプレーパイプ38、40、58、6
0を連通する配管70によって構成されている。循環ポ
ンプ64は、流量可変型のポンプで制御装置72によっ
て作動及び吐出流量が制御されている。循環ポンプ64
は配管66を介して現像水回収槽24から吸い込んだ現
像水を配管70へ吐出してスプレーパイプ38、40、
58、60へ供給するようになっている。
【0044】このとき、フィルタ部68は、内部に配置
した図示しないフィルタによって循環ポンプ64から吐
出された現像水中のかす(主に水なし平版12の表面か
ら除去されたシリコーンゴム層からなる現像かす)をろ
過するようになっている。なお、このフィルタの網目は
10μ〜500μ(好ましくは50μ〜300μ)のも
のが使用可能であり、配管70の途中に流量センサ等を
設けて、管路を通過する現像水の流量が所定流量以下と
なったときに、フィルタの目詰まりが生じたと判断し
て、フィルタの交換を行うようにすればよい。流量セン
サとしては、一般的な流量計を用いることが可能である
が、装置の小型化を目的とするときは回転式のものが好
ましい。また、現像水回収槽24の底部の配管66の開
口には、金網フィルタ67を設けており、比較的大きな
「かす」(例えば保護フィルムのかす)が配管66内に
流れ込んでフィルタ部68のフィルタが目詰まりを起こ
すのを抑えている。
【0045】現像水回収槽24内には、オーバーフロー
管76が配設されている。このオーバーフロー管76
は、一端が現像水の液面から所定高さに突出し、他端が
排水管に連結されている。このため、現像水回収槽24
内の現像水の量が増加してオーバーフロー管76の上端
開口に達すると、現像かすの比重は小さいので現像水回
収槽24内で現像水に浮き、最表層の現像水と共に「か
す」がオーバーフロー管76内に流入して排出される。
なお、オーバーフロー管76の上端の現像水回収槽24
の底部からの高さは、現像水回収槽24内に収容する現
像水の最高液面高さに相当している。
【0046】現像部14には、配管78の一端が補助槽
26へ向けて開口されている。この配管78の中間部に
は、バルブ80が配設されており、他端は、水なし平版
現像装置10の機外に引き出され水道配管に接続され
る。このため、バルブ80を開けば、水道水が現像水と
して補助槽26の上方のスプレーパイプ38、40へ供
給可能となり、供給されて現像に寄与した水道水は補助
槽26の底部を流れて現像槽本体22の現像水回収槽2
4へ流れ込む。
【0047】配管78のバルブ80より現像部14側に
は、ソレノイドバルブ82及び調整弁付流量計84が配
設されており、これらは、制御装置72へ接続されてい
る。制御装置72は、調整弁付流量計84によって現像
部14への現像水の供給量を調整すると共にこの供給量
を積算している。この現像水の供給量が所定量を越えた
ときに、現像水回収槽24内の現像水を排水し、フィル
タ部68内のフィルタの交換を行ってもよい。
【0048】また、制御装置72には、水なし平版現像
装置10へ水なし平版12が挿入されたことを検出する
アルミ検出器88(図3にも示す)が接続されており、
このアルミ検出器88が水なし平版12を検出すると、
所定時間(例えば、水なし平版現像装置10での水なし
平版12の処理時間)ソレノイドバルブ82を開いて現
像部14へ現像水を供給すると共に、装置の立ち上げ時
には、現像水回収槽24内の現像水の液面レベルが所定
のレベルになるように水道水を供給する。なお、配管7
8は、バルブ80とソレノイドバルブ82の間でバルブ
86Aを備えた配管86が分岐されている。この配管8
6の開口には、洗浄ホースが取り付け可能となってお
り、水なし平版処理装置10の内部を水道水によって洗
浄することができる。
【0049】また、制御装置72は、アルミ検出器86
として光電管を水なし平版12の搬送幅方向に沿って複
数個配列して水なし平版12の幅寸法を検出すると共
に、水なし平版12の通過を検出している時間を計測し
て水なし平版12の処理量(処理面積)を演算し、積算
できるようになっている。なお、アルミ検出器88は例
えば1個の光電管を備えたものでもよく、制御装置72
は、アルミ検出器88で水なし平版12の長さを検出し
て、予め記憶している幅方向の長さから水なし平版12
の処理量を演算するようにしてもよい。
【0050】なお、現像部14の現像水回収槽24の底
部近傍には、図示しないヒータが配設されており、装置
の稼動中は現像水の液温を25°C〜45°Cの間の設
定温度(例えば35°C±1°C)に維持するようにな
っている。このため、本実施例では、このヒータの能
力、「かす」の排出効率等を考慮し、現像水の供給量を
0.5〜2(l/min) となるように設定している。なお現
像水の供給量は、0.1〜10(l/min) (好ましくは
0.2〜5(l/min) )とすることができる。
【0051】図3に示されるように、現像部14の下流
側の染色部16には、逆山形状で底部が染色液を収容す
る染色液回収槽92を備えた染色槽本体90が配置され
ている。図4に示されるように、この染色液回収槽92
内には、一端が染色液の液面上方に突出して開口された
オーバーフロー管94が配設されている。このオーバー
フロー管94の上端開口は、染色液回収槽92内の染色
液の上限レベルとなっており、染色液の液面レベルが上
昇してオーバーフロー管94の上端開口に達すると、オ
ーバーフロー管94内へ流れ込んで、他端が開口された
廃液タンク74内へ排出される。なお、染色液回収槽9
2の底部近傍には、図示しないヒータが配設されてお
り、装置の稼動中は染色液の液温を25°C〜45°C
の間の設定温度(例えば30°C±1°C)に維持する
ようになっている。
【0052】図3に示されるように、染色槽本体90の
上部には、上流側に搬送ローラ対96、下流側に搬送ロ
ーラ対98が配設されており、これらの搬送ローラ対9
6と98の間にブラシローラ100が配設されている。
搬送ローラ対96、98及びブラシローラ100は図示
しない側板に回転可能に支持され、駆動手段の駆動力が
伝達されると回転し、水なし平版12を挟持搬送するよ
うになっている。搬送ローラ対96、98の外周部は一
般的なゴム材質で作られており、挟持搬送する水なし平
版12の表面を傷めないようにしている。
【0053】ブラシローラ100は、前記したブラシロ
ーラ42と同様に金属製のローラ本体の外周面に6本の
チャンネルブラシ48を螺旋状に密着巻したものを使用
しており、ローラ本体がブラシローラ42のローラ本体
44より小径であるため直径90mmであって、ブラシの
接触部が水なし平版12の搬送方向と逆方向となるよ
う、すなわち、現像部14のブラシローラ42とは逆方
向へ例えば毎分250回転で回転される。
【0054】ブラシローラ100の下部にはローラ54
が配設され、ローラ54の上流側にはガイド板56が隣
接配置されている。このため、水なし平版12はガイド
板56によって略水平状態でブラシローラ100とロー
ラ54の間を搬送され、ブラシローラ100によって表
面が擦られて現像ブラシローラ42により除去されるべ
きであったにもかかわらず除去し残したシリコーンゴム
層が取り除かれる。このとき、ガイド板56は水なし平
版12のケラレ防止の役目も有している。
【0055】ブラシローラ100の上部は、断面形状が
略箱型のブラシカバー106に覆われており、このブラ
シカバー106内のブラシローラ100の上部上流側に
はスプレーパイプ102が、上部下流側にはスプレーパ
イプ104が配設されている。スプレーパイプ102に
は、ブラシカバー106の内壁へ向けて複数の吐出口が
形成され、ブラシローラ100の上部下流側のスプレー
パイプ104には、搬送ローラ対98へ向けて複数の吐
出口が形成されている。これらのスプレーパイプ10
2、104は後述する染色液供給装置に連通しており、
この染色液供給装置から供給された染色液を、ブラシカ
バー106の内壁及び搬送ローラ対98の上側のローラ
へ向けて噴出するようになっており、これによって、搬
送ローラ対96と98の間で染色液が水なし平版12の
表面に均一に供給されてブラシローラ100により擦り
込まれ、また、搬送ローラ対98の表面に付着した析出
物や「かす」は、スプレーパイプ104から噴出される
染色液によって洗い落とされる。
【0056】ブラシローラ100の上部のブラシカバー
106は、ブラシローラ100の回転及びスプレーパイ
プ102、104からの染色液が装置内に飛散するのを
防止している。また、搬送ローラ対96の上側のローラ
には、ブレード97の先端部が接触しており、搬送ロー
ラ対96の周面に付着した析出物、「かす」が上流側へ
持ち出されるのを防止している。
【0057】図4に示されるように、スプレーパイプ1
02、104へ染色液を供給する染色液供給装置は、染
色液回収槽92の底部と循環ポンプ108を連通する配
管110、中間部にフィルタ部112を備え循環ポンプ
108と前記スプレーパイプ102、104の間を連通
する配管114によって構成されている。循環ポンプ1
08は制御装置72へ接続されており、制御装置72が
循環ポンプ108を作動させると、染色液回収槽92内
の染色液が配管110へ吸い込まれ、フィルタ部112
を通過して、配管114を介してスプレーパイプ10
2、104へ供給される。
【0058】このとき、フィルタ部112は、内部の図
示しないフィルタを染色液が通過するとき、染色液中の
析出物、「かす」等を濾し取るようになっている。ま
た、染色液回収槽92の底部の配管110の開口には、
金網フィルタ111が設けられており、循環ポンプ10
8の作動によって染色液が吸い込まれるとき、比較的大
きい析出物、「かす」が配管110内へ流れ込まないよ
うにし、フィルタ部112内のフィルタの目詰まりを抑
えるようにしている。
【0059】この染色部16では、水なし平版12の処
理に応じて染色液補充タンク116から染色液の補充を
行うようになっている。染色液補充タンク116内に
は、中間部に補充ポンプ118が設けられた配管120
の一端が開口されており、この配管120の他端は、染
色液補充槽122の上方に開口されている。この染色液
補充槽122は、染色液回収槽92内の染色液の上限レ
ベルより高い位置に配置され、底部に配管124の一端
が開口されている。この配管124は、他端が染色液回
収槽92の底部に開口しており、制御装置72によって
補充ポンプ118が作動すと、染色液補充タンク116
内から染色液補充槽122に供給される染色液が染色液
回収槽92内へ流れ込むようになっている。
【0060】この染色液補充槽112には、配管180
の一端が開口しており、この配管180の他端は、配管
78のソレノイドバルブ82と調整弁付流量計84の間
に接続されており、中間部には、制御装置72に接続さ
れたソレノイドバルブ182と調整弁付流量計184が
設けられている。このため、染色液補充タンク116内
の染色液を染色液補充槽112内で予め設定した比率
(例えば1:0〜1:9但し1:0は希釈無し)で希釈
することができる。
【0061】現像部14、染色部16には、それぞれ液
面測定槽126、128が設けられている。液面測定槽
126は、底部に開口された配管130によって、現像
水回収槽24の底部と連通されており、液面測定槽12
8は、底部に開口された配管132によって染色液回収
槽92の底部と連通されている。液面測定槽126、1
28の現像水、染色水の液面レベルは、現像水回収槽2
4、染色液回収槽92の液面レベルに応じて変化するよ
うになっている。
【0062】液面測定槽126、128の各々には、電
極式の液面センサ134及びフロート式の液面センサ1
36が設けられており、各々制御装置72へ接続されて
いる。電極式の液面センサ134は、液面測定槽12
6、128内の所定の液面レベルを検出し、これより液
面レベルが下がったときに、現像部14、染色部16
へ、現像水、染色液を所定量補充する。また、フロート
式の液面センサ126は、現像水回収槽24、染色液回
収槽92内の最低液面レベルを検出するようになってお
り、これによって、現像水回収槽24、染色液回収槽9
2内の処理液加熱用ヒータの空焚きを防止している。な
お、液面センサ134、136はいずれが電極式であっ
てもよく、フロート式であってもよく、所定の液面レベ
ルを検出するものであれば他の液面センサの適用も可能
である。
【0063】現像部14、染色部16に現像水回収槽2
4、染色液回収槽92と別に液面回収槽126、128
を設けることによって、現像水回収槽24、染色液回収
槽92内の現像水、染色液に泡立ちが生じても、この泡
に影響されることなく正確に液面レベルを検出すること
ができる。
【0064】図3に示されるように、染色部16の下流
側には、水洗部18及び乾燥部20が配設されている。
水洗部18には、逆山形形状で底部が水洗水を収容する
水洗水回収槽140が設けられた水洗槽本体138が配
設されている。水洗水回収槽140の底部近傍には、図
示しないヒータが配設されており、水洗水を所定の温度
(10°Cから30°C内の設定温度、例えば20°
C)に加熱可能となっている。
【0065】この水洗槽本体138の上部には、水なし
平版12の搬送方向上流部に搬送ローラ対142が配設
され、下流部に搬送ローラ対144、146が配設され
ている。これらの搬送ローラ対142、144、146
は各々図示しない側板に回転可能に支持され、駆動源の
駆動力が伝達されることによって回転し、水なし平版1
2を挟持搬送するようになっている。
【0066】搬送ローラ対142と搬送ローラ対144
の間には、串ローラ148が配設されている。串ローラ
148は中空パイプの外周部に円板状の多数のローラを
回転可能に取り付けたものである。この中空パイプは、
上方側に多数の吐出口が形成されたスプレーパイプ15
0を構成している。また、串ローラ148の上方には、
スプレーパイプ152が配設されている。スプレーパイ
プ152には、搬送ローラ対142の上下のローラの
間、搬送ローラ対144の上下のローラの間へ向けて吐
出口(図示省略)が形成されている。
【0067】スプレーパイプ150、152は、水洗水
回収槽140から供給される水洗水を噴出するようにな
っており、これによって、搬送ローラ対144、146
の間を搬送される水なし平版12の表面及び裏面が洗浄
される。なお、串ローラ148は、搬送ローラ対142
から送り出された水なし平版12の下面側を支持して次
の搬送ローラ対144の間へ案内するようになってお
り、搬送ローラ対142、144の間は水洗水の飛散防
止のためにカバー147で覆っている。
【0068】図4に示されるように、スプレーパイプ1
50、152には、中間部に循環ポンプ154が配設さ
れた配管156の一端が連結されており。この配管15
6の他端は、水洗水回収槽140の底部に開口されてお
り、この開口には金網フィルタ157が配設されてい
る。制御装置72によって循環ポンプ154が作動する
と、スプレーパイプ150、152へ水洗水回収槽14
0から水洗水が供給される。
【0069】水洗水回収槽140内には、水洗水の液面
の上方にオーバーフロー管160の一端が開口されてお
り、水洗水回収槽140内の水洗水の液面レベルが上昇
してオーバーフロー管160の上端開口に達すると、オ
ーバーフロー管160から図示しない排出タンクへオー
バーフローするようになっている。また、水洗水回収槽
140内には、電極式の液面センサ134及びフロート
式の液面センサ136が配設されており、液面センサ1
34によって、水洗水回収槽140内の水洗水の液面レ
ベルが下降したことを検出すると、水道水を供給するよ
うになっている。なお、液面センサ136は、水洗水回
収槽140内の水洗水の下限レベルを検出し、ヒータの
空焚きを防止するようになっている。水洗槽本体138
の上部には、水洗水回収槽140内へ向けて配管162
の一端が開口されている。この配管162は中間部に調
整弁付流量計164が配設されており、他端が前記配管
78へソレノイドバルブ82と調整弁付流用計84の間
に連結されている。したっがて、ソレノイド82が開か
れると、水道水が水洗水回収槽140内へ供給される。
このとき調整弁付流量計164によって供給量が調整さ
れるようになっている。なお、水洗水の供給量は、0.
2〜20l/min、好ましくは0.3〜10l/min とする
ことができる。
【0070】図3に示されるように、乾燥部20には、
菊ローラ(花形の断面を持つローラ)166、吹出パイ
プ168、菊ローラ対170、吹出パイプ168及び搬
送ローラ対172が、水なし平版12の搬送方向に沿っ
て順に配設されている。菊ローラ166、菊ローラ対1
70及び搬送ローラ対172は、図示しない側板に回転
可能に支持され、駆動手段の駆動力によって回転するよ
うになっており、これによって、水なし平版12を搬送
するようになっている。また、吹出パイプ168は、搬
送される水なし平版12の搬送路の上面及び下面に対向
して配置され、乾燥風発生部174から図示しないダク
トを介して供給される乾燥風を水なし平版12へ吹き付
けるようになっている。したがって、水なし平版12
は、乾燥部20を通過するとき乾燥風によって加熱乾燥
された後、搬送ローラ対172によって機外へ排出され
る。
【0071】乾燥風発生部174では、図示しないファ
ンとヒータによって所定温度に加熱した乾燥風を発生す
る。この温度範囲は、50°C〜70°Cの間で設定可
能となっている(例えば60°C±2°C)。また、菊
ローラ166及び菊ローラ対170は、回転軸に花形の
断面をもつローラを複数個、間をあけて配置したものが
適用でき、搬送ローラ対172としては、水なし平版1
2の表面の水分を拭き取るためにモルトンローラの適用
が可能である。なお、水洗槽本体138の下流部に配置
した搬送ローラ対146をモルトンローラを使用してお
り、水なし平版12を乾燥部20へ送り込む前に表面の
水分を拭い取って乾燥効率を上げている。
【0072】なお、制御装置72は、アルミ検出器88
によって水なし平版12の挿入を検出する毎に予め設定
した水なし平版現像装置10での水なし平版12の処理
時間だけ循環ポンプ64、108、154及びローラ、
ブラシローラの駆動手段186を作動させて水なし平版
12の処理を行うようにし、また、装置の立ち上げ時及
び装置稼動中の所定時間毎に、循環ポンプ64、10
8、154及びローラ、ブラシローラを駆動させて、ロ
ーラ及びブラシローラ42、100の洗浄を行うように
している。
【0073】また、液面センサ134によって、現像水
回収槽24内の現像水、染色液回収槽92内の染色液及
び水洗水回収槽138内の水洗水が所定の液面レベルを
下回ったことを検出するごとに、所定量の水、染色液及
び水洗水の補充を行うようにしている。これらの補充タ
イミングとしては、現像、染色、水洗の各槽とも、立ち
上げ時に液面レベルを測定して、補充を行った後にポン
プ、ローラ、ヒータを作動させるのが好ましい。また、
各槽とも一定時間(例えば2時間)毎に補充を行う液レ
ベル補充を行うことで、液面レベルを維持させることが
できる。
【0074】次に本実施例の作用を説明する。図示しな
い画像焼付装置で画像が焼付けられた水なし平版12
は、水なし平版処理機200で処理される。この水なし
平版処理機200では、水なし平版12をその表面の保
護フィルムを剥離したのち、水なし平版現像装置10へ
挿入する。
【0075】水なし平版現像装置10に挿入された水な
し平版12は、現像部14内を搬送されながら、スプレ
ーパイプ38、40から噴出された現像水に浸されるこ
とによって未露光部分の感光層が膨潤し表面のシリコー
ンゴム層が剥がれ易くなる。ブラシローラ42は、この
水なし平版12の表面を擦り、剥がれ易くなっているシ
リコーンゴム層を水なし平版12の表面から除去して、
染色部16へ送り込む。染色部16では、ブラシローラ
100によって水なし平版12の表面をさらに擦り、膨
潤した感光層部分のシリコーンゴム層を水なし平版12
の表面から完全に除去すると共に、スプレーパイプ10
2、104から噴出する染色液を水なし平版12の表面
へ均一に塗布する。
【0076】これによって、水なし平版12の表面に
は、露光部分(非画像部分)に相当するシリコーンゴム
層が残りポジ画像が形成され、このポジ画像が染色液に
よって明確となっている。
【0077】染色部16から次の水洗部18へ送り込ま
れた水なし平版12は、スプレーパイプ150、152
から噴出される水洗水によって表裏面が洗浄され、余分
な染色液及びかすが洗浄液で洗い落とされる。水洗部1
8を通過した水なし平版12は、乾燥部20で吹出パイ
プ168から吹き出される乾燥風によって表裏面の水分
が除去されて、水なし平版現像装置10から排出され
る。このようにして処理された水なし平版12は、オー
トストッカー226へ順次ストックされる。
【0078】このようにして処理された水なし平版12
は、ブラシローラ42、100によって、未露光部分に
相当するシリコーンゴム層が確実に除去され、かつ、版
面には、ブラシローラ42、100による擦りむらが生
じることのない高精細の網点画像が形成される。
【0079】図6Dに示されるように、従来使用されて
いるブラシローラでは、1本のチャンネルブラシ48を
ローラ本体44の外周面に螺旋状に密着させていたた
め、ブラシローラの回転方向に対してのチャンネルブラ
シ48の巻付け角度θ1が小さくなってた。このブラシ
ローラを水なし平版12の搬送方向に対し略直角に配置
して回転させると、チャンネルブラシと搬送方向とが略
平行となるため、擦りムラ(現像ムラ)が生じやすい。
これに対して、図6A乃至図6Cに示されるように、本
実施例に適用したブラシローラ42は、水なし平版12
の搬送方向(矢印A方向)に対して比較的大きな角度θ
となっている。このため、ブラシローラ42によって水
なし平版12の表面を擦ったとき、水なし平版12の表
面には、搬送方向に沿ってブラシローラ42による擦り
むらが生じることがない。また、ブラシローラ100
は、ブラシローラ42と反対方向に回転させているた
め、水なし平版12の表面に形成するシリコーンゴム層
による網点の周囲を全方向から擦ることができ、水なし
平版12の表面にエッジの切れの良い網点を形成するこ
とができる。
【0080】水なし平版現像装置10では、ブラシロー
ラ42のみしか揺動させていないため、ブラシローラを
揺動させることによる装置の騒音を低減させることがで
きると共に、他のブラシローラを揺動させていないた
め、部品点数を削減でき、装置のコストダウンが可能と
なっている。
【0081】なお、ブラシローラ42、100は、チャ
ンネルブラシ48が水なし平版12の搬送方向に対して
比較的大きな角度θで取り付けられているため、回転さ
せるだけでも水なし平版12の表面にブラシローラ4
2、100による擦りむらを生じさせることがなく、ブ
ラシローラ42、100の双方を単に回転駆動するのみ
でも擦りむらが生じることがなく、エッジの切れの良い
網点画像を水なし平版12の版面に形成することができ
る。
【0082】ここで、水なし平版現像装置10での循環
ポンプ及びローラ等を駆動する駆動手段の作動について
図7A及び図7Bのフローチャートを用いて説明する。
【0083】先ず、ステップ250では、図示しない装
置の電源スイッチがオンされると、制御装置72は、所
定時間(例えば5分)各循環ポンプ及び駆動手段を作動
させて、各ローラ及びブラシローラ42、100を回転
駆動させると共に、各スプレーパイプから現像水、染色
液、水洗水を噴出させる立ち上げ作動を行う。これによ
って、装置停止中に乾燥状態となっていた、ブラシロー
ラ42、100及び各ローラが現像水、染色液、水洗水
によって洗浄される。
【0084】立ち上げ作動が終了すると、次のステップ
252では、アルミ検出器88が、現像部14へ水なし
平版12が挿入されたか否かを検出する。アルミ検出器
88が水なし平版12の挿入を検出すると、ステップ2
54へ移行して、所定時間(例えば挿入された水なし平
版12が乾燥部20から排出されるまでの時間)各循環
ポンプ及び駆動手段186を作動させて、現像部14〜
乾燥部20を水なし平版12の処理状態とする(処理作
動)。これによって、現像部14へ挿入された水なし平
版12は、現像、染色、水洗及び乾燥処理が順に行われ
て、水なし平版現像装置10の機外へ排出される。
【0085】水なし平版12が検出されていない場合、
ステップ256へ移行して、循環ポンプ及び駆動手段1
86が停止状態となってから所定時間(例えば30分)
経過したか否かを判断し、経過していた場合には、ステ
ップ258へ移行して循環ポンプ及び駆動手段186を
作動(例えば30秒)させる(間欠作動)。これによっ
て、装置内の各ローラ及びブラシローラ42、100
は、各スプレーパイプから噴出される現像水、染色液、
水洗水によって洗浄が行われる。これによって、水なし
平版12を処理していない状態で、ローラ、ブラシロー
ラ42、100が「かす」が付着した状態で乾くのを防
止することができると共に、常に水なし平版12の処理
が可能な状態に維持することができる。
【0086】ステップ260では、図示しない装置の電
源スイッチがオフされたか否かを判断しており、オフさ
れた場合、循環ポンプ及び駆動手段186を作動させ
て、各ローラ及びブラシローラ42、100の洗浄を行
った後に稼動を停止する(停止作動)。また、図7Bに
示す割込みルーチンでは、アルミ検出器88が、水なし
平版12の挿入を検出する(ステップ264)と、図7
Aのフローチャートのステップ254へ移行するように
している。
【0087】このようにして、水なし平版現像装置10
では、装置の立ち上げ時、処理中、非処理中及び停止時
に、各循環ポンプ及び駆動手段186を作動させている
ため、水なし平版12の非処理状態からすぐに水なし平
版12の処理を開始することができる。また、各ローラ
及びブラシローラ42、100を「かす」が付着してい
ない状態に維持することができローラ、ブラシローラ4
2、100に付着した「かす」が水なし平版12の表面
を傷めることがなく、高精細の網点画像を得ることがで
きる。
【0088】なお、本実施例の水なし平版現像装置10
は、現像部14、染色部16、水洗部18及び乾燥部2
0を備えているが、現像部14と染色部16によって構
成され、水洗部18、乾燥部20等を別体にしたもので
あってもよく、また、染色部16から排出した水なし平
版12を自然乾燥によって乾燥するようにしたものであ
ってもよい。
【0089】また、本実施例では、水なし平版12をポ
ジ型として説明したが、これはネガ型であっても勿論良
く、本発明によって処理可能な平版印刷版は、水なし平
版に限らず、その他の種類のPS版等の他の平版印刷版
であってもよく、本発明は、それらを処理する一般的な
平版印刷版処理装置に適用が可能である。
【0090】さらに、本実施例では、現像部14と染色
部16にブラシローラ42、100を配置したが、ブラ
シローラの取り付け位置及び数はこれに限定するもので
はない。例えば、現像部14に2本のブラシローラを配
置して、正転揺動−逆転を行うようにしてもよく、水洗
部18にもブラシローラを配置してもよい。これらの場
合、全てのローラを回転させるか、1本のみのブラシロ
ーラに揺動を加えるだけで良く、ブラシローラによる擦
りむらが生じることがないため、複数本のブラシローラ
を揺動させる必要はない。
【0091】また、以上の説明では、水なし平版印刷版
の現像装置あるいは水なし平版印刷版現像用又は染色用
のブラシローラに限られるものではないことは勿論であ
る。
【0092】
【発明の効果】以上説明した如く本発明のブラシローラ
は、ブラシ素材を回転方向に対して比較的大きな角度で
傾斜させて植え込んだ形状となっているので、水なし平
版の表面を擦ったときに擦りむらが生じることがない。
【0093】また、本発明の平版印刷版処理装置では、
ブラシローラの揺動を抑えたため、装置のコストダウン
が可能となり、また、装置の発する騒音を低減させるこ
とができる優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】水なし平版処理機を示す概略構成図である。
【図2】本実施例に適用した水なし平版現像装置の側面
図である。
【図3】本実施例に適用した水なし平版現像装置の概略
構成図である。
【図4】本実施例に適用した水なし平版現像装置の配管
系統図である。
【図5】本実施例に適用したチャンネルブラシの要部斜
視図である。
【図6】(A)〜(D)はローラ本体へのチャンネルブ
ラシの巻付け状態を示す概略平面図であり、(A)は1
本巻き付けた状態、(B)は3本巻付けた状態、(C)
は6本巻付けた状態、(D)は従来例を示す概略平面図
である。
【図7】(A)は制御装置の作動を示すフローチャー
ト、(B)は図7Aのフローチャートへの割込みルーチ
ンを示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 水なし平版現像装置(平版印刷版処理装置) 12 水なし平版(平版印刷版) 14 現像部 16 染色部 18 水洗部 20 乾燥部 42、100 ブラシローラ 46 ブラシ素材 48 チャンネルブラシ 72 制御装置

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平版印刷版処理装置に用いられ平版印刷
    版の表面をブラッシングするためのブラシローラであっ
    て、ブラシローラを基部に固定した2本以上の長尺のチ
    ャンネルブラシを、順に隣接させた状態でローラ本体の
    外周面に螺旋状にかつ隣接するチャンネルブラシの基部
    が密着するように巻付けて固定したことを特徴とするブ
    ラシローラ。
  2. 【請求項2】 前記ローラ本体の外周面に1本のチャン
    ネルブラシを所定の間隔をおいて螺旋状に巻き付けたの
    ち、他のチャンネルブラシを前記間隔を埋めるように螺
    旋状に巻付けたことを特徴とする請求項1のブラシロー
    ラ。
  3. 【請求項3】 前記ローラ本体の外周面に2本以上のチ
    ャンネルブラシをそれらの基部を順に密着させた状態で
    螺旋状に巻付けたことを特徴とする請求項1のブラシロ
    ーラ。
  4. 【請求項4】 画像が露光された平版印刷版を搬送する
    搬送手段と、前記平版印刷版の表面に処理液を供給する
    処理液供給手段と、複数本の長尺チャンネルブラシを順
    に隣接させてローラ本体の外周面に螺旋状に密着巻きし
    た構成をもつブラシローラと、前記ブラシローラを回転
    駆動して前記搬送手段によって搬送される前記平版印刷
    版の表面をブラッシングするブラシローラ回転駆動手段
    と、を備えたことを特徴とする平版印刷版処理装置。
  5. 【請求項5】 複数の処理工程を含み、各処理工程が前
    記処理液供給手段、前記ブラシローラ及び前記ブラシロ
    ーラ回転駆動手段を少なくとも1つ宛有し、前記ブラシ
    ローラ回転駆動手段のうちの1つが対応する前記ブラシ
    ローラを他のブラシローラと逆方向へ回転させることを
    特徴とする請求項4の平版印刷版処理装置。
JP30400392A 1992-11-13 1992-11-13 ブラシローラ及び平版印刷版処理装置 Pending JPH06148900A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30400392A JPH06148900A (ja) 1992-11-13 1992-11-13 ブラシローラ及び平版印刷版処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30400392A JPH06148900A (ja) 1992-11-13 1992-11-13 ブラシローラ及び平版印刷版処理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06148900A true JPH06148900A (ja) 1994-05-27

Family

ID=17927893

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30400392A Pending JPH06148900A (ja) 1992-11-13 1992-11-13 ブラシローラ及び平版印刷版処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06148900A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2992418B2 (ja) ブラシローラ及び平版印刷版処理装置
JPH06148900A (ja) ブラシローラ及び平版印刷版処理装置
JP2866760B2 (ja) 感光性平版印刷版自動現像機
JP2558744Y2 (ja) 水なし平版印刷版処理装置
JP3140616B2 (ja) 感光性平版印刷版の処理方法及び装置
JPH06295068A (ja) 感光材料処理装置
JP2003098681A (ja) 印刷版現像装置
JP3124666B2 (ja) 消去水洗装置
JP4133497B2 (ja) 印刷版処理装置
JPH06295071A (ja) 感光性平版印刷版処理装置
JP4278883B2 (ja) ローラの洗浄装置
JPH06295069A (ja) 水なし平版印刷版処理装置
JP2916036B2 (ja) シート材料処理装置
JP4213372B2 (ja) 感光材料処理装置
JP3005121B2 (ja) 感光性平版印刷版処理装置
JPH05165224A (ja) 感光性平版印刷版自動現像機
JP2002103569A (ja) ローラ洗浄部構造
JPH05188662A (ja) 電子写真平版印刷版処理装置
JPH11327159A (ja) 湿し水不要平版印刷版の現像装置
JPH04366963A (ja) 水なし平版印刷版の廃液処理装置
JPH0792692A (ja) 水なし平版印刷用原版の現像装置
JPH04366964A (ja) 水なし平版印刷版の廃液処理装置
JPH05188585A (ja) 感光性平版印刷版処理装置
JPH0553328A (ja) 水なし平版印刷版処理装置のブラシローラ駆動制御装置
JPH06295067A (ja) 感光性平版印刷版処理装置