JPH061475Y2 - 車両用室内灯 - Google Patents

車両用室内灯

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JPH061475Y2
JPH061475Y2 JP4503789U JP4503789U JPH061475Y2 JP H061475 Y2 JPH061475 Y2 JP H061475Y2 JP 4503789 U JP4503789 U JP 4503789U JP 4503789 U JP4503789 U JP 4503789U JP H061475 Y2 JPH061475 Y2 JP H061475Y2
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JP
Japan
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lens
housing
switch
cover
lock
Prior art date
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JP4503789U
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JPH02136733U (ja
Inventor
邦夫 恩田
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Ichikoh Industries Ltd
Original Assignee
Ichikoh Industries Ltd
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  • Securing Globes, Refractors, Reflectors Or The Like (AREA)
  • Arrangements Of Lighting Devices For Vehicle Interiors, Mounting And Supporting Thereof, Circuits Therefore (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 この考案は、乗用車等の車両の室内灯の構造に関する。
《従来の技術》 従来、乗用車等の車両には、種々の型式の室内灯が装備
されているが、これらは一般に、車両の天井材等に固定
されたハウジング内に光源バルブを収納し、該ハウジン
グの開口部に透明又は半透明の合成樹脂材等で形成した
レンズを固設したものである。
また、集光レンズを用いて地図や書籍を読むためのスポ
ットライト投光用としたものも多く装備されており、さ
らに、室内一般投光用(ルームライト)とスポットライ
ト投光用とを切換え可能として室内灯も用いられてい
る。
《考案が解決しようとする課題》 上記のような従来の一般的な車両用室内灯においては、
レンズがハウジングに対して固定されているので、合成
樹脂製等のレンズが点灯時の光源バルブよりの熱に耐え
るためにレンズをバルブからある程度離しておかねばな
らず、灯具を容積の大きな深いものにしなければならな
いという問題点がある。また、灯具をコンパクトなサイ
ズに納めようとすれば、レンズに高価な特殊の耐熱材料
を使用しなければならない。
また、前記のようなスポットライト投光専用の灯具は、
室内一般照明用としては不向きであり、一般照明用の灯
具を別個に設けねばならない。さらに、ルームライトと
スポットライトとの切換、兼用式のもの(例えば、実開
昭60−115142号公報にこのような灯具が開示さ
れている。)は、室内一般照明とスポットライトとを択
一的に使用するものであり、両者を同時に使用すること
ができない。
この考案は、上記のような従来の車両用室内灯の問題点
に鑑みてなされてものであり、レンズに特に高価な耐熱
材料を用いることなく灯具をコンパクトなサイズに納め
ることができ、しかも室内一般照明とスポットライト照
明とを同時に兼用することのできる車両用室内灯を提供
することを目的とする。
《課題を解決するための手段》 上記の目的を達成するため、この考案の車両用室内灯
は、内部に光源バルブを収容する箱形のハウジングと、
該ハウジングの開口部周縁を覆う枠形のカバーと、一端
部に設けられた回転軸を中心として回動可能に前記カバ
ーの開口部に嵌設されたレンズとより成り、該レンズ
は、前記回転軸が設けられた一端部から前方に伸びる平
板状の一般照明用レンズ部と、該一般照明用レンズ部の
前端部から立ち上るスポット照明用レンズ部と、前記一
般照明用レンズ部及びスポット照明用レンズ部の側面に
立設された側壁とを一体に形成して成っており、前記回
転軸部に設けられたスプリングによってレンズが常時ハ
ウジングより外方に突出する方向に付勢されているとと
もに、前記スポット照明用レンズ部の頭端部にロック用
爪が設けられ、該ロック用爪がレンズ非突出時にはロッ
クカムによって係止されたレンズがハウジング内に格納
され、前記カバーに設けられたロック解除ノブを押すこ
とによって前記ロックカムによる係止が解除されてレン
ズが外方に突出するように構成されており、さらに、前
記レンズ側壁前部上面に設けられたスイッチボスがレン
ズ格納時にはハウジング内面に設置された光源バルブ用
スイッチを押圧してスイッチ・オフとし、レンズ突出時
にはスイッチから離れてスイッチ・オンとするように構
成されたものである。
《作用》 以上のように構成されたこの考案の車両用室内灯におい
ては、一般照明用レンズ部とスポット照明用レンズ部と
が互いに断面L字形をなすように一体に形成されて非点
灯時にはハウジング内に係止格納されており、係止を解
除した時にレンズがハウジングから突出すると同時に光
源バルブが点灯され、一般室内照明とスポットライトの
両種の照明が同時に行なわれる。
《実施例》 以下、図面に示した実施例に基づき、この考案の構成を
さらに詳細に説明する。
第1図及び第2図はこの考案の車両用室内灯の一実施例
を示した断面図で、第1図は非点灯時(レンズ格納時)
の状態、第2図は点灯時(レンズ突出時)の状態を示し
ている。第3図は、第2図の状態における車両用室内灯
の底面図、第4図は、第2図及び第3図のIV−IV線断面
図である。
図において、1は箱形に形成された灯具のハウジングで
あり、その内部に光源バルブ2を収容しており、車体の
天井材3等に嵌め込み固定されるものである。4は前記
箱形のハウジング1の開口部周縁部を下方(この図示例
のように灯具が天井材に下向きに取り付けられる場合)
から覆っているカバーである。灯具は、前記ハウジング
1と、カバー4と、カバー4の開口部に嵌設されたレン
ズ5とにより構成されている。
レンズ5は、合成樹脂材等の通常の灯具用レンズ材料で
形成されたもので、平板状の一般照明用レンズ部6と、
該一般照明用レンズ部の前端部から略L字状に立ち上る
集光機能を有するスポット照明用レンズ部7と、前記一
般照明用レンズ部6及びスポット照明用レンズ部7の側
面に立設された側壁8とを一体に形成したものである。
前記一般照明用レンズ部6の後端部には、回転軸9が設
けられており、この回転軸9が前記カバー4に支持さ
れ、レンズ5は回転軸9を中心として回動し得るように
なっている。回転軸9には、レンズ突出用のスプリング
10が備えられており、このスプリング10がレンズ5
をハウジング1から常時外方(図示下方)に突出させる
方向に付勢している。
スポット照明用レンズ部7の頭端部には、前方に向かっ
て突出したロック用爪11が設けられ、第1図にように
レンズ5をハウジング1内に格納した状態においては、
このロック用爪11がロックカム12の凹部に係合し、
前記レンズ突出用スプリング10の付勢力に抗してレン
ズ5をハウジング1内部に保持している。ロックカム1
2は、ハウジング1内面にピン13の回りに回動可能に
軸支されており、ピン13にはカム用スプリング14が
装備され、ロックカム12の凹部を常時前記スポット照
明用レンズ部7頭端部のロック用爪11に係合させる方
向に付勢している。
ロックカム12の下方には、カバー4を貫通してロック
解除ノブ15が設けられている。このロック解除ノブ1
5は、カバー4に穿設された孔内を上下摺動可能に、か
つそのフランジ部でカバー4上面に拘止され、その頭端
部をロックカム12の下面に当接している。ロック解除
ノブ15をカバー4外部(図示下方)から手で押すと、
ロックカム12は前記カム用スプリング14の付勢力に
抗して第1図に鎖線で示したように上方に回動してその
凹部がロック用爪11から外れ、レンズ5はロックを解
除されてレンズ突出用スプリング10の付勢力によつて
ハウジング1外方(図示下方)に突出し、第2図い示し
た状態となる。この時、ロック用爪11はカバー4の内
縁部に当接し、レンズ5のそれ以上の突出が阻止され
る。
ハウジング1の内面には、光源バルブ2のオン・オフ用
のスイッチ16が設置されており、一方、レンズ5の側
壁8の前部上面にはスイッチボス17が突設されてい
る。第1図に示したレンズ5の格納時には、スイッチボ
ス17はスイッチ16のスイッチレバーに当接してこれ
を押し上げ、この状態ではスイッチ・オフで光源バルブ
2に通電せず、点灯されていない。ロック解除ノブ15
を押してレンズ5のロックを解除し第2図のようにレン
ズ5を突出させると、スイッチボス17はスイッチ16
のスイッチレバーから離れ、スイイチ・オンとなって光
源バルブ2に通電し、点灯が行なわれる。この時、光源
バルブ2よりの光線は、第2図に鎖線で示したようにス
ポッチ照明用レンズ7で屈折、集光されてスポットライ
トとして投光されると同時に、一般照明用レンズ部6を
通じて室内一般照明用光線が投光される。照明が不要と
なった時は、第2図の状態からレンズ5を手で押し上げ
てやれば、ロック用爪11がロックカム12の凹部に係
合してレンズ5が格納、ロックされ、同時にスイッチボ
ス17がスイッチ16のスイッチレバーを押し上げてス
イッチ・オフとなり消灯される。
《考案の効果》 以上の説明から明らかな通り、この考案による車両用室
内灯は、一般照明用レンズ部とスポット照明用レンズ部
とを一体に形成したレンズを灯具ハウジング内に格納、
突出可能に装備し、レンズの格納、突出を手動操作で簡
単に行ない得るとともに、光源バルブを自動的にレンズ
格納時に消灯しレンズ突出時に点灯するように構成した
ものであるので、きわめて簡単な操作で一般照明とスポ
ット照明の同時点灯、消灯ができるとともに、消灯時に
はレンズを車体天井等から殆ど突出しないコンパクトな
構造に納めることができる上、点灯時にはレンズがハウ
ジングから突出して光源バルブから離隔するから、レン
ズが高温にされることがなく、特に高価な耐熱性材料を
使用する必要がない。また、簡単な構造でルームライ
ト、スポットライト兼用の車両用室内灯を提供すること
が可能となる。
なお、この考案の構成により、スポット照明を必要とせ
ずルームライト専用として用いる場合には、スポット照
明用レンズ部も一般照明用と同様のレンズとすればよ
く、スポット照明専用として装備する場合には一般照明
用レンズ部を不透明にして遮光すればよいことはいうま
でもない。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図はこの考案のによる車両用室内灯の一
実施例を示した断面図で、第1図は消灯時(レンズ格納
時)の状態、第2図は点灯時(レンズ突出時)の状態を
示したもの、第3図は、第2図の状態の底面図、第4図
は、第2図及び第3図のIV−IV線断面図である。 1…ハウジング、2…光源バルブ、3…天井材、4…カ
バー、5…レンズ、6…一般照明用レンズ部、7…スポ
ット照明用レンズ部、8…側壁、9…回転軸、10…レ
ンズ突出用スプリング、11…ロックカム、13…ピ
ン、14…カム用スプリング、15…ロック解除ノブ、
16…スイッチ、17…スイッチボス。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】内部に光源バルブを収容する箱形のハウジ
    ングと、該ハウジングの開口部周縁を覆う枠形のカバー
    と、一端部に設けられた回転軸を中心として回動可能に
    前記カバーの開口部に嵌設されたレンズとより成り、該
    レンズは、前記回転軸が設けられた一端部から前方に伸
    びる平板状の一般照明用レンズ部と、該一般照明用レン
    ズ部の前端部から立ち上るスポット照明用レンズ部と、
    前記一般照明用レンズ部及びスポット照明用レンズ部の
    側面に立設された側壁とを一体に形成して成っており、
    前記回転軸部に設けられたスプリングによってレンズが
    常時ハウジングより外方に突出する方向に付勢されてい
    るとともに、前記スポット照明用レンズ部の頭端部にロ
    ック用爪が設けられ、該ロック用爪がレンズ非突出時に
    はロックカムによって係止されたレンズがハウジング内
    に格納され、前記カバーに設けられたロック解除ノブを
    押すことによって前記ロックカムによる係止が解除され
    てレンズが外方に突出するように構成されており、さら
    に、前記レンズ側壁前部上面に設けられたスイッチボス
    がレンズ格納時にはハウジング内面に設置された光源バ
    ルブ用スイッチを押圧してスイッチ・オフとし、レンズ
    突出時にはスイッチから離れてスイッチ・オンとするよ
    うに構成されていることを特徴とする車両用室内灯。
JP4503789U 1989-04-19 1989-04-19 車両用室内灯 Expired - Lifetime JPH061475Y2 (ja)

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JP4503789U JPH061475Y2 (ja) 1989-04-19 1989-04-19 車両用室内灯

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JPH02136733U JPH02136733U (ja) 1990-11-14
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