JPS585283Y2 - 自転車用灯器 - Google Patents

自転車用灯器

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Publication number
JPS585283Y2
JPS585283Y2 JP10510779U JP10510779U JPS585283Y2 JP S585283 Y2 JPS585283 Y2 JP S585283Y2 JP 10510779 U JP10510779 U JP 10510779U JP 10510779 U JP10510779 U JP 10510779U JP S585283 Y2 JPS585283 Y2 JP S585283Y2
Authority
JP
Japan
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section
headlight
case
headlamp
light
Prior art date
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Expired
Application number
JP10510779U
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English (en)
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JPS5622704U (ja
Inventor
金本強
後藤雅幸
高井圭一
佐子行信
村松計吾
Original Assignee
松下電器産業株式会社
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Filing date
Publication date
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Publication of JPS5622704U publication Critical patent/JPS5622704U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は自転車の前部に取り付けられる自転車用灯器に
関するもので、前照灯部と信号灯部とを前照灯ケースに
同時に出没自在となし、前方照明と、対向車からの自転
車確認ができ、コンパクトに構成されるとともに興趣あ
る動作をするように構成したものである。
一般に自転車には尾灯を装備して安全をはかつているが
、前部にも信号灯を設け、対向車に対して注意させるこ
とが好ましい。
ところで自転車の前部には前照灯が設けられ、これとは
別に信号灯を装備することば灯具の数が多くなり、取付
上の点から、また意匠の点から好ましくない。
本考案はこのような問題を解決したものであり、以下そ
の実施例を示す図面にもとづいて説明する。
第1図において、1.1’は本考案の一実施例における
自転車用灯器で、この灯器1,1′は2個で一組となっ
ており、自転車の前部の左右両側に取り付けられる。
そしてこの灯器1,1′のうち、右側の灯器1は前照灯
部2と信号灯部3が前照灯ケース4より同時に突出して
いる状態を示している。
また左側の灯器1′は前照灯部2と信号灯部3が前照灯
ケース4内に収容されている状態を示している。
5は前照灯部2および信号灯部3を前照灯ケース4より
出没させるための電動式の駆動部で、電源やモータ等を
内蔵し、かつクランク6やワイヤーT等により前照灯部
2の回動操作を行なう。
なお、電動式の駆動部5の代りに、手動によりワイヤー
を介して前照灯部2の回動操作を行なうことも可能であ
る。
前記前照灯ケース4は第2図および第3図に示すように
、上面と底面に開口部8,9をそれぞれ有し、これらの
開口部8,9からは前照灯部2および信号灯部3が出没
自在となるように構成している。
前照灯部2は後部に一対の軸支部10゜10′を設け、
この軸支部10.10’および前照灯ケース4の側面に
設けた孔11にボルト12を貫通させることにより、前
記前照灯部2を前照灯ケース4に回動自在に軸支してい
る。
13はボルト12の端部に螺合するナツトで、ボルト1
2の抜けを防止するものである。
また前照灯部2は第3・図に示すように、内部に電球1
4、反射鏡15、電球保持用のソケット16を有し、か
つ前面には透光性レンズ17を設けている。
信号灯部3は第2図に示すように、上部に軸支部18を
有するケース19と、着色された透光性カバー20とを
有し、かつ透孔性カバー20内には電球21を装備して
いる。
そしてこの信号灯部3は、軸支部18および前照灯ケー
ス4の側面に設けた孔22にボルト23を貫通させるこ
とにより前照灯ケース4に回動自在に軸支される。
24はボルト23の端部に螺合するナツトで、ボルト2
3の抜けを防止するものである。
25は前記ワイヤー7の端部を係止するために、前照灯
部2の側面に設けた突出棒で、この突出棒25は前照灯
ケース4の側面に設けた長孔26より外方に突出させて
いる。
ま、た前記長孔26は突出棒25の回動をガイドするた
めに円弧状に形成している。
27は前照灯部2の軸支部10.10’間に位置して設
けた支持部で1.一部に係止孔28を設けている。
29は信号灯部3のケース19に設けた係止孔で、この
係止孔2.9にコ字形リンク30の一端を係止し、かつ
コ字形リンク30の他端は前記係止孔28に係止して、
前照灯部2と信号灯部3とを連結している。
31は前照灯部2を回動自在に軸支するボルト12に換
装されたコイルバネで、このコイルバネ31の一端は前
照灯部2の後部に支持され、かつ他端は前照灯ケース4
の内面に支持されている。
そし・てこのコイルバネ31は第3図の実線で示すよう
に、前照灯部2が前照灯ケース4の上面開口部8より突
出するように常時バネ付勢するものである。
この場合、信号灯部3もコ字形リンク30を介して連動
し、第3図の実線で示すように、前照灯ケース4の底面
開口部9より突出している。
32は前照灯ケース4の側面に突出させて設けた取付ボ
ルトで、前照灯ケース4を自転車のキャリアに取り付け
るためのものである。
33 、33’は前照灯ケース4の前方下部に設けたス
リットで、このスリット33゜33′は前照灯部2が前
照灯ケース4内に収容されたとき、前照灯部2の光の一
部がこのスリット33 、33’からもれるようにして
、自転車の直前を照射することができるように設けたも
のである。
なお、前記スリット33.33’は透光させるものであ
るため、スリットをもたない透光材料で形成してもよい
上記構成において、前照灯を使用する場合は、第3図の
実線で示すように、前照灯部2を前照灯ケース4の上面
開口部8より突出させた状態で使用するが、この場合、
信号灯部3も第3図の実線で示すように1.前照灯ケー
ス4の底面開口部9より突出している。
この状態で、前照灯部2の電球14は自転車用発電機(
図示せず)の起動力により点灯し、泪転車の前方にその
光は照射される。
また信号灯部3の電球21は前照灯部2と同様、自転車
用発電機(図示せず)の起電力あるいは別個に設けた乾
電池電源(図示せず)により点灯し、かつ着色された透
孔性カバー20を通してその光は自転車の前方に照射さ
れる。
この場合、前照灯部2と信号灯部3は離れた状態で同時
に自転車の前方に照射されるため、対向車からの自転車
走行の確認が容易となる。
また前照灯を使用しない場合は、第3図の実線の状態か
ら第1図に示すワイヤー7をモータあるいは手動でコイ
ルバネ31のバネ力に抗して引張ると、前照灯部、2は
第・3図に示すように、回動軸となるボルト12を中心
に反時計方向に回動し、第3図の点線で示すように、前
照灯ケース4内に収容される。
この場合、信号灯部3もリンク30を介して連動し、第
3図の点線で示すように前照灯ケース4内に収容される
、また前照灯部2の電球14は自転車が走行していると
、自転車用発電機の起電力により点灯するため、この電
球14の光の一部は前照灯ケース4の前方下部に設けた
スリンI−33、33’より外にもれ出て、自転車の直
前を照射することができる。
第4図および第5・図は前照灯部2を回動させるための
駆動部操作用のスイッチ部と、信号灯部3の電球21の
点灯、消灯操作を行なうスイッチ部の構造を示したもの
で、34は前照灯部2を回動させるための電動式の駆動
部5を操作するスライドスイッチ、35は信号灯部3の
電球21の点灯。
消灯操作を行なうスライドスイッチで、このスライドス
イッチ35は前記スライドスイッチ34と並設され、か
つこれらはスイッチケース36゜37内に収納されてい
る。
38はスライドスイッチ34,35のつまみ34’、3
5’が嵌合する嵌合部39,40を設けた連動用の金具
で、この金具38はスライドスイッチ34.35の上面
に載置された状態でスイッチケース36,37内に収納
される。
また前記スイッチケース36,37はねじにより一体化
される。
この構成において、前照灯部2を前照灯ケース4内に収
容するために、駆動部操作用のスライドスイッチ34の
つまみ34′を第5図に示す「閉」位置にスライドさせ
ると、信号灯部3の電球21の点灯、消灯の操作を行な
うスライドスイッチ35のつまみ35′も、金具38の
動きにより一緒に動いて「消灯」位置にくる。
これにより信号灯部3の電球21は信号灯部3が前照灯
ケース4内に収容された状態では消灯する。
その結果信号灯部3の電球21を乾電池電源で点灯させ
るものにおいては、信号灯部3が前照灯ケース4内に収
容されたときには必ず信号灯部3の電球21を消灯させ
ることができるため、乾電池の無駄な消耗を防止するこ
とができる。
また信号灯部3の電球21を点灯させる場合は、スライ
ドスイッチ35のつまみ35′を「消灯」位置から「点
灯」位置にスライドさせると、金具38の動きによりス
ライドスイッチ34のつまみ34′も一緒に動いて、ス
ライドスイッチ34を「開」位置にする。
これにより前照灯部2を回動させる電動式の駆動部5へ
通電されてクランク6が第1図の実線状態から点線状態
に回転するため、前照灯部2はコイルバネ31のバネ力
により前照灯ケース4の上面開口部8より外に突出する
この結果信号灯部3も前照灯部2の回動に連動して前照
灯ケース4の底面開口部9より外に突出する。
この状態では信号灯部3の電球21は点灯しているため
、その光は着色された透光性カバー20を通して自転車
の前方に照射される。
なお、前記金具38に設けた嵌合部39 、40のうち
、つまみ35′が嵌合する嵌合部40は一部を切り欠い
ているため、スライドスイッチ34のつまみ34′が「
開」の位置にあるときは、スライドスイッチ35のつま
み35′を自由に動かすことができるため、信号灯部3
の電球21を自由に点灯あるいは消灯させることができ
る。
またスライドスイッチ35のつまみ35′が「消灯」の
位置にあるときは、スライドスイッチ34のつまみ34
′を自由に動かすことができるため、前照灯部2および
信号灯部3の回動操作も自由に行なえる。
以上のように本考案によれば、前照灯部と信号灯部とを
前照灯ケースに設けた上下の2つの開口部より出没自在
となし、かつ前照灯部と信号灯部とを連動させるように
しているため、興味ある動作を行なわせることができる
また前照灯を使用するために前照灯部を前照灯ケースの
開口部より突出させた場合は、信号灯部も連動して前照
灯ケースの開口部より突出するため、両者は離れた状態
で自転車の前方に光を照射することができ、その結果、
対向車からの自転車走行の確認を容易に行なうことがで
きるので、交通安全上非常に効果がある。
また前記前照灯部と信号灯部の両者が突出した状態では
、コイルバネによる付勢力に加えて信号灯部の重量によ
り前照灯部が連動機構を介して突出した状態を保持され
るため、振動、衝撃が加えられても、前照灯部の突出状
態は常に安定したものが得られる。
しかも前照灯不使用時には、前照灯部を前照灯ケース内
に収容すると、信号灯部も同時に前照灯ケース内に収容
されるため、コンパクトな形となる等種々の実用的効果
を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す自転車用灯器の電動式
駆動部も含めた斜視図、第2図は同自転車用灯器の各構
成部品の分解斜視図、第3図は同自転車用灯器の動作状
態を示す側断面図、第4図は同自転車用灯器におけるス
イッチ部の斜視図、第5図はスイッチ部の分解斜視図で
ある。 2・・・・・・前照灯部、3・・・・・・信号灯部、4
・・・・・・前照灯ケース、5・・・・・・駆動部、8
,9・・・・・・開口部、14.21・・・・・・電球
、15・・・・・・反射鏡、33゜33′・・・・・・
スリット、34,35・・・・・・スイッチ。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1) 上下に開口部をそれぞれ有する前照灯ケース
    と、この前照灯ケースの一方の開口部から出没自在とな
    し、かつ前照灯に必要な光源、反射鏡等を設けた前照灯
    部と、前記前照灯ケースの他方の開口部から出没自在と
    なした信号灯部とを有し、前記前照灯部と信号灯部を連
    動機構により連結して、前照灯部の前照灯ケース内への
    出没と信号灯部の前照灯ケース内への出没とが連動する
    ように構成したことを特徴とする自転車用灯器。
  2. (2)前記前照灯ケースは、収容された前照灯部の投光
    前部に対応する透光部を有することを特徴とする実用新
    案登録請求の範囲第1項記載の自転車用灯器。
JP10510779U 1979-07-30 1979-07-30 自転車用灯器 Expired JPS585283Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10510779U JPS585283Y2 (ja) 1979-07-30 1979-07-30 自転車用灯器

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JP10510779U JPS585283Y2 (ja) 1979-07-30 1979-07-30 自転車用灯器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5622704U JPS5622704U (ja) 1981-02-28
JPS585283Y2 true JPS585283Y2 (ja) 1983-01-29

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ID=29337772

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JP10510779U Expired JPS585283Y2 (ja) 1979-07-30 1979-07-30 自転車用灯器

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JPS5622704U (ja) 1981-02-28

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