JPH061429A - 板状物の搬送装置 - Google Patents

板状物の搬送装置

Info

Publication number
JPH061429A
JPH061429A JP16293392A JP16293392A JPH061429A JP H061429 A JPH061429 A JP H061429A JP 16293392 A JP16293392 A JP 16293392A JP 16293392 A JP16293392 A JP 16293392A JP H061429 A JPH061429 A JP H061429A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
belt
conveyor
belts
frame
plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP16293392A
Other languages
English (en)
Inventor
Kotaro Suzuki
幸太郎 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SUZUKI SEISAKUSHO YUGEN
Original Assignee
SUZUKI SEISAKUSHO YUGEN
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SUZUKI SEISAKUSHO YUGEN filed Critical SUZUKI SEISAKUSHO YUGEN
Priority to JP16293392A priority Critical patent/JPH061429A/ja
Publication of JPH061429A publication Critical patent/JPH061429A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数本のベルトの間隔を調整可能とすること
により、かすの部分の除去作業が容易かつ安全に実施で
きる板状物の搬送装置を提供する。 【構成】 カッターの後段にかす取りコンベア1と方向
転換コンベア20を設ける。かす取りコンベア1には、
複数本のベルト12を設け、このベルト12の間隔を調
整可能とする。カッターから送り出された切断かすは、
ベルト12の間から落下する。方向転換コンベア20に
は、ベルト24とローラ29を設ける。ローラ29は昇
降枠に支持され、ベルト24による搬送時には、ベルト
24よりも下方に下がっている。板状物が方向転換コン
ベア20の中央に達すると、ローラ29が上昇し、ベル
ト24から板状物を持ち上げ、ベルト24とは直角方向
に搬送する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリント配線基板など
の板状物の搬送装置に関するもので、特に、所定の寸法
にカットされた板状物を搬送する過程で、その側縁部に
形成された細幅の不要部分(かすの部分)を除去して、
製品として必要とする部分のみを次工程に搬送する場合
に適した板状物の搬送装置に係る。
【0002】
【従来の技術】電子機器には各種の寸法のプリント基板
が使用されているが、これらのプリント基板は、通常あ
る大きさの原板を必要とする寸法に切断することにより
得られる。そのため、プリント基板をそのカッターによ
って切断した後、組立、保管、包装などの次工程に搬送
する場合、原板の縁に当たる部分がかすとして生ずるの
で、これを取り除く作業が必要となる。
【0003】ところで、従来から、板状物の搬送装置と
しては、ベルトあるいはローラコンベアを使用したもの
が知られている。これらの搬送装置によって、カッター
から排出されたプリント基板を搬送する場合、前記のよ
うに生じたかすが邪魔になるので、従来では、コンベア
上のかすを手作業で取り除いていた。しかし、移動して
いるかすを取り除くことは作業が面倒である上、身体や
作業衣などがコンベアに巻き込まれるなどの恐れもあっ
て好ましいものではなかった。
【0004】また、この種の搬送装置は、カッターの出
口部分に近接して設けられるために、カッターと搬送装
置との隙間がほとんどなく、カッターや搬送装置の保守
点検時に作業スペースが確保できない欠点もあった。
【0005】更に、この種の基板を次工程に搬送する場
合、次工程の作業場所が必ずしもカッターからの基板の
排出方向の延長上にあるとは限らず、搬送方向を変換さ
せなければならない場合もある。しかし、従来の搬送装
置では、コンベアやベルトを徐々に屈曲して搬送方向を
変換していたため、狭いスペースで方向を変えることが
できない欠点があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記のよう
な従来技術の問題点を解決するために提案されたもの
で、その目的は、カッターによって切断されたかすの部
分を自動的にコンベア下方に排出することのできる板状
物の搬送装置を提供することにある。
【0007】本発明の他の目的は、カッターに近接して
設けられている場合であっても、カッターや搬送装置の
保守点検時にその作業スペースを十分確保することので
きる板状物の搬送装置を提供することにある。
【0008】本発明の更に他の目的は、少ない占有スペ
ースで、板状物を直角方向に方向転換させて搬送するこ
とのできる搬送装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、請求項1の搬送装置は、フレームに前後一対の回転
軸を設け、これら回転軸上に所定の間隔で複数個のスプ
ロケットをそれぞれ設け、前後の回転軸に設けられた対
応する各スプロケット間にそれぞれベルトを掛け渡し、
前記回転軸には各ベルトの駆動手段を連結し、各スプロ
ケットをそれぞれが固定されている回転軸に対して、そ
の軸方向に固定位置を移動可能に取り付け、各ベルトの
間隔を調整可能に構成したかす取りコンベアを備えてい
ることを特徴とする。
【0010】また、請求項2の搬送装置は、前記かす取
りコンベアが、基台上に前記ベルトの走行方向と直角に
支軸を設け、この支軸に対して前記フレームを支軸を中
心として回動自在に支持し、前記基台とフレームとの間
には、フレームをベルトの走行位置と持ち上げ位置のい
ずれかに係止するストッパを設けたものであることを特
徴とする。
【0011】請求項3の搬送装置は、前記かす取りコン
ベアの後段に、かす取りコンベアのベルトと同方向に走
行する複数本のベルトを所定の間隔を保って配置し、こ
のベルトの駆動手段を設け、これら各ベルトの間には各
ベルトと平行に設けられた複数本のローラ軸を設け、各
ローラ軸上に送りローラを設け、各ローラ軸には各ロー
ラ軸を同方向に回転させる駆動手段を設け、各ローラ軸
を方向転換コンベアの基台に昇降自在に支持された昇降
枠に支持し、この昇降枠を前記送りローラがベルト表面
から出没するように上下動させる昇降手段を設けた方向
転換コンベアを設けたことを特徴とする。
【0012】
【作用】上記のような構成を有する請求項1の搬送装置
においては、複数本のベルトを備えたかす取りコンベア
上に、カッターの出口から製品よりも細い幅の切断かす
が送り出されると、幅の広い製品は複数本のベルトに支
えられてかす取りコンベア上を移動し、次工程に搬送さ
れる。一方、製品よりも幅の狭いかすの部分は、各ベル
トの間の隙間から下方に落下し、コンベア上から除去さ
れる。また、必要とする製品の幅やかすの部分の幅に合
わせて各ベルトの間隔を調整できるので、どのような寸
法のかすであっても確実にコンベア上から排除できる。
【0013】請求項2の搬送装置においては、通常は、
ストッパを利用してコンベアを水平な位置に固定し、コ
ンベアの入り口とカッターの出口とを近接させた状態
で、ベルトを走行させることにより、カッターから排出
された板状物を搬送する。一方、カッターや搬送装置の
保守点検時には、ベルトを支持しているフレームを支軸
を中心として回動させることにより、コンベア全体をそ
の基台に対して垂直方向に立てることで、コンベアの入
り口部分を持ち上げ、コンベアとカッターの出口との間
に作業スペースを確保する。
【0014】請求項3の搬送装置においては、かす取り
コンベアから送り出された板状物を方向転換コンベアの
ベルトによって方向転換コンベア中央まで移動させる。
この時、方向転換コンベアの送りローラは、それを支持
している昇降枠を昇降手段を利用して下降させておくこ
とにより、ベルト表面よりも低い位置になっている。従
って、ベルトによって搬送される板状物は、送りローラ
に妨げられることがない。その後、昇降枠を上昇させて
送りローラをベルト表面よりも突出させると、いままで
ベルト上にあった板状物は送りローラによって持ち上げ
られ、回転する送りローラによってベルトの走行方向と
は直角方向に搬送される。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1及び図2により
具体的に説明する。図1は本実施例の搬送装置の平面
図、図2は側面図である。
【0016】(1)かす取りコンベア1の構成 本実施例の搬送装置は、カッターCの出口に近接して設
けられたかす取りコンベア1と、このかす取りコンベア
1の後段に設けられた方向転換コンベア20とから構成
されている。
【0017】かす取りコンベア1は、床面に設置された
基台2を備えている。この基台2はかす取りコンベア1
の横幅に応じた間隔で立ち上げられた左右の支持枠3を
備えており、この支持枠3の上部中央の間を掛け渡すよ
うに支軸4が設けられている。すなわち、この支軸4
は、かす取りコンベア1による板状物の搬送方向と直角
方向となるように基台2の上部に固定されている。この
支軸4には、かす取りコンベア1のフレーム5が、図2
の実線で示すベルトの走行位置から一点鎖線で示す持ち
上げ位置の間で、回動可能となるように支持されてい
る。このフレーム5は四角形の枠状の部材で、その左右
両側部のほぼ中央部に前記支軸4が取り付けられてい
る。このフレーム5と前記支持枠3との間には、フレー
ム5をベルト走行位置または持ち上げ位置のいずれかに
保持しておくためのストッパ6が設けられている。
【0018】フレーム5の前後両端には、板状物の搬送
方向と直角に前後の回転軸7,7が設けられている。前
方(方向転換コンベア20側)の回転軸7の一端にはギ
ヤ8が設けられ、このギヤ8がフレーム5に固定された
モータ9の出力ギヤにチェーンあるいはタイミングベル
ト10によって連結されている。すなわち、これらのギ
ヤ8、モータ9、タイミングベルト10が本発明におけ
る回転軸の駆動手段を構成している。
【0019】前後の回転軸7,7上には、それぞれ複数
個のスプロケット11が所定の間隔を保って同じ数だけ
設けられ、対応する前後のスプロケット11間にベルト
12が掛け渡されている。従って、本実施例では、フレ
ーム5に、複数本のベルト12が所定の間隔を保って平
行に設けられている。各ベルト12が掛かっている前後
のスプロケット11は、回転軸7の軸方向にその取付位
置を変更可能に固定されている。一例として、図3に示
すように、回転軸7にはめ込まれているスプロケット1
1の一部に止めネジ13を設け、この止めネジ13を回
転軸7に締め付けたり緩めたりすることにより、スプロ
ケット11を回転軸7に固定あるいは移動可能としてい
る。
【0020】四角形の枠状をしたフレーム5の前後両端
の部材は、前後の回転軸7,7の内側に位置したレール
51になっている。図4に示すように、この前後のレー
ル51には、各ベルト12の行き側(板状物の支持側)
を下から支える支持板14の両端が、レール51の長さ
方向(ベルト12の幅方向)にスライド自在に取り付け
られている。すなわち、前後のレール51には、各ベル
ト12の位置に合わせて複数本の支持板14が所定の間
隔で取り付けられている。また、各支持板14の下面に
は、それぞれ支軸15を中心として回動するアーム16
の基部が取り付けられ、このアーム16の先端にベルト
12の帰り側の内面に接触するテンションローラ17が
設けられている。更に、アーム16と支持板14の間に
は、テンションローラ17をベルト12の内面側に付勢
するスプリング18が設けられている。
【0021】(2)方向転換コンベア20の構成 前記かす取りコンベア1の後段には、方向転換コンベア
20が設けられている。この方向転換コンベア20は、
床面に固定された基台21を備えている。この基台21
の上部には、前後一対の回転軸22が設けられ、この回
転軸22にそれぞれ複数個のスプロケット23が所定の
間隔を保って固定され、これらスプロケット23の間に
それぞれベルト24が掛け渡されている。すなわち、こ
の方向転換コンベア20は、前記かす取りコンベア1の
ベルト12と同方向に走行する複数本のベルト24を有
している。また、前記回転軸22の一方には、回転軸2
2を駆動させるためのモータ25が前記かす取りコンベ
ア1の回転軸と同様にして設けられている。なお、特に
図示しないが、ベルト24の下方には、弛み防止用の支
持板やテンションローラが、前記かす取りコンベアと同
様に設けられている。
【0022】基台21の中段部分の四隅には、昇降用シ
リンダ26が設けられている。この昇降用シリンダ26
のシリンダロッド先端には、基台21の上部よりも一回
り小型の昇降枠27が設けられている。図5に示すよう
に、この昇降枠27には、前記ベルト24の間に位置す
るように複数本のローラ軸28が回転自在に支持されて
いる。このローラ軸28は、ベルト24と同方向に伸び
る部材で、ベルト24両端の回転軸22にぶつからない
ように若干短い寸法になっている。各ローラ軸28には
送りローラ29が固定され、ローラ軸28と共に回転可
能になっている。各ローラ軸28の一方の端部にはベベ
ルギア30が固定され、これが昇降枠27に設けられた
一対の動力伝達用のベベルギア31の一方に噛み合って
いる。図6に示すように、この動力伝達用ベベルギア3
1の他方は、昇降枠27に前記ベルトの回転軸22と平
行に設けられた駆動軸32上のベベルギア33に噛み合
っている。この駆動軸32は、その一端において、昇降
枠27に設けられたモータ34にベベルギア35を介し
て連結されている。
【0023】(3)本実施例の作用 上記のような構成を有する本実施例の搬送装置の作用
は、次の通りである。
【0024】まず、かす取りコンベア1は、その駆動用
モータ9が回転すると、これに伴って回転軸7が回転
し、これに固定されたスプロケット11が回転するの
で、各ベルト12がその長さ方向に移動を開始する。こ
の状態で、カッターの出口から所定の幅に切断された板
状物がかす取りコンベア1のベルト12上に送り出され
ると、板状物はベルト12によって方向転換コンベア2
0側に送られる。この時、ベルト12の間には所定の間
隔が設けられているので、この間隔よりも狭い幅の切断
かすは、ベルト12の間から下方に落下し、方向転換コ
ンベア20へ送られることがない。従って、従来のよう
にベルト上からかすの部分を手作業で除去する必要がな
くなる。
【0025】なお、本実施例では、各ベルト12の下面
に支持板14が設けられているので、ベルト12の長さ
が長くなっても、ベルト12が板状物の重量によって弛
むことがない。また、スプリング18によってテンショ
ンローラ17がベルト12の帰り側に押し付けられてい
るので、ベルト12には常に一定の張力が加わり、ベル
トに弛みが発生しても吸収される。
【0026】ところで、切断する板状物の寸法によって
製品やかすの部分の幅が異なることがある。その場合、
そのままでは幅が狭くてかすがベルトの下に落ちないと
か、逆に幅広くて製品が落ちてしまうなどの不都合が生
じることがある。このような場合には、本実施例では、
止めネジ13を緩めてスプロケット11を回転軸7に沿
って移動させることにより、かすの部分のみがベルト下
方に落下するように、各ベルト12の間隔を調整する。
この時、支持板14とこれに設けたテンションローラ1
7についても、支持板14をレール51に沿って移動さ
せることにより、ベルト12と同じ位置に調整すること
が可能である。
【0027】一方、方向転換コンベア20の運転開始時
には、昇降用シリンダ26を操作して昇降枠27を下降
させておく。このようにすると、各ベルト24の間に設
けられている送りローラ29がベルト24よりも下がっ
た位置に来るので、ベルト24上に供給された板状物は
送りローラ29に接触することがない。ベルト24は、
その駆動用モータ25によって回転軸22を回転させる
ことにより、前記かす取りコンベア1のベルト12と同
方向に走行する。従って、前記かす取りコンベア1より
送り込まれた板状物は、このベルト24によって方向転
換コンベア20の中央部にまで搬送される。
【0028】板状物が方向転換コンベア20の中央に達
した時点で、シリンダ26を操作して昇降枠27を上昇
させ、送りローラ29がベルト24の上面よりも高い位
置に来るようにする。すると、ベルト24上の板状物は
送りローラ29に持ち上げられてベルト24から離れ、
それ以上ベルト24の方向には移動できなくなる。この
状態で、送りローラ29の回転力により、板状物はベル
ト24とは直角方向に搬送される。すなわち、昇降枠2
7に設けられたモータ34によって回転する駆動軸32
の回転力が各伝達用ベベルギア31に伝わり、これに噛
み合っているベベルギア30を介して各ローラ軸28が
回転することにより、板状物は送りローラ29によって
搬送される。このようにして、送りローラ29により板
状物が方向転換コンベア20上から排出された後は、再
び昇降枠27を下げてベルト24を露出させ、かす取り
コンベア1から次の板状物の供給を受ける。
【0029】カッターの出口部分の保守点検時などに、
カッターとかす取りコンベア1との間に作業スペースを
確保したい場合には、かす取りコンベア1に設けられた
ストッパ6を外してフレーム5を支軸4を中心として上
方に回動させ、再びストッパ6を利用してその位置で固
定する。すると、カッターので口とかす取りコンベア1
の入り口との間に空間が生じるので、これを作業スペー
スとして利用する。
【0030】(4)本実施例の効果 以上の通り、本実施例によれば、かす取りコンベア1の
ベルトの間隔を変えるだけの簡単な手段で、幅の異なる
板状物とそのかすとを簡単に分離することができる。特
に、ベルトを下から支える支持板14やテンションロー
ラ17もベルト12に合わせて移動可能としたので、板
状物の重量が大きくなったり、あるいはベルト12のが
長くなっても、ベルト12に弛みが生じることがない。
また、かす取りコンベア1のベルトのフレーム5を支軸
4を中心として回動可能としたため、かす取りコンベア
1自体は移動させることなく、カッターとの間に作業ス
ペースを確保できる。更に、かす取りコンベア1に方向
転換コンベア20を組み合わせて使用することにより、
狭いスペースで板状物の搬送方向を直角に方向転換する
ことができる利点もある。
【0031】(5)他の実施例 本発明は上記の実施例に限定されるものではなく、かす
取りコンベア1の支持板14、テンションローラ17は
必ずしも設けなくても良い。また、かす取りコンベア1
や方向転換コンベア20のベルト、あるいはローラ軸な
どの駆動手段も、図示のタイミングベルトやベベルギア
以外の動力伝達手段を適宜採用できる。もちろん、送り
ローラに限らず、金属製のローラを使用したりローラ軸
自体を板状物の搬送ローラを兼用させることもできる。
方向転換コンベア20の昇降枠の具体的構成やその昇降
手段も図示のもの以外のリフターを適宜使用できる。
【0032】また、送りローラの回転方向を、方向転換
コンベア20の中央部を境として反対方向に回転させる
ようにすれば、板状物をベルトに対して左右両側に排出
することもできる。そのようにすると、方向転換コンベ
アは、送りローラを使用しない場合も含めて、3方向に
板状物を搬送できる。
【0033】
【発明の効果】以上の通り、本発明によれば、複数本の
ベルトの間隔を調整可能とすることにより、かすの部分
の除去作業が容易かつ安全に実施できる板状物の搬送装
置を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の板状物の搬送装置の一実施例を示す平
面図。
【図2】図1の実施例の側面図。
【図3】かす取りコンベア1のスプロケット固定部分の
斜視図。
【図4】かす取りコンベア1のベルト12及び支持板1
4部分の側面図。
【図5】方向転換コンベア20のベルト24の駆動手段
部分の平面図。
【図6】方向転換コンベア20のローラ軸28の駆動部
分の正面図。
【符号の説明】
1 かす取りコンベア 4 支軸 5 フレーム 6 ストッパ 11 スプロケット 12 ベルト 13 止めネジ 14 支持板 17 テンションローラ 20 方向転換コンベア 24 ベルト 26 昇降用シリンダ 27 昇降枠 28 ローラ軸 29 送りローラ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フレームに前後一対の回転軸を設け、これ
    らローラ軸上に所定の間隔で複数個のスプロケットをそ
    れぞれ設け、前後の回転軸に設けられた対応する各スプ
    ロケット間にそれぞれベルトを掛け渡し、前記ローラ軸
    には各ベルトの駆動手段を連結し、各スプロケットをそ
    れぞれが固定されている回転軸に対して、その軸方向に
    固定位置を移動可能に取り付け、各ベルトの間隔を調整
    可能に構成したかす取りコンベアを備えていることを特
    徴とする板状物の搬送装置。
  2. 【請求項2】前記かす取りコンベアが、基台上に前記ベ
    ルトの走行方向と直角に支軸を設け、この支軸に対して
    前記フレームを支軸を中心として回動自在に支持し、前
    記基台とフレームとの間には、フレームをベルトの走行
    位置と持ち上げ位置のいずれかに係止するストッパを設
    けたものであることを特徴とする板状物の搬送装置。
  3. 【請求項3】前記かす取りコンベアの後段に、 かす取りコンベアのベルトと同方向に走行する複数本の
    ベルトを所定の間隔を保って配置し、このベルトの駆動
    手段を設け、これら各ベルトの間には各ベルトと平行に
    設けられた複数本のローラ軸を設け、各ローラ軸上に送
    りローラを設け、各ローラ軸には各ローラ軸を同方向に
    回転させる駆動手段を設け、各ローラ軸を方向転換コン
    ベアの基台に昇降自在に支持された昇降枠に支持し、こ
    の昇降枠を前記送りローラがベルト表面から出没するよ
    うに上下動させる昇降手段を設けた方向転換コンベアを
    設けたことを特徴とする板状物の搬送装置。
JP16293392A 1992-06-22 1992-06-22 板状物の搬送装置 Pending JPH061429A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16293392A JPH061429A (ja) 1992-06-22 1992-06-22 板状物の搬送装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16293392A JPH061429A (ja) 1992-06-22 1992-06-22 板状物の搬送装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH061429A true JPH061429A (ja) 1994-01-11

Family

ID=15764002

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16293392A Pending JPH061429A (ja) 1992-06-22 1992-06-22 板状物の搬送装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH061429A (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6388509B2 (en) 1997-11-13 2002-05-14 Seiko Epson Corporation Semiconductor integrated circuit, operating state detector, and electronic equipment
US6400359B1 (en) 1998-08-27 2002-06-04 Pentel Kabushiki Kaisha Apparatus for detecting an approaching conductor, or an approach point of a conductor and an electrostatic capacity type touch panel apparatus
CN102442539A (zh) * 2011-09-06 2012-05-09 安徽科宏玻璃机械有限公司 一种多尺寸玻璃输送转向台
CN102465544A (zh) * 2010-11-01 2012-05-23 华中农业大学 屋面径流分流集水器
CN110154124A (zh) * 2019-06-04 2019-08-23 江苏丽泽节能科技有限公司 一种用于热固板切割线的开式切片机
WO2019187612A1 (ja) * 2018-03-30 2019-10-03 株式会社エイチアンドエフ 非磁性ブランク搬送装置及びそれを用いた非磁性ブランクの搬送方法
JP2020059573A (ja) * 2018-10-09 2020-04-16 Jpテック株式会社 粘着テープ繰り出し機構及びこれを用いた粘着テープ貼付装置
CN113788268A (zh) * 2021-09-24 2021-12-14 安阳复星合力新材料股份有限公司 一种钢筋输送方法
KR20220021725A (ko) * 2020-08-14 2022-02-22 주식회사 나이콤 도서 반납 시스템
KR20220021720A (ko) * 2020-08-14 2022-02-22 주식회사 나이콤 도서 적재 장치

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6388509B2 (en) 1997-11-13 2002-05-14 Seiko Epson Corporation Semiconductor integrated circuit, operating state detector, and electronic equipment
US6400359B1 (en) 1998-08-27 2002-06-04 Pentel Kabushiki Kaisha Apparatus for detecting an approaching conductor, or an approach point of a conductor and an electrostatic capacity type touch panel apparatus
CN102465544A (zh) * 2010-11-01 2012-05-23 华中农业大学 屋面径流分流集水器
CN102442539A (zh) * 2011-09-06 2012-05-09 安徽科宏玻璃机械有限公司 一种多尺寸玻璃输送转向台
WO2019187612A1 (ja) * 2018-03-30 2019-10-03 株式会社エイチアンドエフ 非磁性ブランク搬送装置及びそれを用いた非磁性ブランクの搬送方法
JP2019177998A (ja) * 2018-03-30 2019-10-17 株式会社エイチアンドエフ 非磁性ブランク搬送装置及びそれを用いた非磁性ブランクの搬送方法
JP2020059573A (ja) * 2018-10-09 2020-04-16 Jpテック株式会社 粘着テープ繰り出し機構及びこれを用いた粘着テープ貼付装置
CN110154124A (zh) * 2019-06-04 2019-08-23 江苏丽泽节能科技有限公司 一种用于热固板切割线的开式切片机
KR20220021725A (ko) * 2020-08-14 2022-02-22 주식회사 나이콤 도서 반납 시스템
KR20220021720A (ko) * 2020-08-14 2022-02-22 주식회사 나이콤 도서 적재 장치
CN113788268A (zh) * 2021-09-24 2021-12-14 安阳复星合力新材料股份有限公司 一种钢筋输送方法
CN113788268B (zh) * 2021-09-24 2023-01-20 安阳复星合力新材料股份有限公司 一种钢筋输送方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2954101B2 (ja) 板ガラスの供給装置
JPH08169536A (ja) ワークの自動搬送方法および装置
JPH061429A (ja) 板状物の搬送装置
CN105857794B (zh) 撕膜设备
JP3201539B2 (ja) 硝子板の切断方法及びその装置
JPH08155753A (ja) プリント基板の塵埃除去装置
JP2798178B2 (ja) 切断機に対するワーク搬送方法及び装置
JP2801028B2 (ja) 電子部品実装機における基板の給排出装置
JP2514714Y2 (ja) 基板のバリ取装置及び切削処理基板
KR100580379B1 (ko) 판유리 이송장치
JP4125388B2 (ja) ガラス板の折割り装置及びこれを具備したガラス板の加工装置
JPH0650494U (ja) 苺のヘタ取り装置
JP2004216478A (ja) 紙製打抜き製品の紙粉・打抜き屑除去方法及びその装置
JP6741602B2 (ja) コンベア支持構造および部品実装装置
JP2777518B2 (ja) 自動搬送装置
JPH08319015A (ja) コンベヤ装置
KR200255051Y1 (ko) 골판지 박스용 전개도 나머지부분 제거장치
JP3143230B2 (ja) 小製品の仕分け集積装置
JP3604420B2 (ja) ケース分離装置
JPS60262706A (ja) 段ボ−ルシ−トのダスト除去装置付き搬送コンベア
KR200332150Y1 (ko) 샌드위치 패널 적재장치
JPH0642776Y2 (ja) 不良タイル破壊装置
JPH0244932Y2 (ja)
JPS644658Y2 (ja)
US1397656A (en) Multiple-guide-row stacked-cake receiving and assembling machine