JPH08155753A - プリント基板の塵埃除去装置 - Google Patents

プリント基板の塵埃除去装置

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JPH08155753A
JPH08155753A JP6330136A JP33013694A JPH08155753A JP H08155753 A JPH08155753 A JP H08155753A JP 6330136 A JP6330136 A JP 6330136A JP 33013694 A JP33013694 A JP 33013694A JP H08155753 A JPH08155753 A JP H08155753A
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JP
Japan
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circuit board
printed circuit
dust
component mounting
transport path
Prior art date
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Pending
Application number
JP6330136A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayoshi Ando
正義 安藤
Shinichi Otsuka
鎭一 大塚
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 部品マウントラインにおけるプリント基板上
の塵埃等を除去して実装基板の品質を向上させ不良品の
発生を防止して歩留りの向上を図るとともに部品マウン
ト装置の稼動率の向上を図る。 【構成】 プリント基板上に電子部品を実装するための
部品マウント装置1、2にプリント基板用搬送路4を連
結した部品マウントラインにおいて、上記搬送路4の途
上にこの搬送路上のプリント基板を表裏反転させるため
の反転手段5を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリント基板上に電子
部品を実装するための部品マウントライン途上における
プリント基板上の塵埃を除去するための改良に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】プリント基板上に各種電子部品を実装す
るために、部品マウント装置(電子部品自動挿入機)が
用いられ、セットされたプリント基板のスルーホールに
電子部品のリード端子を自動挿入して電子部品をプリン
ト基板上に搭載する。このような部品マウント装置は電
子部品の数に対応して複数台用いられ、各部品マウント
装置間はコンベヤで連結され一連の部品マウントライン
が形成される。このような部品マウントラインにおい
て、プリント基板は部品実装面を上側にしてコンベヤに
より搬送され各部品マウント装置において複数の電子部
品が順番に搭載される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
部品マウントラインにおいては、プリント基板は部品実
装面を常に上側にして搬送されるため、この基板表面に
塵埃その他の異物が付着した場合、塵埃等はそのままプ
リント基板とともにライン上を搬送される。このため、
部品マウント装置において、塵埃等が電子部品に挟み込
まれ不良品の発生や部品の挿入エラーによる装置の作動
停止が起こり稼動率が低下して生産性を悪化させてい
た。
【0004】本発明は上記従来技術の欠点に鑑みなされ
たものであって、部品マウントラインにおけるプリント
基板上の塵埃等を除去して実装基板の品質を向上させ不
良品の発生を防止して歩留りの向上を図るとともに部品
マウント装置の稼動率の向上を図ったプリント基板の塵
埃除去装置の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明では、プリント基板上に電子部品を実装する
ための部品マウント装置にプリント基板用搬送路を連結
した部品マウントラインにおいて、上記搬送路の途上に
この搬送路上のプリント基板を表裏反転させるための反
転手段を設けたことを特徴とするプリント基板の塵埃除
去装置を提供する。
【0006】好ましい実施例においては、前記反転手段
は、前記搬送路内に搬送方向に沿って設けた回転軸と、
この回転軸に連結する回転手段と、この回転軸上に設け
たプリント基板把持手段と、この回転軸を上下動作させ
るための昇降手段とからなることを特徴としている。
【0007】さらに好ましい実施例においては、前記反
転手段により表裏反転したプリント基板に対し振動を与
えるための振動手段を有することを特徴としている。
【0008】さらに好ましい実施例においては、前記振
動手段は、前記回転手段または前記昇降手段により構成
され、前記回転手段による正逆回転または前記昇降手段
による上下動作によりプリント基板に対し振動を与える
ことを特徴としている。
【0009】別の好ましい実施例においては、前記反転
手段により表裏反転したプリント基板に対しエアを吹き
付けるためのエア吹付け手段を有することを特徴として
いる。
【0010】
【作用】搬送路の途中でプリント基板が表裏反転され基
板表面の塵埃その他の異物が落下する。この反転状態で
基板を振動させたりあるいは基板にエアーを吹付けるこ
とにより、基板表面の塵埃等はさらに確実に落下し基板
から除去される。
【0011】
【実施例】図1は本発明の実施例に係るプリント基板に
部品を実装するための部品マウントラインの一部を示す
斜視図である。複数(図では2台)の部品マウント装置
(自動挿入機)1、2が設置され、各マウント装置1、
2には2本の平行コンベヤレール3が連結され搬送路4
が形成される。各コンベヤレール3は例えばL字形フレ
ームの内側にベルトコンベヤ(図示しない)を配設した
構成である。プリント基板(図示しない)はその両側縁
部をこのベルトコンベヤ上に支持され、矢印Fのように
この搬送路4に沿って搬送される。各マウント装置1、
2において、搬送されてきたプリント基板のスルーホー
ルに電子部品のリード端子が自動挿入され複数の電子部
品が自動的に所定の位置に搭載される。
【0012】マウント装置1、2間の搬送路4には基板
反転装置5が介入される。この基板反転装置5は、搬送
路4のコンベヤレール3と整合する2本のコンベヤレー
ル6およびその間に設けられた反転クランパー7により
構成される。反転クランパー7は、プリント基板を掴ん
でこれを表裏反転させるためのものである。
【0013】図2に反転クランパー7の構成を示す。搬
送路に沿って送られてきたプリント基板8上には複数の
電子部品9が搭載されている。なお、図は搬送路に沿っ
た断面構成を示し、搬送方向は図の左右方向でありプリ
ント基板8は例えば図の右から左に搬送される(矢印
F)。搬送路の中央部にコ字型フレーム13が設けら
れ、このフレーム13に対し搬送方向と平行に回転軸1
1が装着される。この回転軸11はロータリーシリンダ
ー14により矢印Bのように正逆方向に回転可能であ
る。この回転軸11の両端部にはプリント基板8の前後
の両縁部を把持するためのハンド10が設けられる。一
方のハンド10にはシリンダー12が装着され回転軸1
1に沿って矢印Aのように移動可能である。フレーム1
3には装置本体側に固定されたシリンダー15が連結さ
れ、フレーム13を矢印Cのように昇降動作させる。
【0014】通常時は、図2のように昇降用シリンダー
15は下降した位置にあり、フレーム13は搬送路の搬
送面より下側に位置し、送られてくるプリント基板を邪
魔しない。またハンド10の先端部が搬送面より突出し
ないように、ロータリーシリンダー14により回転軸1
1が所定の回転角度位置に保持されている。プリント基
板8が搬送されると、まずロータリーシリンダー14を
駆動して回転軸11を回転させ、ハンド10を図示した
ようにプリント基板8の前後の位置に突出させる。
【0015】次に、シリンダー12を駆動してハンド1
0を回転軸11に沿ってスライドさせプリント基板8を
クランプする。その後、昇降用シリンダー15を駆動し
てフレーム13をプリント基板8の回転に支障のない位
置まで上昇させる。即ち、プリント基板8を回転軸11
廻りに回転させたときに基板の両側縁部がコンベヤレー
ル6(図1)に係合しない位置まで上昇させる。この状
態でロータリーシリンダー14を駆動して回転軸11を
180度回転させ、図3に示すように、プリント基板8
の表裏を反転させる。なお、フレーム13の両側の支持
部の高さはプリント基板8の幅の1/2よりやや大きく
しておく。これによりプリント基板8はフレーム13内
で支障なく回転できる。
【0016】このようにプリント基板8を反転させるこ
とにより、基板表面に付着していた塵埃その他の異物は
落下して基板から除去される。このとき、ロータリーシ
リンダー14の正逆回転を繰り返してプリント基板8に
振動を与えることにより基板表面の塵埃等の落下作用が
促進され確実な塵埃除去が達成される。プリント基板8
に振動を与える別の方法として、昇降用のシリンダー1
5によりフレーム13の上下動作を繰り返してもよい。
このようなプリント基板に対する振動付与に代えてある
いはこれとともにプリント基板表面にエアーを吹付けて
塵埃等を吹払ってもよい。
【0017】このようにして基板表面の塵埃等を除去し
た後、上記反転動作と逆の動作によりプリント基板8を
元の位置に戻し、ハンド10を搬送面から引っ込めてコ
ンベヤレール6によりこの基板反転装置5(図1)から
プリント基板を搬出して次の部品マウント装置2へ送り
込む。
【0018】なお、上記実施例ではプリント基板の回転
手段としてロータリーシリンダーを用いたが、他の回転
モーターを用いてもよい。また、ハンド10とシリンダ
ー12によるプリント基板のクランプ機構に代えて他の
適当なチャック手段を用いてもよい。また、昇降用シリ
ンダー15に代えて、モーターとラックピニオン機構に
よる直線往復動作手段あるいはその他適当な往復動作可
能な昇降手段を用いてもよい。また、図1に示した搬送
路の途中に反転装置を介入させる構成に代えて、ロボッ
トアーム等により搬送路上のプリント基板を直接把持し
てこれを反転させる構成としてもよい。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明において
は、プリント基板を表裏反転させて表面に付着していた
塵埃その他の異物を落下させて除去するため、塵埃等に
よる基板品質の低下や電子部品が塵埃等を挟み込むこと
による製品不良の発生を防止し歩留りの向上を図ること
ができるとともに、挿入エラーによる部品マウント装置
(自動挿入機)の作動停止を防止できるため装置の稼動
効率を向上させることができ部品マウントラインによる
生産効率が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例に係るプリント基板の部品マ
ウントラインの一部を示す斜視図である。
【図2】 図1の実施例における基板反転前の状態を示
す反転クランパーの断面構成図である。
【図3】 図1の実施例における基板反転後の状態を示
す反転クランパーの断面構成図である。
【符号の説明】
1,2:部品マウント装置(自動挿入機)、 3:コン
ベヤレール、 4:搬送路、 5:基板反転装置、
6:コンベヤレール、 7:反転クランパー、8:プリ
ント基板、 9:電子部品、 10:ハンド、 11:
回転軸、 12:シリンダー、 13:フレーム、 1
4:ロータリーシリンダー、 15:昇降用シリンダ
ー。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリント基板上に電子部品を実装するた
    めの部品マウント装置にプリント基板用搬送路を連結し
    た部品マウントラインにおいて、上記搬送路の途上にこ
    の搬送路上のプリント基板を表裏反転させるための反転
    手段を設けたことを特徴とするプリント基板の塵埃除去
    装置。
  2. 【請求項2】 前記反転手段は、前記搬送路内に搬送方
    向に沿って設けた回転軸と、この回転軸に連結する回転
    手段と、この回転軸上に設けたプリント基板把持手段
    と、この回転軸を上下動作させるための昇降手段とから
    なることを特徴とする請求項1に記載のプリント基板の
    塵埃除去装置。
  3. 【請求項3】 前記反転手段により表裏反転したプリン
    ト基板に対し振動を与えるための振動手段を有すること
    を特徴とする請求項1または2に記載のプリント基板の
    塵埃除去装置。
  4. 【請求項4】 前記振動手段は、前記回転手段または前
    記昇降手段により構成され、前記回転手段による正逆回
    転または前記昇降手段による上下動作によりプリント基
    板に対し振動を与えることを特徴とする請求項3に記載
    のプリント基板の塵埃除去装置。
  5. 【請求項5】 前記反転手段により表裏反転したプリン
    ト基板に対しエアを吹き付けるためのエア吹付け手段を
    有することを特徴とする請求項1または2に記載のプリ
    ント基板の塵埃除去装置。
JP6330136A 1994-12-06 1994-12-06 プリント基板の塵埃除去装置 Pending JPH08155753A (ja)

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