JP4649059B2 - ワーク搬送装置及びダイシング装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する利用分野】
本発明は、ダイシングブレードによりダイシングされたワークをスピン洗浄後、後処理工程へ搬送するワーク搬送装置及びダイシング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
半導体パッケージの一例として、CSP(Chip・Size・Package)を製造する場合について説明する。ガラスエポキシなどの回路基板上に複数の半導体チップがマトリクス状に搭載され、該半導体チップ搭載面側を樹脂封止されてパッケージ部が形成される。このパッケージ部が形成された回路基板がダイシング治具に載置され、ワーク搬送部によりダイシング装置のX−Yテーブルに移送される。
【0003】
X−Yテーブルに移載されたダイシング治具は、回路基板と共に吸着保持された状態で、X−Yテーブルをダイシングブレードの切断ラインと位置合わせが行われた後、例えばX方向に走査させる際(例えば往路を走査させる際)に一辺側が切断され、Y方向へ1ライン分移動させては同様の切断動作が繰り返し行われる。一辺側の切断が終了すると、X−Yテーブルを90度回転させて隣接する他辺側についてもX−Yテーブルを同様に例えばX方向に往復走査させてはY方向へ1ライン分移動させて切断動作が繰り返し行われる。これにより、回路基板は、ダイシング治具に載置されたまま、マトリクス状に個片に切断される。
【0004】
切断が終了すると、回路基板は、ダイシング治具と共にスピン洗浄部へ移送される。スピン洗浄部では、ダイシング治具が回路基板と共に洗浄ステージに吸着保持された状態で、密閉空間内で洗浄ステージが高速で回転駆動される。このとき、噴射ノズルから洗浄液が回路基板に向かって噴射されて洗浄が行われる。洗浄終了後洗浄ステージを回転させたまま回路基板にエアーが噴射されて基板乾燥が行われる。
【0005】
洗浄が終了した回路基板はダイシング治具と共に取出し位置へ取り出され、回路基板のみが図10(a)〜(c)に示すチャックテーブル101へ移載されて吸着保持されている。チャックテーブル101は、枠体102内に円板状多孔質材103が収容されている。このチャックテーブル101の底部側より図示しない吸引手段により吸引することにより、切断された回路基板104を多孔質材103の上面に吸着保持する。
【0006】
図11において、チャックテーブル101は90度回転した状態で、回路基板104の個片化されたチップ104aが反転ピックアップ116により吸着されて第1のピックアップ105へ受渡しが行われる。第1のピックアップ105は、チップ104aを保持したまま、検査ステージにある検査テーブル106へ順次移送する。検査テーブル106の周縁部には、90度ずつ振られた4箇所に第1〜第4のワーク保持部106a〜106dが設けられている。第1のピックアップ105に保持されたチップ104aは、検査ステージにある検査テーブル106へ移送されると第1のワーク保持部106aに移載される。検査テーブル106はチップ104aが移載されると90度回転して第1のワーク保持部106aに収容されたチップ104aが受渡し位置107へ移送される。このとき、第4のワーク保持部106dへ第1のピックアップ105より次の個片化されたチップ104aが移載されるようになっている。
【0007】
受渡し位置107へ移送されたチップ104aは第2のピックアップ108により吸着保持されて画像処理部109へ移送される。画像処理部109は、チップ104aを撮像してパッケージ部や端子部に異常がないか検査が行われる。
検査が行われると、チップ104aは第2のピックアップ108により検査テーブル106の第1のワーク保持部106aへ再び戻されるようになっている。
【0008】
検査テーブル106は更に90度回転して第1のワーク保持部106aに収容されたチップ104aを受渡し位置110へ移送する。このとき、第4のワーク保持部106dが受渡し部107へ移送され、第3のワーク保持部106cへ第1のピックアップ105より次の個片化されたチップ104aが移載されるようになっている。
【0009】
受渡し位置110へ移送されたチップ104aは第3のピックアップ111により吸着保持されてOS(オープンショート)処理部112へ移送される。OS(オープンショート)処理部112は、チップ104aに通電して導通テストが行われる。検査が行われると、チップ104aは第3のピックアップ111により検査テーブル106の第1のワーク保持部106aへ再び戻されるようになっている。
【0010】
検査テーブル106は更に90度回転して第1のワーク保持部106aに収容されたチップ104aを受渡し位置113へ移送する。このとき、第2のワーク保持部106bが受渡し位置110へ、第3のワーク保持部106cが受渡し部107へ移送され、第4のワーク保持部106dへ第1のピックアップ105より次の個片化されたチップ104aが移載されるようになっている。検査が終了したチップ104aは、受渡し位置113より第4のピックアップ114により、ワーク収納部115に移送され、検査結果に応じて良品収納トレイ116aと不良品収納トレイ116bとで分別して収納されるようになっている。各収納トレイが一杯になると新たな空トレイ116cが順次供給されるようになっている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
従来のダイシング装置は、ダイシングにより個片化された回路基板104をスピン洗浄後、チャックテーブル101に吸着保持させた状態から、第1のピックアップ105によりチップ104aが保持されて検査テーブル106に順次移送される。このとき、パッケージより露出形成されている接続端子側の乾燥が不十分であると、接続端子部が錆び易くなる。
また、スピン洗浄後の回路基板104の乾燥状態が不十分であると、第1のピックアップ105のピックアップヘッドに吸着保持されるチップ104aとの密着度が増してチップ104aがピックアップヘッドより離れ難くなるという不具合が生ずる。
また、回路基板104の乾燥が不十分であると水分が残留し、OS(オープンショート)処理部112において、チップ104aに通電して導通テストを行うとエラーとなるおそれがある。
【0012】
また、チャックテーブル101に吸着保持される回路基板104は、多孔質材103の全面を利用して吸引しているため(図10(c)参照)損失が大きく、吸引装置に吸引能力の高いものを使用する必要があるため、装置も大型化する上に製造コストも嵩む。
【0013】
また、チャックテーブル101より検査テーブル106を経てワーク収納部115へチップ104aが分別収納されるまで、第1〜第4のピックアップ105、108、111、114及び反転ピックアップ116が用いられているため(図11参照)、装置部品が多く搬送機構が複雑化する。また、ピックアップの数が多いと、チップ104aの搬送や移載に要する時間(タクトタイム)がかかる上に、次の検査処理の終了を待って検査テーブル106を回転させる必要があるため、チップ104aの検査処理に要する時間がかかり、装置全体として生産効率が低下する。
【0014】
本発明の目的は、上記従来技術の課題を解決し、ダイシングされたワークの乾燥を確実に行い、ワークの移載を確実に行え、装置構成を簡略化してワークの搬送時間を短縮化可能なワーク搬送装置及びダイシング装置を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明は次の構成を備える。
即ち、ダイシングブレードによりダイシングされたワークの一面を洗浄後、後処理工程へ搬送するワーク搬送装置であって、ダイシングされたワークがワーク搬送部により一括保持されて搬送される間にワークの他面の洗浄乾燥を行うワーク洗浄乾燥部と、洗浄乾燥後のワークが回転及びスライド可能なテーブル上に載置され、ワークの向きを揃えて供給可能なワーク載置部とを備え、ワーク載置部に設けられたテーブルには多孔質材が用いられており、該多孔質材のワーク載置領域部を除く上面がシート材で覆われて、ワーク載置領域部のみに吸引路が集中するように形成されていることを特徴とする。
【0017】
また、更に他の構成は、ダイシングされたワークがワーク搬送部により一括保持されて搬送される間にワークの他面の洗浄乾燥を行うワーク洗浄乾燥部と、洗浄乾燥後のワークを回転及びスライド可能なテーブル上に載置し、ワークの向きを揃えて供給可能なワーク載置部と、周縁部に沿って複数箇所にワーク保持部を設けた検査テーブルと、検査テーブルに近接して設けられた画像処理検査及び導通検査を行うワーク検査部と、検査テーブル上のワークをワーク検査部に移送するピックアップヘッドが設けられたワークピックアップ部とを備え、検査テーブルのワーク保持部とワークピックアップ部のピックアップヘッドとが少なくとも2箇所で重なり合うように設けられ、検査テーブルとピックアップヘッドとは同期して回転可能に設けられていることを特徴とする。
【0018】
ダイシング装置においては、ワークを治具と共に供給するワーク供給部と、ワークが治具と共にダイシングテーブルへ移送され、該ダイシングテーブルをX−Y方向に走査する際に、ワークがダイシングブレードによりダイシングされるダイシング部と、ダイシングされたワークを治具と共にスピン洗浄するスピン洗浄部と、スピン洗浄されたワークを治具より取出して後処理工程へ搬送する前述した何れかのワーク搬送装置と、検査終了後のワークが良品と不良品とに分けて収納されるワーク収納部とを備えたことを特徴とする。
また、ワークを搭載可能な治具は、治具にワークが搭載されるワーク供給位置、ワークがダイシングされるダイシング位置、ワークが洗浄される洗浄位置、治具よりワークのみがピックアップされるピックアップ位置のうち何れか3位置に配設され、該複数の治具を循環させてワーク搬送が繰り返し行われることを特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係るワーク搬送装置及びダイシング装置の好適な実施の形態について添付図面と共に詳述する。
図1はダイシング装置の全体構成を示す平面説明図、図2はワーク洗浄乾燥部の説明図、図3(a)(b)はワーク載置部の構成を示す斜視図及び断面図、図4はワーク搬送装置の平面説明図、図5は検査テーブルとピックアップヘッドのレイアウト構成を示す説明図、図6は検査テーブルからワーク収納トレイへのワーク移載動作を示す説明図、図7(a)(b)はダイシング治具を移送するワーク搬送部の正面図及び上視図、図8は回路基板を載置されたダイシング治具の説明図、図9は他例に係るワーク搬送装置の平面図である。
【0020】
[全体構成]
図1において、ダイシング装置の全体構成について説明する。
1はワーク供給部であり、ワークの1例であるCSP用の回路基板2が複数収納された供給マガジン3より1枚ずつ供給可能になっている。回路基板2は、半導体チップが一方側にマトリクス状に搭載されて一括して樹脂モールドされており、供給マガジン3よりプッシャーなどにより切り出し部4へ送り出される。このとき、撮像装置などにより回路基板2の品種が判別されるようになっている。
切り出し部4へ送り出された回路基板2は、ワーク搬送部X1により吸着保持され、ワーク供給位置Aに待機しているダイシング治具5と共に保持されてダイシング位置Bへ移送される。
【0021】
6はダイシング部であり、回路基板2がダイシング治具5と共にダイシングテーブル7へ移送される。ダイシングテーブル7はX−Y方向及び回転可能に設けられており、回路基板2をダイシング治具5と共に吸着保持するようになっている。ダイシングテーブル7をダイシングブレード8の切断ラインと位置合わせを行って、X方向に(例えば図1の左側に)走査させる際に一辺側が切断され、再びX方向に(図1の右側に)戻って、Y方向に1ライン分移動させる切断動作が繰り返し行われる。一辺側の切断が終了すると、ダイシングテーブル7を90度回転させて隣接する他辺側についてもダイシングテーブル7を同様にX方向に往復走査させてはY方向へ1ライン分移動させて切断動作が繰り返し行われる。これにより、回路基板2は、ダイシング治具5に載置されたまま、マトリクス状に個片に切断される。
【0022】
9はスピン洗浄部であり、ダイシングされた回路基板2がダイシング治具5と共にワーク搬送部Y1によりダイシング位置Bより洗浄位置Cへ移送され、洗浄ステージ10にてスピン洗浄が行われる。スピン洗浄部9では、ダイシング治具5が回路基板2と共に洗浄ステージ10に吸着保持された状態で、密閉空間内で洗浄ステージ10が回転駆動される。このとき、図示しない噴射ノズルから洗浄液が回路基板2に向かって噴射されて洗浄が行われる。洗浄終了後に洗浄ステージ10を回転させたまま回路基板2にエアーが噴射されて基板乾燥が行われる。
【0023】
11はワーク搬送装置であり、ダイシングされスピン洗浄されたワーク(回路基板2)がダイシング治具5と共にワーク搬送部X3により洗浄位置Cよりピックアップ位置Dへ移送されピックアップステージ14に取り出される。そして、ワーク搬送部X2により回路基板2のみがダイシング治具5より取出されて後処理工程へ搬送される。後処理工程としては、本実施例では、回路基板2の洗浄乾燥、チップ検査などが行われる。
12はワーク収納部であり、検査終了後のチップが良品と不良品とに分けて良品収納トレイ13a、不良品収納トレイ13bに分別して収納される。各収納トレイが一杯になると空トレイ13cが供給されるようになっている。
【0024】
回路基板2を搭載可能なダイシング治具5は、ワーク供給位置A、ダイシング位置B、洗浄位置C、ピックアップ位置Dのうち何れか3位置に配設され、該複数のダイシング治具5を対応するワーク搬送部X1、Y1、X3、Y2の何れかによりダイシング治具5を循環させて回路基板2の搬送が繰り返し行われるようになっている。
【0025】
[ワーク搬送装置]
次に、ワーク搬送装置11の構成について詳述する。
15はワーク洗浄乾燥部であり、ピックアップステージ14より、ダイシングされ、一面をスピン洗浄された回路基板2がワーク搬送部X2により一括保持されて搬送される間に他面の洗浄乾燥が行われる。16はワーク載置部であり、洗浄乾燥後の回路基板2が回転及びスライド可能なX−Y−θテーブル17上に載置され、回路基板2の向きを揃えて供給可能になっている。18はワーク検査部であり、ワーク載置部16より検査テーブル19へ移載されたチップに画像処理検査及び導通検査を含む検査が行われる。以下、更にワーク搬送装置11の各部の構成について詳述する。
【0026】
[ワーク洗浄乾燥部]
図2に示すワーク洗浄乾燥部15においては、回路基板2のスピン洗浄されていない他面が洗浄ローラ20にてウェット洗浄され、乾燥ローラ21にて拭取り乾燥洗浄された後、エアー吹き付け部22により水分及び切削屑を除去される各動作が連続して行われる。
ワーク搬送部X2は、搬送アーム23に吸着ヘッド部24が複数設けられており、図1のピックアップステージ14から、切断された回路基板2を一括して吸着保持してワーク洗浄乾燥部15を経てワーク載置部16までX方向に搬送する。吸着ヘッド部24は、切断されたワーク(チップ2a)を個別に吸着保持して搬送するようになっている。
【0027】
洗浄ローラ20は、例えば水分を含浸させたスポンジローラが用いられ、吸着ヘッド部24に吸着されて移動するチップ2aに摺接して洗浄が行われる。洗浄ローラ20は、取付台25に起立して設けられた支持板26に支持されており、該支持板26に設けられたモータ27よりギヤ列を介して図2の反時計回り方向に回転駆動される。洗浄ローラ20には、水切りローラ28が当接して従動回転するようになっており、余分な水分を取り除くようになっている。洗浄ローラ20の下方には、飛散した水滴を受けるための水滴受け部29が設けられている。
【0028】
乾燥ローラ21は、例えば乾いたスポンジローラが用いられ、洗浄ローラ20により洗浄されたチップ2aに摺接して水滴の除去乾燥が行われる。乾燥ローラ21は、取付台25に起立して設けられた支持板30に支持されており、該支持板30に設けられたモータ31よりギヤ列を介して図2の反時計回り方向に回転駆動される。乾燥ローラ21の下方には、飛散した水滴を受けるための水滴受け32が設けられている。また、取付台25上であって洗浄ローラ20及び乾燥ローラ21の下方位置には、水滴受け部25aが設けられている。
【0029】
エアー吹き付け部22は、水滴を除去されてワーク搬送部X2により搬送されるチップ2aに下方に設けられた送風口33からエアーブローして乾燥させる。このエアーブローは温風が好ましいが、冷風であっても良い。これにより、チップ面の除湿乾燥が確実に行える。エアー吹き付け部22は、取付台25に起立して設けられた支持板34に支持されている。
【0030】
[ワーク載置部]
ワーク載置部16にはX−Y−θテーブル17が設けられている。このX−Y−θテーブル17は、図3(a)に示すように、θ方向に回転可能であり、かつX−Y方向に設けられた移動ガイド35(図1参照)に沿って移動可能に設けられている。X−Y−θテーブル17は、上下に開口した外枠36内に多孔質材37が嵌め込まれており、該多孔質材37のワーク載置領域部38を除く上面がシート材(例えばゴムシートなど)39で覆われている。X−Y−θテーブル17には、ワーク搬送部X2によりワーク洗浄乾燥部15を経て搬送された回路基板2がワーク載置領域部38へ移載される。図示しない吸引装置を作動させて多孔質材37を通じて吸引動作が行われると、回路基板2がワーク載置領域部38にて吸着保持されるようになっている。
【0031】
多孔質材37は、シート材39によりワーク載置領域部38以外が覆われているので、該ワーク載置領域部38に吸引路が集中するようになっている。よって、ワークの吸着以外に無駄なエアーを吸引しないので、損失が少なく、吸引装置の吸引性能も必要以上に大きな能力を要求されないため、装置の小型化や製造コストを低減することができる。尚、ワーク載置領域部38はワークの種類によって変わることから、ワークの外形と同等の面積の開口部を有するシート材39に交換するだけで対応することができ、装置構成の改変は必要最小限で済む。
【0032】
また、X−Y−θテーブル17は、図1に示すように、ワーク搬送部X2より回路基板2が移載されると、時計回り方向へ90度回転して向きを変えるようになっている。図3(a)において、X−Y−θテーブル17の近傍には、反転ピックアップ40が上下動、回転動作及びスライド可能に設けられている。反転ピックアップ40は、X−Y−θテーブル17に回路基板2が吸着保持されて90度回転すると、上下動して個片化されたチップ2aを吸着保持する。そして、反転ピックアップ40は、180度回転する。(反転させ、接続端子面を下方に向ける)。チップ2aは、ワーク洗浄乾燥部15において、確実に乾燥して移送されるので、反転ピックアップ40からチップ2aが離脱し難くなるなどの不具合は生じない。
【0033】
[ワーク検査部]
ワーク検査部18には、検査テーブル19が回転可能に設けられている。図5において、検査テーブル19の周縁部には複数箇所にワーク保持部(チップ載置用凹部)41が設けられ、該ワーク保持部41に反転ピックアップ40より移載されたチップ2aを保持するようになっている。具体的には、図4に示すように、検査テーブル19の周縁部に90度ずつ振られた4箇所にワーク保持部41a〜41dが設けられている。各ワーク保持部41a〜41dに保持されたチップ2aは検査テーブル19が90度ずつ回転することにより検査ステージへ送られる。
【0034】
42はワークピックアップ部であり、ワーク検査部18の検査テーブル19に設けられたワーク保持部41に対応した間隔でワーク(チップ2a)を保持可能なピックアップヘッド43が複数箇所に設けられている。具体的には、図5において、ワークピックアップ部42には、第1〜第4のピックアップヘッド43a〜43dが90度ずつ振られた位置に設けられている。検査テーブル19と第1〜第4のピックアップヘッド43a〜43dとは同期して回転可能に設けられている。第1〜第4のワーク保持部41a〜41dと第1〜第4のピックアップヘッド43a〜43dとは少なくとも2箇所で重なり合うように回転するようになっている。
【0035】
図5では、第1、第4のピックアップヘッド43a、43dが第2、第3のワーク保持部41b、41cと重なり合う位置にあり、第2のピックアップヘッド43bは画像処理部44に対向した位置にあり、第3のピックアップヘッド43cはOSテスト部45に対向した位置にあるようになっている。検査テーブル19が図5の矢印方向(反時計回り方向)に90度回転すると、第1のワーク保持部41aが第2のワーク保持部41bの位置へ移動し、第2のワーク保持部41bは第3のワーク保持部41cの位置へ回転移動する。このとき、第4のピックアップヘッド43dが第1のピックアップヘッド43aの位置へ移動し、第3のピックアップヘッド43cが第4のピックアップヘッド43dの位置へ回転移動するようになっている。ピックアップヘッド43は検査テーブル19の回転動作と同期させてチップ2aを吸着保持したまま上下動及び回動するようになっている。これによりチップ2aを間欠的に搬送しながら画像処理検査及び導通検査が並行して行われワーク収納部12へ搬送されるようになっている。よって、搬送工程の改善となり、しかも複数の検査工程と搬送動作をオーバーラップさせて行えるので、タクトタイムを短縮して高速処理が可能となる。
【0036】
[ワーク収納部]
ワーク収納部12は、検査終了後のワーク(チップ2a)が良品と不良品とに分けて収納される。図1において、ワーク収納部12には、良品収納用の良品収納トレイ13a、不良品収納用の不良品収納トレイ13b、空トレイ13c等が設けられている。図6に示すように、OSテスト部45における検査が終了したチップ2aは検査テーブル19のワーク保持部41に保持されて収納ピックアップ位置へ搬送されると、収納用ピックアップ12aに吸着保持されてワーク収納部12に移送され、良品収納トレイ13a若しくは不良品収納トレイ13bへ収納される。各収納トレイはチップ2aが一杯に収納されると新たな空トレイ13cが供給されて収納動作が行われる。
【0037】
[ワーク搬送部]
図1において、回路基板2を搭載したダイシング治具5は、ワーク供給位置Aからダイシング位置Bへワーク搬送部X1により上レールを用いて搬送される。また、切断された回路基板2を搭載したダイシング治具5は、ダイシング位置Bから洗浄位置Cへワーク搬送部Y1により下レールを用いて搬送される。スピン洗浄された回路基板2を搭載したダイシング治具5は、洗浄位置Cからピックアップ位置Dへワーク搬送部X3により上レールを用いて搬送される。ダイシング治具5は、回路基板2がワーク搬送部X2により吸着保持されて搬送されると、ピックアップ位置Dから再度ワーク供給位置Aへワーク搬送部Y2により下レールを用いて搬送される。
【0038】
ワーク供給位置Aよりダイシング位置Bへダイシング治具5をワークと共に移送するワーク搬送部X1の一例を図7(a)(b)及び図8に示す。図7(a)(b)において、46は搬送用ベース部であり、ダイシング治具5を両側より保持する保持アーム47がスライド可能に設けられている。保持アーム47は、搬送用ベース部46の両側に設けられたシリンダ部48のシリンダロッド48aに連繋しており、搬送用ベース部46に設けられたスライドレール49に沿って移動可能に設けられている。保持アーム47はL字状に形成され垂下した保持部47aには保持爪47bが内側に突設されている。また、図8に示すように、ダイシング治具5の両側側面には、保持爪47bに対応した位置に係止穴5aが形成されている。
【0039】
搬送用ベース部46には、吊下げロッド50が4箇所に設けられており、その下端部には押圧プレート51が吊下げ支持されている。吊下げロッド50の周囲には、搬送用ベース部46と押圧プレート51との間にコイルバネ52が弾装されており、押圧プレート51を常時下方に付勢している。また、搬送用ベース部46には、吸着ヘッド部53が8箇所に設けられており、下端部には吸着パッド部54が設けられている。吸着ヘッド部53の周囲には、搬送用ベース部46と吸着パッド部54の間にコイルバネ55が弾装されており、吸着パッド部54を常時下方に付勢している。吸着パッド部54は押圧プレート51を貫通して下方に露出している。吸着ヘッド部53には、図示しない吸引ホースが接続されて真空発生装置に連結されている。
【0040】
ワーク搬送部X1は、切り出し部4に切り出された回路基板2を吸着パッド部54に吸着したままワーク供給位置Aに移送し、回路基板2を吸着したまま搬送用ベース部46を下動させて回路基板2が押圧プレート51に支持されながらダイシング治具5上に押さえられる。このとき、押圧プレート51及び吸着ヘッド部53に加わる押圧力をコイルバネ52及びコイルバネ55で吸収するようになっている。
【0041】
そして、両側シリンダ部48を作動させて、保持アーム47をダイシング治具5に向かって移動させ、保持部47aの保持爪47bを係止穴5aに係止させてダイシング治具5を回路基板2と共に保持する。この状態で、搬送用ベース部46を上動させて図示しない上レールに沿ってワーク供給位置Aからダイシング位置Bへ搬送し、ダイシングテーブル7にダイシング治具5を載置すると、シリンダ48を作動させて保持アーム47の係止状態を解除し、吸着ヘッド部51の吸引動作を解除してダイシング治具5の移載動作を完了する。ワーク搬送部X1は、再びダイシング位置Bから切り出し部4へ戻って次の回路基板2及びダイシング治具5の搬送に備える。
【0042】
上記構成によれば、ワーク洗浄乾燥部15により、スピン洗浄された回路基板2の残りの面を洗浄ローラ20にてウェット洗浄し、乾燥ローラ21にて乾燥洗浄した後、エアー吹き付け部22により切削屑を除去する動作が連続して行われるので、洗浄後にチップ2aに残留する水分や切屑を除去してパッケージの表面に露出した接続端子が錆びるのを防止でき、ワーク(チップ2a)と吸着ヘッド部24との密着度が必要以上に高まって吸着解除できなくなるのを防止できる。
また、洗浄乾燥後のチップ2aに導通検査を行う場合にエラーが発生するのを防止できる。
洗浄乾燥後のワークが載置され、ワークの向きを揃えて供給可能なワーク載置部16に設けられたX−Y−θテーブル17には多孔質材37が用いられており、該多孔質材37のワーク載置領域部38を除く上面がシート材39で覆われているので、ワーク載置領域部38のみに吸引路が集中するように形成されているので、吸引エアーの損失が少なく、吸引装置の吸引性能も必要以上に大きな能力を要求されないため、装置の小型化や製造コストを低減することができる。
ワーク検査部18には、ワーク保持部41を有する検査テーブル19と、ワーク保持部41に対応した間隔でワークを保持可能なピックアップヘッド43が複数設けられたワークピックアップ部42とを備え、ワーク保持部41とピックアップヘッド43とが少なくとも2箇所で重なり合うように設けられ、検査テーブル19とピックアップヘッド43とは同期して回転可能に設けられているので、従来の装置構成に比べて搬送工程の数を減らすことができ、しかも複数の検査工程と搬送動作をオーバーラップさせて行えるので、タクトタイムを短縮して高速処理が可能となる。
【0043】
次に、ワーク搬送装置の他例について図9を参照して説明する。尚、上記実施例と同一部材には同一番号を付して説明を援用する。
上記実施例では、ワーク(回路基板2)をダイシング治具5に搭載してダイシングやスピン洗浄が行われるようになっていたが、図9に示すように、ワーク保持枠(ウエハーフレーム)56に光硬化性の樹脂材よりなる粘着テープ57を貼り付け、該粘着テープ57の粘着面にワーク(回路基板2)を粘着させて更に粘着テープ57貼り合わせた状態でワーク供給位置Aよりダイシング位置Bへ搬送しても良い。この場合には、ワーク保持枠56を洗浄位置Cよりピックアップ位置Dへ移送する際に、UV光を照射して粘着テープ57からワークを剥離し易くするUV照射工程を付加する。
【0044】
以上、本発明の好適な実施例について種々述べてきたが、本発明は上述の実施例に限定されるのではなく、ワーク検査部18の数に応じて検査テーブル19のワーク保持部41の数やワークピックアップ部42のピックアップヘッド43の数は4箇所に限らず増減することは可能であるなど、発明の精神を逸脱しない範囲で多くの改変を施し得るのはもちろんである。
【0045】
【発明の効果】
本発明に係るワーク搬送装置及びダイシング装置を用いると、ワーク洗浄乾燥部により、スピン洗浄されたワークの残りの面をウェット洗浄し、乾燥洗浄した後、エアー吹き付け部により切削屑を除去する動作が連続して行われるので、洗浄後にチップに残留する水分や切屑を除去してパッケージの表面に露出した接続端子が錆びるのを防止でき、ワークと吸着ヘッド部との密着度が必要以上に高まって吸着解除できなくなるのを防止できる。また、洗浄乾燥後のチップに導通検査を行う場合にエラーが発生するのを防止できる。
洗浄乾燥後のワークが載置され、ワークの向きを揃えて供給可能なワーク載置部に設けられたテーブルには多孔質材が用いられており、該多孔質材のワーク載置領域部を除く上面をシート材で覆い、ワーク載置領域部のみに吸引路が集中するように形成されているので、吸引エアーの損失が少なく、吸引装置の吸引性能も必要以上に大きな能力を要求されないため、装置の小型化や製造コストを低減することができる。
ワーク検査部には、ワーク保持部を有する検査テーブルと、ワーク保持部に対応した間隔でワークを保持可能なピックアップヘッドが複数設けられたワークピックアップ部とを備え、ワーク保持部とピックアップヘッドとが少なくとも2箇所で重なり合うように設けられ、検査テーブルとピックアップヘッドとは同期して回転可能に設けられているので、従来の装置構成に比べて搬送工程の数を減らすことができ、しかも複数の検査工程と搬送動作をオーバーラップさせて行えるので、タクトタイムを短縮して高速処理が可能となる。
本発明に係るワーク搬送装置を用いると、ワークのダイシングやスピン洗浄後の後処理工程が高速処理できるので、生産性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ダイシング装置の全体構成を示す平面説明図である。
【図2】ワーク洗浄乾燥部の説明図である。
【図3】ワーク載置部の構成を示す斜視図及び断面図である。
【図4】ワーク搬送装置の平面説明図である。
【図5】検査テーブルとピックアップヘッドのレイアウト構成を示す説明図である。
【図6】検査テーブルからワーク収納トレイへのワーク移載動作を示す説明図である。
【図7】ダイシング治具を移送するワーク搬送部の正面図及び上視図である。
【図8】回路基板を載置されたダイシング治具の説明図である。
【図9】他例に係るワーク搬送装置の平面図である。
【図10】従来のワーク載置部の構成を示す斜視図及び断面図である。
【図11】従来のワーク搬送装置の平面説明図である。
【符号の説明】
1 ワーク供給部
2 回路基板
2a チップ
3 供給マガジン
4 切り出し部
5 ダイシング治具
6 ダイシング部
7 ダイシングテーブル
8 ダイシングブレード
9 スピン洗浄部
10 洗浄ステージ
11 ワーク搬送装置
12 ワーク収納部
12a 収納用ピックアップ
13a 良品収納トレイ
13b 不良品収納トレイ
13c 空トレイ
14 ピックアップステージ
15 ワーク洗浄乾燥部
16 ワーク載置部
17 X−Y−θテーブル
18 ワーク検査部
19 検査テーブル
20 洗浄ローラ
21 乾燥ローラ
22 エアー吹き付け部
23 搬送アーム
24 吸着ヘッド部
25 取付台
26、30、34 支持板
27、31 モータ
28 水切りローラ
29、32 水滴受け部
33 送風口
35 移動ガイド
36 外枠
37 多孔質材
38 ワーク載置領域部
39 シート材
40 反転ピックアップ
41 ワーク保持部
42 ワークピックアップ部
43 ピックアップヘッド
44 画像処理部
45 OSテスト部
46 搬送用ベース部
47 保持アーム
47a 保持部
47b 保持爪
48 シリンダ部
48a シリンダロッド
49 スライドレール
50 吊下げロッド
51 押圧プレート
52、55 コイルバネ
53 吸着ヘッド部
54 吸着パッド部
56 ワーク保持枠
57 粘着テープ

Claims (4)

  1. ダイシングブレードによりダイシングされたワークの一面を洗浄後、後処理工程へ搬送するワーク搬送装置であって
    ダイシングされたワークがワーク搬送部により一括保持されて搬送される間にワークの他面の洗浄乾燥を行うワーク洗浄乾燥部と、洗浄乾燥後のワークが回転及びスライド可能なテーブル上に載置され、ワークの向きを揃えて供給可能なワーク載置部とを備え、前記ワーク載置部に設けられたテーブルには多孔質材が用いられており、該多孔質材のワーク載置領域部を除く上面がシート材で覆われて、ワーク載置領域部のみに吸引路が集中するように形成されていることを特徴とするワーク搬送装置。
  2. ダイシングブレードによりダイシングされたワークの一面を洗浄後、後処理工程へ搬送するワーク搬送装置であって
    ダイシングされたワークがワーク搬送部により一括保持されて搬送される間にワークの他面の洗浄乾燥を行うワーク洗浄乾燥部と、
    洗浄乾燥後のワークを回転及びスライド可能なテーブル上に載置し、ワークの向きを揃えて供給可能なワーク載置部と
    周縁部に沿って複数箇所にワーク保持部を設けた検査テーブルと、
    検査テーブルに近接して設けられた画像処理検査及び導通検査を行うワーク検査部と、
    検査テーブル上のワークをワーク検査部に移送するピックアップヘッドが設けられたワークピックアップ部と、を備え、
    検査テーブルのワーク保持部とワークピックアップ部のピックアップヘッドとが少なくとも2箇所で重なり合うように設けられ、検査テーブルとピックアップヘッドとは同期して回転可能に設けられていることを特徴とするワーク搬送装置。
  3. ワークを治具と共に供給するワーク供給部と、
    ワークが治具と共にダイシングテーブルへ移送され、該ダイシングテーブルをX−Y方向に走査する際に、ワークがダイシングブレードによりダイシングされるダイシング部と、
    ダイシングされたワークを治具と共にスピン洗浄するスピン洗浄部と、
    スピン洗浄されたワークを治具より取出して後処理工程へ搬送する請求項1又は請求項2記載のワーク搬送装置と、
    検査終了後のワークを良品と不良品とに分けて収納するワーク収納部とを備えたことを特徴とするダイシング装置。
  4. ワークを搭載可能な治具は、治具にワークが搭載されるワーク供給位置、ワークがダイシングされるダイシング位置、ワークが洗浄される洗浄位置、治具よりワークのみがピックアップされるピックアップ位置のうち何れか3位置に配設され、該複数の治具を循環させてワーク搬送が繰り返し行われることを特徴とする請求項3記載のダイシング装置。
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