JPH07240452A - 半導体ウエハ加工装置 - Google Patents

半導体ウエハ加工装置

Info

Publication number
JPH07240452A
JPH07240452A JP5513594A JP5513594A JPH07240452A JP H07240452 A JPH07240452 A JP H07240452A JP 5513594 A JP5513594 A JP 5513594A JP 5513594 A JP5513594 A JP 5513594A JP H07240452 A JPH07240452 A JP H07240452A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
semiconductor wafer
dicing
die bonding
chip
transfer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5513594A
Other languages
English (en)
Inventor
Kaoru Kaneko
薫 金子
Akio Nakashita
明夫 中下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Seiki KK
Original Assignee
Seiko Seiki KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Seiki KK filed Critical Seiko Seiki KK
Priority to JP5513594A priority Critical patent/JPH07240452A/ja
Publication of JPH07240452A publication Critical patent/JPH07240452A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Die Bonding (AREA)
  • Dicing (AREA)
  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)
  • Processing Of Stones Or Stones Resemblance Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 半導体ウエハ加工の際におけるダイシング工
程〜ダイボンディング工程間を自動化する。 【構成】 素子形成工程が終了して搬送されてきた半導
体ウエハWを、回転盤6に備えられた半導体ウエハ固定
手段7に移載する。回転盤6はステップ状に回転され、
ダイシング装置8、9でオリフラに平行および直交方向
のダイシングが行われる。ダイシングの終了した半導体
ウエハWをダイボンディングDBに移載し、位置合わせ
装置24で位置合わせしてダイボンディング装置28に
移載し、ダイボンディングを行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体ウエハ加工装置
に係り、特に、素子形成工程を終了した半導体ウエハ
を、最終的にリードフレームの所定位置にダイボンディ
ングするまでの工程を自動化した半導体ウエハ加工装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、個々の半導体集積回路(IC)
を完成するまでの半導体製造工程には、プロセス(素子
形成)工程を終了した半導体ウエハをダイシング加工
し、更に所定の加工処理を行った後、リードフレームに
ダイボンディング加工するまでの工程が含まれる(以
下、この間の工程をダイシング〜ダイボンディング工程
と呼ぶ)。即ち、プロセス工程を終了した半導体ウエハ
は、次の工程で溝切や切断のダイシング加工がされ、ダ
イシング加工された半導体ウエハは洗浄処理される。次
いで、洗浄処理された半導体ウエハ上の水分は乾燥処理
により除去され、更に半導体ウエハが分割されて個々の
チップが形成され、個々のチップはリードフレームの所
定位置にダイボンディング加工される。そして、このダ
イボンディング加工の終了後、リードフレームの所定箇
所とチップの所定箇所とが金線でワイヤボンディングさ
れ、更にプラスチック等でパッケージングされた後、所
定の検査等を経て、半導体集積回路が完成する。また、
従来のダイシング〜ダイボンディング工程では、図18
に示すように、個々の処理加工を行う装置(例えば、ダ
イシング装置)等が、それぞれ独立して配置され、ま
た、各装置間には中間仕掛り品を作業員が運搬等をする
ための通路が設けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そのために、従来のダ
イシング〜ダイボンディング工程を行う処理加工装置に
は、次のような問題点があった。 作業員用の通路や、各装置毎に中間仕掛り品を一時的
にストックしておくためのスペースが必要となり、装置
全体の床専有面積が大きくなっていた。 例えばダイシング工程のように、加工に比較的長時間
を要する工程では、複数台のダイシング装置を備えなけ
ればならず、装置全体のラインバランスが良くなかっ
た。 個々の装置は独立してバッチ処理をしているので不良
品の検出が遅れ、不良品がロット単位で発生していた。 各装置間の仕掛り品の移載作業のような低付加価値作
業が介在し、ダイシング〜ダイボンディング工程間の加
工処理時間が、長かった。 各装置の配置が複雑化し、小ロット生産に適していな
かった。 そこで、本発明の目的は、床専有面積が小さく、ダイシ
ング〜ダイボンディング工程間の加工処理時間を短かく
した半導体ウエハ加工装置を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、所定角度でステップ状に回転する回転盤と、この回
転盤の外周部側に沿って配置され、素子形成工程の終了
した半導体ウエハを固定するための半導体ウエハ固定手
段と、前記半導体ウエハ固定手段に固定された半導体ウ
エハをダイシング加工するダイシング手段と、前記ダイ
シング手段の配置位置の回転下流側に配置された、前記
ダイシング手段によるダイシング加工を経て形成された
半導体チップをリードフレームにダイボンディングする
ダイボンディング手段とを備えて、前記目的を達成す
る。
【0005】請求項2記載の発明では、上流側の処理位
置における工程を終了した半導体ウエハを下流側の工程
の処理位置に所定ピッチで転送する転送手段と、この転
送手段の所定ピッチの処理位置に対応して設けられ、素
子形成工程の終了した半導体ウエハを固定するための半
導体ウエハ固定手段と、この半導体ウエハ固定手段に固
定された半導体ウエハをダイシング加工するダイシング
手段と、このダイシング手段の下流側に配置され、前記
ダイシング手段によるダイシング加工を経て形成された
半導体チップを、リードフレームにダイボンディングす
るダイボンディング手段とを備えて、前記目的を達成す
る。請求項3記載の発明では、前記半導体ウエハ固定手
段を、氷を介して半導体ウエハを固定する冷凍固定手段
で構成して、前記目的を達成する。請求項4記載の発明
では、前記回転盤を、前記ダイシング装置が配置された
第1回転盤と、前記ダイボンディング装置が配置された
第2回転盤とで構成して、前記目的を達成する。
【0006】
【作用】請求項1記載の半導体ウエハ加工装置では、回
転盤に設けられた半導体ウエハ固定手段に半導体ウエハ
が固定される。回転盤は、ステップ状に回転してダイシ
ング手段に対応した位置に半導体ウエハが固定された半
導体ウエハ固定手段を停止させる。この停止状態でダイ
シング手段が半導体ウエハをダイシング加工する。ダイ
シング加工後に回転盤はステップ状に回転し、ダイシン
グ加工後の半導体ウエハ固定手段は、ダイボンディング
手段に対応した位置に停止する。この際には、ダイシン
グ加工により半導体ウエハは切断されて個々のチップと
なっている。ダイボンディング手段は、チップをダイボ
ンディング加工する。請求項2記載の半導体ウエハ加工
装置では、転送手段は、素子形成工程の終了した半導体
ウエハを半導体ウエハ固定手段まで転送し、半導体ウエ
ハは固定される。ダイシング手段は、半導体ウエハ固定
手段に固定された半導体ウエハをダイシング加工する。
ダイシング加工を終えた半導体ウエハは、個々のチップ
にされる。ダイボンディング手段は、チップをリードフ
レームにダイボンディングする。
【0007】請求項3記載の半導体ウエハ加工装置で
は、前記半導体ウエハ固定手段が、氷を介して半導体ウ
エハを固定する冷凍固定手段で構成され、半導体ウエハ
が均一に固定される。なお、本発明において、氷とは、
水以外の液体を冷凍によって固化したものを含むものと
する。請求項4記載の半導体ウエハ加工装置では、前記
回転盤が、第1回転盤と第2回転盤とで構成され、回転
盤の直径を小さくして、装置全体の床専有面積を小さく
する。
【0008】
【実施例】以下、本発明の半導体ウエハ加工装置におけ
る実施例を図1ないし図17を参照して詳細に説明す
る。 (1)第1実施例 本実施例では、回転円板の所定対応位置に半導体ウエハ
固定用の複数の冷凍固定装置を設けると共に、回転円板
に沿った所定位置にダイシング装置を配置し、回転円板
をステップ状に回転させて停止位置でダイシングを行
う。ダイシングの終了した半導体ウエハを回転十字板に
移載して冷凍固定された半導体ウエハの各チップを解凍
し、この個々のチップをダイボンディング装置でリード
フレームの所定位置にダイボンディングする。図1に示
すように、第1実施例の半導体ウエハ加工装置Mは、左
方から順に、プロセス工程を終了して搬送されてきた半
導体ウエハを、オリフラ(オリエンテーション・フラッ
ト)合わせを行う搬送・オリフラ部CFと、この搬送・
オリフラ部CFから移載された半導体ウエハを冷凍固定
してダイシングするダイシング部DSと、このダイシン
グ部DSから移載されたダイシング加工後の半導体ウエ
ハを解凍してチップに形成し、このチップを位置合わせ
してリードフレームにダイボンディングするダイボンデ
ィング部DBとを備えて構成されている。
【0009】搬送・オリフラ部CFは、前工程を終了し
た半導体ウエハを例えば25枚収納した収納ユニット2
を矢印方向Yaに搬送する搬送ベルト1と、収納ユニッ
ト2から一枚ずつ半導体ウエハを取り出し、オリフラ合
わせ台4に移載する半導体ウエハ移載装置3とを備えて
いる。また、搬送・オリフラ部CFは、図3を用いて後
述するように、半導体ウエハWを冷凍固定する際に、銅
パレット15と半導体ウエハWとの間に介在させて氷を
均一に密着させるための紙10が収納された紙収納台5
を備えている。ダイシング部DSは、時計方向に回転さ
れる第1回転盤としての大径の回転円板6を備えてい
る。回転円板6の外周部側に等間隔で、後述する円形の
8個のプラスチック台7が配置されている。そして、ウ
エハ移載装置3により、半導体ウエハWは、ダイシング
部DSの符号Aで示す位置のプラスチック台7上の銅パ
レット15上に移載される。なお、銅パレット15およ
び半導体ウエハWは、符号B〜符号Fの位置でもプラス
チック台7上に載置され、符号G以降で符号A以前では
銅パレット15が載置されているが、図示を省略する。
【0010】図2は、符号Aで示す位置のプラスチック
台7等を示す断面図である。図2に示すように、プラス
チック台7の上面には後述する電子冷凍装置12により
冷却される銅パレット15が配置されている。銅パレッ
ト15は、多数の空気吸引用の吸引孔15aを備えると
共に、銅パレット15はプラスチック台7に固定された
ピン16により位置決めされるようになっている。銅パ
レット15の上面には紙10を介して半導体ウエハWが
前述の如くウエハ移載装置3により移載される。なお、
紙10の代わりに、水が浸透して銅パレット15と半導
体ウエハWとを均一に密着させる多孔質材を用いてもよ
い。
【0011】図3は、プラスチック台7等を示す断面図
である。図3に示すように、図1における8個のプラス
チック台7に対応した位置には、それぞれ電子冷凍装置
12が固定配置されている。電子冷凍装置12は、ペル
チェ効果により冷却または発熱するようになっている。
即ち、ペルチェ効果は、電気コード14から供給される
電流の方向により、内部に配置された熱電素子が冷却ま
たは発熱する現象であり、例えば電子冷凍装置12の上
面が冷却されるようになっている。電子冷凍装置12に
は、冷却水パイプ13が配設され、このパイプ13から
供給された水は、熱電素子の他面(この場合は、下面)
が発生する熱を冷却するようになっている。
【0012】そして、符号Bで示す位置では、図示しな
い液体供給装置から液体が紙10の部分に供給され、電
子冷凍装置12の冷却作用により紙10が冷凍され、半
導体ウエハWが紙10を介して銅パレット15に均一に
密着固定される。なお、液体は、0〜−30°C程度で
固化する液体が用いられるが、特に純水が好ましい。ま
た、氷の層の厚みは、数mm以下、特に100μm以下
が好ましい。このようにすれば、氷の層を薄くすること
により、たとえ氷の層の厚みにばらつきが生じても、そ
のばらつきの大きさを小さくすることができる。符号C
で示すプラスチック台7に対向した位置には、高速回転
するブレードで半導体ウエハWを例えばオリフラ方向
に、所定ピッチでダイシングするダイシング装置8が配
置されている。符号8aは、ダイシングの際に、プラス
チック台7を回転させて半導体ウエハWを所望の角度に
設定するための角度調整部材である。この角度調整部材
8aは、回転円板6の上方に配置され、必要に応じてプ
ラスチック台7の位置まで降下してきて、前述の角度調
整をするようになっている。
【0013】符号Dで示すプラスチック台7に対向した
位置には、高速回転するブレードで半導体ウエハWを例
えばオリフラに直交する方向にダイシングするダイシン
グ装置9が配置されている。符号9aは、前述と同様の
角度調整部材である。符号Eで示す位置には、ダイシン
グ後の半導体ウエハWを洗浄するための、水の飛散を防
止した壁に囲まれた洗浄装置11が配置されている。洗
浄装置11としては、例えば、ブラシ洗浄、エアーブロ
ー洗浄、純水洗浄が好適である。符号Fで示す位置に到
達した銅パレット15や半導体ウエハWは、次に説明す
るダイボンディング部DBに備えられたパレット移載装
置21により、ダイボンディング部DBに移載される。
【0014】ダイボンディング部DBは、中央部に時計
方向に回転する第2回転盤としての十字状回転板22
と、左方の上下に銅パレット15と半導体ウエハWとを
一体として移載する第1パレット移載装置21と、ダイ
ボンディングが終了して半導体ウエハWが載置されてい
ない状態の銅パレット15を、ダイボンディング部DB
側からダイシング部DS側に送り返す第2パレット移載
装置27とを備えて構成されている。更に、ダイボンデ
ィング部DBは、解凍された後の半導体ウエハ(即ち、
チップCP)を、チップ位置決め装置24に移載し、更
に位置決め後のチップCPをリードフレーム(図示せ
ず)に移載するためのチップ移載装置23と、チップC
Pをリードフレームにダイボンディングするダイボンデ
ィング装置28とを備えている。ダイボンディング装置
28は、リードフレームを供給するリードフレームセン
ダー25と、ダイボンディング後のチップ付リードフレ
ームを収納するリードフレームレシーバ26とを備えて
いる。
【0015】図4は、十字状回転板22の各先端部に形
成された銅パレット15等を吸着する吸着部ADの断面
図である。図4に示すように、十字状回転板22のアー
ム部内には空気路22aが形成され、十字状回転板22
の中央部下方には、図示しない吸引用の真空ポンプが配
置されている。十字状回転板22の先端部上面には、銅
パレット15を介して紙10や半導体ウエハWを吸着す
るための吸着盤23が配置されている。吸着盤23は、
空気路22aに連通された焼結合金からなる多孔質部材
23aを備えると共に、ピン16Aにより銅パレット1
5が位置決め固定されるようになっている。ダイボンデ
ィング部DBの符号Iで示す位置には、未だ冷凍固定状
態にある銅パレット15とチップCPとを解凍し乾燥す
るための解凍乾燥装置33が配置されている。そして、
チップCPの解凍後は、チップCPは真空吸引されて、
次の符号Jで示す位置に運ばれる。
【0016】図6は、ダイボンディング部DBの符号J
の位置に対向して配置されさたチップ位置決め装置24
の斜視図である。図6に示すように、チップ位置決め装
置24は、移載された直方体状のチップCPの角部を左
右から挟持して位置決めする位置決め部材32と、斜め
上下の2箇所からチップCPを撮影してチッピングを検
出するためのカメラ31とを備えている。また、ダイボ
ンディング部DBの下方には、不良品のチップCPを銅
パレット15から払い落とす不良チップ除去部材35
と、払い落とされた不良チップを収納する不良チップ収
納箱29とが配置されている。
【0017】次に、このように構成された第1実施例の
動作について説明する。図1に示すように、先ず、図示
しない紙供給部材により紙収納台5から一枚の紙10が
符号Aの位置の銅パレット15に載置される。一方、ウ
エハ移載装置3は、搬送ベルト1上に載置されて搬送さ
れてきたカセット2の内部から一枚の半導体ウエハWを
取り出し、オリフラ合わせ台4上に移載すると、オリフ
ラ合わせが行われる。次いで、ウエハ移載装置3は、オ
リフラ合わせの終了した半導体ウエハWを、図示しない
吸着部材で吸着してダイシング部DSの符号Aで示す位
置に到着している銅パレット15上に移載する。次い
で、回転円板6は、時計方向に1ステップ回転され、符
号Bで示す位置に到達する。この位置Bで、図示しない
水供給装置から紙10に水が供給されると、電子冷凍装
置12により水を含んだ紙10は冷却され、予備冷凍が
行われる。
【0018】更に、回転円板6は、1ステップ回転さ
れ、符号Cで示す位置に到達する。すると、角度調整部
材8aが上方から降下してきてプラスチック台7を所定
の角度に角度調整する。この際、半導体ウエハWのパタ
ーンマークを光学検査装置で認識して位置補正を行う。
この角度調整により、例えば、ダイシング装置8のブレ
ードとオリフラとが平行になる。この間に冷凍が完了す
る。この角度調整後、ダイシング装置8が高速回転さ
れ、例えば半導体ウエハWのオリフラと平行方向に順次
ダイシングが行われる。そして、一連のオリフラと平行
方向のダイシングが終了すると、回転円板6は更に1ス
テップ時計方向に回転され、符号Dで示す位置に到達す
る。この符号Dで示す位置において、先ずプラスチック
台7が90°回転される。その後、角度調整部材9aに
て角度調整され、プラスチック台7がダイシング装置9
のブレードに対してオリフラが直角をなす角度にされ
る。この状態で、順次オリフラと直角をなす方向のダイ
シングが行われる。以上のダイシングの際には、半導体
ウエハWは完全にスルーカットされる。
【0019】このオリフラと直角をなす方向のダイシン
グが終了すると、回転円板6は更に1ステップ回転さ
れ、符号Eで示す位置に到達し、ここで、洗浄装置11
で洗浄される。更に1ステップ回転されて符号Fの位置
に到達する。次いで、ダイボンディング部DBのパレッ
ト移載装置21がダイシング部DS側に揺動され、銅パ
レット15の外周部を挟持する。この銅パレット15の
挟持状態で、パレット移載装置21は反時計方向に揺動
され、銅パレット15と半導体ウエハWとは、一体とし
て符号Hで示す十字状回転板22の先端部に移載され
る。この際、図4に示すように、銅パレット15と吸着
盤23とはピン16Aにより位置決めされる。
【0020】次いで、十字状回転板22は時計方向に9
0°回転され、符号Iの位置に到達し、解凍乾燥装置3
3により解凍され、更に乾燥される。この際、チップC
Pは真空吸引されているので、個々のチップCPが位置
変化を起こすことはない。乾燥後、十字状回転板22は
更に時計方向に90°回転され、符号Jで示す位置に到
達する。この符号Jの位置で図示しない光学装置により
各チップCP毎に良否判別が行われ、バッドマークが前
工程(検査工程)で付されたチップCPが選別される。
そして、バッドマークが付されていない良品のチップC
Pのみがチップ移載装置23に吸着されてチップ位置決
め装置24に移載される。
【0021】チップ位置決め装置24では、図6に示す
位置決め部材32により位置決めされると共に、カメラ
によりチッピング等を有する不良チップが選別される。
そして、良品チップのみが位置決め装置24からダイボ
ンディング装置28によりダイボンディングを行う位置
に移載され、リードフレームへのダイボンディングが行
われる。このようにして、符号Jの位置の良品チップが
全てダイボンディングされると、十字状回転板22は時
計方向に90°回転し、符号Kで示す位置に到達する。
次いで、不良チップ除去部材35が作動して銅パレット
15上の不良チップを不良チップ収納箱29に払い落と
す。その後、符号Kの位置で図示しない銅パレット洗浄
装置が銅パレット15を洗浄する。洗浄された銅パレッ
ト15は、空パレット移載装置27により外周部を挟持
されてダイシング部DSの符号Gで示す位置にあるプラ
スチック台7上に移載される。
【0022】なお、符号Iの部分の解凍乾燥装置33を
配置せずに、半導体ウエハW等が単に通過するようにし
ておき、符号Jで示す位置で半導体ウエハWを部分解凍
するようにしてもよい。図5(a)、(b)は、部分解
凍の場合の一例である。図5(a)、(b)に示すよう
に、十字状回転板22Aのアーム部には温水および真空
引きを行うための通路22Aaが形成され、吸着盤23
Aの内部には銅パレット15の全ての吸引孔15aに対
応して温水の給水および真空引きを行うための通路23
Aaが形成されている。なお、各通路23Aaには、個
別に開閉する図示しない開閉部が各通毎に配置されてい
る。銅パレット15の上方には、チップCPの吸引およ
び乾燥を行う吸引・送風管41が配置され、吸引・送風
管41から枝分かれした分岐管41aの先端部には、チ
ップCPを密着するように覆う吸引・送風部材42が配
置されている。また、分岐管41aに平行して第2分岐
管43が配置され、この第2分岐管43の先端部は、吸
引・送風部材42に吸引されたチップCPの裏面に送風
し、乾燥するようになっている。そして、氷を解凍する
場合には、図示しない通路23Aaの開閉部の一つを開
閉し、同じく図示しない給湯装置から温水を通路22A
aと開閉した通路23Aaとを介してチップCPの裏面
に供給する。この開閉した通路23Aa上に位置するチ
ップCPの上面に対して、吸引・送風管41から熱風を
吹きつける。このようにすると、チップCPの上下両面
の氷は短時間で解凍される。そして、解凍された状態で
吸引すると図5(b)に示した状態となり、この状態で
第2分岐管43のバルブ43aを開いて熱風をチップC
Pの裏面に吹きつけ、チップCPの全外周面を乾燥す
る。
【0023】また、本実施例では十字状回転板22の先
端部の吸着部ADとして図4に示す場合を説明したが、
図7および図8に示すようにしてもよい。即ち、図7
は、紙10を省略した場合である。但し、この場合は、
チップCPが個々の吸引孔15aを塞ぐように配置する
必要がある。このように配置しないと、チップCPが吸
着状態に維持されないからである。図8は、全ての吸引
孔15aに対応して突出しピン41を配置した場合であ
る。このようにすれば、確実にチップCPを銅パレット
15から剥がすことができると共に、突出しピン41が
確実に吸引孔15aを塞ぐので、突き上げ部以外の吸引
力を維持することができる。更に、本実施例ではダイシ
ング装置8、9を回転盤6の外側に配置したが、回転盤
6をドーナツ状に形成し、その内部にダイシング装置
8、9を配置してもよい。
【0024】(2)第2実施例 本実施例は、半導体ウエハをボックス状の運動をする転
送装置で所定位置に転送してダイシングを行う。ダイシ
ングの終了した半導体ウエハを解凍してチップにし、こ
の個々のチップをリードフレームの所定位置にダイボン
ディングする装置である。なお、既に説明した部分には
同一符号を付し、重複記載を省略する。図9に示すよう
に、第2実施例の半導体ウエハ加工装置M1は、右方か
ら順に、プロセス工程が終了して搬送されてきた半導体
ウエハを、オリフラ合わせを行う搬送・オリフラ部CF
1と、この搬送・オリフラ部CF1から移載された半導
体ウエハを冷凍固定してダイシングするダイシング部D
S1と、このダイシング部DS1から移載されたダイシ
ング後の半導体ウエハを乾燥してチップを形成する乾燥
部DRと、乾燥後のチップを位置合わせしてリードフレ
ームにダイボンディングするダイボンディング部DB1
と、空になった銅パレットを回収する空パレット回収ベ
ルトPBとを備えて構成されている。
【0025】搬送・オリフラ部CF1は、第1実施例と
同様に、搬送ベルト1と、半導体ウエハを移載する半導
体ウエハ移載装置3と、半導体ウエハのオリフラを行う
オリフラ合わせ台4と、紙53が収納された紙収納台5
とを備えている。ダイシング部DS1は、右方から順に
半導体ウエハを予備冷却する予備冷却装置51Aと、ボ
ックス状の転送運動を行い半導体ウエハWを順次転送す
る第1〜第5転送装置TS1〜TS5と、オリフラに対
して平行方向と直交方向のダイシングを行う位置にそれ
ぞれ配置された第1、第2冷却装置51B、51Cと、
半導体ウエハWを90°旋回させる旋回装置71と、オ
リフラに直交する方向のダイシングを終了した半導体ウ
エハWを洗浄する洗浄装置72とを備えている。予備冷
却装置51Aは、図10および図11に示すように、台
座51a上に電子冷凍装置12が配置されている。この
電子冷凍装置12の上面側には、プラスチック台7と銅
パレット52と紙53と半導体ウエハWとが一体として
構成された転送ユニットTUが、載置される。ここに、
図11に示すように、銅パレット52の外周側の符号1
01〜104の4箇所には、移動時の位置決めようの切
欠が形成されている。
【0026】そして、転送ユニットTUは、プラスチッ
ク台7に対して銅パレット52が図示しない位置決めピ
ンにより位置決めされ、この銅パレット52上に紙53
を介して半導体ウエハWが載置されて構成されている。
第1〜第4転送装置TS1〜TS4は、図12および図
13に示すように、断面形状L字状の台座55a、55
bと、上下に移動される上下動板58a、58bと、左
右に移動される載置部材64a、64b等を備えて構成
されている。台座55a、55bの垂直部にはU字状の
切欠が形成され、この切欠の底部側に横移動レバー56
が連通して配置されている。横移動レバー56は、左右
の両端部側に上方に向けて斜面部56aが形成されてい
る。横移動レバー56の左方にはエアシリンダ57が配
置され、エアシリンダ57の出力軸により横移動レバー
56が左右に移動されるようになっている。
【0027】台座55a、55bの垂直部のそれぞれの
外面には摺動支持部材62を介して上下動板58a、5
8bが配置されている。上下動板58a、58bの下端
部から下方に向けて先端部にローラ61が取り付けられ
たローラ支持部材59が固定されている。横移動レバー
56が右方に移動すると、ローラ61は前記斜面部56
aに当接され、上下動板58a、58bが上昇し、左方
に移動すると上下動板58a、58bが下降するように
なっている。上下動板58a、58bの上端部側には、
水平方向にガイドレール63が固定されている。そし
て、ガイドレール63に対向した位置には、転送ユニッ
トTUを載置するアングル状の載置部材64a、64b
が配置されている。この載置部材64a、64bの垂直
面にはガイドレール63と対をなす摺動部材66が固定
されている。載置部材64a、64bの左端部には、こ
れらの載置部材64a、64bを連結する連結部材65
が配置されている。
【0028】また、載置部材64aの垂直部の左端部側
にはエアシリンダ67が配置され、エアシリンダ67の
出力軸がガイドレール63の左端部に固定されている。
従って、エアシリンダ67の出力軸の左右動に応じて載
置部材64a、64bが左右に移動する。以上のように
第1〜第5転送装置TS1〜TS5は構成されているの
で、図12ないし図15に示すように、エアシリンダ6
7の出力軸が標準位置(中間位置)TPから右方に移動
すると載置部材64a、64bは矢印X1方向に右方に
平行移動し、エアシリンダ67がそのままの状態でエア
シリンダ57が標準位置から右方に移動すると載置部材
64a、64bは矢印Y1方向に上昇移動する。更に、
エアシリンダ57はそのままの状態で、エアシリンダ6
7の出力軸が左方に移動すると載置部材64a、64b
は矢印X2方向に移動し、エアシリンダ67がそのまま
の状態でエアシリンダ57の出力軸が左方に移動すると
載置部材64a、64bは矢印Y2方向に下降移動す
る。即ち、エアシリンダ57、67の動作に応じて載置
部材64a、64bは、図14に示すボックス状の運動
をするようになっている。
【0029】一方、図9における洗浄装置72は、冷凍
装置51Cの位置でオリフラに直交方向のダイシングが
終了した半導体ウエハWを洗浄する。洗浄方法として
は、ブラシ洗浄、エアブロー洗浄、冷水洗浄等が好適で
ある。そして、洗浄が終了した後、切断されてチップと
なった半導体ウエハWは、乾燥装置DRで解凍され、乾
燥される。乾燥が終了したチップは、ダイボンディング
装置DB1に転送される。そして、位置合わせ装置24
で位置合わせが行われ、良品のチップCPのみが順次チ
ップ移載装置23で順次ダイボンディング装置28に移
載され、リードフレームにダイボンディングされてい
く。
【0030】また、バッドマークやチッピングを有する
不良チップは、図示しない不良チップ除去手段により銅
パレット52上から排除され、残材回収箱73に収納さ
れる。そして、空の銅パレット52およびプラスチック
台7がパレット回収装置PBにより予備冷却装置51に
対応した位置まで搬送され、必要に応じて順次予備冷却
装置51の電子冷凍装置12上に載置されていく。ダイ
ボンディング加工の終了したリードフレームは、カセッ
ト74に収納され、順次次の工程へ搬送されていく。
【0031】次に、以上のように構成された半導体ウエ
ハ加工装置M1の動作を説明する。ウエハ移載装置3
は、先ず、紙10を位置合わせ装置4に載置し、その上
に搬送されてきた半導体ウエハWを載置して、位置合わ
せを行う。位置合わせの後、ウエハ移載装置3は、半導
体ウエハWを予備冷却装置51A上に移載すと、半導体
ウエハWはここで予備冷却される。予備冷却された半導
体ウエハWは、プラスチック台7と共に、図15(a)
〜(c)に示すような動作を行う。即ち、第1転送装置
TS1のX1方向の動作により、先ず、載置部材64
a、64bがプラスチック台7の下に移動し(図15
(a))、Y1方向の動作によりプラスチック台7等を
持ち上げる(図15(b))。次いで、X2方向の動作
によりプラスチック台7等を冷却装置51Bの位置に移
動させ、Y2方向動作によりプラスチック台7等を冷却
装置51B上に載置する。そして、第1転送装置TS1
は、待機状態の位置に戻る。
【0032】冷却装置51Bの上に半導体ウエハW等が
載置された状態で、ダイシング装置8は例えばオリフラ
方向のダイシング加工を順次行う。次いで、第2転送装
置TS2は、図15(a)〜(c)の動作を実行して、
オリフラ方向のダイシング加工の終了後の半導体ウエハ
Wを旋回装置71に転送する。旋回装置71は、半導体
ウエハWを90°旋回する。次いで、第3転送装置TS
3は、図15(a)〜(c)の動作を実行して、90°
旋回された半導体ウエハWを冷却装置51Cの上に転送
する。次いで、ダイシング装置9が冷却装置51C上の
半導体ウエハWに対してオリフラと直交する方向のダイ
シング加工を行う。
【0033】次いで、第4転送装置TS4は、図15
(a)〜(c)の動作を実行して、全ての方向のダイシ
ング加工が終了した半導体ウエハWを洗浄装置72に転
送すると、洗浄が実行される。洗浄後の半導体ウエハW
は、乾燥装置DRで乾燥され、乾燥後のチップCPはダ
イボンディング装置DB1の位置合わせ装置24に移載
される。そして、良品チップCPのみがチップ移載装置
23でダイボンディング装置28に移載され、図示しな
いリードフレームへのダイボンディングが行われる。そ
して、チップ付リードフレームは、箱74に移載されて
次の工程へ搬送されていく。なお、良品チップのみがダ
イボンディングされた後に残った不良チップは排除さ
れ、残材回収箱73に収納される。
【0034】また、全てのチップが処分された後のプラ
スチック台7および銅パレット52は空パレット回収ベ
ルトPBにより予備冷却装置51Aに対応した位置Qま
で搬送され、ここで所定の洗浄がされる。なお、本実施
例では1個の転送ユニットTUをダイシング加工やダイ
ボンディング加工する場合について説明したが、図16
に示すように、例えば3個分の半導体ウエハWを当時に
転送可能な転送装置を用いてもよい。
【0035】また、第1、第2実施例では、例えばオリ
フラに平行な方向のダイシング加工を行うダイシング装
置をそれぞれ1台配置した場合を説明したが、前記方向
のダイシング加工を行うダイシング装置を2台連続配置
してもよい。そして、図17(a)、(b)に示すよう
に、1台目のダイシング装置で符号Xaの部分のダイシ
ング加工を実行し、2台目のダイシング装置で符号Xb
の部分のダイシング加工を実行する。このようにすれ
ば、1台当たりのダイシング装置の加工時間を短縮でき
るので、半導体ウエハ加工装置の処理能力を向上させる
ことができる。
【0036】更に、第1、第2実施例によれば、冷凍固
定装置を使用しているので、従来のような半導体ウエハ
を貼り付けてダイシング加工する手段にくらべ、テープ
やテープ貼り付け装置が不要なので、ランニングコスト
を下げることができる。更に、第1、第2実施例によれ
ば、冷凍固定をしているため、チップを剥がす際に力を
加える必要がないので、チッピングの発生を防止するこ
とができる。更に、冷凍固定手段としては、電子冷凍装
置以外に、液体窒素やフロンガス等の低温の液体を用い
て冷却する装置でもよい。更に、第1、第2実施例によ
れば、各半導体チップ毎に位置合わせ装置において、光
学装置によりチップの外観検査を行っているので(枚葉
処理)、直ちに不良を発見できる。従って、従来のよう
にロット全体の作業が終了してから、初めて不良が発見
されるという問題点を解消できる。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の発明
によれば、回転盤の所定箇所に固定された半導体ウエハ
を、回転盤のステップ状の回転に対応してダイシング加
工、ダイボンディング加工等を行うようにしているの
で、ダイシング〜ダイボンディング工程を自動的に加工
でき、作業時間の短縮と低付加価値の作業を排除でき
る。また、請求項2記載の発明によれば、半導体ウエハ
を転送装置で順次転送して、ダイシング加工等を行って
いるので、ダイシング〜ダイボンディング工程を自動的
に加工でき、作業時間の短縮と低付加価値の作業を排除
できる。また、請求項3記載の発明によれば、半導体ウ
エハの固定手段に氷を用いているので、粘着テープや粘
着テープ貼り付け装置が不要であり、装置のランニング
コストを下げることができ、また、ダイシング後のチッ
プの剥離の際に力が不要なので、チッピングの発生を大
幅に減少させることができる。また、請求項4記載の発
明によれば、回転盤を第1と第2の回転盤に分けて半導
体ウエハ加工装置を構成しているので、装置の床面積を
小さくできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の全体構成を示す平面図で
ある。
【図2】同上、半導体ウエハが銅パレット等の上に載置
された状態を示す断面図である。
【図3】同上、銅パレット等が電子冷凍装置上に載置さ
れた状態を示す断面図である。
【図4】同上、銅パレット等が吸着盤に吸着された状態
を示す断面図である。
【図5】同上、ダイシング後のチップの部分乾燥・部分
搬送を説明する図であって、(a)は吸引・送風管の先
端部でチップを覆う場合を示す図、(b)はチップを吸
引してチップ裏面を乾燥する場合を示す図である。
【図6】同上、チップの位置合わせ装置を示す斜視図で
ある。
【図7】同上、銅パレット等を吸着する他の例を示す断
面図である。
【図8】同上、銅パレット等を吸着する他の例を示す断
面図である。
【図9】同上、本発明の第2実施例の全体構成を示す平
面図である。
【図10】同上、冷却装置を示す側面図である。
【図11】同上、銅パレット上に紙や半導体ウエハが載
置された状態を示す平面図である。
【図12】同上、半導体ウエハを転送する転送装置を示
す斜視図である。
【図13】同上、転送装置の側面図である。
【図14】同上、転送装置のボックス状運動の経路を示
す概念図である。
【図15】同上、転送装置のボックス状運動に伴い転送
ユニットが上下動する状態を示す側面図である。
【図16】同上、転送装置の変形例を示す斜視図であ
る。
【図17】同上、半導体ウエハのダイシング工程を2つ
に分割する場合の概念図である。
【図18】従来の半導体ウエハ加工装置の配置を示す概
念図である。
【符号の説明】
CF 搬送・オリフラ部 DB ダイボンディング部 DS ダイシング部 M 半導体ウエハ加工装置 TS 転送装置 W 半導体ウエハ 6 回転円板 7 プラスチック台 8、9 ダイシング装置 15 銅パレット 22 十字状回転板 24 位置合わせ装置 28 ダイボンディング装置 51A 予備冷却装置 51B、51C 冷却装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 21/301

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定角度でステップ状に回転する回転盤
    と、 この回転盤の外周部側に沿って配置され、素子形成工程
    の終了した半導体ウエハを固定するための半導体ウエハ
    固定手段と、 前記半導体ウエハ固定手段に固定された半導体ウエハを
    ダイシング加工するダイシング手段と、 前記ダイシング手段の配置位置の回転下流側に配置され
    た、前記ダイシング手段によるダイシング加工を経て形
    成された半導体チップをリードフレームにダイボンディ
    ングするダイボンディング手段とを備えたことを特徴と
    する半導体ウエハ加工装置。
  2. 【請求項2】 上流側の処理位置における工程を終了し
    た半導体ウエハを下流側の工程の処理位置に所定ピッチ
    で転送する転送手段と、 この転送手段の所定ピッチの処理位置に対応して設けら
    れ、素子形成工程の終了した半導体ウエハを固定するた
    めの半導体ウエハ固定手段と、 この半導体ウエハ固定手段に固定された半導体ウエハを
    ダイシング加工するダイシング手段と、 このダイシング手段の下流側に配置され、前記ダイシン
    グ手段によるダイシング加工を経て形成された半導体チ
    ップを、リードフレームにダイボンディングするダイボ
    ンディング手段とを備えたことを特徴とする半導体ウエ
    ハ加工装置。
  3. 【請求項3】 前記半導体ウエハ固定手段は、氷を介し
    て半導体ウエハを固定する冷凍固定手段であることを特
    徴とする請求項1または請求項2記載の半導体ウエハ加
    工装置。
  4. 【請求項4】 前記回転盤は、前記ダイシング手段が配
    置された第1回転盤と、前記ダイボンディング手段配置
    された第2回転盤とを備えたことを特徴とする請求項1
    記載の半導体ウエハ加工装置。
JP5513594A 1994-02-28 1994-02-28 半導体ウエハ加工装置 Pending JPH07240452A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5513594A JPH07240452A (ja) 1994-02-28 1994-02-28 半導体ウエハ加工装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5513594A JPH07240452A (ja) 1994-02-28 1994-02-28 半導体ウエハ加工装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07240452A true JPH07240452A (ja) 1995-09-12

Family

ID=12990347

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5513594A Pending JPH07240452A (ja) 1994-02-28 1994-02-28 半導体ウエハ加工装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07240452A (ja)

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002185114A (ja) * 2000-12-12 2002-06-28 Nippon Steel Corp 導電性ボールの吸引配列装置及び吸引配列方法
JP2002353169A (ja) * 2001-05-25 2002-12-06 Apic Yamada Corp ワーク搬送装置及びダイシング装置
JP2005129567A (ja) * 2003-10-21 2005-05-19 Trecenti Technologies Inc 半導体装置の製造方法
JP2006294641A (ja) * 2005-04-05 2006-10-26 Apic Yamada Corp ダイシング装置
EP1789998A2 (en) * 2004-08-23 2007-05-30 Rokko Systems PTE Ltd Supply mechanism for the chuck of an integrated circuit dicing device
JP2007194367A (ja) * 2006-01-18 2007-08-02 Tokyo Seimitsu Co Ltd 洗浄装置及び該洗浄装置を備えるダイシング装置
EP1028455A3 (en) * 1999-02-10 2007-08-22 Disco Corporation Cutting-and-transferring system and pellet transferring apparatus
JP2007536727A (ja) * 2004-05-07 2007-12-13 ハンミ セミコンダクター カンパニー リミテッド 半導体パッケージ製造工程用切断及びハンドラシステム
JP2011096929A (ja) * 2009-10-30 2011-05-12 Citizen Electronics Co Ltd 半導体素子の製造方法
JP2011243867A (ja) * 2010-05-20 2011-12-01 Lintec Corp 支持装置および支持方法、ならびに、シート貼付装置および貼付方法
JP5953565B1 (ja) * 2015-02-23 2016-07-20 防衛装備庁長官 冷凍ピンチャック装置および冷凍ピンチャック方法

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1028455A3 (en) * 1999-02-10 2007-08-22 Disco Corporation Cutting-and-transferring system and pellet transferring apparatus
JP2002185114A (ja) * 2000-12-12 2002-06-28 Nippon Steel Corp 導電性ボールの吸引配列装置及び吸引配列方法
JP4649059B2 (ja) * 2001-05-25 2011-03-09 アピックヤマダ株式会社 ワーク搬送装置及びダイシング装置
JP2002353169A (ja) * 2001-05-25 2002-12-06 Apic Yamada Corp ワーク搬送装置及びダイシング装置
JP2005129567A (ja) * 2003-10-21 2005-05-19 Trecenti Technologies Inc 半導体装置の製造方法
JP2007536727A (ja) * 2004-05-07 2007-12-13 ハンミ セミコンダクター カンパニー リミテッド 半導体パッケージ製造工程用切断及びハンドラシステム
EP1789998A2 (en) * 2004-08-23 2007-05-30 Rokko Systems PTE Ltd Supply mechanism for the chuck of an integrated circuit dicing device
EP1789998A4 (en) * 2004-08-23 2011-09-14 Rokko Systems Pte Ltd FEEDING MECHANISM FOR THE CLAMPING DEVICE OF A DISTRIBUTION DEVICE FOR INTEGRATED CIRCUITS
JP2006294641A (ja) * 2005-04-05 2006-10-26 Apic Yamada Corp ダイシング装置
JP2007194367A (ja) * 2006-01-18 2007-08-02 Tokyo Seimitsu Co Ltd 洗浄装置及び該洗浄装置を備えるダイシング装置
JP2011096929A (ja) * 2009-10-30 2011-05-12 Citizen Electronics Co Ltd 半導体素子の製造方法
JP2011243867A (ja) * 2010-05-20 2011-12-01 Lintec Corp 支持装置および支持方法、ならびに、シート貼付装置および貼付方法
JP5953565B1 (ja) * 2015-02-23 2016-07-20 防衛装備庁長官 冷凍ピンチャック装置および冷凍ピンチャック方法
JP2016157732A (ja) * 2015-02-23 2016-09-01 防衛装備庁長官 冷凍ピンチャック装置および冷凍ピンチャック方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3696690B2 (ja) ウェーハの研磨装置システム
JP5635378B2 (ja) 半導体ウエハ搬送方法および半導体ウエハ搬送装置
TWI503879B (zh) 半導體條帶鋸切設備
US20060056955A1 (en) Sawing and sorting system
JPH07240452A (ja) 半導体ウエハ加工装置
JP2008166766A (ja) ウェハー検査装置及びその方法
KR20140083961A (ko) 세정 방법, 컴퓨터 기억 매체, 세정 장치 및 박리 시스템
JP2008526020A (ja) 基板をシーケンスする方法
CN115632008B (zh) 晶圆边缘缺陷处理方法和晶圆减薄设备
JP2013219328A (ja) 剥離装置、剥離システム、剥離方法、プログラム及びコンピュータ記憶媒体
KR20220100772A (ko) 슬라이스된 웨이퍼의 세척, 분리 및 적재 장치
JP2001168514A (ja) 半田ボールアタッチ方法および半田ボールアタッチシステム
JP2003163180A (ja) ワーク搬送装置及びダイシング装置
JP4649059B2 (ja) ワーク搬送装置及びダイシング装置
JPH08153767A (ja) 基板処理装置
JP3275743B2 (ja) チップの実装装置
KR100645897B1 (ko) 비지에이 패키지의 소잉소터시스템 및 방법
KR100479417B1 (ko) 반도체 패키지 제조공정용 쏘잉 장치 및 그 제어방법
JP2020108908A (ja) ワークの保持方法及びワークの処理方法
JP2001102329A (ja) 被加工物の分割方法
US11541502B2 (en) Substrate processing apparatus
JP3556148B2 (ja) ウェハ研磨装置
JP2006186296A (ja) ワーク支持枠体、ワーク洗浄乾燥装置及び切断装置
JPH11204462A (ja) ダイシング装置
JPH0529437A (ja) 処理装置