JP2000208445A - 被加工物の分割加工方法 - Google Patents

被加工物の分割加工方法

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JP2000208445A JP898599A JP898599A JP2000208445A JP 2000208445 A JP2000208445 A JP 2000208445A JP 898599 A JP898599 A JP 898599A JP 898599 A JP898599 A JP 898599A JP 2000208445 A JP2000208445 A JP 2000208445A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 CSP基板等の被加工物を分割加工して個々
のペレットとし、そのペレットをピックアップする場合
において、分割時に被加工物に貼着される保持テープの
剥離や、保持テープを介して被加工物と一体となって支
持するフレームの回収といった作業を不要として生産性
を高めると共に、保持テープの無駄を防止して経済性を
高める。 【解決手段】 被加工物を保持する保持テーブルと、保
持テーブルに保持された被加工物をペレットに分割する
切削手段とを少なくとも含む切削装置を用いた被加工物
の分割加工方法であって、被加工物の保持テーブルに対
面する側の面に被加工物と略同じ大きさの保持部材を取
り付ける保持部材取付工程と、被加工物の保持部材が取
り付けられた側の面を保持テーブルに対面させて保持す
る保持工程と、保持テーブルに保持された被加工物を切
削手段によってペレットに分割する分割工程と、分割さ
れたペレットを保持部材からピックアップするピックア
ップ工程とから構成される被加工物の分割加工方法を提
供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CSP基板等の被
加工物を切削してペレットに分割する分割加工方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】LSI等の回路が形成された半導体チッ
プを複数配列し、樹脂等で封止してCSP(Chip Size
Package)基板を形成し、このCSP基板を更に切削す
ることにより、元の半導体チップと略同じサイズにパッ
ケージングされたペレットに分割してCSPを形成する
技術が近年開発され、利用されている。この技術を利用
することにより、ペレットを小さくして実装面積の狭小
化を図ることができ、パソコン、携帯電話等の各種電子
機器の小型化が可能となっている。
【0003】通常、CSP基板を切削する場合には、図
4に示すような切削装置60が用いられる。この切削装
置60を用いてCSP基板61を切削するときは、図5
に示すように、CSP基板61は保持テープTを介して
フレームFに保持され、カセット62に複数段に重ねて
収納される。
【0004】フレームFに保持されたCSP基板61
は、搬出入手段63によってカセット62から搬出入領
域64に搬出され、第一の搬送手段65に吸着されて第
一の搬送手段65が旋回動することによりチャックテー
ブル66に搬送されて載置され、吸引保持される。
【0005】そして、CSP基板がチャックテーブル6
6に吸引保持されると、チャックテーブル66がX軸方
向に移動して撮像手段67の直下に位置付けられ、パタ
ーンマッチング等の処理によって切削すべき領域が検出
され、その切削すべき領域と回転ブレード68とのY軸
方向の位置合わせが行われる。こうして位置合わせがな
されると、更にチャックテーブル66がX軸方向に移動
し、切削手段69を構成する高速回転する回転ブレード
68の作用を受けてCSP基板61が切削される。すべ
ての切削すべき領域についてこのような動作を繰り返す
ことにより、CSP基板61が縦横に切削され、個々の
ペレットに分割される。
【0006】個々のペレットは、分割後も保持テープT
によってフレームFと一体となって保持されており、そ
のままの状態で第二の搬送手段70に吸着されて洗浄乾
燥領域71に搬送され、ここでスピンナー洗浄により切
削屑等が洗い流され、更にエアーを吹き付ける等により
乾燥される。
【0007】洗浄及び乾燥後は、第一の搬送手段65に
より搬出入領域64に搬送され、搬出入手段63によっ
て押し込まれて再びカセット62の所定のスロットに収
容される。以上のような作業をすべてのCSP基板につ
いて繰り返し行うことにより、カセット62には分割後
のペレットを保持したフレームFが複数段に重ねて収容
される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、分割後
のペレットを保持したフレームFをカセット62に収容
後は、そのカセット62を別の装置に搬送し、個々のペ
レットをピックアップした後に、すべてのペレットが剥
離されたフレームを回収し、更にフレームFから保持テ
ープTを剥離してその保持テープTを廃棄しなければな
らず、煩雑な作業が必要となる。
【0009】また、フレームFに貼着する保持テープT
は、フレームFの大きさに対応したものでなければなら
ないため、CSP基板の大きさよりも大きいことが必要
とされる。従って、無駄が多く、不経済である。
【0010】一方、図6に示すように、フレームFや保
持テープTを使用せずに、CSP基板61を、予め分割
幅に対応した切り溝72が形成された箱形の治具73に
収容して切削し、ペレットをピックアップして空になっ
た治具72に再び別のCSP基板を収容して切削する方
法もあるが、かかる場合にはCSP基板の大きさや形
状、ペレットの分割幅に対応した種々の治具を用意する
必要があり、しかもその中から治具を選択しなければな
らない。従って、不経済であると共に、煩雑な作業が必
要であり生産性の点でも問題がある。
【0011】このように、CSP基板等の被加工物を分
割加工する場合においては、保持テープの剥離やフレー
ムの回収、治具の選択といった煩雑な作業を不要として
生産性を高め、保持テープの無駄を防止すると共に種々
の治具の製作を不要として経済性を高めることに課題を
有している。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の具体的手段として本発明は、被加工物を保持する保持
テーブルと、保持テーブルに保持された被加工物をペレ
ットに分割する切削手段とを少なくとも含む切削装置を
用いた被加工物の分割加工方法であって、被加工物の保
持テーブルに対面する側の面に被加工物と略同じ大きさ
の保持部材を取り付ける保持部材取付工程と、保持部材
が取り付けられた側の面を保持テーブルに対面させて被
加工物を保持する保持工程と、保持テーブルに保持され
た被加工物を切削手段によってペレットに分割する分割
工程と、分割されたペレットを保持部材からピックアッ
プするピックアップ工程とから構成される被加工物の分
割加工方法を提供するものである。
【0013】そして、ピックアップ工程においてピック
アップされたペレットは搬送トレーに収容されること、
ピックアップ工程が終了した後に保持部材を適宜処理す
る処理工程を含むこと、切削工程の後ピックアップ工程
の前に切削された被加工物を洗浄する洗浄工程を含むこ
と、ピックアップ工程の前に保持部材からペレットをピ
ックアップしやすい状態にするピックアップ容易化工程
を含むこと、保持部材として紫外線照射によって粘着力
が低下するUVテープを用い、ピックアップ容易化工程
においてUVテープに紫外線を照射して粘着力を低下さ
せてペレットをピックアップしやすい状態にすること、
被加工物はCSP基板であることを付加的要件とするも
のである。
【0014】このように構成される被加工物の分割加工
方法によれば、被加工物と略同じ大きさの保持部材を被
加工物に配設するようにしたことにより、フレームが不
要となってフレームと略同じ大きさの保持部材を使用す
る必要がなく、保持部材の無駄をなくすことができると
共に、フレームを回収する手間を省くことができてフレ
ームから保持部材を剥離する手間も省くことができ、ま
た、基板の大きさや形状に対応した治具を予め製作して
用意しておきその中から基板に対応した治具を選択する
といった手間もなくなる。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態として、図1
に示す分割加工装置10を用いてCSP基板を分割加工
する場合を例に挙げて説明する。この分割加工装置10
を用いてCSP基板11を分割加工する場合は、図2に
示すように、CSP基板11の裏面に保持部材12を取
り付ける(保持部材取付工程)。
【0016】保持部材12は、CSP基板11と略同じ
大きさとし、これにより保持部材12の無駄を防止する
ことができる。保持部材12としては、従来と同様に柔
軟なテープを用いることもできるが、硬質部材であって
もよい。また、テープのような貼着するタイプのものに
は限定されず、表面に複数の細孔ポケットが形成されて
いてCSP基板11を表面に押圧することによって吸着
して保持できる弾性シート部材であってもよい。弾性シ
ート部材を用いた場合には、再利用が可能である。本実
施の形態においては紫外線硬化型のテープ(UVテー
プ)を貼着した場合について説明する。
【0017】保持部材12が取り付けられたCSP基板
11はカセット13に複数収容され、搬出入手段14に
よって1枚ずつ引き出されて搬出入領域15に載置され
る。そして、搬出入領域15に載置されたCSP基板1
1は、第一の搬送手段16を構成する吸着部17に吸着
され、搬送アーム18の旋回動により保持テーブル19
に搬送され、ここで吸着力を解除することにより保持部
材12が取り付けられた側の面が保持テーブル19に対
面した状態で保持テーブル19に保持される(保持工
程)。なお、CSP基板11を安定的に保持するため、
吸着部17はCSP基板11の全面を吸着できる構成と
することが望ましい。
【0018】CSP基板11を保持した保持テーブル1
9は、図1における−X方向に移動することにより撮像
手段20の直下に位置付けられて表面が撮像され、例え
ば図2において破線で示した切削ライン23のうちの1
本が検出されて、その検出された切削ライン23と切削
手段21を構成する回転ブレード22とのY軸方向のア
ライメントがなされる。
【0019】こうしてアライメントがなされた後は、保
持テーブル19が更に−X方向に移動することにより、
切削ライン23が高速回転する回転ブレード22によっ
て切削される。このとき回転ブレード22は、その先端
が保持部材12に若干切り込む程度にする。また、切削
手段21が隣り合う切削ライン23同士の間隔分だけY
軸方向に移動して同様の切削が行われることにより、複
数の切削ライン23が順次切削されていく。
【0020】切削ライン23がすべて切削された後は、
保持テーブル19が90度回転し、上記と同様の動作に
よって切削ライン23と直交する複数の切削ライン24
が切削される。こうして切削ライン23、24がすべて
切削されると、個々のペレットPに分割される(分割工
程)。
【0021】切削手段21による分割後は、個々のペレ
ットPが保持部材12にそのまま保持された状態で第二
の搬送手段25を構成する吸着部26に吸着され、搬送
アーム27の−Y方向の移動によって、洗浄乾燥領域2
8に位置付けられる。なお、ここでも第一の搬送手段1
6の場合と同様に、吸着部26は、複数のペレットPを
全面吸着できるよう構成されていることが望ましい。
【0022】洗浄乾燥領域28においては、スピンナー
洗浄により付着していた切削屑等が洗い流され、更にエ
アーを吹き付ける等により乾燥される(洗浄工程)。こ
うして洗浄及び乾燥がなされた複数のペレットPは、保
持手段12に保持された状態で第一の搬送手段16によ
り搬出入領域15に搬送される。
【0023】搬出入領域15の後方には、仮置き領域2
9が設けられ、搬出入領域15から仮置き領域29へ被
加工物を搬送する第三の搬送手段30が配設されてい
る。仮置き領域29は、分割後のペレットを次のピック
アップ工程に移送する際の一種の中継所であるが、本実
施の形態においては保持手段としてUVテープを使用し
ているため、仮置き領域29にはUV照射器31が配設
されている。
【0024】第三の搬送手段30は、図3に示すよう
に、搬出入領域15と仮置き領域29との間に架設され
たレール32と、レール32に沿って移動する可動部3
3とから構成され、可動部33には上下動可能な吸着部
34が設けられている。この吸着部34も、第一の搬送
手段16、第二の搬送手段25と同様に複数のペレット
Pを全面吸着できる構成とすることが望ましい。
【0025】洗浄乾燥領域28から搬出入領域15に搬
送されてきた複数のペレットPは、保持手段12に保持
された状態で吸着部34に吸着されて上昇し、可動部3
3がレール32に沿って移動して仮置き領域29の直上
に位置付けられた後、吸着部34が下降することにより
仮置き領域29に載置される。本実施の形態において
は、UV照射器31の上部に張られたガラスの上に所要
時間載置され、ここで保持手段12であるUVテープの
粘着力が弱められる(ピックアップ容易化工程)。ここ
でUVテープの粘着力を弱めておくことにより、後に行
われるペレットPのピックアップが容易となる。
【0026】こうして粘着力が弱まったUVテープに保
持されたペレットは、移送手段35によって仮置き領域
29から補助移送手段36を構成する可動板37の上に
移送される。移送手段35は、X軸方向に設けられたレ
ール38に沿って可動部39が移動する構成となってお
り、可動部39の先端には吸着部40が上下動可能に配
設され、吸着部40においては複数のペレットの全面を
吸着することができる。また、補助移送手段36は、X
軸方向に設けられたレール41に沿って可動板37が移
動する構成となっている。
【0027】移送手段35が仮置き領域29からペレッ
トPを移送する際は、吸着部40が仮置き領域29の直
上に移動すると共に下降して保持部材12と一体となっ
た複数のペレットPを吸着し、上昇すると共に+X方向
に移動して可動板37の直上に複数のペレットPを位置
付ける。そして、吸着部40が下降すると共に吸着力を
解除して、保持部材12と一体となった複数のペレット
Pを保持部材12が可動板37に対面するように載置す
る。なお、補助移送手段36は、主としてペレットピッ
クアップ用装置を複数連結した場合に複数のペレットP
を適宜のペレットピックアップ用装置まで搬送するため
のものであり、必ずしも必須ではない。
【0028】可動板37上に載置された複数のペレット
P及び保持部材12は、第四の搬送手段42を構成する
吸着部43に全面吸着されて+Y方向に移動することに
よりピックアップ用保持テーブル44に載置される。ピ
ックアップ用保持テーブル44においては、下方から保
持部材12を吸着することにより、ペレットPをピック
アップできる状態とすることが好ましい。
【0029】ピックアップ用保持テーブル44の上方を
通るX軸方向には、レール45とそのレール45に沿っ
て移動する可動部46c、46dとから構成されるピッ
クアップ手段47が設けられ、可動部46cには吸着部
46aが、可動部46dには吸着部46bがそれぞれ上
下動可能に配設されている。ピックアップ用保持テーブ
ル44に載置されたペレットPは、吸着部46aが適宜
の位置に位置付けられ下降することによって1個ずつ吸
着され、可動部46cの+X方向の移動により位置決め
手段48に搬送され、ここで吸着力を解除して載置され
る(ピックアップ工程)。なお、ピックアップ用保持テ
ーブル44の表面を凹凸に形成し、保持部材12を吸引
してペレットPとの接触面積を小さくしてペレットPを
保持部材12からピックアップしやすい状態としてもよ
い。
【0030】位置決め手段48においては、例えば四方
向から位置決め部材(図示せず)がペレットPを押す等
してペレットPを一定の位置に合わせる。そして、位置
決めされたペレットPは可動部46dの吸着部46bに
吸着され、+X方向に移動する。
【0031】位置決め手段48の+X方向の近傍には、
ペレットPを収容する搬送トレー49が載置されるトレ
ー載置領域50が設けられており、ピックアップされた
ペレットPは、トレー載置領域50において1個ずつ搬
送トレー49に収容されていく。そして、ペレットPの
収容が終了した搬送トレー49は、装置内部を通って収
容済トレー載置領域52の下部に移動し、下から順々に
重ねられていく。
【0032】一方、空の搬送トレー53は空トレー載置
領域54において重ねて載置されており、トレー載置領
域50においてひとつの搬送トレーにペレットPの収容
が終わり、その搬送トレーが収容済トレー載置領域52
に搬送された場合には、重ねられた空の搬送トレー53
のうち、最も下にある空の搬送トレーが装置内部を通っ
てトレー載置領域50に搬送され、ここにペレットPが
収容されていく。
【0033】ひとつの保持部材12に保持されたすべて
のペレットPが搬送トレー49に収容され、ピックアッ
プ用トレー44に残された保持部材12は、第四の搬送
手段42によって回収箱55に搬送される。本実施の形
態のように、保持部材としてUVテープを用いた場合に
は、UVテープが回収箱55に集められて廃棄される
が、弾性シート部材のように再利用できるものであれ
ば、回収後に再び使用される。このように、保持部材1
2は、その特性に応じて適宜処理される(処理工程)。
【0034】ここで、保持部材12の回収にあたって
は、従来のように保持部材がフレームと一体となってい
ないため、フレームから保持部材を取り外す作業やフレ
ームを回収する作業が不要となる。例えば、本実施の形
態のように、UVテープを用いた場合には、UVテープ
をフレームから剥離させたり、フレームを回収するとい
った煩雑な作業が不要となり、生産性を向上させること
ができる。
【0035】また、保持部材は被加工物と略同じ大きさ
であるため、治具を予め製作しておいてその中から治具
を選択するといった作業も不要であるため、この面でも
生産性の向上を図ることができる。
【0036】なお、本実施の形態においては、CSP基
板を分割加工する場合について説明したが、本発明の対
象となる被加工物はCSP基板には限定されず、例え
ば、ガラスやフェライト等であってもよいし、また、半
導体チップをパッケージングせずに直接樹脂によって固
めたタイプの基板であってもよい。更に、保持部材はU
Vテープに限らず、加熱または冷却することにより粘着
力が低下する部材を用いても良い。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る被加
工物の分割加工方法によれば、被加工物と略同じ大きさ
の保持部材を被加工物に配設するようにしたことによ
り、フレームが不要となってフレームと略同じ大きさの
保持部材を使用する必要がなく、保持部材の無駄をなく
すことができて経済的であると共に、フレームを回収す
る手間を省くことができてフレームから保持部材を剥離
する手間も省くことができ、また、基板の大きさや形状
に対応した治具を予め製作して用意しておきその中から
基板に対応した治具を選択するといった手間もなくなる
ため、生産性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る被加工物の分割加工方法の実施に
使用する分割加工装置の一例を示す斜視図である。
【図2】同被加工物の分割加工方法の対象となる被加工
物の一例であるCSP基板及びそれに配設される保持部
材を示す斜視図である。
【図3】本発明に係る被加工物の分割加工方法の実施に
使用する分割加工装置を構成する第三の搬送手段を示す
斜視図である。
【図4】被加工物の切削に用いる切削装置の一例を示す
斜視図である。
【図5】保持テープによってフレームに保持されたCS
P基板を示す斜視図である。
【図6】CSP基板を収容する治具を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
10……分割加工装置 11……CSP基板 12……
保持部材 13……カセット 14……搬出入手段 15……搬出
入領域 16……第一の搬送手段 17……吸着部 18……搬
送アーム 19……保持テーブル 20……撮像手段 21……切
削手段 22……回転ブレード 23、24……切削ライン 2
5……第二の搬送手段 26……吸着部 27……搬送アーム 28……洗浄乾
燥領域 29……仮置き領域 30……第三の搬送手段 31…
…UV照射器 32……レール 33……可動部 34……吸着部 3
5……移送手段 36……補助移送手段 37……可動板 38……レー
ル 39……可動部 40……吸着部 41……レール 42……第四の搬送
手段 43……吸着部 44……ピックアップ用保持テーブル 45……レール
46……可動部 46a、46b……吸着部 46c、46d……可動部 47……ピックアップ手段 48……位置決め手段 49……搬送トレー 50……トレー載置領域 51…
…収容済トレー 52……収容済トレー載置領域 53……空の搬送トレ
ー 54……空搬送トレー載置領域 55……回収箱 60……切削装置 61……CSP基板 62……カセ
ット 63……搬出入手段 64……搬出入領域 65……第
一の搬送手段 66……チャックテーブル 67……撮像手段 68…
…回転ブレード 69……切削手段 70……第二の搬送手段 71……
洗浄乾燥領域 72……切り溝 73……治具

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被加工物を保持する保持テーブルと、該
    保持テーブルに保持された被加工物をペレットに分割す
    る切削手段とを少なくとも含む切削装置を用いた被加工
    物の分割加工方法であって、 被加工物の該保持テーブルに対面する側の面に該被加工
    物と略同じ大きさの保持部材を取り付ける保持部材取付
    工程と、 該保持部材が取り付けられた側の面を該保持テーブルに
    対面させて該被加工物を保持する保持工程と、 該保持テーブルに保持された被加工物を該切削手段によ
    ってペレットに分割する分割工程と、 分割されたペレットを該保持部材からピックアップする
    ピックアップ工程とから構成される被加工物の分割加工
    方法。
  2. 【請求項2】 該ピックアップ工程においてピックアッ
    プされたペレットは搬送トレーに収容される請求項1に
    記載の被加工物の分割加工方法。
  3. 【請求項3】 ピックアップ工程が終了した後に該保持
    部材を適宜処理する処理工程を含む請求項1または2に
    記載の被加工物の分割方法。
  4. 【請求項4】 切削工程の後ピックアップ工程の前に切
    削された被加工物を洗浄する洗浄工程を含む請求項1、
    2または3に記載の被加工物の分割加工方法。
  5. 【請求項5】 ピックアップ工程の前に保持部材からペ
    レットをピックアップしやすい状態にするピックアップ
    容易化工程を含む請求項1、2、3または4に記載の被
    加工物の分割加工方法。
  6. 【請求項6】 保持部材として紫外線照射によって粘着
    力が低下するUVテープを用い、ピックアップ容易化工
    程において該UVテープに紫外線を照射して粘着力を低
    下させてペレットをピックアップしやすい状態にする請
    求項5に記載の被加工物の分割加工方法。
  7. 【請求項7】 被加工物はCSP基板である請求項1、
    2、3、4、5または6に記載の被加工物の分割加工方
    法。
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