JPS644658Y2 - - Google Patents

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JPS644658Y2
JPS644658Y2 JP1981098693U JP9869381U JPS644658Y2 JP S644658 Y2 JPS644658 Y2 JP S644658Y2 JP 1981098693 U JP1981098693 U JP 1981098693U JP 9869381 U JP9869381 U JP 9869381U JP S644658 Y2 JPS644658 Y2 JP S644658Y2
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cardboard box
support
cardboard
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、果実や野菜等を収容したダンボール
函を封函するための自動封函装置に関し、特に高
さの相違するダンボール函が供給されても、手動
操作を交えることなく、自動封函し得る自動封函
装置に関する。
(従来の技術) 搬送機構によつて搬送されるダンボール函を、
この搬送経路上に配置されたフラツプ折り込み機
構と針打機構とによつて、自動的に封函する自動
封函装置は知られている。
第3図はこのような従来の自動封函装置50を
示す。同図を参照して慨要を説明すると、機台5
1にはこれに沿つて搬送機構52を配設するとと
もに、当該機台51にはさらにフラツプ折り込み
機構53、及び針打機構54が設けられている支
持体59を支持する支持機構55を設けてなる。
支持機構55にハンドル56を備え、このハンド
ル56を手動で回転させるとにより、支持体59
を昇降させてダンボール函の高さに応じてフラツ
プ折り込み機構53、及び針打機構54の高さを
調整することができる。
ここで、フラツプ折り込み機構53は、矢印H
1方向へ回動する折り込み板58、前部フラツプ
折り込みレール57、及び一対の側部フラツプ折
り込みレール60から成る。
尚、前記フラツプ折り込み機構53が、ダンボ
ール函の搬送経路の上方に配置され、ダンボール
函の高さに応じてそのその高さが調整されること
は、特開昭50−64090号公報に示されていること
でもある。
かかる自動封函装置50の機能は搬送機構52
上にダンボール函を載置すると、ダンボール函は
自動的に搬送され、最初に折り込み板58が矢印
H1方向へ一定角度回転してダンボール函の後フ
ラツプ(蓋片)を閉じるとともに、さらに支持体
59に設けられている前部フラツプ折り込みレー
ル57によつて前部フラツプが閉じられる。
また、側部フラツプは、支持体59に設けられ
ている一対の側部フラツプ折り込みレール60、
即ちダンボール函の搬送方向に伸びるとともに
徐々に対向間隔が狭く且つ高さも低くなる様に設
けられている一対のレールによて閉じられる。
この様に各フラツプが閉じられたダンボール函
は針打機構54の下方に搬送されフラツプに針が
打ち込まれる。
以上の各工程はダンボール函が搬送機構52上
を搬送されることにより自動で行なわれ、ダンボ
ール函は封函される。
(考案が解決しようとする問題点) しかし、上述した従来の自動封函装置は次のよ
うな問題点がある。
つまり、ある程度の高さの相違するダンボール
函の封函作業は連続的に可能であつたが、許容範
囲を超えた高さのダンボール函を封函するにあた
つては、フラツプ折り込み機構53と針打機構5
4をハンドル56を手動で挿作することにより昇
降させ、前記両機構53,54の高さ位置を封函
すべきダンボール函に対応するよう調節する必要
があつた。このため、供給されるダンボール函の
大きさが頻繁に変化する場合には、その都度手動
によつて支持体の高さ調整を行わざるを得ず、き
わめて煩雑な作業を強いられていた、一方、高さ
の略一定のダンボール函をグループごとにまとめ
て行い、高さ調整の回数を減らすことも行われて
いるが、そのための仕分け等余分な労力を強いら
れてしまう。このように、従来の装置は高さの異
なるダンボール函に対しては人手を要し、しかも
ロスタイムによる作業能率の悪化を招いていた。
(問題点を解決するための手段) 本考案は上述した従来の問題点を解決したもの
で、次に示す構成を有する。
すなわち、機台Aと、この機台Aに設け、ダン
ボール函を一定間隔で搬送する搬送機構Eと、搬
送されたダンボール函のフラツプを折り込むフラ
ツプ折り込み機構Bと、フラツプが折り込まれた
ダンボール函を係止針で封函する針打機構Cとを
備えてなるダンボール函の封函装置において、適
宜なストツパ板12を備えた、ダンボール函を前
記搬送機構Eへ供給する供給機構Fと、前記フラ
ツプ折り込み機構Bと針打機構Cとを共通に支持
すると共に、前記搬送機構E上を搬送されてくる
ダンボール函に対して適宜な支柱16a,16b
に沿つて昇降可能に設けられた支持体19と、該
支持体19を適宜な支柱16a,16bに沿つて
昇降せしめる駆動機構Dと、前記供給機構Fの上
方に位置し前記支持体19端部に上下に近接して
配され、ダンボール函の起立したフラツプを検出
する一対の高さ検出センサ40a,40b,42
a,42bと、該ダンボール函のフラツプ上端部
を高さ検出センサ40a,40b,42a,42
bの両センサが検出位置にあるときは前記支持体
19を上昇させ、両センサが無検出位置にあると
きは支持体19を下降させ、上方のセンサ40
a,40bが無検出位置で且つ下方のセンサ42
a,42bが検出位置のときは支持体19の昇降
を停止するよう前記駆動機構Dを制御する昇降動
制御機構と、前記搬送機構E上にダンボール函が
存在するときは前記駆動機構Dを非作動状態に
し、ダンボール函が存在しないときは駆動機構D
を作動状態にし、かつダンボール函の前記ストツ
パ12による停止を解除するダンボール函存在検
出機構とを具備することを特徴とする。
(作用) 次に本考案の作用について説明する。
本考案に係る自動封函装置はダンボール函の封
函前にダンボール函の高さ(起立しているフラツ
プ)を、昇降動自在な支持体19に上下に近傍し
て配設された一対の検出センサ40a,40b,
42a,42bによつて検出する。
そして昇降動制御機構により、一対の検出セン
サ40a,40b,42a,42bの両センサが
検出位置にあるときに支持体19を上昇させ、両
センサが無検出位置のときは支持体19を下降さ
せ、上方のセンサ40a,40bが無検出で下方
のセンサ42a,42bが検出位置にあるときに
は支持体19の昇降動を停止するよう支持体19
の駆動機構Dが制御される。これによつて支持体
19がダンボール函のフラツプの高さに対応した
位置に自動的に昇降され、支持体19に共通に支
持されたフラツプ折り込み機構Bと針打機構Cと
が共に一斎に所定の高さ位置に位置される。この
場合ダンボール函存在検出機構により、搬送機構
E上に前のダンボール函が存在しないことを検出
して駆動機構Dを作動せしめ、もしダンボール函
が存在している場合には駆動機構Dを作動させ
ず、また次のダンボール函も搬送機構E上に供給
しない。
これにより高さが異なるダンボール函が順次ラ
ンダムに搬送されても、これに対応してフラツプ
折り込み機構Bと針打機構Cの高さが自動的に設
定され、連続的に自動封函を行う。
(実施例) 以下、本考案の好適な実施例を添付図面に基づ
いて詳細に説明する。
第1図において、Aは機台であり、互いに平行
に伸びる一対の側枠1a,1bを有している。
まず、搬送機構Eについて説明する。2a,2
bは前記各側枠1a,1bの対向面側に一端部を
除いてそれぞれ設けられた回転自在な多数のロー
ラーから成る搬送ローラー部である。3a,3b
は前記各側枠1a,1bに回添自在に支持された
回転軸4に固定されたスプロケツトであり、これ
らとそれぞれ対を成すべく同じく前記各枠側1
a,1bに回転自在に支持された回転軸(図示せ
ず)に取り付けられたスプロケツト(図示せず)
との間には、チエーン5a,5bが掛け渡されて
いる。なお、前記回転軸4は図示していない駆動
モーターに連繋されている。6は前記各チエーン
5a,5bに所定間隔をおいて適宜数固定された
スクレーパーであり、反回転軸4方向にむけてダ
ンボール函を搬送するものである。7は前記回転
軸とベベルギア8,9を介して連繋されたカム軸
であり、これには所定数の制御カム10が固定さ
れている。11は前記一対の側枠1a,1bに回
転自在に支持され、チエーン(図示せず)によつ
て駆動されるフイードローラーである。
次に、供給機構Fについて説明する。12は前
記フイードローラー11に近接して前記一対の側
枠1a,1bに固定されたストツパー板である。
13は前記一対の側枠1a,1bに沿つて前記ス
トツパー板12に向けて下降するように傾斜すべ
く配置された一対の支持体(但し、一方のみ図
示)であり、これらには3本の載置ローラー14
がフイードローラー11より連動するチエーン
(図示せず)により駆動されるべく回動自在に支
持されている。そして、前記一対の支持板13は
適宜な空圧駆動機構(図示せず)に連繋されて昇
降自在となつている。15は側枠1aに固定され
たリミツトスイツチであり、その作動杆は前記支
持板13の先端部上方に対応すべく位置してい
る。なお、前記一対の支持板13を昇降動する前
記空圧駆動機構は、前記制御カム10により投入
されるリミツトスイツチ(図示せず)及び前記リ
ミツトスイツチ15とそれぞれ電気的に接続され
ており、前記リミツトスイツチ15がオン状態に
あるときに前記制御カム10によつて投入された
リミツトスイツチからオン信号が送られてくると
駆動されるものであつて、前記スクレーパー6の
搬送動作と同期して前記載置ローラー14上のダ
ンボール函を前記搬送ローラー部2a,2bへと
供給するものである。
この様な支持板13と、載置ローラー14、空
圧駆動機構等によつてダンボール函の供給機構F
を構成する。
16a,16bは前記一対の側枠1a,1bに
それぞれ固定された一対の支柱であり、これら支
柱16a,16bには2対のガイドローラ17
a,17b、17c、17d(但し、支柱10a
については図示せず)で挾持するようにしてガイ
ド板18a,18bがそれぞれ昇降自在に支持さ
れている。19は前記各ガイド板18a,18b
に固定されたH字状の支持体であり、前述した搬
送機構Eの上方に位置し、その一端は供給機構F
の上方まで伸びている。20は前記一対の支柱1
6a,16bの上部にこれらを連結するように固
定された連結部材であり、これにはねじ杆21の
上端が回転自在に支持されている。そして前記ね
じ杆21が前記支持体19と螺合することによつ
て、前記ねじ杆21が回転されるとその回転方向
に応じて前記支持体19は上昇あるいは下降する
ものである。22は前記支柱16a,16bに回
転自在に支持された回転軸であり、その一端には
ベベルギア23が固定され、このベベルギア23
は前記ねじ杆21の上端に固定されたベベルギア
24と噛合している。また、前記回転軸22に他
端にはプーリー25が固定され、このプーリー2
5と、前記支柱16bの上端面に据え付けられた
可逆回転モーター26の出力軸に固定されたプー
リー27との間には、プーリーベルト28が掛け
渡されている。したがつて、前記モーター26が
所定方向に回転駆動することにより、その回転方
向に応じて前記支持体19が昇降動されることに
なる。
この様に、可逆回転モータ26、プーリーベル
ト28、回転軸22、ねじ杆21等により駆動機
構Dを構成する。
かかる支持体19に固定されているフラツプ折
り込み機構Bについて説明する。
本考案の実施例において採用するフラツプ折り
込み機構Bは、前述した第3図に示す従来の自動
封函装置に用いられているものと同じものであつ
て、折り込み板36、前部フラツプ折り込みレー
ル44、及び一対の側部フラツプ折り込みレール
45から成る。
まず、折り込み板36から説明すると、支持体
19の連結部上に固定された支持台29には、ア
ーム30を介しして空圧シリンダー31が支持さ
れている。前記空圧シリンダー31のの出口ロツ
ドにはアーム32が固定され、このアーム32に
は揺動杆33の一端が枢着されている。前記揺動
杆33の他端は、支持体19に軸受を介して回転
自在に支持された回転軸34に固定されている。
35は連結ロツドであり、その一端において前記
揺動杆33の回転軸34端に固定され、またその
他端には折り込み板36が固定されている。
そして、ダンボール函が所定距離搬送される
と、空圧シリンダー31が駆動されてその出力ロ
ツドが突出し、前記揺動杆33にともなわれて連
結ロツド35および折り込み板36がダンボール
函の搬送方向、即ち矢印H方向へ一定角度回転し
てダンボール函の後部フラツプを前方に向けて折
り込む。同時に、ダンボール函の前部フラツプ
は、支持体19に設けられ且つダンボール函の搬
送方向に伸びつつ下方に向けて湾曲している前部
フラツプ折り込みレール44によつて、後方に向
けて折り込まれる。
更に、側部フラツプは、ダンボール函の搬送方
向に伸びるとともに徐々に対向間隔が狭く且つ高
さも低くなる様に支持体19に設けられている一
対の側部フラツプ折り込みレール45によつて折
り込まれる。
この様なフラツプ折り込み機構Bと共に支持体
19に取付けられている針打機構Cについて説明
する。
37a,37bは前記支持体19における搬送
機構E終端部の直上に対応位置すべく固定された
取り付け板である。これら取り付け板37a,3
7bにはそれぞれ、空圧シリンダー38a,38
bが支持されている。そして、前記各空圧シリン
ダー38a,38bには、公知の針打板39a,
39bがそれぞれ連繋され、前述のフラツプ折り
込み機構Bでフラツプが折り込まれて搬送されて
きたダンボール函に対して前記各空圧シリンダ3
8a,38bをそれぞれ駆動することによつて係
止針を打ち込んで、係止封函するものである。な
お、前記フラツプ折り込み機構Bと前記針打機構
Cは、前記搬送機構Eと同期して作動すべく公知
の手段で連繋されている。
かかるフラツプ折り込み機構Bと針打機構Cと
の高さを調整する一対の高さ検出センサ40a,
40b,42a,42bと支持体19の昇降動制
御機構とを含むダンボール函の高さ検出機構につ
いて説明する。
40a,40bは前記支持体19の端部で且つ
供給機構Fの上方にそぜぞれ固定板41a,41
bを介して対向位置に固定された発光素子と受光
素子とからなる光センサである。かかる光センサ
40a,40bは、光が遮断されて受光しない場
合に、この検出信号を上昇駆動信号として前記モ
ーター26に送るべく、電気モーター26と電気
的に接続される一方、前記検出信号を一対の支持
板13を昇降動する空圧駆動機構に対する駆動停
止信号として送るべく前記空圧駆動機構とも電気
的に接続されている。
42a,42bは前記各固定板41a,41b
にそれぞれ前記光センサ40a,40bよりも下
方で且つ反対面側に位置すべく固定された発光素
子と受光素子とからなる光センサである。この光
センサ42a,42bは、受光した場合にこの検
出信号を下降駆動信号として前記モーター26に
送るべく、前記モーター26と電気的に接続され
る一方、前記検出信号を前記一対の支持板13を
昇降動する空圧駆動機構に対する駆動停止信号と
して送るべく前記空圧駆動機構とも電気的に接続
されている。
このため、前記一対の光センサ40a,40
b,42a,42bのいずれか一方から検出信号
が発せられると、前記空圧駆動機構はリミツトス
イツチ15及び制御カム10と連繋されたリミツ
トスイツチからオン信号が発せられたとしても駆
動することはない。なお、前記各固定板41a,
41bは、最もストツパ板12寄りの載置ローラ
ー14のほぼ直上に対応位置している。したがつ
て、各載置ローラー14上に位置したダンボール
函が、各光センサ40a,40b及び42a,4
2bの両方を遮断して非受光状態としたときに
は、光センサ40a,40bからモーター26に
対する上昇駆動信号が発せられ、各光センサ40
a,40b及び42a,42bの両方を受光状態
としたときには、光センサ42a,42bからモ
ーター26に対する下降駆動信号が発せられるこ
とになる。そして、各載置ローラー14上に位置
したダンボール函によつて、光センサ40a,4
0bが受光状態となり、光センサ42a,42b
が非受光状態となつたときには、何らの駆動信号
も発せられないものであり、この状態に支持体1
9が位置したときにダンボール函に対応する適正
な作業高さとなるものである。
次に、ダンボール函存在検出機構について説明
する。
43a,43bは各側枠1a,1bの長手方向
の反対側において対向すべく配置された発光素子
と受光素子とからなる光センサである。
かかる光センサ43a,43bはダンボール函
存在検出機構の一部を構成するものである。この
光センサ43a,43bは、搬送機構E上にダン
ボール函が存在することにより非受光状態になる
と、モーター26に対して存在検出信号を発し、
前記モーター26に前記光センサ40a,40b
あるいは42a,42bから上昇あるいは下降の
駆動信号が送られてきても、モーター26を停止
状態に維持する一方、前述したダンボール個が存
在しないことにより受光状態となると、今度は不
存在検出信号を前記モーター26に発して、前記
モーター26の停止維持状態を解除し、前記光セ
ンサ40a,40bあるいは42a,42bから
の各駆動信号に応じて前記モーター26を駆動さ
せるべく、前記モーター26と電気的に接続され
ている。
このため、光センサ43a,43bを、供給機
構F上のダンボール函によつて非受光状態になら
ない様に設置することが大切である。
続いて、本考案の自動封函装置の動作について
説明する。
各載置ローラー14上に載置された封函すべき
ダンボール函44は、ストツパー板12によつて
前進を阻止された状態で停止し、所定位置で停止
するとリミツトスイツチ15が投入される。ここ
で、ダンボール函44の高さが前回作業時よりも
高いものであれば、第2図a状態に位置すること
となり、このとき光センサ43a,43bが受光
状態にあると、光センサ40a,40bから発せ
られた検出信号によつてモーター26が上昇駆動
機構に回転され、回転軸22及びねじ杆21もこ
れに対応する所定方向に回転することによつて支
持体19は上昇される。そして、支持体19の上
昇にともなわれて前記光センサ40a,40bが
ダンボール函44より上方に位置すると(第2図
bに図示する状態)、前記検出信号は発せられな
くなり、直ちにモーター26の駆動が停止されて
支持体19の上昇も停止される。この状態で制御
カム10によつてこれと連繋されたリミツトスイ
ツチが投入され、そのオン信号が空圧駆動機構に
伝達されると、一体の支持板13は上昇され、ダ
ンボール函44の底面がストツパ板12より上方
に位置する状態になつて、ダンボール函44はま
ず載置ローラー14、次いでフイードローラー1
1、さらにスプロケツト3a,3bによつて搬送
され、搬送ローラー部2a,2b上に載置され
る。そして、これと同期して各チエーン5a,5
bの循環移動にともなわれて移動してきたスクレ
ーパー6に押動され、前記搬送ローラー部2a,
2b上を移動して行く。この移動経路上におい
て、フラツプ折り込み機構Bによつてフラツプが
所定状態に折り込まれたのち、針打機構Cによつ
て係止封函される。なお、これらのフラツプ折り
込み及び針打作用は、公知の同種機構と同一作用
をなすものであるから、詳細な説明は省略する。
この間に、次のダンボール函44が各載置ローラ
ー14上に載置されてリミツトスイツチ15は投
入された状態にある。このダンボール函44が前
回のダンボール函44と同一高さであれば、第2
図bの状態に位置することとなり、何らの検出信
号を発せられないから、モーター26は駆動され
ず、光センサ43a,43bの動作に関係なく、
制御カム10に連繋されたリミツトスイツチから
オン信号が発せられると、油圧駆動機構によつて
一対の支持板13は上昇され、前述と同様にして
封函作業が自動的に行われる。このようにして、
同一高さのダンボール函44が続く限りは、自動
的にかつ所定の速度で連続的に封函作業が行われ
るある。ところが、高さの低いダンボール函4
4′が各載置ローラー14上に載置されると、第
2図Cの状態となつてリミツトスイツチ15を投
入することになる。すると、光センサ42a,4
2bがモーター26に対して下降駆動すべく検出
信号を送つても、既に高さ検出が終了してフラツ
プ折り作業あるいは係止封函作業をなすべく搬送
ローラー部2a,2b上にダンボール函44が存
在することを、光センサ43a,43bが検出し
ている間は、前記モーター26は駆動されず、ま
た前記ダンボール函44′が搬送ローラー部2a,
2bに供給されることもない。前記光センサ43
a,43bが搬送ローラー部2a,2b上にダン
ボール函44が存在しないことを検出すると、は
じめてモーター26が下降駆動方向に回転され、
支持体19は光センサ42a,42bが受光不能
状態になるまで下降する。所定位置まで支持体1
9が下降されて各光センサ40a,40b及び4
2a,42bから検出信号が発せられなくなると
ともに、制御カム10に投入されたリミツトスイ
ツチからオン信号が発せられると、空圧駆動機構
が駆動され、前述の如くして搬送ローラー部2
a,2b上に供給されたダンボール函44′は、
前述の如く押動される移動経路上においてフラツ
プ折り込み作業及び係止封函作業が順次なされる
ものである。
(考案の効果) 以上のように本考案によれば次の顕著な作用効
果を奏する。
すなわち、 上下に近接した一対の検出センサ40a,4
0b,42a,42b間にダンボール函の起立
したフラツプ上端縁が位置したときに支持体1
9の上下動が停止されてフラツプ折り込み機構
Bと針打機構Cとが一斉に高さ調節されるので
正確な高さ調節が行える。しかも予備調節も必
要でなく、また支持体19の一回の昇降動でよ
いので、高さ調節が迅速に行え、その結果高速
性が達成され、時間当りの処理能力が大幅に向
上した。
なお、検出センサ40a,40b,42a,
42bとフラツプ折り込み機構B、針打機構C
との相対位置が不変であるので(もちろん、フ
ラツプ折り込み機構B等を支持体19に対して
手動等で位置調節できるようにしておけば、こ
の意味では可変である)、フラツプの折り込み
幅が一定のダンボール函にした対処できないき
らいはある。しかし、高さが異なるものであつ
て、幅が一定であるダンボール函は多岐に亘る
ので別段不都合はなく、農産物等の階級等に応
じて高さの異なる(幅は一定)数種のダンボー
ル函に対処できることとなる。むしろこのよう
な簡易な機構としたことで高速性が得られた。
フラツプ折り込み機構B、針打機構Cとが共
通の支持体19に配置されて一斉に上下動され
るので、全体装置が極めて簡易に構成され、小
型化、低コスト化が図れ、また故障も少なく正
確に作動する。
以上、本考案の好適な実施例を挙げて種々説
明してきたが、本考案が上述した実施例に限定
されるものでないことはいうまでもなく、たと
えば、ダンボール函高さ検出機構とダンボール
函存在検出機構とには光センサを用いたが、い
かなる方式の検出素子を用いてもよいなど、本
考案の精神を逸脱しない範囲で多くの改変を施
し得ることはもちろんである。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本考案の好適な実施例を示
し、第1図は自動封函装置の一部を省略した全体
斜視図、第2図はダンボール函の高さ検出状態を
示す要部の慨略図であり、同図aは前回検出時よ
り高い場合、同図bは前回検出時と同一の場合、
同図cは前回検出時より低い場合をそれぞれ示
し、第3図は従来例に係る自動封函装置の一部を
省略した全体斜視図を示す。 図において、A……機台、B……フラツプ折り
込み機構、C……針打機構、D……支持体19の
駆動機構、E……搬送機構、F……供給機構、1
2……ストツパ板、16a,16b……支柱、4
0a,40b,42a,42b……1対の高さ検
出センサ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 機台Aと、この機台Aに設け、ダンボール函を
    一定間隔で搬送する搬送機構Eと、搬送されたダ
    ンボール函のフラツプを折り込むフラツプ折り込
    み機構Bと、フラツプが折り込まれたダンボール
    函を係止針で封函する針打機構Cとを備えてなる
    ダンボール函の封函装置において、適宜なストツ
    パ板12を備えた、ダンボール函を前記搬送機構
    Eへ供給する供給機構Fと、 前記フラツプ折り込み機構Bと、針打機構Cと
    を共通に支持すると共に、前記搬送機構E上を搬
    送されてくるダンボール函に対して適宜な支柱1
    6a,16bに沿つて昇降可能に設けられた支持
    体19と、 該支柱体19を適宜な支柱16a,16bに沿
    つて昇降せしめる駆動機構Dと、 前記供給機構Fの上方に位置し前記支持体19
    端部に上下に近接して配され、ダンボール函の起
    立したフラツプを検出する一対の高さ検出センサ
    40a,40b,42a,42bと、 該ダンボール函のフラツプ上端部を高さ検出セ
    ンサ40a,40b,42a,42bの両センサ
    が検出位置にあるときは前記支持体19を上昇さ
    せ、両センサが無検出位置にあるときは支持体1
    9を下降させ、上方のセンサ40a,40bが無
    検出位置で且つ下方のセンサ42a,42bが検
    出位置のときは支柱体19の昇降を停止するよう
    前記駆動機構Dを制御する昇降動制御機構と、 前記搬送機構E上にダンボール函が存在すると
    きは前記駆動機構Dを非作動状態にし、ダンボー
    ル函が存在しないときは駆動機構Dを作動状態に
    し、かつダンボール函の前記ストツパ12による
    停止を解除するダンボール函存在検出機構と、 を具備することを特徴とするダンボール函の自動
    封函装置。
JP9869381U 1981-07-02 1981-07-02 ダンボ−ル函の自動封函装置 Granted JPS585909U (ja)

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