JPH06142000A - シャワーホースの収納構造 - Google Patents

シャワーホースの収納構造

Info

Publication number
JPH06142000A
JPH06142000A JP4303397A JP30339792A JPH06142000A JP H06142000 A JPH06142000 A JP H06142000A JP 4303397 A JP4303397 A JP 4303397A JP 30339792 A JP30339792 A JP 30339792A JP H06142000 A JPH06142000 A JP H06142000A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
storage box
shower hose
shower
counter
hose
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP4303397A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2886751B2 (ja
Inventor
Akimasa Hayashi
晃正 林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP4303397A priority Critical patent/JP2886751B2/ja
Publication of JPH06142000A publication Critical patent/JPH06142000A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2886751B2 publication Critical patent/JP2886751B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Domestic Plumbing Installations (AREA)
  • Bathtubs, Showers, And Their Attachments (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 シャワーホースを見え難い場所に引き出し自
在に収納する。 【構成】 カウンタ6に取付けたシャワーカラン9から
シャワーホース8を引き出し自在に設ける。カウンタ6
の下面側にシャワーホース8を収納する収納ボックス1
2を配設する。収納ボックス12の前面18を下方Aに
向かうにつれて後方Bへ傾斜するように形成する。収納
ボックス12の一端側にシャワーホース8の吸水部を設
けると共に、収納ボックス12の中央側にシャワーホー
ス8の引出し部を設ける。シャワーホース8を引き出し
易くなると同時に、使用者の足が収納ボックスカバー1
4に当たるのが防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば浴室におけるシ
ャワーホースの収納構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来よりこの種シャワー設備としては、
例えば図6に示すように、浴室50の壁面に設置した混
合栓51にシャワーホース52を接続し、ミラーキャビ
ネット53に取付けたフック54にシャワーヘッド52
aを引っ掛けて使用するものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のシャ
ワーホース52は浴室内に露出しているため、見え掛り
が多くなって目障りな印象を与えることがあり、そのう
えシャワーホース52が捩じれたり、或いは床パン55
に擦れて汚れ易くなるという不具合もあった、本発明
は、上記従来の課題に鑑みてなされたもので、その目的
とするところは、シャワーホースを見え難い場所に引き
出し自在に収納できるようにしたシャワーホースの収納
構造を提供するにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、カウンタ6に取付けたシャワーカラン9
からシャワーホース8が引き出し自在に設けられると共
に、カウンタ6の下面側にシャワーホース8を収納する
収納ボックス12が配設され、上記収納ボックス12の
前面18は下方Aに向かうにつれて後方Bへ傾斜するよ
うに形成されていることを特徴とする。
【0005】また、上記収納ボックス12の一端側にシ
ャワーホース8の吸水部12aが設けられると共に、収
納ボックス12の中央側にシャワーホース8の引出し部
12cが設けられているのが好ましい。
【0006】
【作用】本発明によれば、シャワーホース8をカウンタ
6の下面側に配設した収納ボックス12に引き出し自在
に収納したから、シャワーホース8が収納ボックス本体
13に隠れて浴室1に露出しなくなって見え掛りを少な
くできると共に、シャワーホース8が防水床パン2に擦
れて汚れることもない。また、上記収納ボックス12の
前面18を下方Aに向かうにつれて後方Bへ傾斜するよ
うに形成したから、シャワーホース8を傾斜した前面1
8に沿ってスムーズに引き出すことができる。さらに、
使用者の足が収納ボックス12の前面18に当たるおそ
れもない。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。本実施例に用いられるユニットタイプの浴室1
は、図2に示すように、防水床パン2に浴槽3と洗い場
4とが並設されており、洗い場4の上方の壁パネル5に
はカウンタ6、ミラーキャビネット53、フック7等が
設置されている。上記カウンタ6にはシャワーヘッド8
aが引き出し自在に保持されるシャワーカラン9が取付
けられると共に、シャワーホース8をシャワーカラン9
から引き出してシャワーヘッド8aを上方のフック7に
引っ掛け自在とされている(図2の破線で示す)。ま
た、カウンタ6の幕板6aの中央部には混合水栓10が
取付けられ、図1に示すように、壁パネル5からカウン
タ6の内部配管が混合水栓10に接続され、この混合水
栓10を介してシャワーホース8に湯水が供給されるよ
うになっている。
【0008】上記カウンタ6の下面側には、シャワーホ
ース8を受けるために上方に開口した断面三角形状の収
納ボックス12が配設されている。この収納ボックス1
2は、カウンタ6の幕板6aと壁パネル5との間に取付
け施工されるものであって、収納ボックス12の横幅は
カウンタ6の横幅よりも短寸に設定されている。また、
図5に示すように、収納ボックス12の一端部を吸水部
12aとし、この吸水部12aがカウンタ6の幕板6a
の中央に設けた口金15に位置合わせしてある。また、
収納ボックス12の中央部を引き出し部12cとし、こ
の引き出し部12cをカウンタ6のシャワーカラン9に
位置合わせしてあり、シャワーホース8は収納ボックス
12の一端部(吸水部)12aから他端部12bに亘っ
てつづら折りに重ねて中央の引き出し部12cから引き
出し可能となっている。
【0009】上記収納ボックス12は、図1に示すよう
に、浴室1の壁パネル5に取付けられる収納ボックス本
体13と、収納ボックス本体13の前面18に取付けら
れる収納ボックスカバー14とを備える。まず、収納ボ
ックス本体13は、壁パネル5にねじ止めされるもので
あって、その上縁部には壁パネル5に押し付けられる庇
16が設けられ、カウンタ6と壁パネル5との隙間から
入る水を庇16によって収納ボックス12内に浸入する
のが防がれている。この収納ボックス本体13の横方向
の両端部には、図3に示すように、収納ボックス12の
前面18側に突出する左右一対の三角ブラケット17,
17が形成されており、各三角ブラケット17,17の
前面18は、下方Aに向かうにつれて後方Bへ傾斜する
ように形成されている。
【0010】一方、収納ボックスカバー14は、図4に
示すように、収納ボックス本体13の前面18と平行
に、つまり下方Aに向かうにつれて後方Bへ傾斜するよ
うに、化粧ねじ19にて着脱自在に取付けられるもので
ある。この収納ボックスカバー14は、その上縁部が収
納ボックスカバー14の幕板6aの下端部の裏面に入り
込んだ状態で、収納ボックスカバー14の下縁部と収納
ボックス本体13の下縁部とが重ね合わされるようにな
っている。また、収納ボックスカバー14及び収納ボッ
クス本体13の下縁部には水抜き用穴21,21aが設
けられ、収納ボックス12内に万が一水が入ってもこの
水抜き用穴21,21aから外部に逃がせるようになっ
ている。なお、本実施例では、収納ボックス本体13と
収納ボックスカバー14とを別部品としたけれど、一体
品から成るものであってもよい。
【0011】上記収納ボックス12の施工方法の一例を
説明すると、図4に示すように、カウンタ6の組立及び
混合水栓10の取付け後に、カウンタ6の上方からシャ
ワーホース8を通してカウンタ6の幕板6aの口金15
から引き出す。そして、混合水栓10にシャワーホース
アダプタ(図示せず)を取付けてシャワーホース8と混
合水栓10とを接続する。一方、壁パネル5にはフイッ
シャーアンカー61の取付け穴60を設けておき、フイ
ッシャーアンカー61を取付け穴60にシリコン70に
よってシリコンシーリングし、しかる後に、収納ボック
ス本体13の吸水部12aと混合水栓10とを位置合わ
せして、収納ボックス本体13をねじ20にて壁パネル
5に締め付け固定する。その後、上記シャワーホース8
が収納ボックス12内に納まるように収納ボックスカバ
ー14を収納ボックス本体13の三角ブラケット17の
前面18に化粧ねじ19にて夫々締め付け固定する。
【0012】上記構成において、シャワーホース8をカ
ウンタ6の下面側に配設した収納ボックス12に引き出
し自在に収納したから、シャワーホース8が収納ボック
ス本体13に隠れて浴室1に露出しなくなって見え掛り
を少なくできるばかりか、シャワーホース8が防水床パ
ン2に擦れて汚れることもないので、従来のようなシャ
ワーホースの汚れによる見苦さを解消できるようにな
る。しかも、収納ボックス12の前面18に配置される
収納ボックスカバー14は下方Aに向かうにつれて後方
Bへ傾斜するように取付けられているため、この傾斜し
た収納ボックスカバー14に沿ってシャワーホース8を
スムーズに引き出すことができ、シャワーホース8がも
つれるおそれがない。そのうえカウンタ6の幕板寸法C
(図1)が小さい場合であっても、カウンタ6内にシャ
ワーホース8を収納できるようになり、ユニットタイプ
の浴室1の外観がシャワーホース8によって損なわれる
おそれもない。さらに、収納ボックス12の前面18を
傾斜させたことによって、使用者の足が収納ボックスカ
バー14に当たるのを防止でき、使い勝手の良いシャワ
ー設備となる。
【0013】一方、収納ボックス12の一端部をシャワ
ーホース8の吸水部12aとし、中央をシャワーホース
8の引き出し部12cとしたから、シャワーホース8を
収納ボックス12内でつづら折りに重なるように収納で
きるので、収納ボックス12が小さても長いシャワーホ
ース8の収納にも十分に対処できるようになる。また、
本実施例では、収納ボックス本体13の上縁部に庇16
を設けたので、カウンタ6と壁パネル5との間から入る
水は庇16によって収納ボックス12内に入るのが阻止
され、シャワーホース8が汚れるなどの問題もなくなる
と共に、収納ボックス12の下部に設けた水抜き用穴2
1,21aによって、収納ボックス12内の水を排水す
ることができ、収納ボックス12内部及びシャワーホー
ス8を一層汚れ難くい構造とすることができる。また、
たとえシャワーホース8が汚れても収納ボックスカバー
14は収納ボックス本体13から着脱可能に取付けられ
ているため、収納ボックス12内部及びシャワーホース
8の清掃及び交換を容易に行うことができるという利点
がある。
【0014】
【発明の効果】本発明は上述のように、シャワーホース
をカウンタの下面側に配設した収納ボックスに引き出し
自在に収納すると共に、収納ボックスの前面を下方に向
かうにつれて後方へ傾斜するように形成したから、シャ
ワーホースが浴室に露出しなくなって目障りな印象を与
えることがなくなると共に、防水床パンに擦れてシャワ
ーホースが汚れや捩じれ等を生じるという不具合を解消
できる。しかも、収納ボックスの前面を傾斜させたこと
により、シャワーホースを上記傾斜に沿ってスムーズに
引き出すことができると同時に、収納ボックスの前面に
使用者の足が当たるおそれもなく、使い勝手の良いシャ
ワー設備を得ることができる。
【0015】また、上記収納ボックスの一端側にシャワ
ーホースの吸水部を設けると共に、収納ボックスの中央
側にシャワーホースの引出し部を設けた場合は、シャワ
ーホースを収納ボックス内でつづら折りに重なるように
収納することが可能となり、収納ボックスを小さくして
も長いシャワーホースの収納にも十分に対処できるよう
になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す断面図である。
【図2】同上のシャワー設備の正面図である。
【図3】同上の収納ボックス本体の斜視図である。
【図4】同上の収納ボックス付きカウンタの斜視図であ
る。
【図5】同上の収納ボックス付きカウンタの正面図であ
る。
【図6】従来のシャワー設備の正面図である。
【符号の説明】 1 浴室 6 カウンタ 8 シャワーホース 12 収納ボックス 12a 吸水部 12c 引き出し部 18 前面 A 下方 B 後方
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年7月19日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 シャワーホースの収納構造
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば浴室におけるシ
ャワーホースの収納構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来よりこの種シャワー設備としては、
例えば図6に示すように、浴室50の壁面に設置した混
合栓51にシャワーホース52を接続し、ミラーキャビ
ネット53に取付けたフック54にシャワーヘッド52
aを引っ掛けて使用するものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のシャ
ワーホース52は浴室内に露出しているため、見え掛り
が多くなって目障りな印象を与えることがあり、そのう
えシャワーホース52が捩じれたり、或いは床パン55
に擦れて汚れ易くなるという不具合もあった、本発明
は、上記従来の課題に鑑みてなされたもので、その目的
とするところは、シャワーホースを見え難い場所に引き
出し自在に収納できるようにしたシャワーホースの収納
構造を提供するにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、カウンタ6に取付けたシャワースタンド
9からシャワーホース8が引き出し自在に設けられると
共に、カウンタ6の下面側にシャワーホース8を収納す
る収納ボックス12が配設され、上記収納ボックス12
の前面は下方Aに向かうにつれて後方Bへ傾斜するよう
に形成されていることを特徴とする。
【0005】また、上記収納ボックス12の一端12a
側にシャワーホース8の吸水部が設けられると共に、収
納ボックス12の中央12c側にシャワーホース8の引
出し部が設けられているのが好ましい。
【0006】
【作用】本発明によれば、シャワーホース8をカウンタ
6の下面側に配設した収納ボックス12に引き出し自在
に収納したから、シャワーホース8が収納ボックス本体
13に隠れて浴室1に露出しなくなって見え掛りを少な
くできると共に、シャワーホース8が防水床パン2に擦
れて汚れることもない。また、カウンタ6の下面側に配
設される収納ボックス12の前面を下方Aに向かうにつ
れて後方Bへ傾斜するように形成したから、シャワーホ
ース8を傾斜した前面に沿ってスムーズに引き出すこと
ができる。さらに、使用者の足が収納ボックス12の前
面に当たるおそれもない。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。本実施例に用いられるユニットタイプの浴室1
は、図2に示すように、防水床パン2に浴槽3と洗い場
4とが並設されており、洗い場4の上方の壁パネル5に
はカウンタ6、ミラーキャビネット53、フック7等が
設置されている。上記カウンタ6にはシャワーヘッド8
aが引き出し自在に保持されるシャワースタンド9が取
付けられると共に、シャワーホース8をシャワースタン
9から引き出してシャワーヘッド8aを上方のフック
7に引っ掛け自在とされている(図2の破線で示す)。
また、カウンタ6の幕板6aの中央部には混合水栓10
が取付けられ、図1に示すように、壁パネル5からカウ
ンタ6の内部を通る配管11が混合水栓10に接続さ
れ、この混合水栓10を介してシャワーホース8に湯水
が供給されるようになっている。
【0008】上記カウンタ6の下面側には、シャワーホ
ース8を受けるために上方に開口した断面三角形状の収
納ボックス12が配設されている。この収納ボックス1
2は、カウンタ6の幕板6aと壁パネル5との間に取付
け施工されるものであって、収納ボックス12の横幅は
カウンタ6の横幅よりも短寸に設定されている。また、
図5に示すように、収納ボックス12の一端部12a側
を吸水部とし、この吸水部をカウンタ6の幕板6aの中
央に設けた口金15に位置合わせしてある。また、収納
ボックス12の中央部12c側を引き出し部とし、この
引き出し部をカウンタ6のシャワースタンド9に位置合
わせしてあり、シャワーホース8は収納ボックス12の
一端部12aから他端部12bに亘ってつづら折りに重
ねて中央部12cから引き出し可能となっている。
【0009】上記収納ボックス12は、図1に示すよう
に、浴室1の壁パネル5に取付けられる収納ボックス本
体13と、収納ボックス本体13の前面18に取付けら
れる収納ボックスカバー14とを備える。まず、収納ボ
ックス本体13は、壁パネル5にねじ止めされるもので
あって、その上縁部には壁パネル5に押し付けられる庇
16が設けられ、カウンタ6と壁パネル5との隙間から
入る水を庇16によって収納ボックス12内に浸入する
のが防がれている。この収納ボックス本体13の横方向
の両端部には、収納ボックス12の前面側に突出する左
右一対の三角ブラケット17,17が形成されており、
各三角ブラケット17,17の前面18は、下方Aに向
かうにつれて後方Bへ傾斜するように形成されている。
【0010】一方、収納ボックスカバー14は、図4に
示すように、収納ボックス本体13の前面18と同様、
下方Aに向かうにつれて後方Bへ傾斜するように、化粧
ねじ19にて着脱自在に取付けられるものである。この
収納ボックスカバー14は、その上縁部が収納ボックス
カバー14の幕板6aの下端部の裏面に入り込んだ状態
で、収納ボックスカバー14の下縁部と収納ボックス本
体13の下縁部とが重ね合わされるようになっている。
また、収納ボックスカバー14及び収納ボックス本体1
3の下縁部には水抜き用穴21,21aが設けられ、収
納ボックス12内に万が一水が入ってもこの水抜き用穴
21,21aから外部に逃がせるようになっている。な
お、本実施例では、収納ボックス本体13と収納ボック
スカバー14とを別部品としたけれど、一体品から成る
ものであってもよい。
【0011】上記収納ボックス12の施工方法の一例を
説明すると、図4に示すように、カウンタ6の組立及び
混合水栓10の取付け後に、カウンタ6の上方からシャ
ワーホース8を通してカウンタ6の幕板6aの口金15
から引き出す。そして、混合水栓10にシャワーホース
アダプタ(図示せず)を取付けてシャワーホース8と混
合水栓10とを接続する。一方、壁パネル5にはフイッ
シャーアンカー61の取付け穴60を設けておき、フイ
ッシャーアンカー61を取付け穴60にシリコン70に
よってシリコンシーリングし、この状態で、収納ボック
ス本体13の一端部12aと混合水栓10とを位置合わ
せして、収納ボックス本体13をねじ20にて壁パネル
5に締め付け固定する。その後、上記シャワーホース8
が収納ボックス12内に納まるように収納ボックスカバ
ー14を収納ボックス本体13の三角ブラケット17,
17の前面18に化粧ねじ19にて締め付け固定する。
【0012】上記構成において、シャワーホース8をカ
ウンタ6の下面側に配設した収納ボックス12に引き出
し自在に収納したから、シャワーホース8が収納ボック
ス本体13に隠れて浴室1に露出しなくなって見え掛り
を少なくできるばかりか、シャワーホース8が防水床パ
ン2に擦れて汚れることもないので、従来のようなシャ
ワーホースの汚れによる見苦さを解消できるようにな
る。しかも、収納ボックス12の前面に配置される収納
ボックスカバー14は下方Aに向かうにつれて後方Bへ
傾斜するように取付けられているため、この傾斜した収
納ボックスカバー14に沿ってシャワーホース8をスム
ーズに引き出すことができ、シャワーホース8がもつれ
るおそれがない。そのうえカウンタ6の幕板寸法C(図
1)が小さい場合であっても、カウンタ6内にシャワー
ホース8を収納できるようになり、ユニットタイプの浴
室1の外観がシャワーホース8によって損なわれるおそ
れもない。そのうえ、収納ボックス12の前面を傾斜さ
せたことによって、使用者の足が収納ボックスカバー1
4に当たるのを防止でき、使い勝手の良いシャワー設備
となる。
【0013】一方、収納ボックス12の一端部12aか
らシャワーホース8を入れて、中央部12cから引き出
すことにより、シャワーホース8を収納ボックス12内
でつづら折りに重なるように収納できるので、収納性に
優れたものとなり、収納ボックス12が小さても長いシ
ャワーホース8の収納にも十分に対処できるようにな
る。
【0014】また、本実施例では、収納ボックス本体1
3の上縁部に庇16を設けたので、カウンタ6と壁パネ
ル5との間から入る水は庇16によって収納ボックス1
2内に入るのが阻止され、シャワーホース8が汚れるな
どの問題もなくなると共に、収納ボックス12の下部に
設けた水抜き用穴21,21aによって、収納ボックス
12内の水を排水することができ、収納ボックス12内
部及びシャワーホース8を一層汚れ難くい構造とするこ
とができる。また、たとえシャワーホース8が汚れても
収納ボックスカバー14は収納ボックス本体13から着
脱可能に取付けられているため、収納ボックス12内部
及びシャワーホース8の清掃及び交換を容易に行うこと
ができるという利点がある。
【0015】
【発明の効果】本発明は上述のように、シャワーホース
をカウンタの下面側に配設した収納ボックスに引き出し
自在に収納すると共に、収納ボックスの前面を下方に向
かうにつれて後方へ傾斜するように形成したから、シャ
ワーホースが浴室に露出しなくなって目障りな印象を与
えることがなくなると共に、防水床パンに擦れてシャワ
ーホースが汚れや捩じれ等を生じるという不具合を解消
できる。しかも、収納ボックスの前面を傾斜させたこと
により、シャワーホースを上記傾斜に沿ってスムーズに
引き出すことができると同時に、収納ボックスの前面に
使用者の足が当たるおそれもなく、使い勝手の良いシャ
ワー設備を得ることができる。
【0016】また、上記収納ボックスの一端側にシャワ
ーホースの吸水部を設けると共に、収納ボックスの中央
側にシャワーホースの引出し部を設けた場合は、シャワ
ーホースを収納ボックス内でつづら折りに重なるように
収納することが可能となり、収納ボックスを小さくして
も長いシャワーホースの収納にも十分に対処できるよう
になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す断面図である。
【図2】同上のシャワー設備の正面図である。
【図3】同上の収納ボックス本体の斜視図である。
【図4】同上の収納ボックス付きカウンタの斜視図であ
る。
【図5】同上の収納ボックス付きカウンタの正面図であ
る。
【図6】従来のシャワー設備の正面図である。
【符号の説明】 1 浴室 6 カウンタ 8 シャワーホース 12 収納ボックス 12a 収納ボックスの一端 12c 収納ボックスの中央 18 前面 A 下方 B 後方
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カウンタに取付けたシャワーカランから
    シャワーホースが引き出し自在に設けられると共に、カ
    ウンタの下面側にシャワーホースを収納する収納ボック
    スが配設され、収納ボックスの前面が下方に向かうにつ
    れて後方へ傾斜するように形成されていることを特徴と
    するシャワーホースの収納構造。
  2. 【請求項2】 上記収納ボックスの一端側にシャワーホ
    ースの吸水部が設けられると共に、収納ボックスの中央
    側にシャワーホースの引出し部が設けられていることを
    特徴とする請求項1記載のシャワーホースの収納構造。
JP4303397A 1992-11-13 1992-11-13 シャワーホースの収納構造 Expired - Fee Related JP2886751B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4303397A JP2886751B2 (ja) 1992-11-13 1992-11-13 シャワーホースの収納構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4303397A JP2886751B2 (ja) 1992-11-13 1992-11-13 シャワーホースの収納構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06142000A true JPH06142000A (ja) 1994-05-24
JP2886751B2 JP2886751B2 (ja) 1999-04-26

Family

ID=17920537

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4303397A Expired - Fee Related JP2886751B2 (ja) 1992-11-13 1992-11-13 シャワーホースの収納構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2886751B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ES2912125A1 (es) * 2020-11-23 2022-05-24 Griferias Grober S L Set de ducha con flexo oculto
KR102525859B1 (ko) * 2022-04-13 2023-04-25 서울과학기술대학교 산학협력단 부착형 샤워장치

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ES2912125A1 (es) * 2020-11-23 2022-05-24 Griferias Grober S L Set de ducha con flexo oculto
WO2022106741A1 (es) * 2020-11-23 2022-05-27 Griferías Grober, S.L. Set de ducha con flexo oculto
KR102525859B1 (ko) * 2022-04-13 2023-04-25 서울과학기술대학교 산학협력단 부착형 샤워장치

Also Published As

Publication number Publication date
JP2886751B2 (ja) 1999-04-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5761751A (en) Protective curtain for a shower/tub
US4400835A (en) Bath support
JPH06142000A (ja) シャワーホースの収納構造
JP2008237602A (ja) 洗面化粧台
JP2001269232A (ja) バックガード付きキッチンキャビネット
JP3301991B2 (ja) 浴室用シャワー装置
JP5028928B2 (ja) トイレの手洗い装置
JP2553930Y2 (ja) シャワー装置
JPH06178737A (ja) シャワー装置
JP2000064378A (ja) シャワーホースの収納構造
JPH07145Y2 (ja) 洗面器付カウンタ
JPH0736553Y2 (ja) バスユニット
JP2809550B2 (ja) 浴室ユニット
JP3351899B2 (ja) カウンター付き収納棚
JPH0345657Y2 (ja)
JP2966702B2 (ja) ろ過装置付き浴室ユニット
JP3131346B2 (ja) 昇降式洗面化粧台
JP3460014B2 (ja) シャワーホース保持具を取付けた浴室
JP2002078634A (ja) 浴室ユニット用テーブル
JPH0755980Y2 (ja) 浴 槽
JPH0741431Y2 (ja) ソープディスペンサー付浴室
JP2881076B2 (ja) ユニットルーム
JP2715821B2 (ja) 足洗器を有するキャビネット
JP2535944Y2 (ja) トイレブースの手洗いユニット
JPH11172729A (ja) 浴室用シャワー装置

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19990126

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees