JPH0741431Y2 - ソープディスペンサー付浴室 - Google Patents
ソープディスペンサー付浴室Info
- Publication number
- JPH0741431Y2 JPH0741431Y2 JP288090U JP288090U JPH0741431Y2 JP H0741431 Y2 JPH0741431 Y2 JP H0741431Y2 JP 288090 U JP288090 U JP 288090U JP 288090 U JP288090 U JP 288090U JP H0741431 Y2 JPH0741431 Y2 JP H0741431Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- counter
- bathroom
- mounting plate
- soap tank
- washing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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- Residential Or Office Buildings (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本考案はソープディスペンサーを備えた浴室に関するも
のである。
のである。
（技術背景） 洗髪，洗体時に使用するシャンプー（ボディーシャンプ
も含む）、リンス等の液状洗浄剤は通常カウンター上や
床の隅部に雑然と置かれており、浴室の構成部材との調
和を阻害する一要因になっており、洗い場の有効スペー
スも占有する。
も含む）、リンス等の液状洗浄剤は通常カウンター上や
床の隅部に雑然と置かれており、浴室の構成部材との調
和を阻害する一要因になっており、洗い場の有効スペー
スも占有する。
本考案の目的は室内に露出しないように収容した液状洗
浄剤を、水栓器具正対時に使用できるようにすることで
ある。
浄剤を、水栓器具正対時に使用できるようにすることで
ある。
（技術的手段） 上記目的を達成する為に講じた技術的手段は、洗い場側
の室壁にカウンターを突設し、そのカウンターに短巾な
水栓器具取付板を垂設して洗い場面との間にスペースを
確保した浴室において、カウンターと水栓器具取付板と
の背後空間内にソープタンクを装設し、該ソープタンク
の操作部及び吐液部を室内に臨ませたことである。
の室壁にカウンターを突設し、そのカウンターに短巾な
水栓器具取付板を垂設して洗い場面との間にスペースを
確保した浴室において、カウンターと水栓器具取付板と
の背後空間内にソープタンクを装設し、該ソープタンク
の操作部及び吐液部を室内に臨ませたことである。
（作用） 上記技術的手段によればソープタンクを、カウンターと
水栓器具取付板との背後に室内へ露出しないように収容
し、操作部の人為的な押動で吐液部から洗浄液を吐出す
る。
水栓器具取付板との背後に室内へ露出しないように収容
し、操作部の人為的な押動で吐液部から洗浄液を吐出す
る。
（考案の効果） 本考案は以上のように構成したのでソープタンクを室内
に露出させずに適切な位置、即ち洗体，洗髪時に水栓器
具に正対する利用者の近傍位置に固定する。
に露出させずに適切な位置、即ち洗体，洗髪時に水栓器
具に正対する利用者の近傍位置に固定する。
従って、室内の内装的な美観を阻害したり、洗い場スペ
ースの有効スペースを狭くしない。しかも水栓器具使用
時に洗浄液を吐出でき、使用勝手が非常に良くなる。
ースの有効スペースを狭くしない。しかも水栓器具使用
時に洗浄液を吐出でき、使用勝手が非常に良くなる。
（実施例） 次に、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
浴室Ａは浴槽載置型床パンや洗い場付浴槽の周縁に存在
する壁載せ面に壁パネルa1′を立設して側壁a1を形成
し、側壁a1上端を天井で被蓋すると共に一半部に浴槽a2
を載置して他半部に洗い場a3とし、浴槽a2に隣接する洗
い場a3側の側壁a1にカウンター１を設け、そのカウンタ
ー１に洗い場a3との間にスペース３を確保する短巾な水
栓器具取付板２を垂設した周知の構造のものである。
する壁載せ面に壁パネルa1′を立設して側壁a1を形成
し、側壁a1上端を天井で被蓋すると共に一半部に浴槽a2
を載置して他半部に洗い場a3とし、浴槽a2に隣接する洗
い場a3側の側壁a1にカウンター１を設け、そのカウンタ
ー１に洗い場a3との間にスペース３を確保する短巾な水
栓器具取付板２を垂設した周知の構造のものである。
カウンター１は合成樹脂，金属板，人工大理石材，陶器
板等によって形成した長尺体であり浴槽エプロン面a2-1
とそのエプロン面a2-1が対向する側壁a1間と同一長さに
切截し、支持金具４で浴槽上縁面a2-2と同面で且つ水平
に取付けられている。
板等によって形成した長尺体であり浴槽エプロン面a2-1
とそのエプロン面a2-1が対向する側壁a1間と同一長さに
切截し、支持金具４で浴槽上縁面a2-2と同面で且つ水平
に取付けられている。
水栓器具取付板２は浴槽エプロン面a2-1とそのエプロン
面a2-1が対向する側壁a1間と同等長さで且つ洗い場a3と
の間に足入れ用のスペース３を確保するように所望な材
料を用いて短巾にしたものであり、支持金具４で垂直状
に取付け、中途部位に水栓器具６を装備している。
面a2-1が対向する側壁a1間と同等長さで且つ洗い場a3と
の間に足入れ用のスペース３を確保するように所望な材
料を用いて短巾にしたものであり、支持金具４で垂直状
に取付け、中途部位に水栓器具６を装備している。
この水栓器具取付板２とカウンター１との間の背後空間
100において水栓器具６の隣りの部分に、操作部b1及び
吐液部b2を除いてディスペンサーＢのソープタンクb3が
収容されている。
100において水栓器具６の隣りの部分に、操作部b1及び
吐液部b2を除いてディスペンサーＢのソープタンクb3が
収容されている。
このディスペンサーＢは操作部b1を人為的に押動すると
ポンプ作用によってソープタンクb3内の洗浄液、即ちシ
ャンプー（ボディーシャンプーを含む、リンス、等）を
吐液部b2から吐出し、洗浄液の補充は操作部b1をソープ
タンクb3より引き抜くことにより行う従来周知のもので
ある。
ポンプ作用によってソープタンクb3内の洗浄液、即ちシ
ャンプー（ボディーシャンプーを含む、リンス、等）を
吐液部b2から吐出し、洗浄液の補充は操作部b1をソープ
タンクb3より引き抜くことにより行う従来周知のもので
ある。
第１図乃至第５図は上記ディスペンサーＢの収容形態を
各々示し、以下各例ごとに説明する。
各々示し、以下各例ごとに説明する。
第１図乃至第２図は操作部b1,吐液部b2をカウンター１
表面上に突出させ、カウンター１でソープタンクb3を吊
持してソープタンクb3を前記背後空間100内に収納した
例である。
表面上に突出させ、カウンター１でソープタンクb3を吊
持してソープタンクb3を前記背後空間100内に収納した
例である。
吐液部b2は図示するように先端がカウンター１前端から
洗い場a3側へ突出する長尺状とし、受液する手が水栓器
具取付板２に擦れ合わないように配慮している。
洗い場a3側へ突出する長尺状とし、受液する手が水栓器
具取付板２に擦れ合わないように配慮している。
ソープタンクb3の前方をカバーする水栓器具取付板２部
分は開閉可能な扉７で構成し、取付金具との螺子込みに
よる連結を解き、扉７で開放された水栓器具取付板２部
分を利用してソープタンクb3を取り外し又は取付けがで
きるようになっており、又扉７を開放することにより洗
浄液の確認もできる。
分は開閉可能な扉７で構成し、取付金具との螺子込みに
よる連結を解き、扉７で開放された水栓器具取付板２部
分を利用してソープタンクb3を取り外し又は取付けがで
きるようになっており、又扉７を開放することにより洗
浄液の確認もできる。
扉を設けない場合は水栓器具取付板２の下から手を入れ
て取付金具とソープタンクb3の連結を解き、取り外し又
は取付けができる。
て取付金具とソープタンクb3の連結を解き、取り外し又
は取付けができる。
次に第３図を説明すると、この例は水栓器具取付板２
に、操作部b1,吐液部b2,ソープタンクb3からなるディス
ペンサーＢそのものを抜差可能に嵌挿した例である。
に、操作部b1,吐液部b2,ソープタンクb3からなるディス
ペンサーＢそのものを抜差可能に嵌挿した例である。
ディスペンサーＢは箱形のソープタンクb3の側面に操作
部b1,吐液部b2を一体的に備え、操作部b1を押動する
と、ソープタンクb3の側方から斜め前方に洗浄液を吐液
するようになっている。
部b1,吐液部b2を一体的に備え、操作部b1を押動する
と、ソープタンクb3の側方から斜め前方に洗浄液を吐液
するようになっている。
水栓器具取付板２にはソープタンクb3の外形よりも若干
大形に開設した開口８に前記ディスペンサーＢを抜差可
能に摺接させる奥行を確保した凹状カバー９を前記背後
空間100を利用して嵌着しており、この凹状カバー９内
に前記ディスペンサーＢを収容している。洗浄液を補充
する場合には凹状カバー９からディスペンサーＢを引き
出して行なえば良い。
大形に開設した開口８に前記ディスペンサーＢを抜差可
能に摺接させる奥行を確保した凹状カバー９を前記背後
空間100を利用して嵌着しており、この凹状カバー９内
に前記ディスペンサーＢを収容している。洗浄液を補充
する場合には凹状カバー９からディスペンサーＢを引き
出して行なえば良い。
次に、第４図及び第５図を説明すると、この例は前記第
１図に示す例の扉７の一部を長孔形状の透明部10で形成
してソープタンクb3内の貯液残量が一目で解るようにし
たものである。
１図に示す例の扉７の一部を長孔形状の透明部10で形成
してソープタンクb3内の貯液残量が一目で解るようにし
たものである。
透明部10はガラス，アクリル樹脂等の材料を用いて成形
され、扉７部分に開設した長孔11内に嵌着している。
され、扉７部分に開設した長孔11内に嵌着している。
第６図は操作部b1をカウンター１に凹設した凹部12内に
操作部b1頂面がカウンター１表面と面一となるように埋
め込んでカウンター１の使用勝手を向上させた例であ
る。
操作部b1頂面がカウンター１表面と面一となるように埋
め込んでカウンター１の使用勝手を向上させた例であ
る。
この例では吐液部b2がカウンター１の表面レベル下に位
置することになる為、水栓器具取付板２を貫通させて洗
い場a3へ突出させている。
置することになる為、水栓器具取付板２を貫通させて洗
い場a3へ突出させている。
この例においても透明部10を設けて、貯液残量を確認で
きるようにしても良い。ちなみに全例の吐液部b2を釣竿
と同様に伸縮可能な振り出し構造にしても良い。この場
合には不使用時の吐液部b2の突出量が小さく、邪魔にな
らない利点がある。
きるようにしても良い。ちなみに全例の吐液部b2を釣竿
と同様に伸縮可能な振り出し構造にしても良い。この場
合には不使用時の吐液部b2の突出量が小さく、邪魔にな
らない利点がある。
尚図示しないが、洗浄液の種類を異にする数個のディス
ペンサーＢを並列させて前記第１図乃至第６図の形態で
背後空間100内に収容しても任意である。
ペンサーＢを並列させて前記第１図乃至第６図の形態で
背後空間100内に収容しても任意である。
また、未使用時には操作部及び吐液部がカウンターに凹
設した凹部内に埋込状態にあり、１度操作部を押動する
と操作部がカウンター表面上に突出して吐液可能なポン
プ機構を構成するようにしても良い。この場合には未使
用時にカウンター表面と面一に操作部が埋込まれる為、
カウンターの使用勝手が損なわないばかりか、誤まって
操作部を押動しても洗浄液がむやみに吐液しない利点が
ある。
設した凹部内に埋込状態にあり、１度操作部を押動する
と操作部がカウンター表面上に突出して吐液可能なポン
プ機構を構成するようにしても良い。この場合には未使
用時にカウンター表面と面一に操作部が埋込まれる為、
カウンターの使用勝手が損なわないばかりか、誤まって
操作部を押動しても洗浄液がむやみに吐液しない利点が
ある。
【図面の簡単な説明】 図面は本考案ソープディスペンサー付浴室の実施例を示
し、第１図は第１例の斜視図、第２図は第１図の（２）
−（２）拡大断面図、第３図は第２例の縦断面図、第４
図は第３例の縦断面図、第５図は第４図の（５）−
（５）断面図、第６図は第４例の縦断面図である。 尚図中 A:浴室、a3:洗い場 a1:室壁（側壁）、2:水栓器具取付板 b3:ソープタンク、b1:操作部 b2:吐液部、B:ディスペンサー
し、第１図は第１例の斜視図、第２図は第１図の（２）
−（２）拡大断面図、第３図は第２例の縦断面図、第４
図は第３例の縦断面図、第５図は第４図の（５）−
（５）断面図、第６図は第４例の縦断面図である。 尚図中 A:浴室、a3:洗い場 a1:室壁（側壁）、2:水栓器具取付板 b3:ソープタンク、b1:操作部 b2:吐液部、B:ディスペンサー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 有松 良一 神奈川県茅ケ崎市本村２丁目８番１号 東 陶機器株式会社茅ケ崎工場内 (72)考案者 葛西 裕 神奈川県茅ケ崎市本村２丁目８番１号 東 陶機器株式会社茅ケ崎工場内 (72)考案者 吉水 久雅 神奈川県茅ケ崎市本村２丁目８番１号 東 陶機器株式会社茅ケ崎工場内 (56)参考文献 実開 平１−141572（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭63−112837（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭64−47870（ＪＰ，Ｕ) 実公 昭50−31792（ＪＰ，Ｙ１)
Claims (1)
- 【請求項１】洗い場側の室壁にカウンターを突設し、そ
のカウンターに短巾な水栓器具取付板を垂設して洗い場
面との間にスペースを確保した浴室において、カウンタ
ーと水栓器具取付板との背後空間内にソープタンクを装
設し、該ソープタンクの操作部及び吐液部を室内に臨ま
せたことを特徴とするソープディスペンサー付浴室。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP288090U JPH0741431Y2 (ja) | 1990-01-16 | 1990-01-16 | ソープディスペンサー付浴室 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP288090U JPH0741431Y2 (ja) | 1990-01-16 | 1990-01-16 | ソープディスペンサー付浴室 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0394191U JPH0394191U (ja) | 1991-09-25 |
| JPH0741431Y2 true JPH0741431Y2 (ja) | 1995-09-27 |
Family
ID=31506725
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP288090U Expired - Fee Related JPH0741431Y2 (ja) | 1990-01-16 | 1990-01-16 | ソープディスペンサー付浴室 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0741431Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| AU2009257352A1 (en) * | 2008-06-13 | 2009-12-17 | Hill-Rom Services, Inc. | Item support apparatuses and systems for bedside |
-
1990
- 1990-01-16 JP JP288090U patent/JPH0741431Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0394191U (ja) | 1991-09-25 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |