JP2001269232A - バックガード付きキッチンキャビネット - Google Patents

バックガード付きキッチンキャビネット

Info

Publication number
JP2001269232A
JP2001269232A JP2000086566A JP2000086566A JP2001269232A JP 2001269232 A JP2001269232 A JP 2001269232A JP 2000086566 A JP2000086566 A JP 2000086566A JP 2000086566 A JP2000086566 A JP 2000086566A JP 2001269232 A JP2001269232 A JP 2001269232A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
back guard
kitchen cabinet
faucet
attached
guard
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000086566A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinya Nakamura
中村伸也
Fumiko Kato
加藤文子
Masahiko Horiuchi
堀内雅彦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Noritz Corp
Original Assignee
Noritz Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Noritz Corp filed Critical Noritz Corp
Priority to JP2000086566A priority Critical patent/JP2001269232A/ja
Publication of JP2001269232A publication Critical patent/JP2001269232A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Domestic Plumbing Installations (AREA)
  • Combinations Of Kitchen Furniture (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 バックガードに、着脱自在かつスライド
可能にラックを取り付け、しかも取付構造が見えず、溝
にゴミや塵がたまらないキッチンキャビネットを提供す
る。 【解決手段】 バックガード17の上部に溝9を設け、
この溝9にフック15を備えたラック5を着脱可能かつ
横方向にスライド可能に取付けるとともに、バックガー
ド17の上端に蓋部10が形成されており、溝17を覆
っている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シンクを有すると
ともにバックガードが設けられたキッチンキャビネット
に関する。特に、バックガードにラックを取り付ける構
造及び水栓を取り付ける構造に特徴のあるキッチンキャ
ビネットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、バックガードが立設されたカウン
ターにおいて、支持コロ付き調理プレートが、バックガ
ードに設けたレールに案内され、カウンター上を支持コ
ロが転動してスライドするように設けられたものは知ら
れている。
【0003】バックガードに引き出しシャワー等の水栓
を取り付け、水栓に接続される配管類はバックガードの
背面側のスペースからキッチンキャビネット(又はベー
スキャビネット)内に伸ばされるような構造は知られて
いるところである。キッチンキャビネットのバックガー
ドに水栓を取り付ける構造として、バックガードの背面
側から水栓本体をネジ止めするよう構造(一例として、
特開平10−280500号公報参照)が知られてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】バックガードにレール
を設けてカウンタープレート上をスライドさせるような
複雑な構成ではなく、バックガードに簡単に引っかけ着
脱自在に取り付けられる小物収納用のラックがあると使
用者に便利である。しかし、バックガードにラックを取
り付ける場合、ネジなどで固定しなくてはならず、取付
作業が面倒であり、又ネジ止めすると外観上も必ずしも
見栄えが良いとは言えないという問題があった。
【0005】又、バックガードの背面側から水栓本体を
ネジ止めしてバックガードに取り付ける構造は、施工
時、メインテンス等における水栓の取付、取り外し作業
は手間がかかる。そして、水栓に接続した配管類をバッ
クガードの背面側スペースからキッチンキャビネット内
へ通す構造は、キッチンキャビネットの背板の横桟に引
っかかったりして、この点でも作業に手間がかかるとい
う問題があった。
【0006】さらに、バックガードに引き出しシャワー
を有する混合水栓を取り付けた場合に、使用時に引き出
しシャワーを引き出したり挿入したりする際に、シャワ
ーホースがバックガード背面側のスペースやキッチンキ
ャビネットへの通路において、スムースに案内されない
等の支障も生じていた。
【0007】本発明は、これら従来のキッチンキャビネ
ットのバックガードに関連する構造上の問題を解決する
ことを目的とするものであり、その課題を整理すると次
の通りである。 (1)バックガードに着脱可能かつスライド可能であ
り、見栄えもよいラックの取付構造を実現する。 (2)バックガードに水栓を簡単に取り付けられる取付
構造、配管類を簡単にキッチンキャビネット内にに通す
ための構造を実現する。 (3)バックガードに取り付けた水栓の引き出しシャワ
ーホースをスムースに引き出し又挿入できる構造を実現
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、シンクを有するとともにバックガードが設
けられたキッチンキャビネットにおいて、上記バックガ
ードの上部には溝が形成されており、該溝にはラックに
付設されたフックを係合可能とすることで、上記ラック
がバックガードに着脱自在、かつバックガードの長手方
向にスライド自在に吊り懸けられていることを特徴とす
るキッチンキャビネットを提供する。
【0009】上記溝は、バックガード上部に形成された
蓋部で覆われる構成としてもよい。又、この蓋部は、バ
ックガードと一体又は別体に形成されるものである。
【0010】本発明は上記課題を解決するために、シン
クを有するとともにバックガードが設けられ、該バック
ガードに水栓が取り付けられたキッチンキャビネットに
おいて、上記バックガードの前面には、水栓本体の取付
用台座が上記バックガードの前面側からビスで固定され
ており、上記取付用台座は、カバーで覆われていること
を特徴とするキッチンキャビネットを提供する。
【0011】本発明は上記課題を解決するために、シン
クを有するとともにバックガードが設けられ、該バック
ガードに浄水器が取り付けられたキッチンキャビネット
において、上記バックガードの前面には、浄水器本体の
取付用台座が上記バックガードの前面側からビスで固定
されており、上記取付用台座は、カバーで覆われている
ことを特徴とするキッチンキャビネットを提供する。
【0012】上記バックガードに取り付けた水栓本体に
接続される配管を、キッチンキャビネット内にスムース
に案内するため、キッチンキャビネットの背板に取り付
けられた横桟に案内面を形成するようにしてもよい。
【0013】本発明は上記課題を解決するために、シン
クを有するとともにバックガードが設けられ、該バック
ガードに水栓が取り付けられたキッチンキャビネットに
おいて、水栓本体の取付用台座の上部に係止部を形成
し、上記バックガードの前面には、上記係止部を係合す
る受け部を形成して、上記水栓本体の取付用台座の上部
を上記係止部を受け部に係合させて取り付けるととも
に、上記水栓本体の取付用台座の下部とバンクガードの
前面とをビスで固定したことを特徴とするキッチンキャ
ビネットを提供する。
【0014】本発明は上記課題を解決するために、シン
クを有するとともにバックガードが設けられ、該バック
ガードに水栓が取り付けられたキッチンキャビネットに
おいて、上記バックガードの背面側のスペース内に、水
栓に接続された配管を挿通させて案内するガイドが設け
られていることを特徴とするキッチンキャビネットを提
供する。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明に係るキッチンキャビネッ
トの実施の形態を実施例に基づいて図面を参照して説明
する。 (実施例1)図1は、本発明に係るキッチンキャビネッ
トの実施例1を示す図であり、シンク2を有するキッチ
ンキャビネット1の天板3後縁部に沿って設けられたバ
ックガード4に、ラック5を着脱自在かつバックガード
4に沿って横方向にスライド可能に取り付けて成る構造
である。
【0016】図1(a)に示すように、バックガード4
の上部背面には、水平部6が後方に張り出すように突設
され、さらに垂直部7が連成されている。バックガード
4の上端部8、水平部6及び垂直部7により溝9が形成
されている。この垂直部7の頂端に水平な蓋部10が連
成されており、この蓋部10の前縁には前垂れ部11が
形成されている。なお、この蓋部10は、上記のように
垂直部7の頂端に連成し一体に形成してもよいが、バッ
クガードと別体に形成してもよい。
【0017】図1(a)で一例を示すように、ラック5
は、スチール等の線材でフレーム12が形成され、棚部
13及び保持枠14を有し、フレーム12のその上端に
はフック15が形成されている。図1(b)は、図1
(a)の要部拡大図であり、バックガード4へのラック
5の取り付け構造を示す図である。
【0018】ラック5のフック15をバックガード4の
溝9に引っかけることにより、ラック5をバックガード
4に着脱可能に吊り懸けて簡単に取り付けることができ
る。しかも、フック15を溝9に係合した状態でラック
5を、バックガード4の溝9に横方向にスライドし、そ
の取付使用位置を容易に調整できる。前垂れ部11を有
する蓋部10は、溝9を覆っているために、溝9にほこ
りやゴミ等がたまりにくく衛生的であり、しかも前垂れ
部11が、溝9へのフック15の取り付け状態を隠して
いるために、見た目もすっきりしている。
【0019】なお、バックガード4に引っかけて使用す
るラックは、上端にフックが設けられていれば、特に図
1(a)に示すような形状でなくてもよいし、又ラック
の用途もいろいろと考えられる。例えば、ラックとし
て、水切り、篭、容器、布巾かけ、調味料棚、ペーパー
ホルダー、ブックスタンド、レードルフック等に適用可
能であり、又フックを付設した調理具等にもさらに適用
可能であり、このようなフックを有しバックガードに引
っかけることのできるラック、器具を本明細書では広義
の意味でラックとする。
【0020】(実施例2)図2は、本発明に係るキッチ
ンキャビネットの実施例2を示す図である。この実施例
2のキッチンキャビネット16は、図2(b)に示すよ
うに、シンク(図示せず)を有し、天板3の後縁部に一
体又は別体に設けられたバックガード17に引き出しシ
ャワー付き混合水栓18が取り付けられた構造である。
【0021】バックガード17には、図2(c)に取付
構造の要部を示すように、水栓本体19を取り付けるた
めの裏板20が背面からビスで固定されている。この裏
板20には、シャワーホース21を通す通孔22が形成
されており、さらに本体を固定するビス用のネジ孔も形
成されている。
【0022】水栓本体19は、断面L型の取付用台座2
3を有し、この取付用台座23の垂直部24がビス25
によって、バックガード17及び裏板20に固着され、
これによって水栓本体19がバックガード17に取り付
けられている。即ち、ビスが、垂直部のネジ孔及びバッ
クガード17の孔を通して裏板のネジ孔に螺着され、取
付用台座23が固定される。これによって、水栓本体1
9はバックガード17に固定される。
【0023】バックガード17に取り付けられる引き出
しシャワー付き混合水栓18は、図2(a)〜(d)に
示すように、水栓本体19に調節部26及び支持部27
が一体的に設けられて構成されている。調節部26は、
給水管28及び給湯管29が接続され、給水管28及び
給湯管29から供給される水及び湯を、レバー30で操
作される周知の混合調整弁(図示せず)で適量づつ混合
管31内に送って混合することで、温度調節及び水量調
整がなされる。
【0024】支持部27は、水栓本体19から前方にパ
イプ状に突設されており、その先端に引き出しシャワー
32が挿入、装着されるように構成されている。混合管
31の先端は、バックガード17の背面側でシャワーホ
ース21に接続され、このシャワーホース21は、図示
はしないが、バックガード17の背面側からキッチンキ
ャビネット16内に通されて折り返され、さらにバック
ガード17から水栓本体19の支持部内に伸ばされて引
き出しシャワー32の基端に接続されている。
【0025】混合管31やシャワーホース21等の配管
類が取り付けられた状態では、取付用台座23、混合管
31及びシャワーホース21等は前方からむき出しの状
態である。そこで、取付用台座23の前方からカバー3
4が取り付けられる。このカバー34は、シャワーホー
ス21が通過できるための十分な空間を形成できるよう
な形状の板材から成る。
【0026】カバー34の後部(図中左側)は、水平部
35を介して垂直部36が形成されており、この水平部
35及び垂直部36が取付用台座23の下端部33及び
バックガード17にビス37により固着される。これに
より、水栓本体19の取付用台座23、混合管31及び
シャワーホース21は、前方から見えないようにスマー
トにカバーされる。
【0027】以上のような構成の実施例2の引き出しシ
ャワー付き混合水栓18をバックガード17へ取り付け
る施工手順は次の通りである。 (1)バックガード17の背面に裏板20をビス止め
し、(2)バックガード17(取付式の場合)を天板及
び室内壁に取付け、(3)混合管31及びシャワーホー
ス21を、バックガード17、キッチンキャビネット1
6を通して配管し、(4)水栓本体19の取付用台座2
3を、ビス25で前方からバックガード17及び裏板に
固定して水栓本体19をバックガード17に取付け、
(5)取付用台座23に前方(手前側)からカバー34
かぶせ、ビス37で固定する。このように、施工手順は
きわめて簡単であるから、施工やメンテナンスがきわめ
て容易になる。
【0028】なお、以上実施例2では、シャワー付き混
合水栓の取付構造について説明したが、浄水器について
も、水栓本体の取付用台座23を取り付ける場合と全く
同様な取付構造でバックガード17に取り付けられる。
【0029】(実施例3)図3は、本発明に係るキッチ
ンキャビネットの実施例3を示す図である。この実施例
3のキッチンキャビネット38は、シンクを有し、天板
39の後縁部に設けたバックガード40に引き出しシャ
ワー付き混合水栓等の水栓や浄水器を取り付けて成るも
のである。その特徴は、施工時やメインテナンスの際
に、水栓に接続されたシャワーホース等の配管類をキッ
チンキャビネット38内に簡単に挿入できるようにする
ための構造にある。
【0030】キッチンキャビネット38の背板41は、
図3(a)に示すように、水平に配設される横桟42を
介して室の壁43に取り付けられる。水栓本体44をバ
ックガード40に取り付ける場合に、水栓本体44に接
続されている配管、例えば、シャワーホース45をバッ
クガード40の背面側から、キッチンキャビネット38
と壁43の隙間を通し、さらに背板41の上部に形成さ
れた挿通孔46を通してキッチンキャビネット1内に通
す。
【0031】ところで、バックガード40と背板41
は、通常ほぼ同じ垂直面に(面一に)配置されており、
このために図3(c)に示すように、シャワーホース4
5をバックガード40の背面側からキッチンキャビネッ
ト38内に通そうとすると、先端部47が横桟42に当
接してしまい、キッチンキャビネット38内に通しづら
い。又、メインテナンス等のために水栓本体44をバッ
クガード40からとりはずし、混合管等の配管類を引き
出す場合に、天板39と背板41の上端との間の隙間の
間隔Sが小さいために、天板39の後縁部に先端部47
がひっかかてしまい引き出しにくい。
【0032】そこで、この実施例3では、図3(b)に
示すように、横桟42の上面を前方に向かって下方に傾
斜した案内面に形成し、しかもキッチンキャビネット3
8の天板39と背板41の上面との間の隙間の間隔Sを
大きくすることで、シャワーホース45等の配管類をキ
ッチンキャビネット38内に通しやすく、又引き出しや
すい構造とし、バックガード40へ水栓本体44を取り
付け易くしている。
【0033】(実施例4)図4は、本発明に係るキッチ
ンキャビネットの実施例4を示す図である。この実施例
4のキッチンキャビネット48も、上記実施例2同様
に、シンクを有し、天板49の後縁部に設けたバックガ
ード50に引き出しシャワー付き混合水栓を取り付けて
成るものである。
【0034】その特徴は、シンクを有するとともにバッ
クガードが設けられ、該バックガード50に水栓が取り
付けられたキッチンキャビネットにおいて、水栓本体5
2の取付用台座58の上部に係止部59を形成し、上記
バックガード50の前面には、取り付け金具61によ
り、上記係止部59を係合する受け部62を形成して、
上記水栓本体の取付用台座58の上部を上記係止部59
を受け部62に係合させて取り付けるとともに、上記水
栓本体の取付用台座58の下部とバンクガード50の前
面とをビスで固定した構成である。
【0035】さらに、実施例4の特徴は、引き出しシャ
ワー付き混合水栓をバックガードに簡単に取り付けられ
る取付構造と、引き出しシャワーホース等の使用時に、
滑らかに、シャワーホースを引き出したり、挿入したり
できるようにするガイドを設けた点である。これらの特
徴を、さらに具体的に説明する。
【0036】実施例4の引き出しシャワー付き混合水栓
51は、実施例2同様に、図4(a)において、水栓本
体52の調節部55で給水管及び給湯管から供給される
水及び湯を、レバーで操作される調整弁で適量づつ混合
管53内に送って混合し温度及び湯水量を調整し、シャ
ワーホース54を通して、支持部56に装着される引き
出しシャワー57へ送給するように構成されている。
【0037】水栓本体52は、図4(a)、(b)にお
いて、内部にスペースが形成された取付用台座58を有
し、この取付用台座58の上部基端側(図中左側)には
下方に突出する係止部59が形成されており、取付用台
座58の下部には垂直部60及び水平縁部形成されてい
る。水栓本体52は、バックガードに取付金具61を介
して取り付けられる。
【0038】取付金具61は、上縁部に前方に突出する
フック状の受け部62が形成されているとともに、シャ
ワーホース54を通す通孔63が形成されている。さら
に、取付金具61の下部には、図4(c)に示すような
シャワーホースを通すガイド64がビス65により固定
されて水平に取り付けられている。このガイド64は、
メガネ枠のような二つのリングフレーム66を有し、夫
々折り返されたシャワーホース54が挿通されてガイド
されるような構成となっている。
【0039】この引き出しシャワー付き混合水栓51の
取付に際しては、バックガード50の前方(手前側)か
ら取付金具61を固定し、さらに、ガイド64をバック
ガードの背面に取り付けて金具61側からビスで固定す
る。そして、シャワーホース54の先端を、取付金具6
1及びバックガード50を通してその背面側に通し、さ
らにガイド64のフレームリング66を上方から挿通
し、折り返して下方から他方のフレームリング66’を
通して混合管53にカップラ67で接続する。
【0040】そして、取付用台座58の係止部59を取
付金具61のフック状の受け部62に係合させた状態
で、取付用台座58の下部の垂直部60及び水平部を取
付金具61の下端部に当接させて、垂直部60を取付金
具61にビス止めし、取付用台座58をバックガード5
0に固定する。なお、取付金具61は、単にフック状の
受け部61の部分だけから成り、それをバックガードに
固定して成る構成としてもよい。さらに、バックガード
50に一体的にフック状の受け部を形成して、取付金具
等を介さないでバックガードに50に取付用台座58
を、その係止部59を受け部に係合し、その下部をビス
で固定して取り付ける構成としてもよい。
【0041】実施例4のキッチンキャビネット48によ
れば、水栓本体52の着脱は、係止部59をフック状の
受け部62へ係合し、垂直部60を取付金具61へビス
止めすれば簡単に行えるから、施工及びメインテナンス
が簡単となる。さらに、キッチンキャビネット48で
は、バックガード50背面側にガイド64が取り付けら
れているから、シャワーホース54がガイド64内を通
過しより滑らかに案内され、引き出しシャワー57の挿
入、引き出しがきわめてスムースとなり、使い勝手が良
くなる。
【0042】以上、本発明の実施の形態を実施例に基づ
いて説明したが、本発明は、上記実施例に限定されるこ
となく、特許請求の範囲記載の技術的事項の範囲内でい
ろいろな実施例があることは言うまでもない。なお、上
記実施例は、バックガードに関連する構造としてキッチ
ンキャビネットについて説明したが、洗面用シンク及び
バックガードを有する洗面キャビネットについても本発
明の技術が応用可能であることは言うまでもない。
【0043】
【発明の効果】以上のような構成から成る本発明に係る
キッチンキャビネットの効果は、次の通りである。 (1)ラックのフックをバックガードの溝に引っかける
ことにより、ラックをバックガードに着脱可能に簡単に
取り付けることができる。しかもフックを溝に係合した
状態でラックを横方向にスライドすることにより、その
取付位置を容易に調整できる。前垂れ部を有する蓋部
は、溝を覆っているために、溝内にほこりやゴミ等がた
まりにくく衛生的であり、しかも前垂れ部が、フック部
を隠しているために、見た目もすっきりしている。
【0044】(2)バックガードの背面に裏板をビス止
めし、この裏板にバックガードの前面側から水栓本体又
は浄水器本体の取付用台座を取付られるような構成とし
たから、施工時やメインテナンス時に、取付用台座をバ
ックガードの背面からビス止めしたり、ビスをはずした
りする面倒な手間が省け、施工及びメンテナンス作業が
容易となる。
【0045】(3)バックガードへ水栓本体、浄水器本
体を取り付ける際に、配管は横桟42の案内面に案内さ
れて、横桟にあたって阻止されることなくスムースにキ
ッチンキャビネット内に挿入ることができる。又、配管
をキッチンキャビネット内から取り出す際にも取り出し
やすい。これにより、施工やメインテンスの際の配管作
業がし易くなる。
【0046】(4)水栓本体、浄水器本体等を取付金具
でバックガードに取り付ける場合、バックガードの背面
側にガイドが取り付けられており、シャワーホース等を
配管類が挿通して案内されるようにしたから、例えば、
引き出しシャワーホースを引き出し、挿入する場合、シ
ャワーホースがスムースに案内され、シャワーホースの
引き出し、挿入時に生じる不愉快なホースの引っかかり
等を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るキッチンキャビネットの実施例1
を示す図であり、(a)は全体斜視図であり、(b)は
要部拡大図である。
【図2】本発明に係るキッチンキャビネットの実施例2
を示す図であり、(a)上面図、(b)は断面図、
(c)は(b)の要部拡大図、(d)は正面図である。
【図3】本発明に係るキッチンキャビネットの実施例3
及び従来例を示す図であり、(a)は断面図、(b)は
(a)の要部拡大図、(c)は従来例を説明する図であ
る。
【図4】本発明に係るキッチンキャビネットの実施例4
を示す図であり、(a)は断面図、(b)は(a)の要
部拡大図、(c)は(b)の要部拡大図である。
【符号の説明】
1、16、38、48 キッチンキャビネット 2 シンク 3、39、49 天板 4、17、40、50 バックガード 5 ラック 9 溝 10 蓋部 11 前垂れ部 13 棚 15 フック 18、51 引き出しシャワー付き混合水栓 19、44、52 水栓本体 20 裏板 21、33、45、54 シャワーホース 23、58 取付用台座 26、55 調節部 27、56 支持部 31、53 混合管 32、57 引き出しシャワー 34 カバー 41 背板 42 横桟 61 取付金具 64 ガイド 66、66’ リングフレーム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 堀内雅彦 兵庫県神戸市中央区江戸町93番地株式会社 ノーリツ内 Fターム(参考) 2D060 BA05 BF01 3B060 CA02 CA03 FA02 JA03

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シンクを有するとともにバックガード
    が設けられたキッチンキャビネットにおいて、 上記バックガードの上部には溝が形成されており、該溝
    にはラックに付設されたフックを係合可能とすること
    で、上記ラックがバックガードに着脱自在、かつバック
    ガードの長手方向にスライド自在に吊り懸けられている
    ことを特徴とするキッチンキャビネット。
  2. 【請求項2】 上記溝は、バックガード上部に形成さ
    れた蓋部で覆われていることを特徴とする請求項1記載
    のキッチンキャビネット。
  3. 【請求項3】 シンクを有するとともにバックガード
    が設けられ、該バックガードに水栓が取り付けられたキ
    ッチンキャビネットにおいて、 上記バックガードの前面には、水栓本体の取付用台座が
    上記バックガードの前面側からビスで固定されており、
    上記取付用台座は、カバーで覆われていることを特徴と
    するキッチンキャビネット。
  4. 【請求項4】 シンクを有するとともにバックガード
    が設けられ、該バックガードに浄水器が取り付けられた
    キッチンキャビネットにおいて、 上記バックガードの前面には、浄水器本体の取付用台座
    が上記バックガードの前面側からビスで固定されてお
    り、上記取付用台座は、カバーで覆われていることを特
    徴とするキッチンキャビネット。
  5. 【請求項5】 上記キッチンキャビネットの背板に取
    り付けられた横桟には、上記水栓本体に接続される配管
    をキッチンキャビネット内に案内するための案内面が形
    成されていることを特徴とする請求項3記載のキッチン
    キャビネット。
  6. 【請求項6】 シンクを有するとともにバックガード
    が設けられ、該バックガードに水栓が取り付けられたキ
    ッチンキャビネットにおいて、 水栓本体の取付用台座の上部に係止部を形成し、上記バ
    ックガードの前面には、上記係止部を係合する受け部を
    形成して、上記水栓本体の取付用台座の上部を上記係止
    部を受け部に係合させて取り付けるとともに、上記水栓
    本体の取付用台座の下部とバンクガードの前面とをビス
    で固定したことを特徴とするキッチンキャビネット。
  7. 【請求項7】 シンクを有するとともにバックガード
    が設けられ、該バックガードに水栓が取り付けられたキ
    ッチンキャビネットにおいて、 上記バックガードの背面側のスペース内に、水栓に接続
    された配管を挿通させて案内するガイドが設けられてい
    ることを特徴とするキッチンキャビネット。
JP2000086566A 2000-03-27 2000-03-27 バックガード付きキッチンキャビネット Pending JP2001269232A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000086566A JP2001269232A (ja) 2000-03-27 2000-03-27 バックガード付きキッチンキャビネット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000086566A JP2001269232A (ja) 2000-03-27 2000-03-27 バックガード付きキッチンキャビネット

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006086751A Division JP2006204948A (ja) 2006-03-27 2006-03-27 バックガード付きキッチンキャビネット

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001269232A true JP2001269232A (ja) 2001-10-02

Family

ID=18602710

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000086566A Pending JP2001269232A (ja) 2000-03-27 2000-03-27 バックガード付きキッチンキャビネット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001269232A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014190012A (ja) * 2013-03-27 2014-10-06 Toto Ltd 水槽付き家具
JP2015063830A (ja) * 2013-09-25 2015-04-09 Toto株式会社 水槽付き家具への水栓装置取り付け方法
JP2015063829A (ja) * 2013-09-25 2015-04-09 Toto株式会社 水槽付き家具への水栓装置取り付け方法
JP2015063859A (ja) * 2013-09-26 2015-04-09 Toto株式会社 水槽付き家具
JP2017206960A (ja) * 2017-09-05 2017-11-24 Toto株式会社 水槽付き家具への水栓装置の取り付け方法

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014190012A (ja) * 2013-03-27 2014-10-06 Toto Ltd 水槽付き家具
JP2015063830A (ja) * 2013-09-25 2015-04-09 Toto株式会社 水槽付き家具への水栓装置取り付け方法
JP2015063829A (ja) * 2013-09-25 2015-04-09 Toto株式会社 水槽付き家具への水栓装置取り付け方法
JP2015063859A (ja) * 2013-09-26 2015-04-09 Toto株式会社 水槽付き家具
JP2017206960A (ja) * 2017-09-05 2017-11-24 Toto株式会社 水槽付き家具への水栓装置の取り付け方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN101896093B (zh) 斜向延伸的滑出式抽屉组件以及具有其的结构
US6857528B2 (en) Over door storage rack for base cabinet doors
CA2156321C (en) Roll holder
JP5311935B2 (ja) 洗面化粧台
JP2001269232A (ja) バックガード付きキッチンキャビネット
JP2009079362A (ja) 吐水装置
JP2006204948A (ja) バックガード付きキッチンキャビネット
CN110056047B (zh) 具有流体连接器的拉出式软管装置和卫生淋浴器
JP2000220177A (ja) スライド式水栓装置
JP2009153552A (ja) 洗面化粧台
EP0703323A1 (en) Lead-in arrangement for a shower-bath
JP2886751B2 (ja) シャワーホースの収納構造
JP3301991B2 (ja) 浴室用シャワー装置
JPH101984A (ja) 混合水栓の設置構造
JP2004194826A (ja) キッチンシンク用水切り篭及びその取付構造
JP2000064378A (ja) シャワーホースの収納構造
CN213551418U (zh) 一种置物架
JPH0426066Y2 (ja)
JP2001275863A (ja) 洗面ブラケット
JP4829444B2 (ja) 浴室ユニット
JP3460014B2 (ja) シャワーホース保持具を取付けた浴室
JP2002177157A (ja) カウンター付洗面器及びこの洗面器を備えた洗面ユニット
JP2002165650A (ja) 収納用キャビネット
JP2008050877A (ja) ホース支持具
JP2533489Y2 (ja) 流し台

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040521

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060125

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060214

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060327

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060425