JP2002078634A - 浴室ユニット用テーブル - Google Patents

浴室ユニット用テーブル

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JP2002078634A
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秀俊 菅野
Takahiro Yasui
崇博 安井
Koichi Osada
浩一 長田
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Hitachi Chemical Co Ltd
Hitachi Kasei Unit Ltd
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(57)【要約】 【課題】配管を隠しながらも天板の下側に小物を収容す
ることのできる浴室ユニット用テーブルを提供する。 【解決手段】天板1の下方空間が天板1から垂下するカ
バー2によって遮蔽される浴室ユニット用テーブルの前
記下方空間を、配管用空間4と小物収容空間5とに割り
当て、その小物収容空間5には、カバー2を兼ねる覆い
部材8を着脱可能に設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、洗面器等を置くこ
とのできる浴室ユニット用テーブルに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の浴室ユニット用テーブルとして
は、カウンターや洗面器置き台と呼ばれるものがあり、
何れも天板の下側に通した配管を遮蔽板で覆い隠してい
る。
【0003】しかし、これらは、配管の点検等をすると
き以外には遮蔽板を取り外さない前提で設計してあるの
で、入浴者が遮蔽板を手軽に取り外すことはできない。
そのため、外観は見栄えするが、天板の下側空間が有効
に活用されていない。この空間に石鹸類、スポンジ等の
小物を収容することができれば便利であると本発明者ら
は考えた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記実情を考
慮して開発されたものであり、その目的は、配管を隠し
ながらも天板の下側に小物を収容することのできる浴室
ユニット用テーブルを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明では次の構成をとった。すなわち、本発明
は、天板1の下方空間が天板1から垂下するカバー2に
よって遮蔽される浴室ユニット用テーブルであって、前
記下方空間を、配管用空間4と小物収容空間5とに割り
当て、前記小物収容空間5には、前記カバー2を兼ねた
覆い部材8が開閉可能又は着脱可能に設けられているこ
とを特徴とする浴室ユニット用テーブルである。
【0006】上記浴室ユニット用テーブルにおいて、天
板1の下方空間には、配管用空間4及び小物収容空間5
のほかに支持空間3を割り当てることができる。
【0007】また、天板1が浴槽と壁面との間に挟まれ
る形態の場合には、カバー2は前面のみを覆う構造でよ
い。天板1の左右が壁面又は浴槽と離れている形態の場
合には、カバー2は前面、左側面及び右側面の三面を覆
う構造となる。天板1の左右のうち一方のみが壁面又は
浴槽と離れている形態の場合には、カバー2は前面と
(左右いずれかの)離れている側面との二面を覆う構造
となる。
【0008】なお、ここで「カバー」とは、浴室内から
見て天板1の下方を囲んでいるものをいい、必ずしも一
枚のパネルで形成してなくともよい。天板1の真下空間
のほぼ全域を覆う形態であっても、真下空間のうち幅中
央部のみを覆う形態であってもよい。また、天板1の下
側の左右に中空状の支持体6を取り付け、両支持体6,
6の間に形成される開口部7に覆い部材8を取り付けた
ものも、天板1の下方を覆っているのでカバーと言え
る。
【0009】また、配管用空間4及び小物収容空間5
は、カバー2で包囲した天板1の下方空間のどの場所に
設けてもよいが、包囲空間を有効に利用するには、奥側
に配管用空間4を、手前側に小物収容空間5を設けるこ
とが好ましい。
【0010】また、配管用空間4と小物収容空間5との
間を仕切板13で区画し、この仕切板13によって配管
用空間4の少なくとも下部を隠せば、覆い部材8を取り
外した状態でも、テーブルの前に座った人の目線から
は、配管の大部分が見えないこととなり、体裁の良さを
維持できる。また、この仕切板13は漏水の防止にも役
立つ。
【0011】覆い部材8はヒンジ式に開閉する扉であっ
てもよいが、扉を開くだけでは小物収容空間5に入れた
小物が天板1より手前側に移動しないので、小物の取り
出しを容易にするには、覆い部材8は小物収容空間5に
出し入れする引出し8であることが好ましい。
【0012】また、水を溜まりにくくして引出し内を清
潔に保つには、引出し8の底壁に水抜き穴12を設けた
り、引出し8の前壁の上面に上向き凹溝19を形成する
と共に、天板1の裏面には上向き凹溝19に対向する箇
所に下向き凹溝17を形成してあることが好ましい。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は本発明の浴室ユニット用テ
ーブルの第一実施形態を示す分解斜視図、図2は天板の
真下空間の割り当てを示す平面図である。本発明の浴室
ユニット用テーブルの第一実施形態(図1)は、俗にカ
ウンターと呼ばれるタイプに適用したもので、壁面から
突出する天板1と、天板1から垂下して配管P(図2参
照)を隠すカバー2を備えている。
【0014】カバー2は、天板1の真下空間の前面や左
右側面を覆うものであり、真下空間のうち左側部分と右
側部分を天板1の支持空間3、真下空間の中央部分奥側
を配管用空間4、その手前側を小物収容空間5にそれぞ
れ割り当て(図2参照)、各支持空間3に中空の支持体
6を配置し、左右に離れた両支持体6,6の前面側の間
を開口部7とし、覆い部材としての引出し8を開口部7
から小物収容空間5に前後にスライド可能に出し入れす
るものである。
【0015】引出し8の左右側面には鍔状の係合レール
9を前後に沿って突出させる一方、支持体6の内面側に
鍔状の被係合レール10を突出させ、被係合レール10
上に係合レール9を載せて引出し8をスライドさせる。
引き出し量が少ない場合には、引出し8が開いた状態と
なり、多い場合には取り外した状態となる。
【0016】引出し8は、奥側が低くなる傾斜を底壁1
1に付けてあり、底壁11の奥に水抜き穴12を開け
て、自然と水が床に落下するようにしてある。
【0017】支持体6は、床パネル上に載せて壁パネル
にビス止めする。また、天板1は、左右の支持体6,6
の上に載せてビス止めする。なお、符号Hは、配管Pを
通すための抜穴である。
【0018】また、配管用空間4と小物収容空間5の間
の下部には仕切板13を着脱可能に設けてある。図3は
仕切板を着脱する構造を示す正面図(イ)及び平面図
(ロ)である。図示するように、各支持体6の内側面に
は、仕切板13の左右縁部を嵌めるコ字状の受部14を
上下に沿って固定し、各受部14の前片15に複数の切
欠部16を上下に間隔を開けて設け、一方、仕切板13
の左右縁部の下端から少し上側を、前片15に対応した
形状としてある。従って、仕切板13を両受部14に取
り付ける場合は、仕切板13の左右縁部を切欠部16か
ら受部14内に挿入し、仕切板13を下ろして床に付け
て、受部14から仕切板13が外れないようにしてあ
る。
【0019】引出し8内に水が溜まりにくくするため
に、図4に示すように天板1の前縁部の裏面には逆V字
状の下向き凹溝17を左右に沿って形成する一方で、下
向き凹溝17の真下に対応する箇所の前壁18の上面
に、U字状の上向き凹溝19を形成すると共に、上向き
凹溝19の幅中央部を高く、左右端部を低く形成して、
水が自然に左右端部から落下するように水切り性を高め
てある。
【0020】本発明の第二実施形態は図5に示すように
洗面器置き台と呼ばれるタイプに適用したものである。
カバー2は、天板1の真下空間のうち横幅中央部の前面
及び左右側面を覆うものであり、配管用空間4の左右を
覆う包囲壁20と、両包囲壁20,20間に介在し且つ
配管用空間4の前側下部を覆う仕切板13と、配管用空
間4の前側上部を覆いつつも小物収容空間5に配置され
る引出し8と、から形成してある。この場合、開口部7
は小物収容空間5の前面及び左右側面とから構成され、
平面視でコ字状となる。また、図示しないが天板1の裏
面に被係合レール10を取り付けておく。
【0021】なお、天板1の上方の水栓21から、手前
に引いた引出し8内に水を直接流せるように、水栓21
の吐水部22が天板1の真上だけでなく、天板1よりも
手前側に移動可能な構造であることが好ましい。
【0022】この水栓21の詳細構造は図面では示さな
いが、複数の導管の端部同士を水平方向に回転可能に連
結したもので、平面視でL字状になった場合に、天板1
の真上に吐出部22が位置し、全体を一直線とした場合
に天板1よりも手前に吐水部22を位置させることがで
きる。
【0023】
【発明の効果】本発明の浴室ユニット用テーブルは、配
管を隠すカバーで囲まれた天板の下方空間を巧みに小物
収容空間として利用している。そのため、カバーの開口
部を塞ぐ覆い部材を開けて小物を収納し、閉めると体裁
のよい状態を保つことができる。また、配管を点検する
際、覆い部材を取り外せば覆い部材が邪魔にならないの
で作業性がよい。
【0024】奥側を配管用空間とし、手前側を小物収容
空間として、カバーで囲まれた狭い空間の多くを小物収
容空間に割り当てれば、そこに多くの小物を収容でき
る。
【0025】覆い部材として引出しを用いれば、これを
手前に引くことによって引出し内に入れた小物を一時に
取り出すことができる。
【0026】引出し内に水が最も入り込み易い部分に、
上向き凹溝及び下向き凹溝を設ければ、引出し内に水が
溜まるのを効率よく阻止でき、清潔さを保つことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の浴室ユニット用テーブルの第一実施形
態を示す分解斜視図である。
【図2】天板の真下空間の割り当てを示す平面図であ
る。
【図3】仕切板を着脱する構造を示す正面図(イ)、平
面図(ロ)である。
【図4】引出しに水を溜まり難くする構造を示す要部縦
断面図である。
【図5】本発明の浴室ユニット用テーブルの第二実施形
態を示す正面図(イ)、右側面図(ロ)である。
【符号の説明】
1:天板 2:カバー 3:支持空間 4:配管用空間 5:小物収容空間 6:支持体 7:開口部 8:覆い部材(引出し) 9:係合レール 10:被係合レール 11:底壁 12:水抜き穴 13:仕切板 14:受部 15:前片 16:切欠部 17:下向き凹溝 18:前壁 19:上向き凹溝 20:包囲壁 H:抜き穴 P:配管
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 長田 浩一 富山県富山市一本木1010番地 日立化成ユ ニット株式会社内 Fターム(参考) 2D032 GA04 2E025 BA02 BC01 3B060 MA02 MA12 NB03 ND03

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】天板(1)の下方空間が天板(1)から垂
    下するカバー(2)によって遮蔽される浴室ユニット用
    テーブルであって、 前記下方空間は、配管用空間(4)及び小物収容空間
    (5)に割り当てられ、 前記小物収容空間(5)には、前記カバー(2)を兼ね
    る覆い部材(8)が開閉可能又は着脱可能に設けられて
    いる、浴室ユニット用テーブル。
  2. 【請求項2】天板(1)の下方空間は、配管用空間
    (4)及び小物収容空間(5)のほか支持空間(3)に
    割り当てられている、請求項1の浴室ユニット用テーブ
    ル。
  3. 【請求項3】奥側に配管用空間(4)が配置され、手前
    側に小物収容空間(5)が配置されている、請求項1又
    は2の浴室ユニット用テーブル。
  4. 【請求項4】覆い部材(8)は、小物収容空間(5)に
    出し入れする引出しである、請求項1〜3のいずれかの
    浴室ユニット用テーブル。
  5. 【請求項5】引出し(8)の前壁(18)の上面に上向
    き凹溝(19)が形成され、天板(1)の裏面には前記
    上向き凹溝(19)に対向する箇所に下向き凹溝(1
    7)が形成されている、請求項4の浴室ユニット用テー
    ブル。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR200490032Y1 (ko) * 2018-12-31 2019-11-04 동신대학교산학협력단 목욕 서비스 제공자용 이동형 목욕보조기

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