JPH06141503A - 電動機 - Google Patents
電動機Info
- Publication number
- JPH06141503A JPH06141503A JP28985192A JP28985192A JPH06141503A JP H06141503 A JPH06141503 A JP H06141503A JP 28985192 A JP28985192 A JP 28985192A JP 28985192 A JP28985192 A JP 28985192A JP H06141503 A JPH06141503 A JP H06141503A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- winding
- stator
- insulating layer
- holding
- electric motor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02B—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
- Y02B10/00—Integration of renewable energy sources in buildings
- Y02B10/30—Wind power
Landscapes
- Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 各種家電製品の駆動源である電動機におい
て、固定子巻線組立時に工数を削減し、断線,耐圧とい
った不良を防止し、生産性向上をはかることができる安
価な電動機を供給することを目的とする。 【構成】 固定子鉄心3に絶縁層4が形成され、巻線5
が巻装されている電動機の固定子巻線組立品において、
固定子溝に巻かれない巻線は絶縁層4に数箇所設けられ
た保持部6によって保持されるため無駄な工数を削減
し、巻線に圧力が加わるような場合でも確実に保持され
るため、断線,耐圧不良といった不良を防止することが
できる。
て、固定子巻線組立時に工数を削減し、断線,耐圧とい
った不良を防止し、生産性向上をはかることができる安
価な電動機を供給することを目的とする。 【構成】 固定子鉄心3に絶縁層4が形成され、巻線5
が巻装されている電動機の固定子巻線組立品において、
固定子溝に巻かれない巻線は絶縁層4に数箇所設けられ
た保持部6によって保持されるため無駄な工数を削減
し、巻線に圧力が加わるような場合でも確実に保持され
るため、断線,耐圧不良といった不良を防止することが
できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各種家電製品の駆動源
として用いられる電動機に関するものである。
として用いられる電動機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、家電製品の駆動源である電動機に
高付加価値化を求める一方、価格低減の要望も大きくな
っている。
高付加価値化を求める一方、価格低減の要望も大きくな
っている。
【0003】以下に、図面に基づき従来の電動機につい
て説明する。図3は従来の電動機の縦断面図である。図
4,図5は従来の電動機の固定子巻線の一例で上部から
見た図面である。
て説明する。図3は従来の電動機の縦断面図である。図
4,図5は従来の電動機の固定子巻線の一例で上部から
見た図面である。
【0004】固定子鉄心3に施された絶縁層4に複数相
の巻線5が施され、各相の巻線5の電源接続部,中間接
続部、あるいは各相間の渡り線は全体を均一に保持する
ためのレーシング糸7や最終縛り糸8で縛ることによっ
て保持されている。この固定子巻線組立品を樹脂により
モールドして固定子フレーム1を形成し、この反軸出側
には軸受ハウジング部10が形成され、もう一方の軸受
ハウジング部11は固定子フレーム1の端面部に圧入に
より取り付けられている。回転子組立品は軸12に固定
された回転子13,軸受14,Eリング15で構成され
ている。
の巻線5が施され、各相の巻線5の電源接続部,中間接
続部、あるいは各相間の渡り線は全体を均一に保持する
ためのレーシング糸7や最終縛り糸8で縛ることによっ
て保持されている。この固定子巻線組立品を樹脂により
モールドして固定子フレーム1を形成し、この反軸出側
には軸受ハウジング部10が形成され、もう一方の軸受
ハウジング部11は固定子フレーム1の端面部に圧入に
より取り付けられている。回転子組立品は軸12に固定
された回転子13,軸受14,Eリング15で構成され
ている。
【0005】一方、各相の巻線5を絶縁層4の突起部に
固着されたプリント基板9の端部9aに各々巻き付けハ
ンダ固着されることにより、各々の巻線や電源線とはプ
リント基板9に施されたパターン上で結線されるという
方法もある。
固着されたプリント基板9の端部9aに各々巻き付けハ
ンダ固着されることにより、各々の巻線や電源線とはプ
リント基板9に施されたパターン上で結線されるという
方法もある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、電源接続部,中間接続部、あるいは各相間
の渡り線を縛り糸にて縛って保持したり、プリント基板
を使用するので工数がかかり、また樹脂モールドする際
などには樹脂圧力により断線不良や耐圧不良となる場合
があるといった問題点を有していた。
の構成では、電源接続部,中間接続部、あるいは各相間
の渡り線を縛り糸にて縛って保持したり、プリント基板
を使用するので工数がかかり、また樹脂モールドする際
などには樹脂圧力により断線不良や耐圧不良となる場合
があるといった問題点を有していた。
【0007】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、縛り保持やプリント基板のような別部品も必要とせ
ず、工数を削減し、さらには断線不良や耐圧不良を防止
することを目的とする。
で、縛り保持やプリント基板のような別部品も必要とせ
ず、工数を削減し、さらには断線不良や耐圧不良を防止
することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の電動機は、固定子鉄心の絶縁を目的とした樹
脂の絶縁層に巻線を挿入して保持するための保持溝を数
箇所設けた構成を有している。
に本発明の電動機は、固定子鉄心の絶縁を目的とした樹
脂の絶縁層に巻線を挿入して保持するための保持溝を数
箇所設けた構成を有している。
【0009】
【作用】この構成により、固定子溝に巻かれない巻線を
保持溝にあずけて保持することができ、縛って保持する
といった工数も不要となり、またプリント基板のような
別部品も不要で、さらには樹脂でモールドした際のよう
に巻線に圧力が加わる場合でも、断線,耐圧といった不
良を防止することができる。
保持溝にあずけて保持することができ、縛って保持する
といった工数も不要となり、またプリント基板のような
別部品も不要で、さらには樹脂でモールドした際のよう
に巻線に圧力が加わる場合でも、断線,耐圧といった不
良を防止することができる。
【0010】
【実施例】以下本発明の一実施例について、図面を参照
しながら説明する。なお、従来例と同様の構成について
は同一の符号を付して詳しい説明は省くこととする。
しながら説明する。なお、従来例と同様の構成について
は同一の符号を付して詳しい説明は省くこととする。
【0011】図1は本発明実施例の電動機の縦断面図で
あり、1は固定子フレーム、2は固定子巻線組立品であ
る。
あり、1は固定子フレーム、2は固定子巻線組立品であ
る。
【0012】図2は固定子巻線組立状態図である。図2
において、固定子鉄心3に絶縁層4が形成され、巻線5
が巻装される。この際、同相間を渡る渡り線や、外部電
源に接続される巻線、各相同志が結線される巻線といっ
た固定子溝内に巻かれない巻線部分が存在し、これらは
保持溝(保持部)6に挿入されて保持される。
において、固定子鉄心3に絶縁層4が形成され、巻線5
が巻装される。この際、同相間を渡る渡り線や、外部電
源に接続される巻線、各相同志が結線される巻線といっ
た固定子溝内に巻かれない巻線部分が存在し、これらは
保持溝(保持部)6に挿入されて保持される。
【0013】なお、本実施例では保持部として保持溝を
例にあげて説明したが、保持部の他の例として、絶縁層
4に小さいピン形状部を設けて前記の固定子溝内に巻か
れない巻線部を1回またはそれ以上巻き付けて保持して
も良い。また、樹脂でモールドする際のように巻線部に
圧力が加わる場合には保持溝6の開口部を熱溶着して閉
じることは保持に有効である。
例にあげて説明したが、保持部の他の例として、絶縁層
4に小さいピン形状部を設けて前記の固定子溝内に巻か
れない巻線部を1回またはそれ以上巻き付けて保持して
も良い。また、樹脂でモールドする際のように巻線部に
圧力が加わる場合には保持溝6の開口部を熱溶着して閉
じることは保持に有効である。
【0014】
【発明の効果】以上のように本発明は、絶縁層に数箇所
の保持部を設けることにより巻線の動き易い部分を保持
し、縛って保持する作業もなくなり別部品が不要とな
り、さらには巻線に圧力が加わるような場合でも断線,
耐圧不良といった不良を防止することができ、生産性向
上とともに安価な電動機を提供し得るものである。
の保持部を設けることにより巻線の動き易い部分を保持
し、縛って保持する作業もなくなり別部品が不要とな
り、さらには巻線に圧力が加わるような場合でも断線,
耐圧不良といった不良を防止することができ、生産性向
上とともに安価な電動機を提供し得るものである。
【図1】本発明の一実施例における電動機の縦断面図
【図2】本発明の一実施例における電動機の固定子巻線
組立状態図
組立状態図
【図3】従来の電動機の縦断面図
【図4】従来の電動機の固定子巻線組立品の上面図
【図5】(a)は従来の別の電動機の固定子巻線組立品
の側面図 (b)は同上面図
の側面図 (b)は同上面図
1 固定子フレーム 2 固定子巻線組立品 3 固定子鉄心 4 絶縁層 5 巻線 6 保持溝(保持部)
Claims (3)
- 【請求項1】複数の溝を有する環状の固定子鉄心とこの
固定子鉄心に樹脂にて成形された絶縁層と、前記複数の
溝に巻かれた巻線とからなり、前記絶縁層には、溝に巻
かれない巻線の保持部を数箇所設けた電動機。 - 【請求項2】前記絶縁層に保持部として溝を設けた請求
項1記載の電動機。 - 【請求項3】前記溝に巻線を挿入した後、開口部を熱溶
着して開口部分を閉じた請求項2記載の電動機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28985192A JPH06141503A (ja) | 1992-10-28 | 1992-10-28 | 電動機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28985192A JPH06141503A (ja) | 1992-10-28 | 1992-10-28 | 電動機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06141503A true JPH06141503A (ja) | 1994-05-20 |
Family
ID=17748591
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28985192A Pending JPH06141503A (ja) | 1992-10-28 | 1992-10-28 | 電動機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06141503A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002010607A (ja) * | 2000-06-28 | 2002-01-11 | Hitachi Ltd | 直流ブラシレス電動機 |
JP2003088031A (ja) * | 2001-09-13 | 2003-03-20 | Matsushita Seiko Co Ltd | コンデンサ電動機の固定子 |
-
1992
- 1992-10-28 JP JP28985192A patent/JPH06141503A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002010607A (ja) * | 2000-06-28 | 2002-01-11 | Hitachi Ltd | 直流ブラシレス電動機 |
JP2003088031A (ja) * | 2001-09-13 | 2003-03-20 | Matsushita Seiko Co Ltd | コンデンサ電動機の固定子 |
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