JPH0613962Y2 - 抽斗正面板の錠前取付装置 - Google Patents

抽斗正面板の錠前取付装置

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JPH0613962Y2
JPH0613962Y2 JP4737989U JP4737989U JPH0613962Y2 JP H0613962 Y2 JPH0613962 Y2 JP H0613962Y2 JP 4737989 U JP4737989 U JP 4737989U JP 4737989 U JP4737989 U JP 4737989U JP H0613962 Y2 JPH0613962 Y2 JP H0613962Y2
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JP
Japan
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lock
locking
engaging
plate
front plate
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP4737989U
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English (en)
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JPH02137461U (ja
Inventor
志良 小坂
Original Assignee
株式会社くろがね工作所
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 本考案は、特に抽斗の正面板に取りつけられる錠前取付
装置に関するものである。
《従来の技術と問題点》 従来、錠前を簡単に取りつけられる方法としては、ビス
を用いない方法が採用されている。
例えば、実公昭43−7823号に示すように、錠取付
板を挿入した錠にその抜け止め用の楔を該板の裏側にて
挿入する方法、あるいは、実公昭49−47351号に
示すように取付板に刃先形係合部とストッパーとを設け
て、この係合部に錠を突設した耳部を引っ掛け、ストッ
パーを折り曲げて係止する方法等がある。
しかし、これらの公知の方法では、錠前の取りつけに際
し、ビスは用いないものの、少なくとも抜け止め用の楔
を挿入する作業、あるいは、ストッパーを折り曲げる作
業が必要であり、煩わしかった。
《本考案の目的と構成》 本考案は、簡単な構造で、取付作業が非常に容易な抽斗
正面板における錠前取付装置を提供する事を目的とし、
その構成は、抽斗正面板の裏板内面に形成された錠前嵌
合部と、錠前嵌合部に着脱自在に取りつけられる錠前
と、裏板と連結される表面板よりなる錠前取付装置にお
いて、前記錠前嵌合部は、垂直片と、垂直片の上下端に
連設され、前方に突出する上下突片と、上下突片の前端
に連設され、互いに対向して上下方向に突出する上下係
止突片より断面略コ字形に形成され、一方、錠前は前記
錠前嵌合部に側方より嵌合する錠前本体と、錠前本体の
前方に突出して連設された、錠前本体より外径寸法が小
なる操作筒部よりなり、錠前本体には、前記係止突片が
係止する係止部が形成され、前記係止突片は、左右方向
で中心部に向かって上下方向に大なる寸法に形成され、
係止部と係止突片には互いに係合する係合凸部と係合凹
部が形成されると共に、表面板には前記錠前の操作筒部
が嵌合する嵌合孔が形成されているものである。
《実施例》 以下、実施例を図面に基づいて説明する。
第1図において、符号1は抽斗の正面板を構成する裏
板、符号2は裏板1の前面にとりつけられる表面板、符
号3は裏板1の内面所定個所に形成された錠前嵌合部、
符号4は錠前嵌合部3に着脱自在にとりつけられる錠前
を示している。
裏板1は断面略コ字形をなし、上片11の前端部に下方
に鉤形に折り曲げられた表面板係止部111と、底片1
2の所定個所に上方に突出する表面板係止凸部121…
と、左右の側片13、13の所定個所に表面板取付孔1
31…が形成されている。
符号14は、裏板と連結された胴板、符号15はレール
を示している。
錠前嵌合部3は裏板1の内面にスポット溶接等にて固着
されており、裏板1と連結される垂直片31と、垂直片
31の上下端に連設され、前方に突出する上下突片3
2、32と、上下突片32、32の前端に連設され、互
いに対向して上下方向に突出する上下の係止突片33、
33より断面略コ字形で適度な弾性を有する様に形成さ
れている。
そして、係止突片33は、左右方向で中心部に向かって
上下方向に大なる寸法に形成されると共に、その中心部
に係合凹部34、34が形成されている。
錠前4は、前記錠前嵌合部3内に側方から内嵌する錠前
本体41と、錠前本体41の前方に突出して連設され
た、錠前本体41より外径寸法が小なる操作筒部42よ
りなり、錠前本体41には前記錠前嵌合部3の係止突片
33、33が係止する係止部43、43が形成されてい
る。
そして、係止部43には、係止凹部34、34に対応し
て係合凸部44、44が形成されている。
符号45は錠前本体41にもうけられた施錠杆を示して
いる。
表面板2は、前面に引手21が取りつけられると共に所
定個所に前記操作筒部42の前端部が嵌合する嵌合孔2
2が形成され、側部に前記裏板1に形成された前面板取
付孔131…に対応して、連結螺孔231を有する連結
用突片23が、底部に前記裏板1に形成された前面板係
止凸部121…に係止する係止孔241…がもうけられ
た係止用突片24が形成されている。
本考案は、以上の如く形成されており、錠前4を錠前嵌
合部3に取りつける場合は、錠前嵌合部3の側方より、
錠前本体41を内嵌して中央部にスライドせしめてい
く。
この時、係止突片33、33は既に係止部43、43に
係止しているので、錠前4が前方に脱落する事はない。
この状態で、係止突片33、33の中央部が上下方向に
大きく形成されているので、上下突片32、32が錠前
4の移動につれて、徐々に開くが、錠前本体41の係合
凸部44、44が係合凹部34、34と上下方向で合致
する位置まで移動した時、上下突片32、32の弾性に
て係合凸部44、44は係合凹部34、34に係合す
る。
これによって、錠前4は左右方向にも、前後方向にも移
動する事なく、錠前嵌合部3に保持される。
そして、この時、施錠杆45は裏板1の側片13に形成
された挿通孔130より外方に突出する。
次に、表面板2の上端裏面を裏板1の表面板係止部11
1に係止し、下端部を裏板1の方向に押し込み、底片1
2の表面板係止突部121…に表面板2の係止用突片2
4の係止孔241…を係止せしめる。
そして、操作筒部42と嵌合孔22を嵌合せしめる。
この状態で、連結用螺孔231と表面板取付孔131…
が一致し、裏板1と表面板2を連結する。
錠前4を取り外す場合は、ドライバー等で係止突片33
を上下に押しひろげた状態を維持しながら、錠前4を側
方に移動するとよい。
尚、実施例では、係止突片33、33に係合凹部34
を、錠前本体41に係合凸部44を形成しているが、こ
の逆であってもよい。
その場合、係合凸部44は、錠前4の移動を邪魔する事
のない形状を選択する。
《効果》 以上の如く本考案は、錠前嵌合部を垂直片と上下突片と
係止突片より断面略コ字形で適度な弾性を有し、錠前本
体を側方より内嵌する様に形成し、係止突片が錠前の係
止部に係止する構成としているので、錠前は錠前嵌合部
に側方より内嵌せしめた状態で前後方向に移動する事が
なく、しかも係止突片と係止部に互いに係合する係合凸
部と係合凹部を形成しているので、係合凸部と係合凹部
が係合した状態で、錠前は左右に移動する事なく、又、
上下突片によって上下方向に移動する事なく、錠前嵌合
部に確実に保持される。
すなわち、本考案によれば、錠前を錠前嵌合部に側方よ
り内嵌して左右方向に移動させる作業だけで、錠前を取
りつける事が出来、従来の様にストッパーを折り曲げた
り、取付け金具を差し込んだりする必要がなく、錠前の
取付作業が非常に容易である。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の実施例の一つを示し、 第1図は本考案の要部分解斜視図、 第2図は錠前の取付状態を示す正面図、 第3図は第2図のA−A線断面略図、 第4図は裏板と表面板の連結状態を示す要部断面図であ
る。 1……裏板 2……表面板 22……嵌合孔 3……錠前嵌合部 31……垂直片 32、32……上下突片 33、33……係止突片 34、34……係止凹部 4……錠前 41……錠前本体 42……操作筒部 43、43……係止部 44、44……係合凸部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】抽斗正面板の裏板内面に形成された錠前嵌
    合部と、錠前嵌合部に着脱自在に取りつけられる錠前
    と、裏板と連結される表面板よりなる抽斗正面板の錠前
    取付装置において、前記錠前嵌合部は、垂直片と垂直片
    の上下端に連設され、前方に突出する上下突片と、上下
    突片の前端に連設され互いに対向して上下方向に突出す
    る上下の係止突片より断面略コ字形で適度な弾性を有す
    る様に形成され、一方、錠前は前記錠前嵌合部内に側方
    より内嵌する錠前本体と、錠前本体の前方に突出して連
    設された、錠前本体より外径寸法が小なる操作筒部より
    なり、錠前本体には、前記係止突片が係止する係止部が
    形成され、前記係止突片は、左右方向で中心部に向かっ
    て上下方向に大なる寸法に形成され、係止部と係止突片
    には、互いに係合する係合凸部と係合凹部が形成される
    と共に、表面板には前記錠前の操作筒部が嵌合する嵌合
    孔が形成されている事を特徴とする抽斗正面板における
    錠前取付装置。
JP4737989U 1989-04-20 1989-04-20 抽斗正面板の錠前取付装置 Expired - Lifetime JPH0613962Y2 (ja)

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JPH02137461U JPH02137461U (ja) 1990-11-16
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6321320A (ja) * 1986-07-14 1988-01-28 Shuichi Kitamura 内燃機関

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JP2004124457A (ja) * 2002-10-01 2004-04-22 Uchida Yoko Co Ltd デスクの錠装置

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JPS6321320A (ja) * 1986-07-14 1988-01-28 Shuichi Kitamura 内燃機関

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JPH02137461U (ja) 1990-11-16

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