JPH061387Y2 - パウダーボックス荷役装置 - Google Patents

パウダーボックス荷役装置

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JPH061387Y2
JPH061387Y2 JP8289389U JP8289389U JPH061387Y2 JP H061387 Y2 JPH061387 Y2 JP H061387Y2 JP 8289389 U JP8289389 U JP 8289389U JP 8289389 U JP8289389 U JP 8289389U JP H061387 Y2 JPH061387 Y2 JP H061387Y2
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JP
Japan
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powder box
hook
trolley
arm
free roller
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JP8289389U
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JPH0323412U (ja
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雪夫 早乙女
佳司 本田
良一 河村
正明 中村
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Toray Engineering Co Ltd
Original Assignee
Toray Engineering Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、パウダースラッシュ成形装置において用いら
れるパウダーボックス荷役装置に関するものである。
[従来の技術] 連続式のパウダースラッシュ成形法においては、例え
ば、特開昭63−239017号公報において開示され
ているように、一面側にスラッシュ成形用型体を装着し
たモールドキャリアを、前工程から後工程へと次々と間
歇移送して成形するが、その際、某工程において、モー
ルドキャリアの他面側にパウダーボックスを取り付け、
かつ取り付け後一定時間経過した時点でこのボックスを
取り外すことが行われる。
この為、取り付けるパウダーボックスをモールドキャリ
アの下方から上方の取り付け位置へ移動させたりあるい
はモールドキャリアから取り外したパウダーボックスを
下方へ移動させたりするリフターに対してパウダーボッ
クスを移送したりあるいは取り出したりするパウダーボ
ックス荷役装置が設置されている。
[考案が解決しようとする問題点] ところが、係る従来のパウダーボックス荷役装置は、パ
ウダーボックスを支持する駆動ローラコンベアを装着し
たリフターに対し、パウダーボックスを支持し得るよう
に一端をリフターに接近せしめて水平に駆動ローラコン
ベアを配設し、かつこのコンベアを、リフターに装着さ
れている駆動ローラコンベアと一緒に同方向へ駆動して
両コンベア間でパウダーボックスを移送するように構成
した全自動的なものである為、高度な制御技術が必要と
されて装置が高価になり、従って、設備投資上不利であ
るという欠点があった。
本考案は、このようなことを着目して考案されたもので
あって、設備投資上有利な簡易的なパウダーボックス荷
役装置を提供しようとするものである。
[問題点を解決するための手段] この目的を達成する本考案に係るパウダーボックス荷役
装置は、パウダーボックスを支持するフリーローラコン
ベアを装着したリフターの前記フリーローラコンベア上
から前記パウダーボックスを取り出したりあるいは前記
フリーローラコンベア上へ前記パウダーボックスを移送
したりするパウダーボックス荷役装置において、前記パ
ウダーボックスを支持し得るように一端が前記リフター
に接近せしめられて所定間隔に水平に配設された一対の
フリーローラコンベアと、この一対のフリーローラコン
ベア間に所定間隔に水平に配設された一対のレールと、
両レールで案内されて移動し得るように装着されたトロ
リーと、先端が前記トロリーから前記リフターの方へ向
って突出されるように前記トロリーに上下方向に揺動し
得るように装着されたアームと、前記アームの前記先端
に上方へ向って突出されるように装着されたフックと、
前記フックの上端を挿入し得る凹部を形成するように前
記パウダーボックスに装着されたフック受けと、前記凹
部に前記フックの上端を挿入し得る荷役位置へ前記フッ
クを移動せしめるように前記トロリーを移動制御するト
ロリー移動制御装置と、前記フックが前記荷役位置に移
動された状態において人手を介して前記アームを上方へ
揺動させて前記フックの上端を前記凹部に挿入すると同
時に前記アームを下方へ揺動し得ないようにロックし
得、かつワンタッチ的に前記ロックを解除し得るように
構成されたアームロック機構とを備えていることを特徴
とするものである。
[実施例] 以下、一実施例について図面に基づいて述べると、平面
図である第1図及び第1図の正面図である第2図におい
て、1a及び1bはフリーローラコンベア、2はリフタ
ーを夫々示し、左側に水平に配設されている一対のフリ
ーローラコンベア一aと右側に水平に配設されているの
一対のフリーローラコンベア1b間にリフター2が配設
されている。なお、リフター2は、図示されていない油
圧シリンダーを介して昇降し得るように装着されている
可動テーブル3上に一対のフリーローラコンベア4を装
着して構成され、かつ両コンベア4を、熱可塑性合成樹
脂粉末を収容するパウダーボックス5を支持し得るよう
に所定間隔に装着している。
一方、フリーローラコンベア1a,1bもフリーローラ
コンベア4と同間隔に装着されており、この為、リフタ
ー2のフリーローラコンベア4を左右のコンベア1a,
1bと等しいレベルに位置させることにより互いに連繋
された水平なコンベアラインを構成することができ、そ
して、左側の一対のフリーローラコンベア1a同志間、
及び右側の一対のフリーローラコンベア1b同志間夫々
に、第2図の左側面図である第3図において示されてい
るように、一対のレール6、トロリー7等が配設されて
いる。
すなわち、一対のフリーローラコンベア1aが、ローラ
8でパウダーボックス5を支持し得るように所定間隔に
装置フレーム9に装着され、そして、両コンベア1a同
志間に位置されて一対のレール6が所定間隔に装置フレ
ーム9に装着され、更に、両レール6で案内されて移動
し得るようにトロリー7が装着されている。
なお、トロリー7は、平面図である第4図及び第4図の
縦断面図である第5図において示されているように、基
体10に回転し得るように装着された車輪11及びコロ
ガイド12を備えており、この車輪11を両レール6の
上下面に接触させると共にロコガイド12を両レール6
の対向側面に接触させるように装着されている。
また、このように装着されたトロリー7にアーム13が
上下方向に揺動し得るように装着されている。アーム1
3は、トロリー7の基体10に固着された軸支ブラケッ
ト14と、このブラケット14を水平方向に貫通するよ
うに嵌着された軸15と、この軸15に一端が装着され
た一対の揺動フレーム16と、両フレーム16の他端に
固着されたヘッドフレーム17及び両フレーム16の中
間部に固着された補強フレーム18とで構成されてい
る。
なお、アーム13は、ヘッドフレーム17が固着されて
いる方の先端部をトロリー7から一定長突出させるよう
に装着されており、かつヘッドフレーム17に、上方に
向って突出されるようにフック19が固着されている。
この為、第5図において実線で示されているようにアー
ム13を水平状態に揺動させることにより、第2図にお
いて示されているようにパウダーボックス5に装着され
ているフック受け20の凹部21内にフック19の上端
を挿入することができ、かつその際、アームロック機構
22を介してアーム13を揺動し得ると共にロックする
ことができる。
アームロック機構22は、ロック本体23にこれを貫通
するように装着されたピン24,25及びロック本体2
3の上端に固着された取手26を備え、かつピン24の
両端夫々を、両フレーム16に貫通されている孔27内
に挿入すると共に弾性体(コイルバネ)28を介してフ
ック19の方へと付勢している。この為、図示の如く
に、ピン25の両端夫々を、一対の側面ストッパー29
及び下面ストッパー30に対して圧接させることがで
き、これによりアーム13を水平状態に保ち得ると共に
アーム13が下方へ揺動し得ないようにロックすること
ができる。
なお、両ストッパー29,30は、トロリー7の基体1
0に設けられている切欠凹部31内に突出されないよう
に分割された態様に基体10に固着されており、従っ
て、前記ロックが解除されると、アーム13が下方へ揺
動されて両フレーム16の下端に設けられている切欠凹
部32が、基体10に設けられている切欠凹部31のエ
ッジに当接して静止される。この状態が第5図において
鎖線で示されている。なお、アーム13の上方への揺動
は作業員により行われる。
すなわち、作業員が取手26を把持して上方へ引っ張
り、両ストッパー29,30に対してピン25を当接さ
せてロックする。両フレーム16に貫通されている孔2
7が、ピン24の直径に対し約2倍の内径に設けられて
いるので、これを行うことができる。また、前記ロック
を解除する場合においては、取手26を把持して左側へ
押して両ストッパー29,30からピン25を離別させ
る。
このように、アームロック機構22によると、フック1
9の上端をパウダーボックス5に装着されているフック
受け20の凹部21内に挿入すると同時にアーム13を
下方へ揺動し得ないようにロックし得、かつワンタッチ
的に前記ロックを解除することができ、そして、フック
19を凹部21に挿入した状態においてトロリー7を移
動させることにより所定位置へパウダーボックス5を移
送させることができる。また、その際、トロリー7が、
基体10の下面側に固着されている金具33に装着され
た無端チェーン34等を備えたトロリー移動制御装置3
5により所定位置へ移動される。
トロリー移動制御装置35は、第3図において示されて
いるモータ36を間歇運転して無端チェーン34を所定
方向へ所定距離移動し得るように装置されており、従っ
て、第2図において示されているように、リフター2上
からパウダーボックス5を取り出して左側のフリーロー
ラコンベア1a上の所定位置へ移送したりあるいは左側
のフリーローラコンベア1a上からリフター2上へ移送
したりすることができ、かつ図示されていない右側のト
ロリー移動制御装置35によってもリフター2上からパ
ウダーボックス5を取り出して右側のフリーローラコン
ベア1b上の所定位置へ移送したりあるいは右側のフリ
ーローラコンベア1a上からリフター2上へ移送したり
することができる。
なお、この荷役に際し、フック19は、パウダーボック
ス5のフック受け20の凹部21に、その上端を挿入す
るに適した荷役位置に位置決めされる。第1〜3図中、
37〜40は鎖車、41は無端チェン、42は軸受、4
3は軸、44はコロガイドを夫々示している。
以上、一実施例について述べたが、本考案においては、
リフター2の右側若しくは左側のどちらか一方に、フリ
ーローラコンベア、トロリー及びトロリー移動制御装置
等を設けてもよい。しかし、必要に応じてパウダーボッ
クスに熱可塑性合成樹脂粉末を補給しなければならない
から、準備時間の短縮の点において左右両側に設ける方
が有利である。なお、左右両側に設けることにより、一
方のパウダーボックスと他方のパウダーボックスとに、
夫々異なる熱可塑性合成樹脂粉末を収容することもでき
る。
[考案の効果] 上述の如く、本考案によると、高度な制御技術を必要と
しない、設備投資上有利な簡易的なパウダーボックス荷
役装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はパウダーボックス荷役装置の平面図、第2図は
第1図の正面図、第3図は第2図の左側面図、第4図は
トロリー部分の拡大平面図、第5図は第4図の縦断面図
である。 1a,1b,4…フリーローラコンベア、2…リフタ
ー、5…パウダーボックス、6…レール、7…トロリ
ー、13…アーム、19…フック、20…フック受け、
21…凹部、22…アームロック機構、35…トロリー
移動制御装置

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】パウダーボックスを支持するフリーローラ
    コンベアを装着したリフターの前記フリーローラコンベ
    ア上から前記パウダーボックスを取り出したりあるいは
    前記フリーローラコンベア上へ前記パウダーボックスを
    移送したりするパウダーボックス荷役装置において、前
    記パウダーボックスを支持し得るように一端が前記リフ
    ターに接近せしめられて所定間隔に水平に配設された一
    対のフリーローラコンベアと、この一対のフリーローラ
    コンベア間に所定間隔に水平に配設された一対のレール
    と、両レールで案内されて移動し得るように装着された
    トロリーと、先端が前記トロリーから前記リフターの方
    へ向って突出されるように前記トロリーに上下方向に揺
    動し得るように装着されたアームと、前記アームの前記
    先端に上方へ向って突出されるように装着されたフック
    と、前記フックの上端を挿入し得る凹部を形成するよう
    に前記パウダーボックスに装着されたフック受けと、前
    記凹部に前記フックの上端を挿入し得る荷役位置へ前記
    フックを移動せしめるように前記トロリーを移動制御す
    るトロリー移動制御装置と、前記フックが前記荷役位置
    に移動された状態において人手を介して前記アームを上
    方へ揺動させて前記フックの上端を前記凹部に挿入する
    と同時に前記アームを下方へ揺動し得ないようにロック
    し得、かつワンタッチ的に前記ロックを解除し得るよう
    に構成されたアームロック機構とを備えていることを特
    徴とするパウダーボックス荷役装置。
JP8289389U 1989-07-13 1989-07-13 パウダーボックス荷役装置 Expired - Lifetime JPH061387Y2 (ja)

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JP8289389U JPH061387Y2 (ja) 1989-07-13 1989-07-13 パウダーボックス荷役装置

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JP8289389U JPH061387Y2 (ja) 1989-07-13 1989-07-13 パウダーボックス荷役装置

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JPH0323412U JPH0323412U (ja) 1991-03-12
JPH061387Y2 true JPH061387Y2 (ja) 1994-01-12

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