JP2669221B2 - 搬送用容器使用の搬送設備 - Google Patents

搬送用容器使用の搬送設備

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JP2669221B2 JP26246891A JP26246891A JP2669221B2 JP 2669221 B2 JP2669221 B2 JP 2669221B2 JP 26246891 A JP26246891 A JP 26246891A JP 26246891 A JP26246891 A JP 26246891A JP 2669221 B2 JP2669221 B2 JP 2669221B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえば半導体製造工
程中の後工程においてリードフレームを搬送するときな
どに利用される搬送用容器使用の搬送設備に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の装置としては、特開昭59
−207389号公報に見られる構成が提供されている。この
従来構成において物品搬送ケースは、一側方に開口する
ケース本体を設け、このケース本体内に上下方向に適宜
間隔を隔てて複数の物品収納部を区画形成し、前記ケー
ス本体の上部に、取手状の係合部を連設している。
【0003】そして一定経路上で走行自在な無人車は、
車体フレーム上に移載装置を配備している。この移載装
置は、車体フレーム上に設けた制御機台と、この制御機
台に旋回ならびに昇降自在に支持された旋回アームとか
らなり、この旋回アームに、前記係合部に係脱自在な一
対の吊下げ爪と、これら吊下げ爪を互いに接近離間動さ
せる駆動装置とを設けている。
【0004】この従来構成によると、旋回アームの作動
により、定置してある物品搬送ケースの係合部の側外方
に、互いに離間させた状態の吊下げ爪を対向させ得る。
そして吊下げ爪を互いに接近させて係合部に係合させた
のち、旋回アームの作動させることで物品搬送ケースを
持ち上げ得る。この状態で無人車を走行させることで物
品搬送ケースの搬送を行え、そして上述よりは逆作動に
より、搬送してきた物品搬送ケースを降ろし得る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来構成によ
ると、無人車の走行開始時や停止時の衝撃、走行時の振
動、旋回時の遠心力などにより物品収納部内の物品が脱
落したり大きく位置ずれしたりする。これに対しては、
ケース本体に物品収納部の開口部を開閉自在な蓋板を設
ければよいが、この場合に蓋板を開閉動させる装置が必
要になり、 さらには開閉動させる時間により全体の作業
を能率よく行えない。
【0006】本発明の目的とするところは、脱落や位置
ずれのない搬送を行え、しかも全体作業を能率よく行え
る搬送用容器使用の搬送設備を提供する点にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく本
発明の搬送用容器使用の搬送設備は、横方向で少なくと
も一方に開放部を有し、この開放部を通して被搬送物を
収納自在な箱状の搬送用容器と、この搬送用容器の搬送
装置とを有し、前記搬送用容器は横方向の端部で底面側
に爪係止面を形成し、前記搬送装置は、互いに接近離間
自在でかつ昇降自在な一対のクランプ腕を有し、これら
クランプ腕を、前記開放部を閉塞自在な縦板部と、この
縦板部の下部から相対向側に突出しかつ前記爪係止面に
下方から係止自在な爪部とにより形成している。
【0008】
【作用】かかる本発明の構成によると、複数の被搬送物
を収納した搬送用容器がテーブルなどの上に載置されて
いる状態で、搬送装置側の下降作動により、互いに離間
動している両クランプ腕を横方向の外方に位置させると
ともに、爪部を爪係止面に外方から対向させる。次い
で、両クランプ腕を互いに接近動させることで、爪部を
爪係止面に下方から対向させるとともに、縦板部により
開放部の閉塞を行える。そして、搬送装置の上昇作動に
より両クランプ腕を上昇させると、爪部が爪係止面に係
合することで搬送用容器の持ち上げを行える。
【0009】この状態で搬送装置を走行させることで搬
送用容器の搬送を行える。このとき搬送用容器の開放部
が縦板部により閉塞されて被収納物の横移動が阻止され
てることから、走行開始時や停止時の衝撃、走行時の振
動などにより、被収納物が脱落したり位置ずれすること
を防止し得る。
【0010】そして搬送装置の停止後の下降作動により
搬送用容器をテーブルなどの上に載置したのち、両クラ
ンプ腕を離間動させることで、搬送用容器の渡し作業を
行える。このとき搬送用容器は、クランプ腕の離間動と
同時に開放部が横方向で開放され、したがって開放部を
通して収納部から被搬送物の取り出し(または被搬送物
の挿入)を、自動作業や人手作業などにより直ぐに行え
る。
【0011】
【実施例】以下に本発明の第一の実施例を図1〜図3に
基づいて説明する。1は搬送用容器で、天板2と、相対
向した一対の側板3,4と、底板5とにより、側板3,
4を有さない一対の側辺を横方向の開放部6とした箱状
に形成される。この搬送用容器1の内部は、板状の被搬
送物(リードフレームなど)Aを上下複数段に収納自在
な収納部7に形成され、その際に被搬送物Aの収納や取
り出しは、前記開放部6を通しての挿抜により行われ
る。前記底板5の開放部6側の両縁部は、横外方ならび
に下方で開放した凹入段部に形成され、これら凹入段部
の下向き面により爪係止面8を形成している。
【0012】10は搬送装置で、天井側に配設した断面C
字型のレール11と、このレール11に支持案内される自走
体12とからなる。この自走体12の本体13は、前記レール
11に車輪14を介して支持されるとともに、複数のローラ
15を介して案内されるもので、搭載した走行駆動装置16
が前記車輪14に連動連結している。
【0013】そして本体13に昇降動装置(ウインチ装
置)17が搭載されるとともに、この昇降動装置17に連動
した昇降体18が設けられる。この昇降体18には、一対の
クランプ腕19と、これらクランプ腕19を互いに接近離間
動させる作動装置20とが設けられる。両クランプ腕19
は、前記搬送用容器1における開放部6を閉塞自在な縦
板部21と、この縦板部21の下部から相対向側に突出(折
曲)しかつ前記爪係止面8に下方から係止自在な爪部22
と、前記縦板部21の相対向した面上に貼り付けたクッシ
ョン材(たとえばウレタン製)23などにより形成され
る。
【0014】なお本体13とレール11との間には、給電や
信号授受などを行うための給電構造が設けられ、また本
体13には制御装置が搭載される。さらに前記自走体12が
走行を行う一定経路25中で所定位置の下方には作業装置
26などが配設され、この作業装置26は前記搬送用容器1
を載置自在なテーブル27などを有する。
【0015】次に上記実施例の作用を説明する。複数の
被搬送物Aを収納した搬送用容器1が作業装置26のテー
ブル27上に載置されている状態で、空の自走体12をテー
ブル27の上方に停止させる。このとき自走体12では昇降
動装置17の作動により昇降体18が上昇しており、また両
クランプ腕19は作動装置20の作動によって互いに離間動
している。そして自走体12の走行は、走行駆動装置16に
より車輪14を強制回転させることで、レール11に支持案
内されて一定経路25上で行われる。
【0016】自走体12をテーブル27の上方に停止させた
のち、まず昇降動装置17の逆作動により昇降体18を下降
させ、図1の実線ならびに図2の仮想線に示すように、
両クランプ腕19を開放部6の外方に位置させるととも
に、爪部22を爪係止面8に外方から対向させる。
【0017】次いで、作動装置20の逆作動によって両ク
ランプ腕19を互いに接近動させ、図1の仮想線に示すよ
うに爪部22を爪係止面8の下方に突入させるとともに、
縦板部21により開放部6の閉塞を行う。そして、この状
態で昇降動装置17の作動により昇降体18を上昇させる
と、爪部22が爪係止面3に下方から係合することで搬送
用容器1の持ち上げを行える。
【0018】このような作動により、図2ならびに図3
の実線で示すように昇降体18を上昇限にまで上昇させた
状態で前述したようにして自走体12の走行を行う。この
とき搬送用容器1の開放部6が縦板部21により閉塞さ
れ、被収納物Aの横移動がクッション材23により緩衝さ
れて阻止されることから、走行開始時や停止時の衝撃や
走行時の振動などにより、被収納物Aが脱落したり位置
ずれすることを防止し得る。
【0019】そして走行される自走体12を、別の目的と
する作業装置26の上方に停止させる。次いで昇降体18の
下降により搬送用容器1をテーブル27上に載置し、両ク
ランプ腕19を離間動させることで搬送用容器1の渡し作
業を行える。このテーブル27上の搬送用容器1は、クラ
ンプ腕19を離間動させると同時に開放部6が横方向で開
放され、したがって開放部6を通して収納部7から被搬
送物Aの取り出しを、作業装置26のロボット腕や人手作
業などにより直ぐに行える。なお収納部7に対する被搬
送物Aの挿入も同様にして行われる。
【0020】図4は本発明の第二の実施例を示す。すな
わち底板5を、その底面5aが側板3,4の下面3a,
4aよりも上位となるように配設して、この底板5の下
方に爪係止面8を形成している。
【0021】なお底板5を、その底面5aが側板3,4
の下面3a,4aと面一になるように配設して、この底
板5の下方に爪係止面8を形成してもよい。また開放部
6が片側のみの搬送用容器1であってもよく、この場合
にクランプ腕19の縦板部21は片側のみ閉塞形式となる。
さらにクランプ腕19の爪部22は、縦板部21に対して別の
部材を固定し突出させてもよい。
【0022】図5は本発明の第三の実施例を示す。すな
わち搬送装置10は床走行形式であって、床レール30上を
走行する自走体31の本体32に、被搬送物Aをクランプ自
在なクランプアーム装置33を設けている。このクランプ
アーム装置33は、本体32に旋回自在に設けた旋回テーブ
ル34と、この旋回テーブル34に上下方向に回動自在に取
り付けた第1アーム35と、この第1アーム35の遊端に回
動自在に取り付けた第2アーム36と、この第2アーム36
の遊端に回動自在に取り付けたブラケット37と、このブ
ラケット37に互いに接近離間自在に設けた一対のクラン
プ腕38などから構成され、また両クランプ腕38は、前記
搬送用容器1における開放部6を閉塞自在な縦板部39
と、この縦板部39の下部から相対向側に折曲しかつ前記
爪係止面8に係止自在な爪部40とにより形成される。
【0023】この第三の実施例によると、爪係止面8に
爪部40を係止させることで搬送用容器1のクランプを行
え、そして開放部6が縦板部39により閉塞されているこ
とから、被収納物Aが脱落したり位置ずれすることを防
止し得る。また搬送用容器1の受け渡しは、クランプア
ーム装置33の作動により全方向に任意のレベルで行え
る。
【0024】
【発明の効果】上記構成の本発明によると、クランプ腕
を互いに接近動させることで、爪部を爪係止面の下に突
入できるとともに、縦板部により開放部を閉塞でき、し
たがつて両クランプ腕を上昇させることで、爪部を係止
面に係合させて搬送用容器のクランプと持ち上げを行う
ことができる。また、この状態で搬送装置の走行により
搬送用容器の搬送を行ったとき、搬送用容器の開放部を
縦板部により閉塞できて、走行開始時や停止時の衝撃、
走行時の振動などにより、被収納物が脱落したり位置ず
れすることを防止できる。
【0025】そして搬送用容器を渡すため両クランプ腕
を離間動させると同時に、この搬送用容器の開放部を開
放でき、収納部に対する被搬送物の取り出しや挿入を、
自動作業や人手作業などにより直ぐに行うことができ
て、全体の作業を能率よく行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施例を示し、搬送用容器部分
の斜視図である。
【図2】同搬送装置部の側面図である。
【図3】同搬送装置部の正面図である。
【図4】本発明の第二の実施例を示し、搬送用容器部分
の斜視図である。
【図5】本発明の第三の実施例を示し、搬送装置部の斜
視図である。
【符号の説明】
1 搬送用容器 5 底板 6 開放部 7 収納部 8 爪係止面 10 搬送装置 12 自走体 18 昇降体 19 クランプ腕 21 縦板部 22 爪部 23 クッション材 25 一定経路 26 作業装置 27 テーブル 31 自走体 33 クランプアーム装置 38 クランプ腕 39 縦板部 40 爪部 A 被搬送物
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B66C 17/04 B66C 17/04

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 横方向で少なくとも一方に開放部を有
    し、この開放部を通して被搬送物を収納自在な箱状の搬
    送用容器と、この搬送用容器の搬送装置とを有し、前記
    搬送用容器は横方向の端部で底面側に爪係止面を形成
    し、前記搬送装置は、互いに接近離間自在でかつ昇降自
    在な一対のクランプ腕を有し、これらクランプ腕を、前
    記開放部を閉塞自在な縦板部と、この縦板部の下部から
    相対向側に突出しかつ前記爪係止面に下方から係止自在
    な爪部とにより形成したことを特徴とする搬送用容器使
    用の搬送設備。
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JP6191544B2 (ja) * 2014-05-22 2017-09-06 株式会社ダイフク 搬送装置
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