JPH0613519Y2 - 天気傾向装置の初期設定回路 - Google Patents

天気傾向装置の初期設定回路

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JPH0613519Y2
JPH0613519Y2 JP721490U JP721490U JPH0613519Y2 JP H0613519 Y2 JPH0613519 Y2 JP H0613519Y2 JP 721490 U JP721490 U JP 721490U JP 721490 U JP721490 U JP 721490U JP H0613519 Y2 JPH0613519 Y2 JP H0613519Y2
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signal
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weather
gate
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宏 清水
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Rhythm Watch Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、気圧計を用いて現在の気圧を計測し、その計
測信号から今後の天気を予測して表示する天気傾向装置
に関するものであり、特にその表示の初期状態を設定す
る初期設定回路に関するものである。
(従来の技術) 従来の天気傾向を表示する装置としては、特開昭63−
144286号公報に開示されている時計に組み込まれ
ているものがあつた。
この装置においては、時計の表示部内に天気を表示する
部分が複数設けられており、この天気表示を切換点灯す
ることにより予測天気を表示していた。しかしながら、
この従来の装置においては、LED、液晶等により天気
を表示していたので、消費電力が増大し、表示の表現が
限られ、さらにより動きのある表示にするには複雑な回
路が必要である等の欠点があり、これを解決することが
望まれていた。
そこで、本願出願人は、予測した天気傾向の1つを明示
する天気傾向装置を提案し、前記従来の装置の欠点を解
消している。
(考案が解決しようとする課題) 前述した天気傾向の1つを明示する天気傾向装置におい
ては、ステツプモータ等の駆動装置により複数の天気表
示が設けられた天気表示部を駆動し、天気表示の1つを
明示するように構成されている。
この場合、初期状態における天気表示と予測された天気
とが必ずしも一致しないことがあり、初期状態において
表示と予測天気とを一致させることが必要であつた。
本考案の目的は、初期状態における天気表示を外部スイ
ツチの操作により簡単かつ迅速に変更することができる
天気傾向装置の初期設定回路を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 本考案の天気傾向装置の初期設定回路は、駆動装置によ
り表示部材を移動することにより複数の天気傾向の1つ
を明示する天気傾向装置において、初期状態を設定する
ための外部スイツチと、この外部スイツチの操作に応じ
て天気傾向の表示を移動させる表示変更回路と、を有す
ることを特徴とするものである。
特に、この表示変更回路は、外部スイツチの操作時間に
応じて天気傾向の表示をそれぞれ微移動及び次の天気表
示までの所定移動させる第1及び第2の表示変更回路を
含むことを特徴とする。
(作用) 本考案の天気傾向装置において、外部スイツチを操作す
ると、その操作に応じて天気表示が移動され、これを変
更することができる。
例えば、外部スイツチを設定時間以内オン操作すると、
表示変更回路内の第1の表示変更回路により天気表示が
微小移動される。
また、外部スイツチを設定時間以上オン操作すると、第
2の表示変更回路により天気表示は次の天気表示まで所
定区間移動される。
(実施例) 以下図面に基づいて本考案の実施例を説明する。
第1図は本考案の一実施例に係る天気傾向装置の回路構
成を示す図、第2図は第1図に示す天気傾向装置の外観
を示す正面図、第3図はその断面図である。
はじめに、第2図及び第3図を用いて本実施例における
天気表示を説明する。
11は天気表示部であり、天気の状態を示す複数の絵が
描かれた円形の天気表示板13と、その中心より突出す
る駆動軸15に取り付けられた指針17と、から構成さ
れている。
この天気表示板13は、その表面が4分割されており、
分割された4つの領域13a〜13dにはそれぞれ「晴
れ」、「悪化」、「雨」、「快方」を示す絵が描かれて
いる。
通常、天気は晴れを基準とすると、低気圧の通過により
悪化し、そして低気圧が通過すると快方に向かう。
従つて、基本的には、「晴れ」、「悪化」、「雨」、
「快方」の順に変化するので、天気表示板13には時計
方向にこの順番に従つて絵が描かれている。
19は指針17の駆動部であり、後述する制御回路及び
モータが収納されている。
21は天気表示部11と駆動部19が取り付けられるケ
ースである。
この天気傾向装置においては、例えば指針17が「雨」
領域13c内にあるときに気圧が上昇して天気が快方に
向かうことが予測されると、指針17を時計方向に1/4
回転駆動し、「快方」領域13d内に停止させる。
その後、再び気圧が下降して天気が雨になることが予測
されると、指針17は「雨」領域13cまで駆動されて
停止する。
このときに、本実施例においては一方向にのみ回転する
ステツプモータを使用しているので、指針17は時計方
向に3/4回転駆動される。
尚、リバーシブルステツプモータを使用した場合には、
反時計方向に1/4回転駆動すれば良い。
このように、本実施例における天気傾向装置は指針17
の移動により、天気傾向の1つを明示するものである。
次に第1図に基づいて上記天気表示を行なう天気傾向装
置の回路構成を説明する。
3は電池投入時に信号を出力するパワーオンクリア回路
であり、Hレベルとグランドとの間に直列に接続された
抵抗5とコンデンサ7と、その間からの信号を反転して
パワーオンクリア信号PCとして出力するインバータ9
と、から構成されている。
10は天気判断回路であり、第1及び第2接点4、6と
その間を一定値幅の気圧変化に応じて移動する接片8と
からなる気圧変化検出器2と、第1及び第2接点4、6
からの各出力線とグランドとの間にそれぞれ接続された
抵抗12、14と、これらと共に第1及び第2接点4、
6からの各出力線に接続されたバウンスデイレイ回路
(以下「BD」と略称する)16、18と、このBD1
6からの信号をセツト入力Sに入力しかつBD18から
の信号をパワーオンクリア回路3からの信号PCと共に
オアゲート22を介してリセツト入力Rに入力するフリ
ツプフロツプ(以下「FF」と略称する)24と、BD
16、18からの信号をそれぞれインバータ26、28
を介して各一入力端に入力しかつFF24の出力Q、
からの信号をそれぞれ各他の入力端に入力するアンドゲ
ート30、32と、から構成されている。
尚、本実施例における気圧変化検出器2は、機械的に気
圧を検出するものであるが、この他抵抗ブリツジ等によ
り検出するものを用いることもできる。
34は悪化快方記憶回路であり、アンドゲート30から
の信号をセツト入力Sに入力しかつアンドゲート32か
らの信号をパワーオンクリア回路3からの信号PCと共
にオアゲート36を介してリセツト入力Rに入力するF
F38から構成されている。
40は表示位置決定回路であり、例えば「晴れ」、「悪
化」、「雨」、「快方」の順に移行する場合を第1の移
行、また「悪化」から「晴れ」、又は「快方」から
「雨」に移行する場合を第2の移行とすると、第1の移
行を検出する第1検出回路42と、第2の移行を検出す
る第2検出回路44とから構成されている。
第1検出回路42は、BD16、18からの信号をそれ
ぞれ各一入力端に入力しかつFF38の出力、Qから
の信号をそれぞれ各他の入力端に入力するアンドゲート
46、48と、アンドゲート30、32、46、48の
出力信号をそれぞれ入力するワンシヨツト回路50〜5
6と、その出力信号を入力するオアゲート58と、から
構成されている。
また、第2検出回路44は、BD16、18からの信号
をそれぞれ各一入力端に入力しかつFF38の出力Q、
からの信号をそれぞれ各他の入力端に入力するアンド
ゲート60、62と、その出力信号をそれぞれ入力する
ワンシヨツト回路64、66と、その出力信号を入力す
るオアゲート68と、から構成されている。
69は基準パルス発生器であり、基準信号を出力する発
振器72と、基準信号を分周して16Hzの基準パルス信
号を出力する分周器74と、から構成されている。
70は表示位置制御回路であり、データ入力DがHレベ
ルに接続されかつオアゲート68からの信号をクロツク
入力φに入力するFF76と、その出力Qからの信号と
オアゲート58からの信号をオアゲート78を介してデ
ータ入力Dに入力すると共に基準パルス信号をクロツク
入力φに入力するFF80と、その出力Qからの信号と
基準パルス信号を入力するアンドゲート82と、その出
力信号と後述する表示変更回路からの信号Aを入力する
オアゲート84と、アンドゲート82からの信号を入力
してカウントする15進カウンタ86と、その出力Qか
らのキヤリー信号とパワーオンクリア信号PCをFF8
0のリセツト入力Rに印加するオアゲート88と、その
キヤリー信号とFF76の出力Qからの信号を入力する
アンドゲート90と、その出力信号をクロツク入力φに
入力する3進カウンタ92と、その出力Qからのキヤリ
ー信号とパワーオンクリア信号PCを入力してFF76
のリセツト入力Rに印加するオアゲート94と、から構
成されている。
96は表示装置であり、駆動回路98と、駆動装置10
0と、天気表示部102とから構成されている。
この駆動回路98は、オアゲート84からの信号をクロ
ツク入力φに入力しかつその出力からの信号をデータ
入力Dに入力して入力信号を1/2分周するFF104
と、その出力Q、からの信号をそれぞれ各一入力端に
入力しさらにオアゲート84からの信号を各他の入力端
に入力するアンドゲート106、108と、その出力信
号をそれぞれ増幅して、駆動装置100に印加する増幅
回路110、112と、から構成されている。
また、駆動装置100は、本実施例においては一方向に
回転するステツプモータで構成されており、例えば60
パルス入力すると1回転するように設定されている。
天気表示部102は、第2図及び第3図に示すように天
気をアナログ表示するものである。
114は外部スイツチ、116は表示変更回路であり、
これらにより指針17の初期位置を設定する初期設定回
路が構成されている。
この表示変更回路116は、外部スイツチ114がオン
操作されると即座に指針17を1ステツプ移動させるた
めの信号を出力する第1の表示変更回路118と、外部
スイツチ114が所定時間オン操作されると1ステツプ
移動した指針17をさらに14ステツプ移動させて1/4
回転させる信号を出力する第2の表示変更回路120と
から構成されている。
即ち、この第1の表示変更回路118は、外部スイツチ
114からの信号を入力するBD122と、その出力信
号と基準パルス信号と信号PCをそれぞれデータ入力D
とクロツク入力φとリセツト入力Rに入力するFF12
4と、その出力からの信号とBD122からの信号を
共に入力するアンドゲート126とノアゲート128
と、アンドゲート126の出力信号をクロツク入力φに
入力しかつデータ入力DがHレベルに接続されたFF1
30と、その出力Qからの信号と基準パルス信号を入力
するアンドゲート132と、その出力信号をインバータ
134を介してクロツク入力φに入力すると共にFF1
30の出力からの信号をリセツト入力Rに入力しさら
にデータ入力DがHレベルに接続されたFF136と、
その出力Qからの信号と信号PCを入力してFF130
のリセツト入力Rに印加するオアゲート138とから構
成されている。
また、第2の表示変更回路120は、FF124の出力
Qからの信号をクロツク入力φに入力すると共にデータ
入力DがHレベルに接続されたFF140と、その出力
Qからの信号と基準パルス信号とを入力するアンドゲー
ト142と、その出力信号をクロツク入力φに入力する
と共にノアゲート128の出力信号をリセツト入力Rに
入力するカウンタ144と、その出力Qからのキヤリー
信号をクロツク入力φに入力すると共にそのデータ入力
DがHレベルに接続されているFF146と、その出力
Qからの信号と基準パルス信号を入力するアンドゲート
148と、その出力信号とアンドゲート132からの出
力信号を入力して表示装置96を駆動するパルス信号A
を出力するオアゲート150と、アンドゲート148の
出力信号をインバータ152を介してクロツク入力φに
入力すると共にFF146の出力からの信号をリセツ
ト入力Rに入力する14進カウンタ154と、その出力
Qからのキヤリー信号と信号PCを入力してFF146
のリセツト入力Rに出力信号を印加するオアゲート15
6と、その出力信号とノアゲート128の出力信号を入
力してFF140のリセツト入力Rに出力信号を印加す
るオアゲート158と、から構成されている。
次に上記構成からなる天気傾向装置の動作を説明する。
はじめに、電池投入又は電源をオン状態にすると、パワ
ーオンクリア回路3から出力される信号PCにパルスが
発生する。
このパルスにより、FF24、38、76、80、12
4、130、140、146はリセツトされ初期状態に
なる。
ここで、外部スイツチ114をオン操作すると、BD1
22の出力信号がHレベルになり、この信号は既に開状
態になつているアンドゲート126の出力に発生する。
このときに、FF130はその信号の立ち上がりに同期
して出力QをHレベルに切り換え、この信号によりアン
ドゲート132は開状態になる。
このため、このアンドゲート132の出力には基準パル
ス信号が発生する。
ここでFF136は、このアンドゲート132の出力に
発生するパルスの立ち下がりに同期してその出力QをH
レベルに切り換え、この信号によりFF130はリセツ
トされ、アンドゲート132は閉状態にもどる。
この結果、アンドゲート132の出力には基準パルス信
号のパルスが1個だけ発生することになり、このパルス
はオアゲート150、84を介してFF104及びアン
ドゲート106、108に印加され、増幅回路110、
112から駆動装置100を1ステツプだけ駆動するパ
ルスとして出力される。これにより、第2図及び第3図
に示す指針17は1ステツプだけ移動される。
一方、上記のように外部スイツチ114がオン操作され
てBD122の出力信号がHレベルになると、基準パル
ス信号の立ち上がりに同期してFF124の出力Q、
はそれぞれH、Lレベルに切り換わる。
このため、アンドゲート126は閉状態になり、一旦外
部スイツチ114がオフ状態になつてFF124の出力
状態が切り換わるまで開状態になることはない。
また、このようにFF124の出力QがHレベルになる
と、その立ち上がりに同期してFF140はその出力Q
をHレベルに切り換える。
これによりアンドゲート142は開状態になり、その出
力には基準パルス信号が発生する。
このためカウンタ144は、その基準パルス信号により
カウントを開始する。
ここで、FF140は外部スイツチ114がオフ状態に
なるとノアゲート128から出力されるパルスによりリ
セツトされ、その出力QをLレベルに切り換えるもので
あり、これによりアンドゲート142が閉状態になる。
従つて、外部スイツチ114がオン操作されている間、
アンドゲート142は開状態に保たれ、カウンタ144
はカウントを続けることになる。
このカウンタ144は、本実施例においては約1秒間カ
ウントするとその出力Qからキヤリー信号を出力する。
FF146はこのキヤリー信号の立ち上がりに同期して
その出力Q、をそれぞれH、Lレベルに切り換え、こ
れによりアンドゲート148は開状態になり、また14
進カウンタ154はリセツト解除される。
このため、アンドゲート148の出力には基準パルス信
号が発生し、この信号はオアゲート150を介して信号
Aに発生する。
また、14進カウンタ154は、アンドゲート148の
出力に発生する基準パルス信号の立ち下がりをカウント
し、14個のパルスが発生するとその出力Qからキヤリ
ー信号を出力する。
このキヤリー信号は、オアゲート156、158を介し
てFF146、140に印加されてこれらをリセツトす
る。
FF146がリセツトされると、アンドゲート148は
閉状態になり、また14進カウンタ154はリセツト状
態になる。
このため、アンドゲート148の出力に発生していたパ
ルスは14個で停止することになり、このパルスが発生
する信号Aにより駆動されていた指針17は14ステツ
プ移動して停止する。
この結果指針17は、外部スイツチ114をオン操作し
た段階で1ステツプ移動され、その後さらに外部スイツ
チ114がオン操作状態に保持されると、さらに14ス
テツプ移動され、合わせて15ステツプ、即ち1/4回転
することになる。
前述したように、本実施例における天気表示板13は4
分割されているので、指針17を1/4回転させると、天
気表示は隣りの天気に移行することになる。
尚、1ステツプ送つた後、さらに14ステツプ送ること
はマイコンでもカウンタを使用して実施することが可能
である。
上記のように、外部スイツチ114の操作時間に応じて
指針17を1ステツプずつあるいは1/4回転させて初期
位置を変更することができる。
このようにして初期状態が設定されると、以後天気判断
回路10からの検出信号に応じて指針17は駆動され
る。
例えば、今接片8が第1接点4に接触しており、第2図
に示す指針17が「晴れ」領域13a内にあるときに、
気圧が下降して接片8が第1接点4から離れると、BD
16の出力信号はHレベルからLレベルになる。
これにより、この信号を反転するインバータ26の出力
信号と既にセツト状態になつているFF24の出力Qか
らの信号を入力するアンドゲート30の出力信号がHレ
ペルになる。
この信号は「悪化」を示す信号であり、FF38のセツ
ト入力Sに印加されてこれをセツト状態にして「悪化」
を記憶させると共に、ワンシヨツト回路50からパルス
を出力させ、「晴れ」から「悪化」へ移行することを指
示する。
このパルスがオアゲート58からさらにオアゲート78
を介してFF80に印加されると、このFF80はその
出力Q、をそれぞれH、Lレベルにする。
これにより、アンドゲート82は開状態になり、その出
力には基準パルス信号が発生する。
また、15進カウンタ86はリセツト解除され、アンド
ゲート82からの基準パルス信号を入力してこれをカウ
ントする。
このときにアンドゲート82からの基準パルス信号は、
オアゲート84を介して駆動回路98に印加され、この
駆動回路98は駆動装置100を駆動する。
これにより、第2図に示す指針17は、アンドゲート8
2の出力に発生する信号の1パルス毎に1/60回転ずつ運
針される。
その後、アンドゲート82からの信号に15個のパルス
が発生し、指針17が1/4回転されて「悪化」領域13
bの中央に達すると、15進カウンタ86の出力Qから
キヤリー信号が出力される。このキヤリー信号はFF8
0のリセツト入力Rに印加されてこれをリセツトし、F
F80はその出力Q、をそれぞれL、Hレベルに切り
換える。
これにより、アンドゲート82は閉状態になつてその出
力信号はLレベルになり、また15進カウンタ86はリ
セツトされる。
また、このように指針17が「悪化」を示しているとき
にさらに気圧が一定値下降して接片8が第2接点6に接
触した場合、BD18から出力される「雨」を示すHレ
ベルの信号は、現在の表示が「悪化」であることを記憶
しているFF38からの信号により開状態になつている
アンドゲート48の出力に発生する。
この信号に応答してワンシヨツト回路56からパルスが
出力され、オアゲート58を介して表示位置制御回路7
0内のオアゲート78に印加される。このようにオアゲ
ート58を介して表示位置制御回路70内のオアゲート
78にHレベルの信号が印加されるには、上述したよう
な「晴れ」から「悪化」、「悪化」から「雨」に変わる
場合と、さらに「雨」から「快方」、「快方」から「晴
れ」に変わる場合がある。
この「雨」から「快方」に変わる場合には、気圧の上昇
により接片8が第2接点6から離れ、これにより既にリ
セツトされているFF24の出力信号とインバータ28
にて反転されたBD18からの信号によりアンドゲート
32から「快方」を示すHレベルの信号が出力され、こ
の信号に応答してワンシヨツト回路52からパルスが出
力されてオアゲート58を介して信号が出力される。
また、「快方」から「晴れ」に変わる場合には、さらに
気圧が上昇し、接片8が第1接点4に接触し、これによ
りBD16からHレベルの信号が出力される。
この信号と、既に「快方」が検出されたときにこのとき
の状態を記憶しているFF38からの信号とによりアン
ドゲート46の出力信号はHレベルになり、この信号に
応答してワンシヨツト回路54からパルスが出力され、
オアゲート58を介して表示位置制御回路70内のオア
ゲート78に印加される。
このように、オアゲート58から信号が出力された場合
には、全て指針17を1/4回転させて予測した天気に表
示を移行させることが必要であり、この場合には前述し
た動作と同様にして表示位置制御回路70内のオアゲー
ト84から15個のパルスが出力され、指針17は1/4
回転される。次に、「悪化」から「晴れ」に変わる場合
には、気圧の下降により第1接点4に接触していた接片
8が一旦離れて「悪化」を示す状態になり、その後再び
気圧が上昇して第1接点4に接触した状態になる。
このため、前述したように、接片8が第1接点4から離
れたときにアンドゲート30から出力される信号により
FF38はセツトされ、その出力Qからの信号を入力す
るアンドゲート60が開状態になつている。
ここで、再び接片8が第1接点4に接触すると、BD1
6から出力されるHレベルの信号は、このアンドゲート
60の出力に発生し、この信号に応答してワンシヨツト
回路64からパルスが出力される。
このパルスはオアゲート68を介してFF76のクロツ
ク入力φに印加され、その立ち上がりに同期してFF7
6の出力Q、はそれぞれH、Lレベルになる。このF
F76の出力QからのHレベル信号はオアゲート78を
介してFF80のデータ入力Dに印加され、これにより
FF80の出力状態が切り換わり、前述した動作と同様
にしてオアゲート84から15個のパルスが出力され
る。
このように15個のバルスが出力されると、15進カウ
ンタ86からはキヤリー信号が出力され、この信号によ
りFF80は一旦リセツトされ、またこのときに開状態
になつているアンドゲート90を介して3進カウンタ9
2にHレベルの信号が印加されてそのカウントを1進め
る。
この状態のときにFF76の出力Q、はまだH、Lレ
ベルに保たれているので、FF80は再びその出力Q、
をそれれそれH、Lレベルにする。
このため、再び15個のパルスが出力される。
この動作は、15進カウンタ86からのキヤリー信号を
カウントする3進カウンタ92からキヤリー信号が出力
されるまでくり返し続けられる。
そして、この3進カウンタ92からキヤリー信号が出力
されると、この信号はオアゲート94を介してFF76
のリセツト入力Rに印加され、これをリセツトする。
このようにFF76の出力Q、からの信号がL、Hレ
ベルになると、FF80のデータ入力DにはLレベルの
信号が印加されることになり、15進カウンタ86から
出力される3回目のキヤリー信号によりリセツトされた
ときの出力状態を維持することになる。
従つて、その出力Q、はL、Hレベルになり、アンド
ゲート82は閉状態、15進カウンタ86はリセツト状
態になつて、オアゲート84からのパルスの出力は停止
する。
この動作によれば15個のパルスを出力することが3回
くり返されるので、この結果駆動回路98には45個の
パルスが印加されることになる。
このため、指針17は3/4回転することになり、第2図
に示す「悪化」領域13bから「雨」及び「快方」領域
13c、13dを通過して「晴れ」領域13aの中央ま
で移動する。
一方、「快方」から「雨」に変わる場合には、第2接点
6に接触していた接片8が一旦離れ、その後再び第2接
点6に接触するので、このときにBD18から出力され
るHレベルの信号は、「快方」を記憶するFF38から
の信号により開状態になつているアンドゲート62の出
力に発生する。ワンシヨツト回路66は、このアンドゲ
ート62からの信号に応答してパルスを出力し、このパ
ルスはオアゲート68を介してFF76に印加される。
これにより、前述した動作と同様にして15個のパルス
が3回くり返してオアゲート84から駆動回路98に印
加される。
この結果、指針17は、「快方」領域13dから「晴
れ」及び「悪化」領域13a、13bを通過して「雨」
領域13cの中央に停止する。
上記実施例においては、一方向に回転するステツプモー
タを用いているため、表示位置決定回路40内の第1及
び第2検出回路42、44の出力信号によりそれぞれ1/
4回転及び3/4回転させることを指示しているが、リバー
シブルステツプモータを使用した場合には、第1及び第
2検出回路42、44の出力信号をそれぞれ例えば時計
方向及び反時計方向への回転を指示する信号として使用
する。
そして、この信号に応答してリバーシブルステツプモー
タを1/4回転ずつ正逆転制御するように表示位置制御回
路70と駆動回路98を構成すれば良い。
(考案の効果) 本考案によれば、予測した天気を明示する天気傾向装置
において、外部スイツチの操作により初期表示状態を適
正な状態に変更することができる。
特に、外部スイツチの操作時間に応じて表示を微細に移
行させたりあるいは所定区間移行させることができるの
で、簡単かつ迅速に所望の天気表示に変更することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係る天気傾向装置の回路構
成を示す図、 第2図は第1図に示す天気傾向装置の外観図、 第3図は第2図に示す天気傾向装置の断面図である。 3……パワーオンクリア回路、10……天気判断回路、 34……悪化快方記憶回路、 40……表示位置決定回路、 69……基準パルス発生器、 70……表示位置制御回路、96……表示装置、 114……外部スイツチ、116……表示変更回路。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】駆動装置により表示部材を移動することに
    より複数の天気傾向の1つを明示する天気傾向装置にお
    いて、 初期状態を設定するための外部スイッチと、 該外部スイッチの操作に応じて天気傾向の表示を移動さ
    せる表示変更回路と、 を設けたことを特徴とする天気傾向装置の初期設定回
    路。
  2. 【請求項2】前記表示変更回路は、前記外部スイッチの
    操作時間に応じて、天気傾向の表示を微移動させる第1
    の表示変更回路と天気傾向の表示を他の表示となるよう
    に所定移動させる第2の表示変更回路と、からなること
    を特徴とする請求項1記載の天気傾向装置の初期設定回
    路。
JP721490U 1990-01-29 1990-01-29 天気傾向装置の初期設定回路 Expired - Lifetime JPH0613519Y2 (ja)

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