JPH0616322Y2 - 天気傾向装置の初期設定回路 - Google Patents

天気傾向装置の初期設定回路

Info

Publication number
JPH0616322Y2
JPH0616322Y2 JP1553590U JP1553590U JPH0616322Y2 JP H0616322 Y2 JPH0616322 Y2 JP H0616322Y2 JP 1553590 U JP1553590 U JP 1553590U JP 1553590 U JP1553590 U JP 1553590U JP H0616322 Y2 JPH0616322 Y2 JP H0616322Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
output
weather
gate
circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1553590U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH03109082U (ja
Inventor
宏 清水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Rhythm Watch Co Ltd
Original Assignee
Rhythm Watch Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Rhythm Watch Co Ltd filed Critical Rhythm Watch Co Ltd
Priority to JP1553590U priority Critical patent/JPH0616322Y2/ja
Publication of JPH03109082U publication Critical patent/JPH03109082U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0616322Y2 publication Critical patent/JPH0616322Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Displays For Variable Information Using Movable Means (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、気圧計を用いて現在の気圧を計測し、その計
測信号から今後の天気を予測して表示する天気傾向装置
に関するものであり、特にその表示の初期状態を設定す
る初期設定回路に関するものである。
(従来の技術) 従来の天気傾向を表示する装置としては、特開昭63−
144286号公報に開示されている時計に組み込まれ
ているのがあつた。
この装置においては、時計の表示部内に天気を表示する
部分が複数設けられており、この天気表示を切換点灯す
ることにより予測天気を表示していた。
しかしながら、この従来の装置においては、LED、液
晶等により天気を表示していたので、消費電力が増大
し、表示の表現が限られ、さらにより動きのある表示に
するには複雑な回路が必要である等の欠点があり、これ
を解決することが望まれていた。
そこで、本願出願人は、予測した天気傾向の1つを明示
する天気傾向装置を提案し、前記従来の装置の欠点を解
消している。
(考案が解決しようとする課題) 前述した天気傾向の1つを明示する天気傾向装置におい
ては、ステツプモータ等の駆動装置により複数の天気表
示が設けられた天気表示部を駆動し、天気表示の1つを
明示するように構成されている。
この場合、初期状態における天気表示と予測された天気
とが必ずしも一致しないことがあり、初期状態において
表示と予測天気とを一致させることが必要であつた。
本考案の目的は、初期状態における天気表示を自動的に
設定することができる天気傾向装置の初期設定回路を提
供することにある。
(課題を解決するための手段) 本考案の天気傾向装置の初期設定回路は、気圧の変化に
より天気を検出して天気情報を出力する天気判断回路
と、天気情報に対応する天気の1つを明示する指示部材
を有する表示装置と、天気情報に応じて表示位置を決定
する表示位置決定回路と、この表示位置決定回路からの
信号に応じて表示装置の表示を移行させる表示位置制御
回路と、を有する天気傾向装置において、電源投入を検
出して表示位置を基準位置まで移行させる基準位置設定
回路と、この基準位置設定回路からの信号と天気情報を
入力して表示装置を基準位置から天気情報に対応する表
示まで移行させる初期表示位置設定回路と、表示装置の
初期位置の設定が終了するまで表示位置決定回路から表
示位置制御回路への信号の印加を阻止するゲート回路
と、から構成されている。
(作用) 本考案に係る天気傾向装置において、電源を投入する
と、基準位置設定回路がこれを検出し、表示装置を基準
位置まで移行させる。
次に、初期位置設定回路が基準位置から天気情報に応じ
た位置まで表示を移行させる。
このように、一旦基準位置まで表示を移行させ、その後
天気情報に応じた位置まで移行させることにより、電源
投入時における表示位置を検出することなく、常に基準
位置からの移行だけで初期位置を設定することが可能で
ある。
また、初期位置設定中には、ゲート回路により表示位置
決定回路から表示位置制御回路への信号の印加を阻止し
ているので、初期位置の設定が終了するまで表示の移行
が行なわれることがない。
(実施例) 以下図面に基づいて本考案の実施例を説明する。
第1図は本考案の一実施例に係る天気傾向装置の回路構
成を示す図、第2図は第1図に示す天気傾向装置の外観
を示す正面図、第3図はその断面図である。
はしめに、第2図及び第3図を用いて本実施例における
天気表示を説明する。
11は天気表示部であり、天気の状態を示す複数の絵が
描かれた円形の天気表示板13と、その中心より突出す
る駆動軸15に取り付けられた指針17と、から構成さ
れている。
この天気表示板13は、その表面が4分割されており、
分割された4つの領域13a〜13dにはそれぞれ「晴
れ」、「悪化」、「雨」、「快方」を示す絵が描かれて
いる。
通常、天気は晴れを基準とすると、低気圧の通過により
悪化し、そして低気圧が通過すると快方に向かう。
従つて、基本的には「晴れ」、「悪化」、「雨」、「快
方」の順に変化するので、天気表示板13には時計方向
にこの順番に従つて絵が描かれている。
19は指針17の駆動部であり、後述する制御回路及び
モータが収納されている。
21は天気表示部11と、駆動部19が取り付けられる
ケースである。
23は天気表示板13の「晴れ」領域13aの中央に配
置されたフオトセンサである。
この天気傾向装置においては、電源を投入すると即座に
指針17が回転し、この指針17が基準位置に達したこ
とをフオトセンサ23にて検出する。そして、この基準
位置、即ち本実施例においては「晴れ」領域13aから
予測した天気に対応する領域まで指針17は駆動されて
停止する。
これにより指針17の初期位置は、現在予測した天気に
一致することになり、その後は気圧の上昇あるいは下降
に応じて指針17の位置は移行される。
次に第1図に基づいて上記初期設定を行なう天気傾向装
置の回路構成を説明する。
10は天気判断回路であり、第1及び第2接点4、6と
その間を一定値幅の気圧変化に応じて移動する接片8と
からなる気圧変化検出器2と、第1及び第2接点4、6
からの各出力線とグランドとの間にそれぞれ接続された
抵抗12、14と、これらと共に第1及び第2接点4、
6からの各出力線に接続されたバウンスデイレイ回路
(以下「BD」と略称する)16、18と、このBD1
6からの信号をセツト入力Sに入力しかつBD18から
の信号を後述する電源投入検出回路からの信号PCと共
にオアゲート22を介してリセツト入力Rに入力するフ
リツプフロツプ(以下「FF」と略称する)24と、B
D16、18からの信号をそれぞれインバータ26、2
8を介して各一入力端に入力しかつFF24の出力Q、
からの信号をそれぞれ各他の入力端に入力するアンド
ゲート30、32と、から構成されている。
尚、本実施例における気圧変化検出器2は、機械的に気
圧を検出するものであるが、この他抵抗ブリツジ等によ
り検出するものを用いることもできる。
40は表示位置決定回路であり、「悪化」と「快方」の
状態を記憶する悪化快方記憶回路34と、例えば「晴
れ」、「悪化」、「雨」、「快方」の順に移行する場合
を第1の移行、また「悪化」から「晴れ」、又は「快
方」から「雨」に移行する場合を第2の移行とすると、
第1の移行を検出する第1検出回路42と、第2の移行
を検出する第2検出回路44とから構成されている。
この悪化快方記憶回路34は、アンドゲート30からの
信号をセツト入力Sに入力しかつアンドゲート32から
の信号を信号PCと共にオアゲート36を介してリセツ
ト入力Rに入力するFF38から構成されている。
また、第1検出回路42は、BD16、18からの信号
をそれぞれ各一入力端に入力しかつFF38の出力、
Qからの信号をそれぞれ各他の入力端に入力するアンド
ゲート46、48と、アンドゲート30、32、46、
48の出力信号をそれぞれ入力するワンシヨツト回路5
0〜56と、その出力信号を入力するオアゲート58
と、から構成されている。
さらに、第2検出回路44は、BD16、18からの信
号をそれぞれ各一入力端に入力しかつFF38の出力
Q、からの信号をそれぞれ各他の入力端に入力するア
ンドゲート60、62と、その出力信号をそれぞれ入力
するワンシヨツト回路64、66と、その出力信号を入
力するオアゲート68と、から構成されている。
70は表示位置制御回路であり、高周波数信号を出力す
る発振器72とその高周波数信号を分周して1、2、
4、8、16、32Hzの信号からなる基準信号を出力す
る分周器74とからなる基準信号発生回路71と、デー
タ入力DがHレベルに接続されかつ後述するゲート回路
を介してオアゲート68からの信号をクロツク入力φに
入力するFF76と、その出力Qからの信号を入力する
と共にゲート回路を介してオアゲート58からの信号を
入力するオアゲート78と、その出力信号をデータ入力
に入力すると共に16Hz信号をクロツク入力φに入力す
るFF80と、その出力Qからの信号と16Hz信号を入
力するアンドゲート82と、その出力信号Aを入力して
カウントする15進カウンタ86と、その出力Qからの
キヤリー信号と信号PCをFF80のリセツト入力Rに
印加するオアゲート88と、そのキヤリー信号とFF7
6の出力Qからの信号を入力するアンドゲート90と、
その出力信号をクロツク入力φに入力する3進カウンタ
92と、その出力Qからのキヤリー信号と信号PCを入
力してFF76のリセツト入力Rに印加するオアゲート
94と、から構成されている。
96は表示装置であり、駆動回路98と、駆動装置10
0と、天気表示部102とから構成されている。
この駆動回路98は、表示位置制御回路70及び後述す
る基準位置設定回路と初期表示位置設定回路からの各出
力信号を入力するオアゲート103と、その出力信号を
クロツク入力φに入力しかつその出力からの信号をデ
ータ入力Dに入力して入力信号を1/2分周するFF1
04と、その出力Q、からの信号をそれぞれ各一入力
端に入力しさらにオアゲート103からの信号を各他の
入力端に入力するアンドゲート106、108と、その
出力信号をそれぞれ増幅して駆動装置100に印加する
増幅回路110、112から構成されている。
また、駆動装置100は、本実施例においては一方向に
回転するステツプモータで構成されており、例えば60
パルス入力すると1回転するように設定されている。
天気表示部102は、第2図及び第3図に示す構成から
なり、天気をアナログ表示するものである。114は基
準位置設定回路であり、Hレベルとグランドとの間に直
列に接続された抵抗118とコンデンサ120とその間
からの信号を反転して信号PCとして出力するインバー
タ122とから構成された電源投入検出回路116と、
信号PCをセツト入力Sに入力するFF124と、16
Hzと32Hz信号を合成するアンドゲート126と、その
出力信号とFF124の出力Qからの信号を入力するア
ンドゲート128と、その出力信号を増幅する増幅器1
30と、その出力信号を入力して発光する発光素子13
4と指針17により反射されたその光を受光すると信号
を出力する受光素子136とからなるフオトセンサ13
2と、その出力信号を入力する波形整形回路138と、
その出力信号をインバータ140を介して入力すると共
にアンドゲート128の出力信号を入力するアンドゲー
ト142と、その出力信号とインバータ144にて反転
された信号PCとを入力してFF124のリセツト入力
Rに信号を印加するアンドゲート146と、FF124
の出力Q、からの信号をそれぞれデータ入力Dとリセ
ツト入力Rに入力するFF148と、その出力信号と1
6Hz信号を入力して表示装置96のオアゲート103に
信号Bを印加するアンドゲート150と、から構成され
ている。
152は初期表示位置設定回路であり、FF124の出
力Qからの信号をインバータ154を介してクロツク入
力φに入力すると共にデータ入力DがHレベルに接続さ
れたFF156と、その出力Qからの信号をデータ入力
Dに入力するFF158と、その出力信号と16Hz信号
を入力するアンドゲート160と、天気判断回路10か
らの「雨」、「快方」及び「悪化」を示す信号を入力す
るデコーダ162と、その出力するコード信号に応じた
数だけアンドゲート160の出力信号に発生するパルス
をカウントするプログラマブルカウンタ(以下「PG」
と略称する)164と、その出力からのキヤリー信号を
インバータ166を介してクロツク入力φに入力すると
共にデータ入力DがHレベルに接続されたFF168
と、その出力Qからの信号と信号PCと天気判断回路1
0からの「晴れ」を示す信号を入力してFF156のリ
セツト入力Rに印加するオアゲート170と、から構成
されている。
172は表示位置決定回路40と表示制御回路70との
間に設けられたゲート回路であり、FF124、156
の各出力からの信号を共に入力し、さらにオアゲート
58、68からの信号をそれぞれ入力してオアゲート7
8とFF76に出力信号を印加するアンドゲート17
4、176からなるものである。
次に上記構成からなる天気傾向装置の動作を説明する。
はじめに、電池投入又は電源をオン状態にすると、電源
投入検出回路116から出力される信号PCにパルスが
発生する。
FF124はこのパルスを入力するとセツト状態にな
り、その出力QをHレベルにする。
このHレベルの信号を入力したアンドゲート128は開
状態になり、その出力には、アンドゲート126からの
パルス信号が発生し、このパルス信号を増幅したものを
入力する発光素子134は断続的に発光する。
また、このときにFF124からのHレベルの信号をデ
ータ入力Dに入力するFF148は、16Hz信号に同期
してその出力QをHレベルにし、これによりアンドゲー
ト150が開状態になり、その出力信号Bには16Hz信
号が発生する。
この信号Bに発生した16Hz信号は、オアゲート103
を介してFF104及びアンドゲート106、108に
印加され、増幅回路110、112からパルスが出力さ
れて駆動装置100が駆動される。
これにより、第2図及び第3図に示す指針17は駆動さ
れる。
この指針17が基準位置に達すると、発光素子134か
らの光はこの指針17の裏面により反射されて受光素子
136に照射され、これにより受光素子136は導通し
てその出力線にHレベルからLレベルになるパルスが発
生する。
このパルスは、波形整形回路138及びインバータ14
0を介してアンドゲート142に印加され、さらにその
出力に発生し、アンドゲート146を介してFF124
のリセツト入力Rに印加されてこれをリセツトする。
このFF124がリセツトされてその出力Q、がそれ
ぞれL、Hレベルになると、アンドゲート128が閉状
態になるため発光素子134は発光を停止し、またFF
148がリセツトされるためアンドゲート150は閉状
態になり、指針17の駆動も停止する。
この結果、指針17は基準位置としての「晴れ」領域1
3aの中央に停止することになる。
一方、上記のようにFF124がリセツトされてその出
力Qからの信号がLレベルになると、この信号を反転し
て入力するFF156はその立ち上がりに同期してその
出力Q、をそれぞれH、Lレベルにする。
このFF156の出力QがHレベルになると、これを入
力するFF158は16Hz信号に同期してその出力Qを
Hレベルにする。
このため、アンドゲート160は開状態になり、その出
力には16Hz信号が発生する。
この16Hz信号は、前述した信号Bに代わつて表示装置
96に印加され、これによつて指針17は駆動される。
また、このアンドゲート160の出力に発生する16Hz
信号は、PG164のクロツク入力φにも印加されてお
り、ここで設定された値までカウントされる。
このPG164は、デコーダ162からのコード信号に
応じてそのカウント値が15、30、45に設定され
る。
即ち、天気判断回路10からの「悪化」、「雨」、「快
方」をそれぞれ示すアンドゲート30、BD18及びア
ンドゲート32からの信号の状態によりデコーダ162
から15、30、45のカウント値を設定するためのコ
ード信号がそれぞれ出力される。
例えば、接片8が第2接点6に接触してBD18から予
測天気「雨」を示すHレベルの信号が出力されている
と、デコーダ162はPG164のカウント値を30に
設定する。
ここで、前述したようにPG164のクロツク入力φに
16Hz信号が印加されると、PG164はカウントを開
始し、そのカウント値が30になると出力Cからキヤリ
ー信号を出力する。
FF168はこのキヤリー信号に同期してその出力Qを
Hレベルにし、この信号をオアゲート170を介してリ
セツト入力Rに入力するFF156はリセツトされる。
このため、FF158は16Hz信号に同期してその出力
QをLレベルにし、アンドゲート160は閉状態になつ
て表示装置96への16Hz信号の印加は停止する。
この結果、指針17はPG164がカウントする間にア
ンドゲート160から駆動回路98に印加された30個
のパルスにより30ステツプ運針されることになり、
「雨」領域13cの中央まで移動して停止する。
尚、本実施例においては60パルス入力すると1回転す
るステツプモータを駆動装置100として使用している
ためPG164のカウント値を15、30、45等に設
定しているが、他のステツプモータを使用する場合には
これに合うように任意に変更可能なものである。
また、本実施例においては、指針17の基準位置を「晴
れ」領域13aの中央に設定しているので、天気判断回
路10からの予測天気「晴れ」を示す信号によりPG1
64のカウント値が設定されることはなく、さらにFF
156がこの「晴れ」を示すBD16からの信号により
セツトされるので基準位置に達した指針17は初期表示
位置設定回路152によりさらに駆動されることがな
い。
上記のように電源投入時から指針17が基準位置に達す
るまではFF124の出力はLレベルに保たれ、また
指針17が基準位置から初期表示位置まで移動する間は
FF156の出力がLレベルに保たれるので、電源投
入時から初期表示位置が設定されるまでの間、ゲート回
路172内のアンドゲート174、176は閉状態に保
たれる。
このため、上記のように初期表示位置が設定されるまで
は通常の動作に入ることが阻止される。
そして、初期設定が終了すると、FF124、156の
出力は共にHレベルになるので、アンドゲート17
4、176は共に開状態になる。
このように初期状態が設定されると、以後天気判断回路
10からの天気情報に応じて指針17は駆動される。
例えば、今接片8が第1接点4に接触しており、第2図
に示す指針17が「晴れ」領域13a内にあるときに、
気圧が下降して接片8が第1接点4から離れると、BD
16の出力信号はHレベルからLレベルになり、これに
よりアンドゲート30の出力信号がHレベルになる。
この信号は「悪化」を示す信号であり、FF38のセツ
ト入力Sに印加されてこれをセツト状態にして「悪化」
を記憶させると共に、ワンシヨツト回路50からパルス
を出力させ、「晴れ」から「悪化」へ移行することを指
示する。
このパルスがオアゲート58からさらにアンドゲート1
74及びオアゲート78を介してFF80に印加される
と、このFF80はその出力Q、をそれぞれH、Lレ
ベルにする。
これにより、アンドゲート82は開状態になり、その出
力には16Hz信号が発生する。
また、15進カウンタ86はリセツト解除され、アンド
ゲート82からの16Hz信号を入力してこれをカウント
する。
このときにアンドゲート82からの16Hz信号は、駆動
回路98に印加され、さらに駆動装置100を駆動す
る。
これにより、第2図に示す指針17は、アンドゲート8
2の出力に発生する信号Aの1パルス毎に1/60回転
ずつ運針される。
その後、アンドゲート82からの信号に15個のパルス
が発生し、指針17が1/4回転されて「悪化」領域1
3bの中央に達すると、15進カウンタ86の出力Qか
らキヤリー信号が出力される。このキヤリー信号はFF
80のリセツト入力Rに印加されてこれをリセツトし、
FF80はその出力Q、をそれぞれL、Hレベルに切
り換える。
これにより、アンドゲート82は閉状態になつてその出
力信号はLレベルになり、また15進カウンタ86はリ
セツトされる。
また、このように指針17が「悪化」を示しているとき
にさらに気圧が一定値下降して接片8が第2接点6に接
触した場合、BD18から出力される「雨」を示すHレ
ベルの信号は、現在の表示が「悪化」であることを記憶
しているFF38からの信号により開状態になつている
アンドゲート48の出力に発生する。
この信号に応答してワンシヨツト回路56からパルスが
出力され、オアゲート58及びアンドゲート174を介
して表示位置制御回路70内のオアゲート78に印加さ
れる。
このようにオアゲート58及びアンドゲート174を介
して表示位置制御回路70内のオアゲート78にHレベ
ルの信号が印加されるには、上述したような「晴れ」か
ら「悪化」、「悪化」から「雨」に変わる場合と、さら
に「雨」から「快方」、「快方」から「晴れ」に変わる
場合がある。
この「雨」から「快方」に変わる場合には、気圧の上昇
により接片8が第2接点6から離れ、これにより既にリ
セツトされているFF24の出力信号とインバータ28
にて反転されたBD18からの信号によりアンドゲート
32から「快方」を示すHレベルの信号が出力され、こ
の信号に応答してワンシヨツト回路52からパルスが出
力されてオアゲート58及びアンドゲート174を介し
て信号が出力される。
また、「快方」から「晴れ」に変わる場合には、さらに
気圧が上昇し、接片8が第1接点4に接触し、これによ
りBD16からHレベルの信号が出力される。
この信号と、既に「快方」が検出されたときにこのとき
の状態を記憶しているFF38からの信号とによりアン
ドゲート46の出力信号はHレベルになり、この信号に
応答してワンシヨツト回路54からパルスが出力され、
オアゲート58及びアンドゲート174を介して表示位
置制御回路70内のオアゲート78に印加される。
このように、オアゲート58及びアンドゲート174か
ら信号が出力された場合には、全て指針17を1/4回
転させて予測した天気に表示を移行させることが必要で
あり、この場合には前述した動作と同様にして表示位置
制御回路70内のアンドゲート82から15個のパルス
が出力され、指針17は1/4回転される。
次に、「悪化」から「晴れ」に変わる場合には、気圧の
下降により第1接点4に接触していた接片8が一旦離れ
て「悪化」を示す状態になり、その後再び気圧が上昇し
て第1接点4に接触した状態になる。
このため、接片8が第1接点4から離れたときにアンド
ゲート30から出力される信号によりFF38はセツト
され、その出力Qからの信号を入力するアンドゲート6
0が開状態になつている。
ここで、再び接片8が第1接点4に接触すると、BD1
6から出力されるHレベルの信号は、このアンドゲート
60の出力に発生し、この信号に応答してワンシヨツト
回路64からパルスが出力される。このパルスはオアゲ
ート68及びアンドゲート176を介してFF76のク
ロツク入力φに印加され、その立ち上がりに同期してF
F76の出力Q、はそれぞれH、Lレベルになる。
このFF76の出力QからのHレベル信号はオアゲート
78を介してFF80のデータ入力Dに印加され、これ
によりFF80の出力状態が切り換わり、前述した動作
と同様にしてアンドゲート82から15個のパルスが出
力される。
このように15個のパルスが出力されると、15進カウ
ンタ86からはキヤリー信号が出力され、この信号によ
りFF80は一旦リセツトされ、またこのときに開状態
になつているアンドゲート90を介して3進カウンタ9
2にHレベルの信号が印加されてそのカウントを1進め
る。
この状態のときにFF76の出力Q、はまだH、Lレ
ベルに保たれているので、FF80は再びその出力Q、
をそれぞれH、Lレベルにする。
このため、再び15個のペルスが出力される。
この動作は、15進カウンタ86からのキヤリー信号を
カウントする3進カウンタ92からキヤリー信号が出力
されるまでくり返し続けられる。
そしてこの3進カウンタ92からキヤリー信号が出力さ
れると、この信号はオアゲート94を介してFF76の
リセツト入力Rに印加され、これをリセツトする。
このようにFF76の出力Q、からの信号がL、Hレ
ベルになると、FF80のデータ入力DにはLレベルの
信号が印加されることになり、15進カウンタ86から
出力される3回目のキヤリー信号によりリセツトされた
ときの出力状態を維持することになる。
従つて、その出力Q、はL、Hレベルになり、アンド
ゲート82は閉状態、15進カウンタ86はリセツト状
態になつて、アンドゲート82からのパルスの出力は停
止する。
この動作によれば15個のパルスを出力することが3回
くり返されるので、この結果駆動回路98には45個の
パルスが印加されることになる。
このため、指針17は3/4回転することになり、第2
図に示す「悪化」領域13bから「雨」及び「快方」領
域13c、13dを通過して「晴れ」領域13aの中央
まで移動する。
一方、「快方」から「雨」に変わる場合には、第2接点
6に接触していた接片8が一旦離れ、その後再び第2接
点6に接触するので、このときにBD18から出力され
るHレベルの信号は、「快方」を記憶するFF38から
の信号により開状態になつているアンドゲート62の出
力に発生する。ワンシヨツト回路66は、このアンドゲ
ート62からの信号に応答してパルスを出力し、このパ
ルスはオアゲート68及びアンドゲート176を介して
FF76に印加される。
これにより、前述した動作と同様にして15個のパルス
が3回くり返してアンドゲート82から駆動回路98に
印加される。
この結果、指針17は、「快方」領域13dから「晴
れ」及び「悪化」領域13a、13bを通過して「雨」
領域13cの中央に停止する。
上記実施例においては、一方向に回転するステツプモー
タを用いているため、表示位置決定回路40内の第1及
び第2検出回路42、44の出力信号によりそれぞれ1
/4回転及び3/4回転させることを指示しているが、
リバーシブルステツプモータを使用した場合には、第1
及び第2検出回路42、44の出力信号をそれぞれ例え
ば時計方向及び反時計方向への回転を指示すを信号とし
て使用する。
そして、この信号に応答してリバーシブルステツプモー
タを1/4回転ずつ正逆転制御するように表示位置制御
回路70と駆動回路98を構成すれば良い。
(考案の効果) 本考案によれば、電源投入時に自動的に現在の予測天気
に表示を合わせることができるので、使用者が合わせる
必要がなくなる。
また、外部スイツチを設ける必要がないので、スイツチ
を設けるスペースも不要となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係る天気傾向装置の回路構
成を示す図、 第2図は第1図に示す天気傾向装置の外観図、 第3図は第2図に示す天気傾向装置の断面図である。 10……天気判断回路、40……表示位置決定回路、 70……表示位置制御回路、96……表示位置、 114……基準位置設定回路、 152……初期表示位置設定回路、 172……ゲート回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】気圧の変化により天気を検出して天気情報
    を出力する天気判断回路と、 前記天気情報に対応する天気の1つを明示する表示装置
    と、 前記天気情報に応じて表示位置を決定する表示位置決定
    回路と、 該表示位置決定回路からの信号に応じて前記表示装置の
    表示を移行させる表示位置制御回路と、を有する天気傾
    向装置において、 電源投入を検出して前記表示装置を基準位置まで移行さ
    せる基準位置設定回路と、 該基準位置設定回路からの信号と前記天気情報を入力し
    て前記表示装置を基準位置から天気情報に対応する表示
    まで移行させる初期表示位置設定回路と、 前記表示装置の初期位置の設定が終了するまで前記表示
    位置決定回路から前記表示位置制御回路への信号の印加
    を阻止するゲート回路と、 からなることを特徴とする天気傾向装置の初期設定回
    路。
JP1553590U 1990-02-19 1990-02-19 天気傾向装置の初期設定回路 Expired - Lifetime JPH0616322Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1553590U JPH0616322Y2 (ja) 1990-02-19 1990-02-19 天気傾向装置の初期設定回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1553590U JPH0616322Y2 (ja) 1990-02-19 1990-02-19 天気傾向装置の初期設定回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03109082U JPH03109082U (ja) 1991-11-08
JPH0616322Y2 true JPH0616322Y2 (ja) 1994-04-27

Family

ID=31518836

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1553590U Expired - Lifetime JPH0616322Y2 (ja) 1990-02-19 1990-02-19 天気傾向装置の初期設定回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0616322Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018112503A (ja) * 2017-01-13 2018-07-19 セイコーインスツル株式会社 時計および時計の制御方法

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4881925B2 (ja) * 2008-08-29 2012-02-22 本田技研工業株式会社 排気リサイクルシステム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018112503A (ja) * 2017-01-13 2018-07-19 セイコーインスツル株式会社 時計および時計の制御方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH03109082U (ja) 1991-11-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2564739B2 (ja) 時 計
JPS6345516A (ja) 電池寿命表示付電子体温計
US4278325A (en) Electronic timepiece
US4147021A (en) Electronic watch having an alarm means
JPH0616322Y2 (ja) 天気傾向装置の初期設定回路
US4308607A (en) Electronic timepiece
JPH0613519Y2 (ja) 天気傾向装置の初期設定回路
US4094136A (en) Electronic timepiece inspection circuit
JPH0613520Y2 (ja) 天気傾向装置
US4175377A (en) Timepiece with display device for warning battery life
JPH0640134B2 (ja) 天気傾向装置
US4198148A (en) Display device in camera view finder
JPS6212683B2 (ja)
JP2597110B2 (ja) 電子時計
JPH0558153B2 (ja)
JPS60171478A (ja) 指針式多機能電子時計
JPH11142542A (ja) 時 計
JPS6245337Y2 (ja)
JPS6033409Y2 (ja) レベル表示装置
JPS6037714Y2 (ja) テ−プ走行方向表示装置
JPS60154889U (ja) 電子時計
JPH0613518Y2 (ja) 天気報知装置
JP2502122Y2 (ja) 照明付アラ―ム時計
JPS5813352Y2 (ja) 音反応スイツチ付時計
JPS5814997B2 (ja) デジタル電子時計の時刻修正装置

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term