JPH06134965A - 電子部品のマーキング方法 - Google Patents

電子部品のマーキング方法

Info

Publication number
JPH06134965A
JPH06134965A JP4291512A JP29151292A JPH06134965A JP H06134965 A JPH06134965 A JP H06134965A JP 4291512 A JP4291512 A JP 4291512A JP 29151292 A JP29151292 A JP 29151292A JP H06134965 A JPH06134965 A JP H06134965A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
marking
electronic component
screen
squeegee
fixed base
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4291512A
Other languages
English (en)
Inventor
Kyoji Takakura
恭二 高倉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Corp
Original Assignee
Kyocera Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Corp filed Critical Kyocera Corp
Priority to JP4291512A priority Critical patent/JPH06134965A/ja
Publication of JPH06134965A publication Critical patent/JPH06134965A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Screen Printers (AREA)
  • Details Of Resistors (AREA)
  • Apparatuses And Processes For Manufacturing Resistors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 スクリーンや電子部品のダメージが少なく、
高品位のマーキングが長期にわたり得られ、さらにマー
キング装置が汎用性に優れた電子部品のマーキング方法
を提供する。 【構成】 外装樹脂21モールドされた電子部品2が収
納される凹部13を有し、且つ凹部13の底面14が上
下可動可能な固定台1に、電子部品2を収納して、固定
台1の上方から所定形状のマーキングが印刷されるよう
に製版したスクリーン3を介して、スキージ5の押圧に
よって、マーキングインク4を電子部品2の外装樹脂2
1の表面に印刷する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ハイブリッドICのよ
うに外装樹脂モールドされた電子部品のマーキング方法
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ハイブリッドIC、抵抗ネットワーク、
圧電共振子など電子部品素体の表面に外装樹脂でモール
ドした電子部品において、その製品型番、特性などを表
記するためのマーキング方法として、従来は、印刷法、
転写法(特開昭62−105411号)、レーザーなど
による罫書法などがあった。
【0003】このなかで、最も大量処理できる方法とし
ては印刷法があげられる。
【0004】図3は、従来の印刷によるマーキングの概
念を説明するための図である。
【0005】図において、31は固定台であり、32・
・・は位置決め凹部であり、33は電子部品であり、3
4は製版スクリーンであり、35はマーキングインクで
あり、36はスキージである。
【0006】固定台31には、複数の電子部品33・・
・を位置決めするための凹部32が形成されており、こ
の凹部32内に夫々電子部品33・・・が収納されてい
た。
【0007】この状態で、電子部品33・・・の外装樹
脂に所定形状のマーキングが施せるように製版処理した
スクリーン34を介して、スキージ36を押圧(以下、
印圧という)しながら摺動させて、マーキングを行って
いた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、外装樹脂をモ
ールドした電子部品33・・の樹脂の厚みは、製造ロッ
トによって若干のばらつきがあり、スキージ36で押圧
されたスクリーン35は、電子部品33・・・の厚みの
ばらつきがあるため、スクリーン35に与えられる印圧
が変動ししてまい、スキージ36、スクリーン35及び
電磁波芯部品33・・のダメージが大きく、同一のスク
リーンで印刷回数を重ねると、印刷がずれたり、滲んだ
りしてしまい、高品位のマーキングが困難であった。
【0009】また、電子部品33・・の品種により、電
子部品33・・・の厚みは大きくことなり、各品種に応
じた固定台31を複数準備しておく必要があり、汎用性
に欠けていた。
【0010】本発明は上述の問題点に鑑みて案出された
ものであり、その目的は、スクリーンや電子部品のダメ
ージが少なく、高品位のマーキングが長期にわたり得ら
れ、さらにマーキング装置が汎用性に優れた電子部品の
マーキング方法を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、固定台
に設けた底面が上下可動する凹部内に外装樹脂モルード
された電子部品を収容するとともに、固定台の上方に、
開孔を有し、且つ上部にインクとスキージが配されたス
クリーン製版を配置し、前記スクリーン製版の上部にス
キージを摺動させ、インクをスクリーン製版の開孔を通
し電子部品の外装モールドに被着させることによって電
子部品の表面にマーキングを印刷することを特徴とする
電子部品のマーキング方法である。
【0012】
【作用】本発明によれば、電子部品が収納された凹部の
底面が、上下可動可能であるため、上方からスクリーン
製版を介してスキージの押圧が印加されても、電子部品
の厚みの変動による印圧の変動が、凹部の底面の上下可
動可能で緩和されるため、実質的に印圧が所定値とな
り、過剰印圧が電子部品やスキージ、スクリーン製版に
かかることがなく、ダメージが少なく、さらに、安定し
た印刷状態が維持でき、高品位のマーキングが可能とな
る。
【0013】
【実施例】以下、本発明の電子部品のマーキング方法を
図面に基づいて詳説する。図1は本発明にかかるマーキ
ング方法を説明する概略図であり、図2は、固定台に電
子部品を配置した状態の平面図である。
【0014】図において、1は固定台であり、2は電子
部品であり、3は製版スクリーンであり、4はマーキン
グインクであり、5はスキージである。
【0015】固定台1は、その表面に電子部品2・・・
を収納するための複数の凹部13が形成されいる。具体
的には固定台1は、平板状の固定台基部11と凹部13
となる貫通穴を有する固定台上部12とからなり、この
固定台基部11上に、固定台上部12を載置・固定する
ことにより、凹部13が形成される。また、凹部13の
底面14は、バネなどの緩衝部材15によって支持され
ており、底面14の上方から所定圧力以上がかかると、
底面14が若干沈むように構成されている。また、凹部
13の開口周囲の一部には、電子部品2・・・を連設す
るためのフレーム体が配置される窪み部16が形成され
ており、この窪み部16には、電子部品2・・・を位置
決めするための突起17が形成されている。
【0016】電子部品2・・・は、ハイブリッドIC、
抵抗ネットワーク、圧電共振子などであり、リード22
が延出した電子部品素体(図には現れない)の外周にエ
ポキシ樹脂などの外装樹脂21でモールドされている。
このような複数の電子部品2・・・はリード22を介し
てフレーム体23と一体的になっており、このフレーム
体23には、上述の窪み部16から突設した突起17に
嵌合される位置決め穴24が形成されている。尚、この
穴24は、フレーム体23を自動機で処理する際の送り
穴が兼用されている。
【0017】製版スクリーン3は、例えば300メッシ
ュのステンレススクリーンであり、電子部品2・・・の
外装樹脂21に所定形状、例えば数字、模様などが印刷
できるように製版処理されている。
【0018】マーキングインク4は、例えば、有機材に
白色顔料が分散されたペースト、例えば大日本インク製
TRであり、スキージ5は、ウレタン樹脂などからなっ
ている。
【0019】次に、マーキング方法を説明すると、先
ず、固定台1の凹部13に、フレーム体23によって連
設された電子部品2・・を収納する。具体的には、凹部
13に電子部品2の外装樹脂21部分が、窪み部16に
リード22及びフレーム体23が夫々位置されるように
配置し、窪み部16の突起17とフレーム体23の穴2
4とを嵌合して位置決めをおこなう。
【0020】次に、スクリーン3及びスキージ5を印刷
の初期状態に設定し、スキージ5の摺動方向にマーキン
グインク4を供給する。
【0021】次に、スキージ5を押圧して、スクリーン
3を伸展させて、スクリーン3を電子部品2・・・の外
装樹脂21に接触させ、そのままスキージ5を摺動させ
て、マーンキングインク4を外装樹脂21に印刷する。
【0022】この時、若干厚みが異なる電子部品2・・
・が固定台1の凹部13に収納され、スキージ5が電子
部品2の上部を通過した時にスクリーン3を介して電子
部品2・・・に与えられる印圧が変動したとしても、凹
部13の底面が緩衝部材15を介して上下可動するため
には、結局、電子部品2・・・に印加される印圧は、均
一の圧力となる。
【0023】最後に、マーキングインクに応じた条件、
例えば約160℃で90分間加熱乾燥してマーキングが
完了する。
【0024】従って、上述のマーキング方法によれば、
電子部品2・・・に印刷マーキングされるマーキング
は、電子部品2・・・の厚みの変動に係わらず、略均一
印圧によって行われるので、高品位のマーキング印字が
可能となる。
【0025】また、従来発生していた、スキージ3、ス
クリーン4及び電子部品2・・・のダメージが、電子部
品2・・・を収納する凹部13の底面14が上下可動に
より緩和され、ダメージが極小化し、電子部品2・・・
の損傷やスクリーン3の破れ、スキージ5の先端のなま
りが改善されることになる。
【0026】さらに、固定体1には複数の電子部品2・
・・が配置されているので、多量の電子部品2・・・を
高品位印字で一括的に処理できる。
【0027】さらに、厚みが異なる品種の電子部品2・
・・にマーキングを施す際にも、この固定台1をそのま
ま使用でき、汎用性に優れたマーキング方法となる。
【0028】尚、上述の実施例では、凹部13が幅方向
に伸びる条溝で構成されているが、個々の仕切られた凹
部13形状としてもよい。また、凹部13の底面14を
上下可動させ、過剰の印圧を吸収する緩衝部材15とし
てバネを用いたが、バネ以外に、圧縮エアやスポンジ材
などのによって緩衝部材15を構成しても構わない。
【0029】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、スクリ
ーンや電子部品のダメージが少なく、高品位のマーキン
グが長期にわたり得られ、さらにマーキング装置が汎用
性に優れた電子部品のマーキング方法となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電子部品のマーキング方法を説明する
ための概略側面図である。
【図2】本発明の電子部品のマーキング方法を説明する
ための概略平面図である。
【図3】従来の電子部品のマーキング方法を説明するた
めの概略図である。
【符号の説明】
1、31・・・・固定台 11・・・・・・固定台基部 12・・・・・・固定台上部 13、32・・・凹部 14・・・・・・底面 15・・・・・・緩衝部材 2、33・・・・電子部品 3、34・・・・製版スクリーン 4、35・・・・マーキングインク 5、36・・・・スキージ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定台に設けた底面が上下可動する凹部
    内に外装樹脂モルードされた電子部品を収容するととも
    に、固定台の上方に、開孔を有し、且つ上部にインクと
    スキージが配されたスクリーン製版を配置し、前記スク
    リーン製版の上部にスキージを摺動させ、インクをスク
    リーン製版の開孔を通し電子部品の外装モールドに被着
    させることによって電子部品の表面にマーキングを印刷
    することを特徴とする電子部品のマーキング方法。
JP4291512A 1992-10-29 1992-10-29 電子部品のマーキング方法 Pending JPH06134965A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4291512A JPH06134965A (ja) 1992-10-29 1992-10-29 電子部品のマーキング方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4291512A JPH06134965A (ja) 1992-10-29 1992-10-29 電子部品のマーキング方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06134965A true JPH06134965A (ja) 1994-05-17

Family

ID=17769853

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4291512A Pending JPH06134965A (ja) 1992-10-29 1992-10-29 電子部品のマーキング方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06134965A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0736901A1 (en) * 1995-04-05 1996-10-09 Texas Instruments Incorporated Multiple colour marking of integrated circuit packages

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0736901A1 (en) * 1995-04-05 1996-10-09 Texas Instruments Incorporated Multiple colour marking of integrated circuit packages

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH06134965A (ja) 電子部品のマーキング方法
SE8701366D0 (sv) Stenciltryckmaskin anpassad for en tryckning av ett och samma monster i tva olika och motriktade riktningar
EP0029348A2 (en) Metal printing screen for flat screen printing
JPH1076632A (ja) 印刷方法及び印刷機
JPS63313895A (ja) 半田ペ−スト印刷機
JPS63114647A (ja) シルクスクリーンプリンタ
US6234077B1 (en) Method and apparatus for screen printing
US4783670A (en) Ink jet print head and manufacture thereof
JPH08267705A (ja) Cd多色印刷装置
JPH053383B2 (ja)
JP3346803B2 (ja) プリント基板支持方法および装置
JP3146604B2 (ja) スクリーン印刷機
JPH02301479A (ja) パッド印刷方法
JPH05169626A (ja) オフセット印刷装置
JP4539393B2 (ja) スクリーン印刷装置
JPS63280691A (ja) スクリ−ン印刷用の紗張枠
JPH037158Y2 (ja)
JP3163777B2 (ja) インキ供給方法及びインキ供給装置及び凹版印刷方法及び凹版印刷機
JPH0627256A (ja) 文字板の加工治具および文字板の加工方法
JPS63205235A (ja) スクリーン印刷装置
JPH01300589A (ja) 印刷機
JPH09254358A (ja) 印刷装置
JPH047966Y2 (ja)
JPH04344247A (ja) スクリーン印刷版のクリーニング装置
JPH0738247A (ja) 半田印刷方法および印刷機