JPH06131721A - ディスクカートリッジ、光磁気ディスク及び光磁気ディスク記録再生装置 - Google Patents

ディスクカートリッジ、光磁気ディスク及び光磁気ディスク記録再生装置

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JPH06131721A
JPH06131721A JP27622992A JP27622992A JPH06131721A JP H06131721 A JPH06131721 A JP H06131721A JP 27622992 A JP27622992 A JP 27622992A JP 27622992 A JP27622992 A JP 27622992A JP H06131721 A JPH06131721 A JP H06131721A
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JP
Japan
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magneto
optical disk
disk
optical
disc
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Withdrawn
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JP27622992A
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English (en)
Inventor
Shigeaki Wachi
滋明 和智
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 装填したディスク20が保護層22を有する
か否かを保護層検知部26で検知し、周波数発生器27
でディスク20の回転を検出した信号をそれぞれ制御部
30に供給する。制御部30は外部磁界発生用の磁気ヘ
ッド28を装填されたディスクへ接離する方向に昇降駆
動するリフトアップ機構部29を制御して上記ディスク
の回転が所定範囲の回転数にあるときには上記磁界ヘッ
ド28が上記ディスク20から離間する方向に移動させ
て上記リフトアップ機構部29によって移動制御させ
る。 【効果】 装填する前に光磁気ディスクに保護膜が有る
か否かを知ることができ、ユーザに保護膜の有無を意識
して考慮させる必要を回避することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、記録媒体仕様の異なる
記録媒体に対応する識別マークが施されたディスクカー
トリッジ及び/又は光磁気ディスクと、この識別マーク
の検出に応じた処理を磁気ヘッドに対して行う光磁気デ
ィスク記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、光記録媒体は再生専用形の光ディ
スク、追記形(ライトワンスリードメモリ;WORM)
タイプの光ディスク及び書換え可能な光ディスク等があ
る。これら各種のタイプの光ディスクの中で書換え可能
な光ディスクは、コンピュータや電子ファイル等の記録
媒体として期待されている。
【0003】書換え可能な光ディスク中でも3.5イン
チの光ディスクは現在使用されているディスクカートリ
ッジ収納タイプの磁気ディスクと同じ大きさでもあるこ
とから最も市場規模の大きいと目される光ディスクであ
る。このように市場規模の大きさ等から鑑みていち早く
国際規格であるISO規格3.5インチの光ディスクの
仕様が制定されている。
【0004】また、この書換え可能な光ディスクを用い
た記録再生システムには、主に光磁気ディスクシステ
ム、相変化形光ディスクシステム及び有機色素系光ディ
スクシステムの3つがある。特に、光磁気ディスクシス
テムは、基板上に被着形成された垂直磁化膜における磁
化の上向き、あるいは下向きとして情報を記録する。従
って、記憶形態は磁気メモリである。しかしながら、デ
ィスクに対する記録再生は光ピックアップを介して照射
されるレーザ光で行っている。情報記録時にレーザ光は
光磁気ディスクに対して熱源として用いる。光磁気ディ
スクの照射位置の膜の温度は、パルス状に照射されるレ
ーザ光によって局所的に上昇させられる。膜の温度がキ
ュリー温度に近づくと、垂直磁化膜は保磁力が減少す
る。このとき、外部の磁気ヘッドはデータに応じた向き
の磁界を発生させて新たな磁化の向きを光磁気ディスク
に与えて記録する。
【0005】再生時に磁化方向を読み出すため光磁気デ
ィスクシステムは、磁気光学現象であるカー効果を利用
して光磁気ディスク面で反射してくる戻り光の偏光面の
回転方向からデータを再生している。
【0006】現在、この記録再生の原理を用いた光磁気
ディスクシステムは、2つの方式で行っている。第1の
方式による光磁気ディスクシステムは、図5に示す光磁
気ディスクにおけるレーザ光照射面に対する裏面側に配
した磁気ヘッドを常に接触させながら磁界供給する方式
である。この光磁気ディスクシステムでは、光磁気ディ
スク面と磁気ヘッドとが接触しながら記録されているの
で、両者を摩擦による摩耗等で生じる傷から保護するた
めに光磁気ディスクの回転を低速回転で行っている。
【0007】また、第2の方式による光磁気ディスクシ
ステムは、図6に示す磁気ヘッドを一定以上の回転数に
達したとき発生するエアによる浮上力で浮上させるフラ
イングヘッドを用いるコンタクト・スタート・ストップ
方式である。この光磁気ディスクシステムは、光磁気デ
ィスクを高速回転させて浮上したフライングヘッドを所
定の位置に制御する。ところで、光磁気ディスクは、高
速回転に達してフライングヘッドを浮上させるまでの
間、フライングヘッドで擦られることになる。光磁気デ
ィスクは、実際に図7に示す低速回転数N1 までの区
間、光磁気ディスクの安全性を確保できる。また、回転
数が高速なN2 以上の回転数になると、フライングヘッ
ドは光磁気ディスク面から浮上するから、傷等を光磁気
ディスク面に付ける危険を防ぐことができる。しかしな
がら、高速回転させる場合、図7に示す光磁気ディスク
の回転数がN1 〜N2 の区間の危険は回避できない。
【0008】上記光磁気ディスクに生じる危険を避ける
ため、平成2年11月20日に出願された特願平2−3
12618号の明細書及び図面の提案が行われている。
これは、図8の断面図が示すように基板Bに被着した垂
直磁化膜MOの上にフライングヘッドの滑りをよくする
ための滑材入り保護膜、あるいは保護膜の上に滑性層O
Cを被着してフライングヘッドとの摩擦をなるべく少な
くする方法を用いて光磁気ディスクに生じる危険を防い
でいる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、書換え可能
な光ディスクである前記3.5インチのISO規格に基
づく光ディスクは、図9の断面図が示すように基板Bに
被着した垂直磁化膜MOに薄い例えば紫外線硬化樹脂か
らなる保護層Cだけの略々剥き出しの状態である。これ
は、3.5インチのISO規格の光磁気ディスクが光強
度変調で行う仕様であることを示している。ISO規格
を決定したとき、上述したような磁界変調による記録は
前提として考慮されていなかったことによっている。
【0010】また、この3.5インチのISO規格の光
磁気ディスクは回転数に依存することがないため、光磁
気ディスクに接触させながら低速回転で記録再生する光
磁気ディスク記録再生装置でもフライングヘッド仕様の
光磁気ディスク記録再生装置でも使用することができ
る。この光磁気ディスクは低速回転に限定して使用すれ
ば、光磁気ディスク面の安全性は確保できる。
【0011】ところが、この3.5インチのISO規格
に基づく光磁気ディスクをフライングヘッド方式の光磁
気ディスクシステムにローディングした場合、光磁気デ
ィスクの裏面側、すなわち垂直磁化膜層MOは、フライ
ングヘッドと一定の回転数に達するまで接触してこの面
に傷等を生じさせてしまうことになる。
【0012】また、ユーザは同じ3.5インチのISO
規格であれば、ディスク駆動装置に装填して回転数に関
係なく駆動させることができることから、上述した保護
膜処理等の有無を考慮して使用しないのが一般的であ
る。従って、ユーザの不注意等により、保護膜等のない
光磁気ディスクをフライングヘッド方式の光磁気ディス
クシステムにローディングしてディスクに傷等を付ける
危険は避け難い。
【0013】そこで、本発明は、このような実情に鑑み
てなされたものであり、光磁気ディスクに対して表面保
護処理が行われているか否かをユーザに知らせることが
できると共に、この光磁気ディスクの表面処理に対応し
た駆動制御を行うことができるディスクカートリッジ、
光磁気ディスク及び光磁気ディスク記録再生装置の提供
を目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明に係るディスクカ
ートリッジは、光磁気記録層が設けられた光磁気ディス
クを回転自在に収納してなるディスクカートリッジのカ
ートリッジ本体に光磁気ディスクの保護膜の特性を示す
識別部を設けてなることにより、上述の課題を解決す
る。
【0015】また、基板と、この基板の一方の面側に被
着形成された光磁気記録層と、この記録層を保護する保
護層とを備えてなる光磁気ディスクにおいて、上記保護
層の特性を示す識別部を設けてなることにより、上述の
課題を解決する。
【0016】光磁気ディスク記録再生装置は、装填した
ディスクが保護層を有するか否かを検知する保護層検知
部と、ディスクの回転を検出する回転検出部と、外部磁
界発生用の磁界発生手段を装填されたディスクへ接離す
る方向に昇降駆動する昇降手段と、上記ディスクの回転
が所定範囲の回転数にあるときには上記磁界発生手段が
上記ディスクから離間する方向に移動させて上記昇降手
段によって移動制御させる制御手段とを備えてなること
により、上述の課題を解決する。
【0017】ここで、上記制御手段は、装填されたディ
スクの保護膜の特性を示す識別部の検知結果と、上記回
転検出手段からの検出出力とに基づいて上記昇降手段に
よる磁界発生手段の昇降制御のための制御信号を発生さ
せて上記昇降手段を制御している。
【0018】
【作用】本発明のディスクカートリッジは、本体に光磁
気ディスクの保護膜の特性を示す識別部を設けてユーザ
に保護膜の有無を知らせている。また、光磁気ディスク
も保護層の特性を示す識別部を設けて装置内に装填した
後でも保護膜の有無を知る一つの手建てを提供し、フラ
イングヘッド仕様の光磁気ディスク記録再生装置に装填
してはいけないことを知らせることができる。
【0019】光磁気ディスク記録再生装置は、保護層検
知部で検出された装填されたディスクの保護膜の特性を
示す識別部の検出結果と、回転検出部でディスクの回転
を検出した検出出力とに基づき、制御手段で外部磁界発
生用の磁界発生手段を装填されたディスクへ接離する方
向に昇降駆動する昇降手段を制御して上記ディスクの回
転が所定範囲の回転数にあるときには上記磁界発生手段
を上記ディスクから離間する方向に移動させる。
【0020】
【実施例】以下、本発明に係るディスクカートリッジ、
光磁気ディスク及び光磁気ディスク記録再生装置の一実
施例について、図面を参照しながら説明する。
【0021】先ず、本発明のディスクカートリッジにつ
いて図1に示す光磁気記録層が設けられた光磁気ディス
クを回転自在に収納してなるディスクカートリッジのク
ランプ側の概略的な外観斜視図を参照しながら説明す
る。図1に示すディスクカートリッジは、このディスク
カートリッジ本体10に光磁気ディスクの保護膜である
オーバコート層22の特性を示す識別部である識別マー
ク11を設けている。この識別マーク11は例えばアラ
イメントホール12側の書込み禁止用タブ12と左右対
称の位置に設ける。
【0022】また、基板21と、この基板21の一方の
面21a側に被着形成された光磁気記録層MOと、この
記録層MOを保護する保護層であるオーバコート層22
とを備えてなる光磁気ディスク20において、図2に示
す上記オーバコート層22の特性を示す識別部である識
別マーク11を設ける。この識別マーク11を設ける位
置は、レーザ光が照射される面21b側に記録領域23
と光磁気ディスクを所定の位置にクランプするためのチ
ャキング用のハブ25の透明なプラスチック部24に設
ける。上記識別マーク11は、機械的な突起部、あるい
は凹部や光学的な遮光部材、あるいは反射部材で構成す
る。
【0023】さらに、この識別マーク11の有無を検出
して自動的に上記検知結果に対応した光磁気ディスク2
0の回転を行う光磁気ディスク記録再生装置について図
3に示す概略的なブロック回路図を参照しながら説明す
る。ここで、前述した図1及び図2と共通する部分に同
じ参照番号を付して説明を省略する。
【0024】この光磁気ディスク記録再生装置は、図3
に示す装填したディスク20が保護層22を有するか否
かを検知する保護層検知部26と、ディスク20の回転
を検出する回転検出部である周波数発生器(以下FGと
いう)27と、外部磁界発生用の磁界発生手段である磁
気ヘッド28を装填されたディスクへ接離する方向に昇
降駆動する昇降手段であるリフトアップ機構部29と、
上記ディスクの回転が所定範囲の回転数にあるときには
上記磁界ヘッド28が上記ディスク20から離間する方
向に移動させて上記リフトアップ機構部29によって移
動制御させる制御手段である制御部30とで構成してい
る。
【0025】保護層検知部26は、図3に示すディスク
カートリッジ本体10に識別マーク11として機械的な
突起部、あるいは凹部が形成されているかの有無をこの
ディスクカートリッジ本体10を光磁気ディスク記録再
生装置内に装填したとき、検知するものである。保護層
検知部26は、それぞれ形状に対応して例えば内蔵する
プッシュスイッチがオン状態、あるいはオフ状態かを検
知して制御部30に検知結果を供給している。
【0026】また、チャッキングして載置台31に載置
された光磁気ディスク20は、スピンドルモータ32の
回転に応じて一体的に回転せられている。このスピンド
ルモータ32の回転数は、例えばFG27で検出する。
この検出した回転数は制御部30に供給される。制御部
30は上述した保護層検知部26からの検知結果と回転
数に応じて制御信号をリフトアップ機構部29内のリフ
トアップ駆動回路29aに供給する。
【0027】リフトアップ駆動回路29aは、磁気ヘッ
ドを先端部に配したアクチュエータアーム33を支持す
る支持アーム29bを矢印A方向に上下動させる。ま
た、上記リフトアップ機構部29は、磁気ヘッドを先端
部に配したアクチュエータアーム33の他端側に回転軸
29bを配設する。この回転軸29bは、例えば光磁気
ディスク記録再生装置の筺体に取り付けられている。こ
の回転軸29bを配設することにより、無理な負荷をア
クチュエータアーム33にかけることなく、リフトアッ
プ駆動回路29aは支持アーム29bの動作に応じた矢
印B方向に回動させることができる。ここで、リフトア
ップ駆動回路は、少なくとも図7に示した回転数N1
2 の区間だけ強制的に上記支持アーム29bを上昇さ
せて磁気ヘッド28と光磁気ディスク20が接触するこ
とを避けている。
【0028】これ以外の区間で磁気ヘッド28は、支持
アーム29bによるアクチュエータアーム33の支持が
行われずにそれぞれの回転数に応じた動作が行われる。
すなわち、低速回転時に磁気ヘッド28は、光磁気ディ
スク20の表面を摺接しても安全性が確保されている。
また、高速回転時に磁気ヘッドはエアによって浮上しな
がら、所定のアドレス位置に制御して記録が行われる。
【0029】この制御信号に応じたリフトアップ機構部
29は光磁気ディスク記録再生装置を光磁気ディスク2
0の上面側から見ると図4に示す平面図で表される。ア
クチュエータアーム33は、支持アーム29bの上に配
設されており、アクチュエータの動作によってアクチュ
エータアーム33全体が矢印C方向に回動する。この回
動動作に対応できるようにするため支持アーム29b
は、回動範囲内でアクチュエータアーム33を支えるこ
とができるように、幅を持った例えば四角形の簡単な構
成にしている。
【0030】このように構成することにより、光磁気デ
ィスク記録再生装置は記録時における危険な回転数の区
間の磁気ヘッド28と光磁気ディスク20の裏面との接
触を避けて安全に動作させることができる。この動作に
よってユーザは保護膜を有する光磁気ディスクと保護膜
のない光磁気ディスクを区別することなく、安全に駆動
動作させることができることになる。
【0031】なお、保護膜検知部26は図3に示した機
械的なセンサに限定されるものでなく、光磁気ディスク
記録再生装置本体の光磁気ディスク20の上面21a側
の識別マーク11の位置に発光ダイオードを配設して光
磁気ディスク20の下面21b側に受光素子を配して保
護膜の有無を検知する。保護膜がある場合、透明なプラ
スチックを識別マーク11は遮光して受光素子をオフ状
態にする。識別マーク11がない場合、出射光は受光素
子で受光されてオン状態になる。
【0032】識別マーク11を反射体で形成した場合、
発光ダイオードと受光素子を同じ側に配設して識別マー
ク11の有無を検知する。このときの動作は遮光の識別
マーク11を用いた場合と逆になることは明かである。
【0033】また、ユーザに対して光磁気ディスクの種
類を喚起するため、貼着するユーザラベル領域に識別マ
ーク11の有無に関する情報をチェックする領域を設け
てもよい。この識別マーク11を設けることにより、ユ
ーザは光磁気ディスクが保護膜を有するか否かを知るこ
とができ、保護膜がない光磁気ディスクは、フライング
ヘッド仕様の光磁気ディスク記録再生装置に装填しては
いけないことが容易に判る。
【0034】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明のディスクカートリッジによれば、光磁気記録層が設
けられた光磁気ディスクを回転自在に収納してなるディ
スクカートリッジのカートリッジ本体に光磁気ディスク
の保護膜の特性を示す識別部を設けることにより、装填
する前に光磁気ディスクに保護膜が有るか否かを知るこ
とができる。
【0035】また、基板と、この基板の一方の面側に被
着形成された光磁気記録層と、この記録層を保護する保
護層とを備えてなる光磁気ディスクにおいて、上記保護
層の特性を示す識別部を設けて、光磁気ディスク記録再
生装置に設けた保護層検知部により、装填したディスク
が保護層を有するか否かを検知することができる。
【0036】実際に、光磁気ディスク記録再生装置は、
装填したディスクが保護層を有するか否かを検知する保
護層検知部と、ディスクの回転を検出する回転検出部
と、外部磁界発生用の磁界発生手段を装填されたディス
クへ接離する方向に昇降駆動する昇降手段と、上記ディ
スクの回転が所定範囲の回転数にあるときには上記磁界
発生手段が上記ディスクから離間する方向に移動させて
上記昇降手段によって移動制御させる制御手段とを備え
て成ることにより、簡単な機械構造を用いて保護膜の有
無に対応した磁気ヘッドの昇降制御を行うことができ、
ユーザに保護膜の有無を意識して考慮させる必要を回避
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るディスクカートリッジのクランプ
側の概略的な外観斜視図である。
【図2】本発明の識別マークが付された光磁気ディスク
を斜め上方より見た外観斜視図である。
【図3】本発明の光磁気ディスク記録再生装置の概略的
なブロック回路図である。
【図4】図3に示す光磁気ディスク20の上面側に配設
されたリフトアップ機構部の平面図である。
【図5】磁気ヘッドを光磁気ディスクに接触させながら
磁気ヘッドと光ピックアップを介して記録を行い光磁気
ディスクを駆動する従来のシステムの模式図である。
【図6】磁気ヘッドを光磁気ディスクに対して浮上させ
ながら磁気ヘッドと光ピックアップを介して記録を行い
光磁気ディスクを駆動する従来のシステムの模式図であ
る。
【図7】回転数と、磁気ヘッドと光磁気ディスクの間に
生じる摩擦力との関係を示し、この関係による危険領域
を説明するための模式図である。
【図8】保護膜層が被着された光磁気ディスクの断面図
である。
【図9】保護膜層がないISO規格の光磁気ディスクの
断面図である。
【符号の説明】
10・・・・・・・・ディスクカートリッジ本体 11・・・・・・・・識別マーク 20・・・・・・・・光磁気ディスク 26・・・・・・・・保護層検知部 27・・・・・・・・周波数発生器 28・・・・・・・・磁気ヘッド 29・・・・・・・・リフトアップ機構部 29a・・・・・・・リフトアップ駆動回路 29b・・・・・・・支持アーム 29c・・・・・・・回転軸 30・・・・・・・・制御部 31・・・・・・・・載置台 32・・・・・・・・スピンドルモータ 33・・・・・・・・アクチュエータアーム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G11B 23/30 B 7201−5D

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光磁気記録層が設けられた光磁気ディス
    クを回転自在に収納してなるディスクカートリッジのカ
    ートリッジ本体に光磁気ディスクの保護膜の特性を示す
    識別部を設けてなるディスクカートリッジ。
  2. 【請求項2】 基板と、この基板の一方の面側に被着形
    成された光磁気記録層と、この記録層を保護する保護層
    とを備えてなる光磁気ディスクにおいて、 上記保護層の特性を示す識別部を設けてなる光磁気ディ
    スク。
  3. 【請求項3】 装填したディスクが保護層を有するか否
    かを検知する保護層検知部と、 ディスクの回転を検出する回転検出部と、 外部磁界発生用の磁界発生手段を装填されたディスクへ
    接離する方向に昇降駆動する昇降手段と、 上記ディスクの回転が所定範囲の回転数にあるときには
    上記磁界発生手段が上記ディスクから離間する方向に移
    動させて上記昇降手段によって移動制御させる制御手段
    とを備えてなる光磁気ディスク記録再生装置。
  4. 【請求項4】 上記制御手段は、装填されたディスクの
    保護膜の特性を示す識別部の検知結果と、上記回転検出
    手段からの検出出力とに基づいて上記昇降手段による磁
    界発生手段の昇降制御のための制御信号を発生すること
    を特徴とする請求項3記載の光磁気ディスク記録再生装
    置。
JP27622992A 1992-10-14 1992-10-14 ディスクカートリッジ、光磁気ディスク及び光磁気ディスク記録再生装置 Withdrawn JPH06131721A (ja)

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