JPH09120626A - ディスク記録再生装置及びディスク状記録媒体 - Google Patents

ディスク記録再生装置及びディスク状記録媒体

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JPH09120626A
JPH09120626A JP27800695A JP27800695A JPH09120626A JP H09120626 A JPH09120626 A JP H09120626A JP 27800695 A JP27800695 A JP 27800695A JP 27800695 A JP27800695 A JP 27800695A JP H09120626 A JPH09120626 A JP H09120626A
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recording
disk
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Noboru Fujii
昇 藤井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 両面の主面部に互いに逆方向のスパイラル状
の記録トラックが形成されたディスク状記録媒体を用い
て、装着方向(表裏)に拘らずに、記録再生が行えるよ
うにする。 【解決手段】 ディスク状記録媒体を回転可能に収納す
るカートリッジに表裏面検出孔を設け、この検出孔によ
り装着方向(表裏)を検出し(st2)、表面側に装着
されたときにはスピンドルモータを正転させ(st
3)、裏面側に装着されたときにはスピンドルモータを
逆転させる(st4)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報信号の記録媒
体となるディスク状記録媒体及びこのディスク状記録媒
体に対して情報信号の記録再生を行うディスク記録再生
装置に関する技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】従来、円盤状の基板を有し、この基板の
主面部上に信号記録層が形成されて該主面部が信号記録
面部となされた、いわゆる光ディスクや光磁気ディスク
の如きディスク状記録媒体が提案されている。
【0003】このようなディスク状記録媒体は、ディス
ク記録再生装置において、情報信号の記録再生をなされ
る。このディスク記録再生装置は、上記信号記録面部に
対して情報信号の記録再生を行うピックアップ装置を備
えている。
【0004】上記ディスク状記録媒体においては、1枚
のディスク状記録媒体に記録できる情報量、すなわち、
記録容量を増大させるために、いわゆる両面ディスクや
多層ディスクが提案されている。
【0005】上記両面ディスクは、上記基板の表裏両主
面部が信号記録面部となされたものであり、該基板の表
面側の信号記録面部に対しては該表面側より情報信号の
記録再生が行われ、該基板の裏面側の信号記録面部に対
しては該裏面側より情報信号の記録再生が行われる。
【0006】上記多層ディスクは、2以上の信号記録層
が上記基板上に積層状に重ねられて構成されたものであ
り、各信号記録層に対しては、上記基板の表面側のみよ
り情報信号の記録再生を行われることとしてもよく、ま
た、該基板の表面側の信号記録面層に対しては該表面側
より情報信号の記録再生が行われ該基板の裏面側の信号
記録面層に対しては該裏面側より情報信号の記録再生が
行われることとしてもよい。
【0007】上記信号記録面部、または、上記信号記録
層においては、情報信号は、スパイラル(螺旋)状の記
録トラックに沿って記録される。すなわち、上記ディス
ク状記録媒体においては、このディスク状記録媒体を一
方向に回転操作し、上記ピックアップ装置をこのディス
ク状記録媒体の内周側より外周側(あるいは、外周側よ
り内周側)に向けて移動操作することによって、上記記
録トラックに沿った情報信号の記録再生が行われる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
な両面ディスクや多層ディスクの如き記録容量を増大さ
せたディスク状記録媒体においては、上記各信号記録面
部(各信号記録層)において記録トラックがなすスパイ
ラルの方向(右螺旋か左螺旋か)は、このディスク状記
録媒体の表面側より見て、互いに同一方向であることと
しておくことが考えられる。
【0009】表面側より見て互いに同一方向のスパイラ
ルであるとは、表面側の信号記録面部を表面側より臨み
裏面側の信号記録面部を裏面側より臨んだ場合にこれら
信号記録面部に形成された記録トラックが互いに逆方向
のスパイラルであることである。すなわち、両面ディス
クにおいては、両側の主面部が互いに逆方向のスパイラ
ル状の記録トラックが形成された信号記録面部となされ
ていることになる。
【0010】このように、上記各信号記録面部(各信号
記録層)における記録トラックをこのディスク状記録媒
体の表面側より見て互いに同一方向のスパイラル状とし
ておくと、このディスク状記録媒体の表面側及び裏面側
に一対のピックアップ装置を配設して該表面側及び裏面
側より上記各信号記録面部に対して情報信号の記録再生
を行う場合において、また、このディスク状記録媒体の
表面側のみにピックアップ装置を配設して該表面側のみ
より上記各信号記録層に対して情報信号の記録再生を行
う場合においても、このディスク状記録媒体は、常に、
一定の回転方向のみに回転操作されるものととすること
ができる。
【0011】すなわち、この場合においては、上記ディ
スク状記録媒体の回転操作を停止させることなく、ま
た、該ディスク状記録媒体の装着方向(表裏)を変える
ことなく、上記各信号記録面部(各信号記録層)に対す
る連続的な記録再生動作が可能となる。
【0012】ところが、このように、上記各信号記録面
部の記録トラックを表面側より見て互いに同一方向のス
パイラル状とした場合においては、このディスク状記録
媒体の上記ディスク記録再生装置に対する装着方向(表
裏)についての誤装着が問題になる。すなわち、上記デ
ィスク状記録媒体を上記ディスク記録再生装置に対して
表裏を逆にして装着してしまった場合には、このディス
ク状記録媒体が上記一定の回転方向に回転操作されてい
る限り、このディスク状記録媒体の何れの信号記録面部
(信号記録層)に対しても、情報信号の記録再生を行う
ことができない。
【0013】そこで、本発明は、上述の実情に鑑みて提
案されるものであって、両側の主面部が互いに逆方向の
スパイラル状の記録トラックが形成された信号記録面部
となされたディスク状記録媒体が装着されるディスク記
録再生装置であって、該ディスク状記録媒体が表裏を誤
って装着されても、このディスク状記録媒体に対する情
報信号の記録再生が行えるようになされたディスク記録
再生装置の提供という課題を解決しようとするものであ
る。
【0014】また、本発明は、記憶容量が増大されると
ともに、情報信号の記録再生が円滑に行えるようになさ
れたディスク状記録媒体の提供という課題を解決しよう
とするものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め、本発明に係るディスク記録再生装置は、ディスク状
記録媒体の信号記録面部に対向されこの信号記録面部に
対して情報信号の記録再生を行うピックアップ装置と、
両側の主面部が互いに逆方向のスパイラル状の記録トラ
ックが形成された信号記録面部となされたディスク状記
録媒体が装着されこのディスク状記録媒体の何れか一方
の主面部を該ピックアップ装置に対向させた状態でこの
ディスク状記録媒体を保持し回転操作する回転操作機構
と、この回転操作機構に装着されたディスク状記録媒体
が何れの主面部を該ピックアップ装置に対向させている
かを検出する装着方向検出手段と、この装着方向検出手
段による検出結果に基づいて該回転操作機構の回転方向
を制御する制御手段とを備え、上記制御手段は、上記デ
ィスク状記録媒体の一方の主面部が上記ピックアップ装
置に対向されているときには、上記回転操作機構の回転
方向を正転方向とし、該ディスク状記録媒体の他方の主
面部が該ピックアップ装置に対向されているときには、
該回転操作機構の回転方向を逆転方向とすることとなさ
れたものである。
【0016】また、本発明に係るディスク状記録媒体
は、両側の主面部が情報信号の記録再生をなされる信号
記録面部となされ、これら各信号記録面部上には、互い
に逆方向のスパイラル状の記録トラックが形成されてい
るものである。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら説明する。
【0018】本発明に係るディスク状記録媒体は、図3
に示すように、円盤状の基板を有し、この基板の主面部
上に信号記録層が形成されて該主面部が信号記録面部と
なされた、いわゆる光ディスクや光磁気ディスクとして
構成されたものである。
【0019】上記基盤は、ポリカーボネイト(PC)の
如き透明な材料により形成されている。上記信号記録層
は、磁性材料からなる薄膜や、あるいは、上記基盤上に
形成されたピットやグルーブ及び金属材料からなる反射
膜より構成されている。この信号記録層に対しては、後
述するディスク記録再生装置において、ピックアップ装
置である光学ピックアップ装置により、情報信号の記録
再生が行われる。
【0020】また、このディスク状記録媒体8は、1枚
のディスク状記録媒体に記録できる情報量、すなわち、
記録容量を増大させるために、いわゆる両面ディスクと
して構成されている。すなわち、このディスク状記録媒
体8は、上記基板の表裏両主面部が信号記録面部となさ
れており、該基板の表面側の信号記録面部に対しては該
表面側より情報信号の記録再生が行われ、該基板の裏面
側の信号記録面部に対しては該裏面側より情報信号の記
録再生が行われる。
【0021】上記信号記録面部においては、情報信号
は、この信号記録面部の内周側部分及び外周側部分を除
いた信号記録領域11内に形成されるスパイラル(螺
旋)状の記録トラックに沿って記録される。
【0022】すなわち、このディスク状記録媒体8にお
いては、このディスク状記録媒体8の中心部を保持して
このディスク状記録媒体8を一方向に回転操作し、上記
光学ピックアップ装置をこのディスク状記録媒体8の内
周側より外周側に向けて移動操作することによって、上
記記録トラックに沿った情報信号の記録再生が行われ
る。
【0023】そして、このディスク状記録媒体8におい
ては、上記各信号記録面部において記録トラックがなす
スパイラルの方向(右螺旋か左螺旋か)は、このディス
ク状記録媒体8の表面側より見て、互いに同一方向とな
されている。
【0024】表面側より見て互いに同一方向のスパイラ
ルであるとは、表面側の信号記録面部を表面側より臨み
裏面側の信号記録面部を裏面側より臨んだ場合にこれら
信号記録面部に形成された記録トラックが互いに逆方向
のスパイラルであることである。すなわち、このディス
ク状記録媒体8においては、両側の主面部が互いに逆方
向のスパイラル状の記録トラックが形成された信号記録
面部となされていることになる。
【0025】そして、上記ディスク状記録媒体8は、図
1、図2及び図6に示すように、薄い略々矩形の筐体状
に形成されたカートリッジ1に回転可能に収納されてい
る。このカートリッジ1の上面側主面部の中央部には、
上記ディスク状記録媒体8の表面部(A面)の中央部分
を外方側に臨ませるための上面側チャッキング孔2が開
設されている。
【0026】また、上記カートリッジ1の上面側主面部
には、上記上面側チャッキング孔2の近傍よりこのカー
トリッジ1の一側縁部近傍に亘って、上記ディスク状記
録媒体8の表面部を内外周に亘って外方側に臨ませる上
面側記録再生孔15が開設されている。
【0027】上記カートリッジ1の上面側主面部の他側
縁部近傍には、上記ディスク状記録媒体8の表面部につ
いての情報信号の消去が可能か否かを標示するA面ライ
トプロテクト孔5が設けられている。また、上記A面ラ
イトプロテクト孔5の近傍には、この主面部が上記カー
トリッジの上面側主面部であることを標示するA面検出
孔7が設けられている。
【0028】そして、上記カートリッジ1の下面側主面
部の中央部には、上記ディスク状記録媒体8の裏面部
(B面)の中央部分を外方側に臨ませるための下面側チ
ャッキング孔3が開設されている。
【0029】また、このカートリッジ1の下面側主面部
には、上記下面側チャッキング孔3の近傍よりこのカー
トリッジ1の一側縁部近傍に亘って、上記ディスク状記
録媒体8の裏面部を内外周に亘って外方側に臨ませる下
面側記録再生孔16が開設されている。
【0030】上記カートリッジ1の下面側主面部の他側
縁部近傍には、上記ディスク状記録媒体8の裏面部につ
いての情報信号の消去が可能か否かを標示するB面ライ
トプロテクト孔6が設けられている。
【0031】上記各記録再生孔15,16は、上記カー
トリッジ1の外側面部にスライド可能に取付けられたシ
ャッタ4により、開閉操作可能となっている。
【0032】そして、本発明に係るディスク記録再生装
置は、図6に示すように、シャーシ17を有し、このシ
ャーシ17上に、第1の光学ピックアップ装置20を有
して構成されている。この第1の光学ピックアップ装置
20は、上記ディスク状記録媒体8の信号記録面部に対
向されると、この信号記録面部に対物レンズ22を対向
させ、この対物レンズ22より射出する光束により、該
信号記録面部に対して情報信号の記録再生を行う。
【0033】上記第1の光学ピックアップ装置20は、
上記シャーシ17に取付けられたガイドシャフト21に
支持されて、上記ディスクテーブル18に対する接離方
向、すなわち、該ディスクテーブル18上に装着された
ディスク状記録媒体8の内外周方向(径方向)に移動操
作可能となされている。
【0034】上記シャーシ17上には、上記ディスク状
記録媒体8が装着され、このディスク状記録媒体8の何
れか一方の信号記録面部を上記第1のピックアップ装置
に20対向させた状態で、このディスク状記録媒体8を
保持し回転操作する回転操作機構が設けられている。こ
の回転操作機構は、上記シャーシ17に取付けられたス
ピンドルモータ19と、このスピンドルモータ19の駆
動軸に取付けられたディスクテーブル18とから構成さ
れている。
【0035】上記ディスクテーブル18は、上記ディス
ク状記録媒体8の表面部または裏面部の中央部分が載置
されると、このディスク状記録媒体8を位置決め(調
芯)して保持する。
【0036】上記シャーシ17上には、上記カートリッ
ジ1が位置決めされて装着されるようになされている。
上記カートリッジ1が上記シャーシ17上に装着される
と、このカートリッジ1に収納された上記ディスク状記
録媒体8は、上記チャッキング孔2,3を介して、上記
ディスクテーブル18上に装着される。また、このと
き、上記シャッタ4が開蓋され、上記第1の光学ピック
アップ装置20は、上記記録再生孔15,16を介し
て、上記ディスク状記録媒体8の信号記録面部に対向す
る。
【0037】このディスク記録再生装置においては、上
記第1の光学ピックアップ装置20に対向する位置に、
第2の光学ピックアップ装置23が配設されている。こ
の第2の光学ピックアップ装置23は、上記シャーシ1
7上に上記カートリッジ1が装着されたとき、上記第1
の光学ピックアップ装置20とともに、上記ディスク上
記録媒体8を挟む位置となされる。この第2の光学ピッ
クアップ装置23は、上記第1の光学ピックアップ装置
20と同様に構成されたものである。
【0038】上記第2の光学ピックアップ装置23は、
上記シャーシ17上に配設された図示しないガイドシャ
フトに支持されて、上記ディスクテーブル18に対する
接離方向、すなわち、該ディスクテーブル18上に装着
されたディスク状記録媒体8の内外周方向(径方向)に
移動操作可能となされている。
【0039】このディスク記録再生装置においては、上
記ディスク状記録媒体8の各信号記録面部における記録
トラックがこのディスク状記録媒体8の表面側より見て
互いに同一方向のスパイラル状となっているので、この
ディスク状記録媒体8を常に一定の回転方向のみに回転
操作することによって、上記各光学ピックアップ装置2
0,23により、このディスク状記録媒体の表面部及び
裏面部の信号記録面部に対して、連続的な記録再生動作
が行える。
【0040】すなわち、このディスク記録再生装置にお
いては、上記ディスク状記録媒体8の回転操作を停止さ
せることなく、また、該ディスク状記録媒体8の装着方
向(表裏)を変えることなく、上記各信号記録面部に対
する連続的な記録再生動作が行える。
【0041】そして、上記シャーシ17上には、上記デ
ィスクテーブル18に装着されたディスク状記録媒体8
が何れの主面部を上記第1のピックアップ装置20に対
向させているかを検出する装着方向検出手段が設けられ
ている。この装着方向検出手段は、押圧スイッチからな
り、上記シャーシ17上に装着されたカートリッジ1の
上記A面検出孔7に対応する位置に設けられている。
【0042】すなわち、上記装着方向検出手段となる押
圧スイッチは、上記カートリッジ1が上記シャーシ17
上に上記下面側主面部を対向させてこのシャーシ17上
に装着されたときには、該下面側主面部により押圧操作
される。
【0043】そして、上記押圧スイッチは、上記カート
リッジ1が上記シャーシ17上に上記上面側主面部を対
向させてこのシャーシ17上に装着されたときには、上
記A面検出孔7に嵌入し、押圧操作されない。
【0044】そして、このディスク記録再生装置は、上
記装着方向検出手段による検出結果に基づいて、上記回
転操作機構の回転方向、すなわち、上記スピンドルモー
タ19の回転方向を制御する制御手段を有している。
【0045】この制御手段は、コンピュータ装置、また
は、論理回路から構成されており、図5に示すように、
ステップst1において、上記ディスク上記録媒体8が
上記ディスクテーブル18上に装着されると、ステップ
st2において、上記装着方向検出手段による検出結果
に基づき、上記ディスク状記録媒体8の何れの主面部が
上記第1のピックアップ装置20に対向されているかを
判別する。
【0046】そして、上記制御手段は、上記ディスク状
記録媒体8の一方の主面部(表面部)が上記第1のピッ
クアップ装置20に対向されているときには、ステップ
st3に進み、上記スピンドルモータ19の回転方向を
正転方向とする。
【0047】また、上記制御手段は、上記ディスク状記
録媒体8の他方の主面部(裏面部)が上記第1のピック
アップ装置20に対向されているときには、ステップs
t4に進み、上記スピンドルモータ19の回転方向を逆
転方向とする。
【0048】このように、このディスク記録再生装置に
おいては、上記ディスク状記録媒体8のこのディスク記
録再生装置に対する装着方向(表裏)についての誤装着
があっても、すなわち、上記ディスク状記録媒体8をこ
のディスク記録再生装置に対して表裏を逆にして装着し
てしまった場合にも、このディスク状記録媒体8の回転
方向が選択されるので、このディスク状記録媒体8の何
れの信号記録面部に対しても、情報信号の記録再生を行
うことができる。
【0049】なお、上記ディスク状記録媒体8の各信号
記録面部において上記信号記録領域11の内周側部分及
び外周側部分を内周側コントロールトラック10及び外
周側コントロールトラック9としておけば、上記装着方
向検出手段は、上記第1の光学ピックアップ装置20に
より読み取られた該コントロールトラック9,10上の
データエリア12,12のデータに基づいて、上記ディ
スクテーブル18上に装着されたディスク状記録媒体8
が何れの主面部を上記第1のピックアップ装置20に対
向させているかを検出する判別回路としてもよい。
【0050】上記各コントロールトラック9,10は、
それぞれ、図4に示すように、2カ所のデータゾーン1
2,12、複数のバッファゾーン14、2カ所の同期パ
ターンゾーン13,13から構成されている。
【0051】上記データゾーン12,12には、このデ
ィスク状記録媒体8の記録特性等に関するデータ(情
報)が、いわゆるプリピットにより書き込まれている。
すなわち、これらデータゾーン12,12におけるデー
タは、読み出し専用であり、消去や書換えはできない。
【0052】上記各データゾーン12,12の一方に
は、上記ディスク状記録媒体8を正転方向に回転させる
ことによって、上記ピックアップ装置により上記データ
が読み出せる方向性を有して該データが書き込まれてい
る。また、上記各データゾーン12,12の他方には、
上記ディスク状記録媒体8を逆転方向に回転させること
によって、上記ピックアップ装置により上記データが読
み出せる方向性を有して該データが書き込まれている。
【0053】また、上記各同期パターンゾーン13,1
3には、上記ディスク状記録媒体8の回転操作に関する
同期信号が記録されている。これら同期パターンゾーン
13,13は、一方が上記一方のデータゾーン12に対
応され、他方が上記他方のデータゾーン12に対応され
ている。
【0054】すなわち、上記各データエリア12,12
のうちの何れのもののデータが正しく読み取れたかによ
り、上記ディスク状記録媒体8の回転方向が上記記録ト
ラックに対して整合しているものか否かを判別すること
ができる。
【0055】このように、上記装着方向検出手段を上記
判別回路とした場合においては、上記カートリッジ1に
おいて、上記A面検出孔7は必要ではなく、また、この
ディスク記録再生装置において、該装着方向検出手段と
しての押圧スイッチは必要ではない。
【0056】
【発明の効果】上述のように、本発明に係るディスク記
録再生装置においては、両側の主面部が互いに逆方向の
スパイラル状の記録トラックが形成された信号記録面部
となされたディスク状記録媒体が装着され、このディス
ク状記録媒体の一方の主面部がピックアップ装置に対向
されているときには、このディスク状記録媒体を回転操
作する回転操作機構の回転方向が正転方向となされ、該
ディスク状記録媒体の他方の主面部が該ピックアップ装
置に対向されているときには、該回転操作機構の回転方
向が逆転方向となされる。
【0057】すなわち、本発明は、両側の主面部が互い
に逆方向のスパイラル状の記録トラックが形成された信
号記録面部となされたディスク状記録媒体が装着される
ディスク記録再生装置であって、該ディスク状記録媒体
が表裏を誤って装着されても、このディスク状記録媒体
に対する情報信号の記録再生が行えるようになされたデ
ィスク記録再生装置を提供することができるものであ
る。
【0058】また、上述のように、本発明に係るディス
ク状記録媒体においては、両側の主面部が互いに逆方向
のスパイラル状の記録トラックが形成された信号記録面
部となされている。したがって、このディスク状記録媒
体は、同一の回転方向における回転操作を続行すること
によって、上記各信号記録面部に対する情報信号の記録
再生を連続的に行うことができる。
【0059】すなわち、本発明は、記憶容量が増大され
るとともに、情報信号の記録再生が円滑に行えるように
なされたディスク状記録媒体を提供することができるも
のである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るディスク状記録媒体を収納するカ
ートリッジの構成を示す平面図である。
【図2】上記カートリッジの構成を示す底面図である。
【図3】上記ディスク状記録媒体の構成を示す平面図で
ある。
【図4】上記ディスク状記録媒体の要部の構成を示す拡
大平面図である。
【図5】本発明に係るディスク記録再生装置の動作を示
す流れ図である。
【図6】上記ディスク記録再生装置の構成を示す側面図
である。
【符号の説明】
1 カートリッジ 7 A面検出穴 8 ディスク状記録媒体 18 ディスクテーブル 19 スピンドルモータ 20 光学ピックアップ装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスク状記録媒体の信号記録面部に対
    向され、この信号記録面部に対して情報信号の記録再生
    を行うピックアップ装置と、 両側の主面部が互いに逆方向のスパイラル状の記録トラ
    ックが形成された信号記録面部となされたディスク状記
    録媒体が装着され、このディスク状記録媒体の何れか一
    方の主面部を上記ピックアップ装置に対向させた状態
    で、このディスク状記録媒体を保持し回転操作する回転
    操作機構と、 上記回転操作機構に装着されたディスク状記録媒体が何
    れの主面部を上記ピックアップ装置に対向させているか
    を検出する装着方向検出手段と、 上記装着方向検出手段による検出結果に基づいて、上記
    回転操作機構の回転方向を制御する制御手段とを備え、 上記制御手段は、上記ディスク状記録媒体の一方の主面
    部が上記ピックアップ装置に対向されているときには、
    上記回転操作機構の回転方向を正転方向とし、該ディス
    ク状記録媒体の他方の主面部が該ピックアップ装置に対
    向されているときには、該回転操作機構の回転方向を逆
    転方向とすることとなされたディスク記録再生装置。
  2. 【請求項2】 両側の主面部が、情報信号の記録再生を
    なされる信号記録面部となされ、これら各信号記録面部
    上には、互いに逆方向のスパイラル状の記録トラックが
    形成されているディスク状記録媒体。
JP27800695A 1995-10-25 1995-10-25 ディスク記録再生装置及びディスク状記録媒体 Withdrawn JPH09120626A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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