JPH0612204Y2 - エンジン作業機におけるバッテリの取付構造 - Google Patents

エンジン作業機におけるバッテリの取付構造

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JPH0612204Y2
JPH0612204Y2 JP13253287U JP13253287U JPH0612204Y2 JP H0612204 Y2 JPH0612204 Y2 JP H0612204Y2 JP 13253287 U JP13253287 U JP 13253287U JP 13253287 U JP13253287 U JP 13253287U JP H0612204 Y2 JPH0612204 Y2 JP H0612204Y2
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battery
frame
fuel tank
horizontal frame
fuel
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JPS6436629U (ja
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景千 山下
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Suzuki Motor Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、携帯用エンジン作業機におけるバッテリの取
付構造に関する。
(従来の技術) 一般に移動用の発電機や溶接機(以下、発電機等とい
う)は、第7図に示すようにフレームがA部で接合され
て上フレーム1と下フレーム1′に分れている。
そして下フレーム1′には、エンジン2や発電機等、そ
れにマフラー、エアクリーナ及びバッテリ等の付属機器
が組付けられ、一方、上フレーム1には、燃料タンク4
やコントロールパネル3が組付けられる。5は、燃料タ
ンク4等の上部機器を保護するための上フレーム梁であ
る。
このように従来の発電機等のバッテリは、下フレーム
1′に組付けられていた。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながらバッテリを下フレームに組付けた場合、バ
ッテリの上部キャップに設けられたブリーザ孔から希硫
酸が蒸発して、エンジン或は発電機の冷却風取入口に吸
込まれ、機器内部を腐食するという問題がある。
そこで考案者は、この問題を解決するために、上フレー
ムにバッテリを組付けるように考案した。
これに伴い、重量の大きいバッテリの組付けが可能な高
剛性である上フレームの開発が急がれているのが実情で
ある。
又、従来のバッテリの設置は、主要機器を優先して配置
した後の狭いスペースを利用していたのでそこには設置
の自由度はなく、バッテリの保守点検が困難なことが多
いという問題があった。
本考案は、高剛性でかつバッテリの保守点検が容易な、
エンジン作業機におけるバッテリの取付構造を提供せん
とするものである。
(問題点を解決するための手段) 即ち本考案は、コの字状に形成した2個の上フレームの
それぞれのコの字間にバッテリ支持梁と燃料タンク支持
梁を設ける。
そしてこのバッテリ支持梁と上フレーム間に設けられた
上フレーム梁とに端部が固定され第1水平フレームと燃
料タンク水平支持フレームとを形成した第1バッテリ支
持フレームと、前記第1水平フレームと平行でかつ同一
高さになるように取付けられる第2水平フレームを有
し、前記バッテリ支持梁と燃料タンク支持水平フレーム
に端部が固定される第2バッテリ支持フレームとを設
け、第1及び第2の水平フレームにバッテリ受皿を載置
する。
そして、燃料タンク支持水平フレームに燃料タンク取付
部を設け、上フレーム梁の内方に燃料受皿取付部を設け
たことを特徴とする。
(作用) このように構成することにより、燃料タンク取付部と燃
料タンク支持梁に燃料タンクを取付け、かつ、燃料タン
クに一体的に取付けられている燃料受皿を燃料受皿取付
部に取付けるから、燃料タンク及び燃料受皿自体の剛性
によりフレームの剛性が大きくなる。
そして、燃料タンク取付部を介して、第1バッテリ支持
フレームと燃料タンクとが結合され、第1バッテリ支持
フレームの剛性も同時に大きくなる。
又、バッテリの取付け取外しは、上フレーム梁の間を通
して容易に行なわれ、かつ、バッテリの液等の観視も容
易である。
(実施例) 以下本考案の一実施例について詳細に説明する。第1図
において、フレームはコの字状に形成された上フレーム
1と下フレーム1′に分れている。5は上フレーム1間
に設けられた上フレーム梁である。上フレーム1のコの
字間には、それぞれバッテリ支持梁10と燃料タンク支持
梁11が設けられている。
8は第1バッテリ支持フレームであり、同一平面内で約
90度に曲げられた第1水平フレーム8′と燃料タンク支
持フレーム8″が形成され、垂直部によりバッテリ支持
梁10及び上フレーム梁5に固定されている。6は第2バ
ッテリ支持フレームであり、第2水平フレーム6′を有
するL字状に形成され、その端部は、バッテリ支持梁10
と前記第1バッテリ支持フレーム8の燃料タンク支持水
平フレーム8″に固定されている。そして、第2水平フ
レーム6′と第1水平フレーム8′は、バッテリの寸法
に合せた寸法だけ離間して平行になっており、かつ、両
者の高さ位置は同じになっている。7は燃料タンク支持
フレーム8″に取付けられた燃料タンク取付部である。
9は、第1水平フレーム8′と第2水平フレーム6′間
に掛け渡されたバッテリの固定梁である。12は、上フレ
ーム5の内方に取付けられた燃料受皿取付部である。
第2図及び第3図において、燃料タンク4は、燃料タン
ク支持梁11と燃料タンク取付部7にボルト21によって取
付けられる。14は燃料タンク4に固定された燃料受皿で
あり、この燃料受皿14は、燃料受皿取付部12にボルト22
にて取付けられる。
13はバッテリであり、このバッテリ13は、第4図及び第
6図に示すように第1水平フレーム8′と第2水平フレ
ーム6′に掛け渡されたバッテリ受板17上にバッテリ受
皿19を介して載置され、固定梁9に係合しているバッテ
リ取付棒20により固定されている。18はバッテリ受板17
を固定しているボルトである。又第6図において、23は
バッテリ液のレベルゲージであり、バッテリ支持梁10
は、このレベルゲージ13を遮らない高さ位置に設けられ
ている。24はコントロールパネルである。
第4図において、15,16はそれぞれ燃料受皿14及びバッ
テリ受皿19に接続されたゴムホースであり、外部に漏れ
出た燃料及びバッテリ液を一緒にして地上に排出し、燃
料による火災やバッテリ液による腐食の問題を回避して
いる。第5図はこれらホースの取付部を示し、燃料受皿
14及びバッテリ受皿19の底部を窪ませ、この窪みにホー
ス口金25を取付けている。
なお、第1図乃至第6図において、同一部品には同一符
号を用いて示している。
以上のように構成した本実施例の作用について次に説明
する。
燃料タンク4及び燃料タンク4に固定された燃料受皿14
は、燃料タンク支持梁11、燃料タンク取付部7及び燃料
受皿取付部12にボルト21,22にて強固に取付けられてい
るので、燃料タンク4及び燃料受皿14自体の剛性によ
り、上フレーム1は高剛性になる。又、第4図に示すよ
うに、燃料受皿14のフランジ14′により、その剛性をよ
り高くなるようにしている。
一方、バッテリ13の支持フレームは、第1バッテリ支持
フレーム8及び第2バッテリ支持フレーム6、バッテリ
支持梁10、上フレーム梁5及び燃料タンク取付部7を介
して燃料タンク4に固定されているので、その剛性は大
きくなっている。又、燃料タンク4及びバッテリ13の取
付け取外しは、上方より容易に行うことが可能である。
そしてバッテリ13は、最上部に設けられ遮られるものは
なく、保守点検が容易である。
又、バッテリ受板17下方のスペース及び燃料タンク取付
部7を利用して、例えば、スタータリレーやフューエル
コック等の付属機器の取付けが可能である。又、バッテ
リ受板17及びバッテリ受皿19を断熱構造にすることによ
り、下方に設置されているエンジン、マフラ及び発電機
等の熱からバッテリ13を保護することも可能である。
(考案の効果) 以上詳述したとおり、本考案によれば、燃料タンク及び
燃料受皿を燃料タンク支持梁、燃料タンク取付部及び燃
料受皿取付部に強固に取付けたため、上フレームの剛性
が著しく向上した。そして第1及び第2のバッテリ支持
フレームをバッテリ支持梁及び燃料タンク取付部を介し
て燃料タンクに取付けたので、バッテリを支持するフレ
ームの剛性が大きくなり、バッテリを上部に配置して
も、エンジンの振動に対して安定した支持にすることが
でき、蒸発した希硫酸による機器腐食の防止が可能にな
る等の優れた効果を有する。そして又、燃料タンク取付
部やバッテリ受板を利用して付属機器の取付けが可能に
なる等の実用的な効果も有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示すフレームの斜視図、第
2図は第1図のものの背面図、第3図は第2図の平面
図、第4図は第2図における燃料タンク及びバッテリの
取付部を拡大して示した背面図、第5図は第4図のホー
ス取付部を拡大して示した縦断面図、第6図は第4図の
右側面図、第7図は本考案を適用するエンジン作業機の
側面図である。 1……上フレーム 5……上フレーム梁 6……第2バッテリ支持フレーム 6′……第2水平フレーム 7……燃料タンク取付部 8……第1バッテリ支持フレーム 8′……第1水平フレーム 8″……燃料タンク支持水平フレーム 10……バッテリ支持梁 11……燃料タンク支持梁 12……燃料受皿取付部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】バッテリを上段に配設したエンジン作業機
    において、フレームの一部を成すコの字状に曲げられた
    2個の上フレームのそれぞれのコの字間にバッテリ支持
    梁と燃料タンク支持梁を設け、該バッテリ支持梁と前記
    2個の上フレームを接続する上フレーム梁とに端部を固
    定して第1水平フレームと燃料タンク支持水平フレーム
    とを形成した第1バッテリ支持フレームを設けると共
    に、前記第1水平フレームと平行でかつ同じ高さ位置に
    なるように取付けられる第2水平フレームを有し前記バ
    ッテリ支持梁と燃料タンク支持水平フレームに端部が固
    定される第2バッテリ支持フレームを設け、前記第1水
    平フレームと第2水平フレーム間にバッテリ受皿を載置
    し、前記燃料タンク支持水平フレームに燃料タンク取付
    部を固定し、前記上フレーム梁の内方に燃料受皿取付部
    を設けたエンジン作業機におけるバッテリの取付構造。
JP13253287U 1987-08-31 1987-08-31 エンジン作業機におけるバッテリの取付構造 Expired - Lifetime JPH0612204Y2 (ja)

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JPS6436629U JPS6436629U (ja) 1989-03-06
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