JPH036818Y2 - - Google Patents

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JPH036818Y2
JPH036818Y2 JP19779085U JP19779085U JPH036818Y2 JP H036818 Y2 JPH036818 Y2 JP H036818Y2 JP 19779085 U JP19779085 U JP 19779085U JP 19779085 U JP19779085 U JP 19779085U JP H036818 Y2 JPH036818 Y2 JP H036818Y2
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engine
cooling water
pipe
bracket
radiator
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JP19779085U
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、エンジン内部に形成される冷却水循
環経路すなわち、ウオータジヤケツトとエンジン
本体から隔置して設置されるラジエータとを連絡
する冷却水パイプの取付構造に関する。
(従来技術及び解決しようとする問題点) エンジンのウオータジヤケツトとラジエータと
を連絡する冷却水通路は、例えば実開昭59−
117837号に開示されるようにエンジンの前側に取
付けられる補機類との干渉を避けるため、上下に
迂回して設けられる。この場合、ラジエータ下部
からエンジンの上部前端部に設置されるウオータ
ポンプに連通する冷却水通路は、ウオータポンプ
の下方に配置されるオールタネータを迂回して設
けなければならない。しかかし、シリンダブロツ
クのオールタネータを後方部分には、エンジンを
車体に支持させるためのエンジンマウントブラケ
ツトが近接して設けられるようになつている。従
つて、従来では、さらにこのエンジンブラケツト
を迂回して冷却水通路を形成せざるを得ず、通路
長さが長くなつて冷却水の圧損が大きくなつた
り、スペース的に支障が出るといつた不都合が生
じていた。また、この冷却水通路の少なくともエ
ンジン側部分は耐熱性の面から金属パイプで構成
される。そして、このパイプの振動を抑えるため
に支持ブラケツトを設ける必要があり、従来で
は、この冷却パイプ用支持ブラケツトをエンジン
本体に独立して取付けるようにしているが、この
支持方法では、パイプの位置決めが困難で、パイ
プのエンジン取付部における接合精度が悪くなつ
て、水洩れが生じる恐がある。また、十分な支持
強度を得るためにはブラケツトの構造及びブラケ
ツト取付部の強度を強くしなければならず、構造
が大がかりになつて、コスト面、及びレイアウト
面で不利が生じる。
(問題を解決するための手段) 本考案は、上記事情に鑑みて構成されたもの
で、ラジエータ下方からの冷却水パイプを無理な
く配置することができ、しかも、簡単な構造で十
分なパイプ支持強度を得ることができる冷却水パ
イプ支持構造を提供することを目的とする。本考
案はエンジン内部に形成される、冷却水を循環さ
せるためのウオータジヤケツトとラジエータとを
連絡する冷却水通路を構成する冷却水パイプの取
付構造であつて、シリンダブロツクの下部に設置
され、エンジンを車体に固定するためのエンジン
マウントブラケツトと前記冷却水パイプの少なく
とも1部を一体に形成したことを特徴とする。
本考案の好ましい態様では、ラジエータとエン
ジンのウオータジヤケツトを連絡する冷却水通路
は、ラジエータ下部からサーモスタツト、ウオー
タポンプを経由してウオータジヤケツト内に冷却
水を提供するようになつた下部デリベリー側冷却
水パイプをウオータジヤケツトからサーモスタツ
トを介してラジエータ上部に冷却水を戻す上部シ
リンダ側冷却水パイプとから構成される。そし
て、本考案は、下部冷却水パイプに対して適用さ
れる。この場合、下部冷却水パイプのエンジン側
は金属パイプ、ラジエータはラバーホースから成
つており、本考案の支持構造は、金属パイプ部分
に適用される。
(考案の効果) 本考案によれば、エンジンマウントブラケツト
自体を冷却水パイプと一体に構成したので、ブラ
ケツトと冷却水パイプとの干渉の問題を解消する
ことができ、従つて、冷却水パイプを無理なく、
配置することができるとともに、エンジンマウン
トブラケツトを所定の位置に取付けることがで
き、適正なエンジンマウント構造を与えることが
できる。また、エンジンマウントブラケツトは、
エンジンに対して、極めて強固に取付けるもので
あるため、このブラケツトを利用する本考案の構
造により、極めて安定したパイプ支持を行なうこ
とができるとともに、特別にパイプ支持ブラケツ
トをエンジンに取付ける必要がなくなるので、部
品点数を減少することができ、コスト面でも有利
となる。
(実施例の説明) 以下、図面を参照しつつ本考案の実施例につき
説明する。
第1図及び第2図を参照すれば、本例のエンジ
ン1は、シリンダブロツク2、及び該シリンダブ
ロツク2の上部に配置されるシリンダヘツド3と
を備えている。そして、シリンダヘツド3の上部
には、シリンダヘツドカバー4が、シリンダブロ
ツク2の下部にはオイルパン5がそれぞれ取付け
られる。またエンジン1の後部には、トランスミ
ツシヨン(図示せず)を収容するトランスミツシ
ヨンケース6が取付けられる。エンジン1の前部
には、オールタネータ7、及び冷却水フアン8、
ウオータポンプ(図示せず)等の補機類が取付け
られる。これらの補機は、クランク軸動力によつ
て駆動されるようになつており、オールタネータ
7及びウオータポンプはクランクプーリ9によつ
て駆動されるプーリ10、11とをそれぞれ備え
ている。さらにこれらの補機類の前方には、ラジ
エータ13が配置される。ラジエータ13は、、
エンジン内部に形成されたウオータジヤケツトに
冷却水を循環させるための冷却系の1部を構成し
ている。
ラジエータ下部の冷却水出口は、冷却水パイプ
14を介してサーモスタツト15に接続され、さ
らにパイプ16を介してウオータポンプに接続さ
れている。また、シリンダヘツドの冷却水出口は
パイプ16aを介して、ラジエータ13の上部に
形成された冷却水戻り口に接続されている。第3
図及び第4図を併わせて参照すれば、エンジン1
のシリンダブロツク2の下部の両側部には、エン
ジン1を車体17に支持するためのエンジンマウ
ントブラケツト18、及び19が設けられる。エ
ンジン1は、シリンダブロツク2に取付けられた
ブラケツト18、19、ラバーマウント20、及
び車体17に取付けられた、ブラケツト21を介
して車体17に取付けられる。シリンダブロツク
2に取付けられるエンジンマウントブラケツト1
8は4つのボルト22によりシリンダブロツク2
に取付けられるようになつており、冷却水パイプ
14の一部を構成する貫通穴23が形成されてい
る。この貫通穴23は、上部及び一方の側に開口
するように屈曲した形状なつている。この開口に
は上方に延びるパイプ部材24及び車体前方すな
わち、ラジエータ側に延びるパイプ部材25が嵌
合される。これらのパイプ部材24、25にそれ
れ別のパイプ部材が接合されて冷却水パイプを構
成する。また、ブラケツト18は、ラバーマウン
ト20を取けるための取付面26を傾斜方向に備
えているとともに、該ラバーマウント20を貫通
して該面26取付けるためのボルト穴27を有し
ている。
以上の本例の構造によれば、冷却パイプ14の
一部をエンジンマウントブラケツト18と一体に
形成したので、従来生じていたブラケツトと冷却
水パイプとの干渉の問題を解消することができる
とともに、このブラケツト18にパイプの支持を
兼用させることができるので、別個にパイプ支持
用のブラケツトを設けることなく、十分強固なパ
イプ支持構造を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の1実施例に係るエンジンの
概略図、第2図は、第1図のA−A矢視図、第3
図は、エンジンマウントブラケツトの正面図、第
4図はエンジンマウントブラケツトの側面図であ
る。 1……エンジン、2……シリンダブロツク、3
……シリンダヘツド、7……オールタネータ、8
……冷却フアン、9、10、11……プーリ、1
3……ラジエータ、14、16……冷却水パイ
プ、18……エンジンマウントブラケツト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. エンジン内部のウオータジヤケツトとラジエー
    タとを連絡する冷却水通路を構成する冷却水パイ
    プの取付構造であつて、シリンダブロツクの下部
    に配置され、エンジンを車体に固定するためのエ
    ンジンマウントブラケツトと前記冷却水パイプの
    少なくとも1部を一体に形成したことを特徴とす
    るエンジンの冷却水パイプ取付構造。
JP19779085U 1985-12-23 1985-12-23 Expired JPH036818Y2 (ja)

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JP19779085U JPH036818Y2 (ja) 1985-12-23 1985-12-23

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JPS62105329U JPS62105329U (ja) 1987-07-04
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JP4687544B2 (ja) * 2006-04-17 2011-05-25 日産自動車株式会社 配管固定構造
JP6410217B2 (ja) * 2016-07-21 2018-10-24 マツダ株式会社 水流制御弁取付構造及び水流制御弁の取付方法

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JPS62105329U (ja) 1987-07-04

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