JPS623341Y2 - - Google Patents

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JPS623341Y2
JPS623341Y2 JP1976152719U JP15271976U JPS623341Y2 JP S623341 Y2 JPS623341 Y2 JP S623341Y2 JP 1976152719 U JP1976152719 U JP 1976152719U JP 15271976 U JP15271976 U JP 15271976U JP S623341 Y2 JPS623341 Y2 JP S623341Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
engine
chassis
mounting frame
attached
frames
Prior art date
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JP1976152719U
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JPS5370508U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案はラジエータ、燃料タンク、メーター
パネルなどのエンジンに附属して装着されるエン
ジン補機の取付装置に関するものである。
従来、これらのエンジン補機はトラクタの車台
に夫々個別に取付ける構造であつて、例えば製造
工程においては、まず、エンジン、発電機などの
大物機器を車台に取付けた後に、これらのエンジ
ン補機を取付けることになるので、すでに狭くな
つている空間に能率良く、しかも安全に取付作業
を行うのはむつかしいことであつた。
そこでこの考案は、車台への取付時にエンジン
を囲むことになるよう枠組した取付枠へエンジン
補機を予め取付けた後に、この取付枠を車台に取
付ければ、エンジン補機の装着が完了するように
構成して、広い場所で能率良く、しかも安全に取
付作業ができるように工夫したものであつて、そ
の構成を図示の1実施例にもとづいて説明すれ
ば、例えば山形鋼にて形成し左右互いに間隔をお
いて略々直立させた左右の前部フレーム1,1と
左右の後部フレーム2,2とを前後方向にも間隔
をおいて配設し、又、これらの前部フレーム1,
1と後部フレーム2,2に大略直角となるよう後
部フレーム2,2から前方へ水平状に配置した水
平状フレーム3,3を前部フレーム1,1の外側
にに当接せしめながら前部フレーム1,1の前方
に突出させ、これらのフレームを互いに溶接など
の手段により固定し、車台4の前部にて左右に取
付けた防振部材5,5の取付座5a,5aに前部
フレーム1,1の下端をボルト6…にて取付けで
きるよう、又、エンジン7の後端部などにて形成
される車台4の中位部にて左右に取付けた防振部
材8,8の取付座8a,8aに後部フレーム2,
2の下端をボルト19…にて取付けできるように
形成して車台4に着脱可能な取付枠9に枠組す
る。
そして、受枠11を水平状フレーム3,3に橋
架固着し、又前部フレーム1,1よりも前方位置
にて水平フレーム3,3間に渡板16を橋架固着
し、後部フレーム2,2の後部に固着した左右の
ブラケツト13,13間をU字状フレーム14に
て橋架固着するなどしてこの取付枠9の枠組を補
強する。
そして、ラジエータ10、タンク12、メータ
ーパネル15などのエンジン補機をこの取付枠9
へ取付けできるように構成するものであつて、例
えば、前部フレーム1,1の後方内側にラジエー
タ10を、又、受枠11にタンク12を、U字状
フレーム14にメーターパネル15を、渡板16
にエアクリーナ17を、夫々取付けできるように
している。
又、この取付枠9は図示のように車台4へ取付
けた状態において、エンジン7の前後に前部フレ
ーム1,1と後部フレーム2,2が位置すると共
に、左右の水平状フレーム3,3にてエンジン7
の左右が囲まれるように形成する。
そして、このように取付枠9を介して車台4へ
装着したこれらのエンジン補機及びこの取付枠9
を共に覆うことができるボンネツト18を取付枠
9に取付けできるように設けている。
この考案に係るエンジン補機類の取付装置は、
上述のように車台4への取付時にエンジン7を囲
むことになるよう枠組形成した取付枠9にラジエ
ータ10などのエンジン補機を予め取付けできる
ように構成しているので、トラクタの製造組立作
業或いは、修理のための取付け取外し作業などに
おいては、車台4から離れた広い作業場所に置い
た取付枠9に、予めラジエータ10、タンク1
2、メーターパネル15などのエンジン補機類を
前もつて取付けできることになり、したがつて、
このエンジン補機の取付作業は広い作業空間にて
能率良く行うことができるものであり、取付ボル
トなどの締付作業も容易に、しかも、安全に行う
ことができるのであつて、特に車台4とエンジン
7の組込作業を基本とする流れ作業方式において
は、この車台4の流れラインから外れた場所に
て、予めエンジン補機を取付枠9に取付けておく
ことにより、車台ラインにおいては、取付枠9の
みの車台4への取付作業によつてエンジン補機の
取付作業も同時に終了することになるので、トラ
クタの製造工程時間を大きく短縮することができ
たのである。
又、このように取付枠9を介して車台4へ取付
けられるエンジン補機は、防振部材を介して車台
4に取付けされることになるので、車台4に装架
されているエンジン7の回転振動及び車台4の走
行に伴う揺動振動などからも良く保護されるので
あつて、ラジエータ10、タンク12などの夫々
の機器毎の取付足部に防振部材を設ける面倒な構
造とする必要が無いので、その取付構造も簡易な
ものでよいのである。
さらに、これらのエンジン補機及び中央部に装
架されているエンジン7は、取付枠9の前部フレ
ーム1,1、或いは後部フレーム2,2、水平状
フレーム3,3などの枠組部材によつて周囲を囲
まれた形態に取付けされるので、外方からの障害
物に対して保護されると云う利点もあるなど、こ
の考案はエンジン補機取付けにおいて多くの優れ
た効果を具備するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係るエンジン補機類の取付
装置の1実施例を示すトラクタの側面図、第2図
は第1図における要部平面図である。 符号説明、1……前部フレーム、2……後部フ
レーム、3……水平状フレーム、4……車台、
5,8……防振部材、5a,8a……取付座、
6,19……ボルト、7……エンジン、9……取
付枠、10……ラジエータ、11……受枠、12
……タンク、13……ブラケツト、14……フレ
ーム、15……メーターパネル、16……渡板、
17……エアクリーナ、18……ボンネツト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 直立させた左右の前部フレーム1,1とその後
    方に間隔をおいて直立させた左右の後部フレーム
    2,2との間を、前後方向に配設した左右の水平
    状フレーム3,3にて連結すると共に、水平状フ
    レーム3,3に受枠11、渡板16などを連結補
    強することにより取付枠9を構成し、取付枠9に
    はラジエータ10、タンク12、メーターパネル
    15などのエンジン補機を取付けできるようにす
    ると共に、トラクタの車台4へ防振部材5…,1
    8…を介して着脱自在に形成して、車台4への取
    付状態においてはエンジン7の前後、左右をこの
    取付枠9によつて囲むことになるように設け、車
    台4へこの取付枠9を介して装着した上記エンジ
    ン補機に冠装するボンネツト18をこの取付枠9
    に取付けてなるトラクタにおけるエンジン補機類
    の取付装置。
JP1976152719U 1976-11-16 1976-11-16 Expired JPS623341Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1976152719U JPS623341Y2 (ja) 1976-11-16 1976-11-16

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1976152719U JPS623341Y2 (ja) 1976-11-16 1976-11-16

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5370508U JPS5370508U (ja) 1978-06-13
JPS623341Y2 true JPS623341Y2 (ja) 1987-01-26

Family

ID=28760922

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1976152719U Expired JPS623341Y2 (ja) 1976-11-16 1976-11-16

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS623341Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5338252Y2 (ja) * 1973-12-27 1978-09-16

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5370508U (ja) 1978-06-13

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