JPH06114046A - X線テレビジョン装置 - Google Patents

X線テレビジョン装置

Info

Publication number
JPH06114046A
JPH06114046A JP4286801A JP28680192A JPH06114046A JP H06114046 A JPH06114046 A JP H06114046A JP 4286801 A JP4286801 A JP 4286801A JP 28680192 A JP28680192 A JP 28680192A JP H06114046 A JPH06114046 A JP H06114046A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
television
solid
aspect ratio
intensifier
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4286801A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasumitsu Shimizu
保光 清水
Shuji Tanaka
修二 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimadzu Corp
Original Assignee
Shimadzu Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shimadzu Corp filed Critical Shimadzu Corp
Priority to JP4286801A priority Critical patent/JPH06114046A/ja
Publication of JPH06114046A publication Critical patent/JPH06114046A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 イメージインテンシファイアの出力画像のア
スペクト比と異なるアスペクト比の固体撮像素子を用い
た場合に、固体撮像素子の使用されない部分を少なくし
てその利用効率を上げて画像の分解能を向上させる。 【構成】 イメージインテンシファイア3とテレビカメ
ラ5との間にコンバージョンレンズ41を挿入するとと
もに、テレビジョンモニター装置として表示画面サイズ
を縦・横独立に調整可能なものを用いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、X線テレビジョン装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】X線テレビジョン装置では、被写体にX
線を照射し、被写体を透過したX線による像をイメージ
インテンシファイアにより可視光の画像に変換し、さら
にこれに光学的に結合されたテレビカメラによりそのビ
デオ信号を得、これをテレビジョンモニター装置に送っ
て表示させている。
【0003】すなわち、X線テレビジョン装置は、通
常、図3のように、被写体2にX線を照射するX線管1
と、被写体2を透過したX線が入射するイメージインテ
ンシファイア3とを備えている。このイメージインテン
シファイア3には、光学系4を介してテレビカメラ5が
結合されており、カメラコントロールユニット6からビ
デオ信号が得られる。このビデオ信号はテレビジョンモ
ニター装置7に送られ、このテレビジョンモニター装置
7によりX線透視像が表示される。テレビカメラ5やテ
レビジョンモニター装置7等は通常の民生用のものが用
いられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
X線テレビジョン装置では、テレビカメラの撮像素子の
水平方向の利用効率が悪く、そのため、水平方向の分解
能の点で問題があった。つまり、CCDなどの固体撮像
素子は民生用のテレビジョンシステムを念頭において作
られているため、アスペクト比は4:3となっている。
ところがイメージインテンシファイアの出力画像のアス
ペクト比は1:1である。そのため、アスペクト比1:
1の画像をアスペクト比4:3の固体撮像素子に結像さ
せると、水平方向において使用されない領域が生じるこ
とになり、利用効率が悪いこととなる。
【0005】この発明は上記に鑑み、イメージインテン
シファイアの出力画像のアスペクト比と異なるアスペク
ト比の固体撮像素子を用いた場合に、固体撮像素子の使
用されない部分を少なくしてその利用効率を上げて画像
の分解能を向上させるように改善した、X線テレビジョ
ン装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、この発明によるX線テレビジョン装置では、イメー
ジインテンシファイアの出力画像をテレビカメラの固体
撮像素子のアスペクト比に合わせてアスペクト比を変換
するコンバージョンレンズを、イメージインテンシファ
イアとテレビカメラの撮像素子との間に挿入し、このテ
レビカメラから得た画像信号を画面サイズを縦・横独立
に変更可能なテレビジョンモニター装置に送って表示す
ることを特徴とする。
【0007】
【作用】イメージインテンシファイアの出力画像のアス
ペクト比は通常1:1でテレビカメラの固体撮像素子の
アスペクト比とは異なっていることが多い。そこで、コ
ンバージョンレンズをイメージインテンシファイアとテ
レビカメラとの間に挿入し、画像のアスペクト比を変換
して、変換後の画像のアスペクト比が固体撮像素子のア
スペクト比に合致するようにする。これにより、固体撮
像素子の利用効率が高まるとともに、出力画像信号の分
解能も高まる。この画像信号はそのまま表示したので
は、コンバージョンレンズによって変形された画像が表
示されてしまい不都合なので、画面サイズを縦・横独立
に変更可能なテレビジョンモニター装置を用いて、もと
のアスペクト比に戻して表示する。
【0008】
【実施例】以下、この発明の好ましい一実施例について
図面を参照しながら詳細に説明する。図1において、イ
メージインテンシファイア3の一部が描かれているが、
このイメージインテンシファイア3には図3と同様にX
線管から照射され、被写体を透過したX線が入射してお
り、その出力画像が光学系4を介してテレビカメラ5に
結合される。ここでは光学系4は、イメージインテンシ
ファイア3の対物レンズ31と、コンバージョンレンズ
41と、テレビカメラ5のテレビレンズ51とにより構
成される。イメージインテンシファイア3の対物レンズ
31より出力された画像はコンバージョンレンズ41を
経てテレビカメラ5に送られる。
【0009】このテレビカメラ5は、画像入力用のテレ
ビレンズ51と、固体撮像素子52と、回路系53とに
より構成されている。コンバージョンレンズ41を経て
送られた画像はテレビレンズ51により固体撮像素子5
2に結像する。回路系53から出力された信号はカメラ
コントロールユニット6よりビデオ信号として出力さ
れ、これがテレビジョンモニター装置7に送られる。こ
のテレビジョンモニター装置7は画面の垂直、水平方向
のサイズを独立に調整してアスペクト比を任意に変更で
きるものである。
【0010】ここで、このテレビカメラ5で用いられて
いる固体撮像素子52が民生用のテレビジョンシステム
用のもので、アスペクト比4:3、画素マトリクスが7
68×493(横×縦)であるとする(1個ずつの画素
は正方形ではなく縦長の長方形である)。
【0011】この場合、仮にコンバージョンレンズ41
を用いないとすると、対物レンズ31から出力されるア
スペクト比1:1の円形の画像がそのまま固体撮像素子
52に結像するため、図2のAの斜線部で示す領域が使
用されないことになる。つまり、水平方向には中央の5
76画素(768×3/4)しか使われない。
【0012】そこで、コンバージョンレンズ41によ
り、画像を横方向にのみ4/3倍に拡大し、アスペクト
比1:1の円形の画像を、アスペクト4:3の楕円の画
像に変換する。すると、図2のBで示すように固体撮像
素子52の水平方向にも限度いっぱいまで使用されるこ
とになり、固体撮像素子52の利用効率が上昇する。そ
れとともに、得られるビデオ信号が水平方向に768ド
ットとなるため、その水平方向解像度を向上させること
ができる。
【0013】こうして得られるビデオ信号をそのまま表
示すると、もともと円形の画像は横長の楕円として表示
されるが、テレビジョンモニター装置7としてアスペク
ト比の変更できるものを用いているため、円形の画像は
円形の画像として表示できる。つまり、このテレビジョ
ンモニター装置7で、画面のサイズを水平方向に3/4
に縮めるようにすることにより、もとのイメージインテ
ンシファイア3からの出力画像が変形することなく表示
できる。この場合、水平方向には768ドットで表示さ
れるため、画像の分解能は高いものとなる。
【0014】なお、上記では固体撮像素子52としてア
スペクト比が4:3の通常のテレビジョンシステム用の
ものを用いたとして説明しているが、ハイビジョン対応
のアスペクト比16:9など、アスペクト比が1:1で
ない固体撮像素子にも、コンバージョンレンズ41の変
換比率を変えるだけで対応できることはもちろんであ
る。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、この発明のX線テ
レビジョン装置によれば、イメージインテンシファイア
の出力画像のアスペクト比と異なる、任意のアスペクト
比の固体撮像素子を用いて、固体撮像素子の使用されな
い部分を少なくしてその利用効率を上げて画像の分解能
を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例のブロック図。
【図2】同実施例における固体撮像素子の結像状態を示
す図。
【図3】X線テレビジョン装置の全体のブロック図。
【符号の説明】
1 X線管 2 被写体 3 イメージインテンシファイア 31 対物レンズ 4 光学系 41 コンバージョンレンズ 5 テレビカメラ 51 テレビレンズ 52 固体撮像素子 53 回路系 6 カメラコントロールユニット 7 テレビジョンモニター装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 X線透過像が入射するイメージインテン
    シファイアと、その出力画像のアスペクト比を変換する
    コンバージョンレンズと、該コンバージョンレンズを経
    た画像が結像される固体撮像素子を持つテレビカメラ
    と、該テレビカメラから出力される画像信号が入力され
    る、表示画面サイズを縦・横独立に変更可能なテレビジ
    ョンモニター装置とを備えることを特徴とするX線テレ
    ビジョン装置。
JP4286801A 1992-09-30 1992-09-30 X線テレビジョン装置 Pending JPH06114046A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4286801A JPH06114046A (ja) 1992-09-30 1992-09-30 X線テレビジョン装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4286801A JPH06114046A (ja) 1992-09-30 1992-09-30 X線テレビジョン装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06114046A true JPH06114046A (ja) 1994-04-26

Family

ID=17709227

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4286801A Pending JPH06114046A (ja) 1992-09-30 1992-09-30 X線テレビジョン装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06114046A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08237636A (ja) * 1995-02-28 1996-09-13 Shimadzu Corp テレビジョンシステム
US6252931B1 (en) * 1998-10-24 2001-06-26 U.S. Philips Corporation Processing method for an original image

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02298186A (ja) * 1989-05-11 1990-12-10 Toshiba Corp X線tv装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02298186A (ja) * 1989-05-11 1990-12-10 Toshiba Corp X線tv装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08237636A (ja) * 1995-02-28 1996-09-13 Shimadzu Corp テレビジョンシステム
US6252931B1 (en) * 1998-10-24 2001-06-26 U.S. Philips Corporation Processing method for an original image

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5309241A (en) System and method for using an anamorphic fiber optic taper to extend the application of solid-state image sensors
JPH06114046A (ja) X線テレビジョン装置
JPH04152765A (ja) 多方向撮像ビデオカメラ
JP2550581B2 (ja) ディジタルx線装置
JPH02298186A (ja) X線tv装置
JPH0477504B2 (ja)
JPH05183850A (ja) 液晶ビデオプロジェクタ
JPS58149743A (ja) X線撮影装置
JPH05192317A (ja) X線透視装置
KR900006781B1 (ko) 3차원 영상장치용 영상 윤곽 보정장치
JPH0795976A (ja) X線診断装置
KR940000649Y1 (ko) Crt 모니터의 화면 좌우측 개선회로
JP3360395B2 (ja) X線tv装置
JPS6162283A (ja) X線/電気変換装置
JPH06311981A (ja) X線撮像装置
JP2590883B2 (ja) ディジタルx線装置
JPS59185490A (ja) X線テレビジヨン装置
JPH0670919A (ja) 画像撮像装置
JPH0852128A (ja) Ccdイメージセンサを有するx線診断装置
JPH02177780A (ja) 撮像装置
JPS5961005U (ja) X線テレビ透視撮像装置
JPH06197242A (ja) カメラ装置
JPH0530418A (ja) 画像計測装置
JPH04320169A (ja) X線カメラ
JPH0316071B2 (ja)