JPH0610351A - クレーン付杭圧入引抜機 - Google Patents

クレーン付杭圧入引抜機

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JPH0610351A
JPH0610351A JP20835492A JP20835492A JPH0610351A JP H0610351 A JPH0610351 A JP H0610351A JP 20835492 A JP20835492 A JP 20835492A JP 20835492 A JP20835492 A JP 20835492A JP H0610351 A JPH0610351 A JP H0610351A
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JP
Japan
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crane
pile
press
obstacle
fitting
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JP20835492A
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JPH0711139B2 (ja
Inventor
Morio Kitamura
北村  精男
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Giken Seisakusho Co Ltd
Original Assignee
Giken Seisakusho Co Ltd
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  • Placing Or Removing Of Piles Or Sheet Piles, Or Accessories Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 橋梁などの障害物があっても、その下を通過
できる構造とする。 【構成】 既設杭を挟持するクランプ4をベース2に取
り付け、ベース2上にテーブル3を前後動可能に取り付
ける。クランプ4とテーブル3の前端のチャックによる
杭の挟持と、これと連動したベース2とテーブル3の相
対スライドで既設杭上を移動する。テーブル3にクレー
ン10を設け、クレーン10を水平軸15まわりに回転
可能とする。橋梁などの障害物がある場合、クレーン1
0を横倒しして、テーブル3の高さを減じ、その下の通
過を可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は既設杭列上を移動するク
レーン付杭圧入引抜機に関する。
【0002】
【従来の技術】河川や海岸での杭打ち作業などでは、打
設した杭列上を移動しながら杭列を施工する杭圧入引抜
機が使用されている。この装置では杭をチャックに供給
したり機材や質材を搬送するため、装置にクレーンを固
定して使用している。図7はかかるクレーン付杭圧入引
抜機による杭列施工の状態を示し、クレーン付杭圧入引
抜機Aは川底に杭を圧入しながら、河川Bに沿って移動
する。P1、P2、P3…は、この杭圧入引抜機Aによ
って圧入された杭であり、杭圧入引抜機Aは杭P1、P
2、P3…からなる既設杭列上を移動しながら作業を進
行させるのである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで上記のクレー
ン付杭圧入引抜機Aでは、クレーンCが本体上に起伏自
在に固定して装着されている。この杭圧入引抜機Aの進
行方向に橋梁Dなどの低い障害物がある場合、クレーン
Cが橋梁Dと衝突するため、それ以上の進行ができず作
業の続行が不可能となる不都合がある。特に橋梁下では
数cmの高さで装置が通れなくなることがあるため僅か
でも装置の高さを低くする必要があった。本発明はこの
ような事情を考慮してなされたもので、障害物がある場
合にその衝突を回避することが可能なクレーン付杭圧入
引抜機を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明のクレーン付杭圧
入引抜機は、下部にクランプを垂設したサドルと前端に
チャックを設けたテーブルとの相対的なスライドで既設
杭列上を移動すると共に、クレーンが前記テーブルの上
面と略同一面となるようにテーブルに変位可能に取り付
けられたことを特徴とするクレーン付杭圧入引抜機。こ
の場合、クレーンは横倒し可能または後倒し可能にテー
ブルに取り付けることができる。
【0005】
【作用】既設杭上の自走移動時に、適宜クレーンを横倒
しまたは後倒しして変位させることにより、クレーンは
テーブルと同一高さとなるため、既設杭列の前方に障害
物があっても装置の進行を妨げられることがない。
【0006】
【実施例】図1、図2および図3は、それぞれ本発明の
第1実施例の平面図、側面図および背面図を示す。サド
ル2上にテーブル3が設けられ、このテーブル3上にク
レーン10が取り付けられてクレーン付杭圧入引抜機1
が構成されている。サドル2およびテーブル3は杭列方
向に沿って相対移動可能となっており、この相対移動で
杭列上を自走することができる。上記クレーン10は、
テーブル3の一側あるいは両側に取り付けることができ
る。
【0007】次に自走を行うための機構を説明する。サ
ドル2には複数のクランプ4が垂下しており、各クラン
プ4は流体圧シリンダによって既設杭を挟持および解放
する構造となっている。一方、テーブル3の先端には杭
を挾持して圧入するチャック5が設けられている。この
チャック5は昇降シリンダ6を介して上下動可能に取り
付けられている。そして、杭を挾持した状態でチャック
5が下降することにより杭の圧入が行われ、チャック5
が上昇することにより杭の引抜きが行われる。また、サ
ドル2とテーブル3とはスライドベース7を介して相対
的にスライド可能となっている。
【0008】このような構成の装置が自走する場合は、
まず杭列先端に移動用の杭を圧入しておき、この移動用
の杭に連結して新たな杭を圧入していく。この圧入途中
に一旦圧入を停止しチャック5が圧入杭を挟持した状態
でクランプ4を解放して、サドル2とテーブル3を上昇
させて杭1本分だけ前進させる。そして、次いでサドル
2とテーブル3を下降させてクランプ4で既設杭を挾持
し、その後、チャック5を下降せしめ圧入杭を完全に圧
入する。このような作動を順次繰り返すことにより杭1
本分ずつ既設杭列上を前進することができる。
【0009】前記クレーン10はテーブル3の側方に取
り付けられたブラケット11を介してテーブル3に装着
されている。このクレーン10は回転板12および起伏
シリンダ13を備えることによりテーブル3に対して旋
回および起伏可能となっていると共に、伸縮自在に構成
されており、これにより杭や他の資材の移送を行う。こ
のクレーン10のブラケット11への装着は、前後方向
に延びる水平軸15がブラケット11に回転可能に取り
付けられ、この水平軸15がクレーン10の支軸14に
直交するように挿入されることで行われている。水平軸
15と支軸14とは、キーおよびキー溝などの係合手段
によって一体的に組み付けられていると共に、水平軸1
5が油圧モータなどの回転駆動源(図示省略)に連結さ
れている。従って水平軸15が回転すると、クレーン1
0はその全体が実線状態から鎖線状態に変位すると共
に、鎖線状態から実線状態に復帰する。ここで実線状態
はクレーン10がテーブル3上に起立した作業姿勢であ
るが、鎖線状態はクレーン10がテーブルから退避した
横倒し姿勢となっている。この横倒し状態ではクレーン
10がテーブルの上面と略同一面となっておりテーブル
3の側方に突出する。これによりテーブル3全体として
の高さが減じるため、橋梁などの障害物があっても障害
物との干渉を生じることがなく、障害物の下を通過する
移動を続行することができる。
【0010】図4ないし図6は本発明の第2実施例を示
し、前記第1実施例と同一の要素は同一の符合を付して
対応させてある。この実施例では、クレーン10がテー
ブル3上の略中央部分に位置するように配設されてい
る。また、クレーン10を装着するための水平軸15は
テーブル3の左右方向に沿って設けられており、この水
平軸15にクレーン10の支軸14が直交状に組み付け
られている。この実施例では、上部に障害物がある場合
には、まずクレーン10を水平方向に90度回転させ、
杭圧入引抜機1に対して直交状態をとる。この状態で水
平軸15を回動させると、クレーン10は実線状態から
図6に示す矢印方向に回動して鎖線状態に変位する。こ
の鎖線状態のクレーン10はテーブル3の上面と略同一
面となった状態でテーブル3の後方に横倒し状態とな
る。このような状態では、テーブル3の突出物がなくな
るため、数cmの空間を必要とする現場で障害物の下を
走行することが可能となる。
【0011】
【発明の効果】本発明はテーブルの上面と略同一面とな
るようにクレーンを変位させる構造としたため、障害物
があっても、干渉することなく、杭列上の走行を続行で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の平面図。
【図2】第1実施例の側面図。
【図3】第1実施例の背面図。
【図4】第2実施例の平面図。
【図5】第2実施例の側面図。
【図6】第2実施例の背面図。
【図7】作業の一例を示す概略図。
【符号の説明】
1 クレーン付杭圧入引抜機 2 サドル 3 テーブル 10 クレーン

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下部にクランプを垂設したサドルと前端
    にチャックを設けたテーブルとの相対的なスライドで既
    設杭列上を移動すると共に、クレーンが前記テーブルの
    上面と略同一面となるようにテーブルに変位可能に取り
    付けられたクレーン付杭圧入引抜機。
  2. 【請求項2】 前記クレーンは、横倒し可能にテーブル
    に取り付けられていることを特徴とする請求項1記載の
    クレーン付杭圧入引抜機。
  3. 【請求項3】 前記クレーンは、後倒し可能にテーブル
    に取り付けられていることを特徴とする請求項1記載の
    クレーン付杭圧入引抜機。
JP20835492A 1992-06-25 1992-06-25 クレーン付杭圧入引抜機 Expired - Fee Related JPH0711139B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP20835492A JPH0711139B2 (ja) 1992-06-25 1992-06-25 クレーン付杭圧入引抜機

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0610351A true JPH0610351A (ja) 1994-01-18
JPH0711139B2 JPH0711139B2 (ja) 1995-02-08

Family

ID=16554903

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020060025A (ja) * 2018-10-10 2020-04-16 株式会社技研製作所 杭圧入装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2020060025A (ja) * 2018-10-10 2020-04-16 株式会社技研製作所 杭圧入装置

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JPH0711139B2 (ja) 1995-02-08

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