JPS5841233Y2 - 土木・建設作業機における支持装置 - Google Patents

土木・建設作業機における支持装置

Info

Publication number
JPS5841233Y2
JPS5841233Y2 JP1979044522U JP4452279U JPS5841233Y2 JP S5841233 Y2 JPS5841233 Y2 JP S5841233Y2 JP 1979044522 U JP1979044522 U JP 1979044522U JP 4452279 U JP4452279 U JP 4452279U JP S5841233 Y2 JPS5841233 Y2 JP S5841233Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
jack
flange
cylinder
stopper
civil engineering
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1979044522U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS55153257U (ja
Inventor
英一 前田
Original Assignee
株式会社神戸製鋼所
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社神戸製鋼所 filed Critical 株式会社神戸製鋼所
Priority to JP1979044522U priority Critical patent/JPS5841233Y2/ja
Publication of JPS55153257U publication Critical patent/JPS55153257U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5841233Y2 publication Critical patent/JPS5841233Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Placing Or Removing Of Piles Or Sheet Piles, Or Accessories Thereof (AREA)
  • Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、杭打機等の土木、建設作業機における支持装
置に関する。
杭打機等の土木、建設作業機(以下、単に杭打機等と称
す)において、大型のものは旋回体を装備した機体と、
クローラ等を装備した走行体とを分離して輸送する必要
がある。
上記杭打機等には杭打等の作業時に機体を安定させるた
めの支持装置としてアウトリガジヤツキおよびフロント
(リーダ)ジヤツキが設けられている。
従って、上記機体と走行体を分離、輸送する際このジヤ
ツキを利用して機体等を一旦地面から浮上させ、走行体
を機体から取外した後、機体の下方にトレーラを進入さ
せ、然る後、機体を降下してトレーラに積載できるよう
にすれば非常に好都合である。
ただし、この場合、機体の下部にトレーラを進入させる
ためには、機体を地面からトレーラの車高以上の高さま
で約1100〜1200 mm浮上させる必要がある。
然るに、従来のジヤツキは、旋回体に対して定位置に固
定されており、その伸縮ストロークは600mm程度で
あるため、このジヤツキを利用しても機体をその下部に
トレーラが進入し得る程度の高さまで浮上させることは
できず、上記積載方法を採用することはできない。
なお、上記積載方法を採用するために、ジヤツキの伸縮
ストロークを長くすることが考えられるが、こうすれば
、ジヤツキ全体が長尺、大型となってコストアップにつ
ながり、とくにフロントジヤツキにおいては視野の減少
による作業能率の低下、杭等の吊荷との衝突等による事
故の増加等の弊害が生じる。
本考案は、ジヤツキ自身の伸縮ストロークを長くせずに
、ジヤツキの旋回体に対する取付位置を上下に変更でき
るようにすることによって、上記従来の問題を解決し、
かつ、このジヤツキを利用して機体と走行体の分離、運
搬作業を効率よく行なうことができるようにしたもので
ある。
すなわち、本考案は、走行体を装備した機体上に旋回体
を搭載し、該旋回体にジヤツキを装備している土木、建
設作業機において、前記ジヤツキの側面の上下数個所に
上下方向に沿ったフランジを設け、前記旋回体に前記フ
ランジの取付座と、フランジの上下移動の案内をなすガ
イド部材と、前記フランジの位置決めを行うストッパと
を設け、いずれか一個のフランジを前記ガイド部材とス
トッパとに係合させた状態で前記取付座に固定具を介し
て着脱自在に取付けることにより、前記ジヤツキを旋回
体に対して上下方向に位置可変に取付けてなることを特
徴とする土木、建設作業機における支持装置である。
以下、本考案を図に示す実施例に基づいて説明する。
第1図は、土木、建設作業機としての杭打機の一例を示
すもので、この杭打機は、機体1の下部左右両側にクロ
ーラ等を具備した走行体2を着脱自在に装備し、上部に
旋回体3を旋回自在に搭載し、該旋回体3の前部にアダ
プタ4およびリーダサポート5を介してリーダ6を着脱
自在に取付けている。
上記杭打機において、旋回体3の前部および後部に支持
装置としてフロントジヤツキ7およびアウトリガジヤツ
キ8を次のように設ける。
まず、アウトリガジヤツキ8について説明すると、第2
図乃至第5図に示すように、旋回体3の後部において左
右両側に進退自在に張出したビーム9(一方は図示せず
)の先端に取付座10を設け、該取付座10にアウトリ
ガジヤツキ8のシリンダ11を上下に位置変更自在に取
付ける。
この場合、ビーム9の先端に設けられた取付座10には
、左右両側辺部に断面り形のガイド部材12.12を取
付けて上下方向に沿ったガイド溝13゜13を設けると
共に、該取付座10の取付面の上部に水平方向に沿った
ストッパ取付溝14を設け、この溝14にストッパ15
を係合させてボルト16により着脱自在に取付ける。
一方、シリンダ11の一側辺部において上下2個所にフ
ランジ17.18を設け、そのいずれか一方のフランジ
を前記ガイド溝13.13に係合させて同フランジを数
本のボルト19により取付座10に着脱自在に取付ける
上記シリンダ11は、通常、第2図イに示すよううに高
位置に取付けられるもので、その取付は時には、シリン
ダ11を短縮させ、フロート20を地面Aに接地して起
立させた状態で、シリンダ11を伸長させ、上側のフラ
ンジ17をガイド溝13,13に下から係合させ、さら
に引続いて伸長させることにより下側のフランジ18を
ガイド溝13.13に係合させ、次いで、ストッパ15
を取付溝14に係合させてポル) 16.16により固
定し、このストッパ15に前記フランジ18の上端を押
し当て・位置決めをなし、該フランジ18を数本のボル
ト19・・・・・・により取付座10に固定する。
この場合、ガイド部材12.12およびストッパ15を
省略しても差支えないが、これらを設けて、おけば、上
記取付は作業時に、ガイド部材12.12によってシリ
ンダ11の起立姿勢を保持し、かつストッパ15によっ
て位置決めできるので、シリンダ11の取付は作業を簡
便に行なうことができる。
こうしてシリンダ11を高位置に取付けておけば、走行
、旋回時等にシリンダ11を短縮させることによって、
フロート20を走行体と干渉しない高さHlまで退避さ
せることができ、走行、旋回等をスムーズに行なうこと
ができる。
なお、シリンダ11の伸縮ストロークLは前記高さHl
より大きく、杭打等の作業時にはこのシリンダ11を前
記高さH1以上、たとえば最大に伸長させることによっ
て、当該杭打機の走行体を地面Aから高さH2だけ浮か
した状態でこの杭打機を安定よく支持させることができ
る。
次に、上記杭打機の機体1と走行体2を分離、運搬する
ときは、上記シリンダ11の取付位置を第2図口に示す
低位置に変更する。
この位置変更時には、同図イの状態からシリンダ11を
伸長し、フロート20を地面Aに接地させた後、各ボル
ト16゜19・・・・・・を外し、ストッパ15を溝1
4から取外すと共に、下側フランジ18を取付座10か
ら取外す。
このとき、各ポル) 16.19・・・・・・を外して
もフロート20が接地し、かつ、下側フランジ11がガ
イド溝13.13に係合しているので、シリンダ11は
起立姿勢を保持され、転倒することはない。
然る後、シリンダ11を短縮させ、下側フランジ18を
ガイド溝13.13から離脱させると共に上側フランジ
17をガイド溝13.13に係合させ、次いで、ストッ
パ15を溝14に係合させてボルト16゜16により固
定し、このストッパ15に上側フランジ17の上端を押
し当てて位置決めした状態で、該フランジ17を数本の
ボルト19・・・・・・により取付座10に固定する。
こうしてシリンダ11を低位置に取付けることにより、
シリンダ短縮時におけるフロー) 20の地面Aからの
高さH1’を低くでき、この位置がらフランジ11を伸
長させることにより、上記杭打機の走行体等を地面Aか
ら高さH2の高位置まで浮上させ、これによって機体1
の下部にトレーラを容易に進入させることができ、機体
1と走行体2の分離、運搬作業を効率よく行なうことが
できる。
なお、フロントジヤツキ7は、たとえば゛第6図、第7
図に示すように構成する。
すなわち旋回体3の前部にアダプタ4およびリーダサポ
ート5を介して取付けられたリーダ6の下端部にジヤツ
キ受台21を取付け、このジヤツキ受台21の左右両側
にそれぞれジヤツキビーム22.22を突設し、両ビー
ム22.22の先端にそれぞれ取付座23.23を設け
、該取付座23.23にフロントジヤツキ7のシリンダ
24.24を上下位置変更自在に取付ける。
25はガイド部材、26はストッパ、27はその取付ボ
ルト、28はシリンダ24に設けられた上部フランジ、
29は同じく下部フランジ、30はその取付ボルトを示
し、このフロントジヤツキ7における各シリンダ24.
24の取付座23.23に対する取付手段は、前述した
アウトリガジヤツキ8におけるシリンダ11の取付座1
0に対する取付手段と実質的に同一である。
上記フロントジヤツキ7において、図例では、リーダ6
の下端部にジヤツキ受台21を介して左右に計2本のジ
ヤツキビーム22.22を突設し、その先端に計2本の
シリンダ24.24を取付けるようにしているが、ジヤ
ツキビーム22.22はリーダサポート5の左右両側に
突設してもよく、あるいはジヤツキビーム22を一体に
するか、もしくはジヤツキ受台21に一個の取付座10
を設けてこれに一本のシリンダ24を取付けるようにし
てもよい。
さらに、上記実施例では各ジヤツキのシリンダを取付座
に対して高、低2位置に変更できるようにしているが、
3位置以上に変更できるようにしてもよい。
また、各シリンダの上側フランジと下側7ランジを上下
に連続させて形成し、このフランジの表面に1乃至数個
のキー溝状の保合溝を設け、この溝にストッパを係合さ
せて位置決めおよびスラスト荷重の支持等を行なうよう
にしてもよい。
以上説明したように、本考案によるときは、ジヤツキの
取付位置を上下に変更できるようにしたもので、該ジヤ
ツキを低位置に取付けることにより、伸縮ストロークの
長いジヤツキを用いなくても従来のジヤツキと同程度の
伸縮ストロークのジヤツキを用いて、機体をその下部に
トレーラを進入させ得る程度の高さまで容易に浮上させ
ることができ、機体と走行体の分離、運搬等の作業を簡
便に行なうことができる。
また、ジヤツキの伸縮ストロ−゛りを長くする必要がな
いので、前述した従来の問題すなわちコストアップ、視
野の減少による作業能率の低下、杭等の吊荷との衝突等
による事故の増灯等の弊害を一掃できる。
なお、走行、旋回、杭打等の一般的な作業時には、ジヤ
ツキを高位置に取付けることによって、これらの作業を
何ら支障なく行ない得るものである。
とくに本考案によれば、ジヤツキに設けたフランジを旋
回体に設けたガイド部材とストッパとに係合させること
によって、ジヤツキの上下方向の位置変更ならびに位置
決めを迅速、容易に行うことができ、位置変更の作業性
を大幅に向上できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は土木、建設作業機としての杭打機の一例を示す
側面図、第2図イ、叫よアウトリガジヤツキの取付例を
示す正面図、第3図はその側面図、第4図はその要部を
拡大した縦断正面図、第5図は同じく横断平面図、第6
図はフロントジヤツキの取付例を示す側面図、第7図は
その平面図である。 1・・・・・・機体、2・・・・・・走行体、3・・・
・・・旋回体、4・・・・・・アダプタ、5・・・・・
・リーダサポート、6・・・・・・リーダ、7・・・・
・・フロントジヤツキ、8・・・・・・アウトリガジヤ
ツキ、10゜23・・・・・・取付座、11.24・・
・・・・シリンダ、9,22・・・・・・ビーム、12
,25・・・・・・ガイド部材、15.26・・・・・
・ストッパ、17゜28・・・・・・上部フランジ、1
8,29・・・・・・下部フランジ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 走行体を装備した機体上に旋回体を搭載し、該旋回体に
    ジヤツキを装備している土木、建設作業機において、前
    記ジヤツキの側面の上下数個所に上下方向に沿ったフラ
    ンジを設け、前記旋回体に前記フランジの取付座と、フ
    ランジの上下移動の案内をなすガイド部材と、前記フラ
    ンジの位置決めを行うストッパとを設け、いずれか一個
    のフランジを前記ガイド部材とストッパとに係合させた
    状態で前記取付座に固定具を介して着脱自在に取付ける
    ことにより、前記ジヤツキを旋回体に対して上下方向に
    位置可変に取付けてなることを特徴とする土木、建設作
    業機における支持装置。
JP1979044522U 1979-04-03 1979-04-03 土木・建設作業機における支持装置 Expired JPS5841233Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1979044522U JPS5841233Y2 (ja) 1979-04-03 1979-04-03 土木・建設作業機における支持装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1979044522U JPS5841233Y2 (ja) 1979-04-03 1979-04-03 土木・建設作業機における支持装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55153257U JPS55153257U (ja) 1980-11-05
JPS5841233Y2 true JPS5841233Y2 (ja) 1983-09-17

Family

ID=28921008

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1979044522U Expired JPS5841233Y2 (ja) 1979-04-03 1979-04-03 土木・建設作業機における支持装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5841233Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6746207B2 (ja) * 2016-07-06 2020-08-26 日本車輌製造株式会社 杭打機及び杭打機の積載方法

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5516996Y2 (ja) * 1974-11-20 1980-04-21

Also Published As

Publication number Publication date
JPS55153257U (ja) 1980-11-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2018043577A (ja) 作業車両のアウトリガジャッキ動作制御装置
JPS5841233Y2 (ja) 土木・建設作業機における支持装置
CN108517906B (zh) 步履式挖掘机以及步履式挖掘机的工作方法和转运方法
JP4143442B2 (ja) Pc床版架設装置及び該装置を用いたpc床版架設方法
CN110962725A (zh) 一种车辆运输车
JP5121408B2 (ja) ジャッキ付き作業機のジャッキに着脱される構造物の積み降ろし装置
JP7187843B2 (ja) 建設機械
KR960000108B1 (ko) 건주크레인
KR19980061237U (ko) 트레일러의 중장비 적하장치
JP2020002607A (ja) 杭打ち装置
JP2552130Y2 (ja) 自走式クレーン
JP7282610B2 (ja) 杭打機
JP3045583B2 (ja) アウトリガを有する車両の駐車装置
JPH09256768A (ja) ケーシング押しこみ機の位置決め装置
JP2528067Y2 (ja) 車台傾斜式車両
JP2005289553A (ja) 作業車の支持装置
JPH0930779A (ja) 移動式クレーンのカウンターウェイト着脱装置
JPH0415552Y2 (ja)
JPH0743194Y2 (ja) パワーショベル
JPS6234947Y2 (ja)
JPS5843848A (ja) ホイ−ル式作業機械のアウトリガ装置
JPH0449205Y2 (ja)
JPH07292721A (ja) 油圧作業車両の車体構造
JP2003193799A (ja) 搬送装置および被搬送物の搬送方法
JPS605104Y2 (ja) 動力運搬車