JPS6234947Y2 - - Google Patents

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JPS6234947Y2
JPS6234947Y2 JP17529682U JP17529682U JPS6234947Y2 JP S6234947 Y2 JPS6234947 Y2 JP S6234947Y2 JP 17529682 U JP17529682 U JP 17529682U JP 17529682 U JP17529682 U JP 17529682U JP S6234947 Y2 JPS6234947 Y2 JP S6234947Y2
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JP
Japan
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mast
guide
main
crane
guide mast
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JP17529682U
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JPS5980388U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は急角度の傾斜地、傾斜面の土木工事に
適したジブクレーンに関する。
第11図に示す様に急角度の傾斜地、傾斜面の
土木工事に用いられる従来のクレーンaでは作業
位置が高くなればなる程作業半径Rが大きくなる
為、取扱う荷重が小さい場合でも作業半径の大き
い大型のクレーンを使用しなければならなかつ
た。この為作業性が悪いととも不経済である等の
欠点があつた。
本考案は斯かる不具合を解消すべくなしたもの
であつて、クレーンのマストをガイドマストとメ
インマストから構成し、ガイドマストに該ガイド
マストより長いメインマストをスライド可能に嵌
挿し、両マスト間に両者を相対移動させる駆動装
置を設けると共に両マストの両端を傾斜面に設け
たマスト固定座にそれぞれ係着・解離可能とし、
メインマスト先端にクレーン本体が設けられる逆
L字状傾斜フレームを枢支させ、該傾斜フレーム
とメインマスト間を傾斜フレームが水平となる様
所要長さの支持材で連結可能とし、前記ガイドマ
ストの上端又は下端の少なくとも1端マスト固定
座間にガイドマスト傾動装置を設け、該ガイドマ
スト傾動装置によりガイドマストの上端又は下端
を傾斜面に対し近接離反可能とし、傾斜面の角度
変化に拘らず昇降可能にして傾斜地、傾斜面での
土木工事を小型軽量のジブクレーンでできる様に
したものである。
以下図面に基づき本考案の実施例を説明する。
ジブクレーンのマスト1をガイドマスト2及び
該ガイドマスト2より長くガイドマストにスライ
ド自在に嵌挿したメインマスト3より構成し、両
マスト2,3間に両者を相対的に移動させ得る駆
動装置4を設ける。ガイドマスト2及びメインマ
スト3の両端にはブラケツト5,5を設け、該ブ
ラケツト5,5と傾斜面6に固着されるマスト固
定座7,8とを係着、解離可能とする。又、ガイ
ドマスト2の先端にはガイドマスト傾動装置9を
設けて、ガイドマスト先端を傾斜面6に対して近
接離反させ、ガイドマスト2即ち、マスト1を傾
斜させ得る様にする。前記メインマスト3の先端
にはクレーン本体10を設け、クレーン本体10
とメインマスト3間にはメインマスト3全体を傾
動させるクレーン傾斜装置11を設ける。
前記駆動装置4は第3図〜第5図に示す様に、
ガイドマスト2側に滑動台車12をメインマスト
3のスライド方向に移動自在に設け、ガイドマス
ト3と滑動台車12とはシリンダ13を介して連
結する。ガイドマスト2及び滑動台車12には固
定ピン14を挿通する為の係合孔15,16を設
ける。
メインマスト3側には滑動台車12と対峙させ
て受桁17を固着し、該受桁17には前記シリン
ダ13の伸縮量に見合つたピツチで係止孔18を
穿設する。
而して、固定ピン14を係合孔15と係止孔1
8、係合孔16と係止孔18に交互に挿通し、又
シリンダ13を伸縮させてやれば、ガイドマスト
2とメインマスト3は相対移動する。尚、19及
び20はガイドローラである。
次に前記ガイドマスト傾動装置9を第6図に示
す。
ガイドマスト2の先端にシリンダ21を枢着
し、又ロツド22の先端とマスト固定座7とを係
着解離可能とする。ガイドマスト2を傾動させる
場合はブラケツト5と固定座7を解離し、シリン
ダ21を伸長させる。尚、マスト1の昇降動を行
う場合は、ロツド22とブラケツト5を解離しシ
リンダ21は短縮させておく。
第7図、第8図は前記したクレーン傾斜装置1
1を示している。
クレーン本体10の旋回体23はメインマスト
先端に枢支した逆L字状の傾斜フレーム24に支
持されている。傾斜フレーム24の枢支点と傾斜
フレーム24間には斜材25を着脱可能に設けて
補強し、メインマスト3の前記枢支点の反対側と
傾斜フレーム24とを取外し可能な支持材26で
連結し、メインマスト3上に傾斜フレーム24を
介してクレーン本体10を水平に支持する。又、
傾斜フレーム24とメインマスト3の前記枢支点
の反対側との間に傾斜シリンダ27を設ける。
斯かる傾斜装置11によりクレーン本体10を
傾斜させる場合は以下の手順で行う。
支持材26を取外し、傾斜シリンダ27を縮短
させ図中Aで示す状態にして、傾斜シリンダ27
の長さに見合つた支持材26を取付ける。
クレーン本体10を更に傾斜させる場合は、図
中Bで示す様に傾斜シリンダ27を付変え、斜材
25、支持材26の取付位置も変える。
次に、上記構成に係るジブクレーンの昇降作動
について説明する。
上昇作動、下降作動は略同様であるので以下は
上昇作動のみについて説明する。
上昇作動を第1図の状態から始めるとして、メ
インマスト3両端のブラケツト5を固定座8に係
着してメインマスト3を傾斜面6に固定し、ガイ
ドマスト2両端のブラケツト5及びシリンダ21
と固定座7,8とを解離する。前記した駆動装置
4によりガイドマスト2を上昇させ、ガイドマス
ト2と傾斜面6とをブラケツト5、固定座7,8
を介して固定する(第2図)。
更に、メインマスト3と傾斜面6とを前記と同
様な手順で切離し、駆動装置4によりメインマス
ト3を上昇させるのであるが、傾斜面6の角度
(勾配)が変化する場合はメインマスト3が傾斜
面6に衝突したり、メインマスト3が傾斜面6よ
り離れすぎて固定できないことになる。この時は
シリンダのロツド22を固定座7に係着し、シリ
ンダ22を適宣伸縮させることによりガイドマス
ト2を傾動して傾斜面6の角度に合せる。更に傾
斜装置11を作動させてクレーン本体10の姿勢
を修正する。
以上の様に傾斜面の角度が変化しても自力で昇
降できる。
第9図、第10図は傾斜面6の角度が特殊な場
合を示しており、第9図では傾斜面の角度αが90
゜、第10図では同角度αが0゜を示している。
尚、図示していないが、角度αが90゜以上であつ
ても昇降できることは言うまでもない。
尚、上記実施に於いて傾動装置9をガイドマス
ト2の後端に設けてもよく、前後両端に設けても
よい。又、傾斜装置11に於ける支持材26を伸
縮可能としてもよい。
以上述べた如く本考案によれば、傾斜面に沿つ
て昇降できる様にしたのでクレーンの作業半径が
傾斜面の工事高さに影響されず小さくてよく、小
型軽量のジブクレーンの使用が可能となる。従つ
て、取扱いが簡単であると共に経済的である。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は本考案に係るジブクレーンの
全体図であり、両図はガイドフレームとマストフ
レームが相対移動した状態を説明している。又、
第3図〜第5図は駆動装置を示し、第3図は正面
図、第4図は部分断面図、第5図はメインマスト
部分の正面図、第6図は傾動装置の説明図、第7
図、第8図は傾斜装置を示し、第7図は側面図、
第8図は正面図である。第9図、第10図は本考
案に係るジブクレーンの使用例を示す説明図、第
11図は従来例の説明図である。 2はガイドマスト、3はメインマスト、4は駆
動装置、5はブラケツト、6は傾斜面、7,8は
マスト固定座、9は傾動装置、10はクレーン本
体、11は傾斜装置を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. クレーンのマストをガイドマストとメインマス
    トから構成し、ガイドマストに該ガイドマストよ
    り長いメインマストをスライド可能に嵌挿し、両
    マスト間に両者を相対移動させる駆動装置を設け
    ると共に両マストの両端を傾斜面に設けたマスト
    固定座にそれぞれ係着・解離可能とし、メインマ
    スト先端にクレーン本体が設けられる逆L字状傾
    斜フレームを枢支させ、該傾斜フレームとメイン
    マスト間を傾斜フレームが水平となる様所要長さ
    の支持材で連結可能とし、前記ガイドマストの上
    端又は下端の少なくとも1端マスト固定座間にガ
    イドマスト傾動装置を設け、該ガイドマスト傾動
    装置によりガイドマストの上端又は下端を傾斜面
    に対し近接離反可能としたことを特徴とするジブ
    クレーン。
JP17529682U 1982-11-19 1982-11-19 ジブクレ−ン Granted JPS5980388U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17529682U JPS5980388U (ja) 1982-11-19 1982-11-19 ジブクレ−ン

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JP17529682U JPS5980388U (ja) 1982-11-19 1982-11-19 ジブクレ−ン

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5980388U JPS5980388U (ja) 1984-05-30
JPS6234947Y2 true JPS6234947Y2 (ja) 1987-09-05

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ID=30381410

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JP17529682U Granted JPS5980388U (ja) 1982-11-19 1982-11-19 ジブクレ−ン

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61267692A (ja) * 1985-05-20 1986-11-27 鹿島建設株式会社 クライミングジブクレーン
JPS61267691A (ja) * 1985-05-21 1986-11-27 鹿島建設株式会社 クライミングジブクレーン

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JPS5980388U (ja) 1984-05-30

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