JPH0598664A - パワーシヨベルの配管構造 - Google Patents

パワーシヨベルの配管構造

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JPH0598664A
JPH0598664A JP12589991A JP12589991A JPH0598664A JP H0598664 A JPH0598664 A JP H0598664A JP 12589991 A JP12589991 A JP 12589991A JP 12589991 A JP12589991 A JP 12589991A JP H0598664 A JPH0598664 A JP H0598664A
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boom
swing
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support pin
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Takeshi Hirai
武 平井
Toshihiro Oota
年広 大太
Fujio Sakane
富士夫 坂根
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Caterpillar Japan Ltd
Caterpillar Mitsubishi Ltd
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Caterpillar Mitsubishi Ltd
Shin Caterpillar Mitsubishi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】ブーム側に集中配管させる配管構造を提供す
る。 【構成】ブーム6の一側の油圧ホースをブーム取付部2
に設けたサポートピン4の外周回りを迂回させてブーム
他側のジョイント12に接続して油圧配管をS字形に形
成して伸縮し易い伸縮融通部19を形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パワーショベルに適用
できる配管構造に関し、さらに詳しくはスイングフレー
ム内のコントロールバルブからブーム上の油圧機器に圧
油を供給する形式としたパワーショベルの配管構造に関
する。
【0002】
【従来の技術】この種のパワーショベルは、スイングフ
レームのブーム取付部に立設したサポートピンの上下に
中心部が回動自在に枢支されたスイングポストの他端
を、スイングシリンダに連結する構造が一般的な構造と
なつている。そして従来のパワーショベルにあつては、
スイングフレームから外側に出た多数本の油圧ホースを
ブームを挟む左右両側に配設し、このブーム左右の油圧
ホースをブーム上の油圧機器に接続するという配管構造
が採用されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする問題点】ところで、上述した
従来の配管構造では、運転席をブームの右側、または左
側に偏在させてもブームの左右に配設される多数本の油
圧ホースが運転者の前方に林立して視界を阻害する要因
になるという問題点があつた。さらには、ブームの右側
へ行つたり左側へ行つたりして両位置で行う油圧ホース
の配管作業が非常に面倒となるので、とちらか一方の定
位置での作業が要望されるという問題があつた。
【0004】そこで、本発明は上述した従来の実情に鑑
み、その問題点を解消すべく創案されたもので、ブーム
一側の油圧ホースを、ブーム取付部に設けたサポートピ
ンの外周回りを迂回させてブーム他側のジヨイントに接
続することにより、ブーム他側に集中配管できるパワー
ショベルの配管構造を提供することを目的として実施す
るものである。
【0005】
【問題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明は、スイングフレームのブーム取付部に立設したサポ
ートピンの上下にスイングポストを回動自在に枢支し、
スイングポストの一端をスイングシリンダに連結したパ
ワーショベルであつて、前記スイングフレーム上でブー
ムの一側に運転席を設け、スイングフレームの上記運転
席存在側にコントロールバルブを取付けると共に、この
バルブに一端を接続した油圧ホースを、伸縮融通部を介
して前記ブーム取付部内を通りサポートピンの外径回り
を迂回させ、ブーム他側に設けたジヨイントに接続し、
このジヨイントの他側を別の油圧ホースを介してブーム
上の油圧機器に接続したものである。
【0006】
【作 用】したがつて、スイングフレーム1のブー
ム取付部2に立設したサポートピン4の上下に回動自在
に枢支されたスイングポスト3の他端3aを、スイング
シリンダ5に連結した構造のパワーショベルを有効利用
し、スイングフレーム1の運転席存在側に取付けたコン
トロールバルブ16に接続したブーム一側の油圧ホース
9は、伸縮融通部19を介してブーム取付部2内を通り
サポートピン4の外周回りを迂回させてブーム他側に設
けたジヨイント12に接続される。
【0007】このジヨイント12の他端を別の油圧ホー
ス11を介してブーム6上の油圧機器20,21に接続
することにより、油圧ホース9,11はブーム他側で接
続され、ブーム6の左右両側に配設する必要がないの
で、従来のようにスイングフレームから外側に出た油圧
ホースをブームを挟む左右両側に配設することで、運転
席22に座乗した運転者の前方視界を阻害したり、ある
いはブームの右側へ行つたり左側へ行つたりして両位置
で行う面倒な配管作業などが解消される。
【0008】また、ブーム取付部2に立設したサポート
ピン4回りに回動自在なスイングポスト3を設けたもの
であつても、スイングフレーム1一側のコントロールバ
ルブ16からブーム取付部2を通りサポートピン4の外
径回りを迂回させて油圧ホース9を配設することで、そ
の間を利用して簡単に伸縮融通部19が設けられ、スイ
ングポスト3の旋回が円滑となる。
【0009】
【実 施 例】以下、本発明を一実施例として示す図面
について説明する。図1〜図3の如くパワーショベルP
は、上下方向の軸芯Sを中心にして旋回可能なスイング
フレーム1が装備され、このスイングフレーム1の先端
にはブーム取付部2が設けられている。このブーム取付
部2は、スイングフレーム1側に固定される基端側の取
付プレート2aと、この取付プレート2aから前方に延
びる上側プレート2b、中側プレート2c、および下側
プレート2dとから構成されるが、このブーム取付部2
の前側には上下方向のサポートピン4が中心部に嵌合す
るボス4aが固定され、このサポートピン4の上下にス
イングポスト3の中心部が回動自在に枢支連結されると
共に、このスイングポスト3の右側に延設した連結部3
aが機体他側に配設したスイングシリンダ5の一端に枢
支連結されている。
【0010】図3および図5の如く、上記スイングポス
ト3は、その上方にブーム6の下端がブーム連結ピン1
4を介して枢支連結され、その前方にブームシリンダ7
の下端が連結ピン15を介して枢支連結されている。ま
た、図2の如くサポートピン4を中心とするスイングフ
レーム1の左内側にはコントロールバルブ16が取付け
られている。このコントロールバルブ16に一端が接続
された複数本のフレーム側の油圧ホース9は図3及び図
4の如く取付プレート2aに開口した通し孔17を通過
する際、横方向から前方に向けて方向転換されると同時
にこの方向転換部が伸縮融通部19に形成されている。
この油圧ホース9は、その伸縮融通部19から上側プレ
ート2bと中側プレート2cとの間を通つて前方に延
び、サポートピン4が嵌合するボス4a外径を迂回して
右側に方向転換しながら延びるが、その末端がスイング
ポスト3の連結部3aに設けた各ジヨイント12の一端
に連結固定されている。
【0011】上記した各ジヨイント12は、図5に示す
如くそれぞれL字形に形成すると共にそのブラケツト1
3に固定してフレーム1側に設けた油圧ホース9からの
圧油方向が上向き方向に略90度方向転換されるが、こ
の各ジヨイント12の他端は別に設けた複数からなるブ
ーム側の油圧ホース11を介してブーム6上のブームシ
リンダ7、アームシリンダ20、およびバケツトシリン
ダ21等の油圧機器に接続されている。なお図1に示す
符号25はクローラ、26は整地板、27はバケツトで
ある。
【0012】次に、図2の如くスイングフレーム1の旋
回軸芯Sは機体中心線K上に配設されているが、運転席
中心線Gは機体中心線Kよりも距離Lだけ左側に偏在さ
れると共に、ブーム6の旋回中心であるサポートピン4
が機体中心線Kよりも距離Hだけ右側に偏在されてお
り、運転席22の真前にはブーム6が位置しない配置と
なつている。
【0013】また、図6〜図8の如く取付プレート2a
には四角形状の通し孔17が開口されているが、この通
し孔17には、フレーム側油圧ホース9が滑動しながら
案内される丸棒等からなるガイド23(通常は金属棒で
あるが、他の材質のものでも良い)が固定されており、
このガイド23は正面視で通し孔17の左側と通し孔1
7の下側を案内するL字形、または通し孔17の回りを
囲繞する四角形状に形成することにより、図8の如く、
スイングポスト3の移動に伴つて油圧ホース9が通し孔
17内を矢印方向に移動する際、その外径が通し孔17
の縁に接触して損傷するのが防止される。
【0014】さらに、スイングポスト3の左側には、油
圧ホース9のサポートピン4の外周回りを迂回する部位
に対向する規制片24(図4、図5)が取付けられ、こ
の規制片24の作用側は外側に湾曲する湾曲面に形成さ
れている。一方、図4においてスイングポスト3がA位
置からB位置を経由してC位置まで旋回する際、フレー
ム側油圧ホース9はその伸縮融通部19がA位置でX状
態、B位置でY状態、またC位置で最も弛むZ状態に変
化するが、上述した規制片24によりZ状態となつた油
圧ホース9のサポートピン4迂回側が外側に突出しない
ように規制されるので、ブーム取付部2内を利用した油
圧ホース9の収納が容易にできる。そしてスイングポス
ト3は、運転席22が存在しないブーム他側で中心Dと
右旋回限界角度Eとの間で略50゜、また、運転席22
が存在するブーム一側で中心Dと左旋回限界角度Fとの
間で略90゜にわたつて旋回し、運転席22存在側の旋
回角度が大きくなつている。
【0015】本発明は、スイングポスト3を支持するサ
ポートピン4の回りと、スイングフレーム1の前端より
ブーム取付部2に至る経路にそれぞれ油圧ホースの曲が
り部を形成し、全体としてS字形にしているので、スイ
ングポスト3を大きく旋回させても油圧ホースの経路が
僅かに変化するだけで、この油圧ホースに大きな力を発
生させることなく柔軟に変形することが可能である。
【0016】
【発明の効果】以上に説明してきたように本発明は、ス
イングフレームのブーム取付部に立設したサポートピン
の上下に回動自在に枢支されたスイングポストの他端
を、スイングシリンダに枢支連結した構造のパワーショ
ベルを有効利用し、スイングフレームの運転席存在側に
設けたコントロールバルブに接続したブーム一側の油圧
ホースを、伸縮融通部を介してブーム取付部内を通りサ
ポートピンの外径回りを迂回させてブーム他側に設けた
ジヨイントに接続できる。
【0017】しかも、ブーム他側に位置するジヨイント
の他端を別の油圧ホースを介してブーム上の油圧機器に
接続することでブーム他側に集中配管できるので、従来
のようにスイングフレームから外側に出た油圧ホースを
ブームを挟む左右両側に配設することによつて、油圧ホ
ースが運転席に座乗した運転者の前方視界を阻害した
り、あるいはブームの右側へ行つたり左側へ行つたりし
て両位置で行う面倒な配管作業などが解消できる。
【0018】さらに、ブーム取付部のサポートピン回り
に回動自在なスイングポストを設けたものであつても、
スイングフレーム一側のコントロールバルブからブーム
取付部を通りサポートピンの外径回りを迂回する油圧ホ
ースを配設することで、その間を利用して簡単に伸縮融
通部を設けることができる。したがつて、ブーム他側に
集中配管できる。
【0019】
【図面の簡単な説明】
【図1】パワーショベルの全体側面図である。
【図2】ブームとキヤビンを外した状態で示すパワーシ
ョベルの平面図である。
【図3】油圧ホースの配管を示す要部側面図である。
【図4】油圧ホースの配管を示す要部平面図である。
【図5】要部の正面図である。
【図6】通し孔に設けたガイドを示す要部の拡大平面図
である。
【図7】通し孔に設けたガイドを示す要部の拡大側面図
である。
【図8】通し孔に設けたガイドの作用説明図である。
【符号の説明】
1 スイングフレーム 2 ブーム取付部 2a
取付プレート 2b 上側プレート 2c 中間プレート 3
スイングポスト 3a 連結部 4 サポートピン 4a ボス 5 スイングシリン ダ 6 ブーム 7 ブーム
シリンダ 9 フレーム側の油圧ホース 11 ブーム側の油圧
ホース 12 ジヨイント 13 ブラケツト 16 コン
トロールバルブ 17 通し孔 19 伸縮融通部 20 油圧シリ
ンダ 21 油圧シリンダ 22 運転席 23 ガイド
24 規制片。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スイングフレームのブーム取付部に立設
    したサポートピンの上下にスイングポストを回動自在に
    枢支し、スイングポストの一端をスイングシリンダに連
    結したパワーショベルであつて、前記スイングフレーム
    上でブームの一側に運転席を設け、スイングフレームの
    上記運転席存在側にコントロールバルブを取付けると共
    に、このバルブに一端を接続した油圧ホースを、伸縮融
    通部を介して前記ブーム取付部内を通りサポートピンの
    外径回りを迂回させ、ブーム他側に設けたジヨイントに
    接続し、このジヨイントの他側を別の油圧ホースを介し
    てブーム上の油圧機器に接続してなるパワーショベルの
    配管構造。
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