JP2001090107A - 旋回式建設機械 - Google Patents

旋回式建設機械

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JP2001090107A
JP2001090107A JP26933899A JP26933899A JP2001090107A JP 2001090107 A JP2001090107 A JP 2001090107A JP 26933899 A JP26933899 A JP 26933899A JP 26933899 A JP26933899 A JP 26933899A JP 2001090107 A JP2001090107 A JP 2001090107A
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望 田中
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勝好 立山
Yasushi Kodashiseki
康司 小出石
Takayoshi Murahashi
高嘉 村橋
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 旋回フレーム前側のコントロールバルブから
ブームの後部側に油圧配管を廻込ませるように配置し、
油圧配管を容易に配置できるようにする。 【解決手段】 コントロールバルブ26を旋回フレーム
3の前部右側に配置し、配管用の支持ブラケット37,
45をブーム25の後方に配設した仕切板23に取付け
る。そして、金属製のアーム用車体側配管30を、コン
トロールバルブ26から後方に延設して支持ブラケット
37により支持し、この配管30と金属製のフロント側
配管31との間をゴムホース等の可撓連結配管32によ
って連結する。一方、バケット用油圧配管38も、配管
39,40,41等を用いてアーム用油圧配管29とほ
ぼ同様に構成し、支持ブラケット45によって支持す
る。これにより、小旋回型の上部旋回体2に標準機種の
フロント24を搭載した場合でも、油圧配管29,38
のレイアウトを容易に行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば土砂等の掘
削作業を行うのに好適に用いられる油圧ショベル等の旋
回式建設機械に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、油圧ショベル等の旋回式建設機
械は、下部走行体と、該下部走行体上に旋回可能に搭載
された上部旋回体と、該上部旋回体に俯仰動可能に取付
けられブーム、アーム、作業具および複数の油圧アクチ
ュエータが設けられたフロントとから構成されている。
【0003】そして、上部旋回体は、底板と該底板上に
前,後方向に伸長して設けられた縦板とを有する旋回フ
レームと、該旋回フレームの前側に位置して縦板を挟ん
だ左,右方向の一側に設けられたキャブと、該キャブの
後側に位置して旋回フレームに設けられた原動機と、旋
回フレームに設けられフロントの各油圧アクチュエータ
に対して油圧源からの圧油を給排するコントロールバル
ブと、該コントロールバルブとフロントの各油圧アクチ
ュエータとの間を接続する複数の油圧配管とを有してい
る。
【0004】この種の従来技術による油圧ショベルに
は、例えば中型クラスの標準機種と呼ばれる油圧ショベ
ルがあり、この標準機種にあっては、フロントのブーム
が旋回フレームの前部側から後方に離れた旋回フレーム
の中央寄りで縦板に取付けられ、コントロールバルブ
は、このブームの後方に位置して旋回フレーム上に配設
されている(例えば、特開平11−190044号公報
等)。
【0005】また、各油圧配管は、コントロールバルブ
からブームに向けて前方に延設され、先端側がフロント
に設けられたブームシリンダ、アームシリンダ、バケッ
トシリンダ等の油圧アクチュエータに接続されると共
に、その途中部位にはブームの俯仰動に応じて撓むホー
ス配管が設けられている。
【0006】そして、油圧ショベルの運転中には、車両
に設けられた油圧ポンプ等から圧油が吐出されると、こ
の圧油はオペレータの運転操作等に応じてコントロール
バルブから走行モータ、旋回モータ等に給排されると共
に、コントロールバルブからフロントの各油圧アクチュ
エータにも給排される。これにより、オペレータは、油
圧ショベルを走行、旋回させたり、フロントのブーム、
アームおよびバケットを駆動して掘削等の土木作業を行
うものである。
【0007】一方、他の従来技術として、例えば中型ク
ラスのうち20トン級の油圧ショベルには、上部旋回体
をコンパクトに形成することにより所謂小旋回型の油圧
ショベルとして構成されたものがある。
【0008】そして、この小旋回型の油圧ショベルは、
標準機種よりも小型のフロントを搭載しているため、そ
のブームが旋回フレームの前部側に取付けられている。
また、コントロールバルブは例えばブームの右側に配置
され、各油圧配管はブームの右側方から上面側に亘って
延設されている。
【0009】この結果、小旋回型の油圧ショベルは、上
部旋回体が標準機種よりもコンパクトに形成され、その
後端部に設けられたカウンタウェイト等が下部走行体よ
りも後方に突出する突出長さを小さく抑える構成とする
ことにより、旋回半径が小さく設計されている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来技術では、例えば狭い作業現場で掘削作業等を行う場
合に、標準機種の油圧ショベルでは旋回半径等が大きく
なり過ぎ、小旋回型の油圧ショベルでは掘削能力等が不
足することがあるため、標準機種のフロントを搭載しつ
つ上部旋回体等を小型化したいという要求がある。
【0011】しかし、例えば小旋回型の油圧ショベルの
ようにコントロールバルブを前部右側に配置した旋回フ
レームに対して、標準機種のフロントを取付ける構成と
した場合には、旋回フレームの前部側に位置するコント
ロールバルブから旋回フレームの中央寄りに位置するブ
ームの後部側に向けて縦板等を跨ぎつつ長尺な複数の油
圧配管を伸長させる必要があり、その配管形状が複雑と
なり易い。
【0012】このため、従来技術では、小型化した旋回
フレームに標準機種のフロントを取付けようとすると、
コントロールバルブとブームとの間に複数の油圧配管を
適切に配置するのが困難となり、その取付時の作業性が
低下し易いため、建設機械の掘削能力等を確保しつつ車
両を小型化するのが難しいという問題がある。
【0013】本発明は上述した従来技術の問題に鑑みな
されたもので、本発明の目的は、コントロールバルブを
ブームの側方に配置した場合でも、油圧配管をコントロ
ールバルブからブームの後部側に向けて容易に伸長させ
ることができ、旋回フレーム側のコントロールバルブと
フロント側の油圧アクチュエータとの間を油圧配管によ
って確実に接続できると共に、フロントの掘削能力等を
確保しつつ車両を小型化できるようにした旋回式建設機
械を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために本発明は、下部走行体と、該下部走行体上に旋回
可能に搭載された上部旋回体と、該上部旋回体に俯仰動
可能に取付けられブーム、アーム、作業具および複数の
油圧アクチュエータが設けられたフロントとからなり、
前記上部旋回体は、底板と該底板上に前,後方向に伸長
して設けられた縦板とを有する旋回フレームと、該旋回
フレームの前側に位置して縦板を挟んだ左,右方向の一
側に設けられたキャブと、該キャブの後側に位置して旋
回フレームに設けられた原動機と、前記旋回フレームに
設けられフロントの各油圧アクチュエータに対して油圧
源からの圧油を給排するコントロールバルブと、該コン
トロールバルブとフロントの各油圧アクチュエータとの
間を接続する複数の油圧配管とを有してなる旋回式建設
機械に適用される。
【0015】そして、請求項1の発明が採用する構成の
特徴は、旋回フレームには前記フロントのブーム後部側
と原動機との間に位置して配管支持部材を設け、前記コ
ントロールバルブは前記旋回フレームの縦板を挟んだ
左,右方向の他側であって該配管支持部材の前方ないし
側方に位置して設け、前記油圧配管は、コントロールバ
ルブから後方に延設され先端側が配管支持部材に支持さ
れた車体側配管と、前記ブームの後部側上面に設けられ
先端側が油圧アクチュエータに向けて延びるフロント側
配管と、可撓ホースを用いて車体側配管の先端側とフロ
ント側配管の基端側との間を連結する可撓連結配管とか
ら構成したことにある。
【0016】このように構成することにより、例えばブ
ームの側方に配置したコントロールバルブから車体側配
管を後方に延設でき、その先端側を配管支持部材によっ
て支持することができる。この結果、車体側配管の先端
側と該車体側配管の前方でブームの上面側に設けられた
フロント側配管との間を前,後方向に延びる可撓連結配
管によって連結することができる。
【0017】また、請求項2の発明によると、旋回フレ
ームには前記ブームの後側に位置して上部旋回体を旋回
駆動する旋回モータを設け、前記配管支持部材は該旋回
モータと原動機との間に設けている。
【0018】これにより、車体側配管の先端側を配管支
持部材によってブームの後部側から離れた原動機寄りの
位置で支持でき、この位置からブームの後部側に向けて
延設される可撓連結配管を緩やかに撓ませることができ
る。
【0019】さらに、請求項3の発明によると、配管支
持部材は原動機と旋回モータとの間を仕切る位置で前記
旋回フレームに設けられた仕切板に取付けている。
【0020】これにより、旋回フレームの前部側と後部
側の原動機との間を仕切る仕切板を配管支持用の構造物
として利用でき、車体側配管の先端側を配管支持部材に
より仕切板を用いて支持することができる。
【0021】また、請求項4の発明によると、配管支持
部材は車体側配管を前,後方向または左,右方向に位置
調整可能に支持する構成としている。
【0022】これにより、例えば金属製の固定パイプ等
からなる車体側配管をコントロールバルブから配管支持
部材の位置まで配設するときには、その配設位置を配管
支持部材によって前,後方向または左,右方向に調整で
き、車体側配管の寸法誤差や形状ばらつき等を配管支持
部材によって吸収することができる。
【0023】さらに、請求項5の発明によると、旋回フ
レームには縦板を挟んだ左,右方向の他側に位置して燃
料タンクを設け、前記コントロールバルブは該燃料タン
クの前側に配置している。
【0024】これにより、例えば上部旋回体の小型化を
図るためにコントロールバルブを燃料タンクの前側に配
置でき、このコントロールバルブから後方に伸長する車
体側配管の先端側を配管支持部材によって支持すること
ができる。
【0025】また、請求項6の発明によると、車体側配
管はフロントに設けられたアームシリンダ,バケットシ
リンダにそれぞれ圧油を給排するアーム配管,バケット
配管であり、前記旋回フレームの縦板には該アーム配管
とバケット配管とを挿通して縦板の左,右両側に配置す
る配管挿通穴を設けている。
【0026】これにより、アーム配管とバケット配管と
を、例えば縦板の右側に配置したコントロールバルブか
ら配管挿通穴を通じて縦板の左側へと延設でき、これら
の配管が縦板上を跨ぐように配置されるのを避けること
ができる。
【0027】さらに、請求項7の発明によると、車体側
配管は前記配管挿通穴の左,右両側で別個の配管を使用
し、これらの配管を管継手によって接続している。
【0028】これにより、例えばコントロールバルブか
ら縦板の配管挿通穴を通じて延設される車体側配管の寸
法が長尺となる場合でも、この車体側配管を配管挿通穴
の左,右両側にそれぞれ配置される別個の配管によって
構成でき、これらの配管を管継手によって接続すること
ができる。
【0029】また、請求項8の発明によると、可撓連結
配管はブームが仰動するときに該ブームの後部側と配管
支持部材との間でΩ状に湾曲する構成としている。
【0030】これにより、ブームが仰動するときには、
可撓連結配管がブームと配管支持部材との間でΩ状に湾
曲し、この湾曲動作によってブームと共に移動するフロ
ント側配管の変位を吸収することができる。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態による
旋回式建設機械として小旋回型の油圧ショベルを例に挙
げ、添付図面を参照して詳細に説明する。
【0032】1は油圧ショベルの下部走行体、2は該下
部走行体1上に旋回可能に搭載された上部旋回体で、該
上部旋回体2の旋回フレーム3上には、図1、図2に示
す如く、後述の縦板11,12を挟んだ左,右方向の一
側(左側)に位置するキャブ4と、該キャブ4の後側に
位置して原動機5、油圧ポンプ(図示せず)等を収容し
た建屋カバー6と、該建屋カバー6の前部右側に位置し
て油圧ポンプと共に油圧源を構成する作動油タンク7
と、該作動油タンク7の前側に位置する燃料タンク8
と、建屋カバー6の後側に位置するカウンタウェイト9
と、縦板11,12を挟んだ左,右方向の他側(右側)
に位置する後述のコントロールバルブ26と、複数の油
圧配管28,29,38等が設けられている。
【0033】ここで、旋回フレーム3は、図3に示す如
く、厚肉の鋼板等からなる底板10と、該底板10上に
前,後方向に伸長して立設された左,右の縦板11,1
2と、左側の縦板11から左方に張出した張出しビーム
13,13,…と、右側の縦板12から右方に張出した
張出しビーム14,14,…と、各張出しビーム13の
先端側に前,後方向に伸長して設けられた左側のサイド
フレーム15と、各張出しビーム14の先端側に前,後
方向に伸長して設けられた右側のサイドフレーム16と
を含んで構成されている。
【0034】そして、縦板11とサイドフレーム15の
前端側との間には、キャブ4を支持する左側の支持ビー
ム17が設けられ、縦板12とサイドフレーム16の前
端側との間には、後述の機器カバー27等を支持する右
側の支持ビーム18と、コントロールバルブ26を取付
ける機器取付板19とが設けられている。
【0035】また、底板10には、図2に示す如く、後
述するブーム25の後側に位置して上部旋回体2をセン
タジョイント20を中心として旋回駆動する旋回モータ
21が設けられると共に、該旋回モータ21の後方に位
置して後述の仕切板23が立設されている。さらに、右
側の縦板12には、図5に示す如く、後述の車体側配管
30,39を挿通する配管挿通穴22が設けられてい
る。
【0036】23は旋回フレーム3の底板10上に立設
された仕切板で、該仕切板23は、図2、図5に示す如
く、原動機5と旋回モータ21との間を仕切る位置で縦
板11,12間を左,右方向に延びている。また、仕切
板23の前面側には、後述の支持ブラケット37,45
が設けられている。
【0037】24は旋回フレーム3の前部側中央に俯仰
動可能に設けられたフロントで、該フロント24は、旋
回フレーム3の縦板11,12間にピン結合され一対の
ブームシリンダ25Aによって俯仰動されるブーム25
と、該ブーム25の前部側にピン結合されアームシリン
ダによって回動されるアームと、該アームの前部側にピ
ン結合されバケットシリンダによって回動される作業具
としてのバケット(いずれも図示せず)とから構成され
ている。
【0038】ここで、フロント24は、中型クラス(例
えば30トン級)の標準機種に搭載されるものが用いら
れており、本実施の形態による油圧ショベルは、中型ク
ラスの標準機種に相当する掘削能力を備えつつ、図2に
示すように、カウンタウェイト9の後端部が下部走行体
1から僅かに突出する程度にまで旋回フレーム3が小型
化された小旋回型の油圧ショベルとなっている。
【0039】26は多数の制御弁、パイロット弁等の集
合体として構成されたコントロールバルブで、該コント
ロールバルブ26は、図4ないし図6に示す如く、上部
旋回体2を小型化するために燃料タンク8の前側に配置
され、台座26Aを用いて旋回フレーム3の機器取付板
19上に取付けられると共に、旋回フレーム3上に設け
られた機器カバー27内に収容されている。
【0040】そして、コントロールバルブ26は、油圧
ポンプから吐出される圧油を走行モータ、旋回モータ
(図示せず)に給排すると共に、後述のブーム用油圧配
管28、アーム用油圧配管29、バケット用油圧配管3
8等を通じてフロント24の各油圧アクチュエータにも
圧油を給排することにより、油圧ショベルの車両やフロ
ント24をオペレータの運転操作等に応じて作動させる
ものである。
【0041】28,28はコントロールバルブ26とフ
ロント24の各ブームシリンダ25Aとを接続するブー
ム用油圧配管で、該各ブーム用油圧配管28は、基端側
(図示せず)がコントロールバルブ26に接続されると
共に、先端側が図1、図2に示す如く旋回フレーム3の
前部側から各ブームシリンダ25Aに向けて延設されて
いる。
【0042】29,29はコントロールバルブ26とフ
ロント24のアームシリンダとを接続する油圧配管とし
てのアーム用油圧配管で、該各アーム用油圧配管29
は、図4ないし図6に示す如く、後述のアーム用車体側
配管30、アーム用フロント側配管31、アーム用可撓
連結配管32を含んで構成されている。
【0043】30,30はアーム用油圧配管29のうち
旋回フレーム3側に設けられたアーム用車体側配管で、
該各アーム用車体側配管30は、例えば2箇所で屈曲す
るクランク状に形成された金属製の固定パイプ等からな
る前側分割配管30Aと、該前側分割配管30Aと管継
手30Bを用いて着脱可能に接続された略L字状の金属
製固定パイプ等からなる後側分割配管30Cと、可撓性
のホース配管33とを含んで構成され、コントロールバ
ルブ26から仕切板23に向けて後方に延設されてい
る。
【0044】そして、前側分割配管30Aの基端側は、
図4に示す如く、ホース配管33を用いて例えばコント
ロールバルブ26の前面部に接続されると共に、後述の
取付金具35を用いて旋回フレーム3の機器取付板19
上に取付けられている。また、前側分割配管30Aは、
図5に示す如く、クランク状となった長さ方向の中間部
位が縦板12の配管挿通穴22内に挿通され、該配管挿
通穴22を介して縦板12の外側から内側に延設されて
いる。さらに、前側分割配管30Aの先端側は、後述す
る他の取付金具36を用いて縦板12の内側面に取付け
られている。
【0045】また、後側分割配管30Cは、基端側が取
付金具36によって右側の縦板12に固定されている。
そして、後側分割配管30Cの先端側は、図6に示す如
く、仕切板23に沿って左側の縦板11の近傍まで左,
右方向に延びて継手部材34が取付けられている。そし
て、この継手部材34はアーム用可撓連結配管32に連
結され、後側分割配管30Cと共に後述の支持ブラケッ
ト37によって仕切板23の前面側で支持されている。
【0046】31,31は金属製の固定パイプ等からな
るアーム用フロント側配管で、該各アーム用フロント側
配管31は先端側がアームシリンダに接続され、基端側
が図5に示す如く取付金具等を用いてブーム25の上面
に固定されている。
【0047】32,32は例えばゴム等の可撓ホースか
らなるアーム用可撓連結配管で、該各アーム用可撓連結
配管32は、図5に示す如く、車体側配管30(後側分
割配管30C)の先端側とフロント側配管31の基端側
との間で前,後方向に延設され、これらの配管30,3
1を連結した状態でブーム25の俯仰動に応じて撓むも
のである。この場合、アーム用可撓連結配管32は、図
1に示す如くブーム25が仰動するときに、旋回フレー
ム3の縦板11,12間にほぼ納まるように下向きにΩ
状をなして湾曲する構成となっている。
【0048】35は旋回フレーム3の機器取付板19に
設けられた取付金具で、該取付金具35は、図7に示す
如く、機器取付板19上に固着された固定板35Aと該
固定板35Aに取付ねじ35Bを介して着脱可能に締着
された押え板35Cとの間でアーム用車体側配管30の
前側分割配管30Aを挟持し、これによって前側分割配
管30Aを前,後方向に取付位置の調整が可能な状態で
機器取付板19上に取付けるものである。
【0049】36,36は旋回フレーム3の縦板12に
設けられた取付金具で、該各取付金具36は、図4に示
す取付金具35とほぼ同様に、アーム用車体側配管30
を前,後方向に取付位置の調整が可能な状態で縦板12
の内側面に取付けている。
【0050】37は縦板11の近傍で仕切板23の前面
側に設けられた配管支持部材としての支持ブラケット
で、該支持ブラケット37は、図8に示す如く、仕切板
23に固着された固定板37Aと、該固定板37Aに取
付ねじ37B等を用いて着脱可能に締着された位置調整
板37Cと、該位置調整板37Cに他の取付ねじ37D
を用いて着脱可能に締着され、該位置調整板37Cとの
間でアーム用車体側配管30の後側分割配管30Cを挟
持する押え板37Eとから構成されている。
【0051】ここで、位置調整板37Cには、取付ねじ
37Bを挿通する各長穴37Fが前,後方向に延設さ
れ、位置調整板37Cは、固定板37Aに対して長穴3
7Fの範囲内で前,後方向に変位可能となっている。ま
た、取付ねじ37Dを弛めた状態では、後側分割配管3
0Cが位置調整板37Cと押え板37Eとの間で左,右
方向に変位可能となっている。これにより、支持ブラケ
ット37は、後側分割配管30Cとアーム用可撓連結配
管32との連結部位を前,後方向または左,右方向に位
置調整可能な状態で支持するものである。
【0052】38,38はコントロールバルブ26とフ
ロント24のバケットシリンダとを接続する油圧配管と
してのバケット用油圧配管で、該各バケット用油圧配管
38は、図4ないし図6に示す如く、アーム用油圧配管
29とほぼ同様に、金属製の固定パイプ等を含んで構成
されたバケット用車体側配管39と、金属製の固定パイ
プ等からなるバケット用フロント側配管40と、可撓ホ
ース等を用いて形成されたバケット用可撓連結配管41
とから構成されている。
【0053】そして、各バケット用車体側配管39の基
端側は、その一部をなす可撓性のホース配管42を用い
てコントロールバルブ26の後面部に接続され、旋回フ
レーム3の配管挿通穴22を介して縦板12の外側から
内側に延設されると共に、取付金具35とほぼ同様の取
付金具43を用いて底板10に取付けられている。
【0054】また、各バケット用車体側配管39の先端
側は、右側の縦板12の近傍で後述の支持ブラケット4
5によって支持されると共に、図4中に示す継手部材4
4と、可撓連結配管41と、フロント側配管40とを介
してバケットシリンダに接続されている。さらに、各バ
ケット用可撓連結配管41は、各アーム用可撓連結配管
32と共に左,右方向に対して整列した状態で前,後方
向に延設され、車体側配管39とフロント側配管40と
を連結している。
【0055】45は縦板12の近傍で仕切板23の前面
側に設けられた配管支持部材としての他の支持ブラケッ
トで、該支持ブラケット45は、図6に示す如く、支持
ブラケット37とほぼ同様に構成され、バケット用車体
側配管39と可撓連結配管41との連結部位を前,後方
向または左,右方向に位置調整可能な状態で支持するも
のである。
【0056】本実施の形態による小旋回型の油圧ショベ
ルは上述の如き構成を有するもので、次にその作動につ
いて説明する。
【0057】まず、油圧ショベルの運転時には、オペレ
ータがキャブ4内で操作レバー(図示せず)等を運転操
作すると、コントロールバルブ26は、油圧ポンプから
吐出される圧油をオペレータの運転操作等に応じて走行
モータ、旋回モータ等に給排すると共に、油圧配管2
8,29,38等を通じてフロント24の各油圧アクチ
ュエータにも圧油を給排する。これにより、オペレータ
は、油圧ショベルの走行、旋回させたり、フロント24
を駆動して掘削等の土木作業を行う。
【0058】かくして、本実施の形態では、アーム用油
圧配管29を、縦板11,12の右側に配置したコント
ロールバルブ26から後方に延設され先端側が支持ブラ
ケット37によって支持された車体側配管30と、ブー
ム25の後部側上面に設けられアームシリンダに接続さ
れるフロント側配管31と、これらの配管30,31間
を連結する可撓連結配管32とから構成し、バケット用
油圧配管38も同様に、支持ブラケット45によって支
持された車体側配管39と、フロント側配管40、可撓
連結配管41等とから構成している。
【0059】これにより、コントロールバルブ26から
後方に延設されるアーム用車体側配管30の先端側を支
持ブラケット37によって安定的に支持でき、この車体
側配管30とフロント側配管31との間を可撓連結配管
32によって容易に連結することができる。また、バケ
ット用油圧配管38においても、車体側配管39の先端
側を支持ブラケット45によって安定的に支持でき、こ
の車体側配管39とフロント側配管40との間を可撓連
結配管41によって確実に連結することができる。
【0060】この結果、本実施の形態のように、コント
ロールバルブ26を旋回フレーム3の前部右側に配置し
て上部旋回体2を小型化しつつ、標準機種のフロント2
4を備えた小旋回型の油圧ショベルに対しても、これら
の油圧配管29,38をコントロールバルブ26から後
方の仕切板23を介してブーム25の後部側へと廻込む
ように容易に配置でき、その可撓連結配管32,41を
左,右方向に対して整列した状態で前,後方向に伸長さ
せることができる。
【0061】従って、アーム用油圧配管29とバケット
用油圧配管38の配管レイアウトを可能な限り簡略化で
き、その取付時の作業性を高めることができると共に、
フロント24の掘削能力等を確保しつつ車両を小型化す
る構成とした小旋回型の油圧ショベルを実現することが
できる。
【0062】この場合、アーム用車体側配管30とバケ
ット用車体側配管39とは、旋回フレーム3の底板10
上に原動機5と旋回モータ21との間で立設された仕切
板23に支持ブラケット37,45を用いて取付けるよ
うにしたので、旋回フレーム3の前部側と建屋カバー6
内の空間との間を仕切る仕切板23を配管支持用の構造
物として利用でき、旋回フレーム3に配管支持用の特別
な構造を設けることなく、これらの車体側配管30,3
9を容易に固定することができる。また、支持ブラケッ
ト37,45をブーム25から後方へと離れた位置に配
設でき、可撓連結配管32,41を前,後方向に十分な
間隔をもって緩やかに撓ませることができる。
【0063】しかも、アーム用車体側配管30は、取付
金具35,36と支持ブラケット37とを用いて前,後
方向または左,右方向に位置調整可能な状態で旋回フレ
ーム3側に取付けたので、車体側配管30の取付時に
は、その取付位置を前,後方向に調整しつつ配管30を
固定でき、これによって車体側配管30の寸法誤差や形
状ばらつき等を吸収できると共に、取付作業を効率よく
行うことができる。また、バケット用車体側配管39も
同様に、取付金具43と支持ブラケット45とを用い
て、その取付位置を前,後方向に調整しつつ配管39を
固定することができる。
【0064】また、旋回フレーム3の縦板12には、ア
ーム用車体側配管30とバケット用車体側配管39とが
挿通される配管挿通穴22を設けたので、これらの車体
側配管30,39を縦板12の右側に配置したコントロ
ールバルブ26から配管挿通穴22を通じて縦板11,
12間へと導きつつ、仕切板23に向けて後方に延設す
ることができる。この結果、例えば車体側配管30,3
9が縦板12上を跨ぐように配置されるのを避けること
ができ、その形状やレイアウトを簡略化することができ
る。
【0065】この場合、アーム用車体側配管30は、コ
ントロールバルブ26の前面部から配管挿通穴22を通
じて左側の縦板11の後部側近くまで延設される長尺な
配管となるので、このアーム用車体側配管30を管継手
30Bにより接続された別個の分割配管30A,30C
を用いて形成している。これにより、車体側配管30の
取付作業では、縦板12の配管挿通穴22内に挿通する
前側分割配管30Aと縦板12の内側に配置する前側分
割配管30Aとを、それぞれ比較的短尺な固定パイプと
して旋回フレーム3側に対し別々に取付けることがで
き、その取付作業を効率よく行うことができる。
【0066】一方、アーム用可撓連結配管32とバケッ
ト用可撓連結配管41とは、ブーム25の仰動時にΩ状
をなして下向きに湾曲する構成としたので、これらの可
撓連結配管32,41を安定した形状で撓み変形させる
ことができ、その耐久性や寿命を向上させることができ
る。また、可撓連結配管32,41の撓み変形時には、
これらの配管32,41を旋回フレーム3の縦板11,
12間にほぼ納まるように配置でき、配管32,41を
作業現場の障害物等から保護できると共に、油圧ショベ
ルの美観を保つことができる。
【0067】なお、前記実施の形態では、旋回式建設機
械として、下部走行体1から後方に突出するカウンタウ
ェイト9の突出長さを抑える構成とした小旋回型の油圧
ショベルを例に挙げて述べたが、本発明はこれに限ら
ず、カウンタウェイト後端部の突出長さが比較的大きい
標準機種の油圧ショベルに適用してもよく、さらに例え
ば油圧クレーン等からなる他の旋回式建設機械にも適用
し得るものである。
【0068】
【発明の効果】以上詳述した通り、請求項1の発明によ
れば、油圧配管を、コントロールバルブから後方に延設
され配管支持部材に支持された車体側配管と、ブームの
後部側上面に設けられたフロント側配管と、車体側配管
とフロント側配管とを連結する可撓連結配管とから構成
したので、車体側配管の先端側を配管支持部材によって
安定的に支持でき、この車体側配管とフロント側配管と
の間を可撓連結配管によって容易に連結することができ
る。この結果、例えばコントロールバルブを旋回フレー
ムの前部側に配置して上部旋回体を小型化しつつ標準機
種のフロントを搭載した小旋回型の油圧ショベルに対し
ても、複数の油圧配管をコントロールバルブから後方の
配管支持部材を介してブームの後部側へと廻込むように
容易に配置でき、その可撓連結配管を整列した状態で
前,後方向に伸長させることができる。従って、各油圧
配管のレイアウトを可能な限り簡略化でき、その取付時
の作業性を高めることができると共に、例えばフロント
の掘削能力等を確保しつつ車両を小型化する構成とした
小旋回型の油圧ショベルを実現することができる。
【0069】また、請求項2の発明によれば、配管支持
部材を旋回モータと原動機との間に設ける構成としたの
で、配管支持部材をブームから後方へと離れた位置に配
設でき、この位置からブームに向けて延びる可撓連結配
管を前,後方向に十分な間隔をもって緩やかに撓ませる
ことができると共に、これによって可撓連結配管の耐久
性や寿命を向上させることができる。
【0070】さらに、請求項3の発明によれば、配管支
持部材を原動機と旋回モータとの間を仕切る仕切板に取
付ける構成としたので、旋回フレームの前部側と後部側
の原動機との間を仕切る仕切板を配管支持用の構造物と
して利用でき、旋回フレームに配管支持用の特別な構造
を設けることなく、車体側配管と可撓連結配管とを仕切
板に容易に固定することができる。
【0071】また、請求項4の発明によれば、配管支持
部材は、車体側配管を前,後方向または左,右方向に位
置調整可能に支持する構成としたので、車体側配管の取
付時には、その配置を配管支持部材によって調整しつつ
車体側配管を固定することができる。この結果、車体側
配管の寸法誤差や形状ばらつき等を吸収でき、その取付
作業を効率よく行うことができる。
【0072】また、請求項5の発明によれば、コントロ
ールバルブを燃料タンクの前側に配置する構成としたの
で、上部旋回体を小型化して小旋回型の建設機械を構成
でき、そのコントロールバルブから後方に伸長する油圧
配管を配管支持部材によってブームの後部側へと廻込む
ように配置することができる。
【0073】また、請求項6の発明によれば、旋回フレ
ームの縦板には、アーム配管とバケット配管とを挿通し
て縦板の左,右両側に配置する配管挿通穴を設ける構成
としたので、これらの配管を縦板の左,右方向一側に配
置したコントロールバルブから配管挿通穴を通じて左,
右方向の他側へと導きつつ、配管支持部材に向けて後方
に延設することができる。この結果、例えばアーム配管
やバケット配管が縦板上を跨ぐように配置されるのを避
けることができ、これらの形状、レイアウトを簡略化す
ることができる。
【0074】また、請求項7の発明によれば、車体側配
管は配管挿通穴の左,右両側で別個の配管を使用し、こ
れらの配管を管継手によって接続する構成としたので、
車体側配管の寸法が長尺となる場合でも、その取付作業
では、例えば車体側配管を比較的短尺な複数の固定パイ
プとして配管挿通穴の左,右両側にそれそれ配置でき、
これらの固定パイプを旋回フレーム側に対して別々に取
付けることができると共に、その取付作業を効率よく行
うことができる。
【0075】さらに、請求項8の発明によれば、可撓連
結配管はブームが仰動するときに該ブームの後部側と配
管支持部材との間でΩ状に湾曲する構成としたので、可
撓連結配管をブームの仰動時に安定した形状で撓み変形
させることができ、その耐久性や寿命を向上させること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態による旋回式建設機械を示
す一部破断の正面図である。
【図2】本発明の実施の形態による旋回式建設機械の建
屋カバー、機器カバー等を破断して示す平面図である。
【図3】旋回フレームにコントロールバルブとフロント
とを取付けた状態で示す平面図である。
【図4】アーム用油圧配管、バケット用油圧配管等を示
す図3中の要部拡大の平面図である。
【図5】旋回フレームを図4中の矢示V−V方向からみ
た縦断面図である。
【図6】旋回フレームを図4中の矢示VI−VI方向からみ
た縦断面図である。
【図7】取付金具を示す分解斜視図である。
【図8】支持ブラケットを示す分解斜視図である。
【符号の説明】
1 下部走行体 2 上部旋回体 3 旋回フレーム 4 キャブ 5 原動機 6 建屋カバー 8 燃料タンク 9 カウンタウェイト 10 底板 11,12 縦板 21 旋回モータ 22 配管挿通穴 23 仕切板 24 フロント 25 ブーム 25A ブームシリンダ(油圧アクチュエータ) 26 コントロールバルブ 29 アーム用油圧配管(油圧配管) 30 アーム用車体側配管(アーム配管) 30A 前側分割配管 30B 管継手 30C 後側分割配管 31 アーム用フロント側配管 32 アーム用可撓連結配管 35,36,43 取付金具 37,45 支持ブラケット(配管支持部材) 38 バケット用油圧配管(油圧配管) 39 バケット用車体側配管(バケット配管) 40 バケット用フロント側配管 41 バケット用可撓連結配管
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小出石 康司 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機株 式会社土浦工場内 (72)発明者 村橋 高嘉 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機株 式会社土浦工場内 Fターム(参考) 2D012 EA01 2D015 BA01

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下部走行体と、該下部走行体上に旋回可
    能に搭載された上部旋回体と、該上部旋回体に俯仰動可
    能に取付けられブーム、アーム、作業具および複数の油
    圧アクチュエータが設けられたフロントとからなり、前
    記上部旋回体は、底板と該底板上に前,後方向に伸長し
    て設けられた縦板とを有する旋回フレームと、該旋回フ
    レームの前側に位置して縦板を挟んだ左,右方向の一側
    に設けられたキャブと、該キャブの後側に位置して旋回
    フレームに設けられた原動機と、前記旋回フレームに設
    けられフロントの各油圧アクチュエータに対して油圧源
    からの圧油を給排するコントロールバルブと、該コント
    ロールバルブとフロントの各油圧アクチュエータとの間
    を接続する複数の油圧配管とを有してなる旋回式建設機
    械において、 前記旋回フレームには前記フロントのブーム後部側と原
    動機との間に位置して配管支持部材を設け、 前記コントロールバルブは前記旋回フレームの縦板を挟
    んだ左,右方向の他側であって該配管支持部材の前方な
    いし側方に位置して設け、 前記油圧配管は、コントロールバルブから後方に延設さ
    れ先端側が配管支持部材に支持された車体側配管と、前
    記ブームの後部側上面に設けられ先端側が油圧アクチュ
    エータに向けて延びるフロント側配管と、可撓ホースを
    用いて車体側配管の先端側とフロント側配管の基端側と
    の間を連結する可撓連結配管とから構成したことを特徴
    とする旋回式建設機械。
  2. 【請求項2】 前記旋回フレームには前記ブームの後側
    に位置して上部旋回体を旋回駆動する旋回モータを設
    け、前記配管支持部材は該旋回モータと原動機との間に
    設けてなる請求項1に記載の旋回式建設機械。
  3. 【請求項3】 前記配管支持部材は原動機と旋回モータ
    との間を仕切る位置で前記旋回フレームに設けられた仕
    切板に取付けてなる請求項2に記載の旋回式建設機械。
  4. 【請求項4】 前記配管支持部材は車体側配管を前,後
    方向または左,右方向に位置調整可能に支持する構成と
    してなる請求項1,2または3に記載の旋回式建設機
    械。
  5. 【請求項5】 前記旋回フレームには縦板を挟んだ左,
    右方向の他側に位置して燃料タンクを設け、前記コント
    ロールバルブは該燃料タンクの前側に配置してなる請求
    項1,2,3または4に記載の旋回式建設機械。
  6. 【請求項6】 前記車体側配管はフロントに設けられた
    アームシリンダ,バケットシリンダにそれぞれ圧油を給
    排するアーム配管,バケット配管であり、前記旋回フレ
    ームの縦板には該アーム配管とバケット配管とを挿通し
    て縦板の左,右両側に配置する配管挿通穴を設けてなる
    請求項1,2,3,4または5に記載の旋回式建設機
    械。
  7. 【請求項7】 前記車体側配管は前記配管挿通穴の左,
    右両側で別個の配管を使用し、これらの配管を管継手に
    よって接続してなる請求項6に記載の旋回式建設機械。
  8. 【請求項8】 前記可撓連結配管はブームが仰動すると
    きに該ブームの後部側と配管支持部材との間でΩ状に湾
    曲する構成としてなる請求項1,2,3,4,5,6ま
    たは7に記載の旋回式建設機械。
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