JPH059768Y2 - - Google Patents

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JPH059768Y2
JPH059768Y2 JP14598086U JP14598086U JPH059768Y2 JP H059768 Y2 JPH059768 Y2 JP H059768Y2 JP 14598086 U JP14598086 U JP 14598086U JP 14598086 U JP14598086 U JP 14598086U JP H059768 Y2 JPH059768 Y2 JP H059768Y2
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locking
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Description

【考案の詳細な説明】 〔技術分野〕 この考案は、シーリングライト等の照明器具の
カバー取付装置に関するものである。
〔背景技術〕
第9図ないし第11図に第1の従来例を示す。
すなわち、このカバー取付装置は、カバー51を
器具本体50に係止し押しボタンで解除するカバ
ー取付部52と、このカバー取付部52から離れ
た位置に設けられた落下防止部53とを備えてい
た。落下防止部52は第11図のbからaのよう
に落下防止部53を片方ずつ引掛けにより係止す
るもので、その係止状態でカバー取付部52を係
止させる。
このカバー取付装置の落下防止部53は、大型
のシーリングライトの木製枠付きカバー等カバー
51の重量が大きくなると、カバー51の取外し
時にカバー51をしつかりと持たずにカバー取付
部52を外すことにより、カバー51を誤つて落
下させてしまうという危険性を防止し、またカバ
ー51の取付時にカバー51が器具本体50に完
全に取り付いていないのにカバー51から手を離
したときのカバー51の落下を防止するものであ
る。
ところが、このカバー取付装置は、相互に離れ
た位置にあるカバー取付部52と落下防止部53
とを別々に係止または解除する必要があるため、
カバー51の取付け取り外しが困難であるという
欠点があつた。
またカバー取付部52はボタンにより簡単に取
り外すことができるが、落下防止部53はカバー
51を左右にずらす必要があるため操作が容易で
ないという欠点があつた。
これに対して、第2の従来例を第12図および
第13図に示す。すなわち、このカバー取付装置
は、器具本体50に取付けられた係止部材54に
2段の係止凹部55,56を形成し、これらの係
止凹部55,56に係止するつめ部57にカバー
51に設けたものである。カバー51の取り外し
時にはカバー51の押しボタン58で係止部材5
4を押すが、上側の係止凹部55からつめ部57
が外れてもすぐに下側の係止凹部56に引掛かる
ため、カバー51の落下を防止することができ
る。
しかしながら、このカバー取付装置は、カバー
51を取り外すときに押す押しボタン58を押し
たままにすると下側の係止凹部56とつめ部57
が係止しないため、カバー51をしつかりと支え
ない状態で押しボタン58を少し押すことにより
カバー51が落下するおそれがあるという欠点が
あつた。
〔考案の目的〕
この考案の目的は、カバーの着脱が容易でしか
も落下防止が確実なカバー取付装置を提供するこ
とである。
〔考案の開示〕
この考案のカバー取付装置は、器具本体と、こ
の器具本体に回動可能に取付けられるとともに係
止凹部を形成した第1の係止部材と、前記器具本
体に取付けられて前記第1の係止部材の前記器具
本体の縁部と反対側に配置された第2の係止部材
と、前記第1の係止部材に摺動することにより前
記第1の係止部材を回動させて前記係止凹部に係
止するつめ部を有するとともに前記つめ部が前記
係止凹部よりも前記器具本体と反対側に離れた位
置で前記第2の係止部材に係止する落下防止部材
を有するカバーと、このカバーに設けられて前記
つめ部が前記係止凹部から外れる状態に前記第1
の係止部材を押す第1の押込み位置および前記第
1の押込み位置よりも深くて前記落下防止部材を
前記第2の係止部材から解脱させる第2の押込み
位置を有する解除用の押しボタンとを備えたもの
である。
この考案の構成によれば、第1の係止部材およ
び第2の係止部材が同じ位置にあるためカバーの
着脱の容易である。また第1の押込み位置に押し
ボタンを押すことによりつめ部が第1の係止部材
から外れてカバーが器具本体から離れるが、落下
防止部材が第2の係止部材に係止するため、カバ
ーの落下を防止できる。しかもこの状態で第2の
押込み位置に押しボタンを押すことにより第2の
係止部材から落下防止部材を解除できる。このた
め、カバーの取り外し操作が容易であるととも
に、第2の押込み位置に押しボタンを押す際にカ
バーをしつかりと手にもつた状態で押しボタンを
操作することが可能になるので、落下の危険なく
カバーを取り外すことができる。
実施例 この考案の第1の実施例を第1図ないし第6に
基づいて説明する。すなわち、このカバー取付装
置は、器具本体1と、この器具本体1に回動可能
に取付けられるとともに係止凹部2を形成した第
1の係止部材3と、前記器具本体1に取付けられ
て前記第1の係止部材3の前記器具本体2の縁部
4と反対側に配置された第2の係止部材5と、前
記第1の係止部材3に摺動することにより前記第
1の係止部材3を回動させて前記係止凹部2に係
止するつめ部6を有するとともに前記つめ部6が
前記係止凹部2よりも前記器具本体1と反対側に
離れた位置で前記第2の係止部材5に係止する落
下防止部材7を有するカバー8と、このカバー8
に設けられて前記つめ部6が前記係止凹部2から
外れる状態に前記第1の係止部材3を押す第1の
押込み位置および前記第1の押込み位置よりも深
くて前記落下防止部材7を前記第2の係止部材5
から解脱させる第2の押込み位置を有する解除用
の押しボタン9とを備えている。
前記器具本体1は、平板状であつて前記縁部4
に周壁を形成している。
前記第1の係止部材3は、基端部に一対のT字
形片12を形成し、T字形片12を取付金具10
のT字形孔13に嵌合して回動自在に保持させ、
ばね14でT字形片12をT字形孔13の細幅側
に押圧している。15は第1の係止部材3を垂直
姿勢に規制するストツパである。取付金具10は
ねじ11により器具本体1に取付けられる。
前記係止凹部2は、前記第1の係止部材3に形
成された孔を実施例とし、また第1の係止部材3
に落下防止部材7を挿通する切欠16を形成して
いる。
前記第2の係止部材5は、金属製の棒状体をU
字に折曲したものを実施例とし、両端のわん曲部
17がねじ18およびナツト19で器具本体1に
取付けられる。
前記カバー8は、カバー本体20の周囲に木製
の枠21(第5図)を設けてあり、枠21の内側
に周溝22を形成する枠金具24をねじ45で取
付け、周溝22内に防虫パツキン23を装着して
いる。
前記つめ部6は、基板25の両側を折曲するこ
とにより一対形成され、また基板25より取付片
26を延出し、取付片26の垂直片27を枠21
に当接し、取付片26を枠金具24の周溝22の
底部となる下面にねじ28で取付けられる。なお
基板25には押しボタン9を挿通する切欠29を
形成している。
前記落下防止部材7は、板を略L字に折曲した
ものであり、一端片30を基板25に当接し、折
曲部31に筒部32を形成し、他端片33を屈曲
するとともに第1の係止部材3の切欠16に貫通
している。また枠金具24に筒部32に整合する
筒部34を形成し、筒部32,34に軸35を通
して落下防止部材7を回動可能に枠金具24に支
持し、かつ軸35に通されたばね36の一端を一
端片30の突片46に係止し他端を基板25に係
止して、このばね36で一端片30が基板25に
当接する方向に落下防止部材7を付勢している。
前記押しボタン9は棒状部37、太棒部38、
つまみ39からなり、枠21につまみ39を遊嵌
する孔40を形成し、つめ部6の垂直片27に太
棒部38を遊嵌する孔41を形成し、落下防止部
材7の一端片30に棒状部37を切欠29を介し
て挿通する孔42を形成して、コイルばね43を
太棒部38に通し基板25とつまみ39との間に
圧縮するとともに、棒状部37の先端部に外れ止
め片44を取付けている。また押しボタン9の第
2の押込み位置では押しボタン9が孔40に嵌ま
り込んで指が枠21の側面に接触するように寸法
設定するのが好ましい。
第5図はカバー8の装着手順を示す。同図aか
らbの状態にカバー8を器具本体1に接近して、
落下防止部材7の他端片33を第2の係止部材5
に係止する。同図cのようにカバー8をさらに器
具本体1に接近してつめ部6で第1の係止部材3
を第1図の想像線のようにばね14に抗して回動
させてつめ部6を係止凹部2に係止し、取付状態
が完了する。このとき、防虫パツキン23に器具
本体1の縁部4が密着する。
第6図はカバー8の取り外し手順を示す。同図
aから押しボタン9を第1の係止部材3を回動さ
せる第1の押込み位置まで押すことにより、つめ
部6を係止凹部2から解除させる。このとき同図
cのように落下防止部材7が第2の係止部材5に
係止する。同図dは押しボタン9をさらに落下防
止部材7を第2の係止部材5から解除させる第2
の押込み位置に押し込んで、太棒部38で落下防
止部材7の一端片30を押し、落下防止部材7を
ばね36に抗して回動させた状態である。このと
き、カバー8を少し持ち上げて押しボタン9を押
すとともに第2の押込み位置では指が枠21の側
面に接触する程度に大きく押すため、カバー8を
しつかり保持する必要があり、このため安全に保
持した状態でカバー8を器具本体1から取り外す
ことができ、落下の危険が回避できる。
この実施例よれば、第1の係止部材3および第
2の係止部材5が同じ位置にあるためカバー8の
着脱が容易である。また第1の押込み位置に押し
ボタン9を押すことによりつめ部6が第1の係止
部材3から外れてカバー8が器具本体1から離れ
るが、落下防止部材7が第2の係止部材5に係止
するため、カバー8の落下を防止できる。しかも
この状態で第2の押込み位置に押しボタン9を押
すことにより第2の係止部材5から落下防止部材
7を解除できる。このため、カバー8の取り外し
操作が容易であるとともに、第2の押込み位置に
押しボタン9を押す際にカバー8をしつかりと手
にもつた状態で押しボタン8を操作することが可
能になるので、落下の危険なくカバー8を取り外
すことができる。
この考案の第2の実施例を第7図および第8図
に示す。すなわち、このカバー取付装置は、前記
落下防止部材7が回動自在に構成されたのに対し
て、落下防止部材7を取付片26に枠金具24に
取付けるねじ28でともに固定し、押しボタン9
を第2の押込み位置に押し込むことにより第1の
係止部材3をさらに回動し、第1の係止部材3に
より第2の係止部材5をその金属弾性を利用して
第7図の想像線のように回動させて落下防止部材
7を解除させるものである。なおこの場合、押し
ボタン9の先端で直接第2の係止部材5を押して
回動させるようにしてもよい。その他は第1の実
施例と同様である。
なお、この考案においてカバーは、グローブ、
透光パネルを含むものとする。
〔考案の効果〕
この考案のカバー取付装置によれば、第1の係
止部材および第2の係止部材が同じ位置にあるた
めカバーの着脱が容易である。また第1の押込み
位置に押しボタンを押すことによりつめ部が第1
の係止部材から外れてカバーが器具本体から離れ
るが、落下防止部材が第2の係止部材に係止する
ため、カバーの落下を防止できる。しかもこの状
態で第2の押込み位置に押しボタンを押すことに
より第2の係止部材から落下防止部材を解除でき
る。このため、カバーの取り外し操作が容易であ
るとともに、第2の押込み位置に押しボタンを押
す際にカバーをしつかりと手にもつた状態に押し
ボタンを操作することが可能になるので、落下の
危険なくカバーを取り外すことができるという効
果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の第1の実施例の要部断面
図、第2図はその分解斜視図、第3図は第1の係
止部材の取付金具から外した状態の分解斜視図、
第4図は第1の係止部材を取付金具に取付け状態
の斜視図、第5図はカバーの取付手順を示す説明
図、第6図はカバーの取り外し手順を示す説明
図、第7図は第2の実施例の要部断面図、第8図
はその分解斜視図、第9図は第1の従来例の照明
器具の外観を示す斜視図、第10図はその器具本
体を示す斜視図、第11図はカバーの落下防止部
への取付手順を示す説明図、第12図は第2の従
来例の分解斜視図、第13図は係止部材およびつ
め部を示す分解斜視図である。 1……器具本体、2……係止凹部、3……第1
の係止部材、4……縁部、5……第2の係止部
材、6……つめ部、7……落下防止部材、8……
カバー、9……押しボタン。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 器具本体と、この器具本体に回動可能に取付
    けられるとともに係止凹部を形成した第1の係
    止部材と、前記器具本体に取付けられて前記第
    1の係止部材の前記器具本体の縁部と反対側に
    配置された第2の係止部材と、前記第1の係止
    部材に摺動することにより前記第1の係止部材
    を回動させて前記係止凹部に係止するつめ部を
    有するとともに前記つめ部が前記係止凹部より
    も前記器具本体と反対側に離れた位置で前記第
    2の係止部材に係止する落下防止部材を有する
    カバーと、このカバーに設けられて前記つめ部
    が前記係止凹部から外れる状態に前記第1の係
    止部材を押す第1の押込み位置および前記第1
    の押込み位置よりも深くて前記落下防止部材を
    前記第2の係止部材から解脱させる第2の押込
    み位置を有する解除用の押しボタンとを備えた
    カバー取付装置。 (2) 前記押しボタンは、これを前記第2の押込み
    位置まで押すことにより、前記第2の係止部材
    から解脱する状態に前記落下防止部材を回動さ
    せる実用新案登録請求の範囲第(1)項記載のカバ
    ー取付装置。 (3) 前記押しボタンは、これを前記第2の押込み
    位置まで押すことにより、前記落下防止部材を
    解脱する状態に前記第1の係止部材で前記第2
    の係止部材を回動させる実用新案登録請求の範
    囲第(1)項記載のカバー取付装置。
JP14598086U 1986-09-24 1986-09-24 Expired - Lifetime JPH059768Y2 (ja)

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JP14598086U JPH059768Y2 (ja) 1986-09-24 1986-09-24

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JPS6352212U JPS6352212U (ja) 1988-04-08
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP4481430B2 (ja) * 2000-05-10 2010-06-16 三菱電機株式会社 エレベーターかごの天井装置

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