JPH0112782Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0112782Y2 JPH0112782Y2 JP1982063252U JP6325282U JPH0112782Y2 JP H0112782 Y2 JPH0112782 Y2 JP H0112782Y2 JP 1982063252 U JP1982063252 U JP 1982063252U JP 6325282 U JP6325282 U JP 6325282U JP H0112782 Y2 JPH0112782 Y2 JP H0112782Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- battery
- spring
- holding
- hole
- hook
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- WHXSMMKQMYFTQS-UHFFFAOYSA-N Lithium Chemical compound [Li] WHXSMMKQMYFTQS-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000005611 electricity Effects 0.000 description 1
- 229910052744 lithium Inorganic materials 0.000 description 1
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 230000000717 retained effect Effects 0.000 description 1
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- Y02E60/12—
Landscapes
- Electromechanical Clocks (AREA)
- Battery Mounting, Suspending (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は電池により作動する腕時計の電池保持
構造に関するものである。
構造に関するものである。
従来の腕時計の電池保持構造は、電池のモジユ
ール内に収容した後、裏蓋方向から板をかぶせ
て、この板をネジ止めすることにより電池を保持
するものが多かつた。
ール内に収容した後、裏蓋方向から板をかぶせ
て、この板をネジ止めすることにより電池を保持
するものが多かつた。
このような構造においては、電池の着脱を即座
に行うことができず、またリチウム電池等の径の
大きい電池を使用する場合、電池押え用の板も大
型化しなければならなかつた。
に行うことができず、またリチウム電池等の径の
大きい電池を使用する場合、電池押え用の板も大
型化しなければならなかつた。
また電池の側面に電池バネを当接させる電池保
持構造もあつたが電池との導通は可能でも完全に
電池を保持することはできず、この場合実質的に
は裏蓋をはめることにより電池を固定させるもの
であり、裏蓋にアラームの鳴りのための圧電素子
等が設けられている場合には圧電素子と電池との
絶縁を計つたりあるいは電池と重ならない位置に
配置しなければならなかつた。
持構造もあつたが電池との導通は可能でも完全に
電池を保持することはできず、この場合実質的に
は裏蓋をはめることにより電池を固定させるもの
であり、裏蓋にアラームの鳴りのための圧電素子
等が設けられている場合には圧電素子と電池との
絶縁を計つたりあるいは電池と重ならない位置に
配置しなければならなかつた。
本考案は、電池押えバネと電池の一部を引掛け
る部材とにより電池を2点で保持させることによ
り、前記従来例の欠点を解消し、電池の着脱が極
めて容易な腕時計の電池保持構造を提供するもの
である。以下図面に基づいて本考案の実施例を説
明する。第1図は本考案における腕時計の裏蓋を
取り除いた裏面図である。
る部材とにより電池を2点で保持させることによ
り、前記従来例の欠点を解消し、電池の着脱が極
めて容易な腕時計の電池保持構造を提供するもの
である。以下図面に基づいて本考案の実施例を説
明する。第1図は本考案における腕時計の裏蓋を
取り除いた裏面図である。
1は時計ケース、2は時計ケースに取り付けら
れたプラスチツク等よりなる支持部材としてのデ
バイスカバーである。このデバイスカバー2に
は、電池穴2bと、この電池穴2bの一部にかぶ
さるように設けられている引掛け部2aと、肉薄
部2cと、この肉薄部2cより裏蓋方向に突出す
る突起2d,2eとが設けられている。3は電池
押えバネであり、バネ部3aと、このバネ部3a
が裏蓋方向に浮き上がることを防ぐためのストツ
パ3bと、裏蓋等との電気的接触を計るための接
点部3cと、回路基板5との電気的接触を計るた
めの接点部3dとが設けられている。
れたプラスチツク等よりなる支持部材としてのデ
バイスカバーである。このデバイスカバー2に
は、電池穴2bと、この電池穴2bの一部にかぶ
さるように設けられている引掛け部2aと、肉薄
部2cと、この肉薄部2cより裏蓋方向に突出す
る突起2d,2eとが設けられている。3は電池
押えバネであり、バネ部3aと、このバネ部3a
が裏蓋方向に浮き上がることを防ぐためのストツ
パ3bと、裏蓋等との電気的接触を計るための接
点部3cと、回路基板5との電気的接触を計るた
めの接点部3dとが設けられている。
この電池押えバネ3は、第2図に示すように、
一枚の金属板よりなるものであり、バネ部3aよ
り突出する押え部3a′を点線Bより図中手前に折
り曲げ、またバネ部3aを点線B′より押え部3
a′と反対の方向に折り曲げて使用する。
一枚の金属板よりなるものであり、バネ部3aよ
り突出する押え部3a′を点線Bより図中手前に折
り曲げ、またバネ部3aを点線B′より押え部3
a′と反対の方向に折り曲げて使用する。
電池押えバネ3は、デバイスカバー2の突起2
d,2eに電池押えバネ3の穴3e,3fを適合
させることにより位置決めされ、ネジ7,8によ
りデバイスカバー2とともに時計ケース1に固定
されている。4は電池であり、その一部がデバイ
スカバー2の引掛け部2aに係合し、また他の一
部が電池押えバネ3に係合することにより保持さ
れている。6は回路基板5に取り付けられた電池
受けバネである。
d,2eに電池押えバネ3の穴3e,3fを適合
させることにより位置決めされ、ネジ7,8によ
りデバイスカバー2とともに時計ケース1に固定
されている。4は電池であり、その一部がデバイ
スカバー2の引掛け部2aに係合し、また他の一
部が電池押えバネ3に係合することにより保持さ
れている。6は回路基板5に取り付けられた電池
受けバネである。
この電池受けバネ6は、その中央部に設けられ
ているバネ部6aにより電池4を裏蓋方向に押圧
している。従つて、電池押えバネ3のバネ部3a
を電池押えバネ3の本体の方向へ引き寄せると、
電池4と電池押えバネ3の押え部3a′との係合状
態が解除され、電池受けバネ6により電池4は押
し上げられて電池穴2bから飛出すことになる。
ているバネ部6aにより電池4を裏蓋方向に押圧
している。従つて、電池押えバネ3のバネ部3a
を電池押えバネ3の本体の方向へ引き寄せると、
電池4と電池押えバネ3の押え部3a′との係合状
態が解除され、電池受けバネ6により電池4は押
し上げられて電池穴2bから飛出すことになる。
このように、、本考案における電池押えバネ3
は、電池4に接触して電池4との電気的接触を計
るとともに、バネ部3aの弾力と電池4の上面に
掛かる押え部3a′とにより電池4の一部を保持す
るものでもある。
は、電池4に接触して電池4との電気的接触を計
るとともに、バネ部3aの弾力と電池4の上面に
掛かる押え部3a′とにより電池4の一部を保持す
るものでもある。
第3図は第1図に示す腕時計のA−A線断面図
である。デバイスカバー2の引掛け部2aは電池
穴2bの開口部の一部にかかるように突出してお
り、電池4の上面に係合して電池4の垂直方向へ
の動きを抑制している。
である。デバイスカバー2の引掛け部2aは電池
穴2bの開口部の一部にかかるように突出してお
り、電池4の上面に係合して電池4の垂直方向へ
の動きを抑制している。
また、電池押えバネ3のバネ部3aと押え部3
a′は、デバイスカバー2の引掛け部2aに対向す
る所に位置しており、引掛け部2a同様、電池4
の上面に係合して電池4の垂直方向への動きを抑
制している。この電池押えバネ3にはバネ部3a
の浮き上がりを防ぐためのストツパ3bが設けら
れているため、より確実に電池を保持している。
a′は、デバイスカバー2の引掛け部2aに対向す
る所に位置しており、引掛け部2a同様、電池4
の上面に係合して電池4の垂直方向への動きを抑
制している。この電池押えバネ3にはバネ部3a
の浮き上がりを防ぐためのストツパ3bが設けら
れているため、より確実に電池を保持している。
電池4の水平方向への動きを抑制するのは、電
池穴2bの内壁と電池押えバネ3のバネ部3aで
あり、このバネ部3aは電池4を電池穴2bの内
壁に押え付ける役割も果たしている。
池穴2bの内壁と電池押えバネ3のバネ部3aで
あり、このバネ部3aは電池4を電池穴2bの内
壁に押え付ける役割も果たしている。
これと同様に、電池受けバネ6は、電池4はデ
バイスカバー2の引掛け部2aと電池押えバネ3
の押え部3a′に押え付ける役割も果たしている。
バイスカバー2の引掛け部2aと電池押えバネ3
の押え部3a′に押え付ける役割も果たしている。
このように電池4は、デバイスカバー2に取り
付けられると、各電池バネの働きにより確実に保
持されるものである。
付けられると、各電池バネの働きにより確実に保
持されるものである。
電池4を取りはずす時には、前述したように、
電池押えバネ3と電池4との係合状態を解除すれ
ば取りはずすことができ、また電池4を取り付け
る際には、電池4の一部をデバイスカバー2の引
掛け部2aの下に入れ、電池押えバネ3のバネ部
3aを引き寄せた後電池4を電池穴2b内に押し
込み、電池押えバネ3の弾力によりバネ部3aを
復帰させて電池4に係合させることにより電池4
を取り付けることができる。
電池押えバネ3と電池4との係合状態を解除すれ
ば取りはずすことができ、また電池4を取り付け
る際には、電池4の一部をデバイスカバー2の引
掛け部2aの下に入れ、電池押えバネ3のバネ部
3aを引き寄せた後電池4を電池穴2b内に押し
込み、電池押えバネ3の弾力によりバネ部3aを
復帰させて電池4に係合させることにより電池4
を取り付けることができる。
尚、裏蓋9には圧電素子10が電池4とすき間
を保つて接着されている。
を保つて接着されている。
以上より本考案によれば、電池の着脱の際に、
ネジ等を着脱することなく、極めて簡単な操作で
電池を着脱することができる。
ネジ等を着脱することなく、極めて簡単な操作で
電池を着脱することができる。
また、電池の径の大きいものを使用しても、電
池を押える部材を大型化することなく使用するこ
とができるため、汎用性を高めることができる。
さらに、本考案においては裏蓋がまつたく電池に
接することなく電池を保持することができるた
め、裏蓋に圧電素子等を設けても特に絶縁シート
等を設ける必要はない。また、デバイスカバー2
の引掛け部2aを裏蓋に当接するように構成すれ
ば、電池と裏蓋との距離を常に一定に保つことも
できる。尚、本考案における支持部材としてのデ
バイスカバー2は、単に回路基板等をカバーする
ものであつても良いし、またモジユールを構成す
る支持枠等であつても良い。
池を押える部材を大型化することなく使用するこ
とができるため、汎用性を高めることができる。
さらに、本考案においては裏蓋がまつたく電池に
接することなく電池を保持することができるた
め、裏蓋に圧電素子等を設けても特に絶縁シート
等を設ける必要はない。また、デバイスカバー2
の引掛け部2aを裏蓋に当接するように構成すれ
ば、電池と裏蓋との距離を常に一定に保つことも
できる。尚、本考案における支持部材としてのデ
バイスカバー2は、単に回路基板等をカバーする
ものであつても良いし、またモジユールを構成す
る支持枠等であつても良い。
このように本考案は極めて実用効果の高い腕時
計の電池保持構造を提供するものである。
計の電池保持構造を提供するものである。
第1図は本考案における腕時計の裏蓋を取り除
いた裏面図、第2図は第1図に示す電池押えバネ
の平面図、第3図は第1図のA−A線断面図であ
る。 1……時計ケース、2……デバイスカバー、2
a……引掛け部、2b……電池穴、3……電池押
えバネ、3a……バネ部、3a′……押え部、3b
……ストツパ、4……電池、5……回路基板、6
……電池受けバネ。
いた裏面図、第2図は第1図に示す電池押えバネ
の平面図、第3図は第1図のA−A線断面図であ
る。 1……時計ケース、2……デバイスカバー、2
a……引掛け部、2b……電池穴、3……電池押
えバネ、3a……バネ部、3a′……押え部、3b
……ストツパ、4……電池、5……回路基板、6
……電池受けバネ。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 電池穴と、該電池穴の縁に設けられ前記電池穴
の一部にかぶさりかつ電池の一方の面に係合する
引掛け部とを有する支持部材と、 前記電池穴内中央に位置し、電池の他方の面に
当接して押圧する電池受けバネと、 電池の側面に当接するバネ部と、該バネ部より
突出し前記引掛け部に対向する位置に設けられた
前記電池の一方の面に係合する押え部と、前記バ
ネ部の先端に係合してその浮き上がりを防ぐスト
ツパとを有する電池押えバネと、 からなることを特徴とする腕時計の電池保持構
造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6325282U JPS58165972U (ja) | 1982-04-30 | 1982-04-30 | 腕時計の電池保持構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6325282U JPS58165972U (ja) | 1982-04-30 | 1982-04-30 | 腕時計の電池保持構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58165972U JPS58165972U (ja) | 1983-11-05 |
JPH0112782Y2 true JPH0112782Y2 (ja) | 1989-04-13 |
Family
ID=30073360
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6325282U Granted JPS58165972U (ja) | 1982-04-30 | 1982-04-30 | 腕時計の電池保持構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58165972U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021174591A (ja) * | 2020-04-20 | 2021-11-01 | 三菱電機株式会社 | 電池固定装置 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60141585U (ja) * | 1984-03-01 | 1985-09-19 | セイコーインスツルメンツ株式会社 | 電子時計の電池の支持構造 |
WO2001077762A1 (en) * | 2000-04-06 | 2001-10-18 | Seiko Instruments Inc. | Battery holding structure for electronic timepieces |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57154068U (ja) * | 1981-03-24 | 1982-09-28 | ||
JPS57195760U (ja) * | 1981-06-08 | 1982-12-11 | ||
JPS58113959U (ja) * | 1982-01-29 | 1983-08-04 | 日本光電工業株式会社 | 電池ホルダ− |
-
1982
- 1982-04-30 JP JP6325282U patent/JPS58165972U/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021174591A (ja) * | 2020-04-20 | 2021-11-01 | 三菱電機株式会社 | 電池固定装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58165972U (ja) | 1983-11-05 |
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